JPH0439052Y2 - - Google Patents

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JPH0439052Y2
JPH0439052Y2 JP3665987U JP3665987U JPH0439052Y2 JP H0439052 Y2 JPH0439052 Y2 JP H0439052Y2 JP 3665987 U JP3665987 U JP 3665987U JP 3665987 U JP3665987 U JP 3665987U JP H0439052 Y2 JPH0439052 Y2 JP H0439052Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、樹脂製ボデーの構造に関し、詳し
くは、サイドパネルに設けられる回動開閉式のク
オータウインドに対する支持強度を高めうるよう
に構成されたものに関する。
【従来の技術】
オフ・ロード走行用の自動車等において、ロー
ルバーの後方の荷台を覆つて、荷室空間を乗員室
として利用できるようにするために車体に取付け
られる樹脂製ボデーには、そのバツクパネルに、
バツクウインドが設けられており、また、両サイ
ドパネルには、クオータウインドが設けられてい
る。このクオータウインドの中でも、回動開閉式
のクオータウインドの取付構造は、次のように構
成されている。 すなわち、サイドパネルのクオータウインド開
口の前縁フランジ部に一端を固着された弾性曲折
機能を有するヒンジプレートが、クオータウイン
ド開口の上下二箇所に設けられており、クオータ
ウインドガラスが、その前端部内面に上記ヒンジ
プレートの他端を固着されて、横開き開動可能に
支持されている。このようにして、クオータウイ
ンドガラスか前端部を中心として開動するように
支持されたクオータウインドの後方部には、通
常、クオータウインドガラスを支持しながらその
開動範囲を一定に規制し、その閉時にはクオータ
ウインドをロツクするロツク機構が形成されてい
る。このロツク機構を第5図を参照しながら以下
に説明する。 すなわち、断面略L字状のロツクブラケツトa
が、クオータウインド開口bの後縁フランジ部c
の内面に延出形成されたブラケツト取付リブdに
基部eをボルト止めして固定されている。このロ
ツクブラケツトaの上記基部eから前方に延びる
支持部fの先端部には、揺動プレートgの基端部
が枢動可能に支持されており、さらに、この揺動
プレートgの先端部に、先端部をクオータウイン
ドガラスhの後端部内面に固着されたブラケツト
iに枢動可能に連結された断面コ字状のロツクレ
バーjの基端部が、枢動可能に支持されている。
そして、図において実線で示すように、上記ロツ
クレバーjを、揺動プレートgと共にロツクブラ
ケツトaに対して畳み込み回動させることより、
クオータウインドがロツクされるように構成され
ている。また、ロツクバーjによるロツクを解除
すれば、クオータウインドガラスhは、図におい
て仮想線で示すように、ロツクバーjおよび揺動
プレートgを引張りながらこれらを介してロツク
ブラケツトaに連結された状態で、開動できるよ
うになつている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、上述のように、クオータウインドガ
ラスhは、ロツクレバーjおよび揺動プレートg
を介してロツクブラケツトaの支持部fに連結さ
れている。したがつて、クオータウインドガラス
hの最大開時には、クオータウインドガラスhに
及ぼした開動力F1が、ロツクブラケツトaの支
持部fにおける揺動プレートgが連結された先端
部に、車幅方向外方の外力として作用することに
なる。また、ロツクレバーhをロツクブラケツト
aの支持部fに対して畳み込み回動させてクオー
タウインドをロツクする際には、ロツクブラケツ
トaの支持部fの先端部には、ロツクレバーjに
及ぼすロツク操作力F2によつて車幅方向内方の
外力が上記支持部fに作用することなる。しかし
ながら、このようなロツクブラケツトaに作用す
る曲げ力は、実質的には、ロツクブラケツトaが
固定されるブラケツト取付リブdのみで全て受け
ることになるため、ロツク機構ないしクオータウ
インドガラスhに対する支持強度が不十分で、ク
オータウインドガラスhの開閉の繰り返しによ
り、樹脂製のブラケツト取付リブdおよびこの近
傍部が損壊させられる心配がある。 本考案は、上述のような事情のもとで考え出さ
れたもので、クオータウインドガラスの後端部を
支持し、なおかつクオータウインドガラスを閉状
態でロツクしうるロツク機構を十分な支持強度を
もつて設けうるように構成された樹脂製ボデーの
構造を提供することをその課題とする。
【問題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本考案では、次の技
術的手段を講じている。 すなわち、ルーフパネルと、クオータウインド
を有する両サイドパネルと、バツクウインドを有
するバツクパネルとを備え、上記サイドパネルに
おける開口の前縁部において前端部が上下枢軸を
中心として開閉可能に支持されるウインド開閉体
によつてクオータウインドが構成され、かつ、ロ
ールバーの後方の荷台を覆うように車体に取付け
られる樹脂製ボデーにおいて、 上記ウインド開口の後縁部内面に突起を設ける
とともに、上記サイドパネルの後方部内面に、バ
ツクパネルのバツクウインド開口の内側において
ウエザストリツプを支持するための車幅方向の支
