JPH0674110B2 - 用紙貯留トレイ - Google Patents

用紙貯留トレイ

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JPH0674110B2
JPH0674110B2 JP61057459A JP5745986A JPH0674110B2 JP H0674110 B2 JPH0674110 B2 JP H0674110B2 JP 61057459 A JP61057459 A JP 61057459A JP 5745986 A JP5745986 A JP 5745986A JP H0674110 B2 JPH0674110 B2 JP H0674110B2
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【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は、自動両面複写機に備えられる中間トレイの
ように、入紙された用紙を再給紙などの目的をもって貯
留する用紙貯留トレイに関する。
<発明の概要> この発明に係る用紙貯留トレイは要約すれば、用紙検知
手段に検出されるようにして入紙された用紙を、入紙終
了後に用紙検知手段に検出されない位置に側面規制板を
用いて移動する規制板動作手段を備えることにより、複
数の用紙を次々に貯留する際に、用紙検知手段によりす
べての用紙の入紙を検出できるようにしたものである。
<従来技術とその欠点> 自動両面複写機では片面複写済用紙を一旦中間トレイに
貯留し、原稿を交換した後中間トレイから再度複写プロ
セス部に導く。このように再給紙を目的として用紙を貯
留する中間トレイに代表される用紙貯留トレイでは、入
紙される用紙のすべてを貯留位置に正しく貯留しなけれ
ばならない。
また、用紙貯留トレイの近傍においてジャムが生じた場
合には、直ちにこれを検出し、オペレータによるジャム
処理がすばやく行われるようにしなければならない。こ
のため、従来の用紙貯留トレイは第5図に示すように、
入紙ローラ41の近傍に検知スイッチ42を、中間トレイ43
の底面に検知スイッチ44をそれぞれ設けていた。
以上の構成により入紙ローラ41の手前において発生する
ジャムおよび入紙ローラ41を通過後中間トレイ43に貯留
されるまでの間に生じるジャムを検出するようにしてい
た。特に後者においては検知スイッチ42がオフした後検
知スイッチ44がオンすることをもってジャムの発生を検
出するようにしていた。
しかしながら連続して複数枚の用紙が入紙される場合に
は、一枚目の用紙が検知スイッチ44をオンすると、二枚
目以降の用紙入紙時には、ジャムが発生したか否かにか
かわらず検知スイッチ44は常にオンしたままである。こ
のため、二枚目以降の用紙の入紙時に入紙ローラ41と中
間トレイ43との間においてジャムが発生してもこれを検
出することができず、次に入紙される用紙が、ジャムを
発生した用紙との衝突により停止し、検知スイッチ42を
オンし続けることによって初めてジャムの発生が検出さ
れる。
したがって、発生したジャムに対する処理作業の開始が
遅れ、複数枚の用紙がジャムを生じてしまう欠点があっ
た。このため、ジャム処理作業が繁雑化、長時間化し、
装置の破損の可能性が高くなる欠点があった。
<発明の目的> この発明の目的は上記従来の欠点に鑑み、複数枚の用紙
が連続して入紙される際に、それぞれの用紙の入紙時に
用紙が正しく入紙されたことを検出できるようにし、ジ
ャムの発生をいち早く検出してジャム処理作業をすばや
く行えるようにし、作業を簡略化するとともに、装置の
破損を防止することができる用紙貯留トレイを提供する
ことにある。
<発明の構成および効果> この発明の用紙貯留トレイは、貯留する用紙の入紙時に
その用紙を検出する用紙検知手段を備えてなる用紙貯留
トレイにおいて、入紙方向に垂直な方向の用紙貯留位置
を規制するものであって垂直片とその上端から内側へ延
びる水平片を備える断面がL字又はコ字状の2つの側面
規制板を入紙方向に垂直な方向に移動可能にして設け、
少なくとも一方の該側面規制板の上部で且つ用紙貯留位
置先端部から用紙搬送方向と逆の方向に十分離れた位置
に前記用紙検知手段を配置し、この上に用紙が載った状
態を検出できるようにし、用紙の入紙時には、前記2つ
