JPH0450689B2 - - Google Patents

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JPH0450689B2
JPH0450689B2 JP61139973A JP13997386A JPH0450689B2 JP H0450689 B2 JPH0450689 B2 JP H0450689B2 JP 61139973 A JP61139973 A JP 61139973A JP 13997386 A JP13997386 A JP 13997386A JP H0450689 B2 JPH0450689 B2 JP H0450689B2
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shaped
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JP61139973A
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JPS63920A (ja
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Tetsuo Takano
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は特殊電気接点つき端子片の製法に関
する。
(従来の技術) 電気接点つき端子片をプレス加工のみで量産す
る方法は、古い鋲かしめ式のほか、本発明者が開
発した接点材線条を端子片穴にかしめと同時に、
接点形状に圧潰する方式、及び角形接点の場合、
角形接点材を接点形状に分断して、端子片の角穴
に沈め、軽くかしめ付ける方式の三者が代表的で
ある。
しかし、薄板(例えば0.8mm)の端子片先端面
に接点を作りつける事は、プレス加工の領域に入
り得ないと考えられた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者は一般接点の鋲かしめ式、溶接式を、
現に大部分、上記発明によるプレス方式に変えた
ように、残る薄板端面の接点もプレス加工による
量産方式に変える事を、今回の発明の目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は端子片打抜き用帯状素材をプレスへ
送り、 その素材両縁と端子片先端部予定位置とのつな
がりを残して、先端縁を除く端子片外形と、後続
端子片の先端縁および先端中央のΩ形切欠きとを
まとめて打抜き、 そのΩ形切欠の曲線部内縁を、上下から面取り
し、 上記素材と等厚の台材帯板の片縁に接点材を細
く付けた帯状クラツド材を、上記素材と直行する
向きでプレスへ送り、 上記クラツド材の接点材を無駄なく所要寸法に
分断すると同時に、その台材部分をΩ形に、打抜
き、その打抜き片を直下の上記素材の同形Ω形切
欠きにはめ込み、 はめた打抜き片の、上記接点材から離れた周縁
部だけを、上下から断面クサビ形ポンチで挟圧し
て、上記素材切欠き縁に係合させた後、 上記素材両縁とのつながりを切断することを特
徴とする特殊電気接点つき端子片の製法。であ
る。
(作用) 一般の接点は取付面の穴に接点材をはめて、か
しめ付けるが、端子片の先端端面は穴を明けられ
るほぼ厚くない。
この発明は、接点材をその取付面にかしめ付け
る従来の観念を捨て、取付面に隣接し、取付面と
直角の向きの端子片表面にかしめ付ける方式を開
いた。
すなわち帯状素材をプレスへ送り、端子片外形
を打抜く際、端子片先端にΩ形切欠きをもつ外形
に打抜く。そして、このΩ形切欠きに、別にクラ
ツド材から打抜いたΩ形台材つき棒状接点材のΩ
形部分をはめ、かしめ付ける。これにより、かし
め付けは端子片表裏面に行われるが、棒状接点材
は端子片先端端面に固定される事になる。
Ω形台材の厚みを端子片の厚みに合わせる事に
より、端子片表裏面に突出部を作らずに、接点か
しめ付けを行える。
端子片は1mm以下の薄板である場合が多いが、
これに強いかしめ力を加えると変形し、寸法精度
を保てないおそれがある。特に端子片の、比較的
幅の狭い先端部分にΩ形切欠きを作り、これに同
形台材をかしめ付けると、かしめ圧力により切欠
き開口部が広がり、ねじれ変形等を起こしやす
い。
そこで、この発明は端子片のΩ形切欠きの表裏
縁に面とり(削稜)を施し、はめ込んだΩ形台材
の周縁部だけを上下ポンチで挟圧して上記面とり
部分へ膨出させる形のかしめ方法をとつた。挟圧
された周縁部の外周側は面とりされた空間を満た
すだけで、端子片切欠きを押広げる作用は弱く、
それも帯状素材両縁とのつながりで阻止される。
周縁部の内側はかしめにより上下へ膨出し、端子
片やその切欠きを変形させる作用はない。
またΩ形切欠きにした事により、通常考えるコ
形切欠きよりも、端子片の両股先端部が細く弱く
ならずにすみ、また応力集中部を作らず、かしめ
た台材が切欠き開口部の方へ抜け出るのを防ぐ作
用を得ている。なおΩ形切欠きは、入口より奥が
広い切欠きの総称とする。
(実施例) 第1図はこの発明一実施例における帯状素材の
プレス加工による変化を示す平面図、第2図はそ
の立面図である。
帯状素材(帯材)1は図の右方へ向つて進み、
プレスの各加工位置で順次加工される。まず端子
穴2を打抜き、Ω形切欠き4をもつ後続端子片先
端縁3と、その右隣の先行端子片の先端を除く外
形との間を打抜き、上記Ω形切欠き4の表裏縁に
第2図の上下ポンチ11,11により面とり5を
施し、次の加工位置で、接点つき台材をはめ込
む。
すなわち、その加工位置へは、横方向から台材
6aに接点材6bを張つた帯状クラツド材6が送
られ、上記面とりずみΩ形切欠き4の真上で、第
2図のバツクアツプ(案内)つきポンチ12、ダ
イ13、アンビル14により、Ω形台材7a、棒
状接点7bからなる台材つき接点7が打抜かれる
と同時に、切欠き4へはめ込まれる。
そして次の加工位置で、第2図の上下の馬てい
形ポンチ15,15により、Ω形台材7aの接点
材6bから離れた周縁圧下部8を挟圧して、第5
図のように切欠き縁面とり5へ膨出させる形でか
しめ付ける。
次の加工位置で端子片先端両縁が帯材1につな
がつていた部分9を切断して、端子片10を抜落
す。
こうして作られた端子片10を第3,4図に示
す。第5図には、周縁圧下部8を馬てい形ポンチ
で挟圧した結果、周縁が面とり部分5を埋めるよ
うに膨出して、台材つき接点7が端子片10にか
しめ付けられた断面を示す。
第6図に第1図のクラツド材6を示す。台材6
aは銅、接点材6bは銀で、クラツド材専門工場
で圧着によりクラツドしたものか、それから切出
したものである。
第7図は端子片使用者が最初に要求した形状