持パネルを設ける一方、 前端部が上記突起に固定されるとともに、サイ
ドパネルの内面に沿つて後方にのび、かつ上記支
持パネルの内面に固定される延長部を有する剛性
部材からなるロツクブラケツトを設け、このロツ
クブラケツトと、上記ウインド開閉体の後端部内
面との間に、ウインド開閉体を一定の開度の開状
態で保持しうるとともにウインド開閉体を閉状態
でロツクしうるロツク機構を介装している。
【作用および効果】
本考案のロツクブラケツトは、ウインド開口の
後縁部内面に設けた突起に前端部を固着されると
ともに、この前端部からサイドパネルの内面に沿
つて後方に延び、さらに、バツクパネルのバツク
ウインド開口をシールするために設けられるウエ
ザストリツプの取付部として設けた支持パネルに
固定される延長部を有している。すなわち、ロツ
ク機構のロツク操作時やウインド開閉体を開動さ
せる際に、ロツクブラケツトに作用する外力は、
前端部が固着される上記突起と併せて、延長部を
介してサイドパネルおよび支持パネルによつて受
け止めることになる。したがつて、ロツクブラケ
ツトには、十分な支持強度が得られるので、これ
に、過大な力が作用したり、ウインド開閉体の開
閉を幾ら繰り返しても、ウインド開口の後縁部内
面に設けたロツクブラケツトを支持するための突
起等が損壊させられる不安は全くない。また、バ
ツクパネル側からすれば、バツクウインド開口部
を上記延長部ないしロツクブラケツトによつて支
持されることになることから、剛性が低下しがち
なバツクウインド開口部における強度が高められ
る利点がある。 以上のように、本考案に係る樹脂製ボデーの構
造においては、ロツク機構ないしウインド開閉体
に対して、安定した支持強度が得られる。また、
サイドパネルの後方部内面に、バツクウインドを
シールするために設けられるウエザストリツプの
取付部としても活用しうる支持パネルを設けて、
これをロツクブラケツトの延長部の固定部に設定
している。したがつて、ロツクブラケツトの延長
部を固定するためにサイドパネルにボルト穴等を
設ける必要もないので、樹脂製ボデーの外観悪化
を招くような不都合もない。
【実施例の説明】
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
を参照しながら具体的に説明する。 本例の樹脂製ボデーの構造は、樹脂製ボデー3
のサイドパネル4に設けられるクオータウインド
5の支持構造に特に特徴をもつものであり、その
他の基本的な構成は、一般的な樹脂製ボデーとほ
ぼ同様である。すなわち、樹脂製ボデー3は、第
4図に示すように、サイドパネル4の下方部内面
に設けられたフランジ部(図示略)を荷台2のト
ツプレールにボルト止めするなどして、ロールバ
ー1の後方の荷台2を覆うように車体に取付けら
れる。また、バツクパネル6には、運転者の後方
視界を確保するために、バツクウインド7が必須
的に設けられている。 上記クオータウインド5は、サイドパネル4に
開設されたクオータウインド開口8の前縁部にお
いて、前端部が上下枢軸を中心として開閉可能に
支持されるウインド開閉体としてのクオータウイ
ンドガラス9によつて構成されている。すなわ
ち、第3図に示すように、クオータウインド開口
8の前縁フランジ部8aに一端を固着された、バ
ネ鋼等からなる弾性曲折機能を有するヒンジプレ
ート10が、クオータウインド開口8の上下二箇
所において設けられている。そして、クオータウ
インド9の前端部内面に上記ヒンジプレート1
0,10の他端部が固着されており、これによ
り、クオータウインドガラス9が前端部を中心と
して開閉しうるように支持されている。 また、クオータウインド5の後方部には、後述
するロツクブラケツト15と、クオータウインド
ガラス9との間に、クオータウインドガラス9の
後端部を保持してその開度を一定に規制するとと
もに、クオータウインドガラス9を閉状態でロツ
クするためのロツク機構11が設けられている。
このロツク機構11は、従来のものとほぼ同様に
構成されており、第1図および第2図に示すよう
に、ロツクブラケツト15の基部15aの内方側
の端部から前方に延出する支持部15bの先端部
に、一端部を枢動可能に支持される揺動プレート
13と、この揺動プレート13の他端部に一端部
を連結され、クオータウインドガラス9の後端部
内面に固着されたブラケツト12に他端部を枢動
可能に連結された断面略コ字状のロツクレバー1
4とを備えている。 そして、第2図に実線で示すように、クオータ
ウインドガラス9がクオータウインド開口8に嵌
まり込んだクオータウインド5の閉時に、上記ロ
ツクレバー14を、揺動プレート13とともにロ
ツクブラケツト15の上記支持部15bに対して
畳み込み回動させることにより、クオータウイン
ドガラス9が閉状態でロツクされるように構成さ
れている。また、第2図に仮想線で示すように、
ロツクレバー14によるロツクを解除することに
より、クオータウインドガラス9を、互いに枢動
するロツクレバー14および揺動プレート13を
引張りながら車幅方向外方に開動させることがで
きる。この場合、クオータウインドガラス9は、
その後端部が、ロツクレバー14および揺動プレ
ート13を介してロツクブラケツト15の支持部
15bに連結されているので、その開度を一定に
規制されることになる。 第1図および第2図に示すように、上述したロ
ツクブラケツト15は、剛性部材からなり、クオ
ータウインド開口8の後縁フランジ部8bの内面
に延出形成されたフランジ状の突起8cに基部1
