JPH0675169B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0675169B2 JP60172019A JP17201985A JPH0675169B2 JP H0675169 B2 JPH0675169 B2 JP H0675169B2 JP 60172019 A JP60172019 A JP 60172019A JP 17201985 A JP17201985 A JP 17201985A JP H0675169 B2 JPH0675169 B2 JP H0675169B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しく
は画像の鮮鋭度が改良されたプリント材料に関する。
(従来の技術) ハロゲン化銀写真感光材料の画像の鮮鋭性に及ぼす因子
としては一般にイラジエーシヨン及びハレーシヨンが知
られている。前者はゼラチン膜中に分散されたハロゲン
化銀粒子によつて入射光が散乱されることに起因し、そ
の程度はハロゲン化銀の形・大きさ・量などに依存す
る。一方後者は支持体からの光反射の程度に依存する。
以上に述べたような光学的な面での鮮鋭度劣化を防止す
るためにハロゲン化銀粒子の形・大きさについての研究
が多くなされている。ハロゲン化銀の光散乱についての
一般的な説明は、T.H.James著、「ザ・セオリー・オブ
・ザ・フオトグラフイツク・プロセス(The Theory of
the Photograhic Process)」第4版の578ページ〜591
ページの間に詳しく記載されている。
このような光学的性質を応用した発明も多く示されてお
り、例えば特開昭58-100845号には正常晶を支持体より
最も遠い層又は緑感層に使用する方法、また特開昭58-1
26531には同一スペクトルに感ずる粒子の80%以上が0.8
μ以上と0.65μ以下の粒子から成る方法が示されてい
る。しかしながら、これらのような方法では、粒子サイ
ズが一定範囲に制限されるため、感度を自由に設定でき
ず商品として必要な感度と鮮鋭度上の好ましい感度とが
必ずしも一致しない事が多い。
また、改良効果も充分なものではないものが多かつた。
粒子の形を変えることによつて鮮鋭度を向上せしめる方
法が「リサーチデイスクロージヤー」(Research Discl
osure)NO.22534(1983年1月)に示されてる。ここに
は、高い平均アルペクト比を有する平版状ハロゲン化銀
乳剤を使用することで、平板の主平面に対して直角に入
射する光の散乱が少いこと、そして鮮鋭度が改良される
ことを示している。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者の研究によると、平板状粒子を用いるとなるほ
ど鮮鋭度が向上し、従来の方法にあつたような感度上の
制約からも解放されることが確認されたが、それは透過
性の支持体を使用した場合にのみあてはまる効果がであ
つて、実質的に白色の反射支持体を用いる場合は通常粒
子と変らないが、むしろ悪化する例も観察され、反射支
持体を有するプリント感材には改良効果がない事が判つ
た。本発明はこのような新たな課題を解決するものであ
る。より具体的には、本発明の目的は上記のような欠点
や制約なく鮮鋭度を大幅に改良したプリント材料を提供
する事にある。
(問題点を解決するための手段) 上記本発明の目的は、実質的に白色の反射支持体上に、
塩沃臭化銀(沃化銀2モル%以下)または塩臭化銀粒子
の全投影面積の少くとも50%以上が平均アスペクト比5
以上8以下の平板状粒子を含むハロゲン化銀写真乳剤層
を少くとも一層塗設してなる写真感光材料に於て、該反
射支持体と前記の平板状ハロゲン化銀乳剤層の間に写真
処理工程で脱色性の着色剤を含有する層を設けた事を特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料によつて効果的に達
