JP2500462Y2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置Info
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- JP2500462Y2 JP2500462Y2 JP1989115159U JP11515989U JP2500462Y2 JP 2500462 Y2 JP2500462 Y2 JP 2500462Y2 JP 1989115159 U JP1989115159 U JP 1989115159U JP 11515989 U JP11515989 U JP 11515989U JP 2500462 Y2 JP2500462 Y2 JP 2500462Y2
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子写真装置等に利用される自動原稿搬送装
置に関し，より詳細にはコンピュータフォーム用紙（以
下,CF用紙という）の自動搬送が可能な自動原稿搬送装
置に関する。
置に関し，より詳細にはコンピュータフォーム用紙（以
下,CF用紙という）の自動搬送が可能な自動原稿搬送装
置に関する。
従来におけるCF用紙原稿の自動搬送が可能な自動原稿
搬送装置にあっては，上記CF用紙原稿の連続複写処理を
実行するとき，ミシン目で交互に折り畳まれたCF用紙原
稿を原稿セットテーブルに載置し,CF用紙原稿の１ペー
ジ目を自動原稿搬送装置の原稿搬送ベルトにセットした
後，該原稿搬送ベルトの搬送力によりCF用紙原稿をコン
タクトガラスまで搬送し，光学走査を受け順次複写処理
が実行されていく。光学走査が終了した後,CF用紙原稿
は自動原稿搬送装置の搬送力及び自重により複写処理の
ために搬送される以前の折り畳まれた状態になるべく，
スタックケースに落下し，通常該スタックケース内に折
り畳まれた状態で収納される。
搬送装置にあっては，上記CF用紙原稿の連続複写処理を
実行するとき，ミシン目で交互に折り畳まれたCF用紙原
稿を原稿セットテーブルに載置し,CF用紙原稿の１ペー
ジ目を自動原稿搬送装置の原稿搬送ベルトにセットした
後，該原稿搬送ベルトの搬送力によりCF用紙原稿をコン
タクトガラスまで搬送し，光学走査を受け順次複写処理
が実行されていく。光学走査が終了した後,CF用紙原稿
は自動原稿搬送装置の搬送力及び自重により複写処理の
ために搬送される以前の折り畳まれた状態になるべく，
スタックケースに落下し，通常該スタックケース内に折
り畳まれた状態で収納される。
上記の如く，数十から数百ページにわたるミシン目が
入った連続原稿であるCF用紙原稿に対する自動搬送処理
にあっては，搬送方向に対して直角方向（CF用紙原稿幅
方向）にCF用紙原稿を正確に規制，ガイドしないと，ス
キュー，横レジスト狂い，或いは，スプロケット穴がス
プロケット穴検知センサからはずれることによるCF用紙
原稿のジャム等が発生する恐れがある。
入った連続原稿であるCF用紙原稿に対する自動搬送処理
にあっては，搬送方向に対して直角方向（CF用紙原稿幅
方向）にCF用紙原稿を正確に規制，ガイドしないと，ス
キュー，横レジスト狂い，或いは，スプロケット穴がス
プロケット穴検知センサからはずれることによるCF用紙
原稿のジャム等が発生する恐れがある。
そこで，従来にあってはCF用紙原稿の両端を規制，ガ
イドするための規制部材が自動原稿搬送装置に設けら
れ，上記の問題点を解消してきた。
イドするための規制部材が自動原稿搬送装置に設けら
れ，上記の問題点を解消してきた。
しかしながら，上記の規制部材によるCF用紙原稿両端
の規制ガイドもオペレータの操作に依存している部分が
多く，例えば，オペレータがCF用紙原稿をセットし忘れ
たり，或いは位置は正確であるが,CF用紙原稿は正規に
セットされていないような場合，結局，規制部材が装備
されていても，スキュー，横レジスト狂い，或いは，ス
プロケット穴がスプロケット穴検知センサからはずれる
ことによるCF用紙原稿のジャム等が発生する恐れが残る
という問題点がある。また,CF用紙原稿検知手段を具備
するシステムにあっては，そのCF用紙原稿検知手段の配
置位置によって，スプロケットがスプロケット穴から外
れておらず,CF用紙原稿の搬送には何ら支障がないにも
かかわらず，わずかな原稿の位置ズレを検知してしま
い，該検知結果に基づいてシステム全体を制御する結
果，後処理が煩雑となり，処理効率が悪いという問題点
がある。
の規制ガイドもオペレータの操作に依存している部分が
多く，例えば，オペレータがCF用紙原稿をセットし忘れ
たり，或いは位置は正確であるが,CF用紙原稿は正規に
セットされていないような場合，結局，規制部材が装備
されていても，スキュー，横レジスト狂い，或いは，ス
プロケット穴がスプロケット穴検知センサからはずれる
ことによるCF用紙原稿のジャム等が発生する恐れが残る
という問題点がある。また,CF用紙原稿検知手段を具備
するシステムにあっては，そのCF用紙原稿検知手段の配
置位置によって，スプロケットがスプロケット穴から外
れておらず,CF用紙原稿の搬送には何ら支障がないにも
かかわらず，わずかな原稿の位置ズレを検知してしま
い，該検知結果に基づいてシステム全体を制御する結
果，後処理が煩雑となり，処理効率が悪いという問題点
がある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであって，自動的
に，且つ確実にCF用紙原稿の幅規制を実行し，スキュ
ー，横レジスト狂い，或いは，スプロケット穴がスプロ
ケット穴検知センサからはずれることによるCF用紙原稿
のジャム等の発生を回避し，また，スプロケットがスプ
ロケット穴から外れた状態を確実に検知し,CF用紙原稿
のジャム等に対する処理効率を向上させることを目的と
する。
に，且つ確実にCF用紙原稿の幅規制を実行し，スキュ
ー，横レジスト狂い，或いは，スプロケット穴がスプロ
ケット穴検知センサからはずれることによるCF用紙原稿
のジャム等の発生を回避し，また，スプロケットがスプ
ロケット穴から外れた状態を確実に検知し,CF用紙原稿
のジャム等に対する処理効率を向上させることを目的と
する。
本考案は上記の目的を達成するため，電子写真装置の
コンタクトガラス上に自動的に，且つ，連続して，原稿
としてのコンピュータフォーム用紙を搬送する自動原稿
搬送装置において，前記コンピュータフォーム用紙の一
端を規制する第１のガイド部と，前記第１のガイド部と
対向する位置に設置され，コンピュータフォーム用紙の
他端を規制する第２のガイド部と，前記第１のガイド部
に設けられ，前記コンピュータフォーム用紙に一体的に
形成されているスプロケット穴を検知するスプロケット
穴検知手段と，前記第１のガイド部において，前記スプ
ロケット穴検知手段の配置位置よりも前記コンピュータ
フォーム用紙の幅方向内方の位置に設けられ，前記コン
ピュータフォーム用紙の一端の通過を検知する第１の用
紙検知手段と，前記第２のガイド部に設けられ，前記コ
ンピュータフォーム用紙の他端の通過を検知する第２の
用紙検知手段と，を具備する自動原稿搬送装置を提供す
るものである。
コンタクトガラス上に自動的に，且つ，連続して，原稿
としてのコンピュータフォーム用紙を搬送する自動原稿
搬送装置において，前記コンピュータフォーム用紙の一
端を規制する第１のガイド部と，前記第１のガイド部と
対向する位置に設置され，コンピュータフォーム用紙の
他端を規制する第２のガイド部と，前記第１のガイド部
に設けられ，前記コンピュータフォーム用紙に一体的に
形成されているスプロケット穴を検知するスプロケット
穴検知手段と，前記第１のガイド部において，前記スプ
ロケット穴検知手段の配置位置よりも前記コンピュータ
フォーム用紙の幅方向内方の位置に設けられ，前記コン
ピュータフォーム用紙の一端の通過を検知する第１の用
紙検知手段と，前記第２のガイド部に設けられ，前記コ
ンピュータフォーム用紙の他端の通過を検知する第２の
用紙検知手段と，を具備する自動原稿搬送装置を提供す
るものである。
また，前記第１の或いは（及び）第２のガイド部の少
なくとも一方が，移動可能な可動ガイド部として構成さ
れている自動原稿搬送装置を提供するものである。
なくとも一方が，移動可能な可動ガイド部として構成さ
れている自動原稿搬送装置を提供するものである。
更に，前記第１の或いは（及び）第２の用紙検知手段
が，前記コンピュータフォーム用紙の通過を検知しない
場合，自動原稿搬送処理等を停止させる制御を実行する
制御手段を備えた自動原稿搬送装置を提供するものであ
る。
が，前記コンピュータフォーム用紙の通過を検知しない
場合，自動原稿搬送処理等を停止させる制御を実行する
制御手段を備えた自動原稿搬送装置を提供するものであ
る。
本考案の自動原稿搬送装置は，自動的にCF用紙原稿の
存否を確認し，その結果に基づいて自動原稿搬送処理を
制御し，その旨を表示警告する。
存否を確認し，その結果に基づいて自動原稿搬送処理を
制御し，その旨を表示警告する。
