JPH067453B2 - リ−フスイツチの接点ばね片の製造法及び接点ばね片の構造 - Google Patents

リ−フスイツチの接点ばね片の製造法及び接点ばね片の構造

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JPH067453B2
JPH067453B2 JP6610285A JP6610285A JPH067453B2 JP H067453 B2 JPH067453 B2 JP H067453B2 JP 6610285 A JP6610285 A JP 6610285A JP 6610285 A JP6610285 A JP 6610285A JP H067453 B2 JPH067453 B2 JP H067453B2
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JP
Japan
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contact spring
spring piece
noble metal
side end
leaf switch
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JP6610285A
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致良 宮田
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Mik Electronic Corp
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Mik Electronic Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 I)…産業上の利用分野と従来技術 現在、絶縁基台に、接点を対向した状態に接点ばね片
(先端部に接点のあるばね片)を埋設(プラスチックの
インサート成形で埋設)して成る各種のリーフスイッチ
が多用されつゝあるが、 その接点ばね片における接点としては、主として、Ag、
Au、Pt及びそれらの合金類等の無空の貴金属小片が、そ
の優れた電気的特性から使用されてきた。
そして、近時は、高価な貴金属を節約する目的から、例
えば、細帯状の金属片(銅、銅合金)の上面に貴金属の
薄板をロー着法、活性圧着法等で一体的に固着して貴金
属層を形成し、該金属片をチップに切断し、該チップを
接点として金属ばね片の先端部にかしめ付けその他で固
着して接点(上面の電気的接離部分だけが貴金属層)と
することが行われており、 また、上記のような技術から進んで、主に電気的目的を
もって、金属板、片等の任意の位置に任意形状、厚さ等
の貴金属薄板、線等を一体的に固着して、貴金属の電気
的特性を自在に発揮せしめる技術が次々と開発されつゝ
ある。
而して、金属薄板(例、接点ばね片用のリン青銅薄板)
の側端面(薄板側端の板厚面、例、厚さ0.1mm)に、
貴金属(Ag、Au、Pt、それらの合金)を一体的に固着し
て、貴金属側端部を形成した素材板を設けることも可能
であり、本発明は該素材板を利用して、特殊構成のリー
フスイッチの接点ばね片を極めて簡単、低コストに製造
することも開発したものである。
II)…本発明接点ば片の製造法及び、本発明接点ばね片
の構造 1)、帯状(フープ材状、例、幅25mm、厚さ0.1mm)
の金属薄板1(例、リン青銅薄板)の側端面2(例、
0.1mm)に貴金属(Ag、Au、Pt、それらの合金)を一
体的に固着して直線状の貴金属側端部3を形成した素材
板Aを設け、 該素材板Aの直線状の貴金属側端部3に対し設定角度
(例、30゜〜60゜、但し、直角を除き角度は任意)傾
斜して素材板Aを短冊板状に截断して、先端に傾斜した
貴金属側端部3を有する接点ばね片材bを形成し、 該接点ばね片材bの先端部付近を、その貴金属側端部3
と平行に直角に折り曲げて、折り曲げ先端の貴金属側端
部3を接点Pとする、リーフスイッチの接点ばね片Bを
製造するものである。
なお、素材板Aから短冊板状に截断し、短冊板(接点ば
ね片材b)を直角に折り曲げ加工する工程は、上記の如
く、截断と折り曲げを別々に行うことも、または、截断
と折り曲げを同時に行うことも、任意である。
2)、また、本発明は、先端部に設定角度傾斜した貴金
属側端部3を有する短冊板状の金属薄板片(即ち、接点
ばね片材b)の先端部が、その貴金属側端部3に平行し
