JPS5840047B2 - ナツト.パネル組立体 - Google Patents
ナツト.パネル組立体Info
- Publication number
- JPS5840047B2 JPS5840047B2 JP973880A JP973880A JPS5840047B2 JP S5840047 B2 JPS5840047 B2 JP S5840047B2 JP 973880 A JP973880 A JP 973880A JP 973880 A JP973880 A JP 973880A JP S5840047 B2 JPS5840047 B2 JP S5840047B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- panel
- pilot
- folded portion
- panel assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はナツトとパネルの組立体の改良に関するもので
ある。
ある。
ナツトの中央部に突出したパイロット部が打抜きパンチ
としての役割を果し、該パイロット部でパネルを貫通す
ることにより前記ナツトをパネルに固着したナツト・パ
ネル組立体に使用されるナツトは一般にピアスナツト又
はせん孔ナツトと称せられ、例えば米国特許第2,70
7,322号、同第3,152,628号、同第3,1
87.796号及び同第2,749,606号等により
公知である。
としての役割を果し、該パイロット部でパネルを貫通す
ることにより前記ナツトをパネルに固着したナツト・パ
ネル組立体に使用されるナツトは一般にピアスナツト又
はせん孔ナツトと称せられ、例えば米国特許第2,70
7,322号、同第3,152,628号、同第3,1
87.796号及び同第2,749,606号等により
公知である。
しかし、上記した最も標準的なタイプのピアスナツトは
、薄いパネルに使用した場合パネルに対するナンドの保
持力が弱い欠点を有していた。
、薄いパネルに使用した場合パネルに対するナンドの保
持力が弱い欠点を有していた。
本発明はこのような欠点を解決すべくなされたものであ
って、パネルを部分的に打抜くと共に折り曲げて折り重
ね部分を形成し、該折り重ね部分を前記ナツトのパイロ
ット部で貫通し、該折り重ね部分を介して前記パネルに
ナツトを固着することによって、薄いパネルに対するナ
ツトの保持力を増大させたナツト・パネル組立体を提供
するものである。
って、パネルを部分的に打抜くと共に折り曲げて折り重
ね部分を形成し、該折り重ね部分を前記ナツトのパイロ
ット部で貫通し、該折り重ね部分を介して前記パネルに
ナツトを固着することによって、薄いパネルに対するナ
ツトの保持力を増大させたナツト・パネル組立体を提供
するものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明のナツト・パネル組立体に使用するナツト1は、
標準タイプのピアスナツトと同様に、ねじ孔2を囲む中
央部に形成された矩形状のパイロット部3と、該パイロ
ット部3の一方の対向側部から外側に延びパイロット部
3の端面4より低い位置に離隔した上面6を有するフラ
ンジ部5とを備えており、パイロット部3の前記対向側
部には複数の凹部7が横方向に間隔をおいて設けられて
いる。
標準タイプのピアスナツトと同様に、ねじ孔2を囲む中
央部に形成された矩形状のパイロット部3と、該パイロ
ット部3の一方の対向側部から外側に延びパイロット部
3の端面4より低い位置に離隔した上面6を有するフラ
ンジ部5とを備えており、パイロット部3の前記対向側
部には複数の凹部7が横方向に間隔をおいて設けられて
いる。
凹部7に代えて標準タイプのピアスナツトと同じように
溝を設けてもよい。
溝を設けてもよい。
一方パネル10は、予めナツト1を取り付けるべき箇所
の両側近傍を部分的に打抜くと共に折り曲げて折り重ね
部分11.11が形成されている。
の両側近傍を部分的に打抜くと共に折り曲げて折り重ね
部分11.11が形成されている。
ナツト1とパネル10は、第1図、第2図に示すように
、標準タイプのピアスナツトと同じようにして組み立て
られる。
、標準タイプのピアスナツトと同じようにして組み立て
られる。
即ち、保持台15に載置したナツト1のパイロット3の
端面4にパネル10の折り重ね部分11を接して位置さ
せ、保持台15に対設したかしめダイス16でパネル1
0を加圧すると、かしめダイス16とパイロット部3と
の協働作用によりパイロット部3の端面4が打抜きパン
チとして機能しパネル10を打抜く。
端面4にパネル10の折り重ね部分11を接して位置さ
せ、保持台15に対設したかしめダイス16でパネル1
0を加圧すると、かしめダイス16とパイロット部3と
の協働作用によりパイロット部3の端面4が打抜きパン
チとして機能しパネル10を打抜く。
パイロット部3で打抜かれた折り重ね部分11はナツト
1のフランジ部5の上面6に当接するまで押し下げられ
、同時に前記打抜きにより画定された折り重ね部分11
の開口縁部12がかしめダイス16のかしめ刃17でか
しめられてナツト1の凹部7に係合するよう変形せしめ
られ、これによってナツト1とパネル10が一体的に結
合されるのである。
1のフランジ部5の上面6に当接するまで押し下げられ
