JPH05290666A - 電気接触子の製造方法 - Google Patents

電気接触子の製造方法

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JPH05290666A
JPH05290666A JP11808192A JP11808192A JPH05290666A JP H05290666 A JPH05290666 A JP H05290666A JP 11808192 A JP11808192 A JP 11808192A JP 11808192 A JP11808192 A JP 11808192A JP H05290666 A JPH05290666 A JP H05290666A
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JP
Japan
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contact
base material
hole
contact point
thin plate
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Pending
Application number
JP11808192A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Sayama
光義 佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点材や台材の板厚を薄くしても台材の側端
に接点材を備え、その接点材の接合強度を高く安定させ
た電気接触子を容易に且つ精度良く量産できる方法を提
供する。 【構成】 薄板台材にプレス抜きにより異形状の穴を形
成し、次にこの穴に薄板接点材をプレス抜きして得た前
記穴と略同じ形状の接点材を挿入し、次いで接点材と台
材のいずれか板厚の厚い法を圧潰成形して両者をかしめ
接合し、然る後接点材を2分しながら台材をプレス抜き
して、台材の側端に接点材を備えた電気接触子を作るこ
とを特徴とする電気接触子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リレー、スイッチ等に
用いる電気接触子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台材の側端に接点材を備えたリレ
ー、スイッチ等に用いる電気接触子を作るには、図11に
示すように帯状台材1の側端に帯状接点材2を接合した
エッヂレイのクラッド帯材3をプレス加工して図12に示
すような電気接触子4を作っていた。ところで、このよ
うな電気接触子の製造方法は、エッヂレイのクラッド帯
材3の板厚が厚い場合は、比較的に容易に電気接触子4
を作ることができ、また接点材の接合強度も十分である
が、最近のように電気機器の小型化、軽量化に伴い、こ
れに搭載されるリレー、スイッチ等も小型化してくる
と、当然にこれに使用される電気接触子4も小型化しな
ければならなくなり、また接点材に使用される貴金属、
貴金属合金等の材料節約の面からも電気接触子4を小型
化することが必要となり、これに対応する為に前記エッ
ヂレイのクラッド帯材3の板厚を薄くすることが考えら
れている。
【0003】しかし、板厚の薄いエッヂレイのクラッド
帯材3を作ることは加工製作上の限界があり、また接点
材の接合強度が著しく低下し且つ不安定となるので、避
けねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、接点
材や台材の板厚を薄くしても台材の側端に接点材を備
え、その接点材の接合強度を高く安定させた電気接触子
を容易に作ることのできる方法を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電気接触子の製造方法は、薄板台材にプレス
抜きにより異形状の穴を形成し、次にこの穴に薄板接点
材をプレス抜きして得た前記穴と略同じ形状の接点材を
挿入し、次いで接点材と台材のいずれか板厚の厚い方を
圧潰成形して両者をかしめ接合し、然る後接点材を2分
しながら台材をプレス抜きして、台材の側端に接点材を
備えた電気接触子を作ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように本発明の電気接触子の製造方法
は、薄板台材に形成した穴に、この穴と略同じ形状の薄
板の接点材を挿入し、両者をかしめ接合した後接点材を
2分しながら台材をプレス抜きするので、接点材に使用
される貴金属が節約され、台材の側端に接点材を備え、
台材と接点材の接合強度が高く安定した電気接触子を容
易に得ることができる。
【0007】
【実施例】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例を
図によって説明すると、厚さ 0.2mm、幅30mmの黄銅より
なる図1に示す薄板の帯状台材5の長手方向中央に5mm
ピッチに両端幅 1.5mm、中間幅 1.0mm、長さ3mmの臼形
の穴6をプレス抜きにより形成し、次にこの穴6に、図
2に示す厚さ 0.5mm、幅5mmのAgよりなる薄板の帯状
接点材7の長手方向中央に 2.0mmピッチにプレス抜きし
て得た前記穴6と略同じ形状(寸法的には極く僅かに小
さい)の接点材8を図3に示すように挿入する。尚、穴
6の上下の開口縁全周には図3に示すようにテーパ9を
付してあるので、接点材8の挿入は容易である。次いで
板厚の厚い接点材8をプレスにより圧潰成形して図4に
示すように薄板の帯状台材5の穴6の上下の開口縁にか
しめて、接点材8を接合し、然る後接点材8を長手方向
で2分しながら帯状台材5をプレス抜きして、図5に示
すように台材5′の側端に接点材8′を備えた電気接触
子10を得た。
【0008】次に本発明の電気接触子の製造方法の他の
実施例を図によって説明すると、厚さ 0.3mm、幅35mmの
隣青銅よりなる図6に示す薄板の帯状台材11の長手方向
中央に 5.5mmピッチに両端幅 2.0mm、中間幅 1.5mm、長