5aをねじ止めするすることよりサイドパネル4
に固定されている。さらに、本例のロツクブラケ
ツト15は、上記基部15aの外方側の端部から
サイドパネル4の内面に沿つて後方に延出し、こ
の前後方向に延びる部位から内方に折れ曲がつた
後端部がサイドパネル4の内面に一体形成した支
持パネル16にボルト止めして固定される延長部
15cを有している。本例では、上記支持パネル
16は、バツクウインド7のバツクウインド開口
6aの直ぐ内側において、バツクウインド開口6
aの形状と対応させて形成されており、この支持
パネル16を、バツクウインド6をシールするウ
エザストリツプ17を装着するためのリテーナ部
材18の取付部として設定するとともに、取付構
造を簡単にするために、このリテーナ部材18を
支持パネル16に上記延長部15cと共締めして
いる。 さて、ロツク機構11なしいクオータウインド
ガラス9を支持する上記ロツクブラケツト15
は、上述したような延長部15cを有している。
したがつて、クオータウインドガラス9の開時に
車幅方向外方の外力や、また、ロツク機構11の
ロツク時にロツクレバー14に及ぼすロツク操作
力によつて車幅方向内方の外力等が、上記支持部
15bを介してロツクブラケツト15に作用する
場合に、これらの外力を上記基部15aを通じて
上記突起8cで受け止めるとともに、上記延長部
15cを通じてサイドパネル4および上記支持パ
ネル16によつて受け止めることができる。した
がつて、ロツク機構11およびクオータウインド
ガラス9をかなりの余裕をもつて支持でき、その
支持強度を従来例に比して著しく高めうる。これ
により、従来例で見られた樹脂製ボデー3のロツ
クブラケツト15に対する取付部の損壊の不安を
完全に解消できる。また、バツクパネル6側から
見れば、上記延長部15cないしロツクブラケツ
ト15によつて、バツクウインド開口部を支持さ
れることにより、バツクウインド開口部ないしバ
ツクパネル6の剛性が高められ、非常に都合が良
い。 以上のように、本例の樹脂製ボデーの構造にお
いては、サイドパネル4に開閉式のクオータウイ
ンド5を採用する上で、欠かすことのできないロ
ツク機構11およびクオータウインドガラス9を
極めて安定した状態で支持しうる。 なお、本考案の範囲は、上述した実施例に限定
されるものではなく、たとえば、ロツクブラケツ
トの形状は、実施例で示したものに限定されるこ
とはなく、また、ロツク機構においても上記実施
例以外にも種々設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第4図のA部を内側から見た拡大斜視
図、第2図は第4図の−線拡大断面図、第3
図は第4図のB部を内側から見た拡大斜視図、第
4図は実施例が適用された樹脂製ボデー設定車両
の後方斜視図、第5図は従来例を説明する断面図
である。 1……ロールバー、2……荷台、3……樹脂製
ボデー、4……サイドパネル、5……クオータウ
インド、6……バツクパネル、6a……バツクウ
インド開口、7……バツクウインド、8……ウイ
ンド開口(クオータウインド開口)、8c……突
起、9……ウインド開閉体(クオータウインドガ
ラス)、11……ロール機構、15……ロツクブ
ラケツト、15c……延長部、16……支持パネ
ル、17……ウエザストリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルと、クオータウインドを有する両
    サイドパネルと、バツクウインドを有するバツク
    パネルとを備え、上記サイドパネルにおけるウイ
    ンド開口の前縁部において前端部が上下枢軸を中
    心として開閉可能に支持されるウインド開閉体に
    よつてクオータウインドが構成され、かつ、ロー
    ルバーの後方の荷台を覆うように車体に取付けら
    れる樹脂製ボデーにおいて、 上記ウインド開口の後縁部内面に突起を設ける
    とともに、上記サイドパネルの後方部内面に、バ
    ツクパネルのバツクウインド開口の内側において
    ウエザストリツプを支持するための車幅方向の支
    持パネルを設ける一方、 前端部が上記突起に固定されるとともに、サイ
    ドパネルの内面に沿つて後方にのび、かつ上記支
    持パネルの内面に固定される延長部を有する剛性
    部材からなるロツクブラケツトを設け、このロツ
    クブラケツトと、上記ウインド開閉体の後端部内
    面との間に、ウインド開閉体を一定の開度の開状
    態で保持しうるとともにウインド開閉体を閉状態
    でロツクしうるロツク機構を介装したことを特徴
    とする、樹脂製ボデーの構造。
JP3665987U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH0439052Y2 (ja)

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JP3665987U JPH0439052Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JP3665987U JPH0439052Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS63143417U JPS63143417U (ja) 1988-09-21
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