以下，本考案の自動原稿搬送装置を詳細に説明する。
第１図は，本考案の自動原稿搬送装置を装備した電子
写真装置の全体構成を示す説明図であり,CF用紙原稿102
を順次所定方向に搬送し，光学走査を受けさせた後，ス
タックケース104に排出する自動原稿搬送装置101（130
は原稿をセットする原稿セットテーブル）と，該自動原
稿搬送装置101の給紙口側に設置され,CF用紙原稿102の
幅長を検知する検知手段（詳細は後述する）110と，該
自動原稿搬送装置101によって搬送されてきたCF用紙原
稿102に対して，その内容を光学走査し，内部に装備さ
れている感光体ドラム108に対して露光処理を行い，一
連の複写処理を実行する電子写真装置本体105と，該電
子写真装置105の転写部に対して各種サイズの転写紙を
供給する給紙ユニット106a,106bと，該給紙ユニット106
a,106bか供給された転写紙に転写処理，定着処理を実行
して排出された転写紙を仕分けるソータ107と，オペレ
ータが所定の操作命令を入力したり，電子写真装置105
からの支持を表示する操作表示部120（121は，制御部11
2からの支持を表示するガイダンス部,122は原稿の送り
量を切り換えるCFF原稿切り換えキー,123はコピースタ
ートキーである）を備えている。
写真装置の全体構成を示す説明図であり,CF用紙原稿102
を順次所定方向に搬送し，光学走査を受けさせた後，ス
タックケース104に排出する自動原稿搬送装置101（130
は原稿をセットする原稿セットテーブル）と，該自動原
稿搬送装置101の給紙口側に設置され,CF用紙原稿102の
幅長を検知する検知手段（詳細は後述する）110と，該
自動原稿搬送装置101によって搬送されてきたCF用紙原
稿102に対して，その内容を光学走査し，内部に装備さ
れている感光体ドラム108に対して露光処理を行い，一
連の複写処理を実行する電子写真装置本体105と，該電
子写真装置105の転写部に対して各種サイズの転写紙を
供給する給紙ユニット106a,106bと，該給紙ユニット106
a,106bか供給された転写紙に転写処理，定着処理を実行
して排出された転写紙を仕分けるソータ107と，オペレ
ータが所定の操作命令を入力したり，電子写真装置105
からの支持を表示する操作表示部120（121は，制御部11
2からの支持を表示するガイダンス部,122は原稿の送り
量を切り換えるCFF原稿切り換えキー,123はコピースタ
ートキーである）を備えている。
また，上記検知手段110らの検知信号をA/D変換器111
介して入力し，所定の演算処理を実行し，制御信号を各
々駆動回路113,114,115を介して給紙ユニット106a,106b
及び操作表示部120の各部に出力する制御部111を有す
る。
介して入力し，所定の演算処理を実行し，制御信号を各
々駆動回路113,114,115を介して給紙ユニット106a,106b
及び操作表示部120の各部に出力する制御部111を有す
る。
第２図，第３図及び第４図は，上記CF用紙原稿102の
幅長を検知する検知手段110の構成を示す説明図であ
り，装置に固定されており,CF用紙原稿102に対する基準
側の固定原稿ガイド201と,CF用紙原稿102の給紙口にお
いて，上記固定原稿ガイド201に対抗した位置にスライ
ド用スリット203を介して，移動可能に設置されている
可動原稿ガイド202と，前記固定原稿ガイド201の内部に
おけるCF用紙原稿通過部には,CF用紙原稿102に一体的に
形成されているスプロケット穴209を検知するスプロケ
ット穴検知センサ301と，また，該スプロケット穴検知
センサ301の配置位置よりもCF用紙原稿の幅方向内方の
位置にCF用紙原稿102の通過を検知するCF用紙原稿検知
センサ302とが内蔵されている。また，上記したスリッ
ト203に沿って移動可能な可動原稿ガイド202にも，同様
にCF用紙原稿102の通過を検出するCF用紙原稿検知セン
サ303が内蔵されている。更に，上記可動原稿ガイド202
のスリッ203の下方部に可動原稿ガイド202と共にスリッ
ト203に沿って移動する原稿幅検知アクチュエーター304
が接続され，上記原稿幅検知アクチュエーター304によ
りON/OFF制御され，転写サイズを決定する原稿幅検知セ
ンサ401（B5サイズ用）,402（A4サイズ用）,403（A5サ
イズ用）が自動原稿搬送装置101内部に設置されてい
る。
幅長を検知する検知手段110の構成を示す説明図であ
り，装置に固定されており,CF用紙原稿102に対する基準