さ 2.0mmの臼形の穴12をプレス抜きにより形成し、次に
この穴12に図7に示す厚さ 0.7mm、幅 3.0mmのAgより
なる薄板の帯状接点材13の長手方向中央に 2.5mmピッチ
にプレス抜きして得た前記穴12と略同じ形法(寸法的に
は極く僅か小さい)接点材14を図8に示すように挿入す
る。尚、穴12の上下の開口縁全周には図8に示すように
テーパ15を付してあるので、接点材14の挿入は容易であ
る。次いで板厚の厚い帯状台材11における接点材14の附
近の上下両面をプレスにより圧潰成形して、図9に示す
ように帯状台材11の穴12の周縁を接点材14の外周面にか
しめて、接点材14と帯状台材11とを接合し、然る後接点
材14を長手方向で2分しながら帯状台材11をプレス抜き
して、図10に示すように台材11′の側端に接点材14′を
備えた電気接触子16を得た。
【0009】このようにして得た各実施例の電気接触子
10、16は、夫々接点材と台材とがかしめ接合されている
ので、接点材と台材の板厚が薄くても接点材と台材の接
合強度が高く安定している。また上記各実施例の電気接
触子10、16は帯状台材5、11、帯状接点材7、13の順送
りとプレス抜き、またプレス抜きした帯状台材5、11の
穴6、12へのプレス抜きした接点材8、14を2分する切
断と帯状台材5、11のプレス抜きを、一連のプレス設備
で連続的に行なうことができるので、容易に量産できて
精度の高いものとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の通り本発明の電気接触子の製造方
法によれば、接点材と台材の板厚が薄く、接点材に使用
される貴金属を節約できて、台材の側端に接点材を備
え、その接点材の接合強度が高く安定した電気接触子を
得ることができる。また本発明の電気接触子の製造方法
によれば、一連のプレス設備で連続的に電気接触子を製
造できるので、容易に量産できて精度の高いものが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
【図2】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
【図3】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
【図4】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
【図5】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
【図6】本発明の電気接触子の製造方法の他の実施例の
工程を示す図である。
【図7】本発明の電気接触子の製造方法の他の実施例の
工程を示す図である。
【図8】本発明の電気接触子の製造方法の他の実施例の
工程を示す図である。
【図9】本発明の電気接触子の製造方法の他の実施例の
工程を示す図である。
【図10】本発明の電気接触子の製造方法の他の実施例の
工程を示す図である。
【図11】台材の側端に接点材を備えた電気接触子を作る
為の従来のエッヂレイのクラッド帯材を示す図である。
【図12】図11のクラッド帯材から作った電気接触子を示
す図である。
【符号の説明】
5、11 薄板の帯状台材 5′、11′ 台材 6、12 異形状(臼形)の穴 7、13 薄板の帯状接点材 8、14 プレス抜きした接点材 8′、14′ 接点材 10、16 電気接触子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板台材にプレス抜きにより異形状の穴
    を形成し、次にこの穴に薄板接点材をプレス抜きして得
    た前記穴と略同じ形状の接点材を挿入し、次いで接点材
    と台材のいずれか板厚の厚い方を圧潰成形して両者をか
    しめ接合し、然る後接点材を2分しながら台材をプレス
    抜きして、台材の側端に接点材を備えた電気接触子を作
    ることを特徴とする電気接触子の製造方法。
JP11808192A 1992-04-10 1992-04-10 電気接触子の製造方法 Pending JPH05290666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11808192A JPH05290666A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電気接触子の製造方法

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JP11808192A JPH05290666A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電気接触子の製造方法

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JPH05290666A true JPH05290666A (ja) 1993-11-05

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ID=14727527

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JP11808192A Pending JPH05290666A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 電気接触子の製造方法

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JP (1) JPH05290666A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6725537B2 (en) * 2000-02-01 2004-04-27 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Method of connecting circuit element

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