成できる。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明に科いられる着色剤含有層の光学的濃度は、可視
部の吸収ピーク波長における透過率で80%以下のものが
好ましく、さらに好ましくは50%以下、特に好ましくは
30%以下になるように設定される。
着色剤含有層に使用する着色剤としては、黄色や黒色の
コロイド銀分散物、種々のフイルター染料やそれらの染
料と媒染剤とを組合せて用いることができる。
着色剤の吸収波長は、目的に応じて可視域のある特定の
領域の光のみを吸収するものや、全領域の光を吸収する
ものを選択することができる。
着色剤含有層に黄色または黒色のコロイド銀分散物を用
いた場合、これらのコロイド銀は写真処理の漂白及び定
着、もしくは漂白定着の工程によつて除去される。
また、フイルター染料を用いた場合、これらの染料は、
現像から水洗までのいずれかの工程において、ハロゲン
化銀写真感光材料から溶出するかもしくは英国特許第50
6,385号に記載されているように亜硫酸塩によつて脱色
される。
フイルター染料としては水溶性染料を用いる事ができ、
その具体例としては、オキリノール染料、ヘミオキリノ
ール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、アントラ
キノン染料、アゾ染料が好ましく使用され、この他にシ
アニン染料、アゾメチン染料、トリアリールメタン染
料、フタロシアニン染料も有用である。水溶性基として
スルホン酸やカルボン酸基をもつているものが好まし
い。
本発明で使用されるフイルター染料は、処理中に溶出す
るか脱色するものであれば、いかなるものでも使用する
ことができるが、媒染剤と組合せて使用する場合には酸
性染料を使用することが好ましい。
そのような染料は、例えば、特公昭39-22069号、同43-1
3168号、同46-42667号、同46-42668号、同49-6207号、
同55-10058号、同55-10059号、同55-10060号、同55-100
61号、同55-10187号、特開昭52-117123号、同52-128125
号等の各明細書に記載されている。
これらの染料は単独でも、他の染料やコロイド銀と組合
せて使用することもできる。
本発明で使用するフイルター染料を着色剤含有層に固定
するために媒染剤を用いることができる。媒染剤として
は、塩基性基を有する高分子の化合物が有用であり、例
えばイミダゾール環、ピリジン環、アルキルアミノアル
キル基もしくはそれらの4級塩、アミノグアニジン基等
を有するホモポリマーやコポリマー等が挙げられる。こ
れらのポリマーは、例えばビニルイミダゾール、4−ビ
ニルピリジン、N,N−ジアルキルアミノアルキル(メ
タ)アクリレート等のエチレン等モノマーを単独で又は
複合して重合させてつくる事ができる。又これらのポリ
マーは4級化されてもよい。
これらの塩基性媒染剤は、例えば米国特許第2,548,564
号、同第2,675,316号、同第2,882,156号及び同第3,706,
563号の各明細書に記載されているものを用いることが
できる。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は平均アスペクト比が
5以上の平板状粒子が、ハロゲン化銀粒子の全投影面積
の少くとも50%を占めるものである。この明細書におい
て用いる「アスペクト比」とは粒子の厚さに対する直径
の比を示す。粒子の「直径」とはハロゲン化銀粒子を顕
微鏡または電子顕微鏡で観察した時、粒子の投影面積と
等しい面積を有する円の直径を指すものとする。乳剤試
料の陰影のある電子顕微鏡写真からそれぞれの粒子の厚
さ及び直径を測定することができ、それぞれの平板状粒
子のアスペクト比を計算することができる。試料中の全
ての平板状粒子のアスペクト比を平均化して平均アスペ
クト比を得ることができる。平均アスペクト比が5以上
8以下の平板状粒子の投影面積を積算し、またその顕微
