JP2663874B2 - 書状押印装置 - Google Patents
書状押印装置Info
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- JP2663874B2 JP2663874B2 JP21227694A JP21227694A JP2663874B2 JP 2663874 B2 JP2663874 B2 JP 2663874B2 JP 21227694 A JP21227694 A JP 21227694A JP 21227694 A JP21227694 A JP 21227694A JP 2663874 B2 JP2663874 B2 JP 2663874B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、書状押印装置に関し、
特に書状に貼られた切手や料額印面に消印を行う書状押
印装置に関する。
特に書状に貼られた切手や料額印面に消印を行う書状押
印装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の書状押印装置の押印部の
概略構成図である。
概略構成図である。
【０００３】従来、書状押印装置の押印部は、図３に示
すように、書状に押印を行うために書状の搬送経路と対
向配置された押印ハブ２５０と、押印ハブ２５０と接触
回転して押印ハブ２５０にインクを供給する墨ローラ２
２０と、墨ローラ２２０を回転自在に支持するためのベ
ース２１０と、これらを押印ハブ２５０の一側面を残し
て覆うカバー２３０と、カバー２３０の内側にベース２
１０を保持させるための蝶ねじ２４０とから構成され、
蝶ねじ２４０の軸線を中心に墨ローラ２２０の軸線が移
動するようになっている。
すように、書状に押印を行うために書状の搬送経路と対
向配置された押印ハブ２５０と、押印ハブ２５０と接触
回転して押印ハブ２５０にインクを供給する墨ローラ２
２０と、墨ローラ２２０を回転自在に支持するためのベ
ース２１０と、これらを押印ハブ２５０の一側面を残し
て覆うカバー２３０と、カバー２３０の内側にベース２
１０を保持させるための蝶ねじ２４０とから構成され、
蝶ねじ２４０の軸線を中心に墨ローラ２２０の軸線が移
動するようになっている。
【０００４】上記の構成にて、搬送される書状（不図
示）が押印ハブ２５０上を通過すると、押印ハブ２５０
が回転し書状に押印が行われる。押印のためのインクの
供給は墨ローラ２２０が押印ハブ２５０に接していて、
１回押印するごとに墨ローラ２２０から押印ハブ２５０
にインクが転移することで行われる。また、押印印影の
濃度の調節は、蝶ねじ２４０を緩めてベース２１０の角
度を変える、すなわち押印ハブ２５０に対する墨ローラ
２２０の接触圧を変えることにより行われていた。
示）が押印ハブ２５０上を通過すると、押印ハブ２５０
が回転し書状に押印が行われる。押印のためのインクの
供給は墨ローラ２２０が押印ハブ２５０に接していて、
１回押印するごとに墨ローラ２２０から押印ハブ２５０
にインクが転移することで行われる。また、押印印影の
濃度の調節は、蝶ねじ２４０を緩めてベース２１０の角
度を変える、すなわち押印ハブ２５０に対する墨ローラ
２２０の接触圧を変えることにより行われていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の書状押印装置は、押印印影の濃淡の度合を調節
する場合、蝶ねじを緩め、ベースの角度を変え、蝶ねじ
を締め、押印印影の濃淡の度合を確認する、という一連
の動作を繰返し行わなければならない。このため、押印
印影の濃度を調節するのに時間がかかるという問題点が
ある。
た従来の書状押印装置は、押印印影の濃淡の度合を調節
する場合、蝶ねじを緩め、ベースの角度を変え、蝶ねじ
を締め、押印印影の濃淡の度合を確認する、という一連
の動作を繰返し行わなければならない。このため、押印
印影の濃度を調節するのに時間がかかるという問題点が
ある。
【０００６】そして、蝶ねじを締め付ける際には、ベー
スが同時に動き、ねじの軸線を中心にローラの軸線が移
動してしまうため、ベースが動かないように押えながら
蝶ねじを締めなければならず、作業性が悪いという問題
点もある。
スが同時に動き、ねじの軸線を中心にローラの軸線が移
動してしまうため、ベースが動かないように押えながら
蝶ねじを締めなければならず、作業性が悪いという問題
点もある。
【０００７】そこで本発明は、上述したような従来の技
術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ベー
スの角度の調節方法を簡易化することにより、迅速に押
印印影の濃度を調節し、この場合の作業性を向上するこ
とができる書状押印装置を提供することを目的とする。
術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ベー