、同時に前記打抜きにより画定された折り重ね部分11
の開口縁部12がかしめダイス16のかしめ刃17でか
しめられてナツト1の凹部7に係合するよう変形せしめ
られ、これによってナツト1とパネル10が一体的に結
合されるのである。
第4図、第5図は、パネル10の折り重ね部分11が三
重重ねに形成されている例を示している。
重重ねに形成されている例を示している。
上述のように、本発明のナツト・パネル組立体は、パネ
ルを部分的に打抜くと共に折り曲げて形成上た折り重ね
部分をナツトのパイロット部が貫通し、該折り重ね部分
を介してナツトがパネルに取り付けられているから、パ
ネルが薄い場合でもパネルに対するナツトの保持力は極
めて大きく、且つねじ締結時におけるパネル強度も増大
する効果がある。
ルを部分的に打抜くと共に折り曲げて形成上た折り重ね
部分をナツトのパイロット部が貫通し、該折り重ね部分
を介してナツトがパネルに取り付けられているから、パ
ネルが薄い場合でもパネルに対するナツトの保持力は極
めて大きく、且つねじ締結時におけるパネル強度も増大
する効果がある。
第1図、第2図は本発明に係るナツトとパネルの組立体
の製造工程を示す要部の縦断正面図、第3図は同ナツト
・パネル組立体の平面図、第4図、第5図は別の実施例
によるナツト・パネル組立体の製造工程を示す要部の縦
断正面図である。 1・・・・・・ナツト、3・・・・・・パイロット部、
5・・・・・・フランジ部、10・・・・・・パネル、
11・・・・・・折り重ね部分、12・・・・・・開口
縁部。
の製造工程を示す要部の縦断正面図、第3図は同ナツト
・パネル組立体の平面図、第4図、第5図は別の実施例
によるナツト・パネル組立体の製造工程を示す要部の縦
断正面図である。 1・・・・・・ナツト、3・・・・・・パイロット部、
5・・・・・・フランジ部、10・・・・・・パネル、
11・・・・・・折り重ね部分、12・・・・・・開口
縁部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中央のパイロット部と、該パイロット部の対向側部
から外側に延び前記パイロット部の端面より低い位置に
離隔した上面を有するフランジ部と、前記パイロット部
の前記対向側部に設けられた溝又は凹部とを有するナツ
トとパネルの組立体であって、前記パネルは部分的に打
抜くと共に折り曲げて形成した折り重ね部分を有し、該
折り重ね部分を前記ナツトのパイロット部で貫通するこ
とによって画定された前記折り重ね部分から成る開口縁
部が前記ナツトの溝又は凹部に係合するよう変形され、
これによって前記ナツトとパネルが結合されていること
を特徴とするナツト・パネル組立体。 2 前記折り重ね部分が三重に形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のナツト・パネル組
立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP973880A JPS5840047B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | ナツト.パネル組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP973880A JPS5840047B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | ナツト.パネル組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56109912A JPS56109912A (en) | 1981-08-31 |
JPS5840047B2 true JPS5840047B2 (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=11728645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP973880A Expired JPS5840047B2 (ja) | 1980-01-29 | 1980-01-29 | ナツト.パネル組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840047B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1228255A (en) * | 1982-04-30 | 1987-10-20 | Edwin G. Sawdon | Self-attaching fastener and method of securing same to sheet material |
JP4481462B2 (ja) * | 2000-09-13 | 2010-06-16 | 本田技研工業株式会社 | ピアスナット打ち込み用ピアスダイ |
-
1980
- 1980-01-29 JP JP973880A patent/JPS5840047B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56109912A (en) | 1981-08-31 |
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