JPH0673838U - 押しボタンスイッチ構造 - Google Patents

押しボタンスイッチ構造

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JPH0673838U
JPH0673838U JP2008093U JP2008093U JPH0673838U JP H0673838 U JPH0673838 U JP H0673838U JP 2008093 U JP2008093 U JP 2008093U JP 2008093 U JP2008093 U JP 2008093U JP H0673838 U JPH0673838 U JP H0673838U
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和光 大森
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株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け作業の効率を高めかつ製造スペース
的にもコスト的にも経済的な押しボタンスイッチ構造を
提供する。 【構成】 本体部11と可撓性部分12を介して上下動
自在に形成された押しボタン部13を一体に有し、前記
押しボタン部裏面にはスイッチ接点15を有し、該スイ
ッチ接点と接続する回路パターン部16が該押しボタン
部および本体部裏面に該裏面と同一面にて一体に形成さ
れたプラスチック成形品よりなるスイッチフレーム10
と、前記スイッチフレームの押しボタン部下面側に配置
された弾性部材20と、前記スイッチフレームの押しボ
タン部下面側に配置され、前記押しボタン部のスイッチ
接点を作動する作動接点30を備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は成形基板に関し、特には押しボタンスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気機器のスイッチ構造としては、操作性の面や外観の高級感の点から 押しボタン式のものが好まれている。その例を図5および図6に示す。 この押しボタンスイッチ構造は、樹脂などからなるスイッチフレーム60をプ リント回路基板70上に配してなる。スイッチフレーム60には、その本体部6 1に可撓性部分62を介して押しボタン部63が設けられている。 この実施例において、前記押しボタン部63は、前記本体部61に設けられた 窓状のボタン形成部64内に形成されている。 可撓性部分62は、本体部61および押しボタン部63より肉厚が薄く形成さ れ、前記押しボタン部63が弾力的に上下動するように支持している。 一方、プリント回路基板70は、ガラスエポキシやベークライトなどからなる 基板本体71の表面に、銅箔などの回路パターン部72が印刷などにより形成さ れている。
【0003】 前記回路パターン部72において、押しボタン部63の下面にはスイッチ接点 73が形成されている。このスイッチ接点73と前記押しボタン部63下面との 間には、作動接点部材80が配されている。 作動接点部材80は金属板などがドーム状に形成され、図6から理解されるよ うに、その一部が他の接点74と接続している。前記作動接点部材80は、押し ボタン部63を押すことによりへこみ、前記スイッチ接点73,74とを導通し てスイッチ回路を作動させる。 なお、図中の符号90は表面化粧板で、前記押しボタン部63を表面上に突出 せしめる窓部91が形成されている。
【0004】 しかしながら、かかる構造にあっては、プリント回路基板70上に押しボタン 部63それぞれに対応して作動接点部材80を個々に取り付けなければならなか った。 そのため、基板形状やボタンの数によっては、その取り付け作業が煩雑となる だけでなく部品の点数も増え、コストの低減をはかることが困難であった。
【0005】 また、前記押しボタンスイッチを製造するためには、押しボタンを成形する工 程と基板を成形する工程の2つの工程およびそのための装置を要しており、スペ ース的にもコスト的にも一層の合理化が望まれている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記した状況に鑑み提案されたものであって、取り付け作業の効率 を高めかつ製造スペース的にもコスト的にも経済的な押しボタンスイッチ構造を 提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、本体部と可撓性部分を介して上下動自在に形成された 押しボタン部を一体に有し、前記押しボタン部裏面にはスイッチ接点を有し、該 スイッチ接点と接続する回路パターン部が該押しボタン部および本体部裏面に該 裏面と同一面にて一体に形成されたプラスチック成形品よりなるスイッチフレー ムと、前記スイッチフレームの押しボタン部下面側に配置された弾性部材と、前 記スイッチフレームの押しボタン部下面側に配置され、前記押しボタン部のスイ ッチ接点を作動する作動接点を備えたことを特徴とする押しボタンスイッチ構造 に係る。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の押しボタンスイッチ構造の一例を示す分解斜視図、図2はそ の組み立てた状態を示す断面図、図3はその3矢視図、図4はこの考案に用いら れるスイッチフレームの製造方法の一例を示す断面図である。
【0009】 図1に示されるように、この考案の押しボタンスイッチ構造は、スイッチフレ ーム10と弾性部材20と作動接点30とからなる。
【0010】 スイッチフレーム10は、公知の熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂が所定の形 状に成形されたプラスチック成形品よりなり、本体部11の所定位置に可撓性部 分12を介して押しボタン部13が一体に設けられている。
【0011】 この実施例において、前記押しボタン部13(13A,13B,13C)は、 本体部11に設けられた窓状の押しボタン形成部14の内面から突出する3か所 の可撓性部分12,12,12の先端に形成されている。 また、このスイッチフレーム10の表面は、前記押しボタン部13に対応して 設けられた窓部41を有する表面化粧板40によって覆われている。
【0012】 前記可撓性部分12は、本体部11および押しボタン部13より細幅でかつ肉 厚が薄く形成され、前記押しボタン部13を押しボタン形成部14内で弾力的に かつ上下動自在に支持している。
【0013】 押しボタン部13の裏面には、図2に示すように、カーボンペーストなどから なるスイッチ接点15,15が形成されている。このスイッチ接点15,15は 押しボタン部13裏面の回路パターン16a,16bに連続してそれぞれ設けら れ、前記押しボタン部13の作動により導通される。 前記押しボタン部13裏面の回路パターン16a,16bは、本体部11裏面 に形成された回路パターン16に接続される。 回路パターン16は銅箔などの導電体よりなり、前記スイッチフレーム10の 裏面と同一面となるように、前記本体部11および押しボタン部13の裏面に埋 設状態で一体に形成される。符号19はコンデンサなどのチップ部品である。
【0014】 前記押しボタン部13の下面側には、弾性部材20が配されている。この弾性 部材20は、樹脂製のシート材またはフィルム材21に、エンボス加工などによ って前記スイッチフレーム10に設けられた各押しボタン部13A,13B,1 3Cに対応する半円形のドーム状部20A,20B,20Cを一体に形成してな るもので、押圧されてへこんだあと再び復元自在な弾性を有している。それによ って、前記押しボタン部13に操作時のクリック感を付与することができる。 この実施例において、前記弾性部材20の裏側には、回路パターン16を保護 しスイッチフレーム10の強度を高めるために、適宜の裏板45が配置されてい る。 この弾性部材20によれば、一のシート上に各スイッチ位置に対応するドーム 状部が形成されているので、スイッチごとに基板上にドーム状物を配置する必要 がない。また、弾性部材20を金属製とし、主電源やアースなどの各スイッチに 共通の回路部分とすることも可能である。 なお、この弾性部材20は、各ドーム状部を個別に形成したプラスチック片な どでもよいが、その場合には、各プラスチック片をあらかじめ裏板45の所定の 位置に接着固定して用いる。
【0015】 前記弾性部材20の前記押しボタン部13のスイッチ接点15の下面側には、 当該スイッチ接点15を作動する作動接点30が設けられている。 この作動接点30は、図2および図3から理解されるように、前記押しボタン 部13を押して弾性部材20をへこませることにより、接続する回路パターン1 6a,16bの各スイッチ接点15,15と接触し回路を導通し作動させる。 また、前記弾性部材20が半円状の個別のドーム状物よりなる場合には、前記 作動接点30はこの裏板45上の所定位置に接着固定される。
【0016】 ここで、この考案に用いられるスイッチフレーム10の製造方法について説明 する。符号50は成形型、51は固定型、52は可動型である。 前記固定型51と可動型52とによって、本体部11を規定するキャビティ5 3および押しボタン部13を規定する押しボタンキャビティ54を構成する。 まず、可動型52の型面上に、ベースフィルム56上に銅箔などからなる所定 の回路パターン57が形成された回路フィルム55が、その回路パターン57を キャビティ側にして配置される。 しかる後、スイッチフレーム10を形成する樹脂材料を、前記キャビティ53 ,54内に充填し、前記回路フィルム55と一体に成形する。成形後、回路フィ ルム55のベースフィルム56部分を成形品から剥離する。 この方法によれば、回路パターン57がスイッチフレーム10の裏面側と同一 面にて一体に埋設状態で形成された成形品が、スイッチフレーム10の成形と同 時に得ることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案のスイッチ付き成形基板によれば、スイ ッチフレームを成形する際に同時に回路パターンの形成も行うことができるので 、製造工程およびそのスペースを簡略化し経済的である。また、回路パターンが スイッチフレームと一体に形成されるので、基板の薄型化が可能である。 さらに、一枚のシートよりなる弾性部材を用いることによって、スイッチごと に金属ドームなどの弾性部材を配する必要がなく、その組み立て作業の効率を高 めてコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の押しボタンスイッチ構造の一例を示
す分解斜視図である。
【図2】その組み立てた状態を示す断面図である。
【図3】その3矢視図である。
【図4】この考案に用いられるスイッチフレームの製造
方法の一例を示す断面図である。
【図5】従来の押しボタンスイッチ構造の一例を示す断
面図である。
【図6】その要部を示す平面図である。
【符号の説明】
10 スイッチフレーム 11 本体部 12 可撓性部分 13 押しボタン部 15 スイッチ接点 16 回路パターン 20 弾性部材 30 作動接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と可撓性部分を介して上下動自在
    に形成された押しボタン部を一体に有し、前記押しボタ
    ン部裏面にはスイッチ接点を有し、該スイッチ接点と接
    続する回路パターン部が該押しボタン部および本体部裏
    面に該裏面と同一面にて一体に形成されたプラスチック
    成形品よりなるスイッチフレームと、 前記スイッチフレームの押しボタン部下面側に配置され
    た弾性部材と、 前記スイッチフレームの押しボタン部下面側に配置さ
    れ、前記押しボタン部のスイッチ接点を作動する作動接
    点を備えたことを特徴とする押しボタンスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スイッチフレー
    ムが、回路パターン部を設けた回路フィルムを型内に装
    置してしかる後スイッチフレームを構成する樹脂材料を
    充填して回路パターン部と一体に成形されたものである
    押しボタンスイッチ構造。
JP1993020080U 1993-03-26 1993-03-26 押しボタンスイッチ構造 Expired - Lifetime JP2553773Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177934A (ja) * 1984-09-26 1986-04-21 Nec Corp デ−タフロ−処理装置
JPH031413A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Nissha Printing Co Ltd 押しボタンスイッチ

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177934A (ja) * 1984-09-26 1986-04-21 Nec Corp デ−タフロ−処理装置
JPH031413A (ja) * 1989-05-30 1991-01-08 Nissha Printing Co Ltd 押しボタンスイッチ

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