JP2566647B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2566647B2 JP2566647B2 JP1075874A JP7587489A JP2566647B2 JP 2566647 B2 JP2566647 B2 JP 2566647B2 JP 1075874 A JP1075874 A JP 1075874A JP 7587489 A JP7587489 A JP 7587489A JP 2566647 B2 JP2566647 B2 JP 2566647B2
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- JP
- Japan
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- sheet material
- manual
- roller
- main body
- manual feed
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、画像形成装置に係り、詳しくは手差しによ
りシート材を搬送する機能を付加したシート材搬送装置
を有する画像形成装置に関する。
りシート材を搬送する機能を付加したシート材搬送装置
を有する画像形成装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来の電子複写機100を第6図に示している。手差し
給紙トレイ101を横に倒して該トレイ101から給紙された
転写材102は給紙ローラ103,105,レジストローラ106で搬
送され、転写ガイドを通過し、ドラム110上の画像が転
写分離帯電器111,112により転写され分離され、搬送部1
13により搬送され、定着ローラ部115でトナー像が定着
され、最後に排紙トレイ116へ排出されるまで一定方向
に搬送される。
給紙トレイ101を横に倒して該トレイ101から給紙された
転写材102は給紙ローラ103,105,レジストローラ106で搬
送され、転写ガイドを通過し、ドラム110上の画像が転
写分離帯電器111,112により転写され分離され、搬送部1
13により搬送され、定着ローラ部115でトナー像が定着
され、最後に排紙トレイ116へ排出されるまで一定方向
に搬送される。
また、多重画像形成の場合は、定着完了後、定着部11
5を出た転写材102が紙偏向板117で両面・多重用搬送路1
19に向き、これを通過して、再びドラム110、定着ロー
ラ部115に送り込まれるものであり、両面画像形成の場
合は、排出ローラ120により転写材102は排出途中の時点
で排出ローラ120が反転し、紙偏向板117により導かれ
て、搬送路119を通過して、ドラム110に送り込まれるも
のである。
5を出た転写材102が紙偏向板117で両面・多重用搬送路1
19に向き、これを通過して、再びドラム110、定着ロー
ラ部115に送り込まれるものであり、両面画像形成の場
合は、排出ローラ120により転写材102は排出途中の時点
で排出ローラ120が反転し、紙偏向板117により導かれ
て、搬送路119を通過して、ドラム110に送り込まれるも
のである。
また、第7図に示すように、手差しトレイ121が右側
面に突出し、シート材収容トレイ122が装置の前面から
装置の底部に装着されるようになっていて、両面・多重
用搬送路123が設けられているものもある。
面に突出し、シート材収容トレイ122が装置の前面から
装置の底部に装着されるようになっていて、両面・多重
用搬送路123が設けられているものもある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記第7図に示す複写機は、シート材収容トレイ122
を装置の前面から装着するため、第6図に示すように、
装置横方向にカセット脱着用スペースを必要とせず、装
着の設置スペース効率を向上するが、このものでも、装
置右方に手差し用トレイ121を有するため、その分設置
場所が制限される。
を装置の前面から装着するため、第6図に示すように、
装置横方向にカセット脱着用スペースを必要とせず、装
着の設置スペース効率を向上するが、このものでも、装
置右方に手差し用トレイ121を有するため、その分設置
場所が制限される。
本出願人は、手差しトレイを装置の前面に設置し、該
手差しシート材を、再搬送路にその直交する方向から搬
入するものを提案したが(出願時未公開;特公平7-1217
74号公報参照)、このものは、手差しシート材を再搬送
路に搬入して、該再搬送路のローラにより直交する方向
に搬送するため、この搬送ローラに跨がる幅を有するシ
ート材でないと、搬送が不可能であり、うっかり幅の狭
いシート材を挿入してジャムとなるという問題がある。
手差しシート材を、再搬送路にその直交する方向から搬
入するものを提案したが(出願時未公開;特公平7-1217
74号公報参照)、このものは、手差しシート材を再搬送
路に搬入して、該再搬送路のローラにより直交する方向
に搬送するため、この搬送ローラに跨がる幅を有するシ
ート材でないと、搬送が不可能であり、うっかり幅の狭
いシート材を挿入してジャムとなるという問題がある。
なお、手差しシート材は非定型紙を使用する場合が多
く、特に小さい幅の手差しシート材の挿入防止すること
が要望されていた。
く、特に小さい幅の手差しシート材の挿入防止すること
が要望されていた。
そこで、本発明は、手差し搬送路に検知手段を設け
て、狭い幅の手差しシート材の挿入を防止するシート搬
送装置を提供することを目的とするものである。
て、狭い幅の手差しシート材の挿入を防止するシート搬
送装置を提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであっ
て、装置本体に設けられ、装置本体の画像形成手段にシ
ート材を搬送するため本体搬送路と、 前記装置の前面に設けられた手差し口から挿入される
手差しシート材を前記本体搬送路に直交する方向から搬
送するための手差し搬送路と、 を有する画像形成装置であって、 前記手差し口から挿入される手差しシート材の前記本
体搬送路における搬送方向の長さが該本体搬送路にて搬
送可能か判断する検知手段を、前記手差し搬送路に設け
たことを特徴とする。
て、装置本体に設けられ、装置本体の画像形成手段にシ
ート材を搬送するため本体搬送路と、 前記装置の前面に設けられた手差し口から挿入される
手差しシート材を前記本体搬送路に直交する方向から搬
送するための手差し搬送路と、 を有する画像形成装置であって、 前記手差し口から挿入される手差しシート材の前記本
体搬送路における搬送方向の長さが該本体搬送路にて搬
送可能か判断する検知手段を、前記手差し搬送路に設け
たことを特徴とする。
(ホ)作用 以上の構成に基づき、手差し口から手差しシート材を
挿入すると、該手差しシート材の幅(本体搬送路におけ
る搬送方向長さ)が、本体搬送路にて搬送可能か否かが
検知手段により判断される。可能と判断された手差しシ
ート材は、手差し搬送路から本体搬送路に移送され、該
本体搬送路の搬送ローラに挟持されて画像形成手段に搬
送され、画像形成される。また、不可と判断された手差
しシート材は、本体搬送路にて搬送されることが防止さ
れる。
挿入すると、該手差しシート材の幅(本体搬送路におけ
る搬送方向長さ)が、本体搬送路にて搬送可能か否かが
検知手段により判断される。可能と判断された手差しシ
ート材は、手差し搬送路から本体搬送路に移送され、該
本体搬送路の搬送ローラに挟持されて画像形成手段に搬
送され、画像形成される。また、不可と判断された手差
しシート材は、本体搬送路にて搬送されることが防止さ
れる。
(ヘ)実施例 以下、第1図乃至第5図を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。第1図は実施例の詳細斜視図で、第2
図は外観斜視図、第3図は第2図の縦断正面図、第4図
は第1図の作動説明図、第5図は手差しトレイガイド板
とガイド板との関係を示す説明図(平面図)である。
ついて説明する。第1図は実施例の詳細斜視図で、第2
図は外観斜視図、第3図は第2図の縦断正面図、第4図
は第1図の作動説明図、第5図は手差しトレイガイド板
とガイド板との関係を示す説明図(平面図)である。
1は正面に手差し給紙口2、手差しトレイ3、カセッ
ト5を備えた複写機であり、即ちフロントローディング
型に形成されている。そして、第3図に示すように、カ
セット5に収納されたシート材6がピックアップローラ
7により分離されて、給紙されると、搬送ローラ9によ
り、レジストローラ10まで搬送される。そして、このレ
ジストローラ10により、ドラム11上に形成された画像に
同期位置決めされ、シート材6は所定のタイミングで、
搬送される。そして、帯電器12によりドラム11上の画像
はシート材6に転写され、更に、分離帯電器13によりシ
ート材6はドラム11から分離され、搬送部15により定着
部16に搬送され、この定着部16により定着される。そし
て、片面に一重の画像を複写するシート材6は排紙ロー
ラ17により排紙される。
ト5を備えた複写機であり、即ちフロントローディング
型に形成されている。そして、第3図に示すように、カ
セット5に収納されたシート材6がピックアップローラ
7により分離されて、給紙されると、搬送ローラ9によ
り、レジストローラ10まで搬送される。そして、このレ
ジストローラ10により、ドラム11上に形成された画像に
同期位置決めされ、シート材6は所定のタイミングで、
搬送される。そして、帯電器12によりドラム11上の画像
はシート材6に転写され、更に、分離帯電器13によりシ
ート材6はドラム11から分離され、搬送部15により定着
部16に搬送され、この定着部16により定着される。そし
て、片面に一重の画像を複写するシート材6は排紙ロー
ラ17により排紙される。
また、両面一重の画像を複写するシート材6は排紙ロ
ーラ17により大部分排紙されたとき、排紙ローラ17が反
転して、フラッパ19により下方に案内され、両面・多重
パス20に送り込まれる。
ーラ17により大部分排紙されたとき、排紙ローラ17が反
転して、フラッパ19により下方に案内され、両面・多重
パス20に送り込まれる。
また、片面多重の画像を複写するシート材6はフラッ
パ19により、両面・多重パス20に送り込まれる。
パ19により、両面・多重パス20に送り込まれる。
そして、両面一重及び片面多重の画像を複写するシー
ト材6は、本体搬送路の一部からなる移動ガイド部を構
成する一対のガイド板21,22を経て、再給紙ローラ23に
より、再びレジストローラ10に送られ、所定の複写動作
が行なわれる。
ト材6は、本体搬送路の一部からなる移動ガイド部を構
成する一対のガイド板21,22を経て、再給紙ローラ23に
より、再びレジストローラ10に送られ、所定の複写動作
が行なわれる。
次に、本発明の要部をなす、前面からの手差し給紙と
両面・多重用のシート材搬送との関係の構成を第1図及
び第4図により説明する。
両面・多重用のシート材搬送との関係の構成を第1図及
び第4図により説明する。
21,22は第3図で説明した角型の一対の上下ガイド板
で、互に平行に固定され、左右一対のピン25により複写
機本体に枢支されている。また、26は手差し搬送路を構
成する手差しトレイガイドで、手差しトレイ3(第2図
参照)と表面が同一になるように本体に固定されてい
る。そして、この手差しトレイガイド26に続いて、下ガ
イド27、この下ガイド27の上方に上ガイド29が夫々本体
に固定されている。また、手差しトレイガイド26と下ガ
イド27との下方に、本体に固設されたピン30に加圧アー
ム31が枢支され、この加圧アーム31は、第4図に示すよ
うに、図示しないパルスモータ等により駆動される偏心
カム32により上下動されるようになっていて駆動手段を
構成し、また、この加圧アーム31の奥側部に上方に付勢
された従動手差し給紙ローラ33が取付けられ、奥側端部
に前記ガイド板22を押上げる押上コマ35が設けられてい
る。また、本体に再給紙搬送駆動ローラ36が前後方向に
回動自在に設けられ、図示しない駆動源からクラッチを
介してオン、オフされるようになっている。この再給紙
搬送駆動ローラ36がガイド板22を貫通する孔37が設けら
れていて、この駆動ローラ36の上方に対向する再給紙搬
送従動ローラ39が軸40と一体に形成され、この軸40の両
端がガイド板21に固定されたブラケット41の上下方向の
長孔42に案内され、引張ばね43によって軸40、即ち従動
ローラ39が下方に付勢されるようになっていると共に、
ローラ39がガイド板21を貫通する孔45がガイド板21に設
けられている。また、軸40の下方に係止部を有するロー
ラ解除アーム46がガイド板21に固定されたピン47に枢支
され、このアーム46の他端部46aが本体に固設された突
片49の下側面に係止されるようになっている。また前記
した上ガイド29にこのガイドを下方に貫通し、回転自在
に取付けられた手差し給紙駆動ローラ50が図示しないパ
ルスモータ等により回転駆動されて、前記手差し給紙ロ
ーラ33に対向するようになっている。なお、手差しガイ
ド26の右側に直交して手差しシート材6の基準ガイド面
57が形成されている。
で、互に平行に固定され、左右一対のピン25により複写
機本体に枢支されている。また、26は手差し搬送路を構
成する手差しトレイガイドで、手差しトレイ3(第2図
参照)と表面が同一になるように本体に固定されてい
る。そして、この手差しトレイガイド26に続いて、下ガ
イド27、この下ガイド27の上方に上ガイド29が夫々本体
に固定されている。また、手差しトレイガイド26と下ガ
イド27との下方に、本体に固設されたピン30に加圧アー
ム31が枢支され、この加圧アーム31は、第4図に示すよ
うに、図示しないパルスモータ等により駆動される偏心
カム32により上下動されるようになっていて駆動手段を
構成し、また、この加圧アーム31の奥側部に上方に付勢
された従動手差し給紙ローラ33が取付けられ、奥側端部
に前記ガイド板22を押上げる押上コマ35が設けられてい
る。また、本体に再給紙搬送駆動ローラ36が前後方向に
回動自在に設けられ、図示しない駆動源からクラッチを
介してオン、オフされるようになっている。この再給紙
搬送駆動ローラ36がガイド板22を貫通する孔37が設けら
れていて、この駆動ローラ36の上方に対向する再給紙搬
送従動ローラ39が軸40と一体に形成され、この軸40の両
端がガイド板21に固定されたブラケット41の上下方向の
長孔42に案内され、引張ばね43によって軸40、即ち従動
ローラ39が下方に付勢されるようになっていると共に、
ローラ39がガイド板21を貫通する孔45がガイド板21に設
けられている。また、軸40の下方に係止部を有するロー
ラ解除アーム46がガイド板21に固定されたピン47に枢支
され、このアーム46の他端部46aが本体に固設された突
片49の下側面に係止されるようになっている。また前記
した上ガイド29にこのガイドを下方に貫通し、回転自在
に取付けられた手差し給紙駆動ローラ50が図示しないパ
ルスモータ等により回転駆動されて、前記手差し給紙ロ
ーラ33に対向するようになっている。なお、手差しガイ
ド26の右側に直交して手差しシート材6の基準ガイド面
57が形成されている。
また、前記ガイド板21の手前側端が上方にほぼ直角に
曲成されてシャッタ部材51が形成され、シート材6がシ
ャッタ部材51に突き当ると、シート材6端に当接するセ
ンサレバー52がシャッタ部材51に設けられ、このセンサ
レバー52により検知するフォトインタラプタ53がセンサ
レバー52と一組となって設けられ、前記上ガイド29に手
差しシート材6の後端を検知するセンサレバー55とその
フォトインタラプタ56とが一組になって設けられてい
る。
曲成されてシャッタ部材51が形成され、シート材6がシ
ャッタ部材51に突き当ると、シート材6端に当接するセ
ンサレバー52がシャッタ部材51に設けられ、このセンサ
レバー52により検知するフォトインタラプタ53がセンサ
レバー52と一組となって設けられ、前記上ガイド29に手
差しシート材6の後端を検知するセンサレバー55とその
フォトインタラプタ56とが一組になって設けられてい
る。
また、下ガイド27に、手差し基準ガイド57から、再給
紙搬送ローラ39,39′のピッチPよりも大きい距離の位
置に反射型フォトセンサー60が設けられている。
紙搬送ローラ39,39′のピッチPよりも大きい距離の位
置に反射型フォトセンサー60が設けられている。
なお、第4図に示すように、手差し給紙従動及び駆動
ローラ33,50(以下従動及び駆動を省略する場合があ
る)は両面・多重複写を行なうとき、シート材6が通過
する領域C内に設けられている。そして、この領域の限
界線Dが一点鎖線により示されている。
ローラ33,50(以下従動及び駆動を省略する場合があ
る)は両面・多重複写を行なうとき、シート材6が通過
する領域C内に設けられている。そして、この領域の限
界線Dが一点鎖線により示されている。
次に、手差し給紙の作用を説明する。
第4図(a)に示すように、両面・多重複写を行なっ
ているときには、加圧アーム31が偏心カム32の偏心量が
最小の位置に支持されて、下降し、この加圧アーム31の
奥側端部に設けられた押上コマ35に支持されたガイド板
21,22の左端部が手差しトレイガイド26の上面より下位
にあって、シャッタ部材51がトレイガイド26の面に交差
している。また、この位置において、再給紙搬送駆動及
び従動ローラ36,39(以下駆動及び従動を省略する場合
がある)が正常に再給紙動作を行なう。即ち両面・多重
複写のためシート材6の通過する領域Cにある手差し給
紙ローラ33,50は再給紙されるシート材6に干渉しな
い。
ているときには、加圧アーム31が偏心カム32の偏心量が
最小の位置に支持されて、下降し、この加圧アーム31の
奥側端部に設けられた押上コマ35に支持されたガイド板
21,22の左端部が手差しトレイガイド26の上面より下位
にあって、シャッタ部材51がトレイガイド26の面に交差
している。また、この位置において、再給紙搬送駆動及
び従動ローラ36,39(以下駆動及び従動を省略する場合
がある)が正常に再給紙動作を行なう。即ち両面・多重
複写のためシート材6の通過する領域Cにある手差し給
紙ローラ33,50は再給紙されるシート材6に干渉しな
い。
上述の状態にあるとき、操作者が両面・多重複写が作
動していないことを確認した後、手差し給紙口2よりシ
ート材6を基準ガイド面57に沿わせて、シャッタ材51に
突き当るまで、矢印A方向に挿入する。このとき、セン
サーレバー52とインタラプタ53とよりなる検知器がオン
となり、センサー60がオフされなかった場合には、挿入
されたシート材61が搬送不可能とみなし、エラーメッセ
ージが表示されるので、挿入を止める。この表示が出な
い場合、即ちシート材62のように幅の広い場合には、セ
ンサー60がオフとなり、図示しない釦により手差し開始
信号を出す。
動していないことを確認した後、手差し給紙口2よりシ
ート材6を基準ガイド面57に沿わせて、シャッタ材51に
突き当るまで、矢印A方向に挿入する。このとき、セン
サーレバー52とインタラプタ53とよりなる検知器がオン
となり、センサー60がオフされなかった場合には、挿入
されたシート材61が搬送不可能とみなし、エラーメッセ
ージが表示されるので、挿入を止める。この表示が出な
い場合、即ちシート材62のように幅の広い場合には、セ
ンサー60がオフとなり、図示しない釦により手差し開始
信号を出す。
次いで、この信号により図示しない制御部は偏心カム
をほぼ180度回動させ、加圧アーム31を上昇させると、
押上コマ35(第1図参照)によりガイド板21,22がピン2
5を中心として上方に回動し、ガイド板22の上面が下ガ
イド27の上面よりも少し下位に保持され、(このとき、
再給紙搬送ローラ36は奥のものまで総てガイド板22の上
面よりも下方にあるように、加圧アーム31及び偏心カム
32の寸法は設定されている。)手差給紙ローラ33は上方
への付勢力により手差し給紙駆動ローラ50に、シャッタ
部材51に突き当っていた手差しシート材6を介して圧接
すると共に、シャッタ部材51は上方にガイド板21と共に
退避する。これと同時に、ローラ解除アーム46の他端部
46aが突片49に係止されて、ローラ解除アーム46の奥側
部が上昇し、引張ばね43の下方への付勢力に抗して、軸
40を持ち上げ、再給紙搬送従動ローラ39がガイド板21の
下面よりも上方に退避する。
をほぼ180度回動させ、加圧アーム31を上昇させると、
押上コマ35(第1図参照)によりガイド板21,22がピン2
5を中心として上方に回動し、ガイド板22の上面が下ガ
イド27の上面よりも少し下位に保持され、(このとき、
再給紙搬送ローラ36は奥のものまで総てガイド板22の上
面よりも下方にあるように、加圧アーム31及び偏心カム
32の寸法は設定されている。)手差給紙ローラ33は上方
への付勢力により手差し給紙駆動ローラ50に、シャッタ
部材51に突き当っていた手差しシート材6を介して圧接
すると共に、シャッタ部材51は上方にガイド板21と共に
退避する。これと同時に、ローラ解除アーム46の他端部
46aが突片49に係止されて、ローラ解除アーム46の奥側
部が上昇し、引張ばね43の下方への付勢力に抗して、軸
40を持ち上げ、再給紙搬送従動ローラ39がガイド板21の
下面よりも上方に退避する。
前記偏心カム32がほぼ180度の回動を完了した時点で
信号が出され、これを受けた制御部は手差し給紙ローラ
50を駆動して、手差しシート材6を所定の速度で奥側に
向けて搬送する。
信号が出され、これを受けた制御部は手差し給紙ローラ
50を駆動して、手差しシート材6を所定の速度で奥側に
向けて搬送する。
次いで、シート材6の後端がセンサビーム、インタラ
プタ55,56に検知された後、所定量だけ搬送した後に手
差し給紙ローラ33,50が停止する。この移動により、シ
ート材6の後端が前記した領域Cの限界線Dに合致す
る。
プタ55,56に検知された後、所定量だけ搬送した後に手
差し給紙ローラ33,50が停止する。この移動により、シ
ート材6の後端が前記した領域Cの限界線Dに合致す
る。
次いで、手差し給紙駆動ローラ50を駆動する駆動源の
停止した信号を受けた制御部は、偏心カム32の駆動源を
オンしてほぼ180度回動させると、第4図(c)に示す
ように、加圧アーム31が下降し、第4図(a)にて説明
した状態に復帰する。但し、シート6が再給紙搬送ロー
ラ36,39に挟持されている。
停止した信号を受けた制御部は、偏心カム32の駆動源を
オンしてほぼ180度回動させると、第4図(c)に示す
ように、加圧アーム31が下降し、第4図(a)にて説明
した状態に復帰する。但し、シート6が再給紙搬送ロー
ラ36,39に挟持されている。
次いで、偏心カム32の駆動源が停止した信号を受けた
制御部は再給紙搬送ローラ36,39を駆動して手差しシー
ト材6を手差し方向とは直交する方向(矢印Bの方向)
に搬送し、次いで、再給紙ローラ23(第3図参照)、レ
ジストローラ10により画像形成領域(ドラム11,定着部1
6等の領域)に搬送する。
制御部は再給紙搬送ローラ36,39を駆動して手差しシー
ト材6を手差し方向とは直交する方向(矢印Bの方向)
に搬送し、次いで、再給紙ローラ23(第3図参照)、レ
ジストローラ10により画像形成領域(ドラム11,定着部1
6等の領域)に搬送する。
以上説明したように、両面・多重パス20上の再給紙搬
送ローラ39のピッチPより小さい非定型シート材は両
面、多重パス20上では搬送できないので、センサ60によ
り検知されて、操作者により手差しが止められることに
より、ジャム事故を起すことを防止できる。
送ローラ39のピッチPより小さい非定型シート材は両
面、多重パス20上では搬送できないので、センサ60によ
り検知されて、操作者により手差しが止められることに
より、ジャム事故を起すことを防止できる。
なお、操作者がエラーメッセージを見て手差しを止め
る代わりに、自動的に手差し給紙駆動ローラ50を始動し
ないようにしてもよい。
る代わりに、自動的に手差し給紙駆動ローラ50を始動し
ないようにしてもよい。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、手差し搬送路
に設けられた検知手段により、手差しシート材の幅を検
知して、挿入されたシート材の搬送可否を判断できるの
で、本体搬送路上における搬送ローラのピッチよりも狭
い幅の手差しシート材を手差しして、ジャムを起すこと
を防止できる。
に設けられた検知手段により、手差しシート材の幅を検
知して、挿入されたシート材の搬送可否を判断できるの
で、本体搬送路上における搬送ローラのピッチよりも狭
い幅の手差しシート材を手差しして、ジャムを起すこと
を防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明における実施例のガイド板周辺を示す斜
視図、第2図は本発明を実施する複写機の斜視図、第3
図はその縦断正面図、第4図はガイド板の作動説明図、
第5図は手差しトレイガイド板とガイド板との関係を示
す説明図(平面図)、第6図及び第7図は従来のサイド
手差し型複写機の説明図(縦断面図)である。 1……シート材搬送装置(複写機)、5……シート材収
容部(カセット)、6……シート材、7……給紙装置
(ピックアップローラ)、20……本体搬送路(両面・多
重パス)、21,22……案内手段(ガイド板)、26,27……
手差し搬送路(手差しトレイガイド、下ガイド)、33,5
0……手差し給紙装置(手差し給紙ローラ)、60……検
知手段(反射型フォトセンサー)。
視図、第2図は本発明を実施する複写機の斜視図、第3
図はその縦断正面図、第4図はガイド板の作動説明図、
第5図は手差しトレイガイド板とガイド板との関係を示
す説明図(平面図)、第6図及び第7図は従来のサイド
手差し型複写機の説明図(縦断面図)である。 1……シート材搬送装置(複写機)、5……シート材収
容部(カセット)、6……シート材、7……給紙装置
(ピックアップローラ)、20……本体搬送路(両面・多
重パス)、21,22……案内手段(ガイド板)、26,27……
手差し搬送路(手差しトレイガイド、下ガイド)、33,5
0……手差し給紙装置(手差し給紙ローラ)、60……検
知手段(反射型フォトセンサー)。
Claims (1)
- 【請求項1】装置本体に設けられ、装置本体の画像形成
手段にシート材を搬送するための本体搬送路と、 前記装置の前面に設けられた手差し口から挿入される手
差しシート材を前記本体搬送路に直交する方向から搬送
するための手差し搬送路と、 を有する画像形成装置であって、 前記手差し口から挿入される手差しシート材の前記本体
搬送路における搬送方向の長さが該本体搬送路にて搬送
可能か判断する検知手段を、前記手差し搬送路に設け
た、 ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075874A JP2566647B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 画像形成装置 |
EP90100382A EP0378177B1 (en) | 1989-01-10 | 1990-01-09 | Image forming apparatus |
DE69021897T DE69021897T2 (de) | 1989-01-10 | 1990-01-09 | Bilderzeugungsgerät. |
US07/618,588 US5043770A (en) | 1989-01-10 | 1990-11-28 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075874A JP2566647B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255437A JPH02255437A (ja) | 1990-10-16 |
JP2566647B2 true JP2566647B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13588856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1075874A Expired - Fee Related JP2566647B2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-03-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566647B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1075874A patent/JP2566647B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02255437A (ja) | 1990-10-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |