JP5280935B2 - 端子付センサの製造方法 - Google Patents
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Description
あるいは、上記一組の細帯体の先端を相互に接近するように傾斜した傾斜先端部は、打抜加工によって予め形成した平行先端部の途中を、斜め折り畳み加工によって形成される。
また、上記基本プレス工程が、上記細帯体の中間部を、素材厚さ寸法のままで塑性加工して補強部を形成する補強部形成工程を具備する方法である。
また、上記感知素子と上記挾持部、及び、上記端子部材の中間部に射出成形樹脂にて一体被覆して、ボディを形成する射出成形工程を具備する方法である。
また、上記感知素子は感温素子から成る。
本発明は、図4に例示するように、金属薄板から成る一対の端子部材1’,1’と、小
ブロック型の感知素子2と、樹脂製のボディ3と、を有する端子付センサを、製造する方法である。感知素子2は、例えばサーミスタ素子等の感温素子とする。
ここで、めっき処理された金属製薄板素材を具体的に説明すると、表裏面が錫(Sn)等でめっき処理された銅板であり、素材厚さ寸法が0.05mm以上0.25mm以下のものである。
一例としては、図1から図7(a)に示すように、一対の接近対向する傾斜先端部11,11の内の一方に、感知素子2を載置すると共に、半田付けあるいは導電性接着剤による接着によって、固着し、その後、上記交差状挾持部形成工程を行って、図7(a)から図7(b)(c)に示すように、感知素子2を挾持部50に保持し、次に、半田付け又は導電性接着剤による接着にて、他方の傾斜先端部11に固着する。図7(b)の矢印Hは、一方の先端部11に予め載置して固着しておいた感知素子2の上に、他方の先端部11を重ねる方向を示す。ところで、この図7(a)から図7(b)のように、矢印H方向に重ね合わせる際に、感知素子2の載置していない側の傾斜先端部11を、上に(紙面上、紙の裏から表に)向けて、変形させ、少なくとも、感知素子2を挟み込めるだけの隙間を形成して、一組の傾斜先端部11,11をX状に交差させて感知素子2を挾持する。このように、素子固着工程と交差状挾持部形成工程とが混り合って(混在しつつ)行われる場合を、図7では例示した。
他例としては、図1及び図8(a)から、図8(b)に示したように、連結片部20を折り曲げ加工して、元のピッチ寸法P1を小さなピッチ寸法P2に減少させることで、一対の傾斜先端部11,11を交差させて、挾持部50を予め形成する。即ち、まず交差状挾持部形成工程を完了する。その後、図8(c)に矢印Jのように感知素子2を、交差状挾持部50へ、(図外の開脚治具等によって僅かに開脚させつつ、又は、予め図8(b)の状態になるまでに傾斜先端部11,11を上下に(開脚)変形させて、感知素子2を挟み込めるだけの隙間を形成させておいて)差込んで、保持させて、図8(d)に示すような保持状態下で、半田付け又は上記接着によって、感知素子2を固着する。このように、図8では、交差状挾持部形成工程を完了して後に、素子固着工程を行う場合を図8に例示した。なお、感知素子2の差込方向(矢印J)は、図8(c)に限らず、同図の左右側方向や、矢印Jとは逆に基部から長手方向Nの先端に行っても良い。
このようにして、切断工程によって、一対の端子部材1’,1’の先端が感知素子2を介して一体ものにセットされた中間組体61が得られる。
図9,図10,図1では、細帯体1が、傾斜先端部11と中間部12と基端部13を具備している。上記基本プレス工程に於て、基端部13は、図11(a)に示すように横断面一文字に打ち抜いて接続用片部10を形成し、接続用片部10の端縁10a,10aを長手方向に沿った折り曲げ線で両側から内側に立ち上げて横断面コの字状にした後に、図11(b)に示すように、さらに折曲げる。次に、図11(c)に示すように、両側の端縁10a,10aを内側に折曲げて、幅方向Wに4層構造に折り畳む。そして、図11(d)に示すように、圧縮加工によって、四方から圧縮して横断面略正方形に形成する。また、最基端部を相手側コネクタの雌型接続部へスムーズに挿入するように、長手方向Nの外方にいくにつれて一辺の寸法が次第に小さくなる四角錘(台)状に圧縮形成する。基端部13は、幅方向Wの薄板素材の4枚分の厚みを有する棒状体のコネクタ用接続部と成る。
また、中間部12のプレス加工について述べると、打ち抜き加工によって横断面一文字型の帯板部を形成し、次に、図9と図10に示したような各断面形状に、折り曲げ,膨出成型,孔明け加工等によって、中間部12内で、基端寄りから、中間を越えて、第1中間部12Aに、補強部30等を塑性加工する。
1’ 端子部材
2 感知素子
3 ボディ
11 傾斜先端部
12 中間部
13 基端部
20 連結片部
30 補強部
50 挾持部
51 平行先端部
60 櫛型中間体
N 長手方向
Claims (7)
- 複数本の平行な細帯体(1)(1)と、該細帯体(1)の長手方向(N)の中途部を順次連結する連結片部(20)と、から成ると共に、隣り合う上記細帯体(1)(1)を一対毎に一組として該一組の細帯体(1)(1)の先端を相互に接近するように傾斜した傾斜先端部(11)(11)を備えた櫛型中間体(60)を、めっき処理した金属薄板素材から作製する基本プレス工程と、
次に、上記一組の細帯体(1)(1)の間の上記連結片部(20)を折り曲げて、該一組の細帯体(1)(1)のピッチ寸法(P)を減少させることによって上記傾斜先端部(11)(11)を交差させて、感知素子(2)の保持用の挾持部(50)を形成する交差状挾持部形成工程と、
上記感知素子(2)を上記挾持部(50)に半田又は導電性接着剤で固着する素子固着工程と、
上記素子固着工程の後に、上記連結片部(20)を切断除去して上記一組の細帯体(1)(1)から成る一対の端子部材(1’)(1’)を形成する切断工程と、
を具備していることを特徴とする端子付センサの製造方法。 - 上記一組の細帯体(1)(1)の先端を相互に接近するように傾斜した傾斜先端部(11)(11)が、打抜加工によって形成される請求項1記載の端子付センサの製造方法。
- 上記一組の細帯体(1)(1)の先端を相互に接近するように傾斜した傾斜先端部(11)(11)は、打抜加工によって予め形成した平行先端部(51)(51)の途中を、斜め折り畳み加工によって形成される請求項1記載の端子付センサの製造方法。
- 上記基本プレス工程が、上記細帯体(1)の基端部(13)を、該細帯体(1)の上記長手方向(N)に沿った折曲げ線で両側から内側方向に折り畳んで、4層構造の横断面略四角形に形成する折り畳み工程を具備する請求項1,2又は3記載の端子付センサの製造方法。
- 上記基本プレス工程が、上記細帯体(1)の中間部(12)を、素材厚さ寸法のままで塑性加工して補強部(30)を形成する補強部形成工程を具備する請求項1,2,3又は4記載の端子付センサの製造方法。
- 上記感知素子(2)と上記挾持部(50)、及び、上記端子部材(1’)の中間部(12)に射出成形樹脂にて一体被覆して、ボディ(3)を形成する射出成形工程を具備する請求項1,2,3,4又5記載の端子付センサの製造方法。
- 上記感知素子(2)は感温素子から成る請求項1,2,3,4,5又は6記載の端子付センサの製造方法。
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