鏡写真中の残りのハロゲン化銀粒子の投影面積を別に積
算し、これら二つの積算値から平板状粒子がハロゲン化
銀粒子全体の投影面積中に占める割合を算出することが
できる。
平板状ハロゲン化銀粒子の直径としては、0.1〜10μ、
好ましくは0.2〜5.0μであり、特に好ましくは0.3〜2.0
μである。粒子の厚みとしては、好ましくは0.3μ以下
である。
粒子の厚みとは、平板状ハロゲン化銀粒子を構成する二
つの平行な面の間の距離で表される。
本発明において、より好ましい平板状ハロゲン化銀粒子
は、粒子直径が0.2μm以上5.0μm以下で、粒子厚さが
0.3μm以下であり、且つ平均直径/平均厚さが5以上
8以下である。更に好ましくは、粒子直径が0.3μm以
上0.2μm以下で、平均直径/平均厚さが5以上8以下
の粒子が全ハロゲン化銀粒子の全投影面積の85%以上を
占めるハロゲン化銀写真乳剤の場合である。
本発明で使用する平板状ハロゲン化銀粒子のサイズ分布
は狭くても又広くてもよい。
また必要とする写真階調に応じてサイズの異なる平板粒
子を2種類以上ブレンドして使用してもよい。
本発明で使用する平板状ハロゲン化銀乳剤は、Cugnac,C
hateauの報告や、Duffin著「写真乳剤化学」(Photogra
phic Emulsion Chemistry)(Focal Press刊,New York
1966年)66頁〜72頁、及びA.P.H.Trivelli,W.F.Smith編
「写真雑誌」(Phot.Journal)80(1940年)285頁に記
載されているが、特開昭58-113927号、同58-113928号、
同58-127921号に記載された方法等を参照すれば容易に
調製することができる。
例えばpBrが1.3以下の比較的高pAg値の雰囲気中で平板
状粒子が重量で40%以上存在する種晶を形成し、同程度
のpBr値に保ちつつ銀及びハロゲン溶液を同時に添加し
つつ種晶を成長させることにより得られる。この粒子成
長過程において、新たな結晶核が発生しないように銀及
びハロゲン溶液を添加することが望ましい。
平板状ハロゲン化銀粒子の大きさは、温度調節、溶剤の
種類や質の選択、粒子成長時に用いる銀塩、及びハロゲ
ン化物の添加速度等をコントロールすることにより調整
することができる。
本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の製造時に、必要に応
じてハロゲン化銀溶剤を用いることにより、粒子サイ
ズ、粒子の形状(直径/厚み比等)、粒子サイズの分
布、粒子の成長速度をコントロールすることができる。
溶剤の使用量は、反応溶液の10-4〜1.0重量%の範囲が
好ましく、特に10-3〜10-1重量%の範囲が好ましい。本
発明においては、溶剤の使用量の増加と共に粒子サイズ
分布を単分散化し、成長速度を進めることができる一
方、溶剤の使用量と共に粒子の厚みが増加する傾向もあ
る。
本発明は支持体上に少なくとも2つの異なる分光感度を
有する多層多色写真材料にも適用できる。多層天然色写
真材料は、通常支持体上に赤感性乳剤層、緑感性乳剤
層、および青感性乳剤層を各々少なくとも一つ有する。
これらの層の順序は必要に応じて任意にえらべる。また
前記の各乳剤層は感度の異なる2つ以上の乳剤層からで
きていてもよく、また同一感性をもつ2つ以上の乳剤層
の間に非感光性層が存在していてもよい。
本発明に用いられる実質的に白色の反射支持体として
は、バライタ紙やポリエチレンでラミネートした紙支持
体のポリエチレンに白色顔料(例えば酸化チタン)を含
有したもの等が有用である。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
る。有用なカラーカプラーはシアン、マゼンタおよびイ
エロー発色のカプラーであり、これらの典型例には、ナ
フトールもしくはフエノール系化合物、ピラゾロンもし
くはピラゾロアゾール系化合物および開鎖もしくは複素
環のケトメチレン化合物がある。本発明で使用しうるこ
れらのシアン、マゼンタおよびイエローカプラーの具体
例は「リサーチ・デイスクロージヤ」(Research Discl
osure)17643(1978年12月)VII−D項および同18717
(1979年11月)に引用された特許に記載されている。
本発明の感光材料は通常の現像処理で鮮鋭度の優れた黒
白又はカラーの画像を形成する事ができる。
実施例1 900ccの3%ゼラチン水溶液にNaCl 24.2gとKBr 1.1gと
を加え溶解した。この溶液を50℃に保温し、強い攪拌下
で17%のAgNO3水溶液22.5ccと1000cc中に100gのKBrと37
gのNaClを含む水溶液とをダブルジエツト法で添加し
た。この間初期のpAgが保たれる用にハロゲン化アルカ
リ水溶液の添加量を調節した。
続いて上記濃度のAgNO3水溶液566.4ccとハロゲン化アル
カリ水溶液をダブルジエツト法で添加した。この時AgNO
3水溶液は毎分の添加量v(cc/min)が添加開始からt
分後にv=4.4+0.138tとなる様に加速添加を行ない、
ハロゲン化アルカリ水溶液は初期のpAgを保ち続ける様
に調節して添加した。
さらに沈降法によつて可溶性塩類を除去した後、ゼラチ
ンを加えて再分散させ、ハロゲン化銀1モルあたりチオ
硫酸ナトリウム6mgを添加し50℃にて最適に化学増感を
施した。
こうして得られた乳剤を乳剤Aとする。乳剤Aは含まれ
るハロゲン化銀粒子の全投影面積の80%が平板状粒子に
よつて占められており、平板状粒子の平均厚さは0.14μ
m、平均アスペクト比は7であつた。また平均粒子サイ
ズをコールター・エレクトロニクス社製コールター・カ
ウンターTA−II型で測定したところ0.50μmであつた。
またAgBrの含有率は85%であつた。
比較乳剤として塊状塩臭化銀乳剤を下記方法に従つて調
製した。
900ccの3%ゼラチン水溶液にNaCl 5gを加え溶解した。
この溶液を60℃に保温し、強い攪拌下で17%のAgNO3
溶液589ccと同量の10%KBrと5%NaClを含むハロゲン溶
液をダブルジエツト法で60分間で添加した。その後乳剤
Aと同様の手順で最適に化学増感を施し比較用乳剤Bを
得た。
この乳剤Bの形状は塊状であり、平均粒子サイズは0.50
μm、AgBr含量は85モル%であつた。
ポリエチレンで両面をラミネートした紙支持体上に、次
の第1層より第9層までからなる感光層を塗布してカラ
ー感光材料を作成した。第1層を塗布した側のポリエチ
レンは、二酸化チタンおよび微量の群青を含有する。
(感光層構成) 各成分に対応する数字は、g/m2の単位で表した塗布量を
示し、ハロゲン化銀及びコロイド銀については銀換算塗
布量を示す。
第1層(着色剤含有層) 黒色コロイド銀分散物 ……0.07 ゼラチン ……0.48 第2層(中間層) ゼラチン ……0.90 ジ−t−オクチルハイドロキノン ……0.05 同上溶媒(DBP) ……0.10 第3層(青感層) 塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル%) ……銀0.30 イエローカプラー(*1) ……0.70 同上溶媒(TNP) ……0.15 ゼラチン ……1.20 第4層(中間層) ゼラチン ……0.90 ジ−t−オクチルハイドロキノン ……0.05 同上溶媒(DBP) ……0.10 第5層(緑感層) 塩臭化銀乳化剤(臭化剤70モル%) ……0.45 マゼンタカプラー(*2) ……0.35 同上溶媒(TOP) ……0.44 退色防止剤(*3/*4) ……0.05/0.10 ゼラチン ……1.00 第6層(紫外線吸収性中間層) 紫外線吸収剤(*5/*6/*7) ……0.06/0.25/0.25 同上溶媒(TNP) ……0.20 第7層(赤感層) 前記の乳剤A ……0.20 シアンカプラー(*8/*9) ……0.2/0.2 カプラー溶剤(TNP/DBP) ……0.10/0.20 ゼラチン ……0.9 第8層(紫外線吸収性中間層) 紫外線吸収剤(*5/*6/*7) 同上溶媒(DBP) ……0.20 ゼラチン ……0.15 第9層(保護層) ゼラチン ……1.5 ここで、DBPはジブチルフタレートを、TOPはトリ(n−