スの角度の調節方法を簡易化することにより、迅速に押
印印影の濃度を調節し、この場合の作業性を向上するこ
とができる書状押印装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、装置の外郭であるカバー内に、書状に押印
を行う押印ハブと、前記押印ハブと接触回転して前記押
印ハブにインクを供給する墨ローラと、前記カバーの内
側に固定され、前記墨ローラを回転自在に支持するベー
スとを少なくとも備え、書状に消印を行う書状押印装置
において、一端が前記ベースに固着され、他端が前記カ
バーの一側面を貫通したねじ棒を有し、前記カバーの一
側面を介して前記ねじ棒の両側にそれぞれナットが組み
付けられていることを特徴とする。
に本発明は、装置の外郭であるカバー内に、書状に押印
を行う押印ハブと、前記押印ハブと接触回転して前記押
印ハブにインクを供給する墨ローラと、前記カバーの内
側に固定され、前記墨ローラを回転自在に支持するベー
スとを少なくとも備え、書状に消印を行う書状押印装置
において、一端が前記ベースに固着され、他端が前記カ
バーの一側面を貫通したねじ棒を有し、前記カバーの一
側面を介して前記ねじ棒の両側にそれぞれナットが組み
付けられていることを特徴とする。
【０００９】また、前記カバーの一側面を介して前記ね
じ棒の両側にそれぞれ前記ナットの代わりに蝶ねじが組
み付けられていることを特徴とする。
じ棒の両側にそれぞれ前記ナットの代わりに蝶ねじが組
み付けられていることを特徴とする。
【００１０】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、搬送さ
れる書状が押印ハブ上を通過すると、押印ハブが回転し
書状に押印が行われる。押印ハブには墨ローラが接触回
転してインクの供給が行われるが、押印印影の濃淡の度
合はベースの角度を変えることにより墨ローラが押印ハ
ブに押し付けられる強さが変わりそれによって変化する
ため、押印印影の濃度の調節は、ベースの角度を調節す
ることによって行われる。そこで、ベースの角度を調節
するためにねじ棒の一端がベースに固着され、ねじ棒の
他端がカバーの一側面を貫通し、さらに、カバーの一側
面を介してねじ棒の両側にそれぞれナットが組み付けら
れているので、押印印影の濃度の調節は、カバー側面両
側のねじ棒に組み付けられたナットをそれぞれ締めたり
緩めたりして、ベースの角度を調節することによって行
われる。
れる書状が押印ハブ上を通過すると、押印ハブが回転し
書状に押印が行われる。押印ハブには墨ローラが接触回
転してインクの供給が行われるが、押印印影の濃淡の度
合はベースの角度を変えることにより墨ローラが押印ハ
ブに押し付けられる強さが変わりそれによって変化する
ため、押印印影の濃度の調節は、ベースの角度を調節す
ることによって行われる。そこで、ベースの角度を調節
するためにねじ棒の一端がベースに固着され、ねじ棒の
他端がカバーの一側面を貫通し、さらに、カバーの一側
面を介してねじ棒の両側にそれぞれナットが組み付けら
れているので、押印印影の濃度の調節は、カバー側面両
側のねじ棒に組み付けられたナットをそれぞれ締めたり
緩めたりして、ベースの角度を調節することによって行
われる。
【００１１】また、ナットの代わりに蝶ねじが組み込ま
れている場合は、蝶ねじを締めたり緩めたりしてベース
の角度を調節することによって行われる。
れている場合は、蝶ねじを締めたり緩めたりしてベース
の角度を調節することによって行われる。
【００１２】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１３】（第１の実施例）図１は本発明の書状押印
装置の第１の実施例の押印部の構成概略図である。
装置の第１の実施例の押印部の構成概略図である。
【００１４】本実施例における書状押印装置は、図１に
示すように、書状に押印を行うために書状の搬送経路と
対向配置された押印ハブ５０と、押印ハブ５０と接触回
転して押印ハブ５０にインクを供給する墨ローラ２０
と、墨ローラ２０を回転自在に支持するためのベース１
０と、これらを押印ハブ５０の一側面を残して覆うカバ
ー３０と、カバー３０の内側にベース１０を保持させる
ための蝶ねじ４０とを備え、蝶ねじ４０の軸線を中心に
墨ローラ２２０の軸線が移動するようになっている。さ
らにベース１０の締め付け側の端部には、ねじ棒７０の
一端が固着されている。ねじ棒７０の他端は、カバー３
０の一側面を貫通している。そして、カバー３０の側面
を介してねじ棒７０の両側にはそれぞれナット６０，８
０が組み付けられている。
示すように、書状に押印を行うために書状の搬送経路と
対向配置された押印ハブ５０と、押印ハブ５０と接触回
転して押印ハブ５０にインクを供給する墨ローラ２０
と、墨ローラ２０を回転自在に支持するためのベース１
０と、これらを押印ハブ５０の一側面を残して覆うカバ
ー３０と、カバー３０の内側にベース１０を保持させる