て直角に折り曲げられ、該折り曲げ先端の貴金属側端部
3が接点Pを形成して成る、リーフスイッチの接点ばね
片Bの構造に係るものである。
III)…作用、効果 (1)…而して、本発明接点ばね片Bは、2枚の接点ば
ね片B、Bの各貴金属側端部3、3即ち各接点P、Pを
対向し、両接点を接触(ノーマルクローズ型リーフスイ
ッチ)または離隔(ノーマルオープン型リーフスイッ
チ)した状態に、適宜の絶縁基台4に埋設して、リーフ
スイイッチを構成するものであり、(第3図) その時、各接点ばね片B、Bの接点P、Pは、上記の構
成からして、必ず設定角度傾斜しているので、対向した
接点P、P相互は、必ず斜交叉して対面接離(スイッチ
のON、OFF操作によって)することゝなり、例え
ば、接点ばね片B、Bの設置位置が多少ずれていても、
接点相互は必ず確実に接離作動し得る利点がある。
(2)…即ち、例えば、第4図のように、接点ばね片の
貴金属側端部3を直角に形成し、それを直角に折り曲げ
て接点Pを形成し、このように設けた接点ばね片を対向
設置した場合には、接点ばね片の板厚が極めて薄い(前
記の如く、例、0.1mm)ため、絶縁基台4への接点ば
ね片の埋設、或は接点相互の位置調節を極めて精密に行
わなければ、接点相互の正確な接離作動を行い得ない
が、 本発明の如く、接点を斜交叉するように設ければ、多
少、接点ばね片の設置位置に誤差があっても、何らの調
節なしに、必ず接点相互は正確に接離作動し得るもので
あり、この点、本発明の顕著な特長をなすものである。
(3)…また、本発明によれば、フープ材状の素材板A
から連続的多数に本発明接点ばね片を大量生産し得る利
点があり、しかも、素材板Aを、例えば、プレス截断、
折り曲げ加工するだけで、直ちに接点ばね片として完成
したものが製造できるので、 従来の如く、接点ばね片材を適宜プレス截断等で設けた
のち、該接点ばね片材の先端部に対して、別設の接点を
かしめ付け加工その他で取付けねばならぬ工程を不要と
なし得て、しかも、接点そのものを形成するための製造
工程、素材コスト、加工コスト等を格段に簡略化し、コ
ストダウンし得て、強いては、リーフスイッチの生産性
向上、コストダウン等にも連らなる秀れた効用を発揮し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る接点ばね片の正面図、平面図及び
側面図、第2図は本発明製造法の工程順を示す説明図、
第3図は本発明接点ばね片を用いたリーフスイッチ(ノ
ーマルオープン型)の一例の正面図、一部側面図及び平
面図、第4図は不適正なリーフスイッチの一例の正面
図、一部側面図及び平面図である。 符号、 A…素材板(帯状の金属薄板の側端面に直線状の貴金属
側端部を形成したもの)、B…本発明接点ばね片、b…
接点ばね片材、P…接点(貴金属側端部)、1…金属薄
板、2…側端面、3…貴金属側端部、4…絶縁基台。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の金属薄板の側端面に貴金属を一体的
    に固着して直線状の貴金属側端部を形成した素材板を設
    け、 該素材板の直線状の貴金属側端部に対し設定角度傾斜し
    て素材板を短冊板状に裁断して、先端に傾斜した貴金属
    側端部を有する接点ばね片を形成し、 該接点ばね片の先端部付近を、その貴金属側端部と平行
    に直角に折り曲げて、折り曲げ先端の貴金属側端部を接
    点とするリーフスイッチの接点ばね片を製するようにし
    たことを特徴とする、リーフスイッチの接点ばね片の製
    造法。
  2. 【請求項2】短冊板状の金属薄板片の先端部、即ち貴金
    属側端部を有する先端部が、該金属薄板片の平面の長手
    方向の中心線に対し設定角度傾斜して形成されており、
    該先端部がその貴金属側端部に平行して直角に折り曲げ
    られ、該折り曲げ先端の貴金属側端部が接点を形成して
    成る、リーフスイッチの接点ばね片の構造。
JP6610285A 1985-03-29 1985-03-29 リ−フスイツチの接点ばね片の製造法及び接点ばね片の構造 Expired - Lifetime JPH067453B2 (ja)

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JPH0547258A (ja) * 1991-08-08 1993-02-26 Human Denki Kk リーフスイツチの製造方法
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