の側面規制板の垂直片の内側面の幅が入紙する用紙の幅
と略等しくなる待機位置に前記側面規制板を位置させ、
用紙が入紙して前記用紙検知手段で該用紙を検出した後
に側面規制板を外側へ動作させ、その用紙を用紙検知手
段に検出されない下方へ落下させ、さらに前記側面規制
板を前記待機位置へ動作させる規制板動作手段を備えて
なることを特徴とする。
以上の構成により、この発明によれば、一枚の用紙の入
紙があるとその状態を用紙検知手段で検出した後に規制
板動作手段により規制板を動作させ、入紙された用紙を
用紙検知手段により検出されない下方へ落下させること
によって、複数枚の用紙を連続して入紙する際にもすべ
ての用紙のそれぞれについて前記用紙検知手段により正
確に入紙されたか否かのチェックを行うことができる。
したがって、ジャムが発生した際には直ちにこれを検出
することができ、ジャム処理作業をすばやく開始するこ
とができるため、一度に多数枚の用紙がジャムを発生す
るといったことがなく、ジャム処理作業を簡略化すると
ともに、装置の故障の発生を防止することができる。ま
た、用紙の給紙方向の位置を正確に規制できるため、再
給紙時に中心位置の誤差の発生を防止できる。
さらに、入紙された用紙の搬送中心軸と積層されている
用紙の搬送中心軸はずれることがないために、同用紙を
給紙する際には中心軸を元に戻す補正を行う必要がな
い。また、検出後の用紙は下方に落下するために、その
後積層用紙のいかなるトラブルによってもその状態を用
紙検知手段によって検知されることがない。また、用紙
検知手段は用紙貯留位置先端部から用紙搬送方向と逆の
方向に十分離れた位置に配置されるため、用紙が万一斜
め送りされても検出が可能である。したがって同検知手
段による該検知という状態をほとんど発生しない。以上
のことから構造、制御が簡単になり信頼性が向上する効
果がある。
<実施例> 第2図は、この発明の実施例である用紙貯留トレイを備
えた自動両面複写機の構成を示す正面断面の略図であ
る。
複写機本体21の内部中央部には感光体ドラム23が設けら
れ、複写プロセス部24を構成している。複写プロセス部
24の右側には給紙トレイ31および用紙カセット32,33を
装着した給紙部25が構成されている。一方、複写プロセ
ス部24の左側には排紙部26が構成されている。排紙部26
の外側にはソータ27が装着されている。このソータ27の
内部には主搬送路35および副搬送路28が構成されてい
る。
複写機21はキャビネット37上に載置されている。このキ
ャビネット37にはスイッチバック搬送路29およびこの発
明の用紙貯留トレイである中間トレイ1が備えられてい
る。ソータ27の主搬送路35に導かれた用紙はピン36に排
出され、副搬送路28に導かれた用紙はスイッチバック搬
送路29を経由するか、または直接中間トレイ1に入紙さ
れる。中間トレイ1に貯留された用紙は通路39を経由し
て再び複写プロセス部24に導かれる。
第1図は、上記中間トレイの要部を示す外観斜視図であ
る。
中間トレイ1の上面には段部2a,2bが形成されている。
この段部2a,2bにほぼコの字型断面形状を呈する側面規
制板3および4が挿入されている。なお、この側面規制
板3,4は、少なくとも垂直片とその上端から内側へ延び
る水平片を備えるものであれば良く、したがって断面が
L字状であってもよい。一方の側面規制板3の上面で、
且つ用紙貯留位置先端部から十分に離れた後方部(用紙
搬送方向とは逆の方向)には用紙検知センサ5が設けら
れている。また、中間トレイ1の入紙方向(矢印A)の
前端部には給紙ローラ6が設けられている。この給紙ロ
ーラ6は中間トレイ1に貯留された用紙を再度給紙す
る。
第2図は、上記中間トレイの要部の側面断面図である。
中間トレイ1の上面に形成された段部2a内に側面規制板
3が矢印BまたはC方向に移動可能にして挿入されてい
る。段部2aには孔部7が開けられている。側面規制板3
の底面には孔部7を貫通する支持部8aを介してラックギ
ヤ8が固定されている。ラックギヤ8は中間トレイ1の
底面に露出しており、モータ9の回転軸9aに固定された
ピニオンギヤ10と噛み合っている。回転軸9aが矢印D方
向に回転すると側面規制板3は矢印B方向に移動し、反
対に回転軸9aが矢印E方向に回転すると側面規制板3は
矢印C方向に移動する。
第4図(A)〜(C)は、上記用紙貯留トレイの作業を