オクチルホスフエート)を、TNPはトリ(n−ノニルホ
スフエート)を表わす。
各乳剤層の分光増感剤として次の色素を使用した。
青感性乳剤層;4−{5−クロロ−2−〔5−クロロ−3
−(4−スルホナトブチル)ベンゾチアゾリン−2−イ
リデンメチル〕−3−ベンゾチアゾリオ}ブタンスルホ
ナート トリエチルアンモニウム塩(ハロゲン化銀1モ
ル当たり2×10-4モル) 緑感性乳剤層;3,3′−ジ−(γ−スルホプロピル)−5,
5′−ジフエニル−9−エチルオキサカルボシアニンナ
トリウム塩(ハロゲン化銀1モル当たり2.5×10-4
ル) 赤感性乳剤層;3,3′−ジ−(γ−スルホプロピル)−9
−メチル−チアジカルボシアニンナトリウム塩(ハロゲ
ン化銀1モル当たり2.5×10-4モル) 各乳剤層のイラジエーシヨン防止染料としては次の染料
を用いた。
緑感性乳剤層;下記染料の塗布量は、1.6mg/m2とした。
赤感性乳剤層;下記染料の塗布量は、1.0mg/m2とした。
この感光材料を試料101とした。
次に第1表に示すように変更する以外は全く同様にして
試料102〜104の感光材料を作成した。これらの試料に引
き伸ばし機(富士写真フイルム社製フジカラーヘツド60
9)でセンシトメトリー用の階調露光及び鮮鋭度測定用
のチヤートを通した露光を与えた後、下記の処理工程に
より現像処理を行つた。処理工程 温度 時間 現 像 液 33℃ 3.5分 漂白定着液 33℃ 1.5分 水 洗28〜35℃ 3.0分 現像液 ニトリロトリ酢酸・3Na 2.0g ベンジルアルコール 15ml ジエチレングリコール 10ml Na2SO3 2.0g KBr 0.5g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3.0g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−〔β−(メ
タンスルホンアミド)エチル〕−p−フエニレンジアミ
ン・硫酸塩 5.0g Na2CO3(1水塩) 30g 水を加えて1リツターにする(pH10.1) 漂白定着液 チオ硫酸アンモニウム(54wt%) 150ml Na2SO3 15g NH4〔Fe(EDTA)〕 55g EDTA・2Na 4g 水を加えて1リツターにする(pH6.9) センシトメトリー及び鮮鋭度の試験結果を第2表に示
す。
センシトメトリーは試料101の感度を0とし、これに対
する露光量の対数の相対関係で表わした。+は感度が高
い方向を表わす。また鮮鋭度は濃度差が1.0で幅が0.2mm
に再現されるべき細い線の濃度差がいくつかに低下する
かを測定して濃度差で表わした。濃度差の大きい方が鮮
鋭度が良いことを示している。
(発明の効果) 第2表の結果から明らかなように、平板状ハロゲン化銀
乳剤層と着色剤含有層とが組合わされた本発明の感光材
料による鮮鋭度向上効果(試料101と102の比較)は塊状
ハロゲン化銀乳剤層と着色剤含有層が組合わされた比較
用の感光材料の鮮鋭度向上効果(試料103と104の比較)
に比べて予想外に著しく事がわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に白色の反射支持体上に、塩沃臭化
    銀(沃化銀2モル%以下)または塩臭化銀粒子の全投影
    面積の少くとも50%以上が平均アスペクト比5以上8以
    下の平板状粒子からなるハロゲン化銀写真乳剤層を少く
    とも一層塗設してなる写真感光材料に於て、該反射支持
    体と前記の平板状ハロゲン化銀乳剤層の間に写真処理工
    程で脱色性の着色剤を含有する層を設けた事を特徴とす
    るハロゲン化銀写真感光材料。
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