で、すべての断面厚みが0.8mm、接点7bが付く
先端縁3は、装着部10bより少し左右に出た突
出肩部10aを付けている。これに対し、第6図
の縦長断面のクラツド材6を、最初は横長断面の
クラツド材としてプレスへ送り、単純に分断して
第8図に示すような矩形断面の台材つき接点7と
し、これを端子板10先端のコ形切欠きにかしめ
付ける事を、まず考えた。しかし端子板10は
0.8mmの薄板であり、その突出肩部10aと装着
部10bとの境の曲り角とコ形切欠きとの間の細
くなつた部分が強度不足になる事から、この案は
採用しなかつた。
こうして、この発明はクラツド材を単に分断す
る簡単な方法を捨て、打抜きによりΩ形台材をつ
けた接点を使う事とし、端子板10の先端付近で
狭く、奥の方で広くなるΩ形切欠きにより、強度
上の問題点を解消した。
なお前述のようにΩ形切欠きは、端子片先端縁
で狭く、奥の方が広い切欠きであれば、奥の方が
丸くなく多角形でも鳩尾形でもよい。その他、こ
の発明は実施に当る設計者の周知技術により、発
明の要旨の範囲内でも多様に変化、応用し得る。
(発明の効果) この発明は、薄板である端子片の先端に細く短
い接点材を取付けるという、プレス加工の対象に
なりそうもない作業を、プレスによる量産可能に
した。すなわち素材の端子片外形先端にΩ形切欠
きを設け、別にクラツド材から打抜いた台材つき
接点を、その切欠きにはめ、かしめ付ける事によ
り、端子片内部で全方向にゆるまないかしめ付け
を行つて、接点だけ端子片先端に位置せしめ得
た。
そのかしめ方法は、表裏縁に面とりしたΩ形切
欠きに接点つきΩ形台材をはめ、その台材の周縁
部を上下ポンチで挟圧して、面とり部分へ膨出さ
せる形でかしめ付けるので、膨出による端子片の
ひずみ変形がなく、膨出状態に多少の不良部があ
つても、全方向にゆるみ得ないから、量産中、不
良品の発生が極めて少い。そして、かしめ線の長
さが長いから、接点から端子片への電気、熱伝導
が良く、接点つき端子片として優れた性能を示す
ことを実験で確めている。
しかもこの発明によれば、端子片と接点との取
付けは専らΩ形台材によるため、従来のように貴
重な接点材を取付けに使うことが無く最小の使用
量で足りる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明一実施例における帯状素
材のプレス加工による変化を示す平面図、立面断
面図、第3,4図はその製品である端子片の平面
図、立面図、第5図はその縦断面図、第6図は帯
状クラツド材の斜視図、第7図は当初要求された
端子片の平面図、第8図は最初の試作品の平面図
である。 1……帯状素材、4……Ω形切欠き、5……面
とり、6……帯状クラツド材、7……台材つき接
点、8……周縁圧下部、10……端子片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端子片打抜き用帯状素材をプレスへ送り、 その素材両縁と端子片先端部予定位置とのつな
    がりを残して、先端縁を除く端子片外形と、後続
    端子片の先端縁および先端中央のΩ形切欠きとを
    まとめて打抜き、 そのΩ形切欠の曲線部内縁を、上下から面取り
    し、 上記素材と等厚の台材帯板の片縁に接点材を細
    く付けた帯状クラツド材を、上記素材と直行する
    向きでプレスへ送り、 上記クラツド材の接点材を無駄なく所要寸法に
    分断すると同時に、その台材部分をΩ形に、打抜
    き、その打抜き片を直下の上記素材の同形Ω形切
    欠きにはめ込み、 はめた打抜き片の、上記接点材から離れた周縁
    部だけを、上下から断面クサビ形ポンチで挟圧し
    て、上記素材切欠き縁に係合させた後、 上記素材両縁とのつながりを切断することを特
    徴とする特殊電気接点つき端子片の製法。
JP13997386A 1986-06-18 1986-06-18 特殊電気接点つき端子片の製法 Granted JPS63920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13997386A JPS63920A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 特殊電気接点つき端子片の製法

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JP13997386A JPS63920A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 特殊電気接点つき端子片の製法

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Publication Number Publication Date
JPS63920A JPS63920A (ja) 1988-01-05
JPH0450689B2 true JPH0450689B2 (ja) 1992-08-17

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ID=15257978

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JP13997386A Granted JPS63920A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 特殊電気接点つき端子片の製法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4516094A (en) * 1983-12-23 1985-05-07 Gte Laboratories Incorporated Acoustic surface wave device
CN112692142B (zh) * 2020-12-11 2022-08-05 苏州横岛电子科技有限公司 一种高导电性锂电池接触片成型工艺

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331534A (en) * 1976-09-06 1978-03-24 Nippon Steel Corp Ouickkcooling conversion process for colddrolled steel sheet

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JPS63920A (ja) 1988-01-05

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