ための蝶ねじ４０とを備え、蝶ねじ４０の軸線を中心に
墨ローラ２２０の軸線が移動するようになっている。さ
らにベース１０の締め付け側の端部には、ねじ棒７０の
一端が固着されている。ねじ棒７０の他端は、カバー３
０の一側面を貫通している。そして、カバー３０の側面
を介してねじ棒７０の両側にはそれぞれナット６０，８
０が組み付けられている。
【００１５】次に本実施例における書状押印装置の動作
について説明する。
について説明する。
【００１６】図１において、搬送される書状（不図示）
が押印ハブ５０上を通過すると、押印ハブ５０が回転し
書状に押印が行われる。押印のためのインクの供給は、
墨ローラ２０が押印ハブ５０に接していて、１回押印す
るごとに墨ローラ２０から押印ハブ５０にインクが転移
されることによって行われる。また、押印印影の濃淡の
度合は墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付けられる強
さにより変化するため、押印印影の濃淡の度合を調節す
るときは、墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付けられ
る強さを変えなければならない。そこで、墨ローラ２０
が押印ハブ５０に押し付けられる強さを強くする（ベー
ス１０をＡ方向に回転させる）場合は、まずナット８０
を適当に緩め、次にナット６０を締め付け、墨ローラ２
０が任意の位置となるまでねじ棒７０をベース１０の外
側に引き出した後、ナット８０を締め付けベース１０を
固定する。また、墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付
けられる強さを弱くする（ベース１０をＢ方向に回転さ
せる）場合は、まずナット６０を適当に緩め、次にナッ
ト８０を締め付け、墨ローラ２０が任意の位置となるま
でねじ棒７０をベース１０の内側に引き入れた後、ナッ
ト６０を締め付けベース１０を固定する。
が押印ハブ５０上を通過すると、押印ハブ５０が回転し
書状に押印が行われる。押印のためのインクの供給は、
墨ローラ２０が押印ハブ５０に接していて、１回押印す
るごとに墨ローラ２０から押印ハブ５０にインクが転移
されることによって行われる。また、押印印影の濃淡の
度合は墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付けられる強
さにより変化するため、押印印影の濃淡の度合を調節す
るときは、墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付けられ
る強さを変えなければならない。そこで、墨ローラ２０
が押印ハブ５０に押し付けられる強さを強くする（ベー
ス１０をＡ方向に回転させる）場合は、まずナット８０
を適当に緩め、次にナット６０を締め付け、墨ローラ２
０が任意の位置となるまでねじ棒７０をベース１０の外
側に引き出した後、ナット８０を締め付けベース１０を
固定する。また、墨ローラ２０が押印ハブ５０に押し付
けられる強さを弱くする（ベース１０をＢ方向に回転さ
せる）場合は、まずナット６０を適当に緩め、次にナッ
ト８０を締め付け、墨ローラ２０が任意の位置となるま
でねじ棒７０をベース１０の内側に引き入れた後、ナッ
ト６０を締め付けベース１０を固定する。
【００１７】（第２の実施例）図２は本発明の書状押印
装置の第２の実施例の押印部の構成概略図である。
装置の第２の実施例の押印部の構成概略図である。
【００１８】本実施例における書状押印装置は、図２に
示すように、第１の実施例のナット６０，８０の代わり
に蝶ねじ１６５，１８５を組み付け、その他の構成は第
１の実施例と同様である。
示すように、第１の実施例のナット６０，８０の代わり
に蝶ねじ１６５，１８５を組み付け、その他の構成は第
１の実施例と同様である。
【００１９】本実施例において押印印影の濃淡の度合を
調節するときは、蝶ねじ１６５，１８５を締めたり緩め
たりしてベースの角度を調節することによって行う。
調節するときは、蝶ねじ１６５，１８５を締めたり緩め
たりしてベースの角度を調節することによって行う。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００２１】請求項１に記載のものにおいては、ベース
にねじ棒の一端を固着し、ねじ棒の他端がカバーの一側
面を貫通し、その側面を介してねじ棒の両側にナットを
組み付け、ナットを締めたり緩めたりすることによって
ベースの角度を調節する構成としたことにより、押印印
影の濃淡の度合を調節するのに、調節しては確認すると
いう繰返しの動作を行うことなく、迅速に押印印影の濃
淡の度合を調節でき、また、ベースの角度を調節する際
に、ベースが動かないように押えながら蝶ねじを締める
必要がなくなり、押印印影の濃淡の度合を調節する作業
性の向上を図ることができる。
にねじ棒の一端を固着し、ねじ棒の他端がカバーの一側