側の固定原稿ガイド201と,CF用紙原稿102の給紙口にお
いて，上記固定原稿ガイド201に対抗した位置にスライ
ド用スリット203を介して，移動可能に設置されている
可動原稿ガイド202と，前記固定原稿ガイド201の内部に
おけるCF用紙原稿通過部には,CF用紙原稿102に一体的に
形成されているスプロケット穴209を検知するスプロケ
ット穴検知センサ301と，また，該スプロケット穴検知
センサ301の配置位置よりもCF用紙原稿の幅方向内方の
位置にCF用紙原稿102の通過を検知するCF用紙原稿検知
センサ302とが内蔵されている。また，上記したスリッ
ト203に沿って移動可能な可動原稿ガイド202にも，同様
にCF用紙原稿102の通過を検出するCF用紙原稿検知セン
サ303が内蔵されている。更に，上記可動原稿ガイド202
のスリッ203の下方部に可動原稿ガイド202と共にスリッ
ト203に沿って移動する原稿幅検知アクチュエーター304
が接続され，上記原稿幅検知アクチュエーター304によ
りON/OFF制御され，転写サイズを決定する原稿幅検知セ
ンサ401（B5サイズ用）,402（A4サイズ用）,403（A5サ
イズ用）が自動原稿搬送装置101内部に設置されてい
る。
例えば，第４図の状態に原稿幅検知アクチュエーター
304があれば，原稿幅検知センサ402をONさせることによ
り，セットされたCF用紙原稿102の原稿幅がA4サイズで
あることを検知する。
304があれば，原稿幅検知センサ402をONさせることによ
り，セットされたCF用紙原稿102の原稿幅がA4サイズで
あることを検知する。
以上の構成において，その動作を第６図のフローチャ
ートに基づいて説明する。
ートに基づいて説明する。
CF用紙原稿102を固定原稿ガイド201に沿ってCF用紙原
稿給紙口に挿入（601）し，その挿入によってCF用紙原
稿検知センサ302がONしたか否かを制御部112が判断する
（602）。その結果,CF用紙原稿検知センサ302がONした
と判断し，また，自動原稿搬送装置101において単票原
稿を使用しておらず，原稿セットテーブル130に単票原
稿がセットされていないと判断したとき,CF用紙原稿モ
ードに設定される（603）。
稿給紙口に挿入（601）し，その挿入によってCF用紙原
稿検知センサ302がONしたか否かを制御部112が判断する
（602）。その結果,CF用紙原稿検知センサ302がONした
と判断し，また，自動原稿搬送装置101において単票原
稿を使用しておらず，原稿セットテーブル130に単票原
稿がセットされていないと判断したとき,CF用紙原稿モ
ードに設定される（603）。
次に，制御部112はCF用紙原稿検知センサ303がONした
か否かを判断し（604），制御部112はCF用紙原稿検知セ
ンサ303がONしていないと判断した場合には，可動原稿
ガイド202がCF用紙原稿102に対していまだセットされて
いないということなので，制御信号を自動原稿搬送装置
101に出力して，自動原稿搬送装置101の動作を停止させ
ると共に，制御信号を駆動回路115を介して操作表示部1
20のガイダンス部121に出力（612）し，例えば第１図に
示したような『コンピュータフォーム用紙原稿が正しく
セットされていません』等の警告を表示する（613）。
か否かを判断し（604），制御部112はCF用紙原稿検知セ
ンサ303がONしていないと判断した場合には，可動原稿
ガイド202がCF用紙原稿102に対していまだセットされて
いないということなので，制御信号を自動原稿搬送装置
101に出力して，自動原稿搬送装置101の動作を停止させ
ると共に，制御信号を駆動回路115を介して操作表示部1
20のガイダンス部121に出力（612）し，例えば第１図に
示したような『コンピュータフォーム用紙原稿が正しく
セットされていません』等の警告を表示する（613）。
反対に，制御部112はCF用紙原稿検知センサ303がONし
ていると判断した場合には，制御部112に対して原稿幅
検知センサ401（或いは402或いは403）からの信号と,CF
用紙原稿102がセットされているというCF用紙原稿検知
センサ303からの信号が入力される（605）。制御部112
は原稿幅検知センサ401（或いは402或いは403）からの
原稿幅に関するセンサ信号を入力し，そのセンサ信号に
基づいて所定の演算処理を実行し，給紙ユニット106に
おける転写紙のサイズを決定（606）した後，その情報
信号を自動原稿搬送装置101側へ出力する。即ち，制御
