JPH0680535A - 泡沫状頭髪化粧料 - Google Patents
泡沫状頭髪化粧料Info
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- JPH0680535A JPH0680535A JP28933592A JP28933592A JPH0680535A JP H0680535 A JPH0680535 A JP H0680535A JP 28933592 A JP28933592 A JP 28933592A JP 28933592 A JP28933592 A JP 28933592A JP H0680535 A JPH0680535 A JP H0680535A
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Abstract
ェニルポリシロキサン(いずれも重合度が約900〜1
200)0.3〜3重量%と(B)ジメチルポリシロキ
サン又はメチルフェニルポリシロキサン(いずれも重合
度が約100〜300)0.5〜7重量%と(C)乳化
剤0.5〜5重量%と、(D)水(残部)と、(E)噴
射剤2〜12重量%とを含有することを特徴とする泡沫
状頭髪化粧料。 【効果】 本発明の泡沫状頭髪化粧料は、毛髪に対し、
艶,なめらかさ,しっとり感に優れている。
Description
し、更に詳しくは、毛髪に対し、艶,なめらかさ及び仕
上がりのしっとり感を大幅に改善するとともに泡安定性
に優れた泡沫状頭髪化粧料に関する。
頭髪用化粧料としては、塗布時の液だれがなく、均一に
塗布できしかも使用量の目測が容易であり使用者の好み
に応じ適量を使用することが可能であるとともに使用簡
便性を有するエアゾール式の泡沫状頭髪化粧料が一般化
されている。このような泡沫状頭髪化粧料には、毛髪に
艶,なめらかさ,しっとり感を与える目的で炭化水素
油,エステル油,多価アルコール,シリコーン油等が用
いられている。
費者が連用する過程で毛髪が重くなり、脂ぎる欠点があ
った。
ン界面活性剤である第4級アンモニウム塩を有効成分と
するものも使用されているが、満足する結果は得られて
いない。
仕上がりのしっとり感を大幅に改善するとともに泡安定
性に優れた泡沫状頭髪化粧料を提供することを目的とし
ている。
めに、本発明の泡沫状頭髪化粧料は、次のような構成を
とっている。即ち、(A)一般式(I)
ル基(ただし、R1 の総数の90%以上はメチル基)、
R2 はメチル基または水酸基を示す。またmは900〜
1200の整数を示す。)で表されるシリコーンの一種
または二種以上0.3〜3重量%と(B)一般式(II)
ル基(ただし、R1 の総数の90%以上はメチル基)、
R2 はメチル基または水酸基を示す。またnは100〜
300の整数を示す。)で表されるシリコーンの一種ま
たは二種以上0.5〜7重量%と(C)非イオン界面活
性剤0.5〜5重量%と(D)水(残部)と(E)噴射
剤2〜12重量%とを含有することを特徴とする泡沫状
頭髪化粧料である。
るシリコーンとしては、例えばジメチルポリシロキサ
ン,メチルフェニルポリシロキサン,末端水酸基含有ジ
メチルポリシロキサン,末端水酸基含有メチルフェニル
ポリシロキサンなどが挙げられる。
シリコーンの一種または二種以上の混合物を総量を基準
として0.3〜3重量%(以下wt%と略記する)好ま
しくは、0.5〜2wt%配合される。配合量が0.3
wt%未満では、乾燥後のなめらかさ,しっとり感に良
好な結果が得られず、3wt%を超えると毛髪が重くな
り好ましくない。
重合度mは900〜1200であり、好ましくは100
0〜1100である。平均重合度が900に満たないも
のは効果がなく、平均重合度が1200を超えるとしっ
とり感が劣り好ましくない。
るシリコーンとしては、例えばジメチルポリシロキサ
ン,メチルフェニルポリシロキサン,末端水酸基含有ジ
メチルポリシロキサン,末端水酸基含有メチルフェニル
ポリシロキサンなどが挙げられる。
シリコーンの一種または二種以上の混合物を総量を基準
として0.5〜7wt%好ましくは、1〜5wt%配合
される。配合量が0.5wt%未満では、乾燥後のなめ
らかさ,艶に良好な結果が得られず7wt%を超えると
毛髪にべたつきが生じ好ましくない。
重合度nは100〜300であり、好ましくは150〜
250である。平均重合度が100に満たないものは効
果がなく、平均重合度が300を超えるとなめらかさが
劣り好ましくない。これらの(A),(B)2成分の配
合重量比は1:2〜1:6が好ましい。
性剤としては、ポリオキシエチレン(20E.O.)セチル
エーテル,ポリオキシエチレン(20E.O.)ステアリル
エーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル,モ
ノラウリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタ
ン,モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソ
ルビタン,トリステアリン酸ポリオキシエチレン(20
E.O.)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル,モノステアリン酸ポリエチレングリコー
ル(20E.O.),モノオレイン酸ポリエチレングリコー
ル(20E.O.)等のポリエチレングリコール(10E.O.
