JPH067993Y2 - 車両のグロ−ブボツクス構造 - Google Patents

車両のグロ−ブボツクス構造

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JPH067993Y2
JPH067993Y2 JP16003386U JP16003386U JPH067993Y2 JP H067993 Y2 JPH067993 Y2 JP H067993Y2 JP 16003386 U JP16003386 U JP 16003386U JP 16003386 U JP16003386 U JP 16003386U JP H067993 Y2 JPH067993 Y2 JP H067993Y2
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JP
Japan
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glove box
lid
box lid
panel
engaged member
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JP16003386U
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JPS6366357U (ja
Inventor
功 平島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のグローブボックスに関する。
(従来技術) 車両、特に自動車にはそのインストルメントパネルにグ
ローブボックスが設けられて、このグローブボックスに
小物を収容することができるようになっている。グロー
ブボックスは、実開昭59−110747号公報に見ら
れるように、一般にグローブボックス本体の開口の一辺
にグローブボックスリッドが枢着されて、グローブボッ
クス本体の開口が開閉可能とされ、グローブボックス本
体の開口がグローブボックスリッドにより閉じられたと
きには、グローブボックスリッドはフック等でロックさ
れるようになっている。
ところで、車両には衝突時に安全対策が要請される。そ
の中で、衝突時にグローブボックスが誤って開くことが
ないようにする必要がある。
第3図を例に説明すると、衝突時に例えば、乗員の頭H
がグローブボックスリッド1に当たったような場合、フ
ック2がはずれてグローブボックスリッド1が誤って開
いてしまう恐れが大きい。図中、符号3はグローブボッ
クス本体、4はインストルメントパネル、5はフロント
ウィンドガラスである。
そこで、本考案の目的は、衝突時にグローブボックスリ
ッドに対して大きな荷重が加わったとしてもグローブボ
ックスリッドが誤って開くことがないようにした車両の
グローブボックス構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 上記目的を達成するために本考案にあっては、インスト
ルメントパネルに設けられた開口を、その一辺に枢着さ
れたグローブボックスリッドで開閉するようにされた車
両のグローブボックス構造において、 前記グローブボックスリッドに設けられるリッド側被係
合部材と、 前記インストルメントパネル側に設けられ、前記グロー
ブボックスリッドが前記インストルメントパネル方向に
向けて所定以上変形したときに、前記リッド側被係合部
材を係止して、該リッド側被係合部材が前記グローブボ
ックスリッドの開方向へ離脱することを規制するパネル
側係合部と、を有し、 前記リッド側被係合部材は、前記パネル側係合部に対し
て、常時は、離間して配置されている、 構成とされている。
このような構成とすることにより、例えば衝突時に乗員
の頭等人体の一部がグローブボックスリッドに当ったよ
うな場合、グローブボックスリッドの変形に伴って、リ
ッド側被係合部材がパネル側係合部に係止されて、グロ
ーブボックスリッド開動が規制されることになる。
また、リッド側被係合部材は、パネル側係合部に対し
て、常時は、離間して配置されているため、平常時にお
けるグローブボックスリッドの開閉に際して、上記リッ
ド側被係合部材とパネル側係合部とが接触することに伴
う違和感の発生を回避することができる。換言すれば、
リッド側被係合部材とパネル側係合部とが常時接触して
いるときには、グローブボックスリッドの開閉に際し
て、リッド側被係合部材とパネル側係合部との接触に伴
って開閉操作に違和感を与える恐れがある。
(実施例) 第2図において、10はインストルメントパネルで、イ
ンストルメントパネル10には、その運転座席にクラス
タベゼル11、ステアリングハンドル12等が配設さ
れ、助手席側には、グローブボックスが設けられてい
る。グローブボックスは、インストルメントパネルに設
けられた開口に開口が臨むグローブボックス本体13
と、グローブボックスリッド14とからなり、グローブ
ボックス本体13の開口の底辺にグローブボックスリッ
ド14が枢着されて、該グローブボックスリッド14に
よりグローブボックス本体13の開口が開閉されるよう
になっている。
グローブボックスリッド14は、その上部に第1図に示
すように、ロック15とこのロック15に連係されたフ
ック16とが設けられ、一方グローブボックス14内に
はストライカ17が設けられて、このストライカ17に
上記フック16が係合することによりグローブボックス
リッド14が閉状態で固定されるようになっており、こ
のフック16の係合解除は、ロック15は押すことでな
されるようになっている。
グローブボックスリッド14の上部には、グローブボッ
クス本体13内に向けて延びるリッド側被係合部材とし
ての被係合部材18が設けられ、この被係合部材18