面を貫通し、その側面を介してねじ棒の両側にナットを
組み付け、ナットを締めたり緩めたりすることによって
ベースの角度を調節する構成としたことにより、押印印
影の濃淡の度合を調節するのに、調節しては確認すると
いう繰返しの動作を行うことなく、迅速に押印印影の濃
淡の度合を調節でき、また、ベースの角度を調節する際
に、ベースが動かないように押えながら蝶ねじを締める
必要がなくなり、押印印影の濃淡の度合を調節する作業
性の向上を図ることができる。
【００２２】請求項２に記載のものにおいては、請求項
１に記載のものに対し、ねじ棒にナットの代わりに蝶ね
じを組み付け、蝶ねじを締めたり緩めたりすることによ
ってベースの角度を調節する構成としたことにより、ナ
ットを締めたりするときのように工具を使うことなくベ
ースの角度を調節することができるため、さらに迅速
に、また作業性良く押印印影の濃淡の度合を調節するこ
とができる。
１に記載のものに対し、ねじ棒にナットの代わりに蝶ね
じを組み付け、蝶ねじを締めたり緩めたりすることによ
ってベースの角度を調節する構成としたことにより、ナ
ットを締めたりするときのように工具を使うことなくベ
ースの角度を調節することができるため、さらに迅速
に、また作業性良く押印印影の濃淡の度合を調節するこ
とができる。
【図１】本発明の書状押印装置の第１の実施例の押印部
の構成概略図である。
の構成概略図である。
【図２】本発明の書状押印装置の第２の実施例の押印部
の構成概略図である。
の構成概略図である。
【図３】従来の書状押印装置の押印部の構成概略図であ
る。
る。
１０，１１０ ベース ２０，１２０ 墨ローラ ３０，１３０ カバー ４０，１４０，１６５，１８５ 蝶ねじ ５０，１５０ 押印ハブ ６０，８０ ナット ７０，１７０ ねじ棒
Claims (2)
- 【請求項１】 装置の外郭であるカバー内に、 書状に押印を行う押印ハブと、 前記押印ハブと接触回転して前記押印ハブにインクを供
給する墨ローラと、 前記カバーの内側に固定され、前記墨ローラを回転自在
に支持するベースとを少なくとも備え、書状に消印を行
う書状押印装置において、 一端が前記ベースに固着され、他端が前記カバーの一側
面を貫通したねじ棒を有し、 前記カバーの一側面を介して前記ねじ棒の両側にそれぞ
れナットが組み付けられていることを特徴とする書状押
印装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の書状押印装置におい
て、 前記カバーの一側面を介して前記ねじ棒の両側にそれぞ
れ前記ナットの代わりに蝶ねじが組み付けられているこ
とを特徴とする書状押印装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227694A JP2663874B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 書状押印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21227694A JP2663874B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 書状押印装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872377A JPH0872377A (ja) | 1996-03-19 |
| JP2663874B2 true JP2663874B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16619926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21227694A Expired - Fee Related JP2663874B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | 書状押印装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103129193B (zh) * | 2013-02-05 | 2014-12-24 | 河北汇金机电股份有限公司 | 一种基于铜章的自动盖章机构 |
| CN210792525U (zh) * | 2019-07-15 | 2020-06-19 | 苏州东纳电子科技有限公司 | 一种适用于滚轮盖章机的油墨控制机构 |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP21227694A patent/JP2663874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0872377A (ja) | 1996-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |