JPH0674701B2 - 自動車のリツドヒンジ取付構造 - Google Patents

自動車のリツドヒンジ取付構造

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JPH0674701B2
JPH0674701B2 JP60275396A JP27539685A JPH0674701B2 JP H0674701 B2 JPH0674701 B2 JP H0674701B2 JP 60275396 A JP60275396 A JP 60275396A JP 27539685 A JP27539685 A JP 27539685A JP H0674701 B2 JPH0674701 B2 JP H0674701B2
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寿雄 福富
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のリッドヒンジ取付構造に関するもの
である。
(従来技術) 自動車のリッド、例えば、トランクリッド等において、
該リッドを開閉支持するヒンジ部材として、一端を車体
側のトランクルーム内壁に、他端をリッド側に枢着され
たC字状のリンク部材を採用したものが知られている
(例えば、特開昭52-111119号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記公知例の如く、C字状のリンク部材の一端を車体側
(例えば、トランクルーム内壁)に枢着するようにする
と、C字状リンク部材の揺動範囲が大きいため、リッド
閉止時に収納用に供されるスペース(即ち、トランクル
ーム内)にヒンジ部材が大きく突出することとなり、収
納スペースが制限されることとなるという問題が生じて
いた。また、C字状のリンク部材を用いる場合には、そ
の揺動範囲が大きいという点から、収納スペース外(即
ち、トランクルーム開口縁等)に枢着する構造を取るこ
とが難しいという欠点もあった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、リッド開
閉用のヒンジ部材を収納スペース外となる収納スペース
開口縁に位置するレインレールの車体サイド側部分に配
設することによって、リッド閉止時においても収納スペ
ースを確保し得るようにすることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記問題点を解決するための手段として、
車体側に形成され且つ内部に収納スペースを有する上向
きの開口部を、リッドで開閉自在に覆う如くされている
自動車において、前記車体開口部周縁に、上向きに開放
された溝状のレインレールを形し且つ該レインレールに
おける車体サイド側部分の両縦壁間に、前記リッドを開
閉自在に車体に支持するヒンジ部材を配設するととも
に、該ヒンジ部材を、それぞれ一端が車体側に、他端が
リッド側に枢着され、リッド開閉時においては前記レイ
ンレールにおける車体サイド側の両縦壁に沿って開閉作
動し、しかもリッド閉止時においては水平且つ互い平行
となる状態でレインレール内に収納される2本のリンク
部材によって構成している。
(作用) 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
即ち、リッド閉止時においては、開口部周縁に形成され
たレインレール内に配設されたヒンジ部材を構成する2
本のリンク部材が、水平に且つ平行状態で該レインレー
ル内に収納されるため、リンク部材の収納高さを可及的
に低く抑えることが可能となり、リンク部材の下方への
突出等により開口部内の収納スペースが制限されるおそ
れは無くなる。また、ヒンジ部材5を構成する2本のリ
ンク部材10,11は、リッド開閉時においてはレインレー
ル6における車体サイド側部分の両縦壁6a,6bに沿って
作動することとなっているため、リッド開閉時にリンク
部材10,11とレインレール6とが干渉するおそれが全く
ない。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施例を説
明する。
図示の実施例においては、自動車の車体1の後部に形成
されたトランクルーム2の開口部3を開閉するトランク
リッド4を開閉自在に支持するヒンジ部材5の取付構造
を例としている。
前記開口部3は上向きに開口されており、その内部は収
納スペースとなるトランクルーム2とされている。
前記開口部3周縁には、上向きに開放された溝状のレイ
ンレール6が形成されている。
該レインレール6において、車体サイド側部分における
車体前方側隅部(即ち、リヤデッキ7、リヤフェンダー
8およびレインフォースメント9が重合された部分)の
両縦壁6a,6b間には記ヒンジ部材5が配設されている。
該ヒンジ部材5は、前記レインレール6における車体サ
イド側の両縦壁6a,6bに沿って開閉作動し、しかもリッ
ド閉止時においては水平且つ互いに平行となる状態でレ
インレール6内に収納される2本のリンク部材10,11か
らなり、これらのリンク部材10,11の両端10a,10bおよび
11a,11bは、それぞれ一方がブラケット12を介して車体
1側(換言すれば、レインレール6内底部)に、他方が
ブラケット13を介してトランクリッド4側に枢着せしめ
られている。
そして、前記リンク部材10,11は、一方が短く、他方が
長く構成されており、リッド閉止時において、短かい方
のリンク部材10が長い方のリンク部材11より下位となる
ように位置決めされている。つまり、短かい方のリンク
部材10は、一端10aを車体側のブラケット12の前部下位
にピン14により回動自在に枢着される一方、他端10bを
リッド側のブラケット13の前部下位(車体側枢着点より
前方)にピン15により回動自在に枢着され、長い方のリ
ンク部材11は、一端11aを車体側のブラケット12の後部
上位にピン16により枢着される一方、他端11bをリッド
側のブラケット13の中央部上位(車体側枢着点より前
方)にピン17により回動自在に枢着されている。
かくして、短かい方のリンク部材10の他端10bは、リッ
ド開放時に長い方のリンク部材11の下面に当接され、ト
ランクリッド4を開放状態に支持するストッパーとして