は、ストライカ17近傍まで延出されて、その先端には
拡大係合部19が形成されている。一方、ストライカ1
7には、前記被係合部材18に臨ませてパネル側係合部
としての係合孔20が開設され、係合孔20はグローブ
ボックス本体13内方向に向けて徐々にその開口断面を
小さくする形状とされて、係合孔20のグローブボック
ス本体13の内方側端は、前記被係合部材18の拡大係
合部19より小径とされている。
この係合孔20と前記被係合部材18との離間距離は、
衝突時にグローブボックスリッドに大荷重が加わったと
きのグローブボックスリッド14の変形を考慮して設定
され、グローブボックスリッド14に大荷重が加わって
グローブボックスリッド14が所定以上変形したときに
は、被係合部材18が係合孔20内に進入するようにな
っている。
以上の構成において、車両衝突時に乗員の頭等がグロー
ブボックスリッド14に衝突し、グローブボックスリッ
ド14がグローブボックス本体13内方向に大きく変形
したときには、被係合部材18が係合孔20内に進入し
て、被係合部材18の拡大係合部19が係合孔20に係
止され、これによりグローブボックスリッド14の開き
防止が図られることとなる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように本考案によれば、グロー
ブボックスリッドの変形を伴うような大荷重が加わった
ときには、リッド側被係合部材がパネル側係合部に係止
される結果、衝突時にグローブボックスリッドが誤って
開くことを防止することができる。
また、通常の使用において、上記リッド側被係合部材と
パネル側係合部とが接触していないため、グローブボッ
クスリッドの開閉操作に違和感を与える恐れはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の要部を拡大して示すもので、第2図の
I−I線断面図、 第2図はグローブボックスが設けられたインストルメン
トパネルの正面図、 第3図はグローブボックスの従来例を示す断面図であ
る。 10:インストルメントパネル 13:グローブボックス本体 14:グローブボックスリッド 15:ロック 16:フック 17:ストライカ 18:被係合部材 19:拡大係合部 20:係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルに設けられた開口
    を、その一辺に枢着されたグローブボックスリッドで開
    閉するようにされた車両のグローブボックス構造におい
    て、 前記グローブボックスリッドに設けられるリッド側被係
    合部材と、 前記インストルメントパネル側に設けられ、前記グロー
    ブボックスリッドが前記インストルメントパネル方向に
    向けて所定以上変形したときに、前記リッド側被係合部
    材を係止して、該リッド側被係合部材が前記グローブボ
    ックスリッドの開方向へ離脱することを規制するパネル
    側係合部と、を有し、 前記リッド側被係合部材は、前記パネル側係合部に対し
    て、常時は、離間して配置されている、 ことを特徴とする車両のグローブボックス構造。
JP16003386U 1986-10-21 1986-10-21 車両のグロ−ブボツクス構造 Expired - Lifetime JPH067993Y2 (ja)

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JP16003386U JPH067993Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21 車両のグロ−ブボツクス構造

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JP16003386U JPH067993Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21 車両のグロ−ブボツクス構造

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JPS6366357U JPS6366357U (ja) 1988-05-02
JPH067993Y2 true JPH067993Y2 (ja) 1994-03-02

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JP16003386U Expired - Lifetime JPH067993Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21 車両のグロ−ブボツクス構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57117161U (ja) * 1981-01-13 1982-07-20
JPS59110747U (ja) * 1983-01-17 1984-07-26 マツダ株式会社 自動車のグロ−ブボツクスのヒンジ構造
JPS61113977A (ja) * 1984-11-08 1986-05-31 日産自動車株式会社 グロ−ブボツクスロツク装置
JPH053419Y2 (ja) * 1985-03-11 1993-01-27
JPS61204848U (ja) * 1985-06-14 1986-12-24

Also Published As

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JPS6366357U (ja) 1988-05-02

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