〜50E.O.)脂肪酸エステル,ポリオキシエチレン(4
0E.O.〜100E.O.)硬化ヒマシ油誘導体等の非イオン
界面活性剤が挙げられ特に好ましくは、ポリオキシエチ
レン(80E.O.)硬化ヒマシ油が用いられる。
非イオン界面活性剤の一種または二種以上の混合物を総
量を基準として0.5〜5wt%好ましくは、0.5〜
3wt%配合される。
は、通常エアゾール製品に用いられるものが使用され
る。例えば、噴射剤としてはプロパン,イソブタン,ノ
ルマルブタンおよびその混合物である2.0〜6.0k
g/cm2 (at25℃)の液化石油ガス(以下LPG
と略す),ジメチルエーテルなどが挙げられる。
噴射剤の一種または二種以上の混合物を総量を基準とし
て2〜12wt%特に好ましくは4〜8wt%であり、
噴射剤の種類により適宜選択される。
成分を必須の構成成分とするが、当該組成物には、本発
明の目的を達成する範囲で他の成分を適宜配合すること
ができる。即ち、ワセリン,スクワラン,低沸点イソパ
ラフィン,流動パラフィン等の炭化水素,イソプロピル
ミリステート,イソプロピルパルミテート等のエステル
油,ツバキ油,オリーブ油,アボカド油等の植物油,低
沸点シリコーン,環状シリコーン等のシリコーン油,メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,カチオ
ン化セルロース等のセルロース誘導体,プロピレングリ
コール,グリセリン,ポリグリセリン等の保湿剤,ポリ
ペプチド,その他殺菌剤,着色剤,香料などが挙げられ
これらの一種または二種以上を配合することができる。
明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、
本実施例中で用いた試験方法は、下記のとおりである。
のしっとり感試験 各例における、毛髪の「艶」,「なめらかさ」,及び仕
上がりの「しっとり感」を女性20名の専門パネラーに
て連用後、官能的に比較し、下記基準で評価を行った。 ◎;良いと答えた人が18人以上の場合 ○; 〃 が14〜17人の場合 △; 〃 が8〜13人の場合 ×; 〃 が7人以下の場合
メスシリンダー中に噴射して一定量の泡を採取し静置す
る。噴射直後の泡高さと静置5分後の泡高さから泡高さ
の変化率を求め、次の基準で泡の安定性を評価した。 A;変化率 1%未満 極めて安定な泡 B; 〃 1〜5% 安定な泡 C; 〃 5〜10% やや安定な泡 D; 〃 10%以上 非常に不安定な泡
方法(原液組成を均一に溶解,混合した後、所定のエア
ゾール容器(缶,バルブ,ボタン)に入れ、真空ポンプ
にて上部の空気を脱気しながら所定のバルブを取り付
け、噴射剤を圧入充填する。)で調製し、上記試験を行
い表1の下段にその結果を示した。
方法(前記実施例と同様)で調製し、上記試験を行い表
2の下段にその結果を示した。
の泡沫状頭髪化粧料は、いずれも優れた性能を示した。
一方、必須成分である、シリコーンのどちらかを欠いた
場合(比較例1〜2)、またはこれらの配合量およびシ
リコーンの平均重合度(m,n)が本発明の範囲外の場
合(比較例3〜8)は、いずれも劣った性能を示し本発
明の目的を達成できなかった。
し、艶,なめらかさ及び仕上がりのしっとり感を大幅に
改善するとともに泡安定性に優れた泡沫状頭髪化粧料を
提供することは明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は総てがメチル基またはその一部がフェニ
ル基(ただし、R1 の総数の90%以上はメチル基)、
R2 はメチル基または水酸基を示す。またmは900〜
1200の整数を示す。)で表されるシリコーンの一種
または二種以上0.3〜3重量%と(B)一般式(II) 【化2】 (式中、R1 は総てがメチル基またはその一部がフェニ
ル基(ただし、R1 の総数の90%以上はメチル基)、
R2 はメチル基または水酸基を示す。またnは100〜
300の整数を示す。)で表されるシリコーンの一種ま
たは二種以上0.5〜7重量%と(C)非イオン界面活
性剤0.5〜5重量%と(D)水(残部)と(E)噴射
剤2〜12重量%とを含有することを特徴とする泡沫状
頭髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4289335A JP2977684B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-10-01 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20978992 | 1992-07-13 | ||
JP4-209789 | 1992-07-13 | ||
JP4289335A JP2977684B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-10-01 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680535A true JPH0680535A (ja) | 1994-03-22 |
JP2977684B2 JP2977684B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=26517663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4289335A Expired - Lifetime JP2977684B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-10-01 | 泡沫状頭髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2977684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100753631B1 (ko) * | 2006-02-13 | 2007-08-30 | 김형식 | 아주까리 추출물을 이용한 모발 영양크림 조성물의제조방법 및 그에 의해 제조되는 모발 영양크림 조성물 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP4289335A patent/JP2977684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100753631B1 (ko) * | 2006-02-13 | 2007-08-30 | 김형식 | 아주까리 추출물을 이용한 모발 영양크림 조성물의제조방법 및 그에 의해 제조되는 모발 영양크림 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2977684B2 (ja) | 1999-11-15 |
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