作用する如く構成されている(第3図参照)。
図面中、符号18はブラケット12,13を固着するための取
付用ボルト、19は同ナット、20はリヤウィンドである。
次に、図示の実施例の作用を説明する。
トランクリッド4が閉止状態にある時には、第1図実線
図示の如く、ヒンジ部材5を構成する2本のリンク部材
10,11は、水平に且つ平行状態で該レインレール6内に
収納されるため、リンク部材の収納高さを可及的に低く
抑えることが可能となり、リンク部材の下方への突出等
によりトランクルーム2の収納スペースを最大限に有効
利用できることとなる。
そして、トランクリッド4を開放する時には、ヒンジ部
材5を構成するリンク部材10,11は、次のように作用す
る。即ち、両リンク部材10,11は、それぞれ車体側枢着
点(即ち、ピン14,16)を回動中心として、矢印A,Bで示
すように弧回動し、リッド開放時には、第1図鎖線図示
の如く、リンク部材11の下面にリンク部材10の端部10b
が当接されてトランクリッド4を開放位置に支持する。
つまり、ヒンジ部材5を構成する2本のリンク部材10,1
1は、レインレール6における車体サイド側部分の両縦
壁6a,6bに沿って開閉作動することとなっているため、
リッド開閉時にリンク部材10,11とレインレール6とが
干渉するおそれが全くなく、レインレール6の形状を変
更する必要がなく、その機能を完全に確保することがで
きる。
上記の如くしてトランクリッド4が開放される過程にお
いて、該トランクリッド4の前端部4aは、軌跡Pで示す
ように、上向きやや後方に移動したのち、斜め下向き且
つ後方に移動する。このことにより、トランクリッド4
の前端部4aとリヤウィンド20とが干渉するのを防止でき
るのである。
なお、上記実施例においては、車体後部のトランクリッ
ドを例として説明しているが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、ボンネット等のリッドにも適用可能
なことは勿論である。
さらに、ヒンジ部材およびヒンジ部材の取付構造につい
ても、図示の実施例に限定されるものではなく、発明の
要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なこと
は勿論である。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明によれば、車体側に形成され且つ部
に収納スペースを有する上向きの開口部を、リッドで開
閉自在に覆う如くされている自動車において、前記車体
開口部周縁に、上向きに開放された溝状のレインレール
を形し且つ該レインレールにおける車体サイド側部分の
両縦壁間に、前記リッドを開閉自在に車体に支持するヒ
ンジ部材を配設するとともに、該ヒンジ部材を、それぞ
れ一端が車体側に、他端がリッド側に枢着され、リッド
開閉時においては前記レインレールにおける車体サイド
側の両縦壁に沿って開閉作動し、しかもリッド閉止時に
おいては水平且つ互い平行となる状態でレインレール内
に収納される2本のリンク部材によって構成するように
したので、リッド閉止時におけるリンク部材の収納高さ
を可及的に低く抑えることが可能となり、リンク部材の
下方への突出等により開口部内の収納スペースが制限さ
れるおそれは無くなる。従って、収納スペースを最大限
に有効利用することができるという優れた効果がある。
また、ヒンジ部材5を構成する2本のリンク部材10,11
は、リッド開閉時においてはレインレール6における車
体サイド側部分の両縦壁6a,6bに沿って作動することと
なっているため、リッド開閉時にリンク部材10,11とレ
インレール6とが干渉するおそれが全くなく、レインレ
ール6の形状を変更する必要がなく、その機能を完全に
確保することができるという効果もある。
さらに、前記ヒンジ部材をリッド閉止時に水平且つ互い
に平行となる2本のリンク部材で構成しているので、ヒ
ンジ部材の作動範囲を小さくできるとともに、リッド開
放時におけるリッド端部の軌跡が該リッド端部に隣接す
る部材(例えば、リヤウィンド等)から遠ざかるものと
なり、両者の干渉を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかる自動車のリッドヒン
ジ取付構造を示す断面図、第2図は、第1図のII-II断
面図、第3図は、第1図図示のヒンジ部材の斜視図、第
4図は、本発明のリッドヒンジ取付構造を備えた自動車
の後部斜視図である。 1……車体 3……開口部 4……リッド(トランクリッド) 5……ヒンジ部材 6……レインレール 6a,6b……縦壁 10,11……リンク部材 10a,11a……一端 10b,11b……他端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田端 伸雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−176378(JP,A) 実開 昭60−66587(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に形成され且つ内部に収納スペース
    を有する上向きの開口部を、リッドで開閉自在に覆う如
    くされている自動車において、前記車体開口部周縁に
    は、上向きに開放された溝状のレインレールが形成さ
    れ、該レインレールにおける車体サイド側部分の両縦壁
    間には、前記リッドを開閉自在に車体に支持するヒンジ
    部材が配設されており、該ヒンジ部材は、それぞれ一端
    が車体側に、他端がリッド側に枢着され、リッド開閉時
    においては前記レインレールにおける車体サイド側の両
    縦壁に沿って作動し、しかもリッド閉止時においては水
    平且つ互いに平行となる状態でレインレール内に収納さ
    れる2本のリンク部材によって構成されていることを特
    徴とする自動車のリッドヒンジ取付構造。
JP60275396A 1985-12-06 1985-12-06 自動車のリツドヒンジ取付構造 Expired - Fee Related JPH0674701B2 (ja)

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