部112は,CF用紙原稿102がセットされると,CF用紙原稿検
知センサ303からの原稿有り信号と共に原稿幅検知セン
サ401（或いは402或いは403）から原稿幅情報信号を入
力し，所定の演算を実行して,CF用紙原稿102の幅より大
きい転写紙の中で最も幅の小さい転写紙を選択し，自動
原稿搬送装置101側へ信号を出力するものである。仮にC
F用紙原稿102の幅より小さい転写紙しか電子写真装置10
5の給紙ユニット106にセットされていないとき（607）
は制御部112は駆動回路115を介してガイダンス部121に
制御信号を出力（612）し，その旨を警告することにな
る（613）。また自動用紙選択ではなく，オペレータが
マニュアルで用紙を選択した場合でも，同様の制御が実
行される。
ていると判断した場合には，制御部112に対して原稿幅
検知センサ401（或いは402或いは403）からの信号と,CF
用紙原稿102がセットされているというCF用紙原稿検知
センサ303からの信号が入力される（605）。制御部112
は原稿幅検知センサ401（或いは402或いは403）からの
原稿幅に関するセンサ信号を入力し，そのセンサ信号に
基づいて所定の演算処理を実行し，給紙ユニット106に
おける転写紙のサイズを決定（606）した後，その情報
信号を自動原稿搬送装置101側へ出力する。即ち，制御
部112は,CF用紙原稿102がセットされると,CF用紙原稿検
知センサ303からの原稿有り信号と共に原稿幅検知セン
サ401（或いは402或いは403）から原稿幅情報信号を入
力し，所定の演算を実行して,CF用紙原稿102の幅より大
きい転写紙の中で最も幅の小さい転写紙を選択し，自動
原稿搬送装置101側へ信号を出力するものである。仮にC
F用紙原稿102の幅より小さい転写紙しか電子写真装置10
5の給紙ユニット106にセットされていないとき（607）
は制御部112は駆動回路115を介してガイダンス部121に
制御信号を出力（612）し，その旨を警告することにな
る（613）。また自動用紙選択ではなく，オペレータが
マニュアルで用紙を選択した場合でも，同様の制御が実
行される。
その後，自動原稿搬送装置101側は制御部112からの転
写紙サイズに関する情報信号を入力し，予め設定されて
いる転写紙サイズに対応した送り長さ＝スプロケット穴
数Ｎを決定する（608）。
写紙サイズに関する情報信号を入力し，予め設定されて
いる転写紙サイズに対応した送り長さ＝スプロケット穴
数Ｎを決定する（608）。
第５図に示すように，転写紙の長さl1とCF用紙原稿10
2の送り長さl2（穴数ではＮ）との関係は， l2≦l1 と制御する。
2の送り長さl2（穴数ではＮ）との関係は， l2≦l1 と制御する。
このように，転写紙長さより送り長さを等しいか短く
するのは,CF用紙原稿102の画像を必ず転写させるように
するためである。即ち，通常の転写紙には先後端に画像
の写らない部分（イレース部分）があるため，少なくと
もそのイレース部分はオーバーラップさせるように送り
長さを小さくしないと，原稿画像が完全に転写されない
ことになるからである。従って，第５図において， l2＝l1−Δl1′−Δl1″ となるのが，理想であるが，装置によっては Δl1′＝l1″＝０ のものもあるし，搬送処理のばらつきも考慮し， l2≦l1 と制御するのが一般的である。
するのは,CF用紙原稿102の画像を必ず転写させるように
するためである。即ち，通常の転写紙には先後端に画像
の写らない部分（イレース部分）があるため，少なくと
もそのイレース部分はオーバーラップさせるように送り
長さを小さくしないと，原稿画像が完全に転写されない
ことになるからである。従って，第５図において， l2＝l1−Δl1′−Δl1″ となるのが，理想であるが，装置によっては Δl1′＝l1″＝０ のものもあるし，搬送処理のばらつきも考慮し， l2≦l1 と制御するのが一般的である。
その電子写真装置105側における操作表示部120のコピ
ースタートキー123が押下される（609）と，自動原稿搬
送装置101側にCF用紙原稿102の給紙を開始する給紙命令
を出力する。その後，自動原稿搬送装置101はCFFモード
フラグをセットする（610）。このフラグは自動原稿搬
送装置101がCFFモードになったことをチェックするもの
である。
ースタートキー123が押下される（609）と，自動原稿搬
送装置101側にCF用紙原稿102の給紙を開始する給紙命令