示す側面断面の略図である。
用紙入紙時には第4図(A)に示すように、側面規制板
3および4のそれぞれの内側面3aおよび4aの間の距離
が、用紙11の入紙方向に垂直な方向の幅に等しくなるよ
うにされている。この状態で用紙11が上部から入紙され
ると、その下面が側面規制板3の上面に設けられた用紙
検知センサ5と接触する。これによって用紙検知センサ
5はオンし、用紙11が入紙されたことを検出する。
用紙検知センサ5がオンしたのち一定時間経過後第4図
(B)に示すように、側面規制板3および4のそれぞれ
は、段部2a,および2b内を矢印BおよびC方向に移動す
る。
この側面規制板3および4の移動量は、側面規制板3お
よび4の上面と用紙11が接触しない位置までの距離であ
る。これによって用紙11は矢印F方向に落下し中間トレ
イ1の上面に接する。
用紙11が中間トレイ1の上面に接すると第4図(C)に
示すように、側面規制板3および4がそれぞれ矢印Cお
よびB方向に移動し、同図(A)に示す状態に復帰す
る。このとき、側面規制板3および4の内側面3aおよび
4aの間隔は用紙11の幅に等しくされているため、これら
内側面3aおよび4aと用紙11の両側面が接触する。これに
よって、用紙11の収納位置を規制することができる、ま
た、この時側面規制板3の上面に設けられた用紙検知セ
ンサ5はフリーな状態にされているため、次に入紙され
る用紙の検出を行うことができる。
以上のように、入紙される用紙11を側面規制板3および
4のそれぞれの上面に一時保持するとともに、用紙検知
センサ5により入紙状態を検出する。この後、側面規制
板3および4を互いに遠ざかる方向に移動し、両者の間
に用紙11を落下させて元の位置に復帰させる。側面規制
板3および4が復帰した位置は、用紙11のサイズ毎に特
定された位置であり、側面規制板3および4の内側3aお
よび4aにより用紙11の収納位置を規制することができ
る。
また、入紙可能な用紙のサイズが複数ある場合には、側
面規制板の初期状態の位置をそれぞれのサイズに設定し
ておき、用紙サイズが選択された際に側面規制板をその
位置に移動させるようにすれば、入紙できるサイズ数に
かかわらず、単一の用紙検知センサにより入紙状態を検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である用紙貯留トレイの要部
の外観斜視図、第2図は同用紙貯留トレイの要部の側面
断面図、第3図は同用紙貯留トレイが用いられる複写機
の構成を示す正面断面の略図、第4図(A)〜(C)は
同用紙貯留トレイの作用を示す側面断面の略図である。
また、第5図は従来の用紙貯留トレイの構成を示す正面
図である。 1……中間トレイ、3,4……側面規制板、 5……用紙検知センサ、8……ラックギヤ、 9……モータ、10……ピニオンギヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯留する用紙の入紙時にその用紙を検出す
    る用紙検知手段を備えてなる用紙貯留トレイにおいて、 入紙方向に垂直な方向の用紙貯留位置を規制するもので
    あって垂直片とその上端から内側へ延びる水平片を備え
    る断面がL字又はコ字状の2つの側面規制板を入紙方向
    に垂直な方向に移動可能にして設け、少なくとも一方の
    該側面規制板の上部で且つ用紙貯留位置先端部から用紙
    搬送方向と逆の方向に十分離れた位置に前記用紙検知手
    段を配置し、この上に用紙が載った状態を検出できるよ
    うにし、用紙の入紙時には、前記2つの側面規制板の垂
    直片の内側面の幅が入紙する用紙の幅と略等しくなる待
    機位置に前記側面規制板を位置させ、用紙が入紙して前
    記用紙検知手段で該用紙を検出した後に側面規制板を外
    側へ動作させ、その用紙を用紙検知手段に検出されない
    下方へ落下させ、さらに前記側面規制板を前記待機位置
    へ動作させる規制板動作手段を備えてなる用紙貯留トレ
    イ。
JP61057459A 1986-03-14 1986-03-14 用紙貯留トレイ Expired - Fee Related JPH0674110B2 (ja)

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