JPH0549113B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＜技術分野＞ この発明は、原稿トレイに載置された複数枚の
原稿をその下方に位置するものから順に給送し、
原稿排出時には原稿トレイに載置されている原稿
の上方に排出する原稿循環送り装置を備え、表面
複写済み用紙をその搬送方向を反転して中間トレ
イに貯溜し、再度複写プロセス部に搬送して用紙
の両面に画像を形成する自動両面複写機に関す
る。

＜発明の概要＞ この発明に係る原稿循環送り装置を備えた自動
両面複写機は、複写作業中に動作の停止または異
常が発生することを予め検知し、複写動作開始前
にオペレータに処理動作の必要性を認識させ、複
写作業の中断時間を短時間化するため、複写動作
開始前に原稿のサイズおよび載置方向を検出・記
憶し、用紙の表裏面のそれぞれに対応する原稿の
サイズおよび載置方向を比較し、両者において少
なくとも原稿の載置方向が不一致である場合に警
告を表示する手段を設けたものである。

＜発明の背景＞ 自動両面複写機能を有する複写機に自動原稿送
り装置を装着することにより用紙の表面および裏
面に対応した原稿を順に原稿台に給送し、両面複
写作業を自動化することができる。特に、原稿循
環送り装置を装着したものでは、原稿の最初の一
循環時に表面を、二回目の循環時に裏面をそれぞ
れ複写することができ、また原稿を最下部から給
送し最上部へ排出するため、原稿の載置順序を変
更することなく両面複写動作を行うことができ
る。したがつて、複写作業開始前に原稿の載置順
序の変更作業を省略でき、両面複写作業を更に簡
略化することができる。

ところで、原稿トレイに複数種のサイズの原稿
が載置された場合に用紙の表面に対応する原稿
と、裏面に対応する原稿とのサイズが異なる場
合、特に裏面用原稿が表面用原稿よりも大きい場
合には、裏面複写動作時に中間トレイから給紙さ
れる用紙の裏面に画像を形成することができな
い。また変倍複写機能を活用して画像の大きさを
特定のサイズに変更して複数種のサイズの原稿に
ついて両面複写動作を行う場合にも、用紙の表裏
面において画像の形成方向が異なる場合には両面
複写動作に馴染まない。すなわち、用紙をその長
手方向を搬送方向に垂直にして用いた場合に、原
稿トレイ上に長手方向を用紙搬送方向に垂直にし
て載置された原稿については、そのサイズが異な
る場合にも変倍複写機能を有効に活用して両面複
写動作を行うことができる。しかし、画像の長手
方向を用紙搬送方向に平行にして載置された原稿
については原稿サイズの異同にかかわらず、両面
複写を行うことができない。このように両面複写
に馴染まないものを含む原稿の複写動作では、複
写動作中に動作異常または動作の停止を生じる場
合がある。このような状況においてオペレータが
動作の異常または停止が発生することを認識して
いない場合にはこれら事故の発生に素早く対処す
ることができず、処理動作の実行が遅れ複写作業
の中断時間が長時間となり、稼働効率が著しく低
下する。

＜発明の目的＞ この発明の目的は上記背景に鑑み、原稿のサイ
ズまたは載置方向が異なることによつて生じる両
面複写動作の異常および停止等の事故の発生を予
め検知し、複写動作開始前にオペレータに事故の
発生に係る処理動作の必要性を認識させ、複写作
業の停止時間を短時間化することにより稼働効率
を向上することができる原稿循環送り装置を備え
た自動両面複写機を提供することにある。

＜発明の構成および効果＞ この発明の原稿循環送り装置を備えた自動両面
複写機は、原稿トレイに載置された複数枚の原稿
をその載置順に原稿台に給紙し、原稿台上の原稿
を前記載置順を変えることなく原稿トレイに排出
する原稿循環送り装置を備えた自動両面複写機に
おいて、 原稿トレイからの給紙中に原稿のサイズおよび
載置方向を検出する原稿のサイズおよび載置方向
検出手段と、原稿トレイに載置された原稿を複写
動作を伴うことなく一循環し、この間に上記原稿
のサイズおよび載置方向検出手段が検出した原稿
のサイズおよび載置方向を順にメモリに記憶する
記憶手段と、このメモリから順に前記原稿のサイ
ズおよび載置方向を読み出し、一枚の用紙の表裏
面のそれぞれに対応する二枚の原稿のサイズおよ
び載置方向を比較する原稿サイズ比較手段および
原稿方向比較手段と、この原稿サイズ比較手段お
よび原稿方向比較手段の比較において少なくとも
載置方向が不一致であると判断した場合に警告を
表示する手段と、前記原稿サイズ比較手段および
原稿方向比較手段による比較を終了した後に複写
開始を許可する手段と、を設けたことを特徴とす
る。

上記の構成によりこの発明によれば、複写動作
開始前に原稿のサイズおよび載置方向が異なるこ
とにより生じる事故の発生を原稿サイズ比較手段
および原稿方向比較手段により予め検知すること
ができる。この原稿サイズ比較手段および原稿方
向比較手段の動作により少なくとも載置方向が用
紙表裏面において不一致である場合に警告を表示
することができる。したがつて、複写動作開始前
にオペレータは事故が発生することを知ることが
でき、その処理動作の必要性を認識することがで
き、処理動作に係る準備作業を予め行うことがで
きるため、事故による作業の停止時間を短時間化
することができる。

＜実施例＞ (a) 構造説明 第２図は、この発明の実施例である原稿循環
送り装置を備えた自動両面複写機の概略構造を
示す正面断面図である。

複写機本体２はキヤビテイ３上に載置されて
いる。この複写機本体２の内部には感光体ドラ
ム１９が配設され、複写プロセス部を構成して
いる。複写機本体２の右側面の給紙部には用紙
カセツト２０が装着されており、上記給紙部と
複写プロセス部との間にレジストローラ２１が
配設されている。このレジストローラ２１は感
光体ドラム１９の回動に同期して用紙を複写プ
ロセス部に導くものである。感光体ドラム１９
の左側には用紙搬送ベルト１２、定着ローラ１
３および用紙排紙ローラ１４が配設され、複写
機内用紙搬送路３１を構成している。

複写機本体２の左側面にはソータ１５が装着
されている。ソータ１５の内部にはソータ内用
紙搬送ベルト１８が正逆両方向に回動可能に配
設されている。ソータ１５の左側面にはビン１
６が多段に積層配設されており、複写機本体２
の内部の排紙ローラ１４により排出された複写
済み用紙はソータ内用紙搬送路３２を経由して
ビン１６に収納される。ソータ内用紙搬送ベル
ト１８のキヤビネツト側にはスイツチバツクロ
ーラ１７が配設され、スイツチバツク搬送路３
３が構成されている。両面複写作業時には用紙
切り替え爪２５の動作により片面複写済み用紙
がスイツチバツク搬送路３３に搬送され、用紙
搬送方向を反転されてキヤビネツト３内に搬送
される。また両面複写作業を終了した用紙も同
じくスイツチバツク搬送路３３に導かれ、表裏
面を反転してビン１６に収納される。

キヤビネツト３の内部には、中間トレイ２２
が配設されており、これとスイツチバツク搬送
路３３との間に両面複写搬送路３４が構成され
ている。また、中間トレイ２２と複写機本体２
内のレジストローラ２１との間には反転用紙搬
送路３５が構成されている。中間トレイ２２に
は用紙の貯溜位置を規制するペーパーガイド２
３と、貯溜した用紙をその下方に位置するもの
から順に反転用紙搬送路３５方向に給紙する中
間トレイ部用紙給紙ベルト２４が配設されてい
る。

複写機本体２の上面に構成された原稿台１１
の上方には原稿循環送り装置１が装着されてい
る。原稿循環送り装置１の内部には原稿給紙ベ
ルト５、原稿給紙ローラ６、原稿排出ローラ７
ａ，７ｂ、原稿切り替え爪８が配設されてい
る。原稿搬送ベルト５と原稿給紙ローラ６との
間には原稿トレイ４が装着されている。原稿ト
レイ４に原稿９が載置され、その最下部に位置
するものから順に給送する。原稿台１１の上方
には原稿搬送ベルト１０が配設されており、原
稿給紙ベルト５および原稿給紙ローラ６により
原稿給送搬送路３６を経由して給送された原稿
９を原稿台１１の所定の位置に搬送する。原稿
９を原稿トレイ４から給送する際には原稿取り
替え爪８は同図に示す状態に位置し、原稿給送
発送路３６を開放している。原稿給送搬送路３
６には原稿サイズ検知センサ４５が配設されて
いる。この原稿サイズ検知センサ４５は、用紙
搬送方向に垂直な方向の各サイズの端部に対応
する位置に複数個のフオトセンサを配設したも
のである。フオトセンサのうちオンしているも
のおよびそのオン時間を検出して原稿のサイズ
および載置方向を特定する。原稿台上の原稿を
回収する場合には原稿切り替え爪８は下方に揺
動し、原稿回収搬送路３７を開放する。搬送ベ
ルト１０は正逆両方向に回動可能にされてお
り、用紙を原稿台上に給送するとともに、原稿
トレイ４に載置された原稿の上方に排出する。

第３図は、上記自動両面複写機に装着される
原稿循環送り装置の原稿トレイ近傍の外観図で
ある。

原稿トレイ４は原稿循環送り装置１の原稿給
紙ベルト５と原稿給紙ローラ６との間に装着さ
れている。原稿給紙ローラ６の上方には原稿排
出ローラ７ａ，７ｂが配設されている。原稿ト
レイ４に載置された原稿は原稿給紙ベルト５お
よび原稿給紙ローラ６により最下部に位置する
ものから順に送給される。また原稿台から排出
方向に搬送された用紙は原稿排出ローラ７ａ，
７ｂにより原稿トレイ４上に載置された原稿の
上方に排出される。原稿トレイ４の側面には開
口部４４が形成されており、この開口部４４内
をベルト４３に固定された仕切部材４２が移動
する。ベルト４３は図示しない駆動装置より矢
印Ａ方向に付勢されており、仕切部材４２はベ
ルトの外周部を回動する。開口部４４の上方に
はシヤツタ４１が配設されている。このシヤツ
タ４１は原稿を原稿トレイ４に載置する際に仕
切部材４２の露出を規制するものである。原稿
トレイ４上に原稿が載置された後、シヤツタ４
１が開口部４４を開放し、ベルト４３の回動に
より仕切部材４２が矢印Ａ方向に移動する。ベ
ルト４３の回動力は極めて小さく、このため原
稿トレイ４に載置された原稿の上面との当接に
より仕切部材４２はその移動を停止する。複写
作業が開始されると、載置された原稿のうち最
下部に位置するものから順に原稿台上に搬送さ
れ、複写動作を終えた用紙が仕切部材４２の上
方に排出される。複写作業の進行に伴い、仕切
部材４２の下方に位置する原稿の枚数が減少
し、最終の原稿が原稿台１１方向に給紙された
後、仕切部材４２はベルト４３の原稿トレイ４
に対向しない外周面を移動して再度、原稿トレ
イ４に露出する。ベルト４３の原稿トレイ４に
対向しない外周部の一部において仕切部材４２
を検出することにより原稿トレイ４上に載置さ
れた原稿の循環回数を知ることができる。

第４図は、上記原稿循環送り装置を備えた自
動両面複写機の制御部のブロツク図である。

CPU５１には内部バスを介してROM５２、
RAM５３およびＩ／Ｏインターフエイス５４
が接続されている。ROM５２には、設定され
たモードに係る処理動作等の予め設定された動
作をCPUに行わせるためのプログラムが記憶
されている。RAM５３には入出力されるデー
タが記憶される。このRAM５３の一部には後
述する原稿サイズを記憶するメモリエリアＭ
１，Ｍ２，Ｍ３，……，Mnが設けられてい
る。また、Ｉ／Ｏインターフエース５４にはド
ライバアレー５５が接続されており、このドラ
イバアレー５５には操作部５６が接続されてい
る。操作部５６には警告表示器６１等が配設さ
れている。

(b) 動作説明 第１図Ａ〜Ｃは、上記原稿循環送り装置を備
えた自動両面複写機の動作を示すフローチヤー
トである。

ステツプn1（以下ステツプniを単にniとい
う。）において、原稿循環送り装置１の原稿ト
レイ４に原稿がセツトされるとn2でベルト４
３を回動し、仕切板４２を原稿トレイ４上にお
いて最上部に位置する原稿の上面に当接させ
る。次いでn3で原稿トレイ４に載置された原
稿の最下部に位置するものから順に原稿台１１
方向に給紙する。このときn4で原稿サイズ検
知センサ４５により原稿のサイズをその載置方
向とともに検出する。n5で原稿のサイズおよ
び載置方向Ｓを記憶すべきRAM５３のメモリ
エリアを特定し、n6で該当するメモリエリア
に原稿のサイズおよび載置方向Ｓを記憶する。
さらにn7で原稿を原稿トレイ４上に載置され
た原稿の最上部に排出し、n8で仕切板４２の
下方に原稿があるか否かを判別する。n8にお
いて仕切板４２の下方に原稿がある場合には
n3に戻り、n3〜n8の動作を繰り返す。以上の
動作により原稿トレイ４に載置された原稿の全
てについてそのサイズおよび載置方向を検出す
るとともに、RAM５３のメモリエリアのそれ
ぞれに記憶することができる。このn3〜n8の
動作が、この発明の記憶手段に相当する。

n8で仕切板４２の下方に原稿が無くなつた
場合、即ち全ての原稿のサイズおよび載置方向
の検出および記憶作業を終了した際にはn9に
進み、仕切板４２を一回転し、再度最上部に位
置する原稿の上面に当接させる。次いでn10で
設定された複写動作が両面モードか否かを判別
する。設定された複写動作が両面モードでない
場合にはn11に進み、プリントスイツチが操作
されると、n12で複写プロセスを実行する。

n10で両面モードが設定されている場合には
n13に進み、対応するメモリエリアから原稿の
サイズおよび載置方向Ｓを読み出す。次いで
n14でカウンタＣの内容をインクリメントし、
n15でこのカウンタＣの内容が１であるか否か
を判別する。カウンタＣの内容が１である場合
にはn16に進み、読み出した原稿のサイズおよ
び載置方向ＳをメモリＳ１に記憶する。次いで
n19で原稿のサイズおよび載置方向Ｓの読み出
しが終了したか否かを判別し、終了していない
場合にはn13に戻る。n15においてカウンタＣ
の内容が１でない場合にはn17に進み、メモリ
Ｓ１に記憶されている前回読み出した原稿のサ
イズおよび載置方向と今回読み出した原稿のサ
イズおよび載置方向Ｓとを比較する。n17にお
いて両者が等しい場合にはn18に進み、カウン
タＣの内容を０にしてn19に進む。n14〜n18の
動作により、原稿のサイズおよび載置方向Ｓの
読み出し後、カウンタＣの内容は１または２の
値を取る。n13における原稿のサイズおよび載
置方向Ｓの読み出しが第１ページから順に行わ
れることから、表面用の原稿のサイズおよび載
置方向Ｓが読み出された時カウンタＣの内容が
１になり、裏面用の原稿のサイズおよび載置方
向Ｓが読み出された時カウンタＣの内容が２に
なる。したがつて、表面用の原稿のサイズおよ
び載置方向Ｓが読み出されたときはn14→n15
→n16→n19と進み、裏面用の原稿のサイズお
よび載置方向Ｓが読み出された時はn14→n15
→n17→n18→n19と進む。表面原稿のサイズお
よび載置方向はn16でメモリＳ１に記憶され、
n17では表面用原稿のサイズおよび載置方向と
裏面用原稿のサイズおよび載置方向とが比較さ
れることになる。このようにn13〜n19の動作
を繰り返すことにより、原稿トレイに載置され
た原稿の全てについて用紙の表裏面に対応する
原稿のサイズおよび載置方向を比較することが
できる。このn13〜n19の動作がこの発明の原
稿サイズ比較手段および原稿方向比較手段に相
当する。

n17において表面用原稿のサイズおよび載置
方向と裏面用原稿のサイズおよび載置方向とが
一致しない場合にはn20に進み、原稿の載置方
向が同一であるか否かを判別する。n20におい
て載置方向が同一である場合にはn18に戻り、
同一でない場合にはn21に進んで、操作部５６
の警告表示器６１を点灯する。

この警告表示器６１の点灯によりオペレータ
に複写動作開始後に複写作業が中断することを
予め知らせておくことができる。このn21がこ
の発明の警告を表示する手段に相当する。この
後n18に戻り、前述の原稿サイズ読み出し動作
が断続される。メモリエリアに記憶された全て
の原稿サイズについて比較作業を終了した後
n11に進み、複写動作の開始を待機する。

(c) 実施例の効果 以上の構成および動作により、表面用原稿と
裏面用原稿について少なくとも原稿の載置方向
が不一致である場合に警告を表示し、複写動作
中の事故の発生をオペレータに知られ、処理動
作の必要性を認識させることができる。表裏面
において原稿のサイズが異なり、且つ原稿の載
置方向が異なる場合のみ警告を表示するように
しているため、変倍複写機能を活用した両面複
写動作に対応することができる。

(d) 他の対応 表面用原稿と裏面用原稿との載置方向が同一
であつてもサイズが異なる場合には直ちに警告
を表示するようにすることもでき、この場合に
は固定倍率の両面複写動作に対応することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ〜Ｃはこの発明の実施例である原稿循
環送り装置を備えた自動両面複写機の動作を示す
フローチヤート、第２図は同自動両面複写機の構
成を示す正面断面図、第３図は同自動両面複写機
に装着される原稿循環送り装置の要部を示す外観
斜視図、第４図は同自動両面複写機の制御部のブ
ロツク図である。 １……原稿循環送り装置、４……原稿トレイ、
１１……原稿台、４５……原稿サイズ検知セン
サ、６１……警告表示器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 原稿トレイに載置された複数枚の原稿をその
   載置順に原稿台に給紙し、原稿台上の原稿を前記
   載置順を変えることなく原稿トレイに排出する原
   稿循環送り装置を備えた自動両面複写機におい
   て、 原稿トレイからの給紙中に原稿のサイズおよび
   載置方向を検出する原稿のサイズおよび載置方向
   検出手段と、原稿トレイに載置された原稿を複写
   動作を伴うことなく一循環し、この間に上記原稿
   のサイズおよび載置方向検出手段が検出した原稿
   のサイズおよび載置方向を順にメモリに記憶する
   記憶手段と、このメモリから順に前記原稿のサイ
   ズおよび載置方向を読み出し、一枚の用紙の表裏
   面のそれぞれに対応する二枚の原稿のサイズおよ
   び載置方向を比較する原稿サイズ比較手段および
   原稿方向比較手段と、この原稿サイズ比較手段お
   よび原稿方向比較手段の比較において少なくとも
   載置方向が不一致であると判断した場合に警告を
   表示する手段と、前記原稿サイズ比較手段および
   原稿方向比較手段による比較を終了した後に複写
   開始を許可する手段と、を設けたことを特徴とす
   る原稿循環送り装置を備えた自動両面複写機。 ２ 前記警告を表示する手段が、前記原稿サイズ
   比較手段および原稿方向手段の比較において原稿
   の載置方向が同一であつてサイズが不一致である
   と判断した場合にも警告を表示する請求項１に記
   載の原稿循環送り装置を備えた自動両面複写機。