を出力する。その後，自動原稿搬送装置101はCFFモード
フラグをセットする（610）。このフラグは自動原稿搬
送装置101がCFFモードになったことをチェックするもの
である。
その後，搬送されてきたCF用紙原稿102に対してコン
タクトガラス上で光学走査が実行されそれに基づいて，
上記の操作で指定された所定サイズの転写紙に一連の複
写処理が実行され（611）て，原稿内容を転写された転
写紙がソータ107へ送られ，また，光学走査済のCF用紙
原稿102は，その自重によりスタックケース104内に収納
される。
タクトガラス上で光学走査が実行されそれに基づいて，
上記の操作で指定された所定サイズの転写紙に一連の複
写処理が実行され（611）て，原稿内容を転写された転
写紙がソータ107へ送られ，また，光学走査済のCF用紙
原稿102は，その自重によりスタックケース104内に収納
される。
上記の如く,CF用紙原稿102の幅方向のガイド部にCF用
紙原稿検知センサ302,303が設置されているため,CF用紙
原稿102が自動原稿搬送装置101の幅方向にセットされて
いるか否かを自動的に検出するとができる。
紙原稿検知センサ302,303が設置されているため,CF用紙
原稿102が自動原稿搬送装置101の幅方向にセットされて
いるか否かを自動的に検出するとができる。
また，ガイド部のCF用紙原稿検知センサ302,303がCF
用紙原稿の存在を検知しない場合，自動原稿搬送装置10
1の動作を停止する制御が実行されるため,CF用紙原稿10
2の幅方向のセット不良が存在すると,CF用紙原稿102の
搬送処理が停止され，実質的に複写処理が不可能とな
る。従って，セット不良のときは，上記の如く自動的に
それを検知することができるので，スキュー，レジスト
狂い，原稿ジャムの発生を事前に防止することができ
る。
用紙原稿の存在を検知しない場合，自動原稿搬送装置10
1の動作を停止する制御が実行されるため,CF用紙原稿10
2の幅方向のセット不良が存在すると,CF用紙原稿102の
搬送処理が停止され，実質的に複写処理が不可能とな
る。従って，セット不良のときは，上記の如く自動的に
それを検知することができるので，スキュー，レジスト
狂い，原稿ジャムの発生を事前に防止することができ
る。
以上説明したように，本考案の自動原稿搬送装置にあ
っては，自動的にCF用紙原稿の通過を確認し，その結果
に基づいて自動原稿搬送処理を制御し，その旨を表示警
告するため，自動的に，且つ確実にCF用紙原稿の幅規制
を実行し，スキュー，横レジスト狂い，或いは，スプロ
ケット穴がスプロケット穴検知センサからはずれること
によるCF用紙原稿のジャム等の発生を回避することがで
きる。また，スプロケット穴検知手段の配置位置よりも
用紙検知手段がコンピュータフォーム用紙の幅方向内方
の位置に設けられているため，スプロケットがスプロケ
ット穴から外れた状態を確実に検知することができ,CF
用紙原稿のジャム等に対する処理効率を向上させること
ができる。
っては，自動的にCF用紙原稿の通過を確認し，その結果
に基づいて自動原稿搬送処理を制御し，その旨を表示警
告するため，自動的に，且つ確実にCF用紙原稿の幅規制
を実行し，スキュー，横レジスト狂い，或いは，スプロ
ケット穴がスプロケット穴検知センサからはずれること
によるCF用紙原稿のジャム等の発生を回避することがで
きる。また，スプロケット穴検知手段の配置位置よりも
用紙検知手段がコンピュータフォーム用紙の幅方向内方
の位置に設けられているため，スプロケットがスプロケ
ット穴から外れた状態を確実に検知することができ,CF
用紙原稿のジャム等に対する処理効率を向上させること
ができる。
第１図は本考案による自動原稿搬送装置を装備した電子
写真装置の全体構成を示す説明図であり，第２図，第３
図及び第４図は本考案による自動原稿搬送装置の原稿幅
検知手段の構成を示す説明図，第５図は転写紙の長さに
対するCF用紙原稿の送り長さとの関係を示す説明図，第
６図は本考案による自動原稿搬送装置の動作を示すフロ
ーチャートである。 符号の説明 101……自動原稿搬送装置 102……CF用紙原稿、104……スタックケース 105……電子写真装置、112……制御部材 120……操作表示部、201……固定原稿ガイド 202……可動原稿ガイド 301……スプロケット穴検知センサ 302,303……CF用紙原稿検知センサ 304……原稿幅検知アクチュエータ 401,402,403……原稿幅検知センサ
写真装置の全体構成を示す説明図であり，第２図，第３
図及び第４図は本考案による自動原稿搬送装置の原稿幅
検知手段の構成を示す説明図，第５図は転写紙の長さに
対するCF用紙原稿の送り長さとの関係を示す説明図，第
６図は本考案による自動原稿搬送装置の動作を示すフロ
ーチャートである。 符号の説明 101……自動原稿搬送装置 102……CF用紙原稿、104……スタックケース 105……電子写真装置、112……制御部材 120……操作表示部、201……固定原稿ガイド 202……可動原稿ガイド 301……スプロケット穴検知センサ 302,303……CF用紙原稿検知センサ 304……原稿幅検知アクチュエータ 401,402,403……原稿幅検知センサ
Claims (3)
- 【請求項１】電子写真装置のコンタクトガラス上に自動
的に，且つ，連続して，原稿としてのコンピュータフォ
ーム用紙を搬送する自動原稿搬送装置において， 前記コンピュータフォーム用紙の一端を規制する第１の
ガイド部と， 前記第１のガイド部と対向する位置に設置され，コンピ
ュータフォーム用紙の他端を規制する第２のガイド部
と， 前記第１のガイド部に設けられ，前記コンピュータフォ
ーム用紙に一体的に形成されているスプロット穴を検知
するスプロケット穴検知手段と， 前記第１のガイド部において，前記スプロケット穴検知
手段の配置位置よりも前記コンピュータフォーム用紙の
幅方向内方の位置に設けられ，前記コンピュータフォー
ム用紙の一端の通過を検知する第１の用紙検知手段と， 前記第２のガイド部に設けられ，前記コンピュータフォ
ーム用紙の他端の通過を検知する第２の用紙検知手段
と， を具備することを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 【請求項２】前記請求項１において， 前記第１の或いは（及び）第２のガイド部の少なくとも
一方が，移動可能な可動ガイド部として構成されている
ことを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 【請求項３】前記請求項１において， 前記第１の或いは（及び）第２の用紙検知手段が，前記
コンピュータフォーム用紙の通過を検知しない場合，自
動原稿搬送処理等を停止させる制御を実行する制御手段
を備えたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989115159U JP2500462Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 自動原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989115159U JP2500462Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 自動原稿搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354948U JPH0354948U (ja) | 1991-05-28 |
| JP2500462Y2 true JP2500462Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31663499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989115159U Expired - Lifetime JP2500462Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 自動原稿搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500462Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0674110B2 (ja) * | 1986-03-14 | 1994-09-21 | シャープ株式会社 | 用紙貯留トレイ |
| JPS63126360U (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP1989115159U patent/JP2500462Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0354948U (ja) | 1991-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |