JP2004259587A - 操作部・スイッチ一体型構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作部の部品点数を削減でき、また、製品や装置の防水性、防塵性、及び気密性を確保でき、さらに、操作部に容易に意匠を形成できる効果を維持しつつ、操作者の操作感を向上させることができるようにする。
【解決手段】筐体上部10の表面は、フィルムシート15で覆われている。釦部12の周囲には溝部13が形成されており、釦部12と周囲の筐体ケース部分とが区分されている。フィルムシート15の背面には、釦部品16及び筐体ケース部品17が形成されている。リモコンスイッチにおける筐体内部には、基板18が設置されている。基板18の回路面のうち釦部12に対応する部分には、メタルドーム19が実装されている。釦部12が指で押下されると、釦部品16のアクチュエータ16aの押圧によってメタルドーム19のドーム部分が押下される。
【選択図】 図3
【解決手段】筐体上部10の表面は、フィルムシート15で覆われている。釦部12の周囲には溝部13が形成されており、釦部12と周囲の筐体ケース部分とが区分されている。フィルムシート15の背面には、釦部品16及び筐体ケース部品17が形成されている。リモコンスイッチにおける筐体内部には、基板18が設置されている。基板18の回路面のうち釦部12に対応する部分には、メタルドーム19が実装されている。釦部12が指で押下されると、釦部品16のアクチュエータ16aの押圧によってメタルドーム19のドーム部分が押下される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気製品などの機器の操作部に一体的に形成された操作部・スイッチ一体型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板にスイッチ素子が実装された押し釦型のスイッチでは、スイッチを押下できる構造にするために、釦、バネ、シールカバー、軸、または可動片(例えば、シリコンゴム)などの部品を使用する必要があり、操作部の部品点数が多くなる。また、釦部の周囲に隙間があり、その隙間から塵や水が内部に侵入し、製品や装置の誤動作や故障の原因となる場合がある。さらに、操作部の本体部や釦部品に文字や図柄などの意匠表現をするためには、操作部を形成する工程とは別に、銘板などに塗装や印刷などをする工程が必要である。
【0003】
操作部の構成部材を減少させ小型化を実現する技術として、特許文献1に、簡単な構造で良好な操作性が得られる小型のスイッチ部と回路基板とを含む操作部を備えた電気掃除機が記載されている。特許文献1に記載された電気掃除機の回路基板には、対向する櫛状の電極が設けられている。また、スイッチ部において、回路基板の電極に対応する部分に球面状に膨出するエンボスが設けられ、エンボスの内面側に導電性ペーストが印刷などされた導電部が設けられている。回路基板とスイッチ部とは、接着剤によって一体的に接合される。そして、エンボス部分を押下することにより回路基板上の電極が導通され、スイッチとしての役割を果たす。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−8874号公報(第3−4頁、第3図、第8図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された電気掃除機の操作部は、回路基板とスイッチ部とが一体的に接合されて構成されることによって、操作部の構成部材が減少する。また、操作部が小型化される。しかし、操作者は、スイッチ操作を行うときに、内側が中空であるエンボスの部分を押下するので、押下の際に頼りなさを感ずる操作者も存在する。すなわち、操作者は、スイッチ操作が受け付けられたか否か不安に感ずる場合がある。特許文献1に記載されたスイッチ部は、スイッチ操作に応じてモータなどが動作開始され、スイッチ操作が受け付けられたことを操作者が直ちに認識できる家電製品には適するが、スイッチ操作が受け付けられたことを機器の作動によって直ちに認識できないような用途には向いていない。
【0006】
そこで、本発明は、操作部の部品点数を削減でき、また、製品や装置の防水性、防塵性、及び気密性を確保でき、さらに、操作部に容易に意匠を形成できる効果を維持しつつ、操作者の操作感を向上させることができる操作部・スイッチ一体型構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による操作部・スイッチ一体型構造は、スイッチ素子(例えば、メタルドーム19)を押下するためのスイッチ部(例えば、釦部12)が、機器(例えば、リモートコントロールスイッチ)の操作部に一体的に形成された操作部・スイッチ一体型構造であって、操作部が、スイッチ部の周囲に凹み(例えば、溝部13)が設けられた薄膜(例えば、フィルムシート15)で覆われ、薄膜の裏面に、スイッチ部が押下されたことに応じてスイッチ素子を押下する押下部(例えば、釦部品16)と前記操作部の本体(例えば、筐体ケース部品17)とを形成する裏面層が設けられていることを特徴とする。
【0008】
操作部・スイッチ一体型構造は、薄膜に、文字や図柄が印刷または加飾されているものであってもよい。そのような構成によれば、予め薄膜に印刷または加飾してから成形することができ、操作部に容易に意匠を形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による操作部・スイッチ一体型構造が適用されたリモートコントロールスイッチ(以下、リモコンスイッチと記す)の例を示す斜視図である。図1に示すリモコンスイッチは、例えば、家庭電化製品や車用車載用製品などの機器に用いられるリモコンスイッチである。
【0010】
図1に示すように、リモコンスイッチの筐体は、筐体上部10と筐体下部11とが接合された構造となっている。リモコンスイッチは、押し釦スイッチが押下された場合に赤外線信号を送信する赤外線信号発信部14を含む。すなわち、リモコンスイッチは、家庭電化製品や車用車載用製品のユーザ(以下、単にユーザと記す)の操作に従って、赤外線信号発信部14から赤外線信号を製品本体(図示せず)に送信する。また、リモコンスイッチの内部には、後述するように、表面に回路部などが形成された基板18が設置されている。
【0011】
筐体上部10には、釦部12が設けられている。釦部12の周囲には、溝部13が形成されている。ユーザは、釦部12を指で押下することによって、リモコンスイッチを操作することができる。すなわち、釦部12は、押し釦スイッチとして機能する。
【0012】
なお、本実施の形態では、図1に示すように、筐体上部10に円形の釦部12が設けられている場合を例にするが、釦部12の形状は円形に限られない。例えば、筐体上部10に楕円形の釦部12が設けられているものであってもよい。また、本実施の形態では、リモコンスイッチの操作部が筐体上部10に一体的に形成されている場合を例にするが、操作部は本実施の形態で示す形状のものに限られない。例えば、リモコンスイッチは、筐体部分とは別に操作部を形成した操作パネルを、筐体上部10に接合したものであってもよい。また、操作部は、スイッチなどの操作手段だけでなく、機器の駆動状態の内容表示を示す表示手段などを含むものであってもよい。
【0013】
図2は、リモコンスイッチの筐体上部10の構造の例を示す断面図である。図2は、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。
図2に示すように、筐体上部10の表面は、フィルムシート15で覆われている。図2に示すように、釦部12の周囲には、断面が矩形の形状の溝部13が形成されており、釦部12と周囲の筐体ケース部分とは、溝部13によって区分されている。以下、フィルムシート15の各面のうち、図2において下側に位置する面を裏面と記す。また、フィルムシート15の面のうち、図2において上側に位置する面を表面と記す。
【0014】
フィルムシート15の釦部12の裏面には、合成樹脂(以下、樹脂という。)が充填されて釦部品16が形成されている。また、フィルムシート15の溝部13の外側の裏面には、樹脂が充填されて筐体ケース部品17が形成されている。
なお、図2に示すように、釦部品16及び筐体ケース部品17は、それぞれ溝部13の底面に対して所定の深さ分の遊び部分20を有する。後述するように、釦部12を指で押下した場合に、遊び部分20が変形することによって、釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。また、図2に示す例では、釦部12の表面は平らになるように形成されているが、丸みを帯びた形状になるように形成されたものであってもよい。さらに、釦部品16及び筐体ケース部品17の部分には、角部などにおいて隙間があってもよい。
【0015】
フィルムシート15の裏面には、図示はしないがスイッチの機能を表示する文字や絵柄が形成されている。それらは、例えば、スクリーン印刷によって形成される。また、例えば、インモールド成形などを用いて、射出成形時に転写シートを用いて文字や絵柄をフィルムシート15の裏面に加飾してもよい。また、フィルムシート15の裏面ではなく、フィルムシート15の表面に文字や絵柄を印刷したり加飾してもよい。
【0016】
フィルムシート15の材料として、PC(ポリカーボネート)、PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル樹脂、ABS(アクリロニトル・ブラジエン・スチレン樹脂)、塩化ビニル、ナイロン、エンジニアリングプラスティック(engineering plastics)などの高分子系フィルムが用いられる。また、釦部品16及び筐体ケース部品17の材料として、PC、PS、PE、PET、アクリル樹脂、ABSなどの射出成形に使用しうる合成樹脂材料が用いられる。
【0017】
図3は、リモコンスイッチの釦部12周辺の構造の例を示す断面図である。図3は、図2と同様に、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。図3に示すように、リモコンスイッチにおける筐体の内部(すなわち、筐体上部10の下側)には、基板18が設置されている。基板18の回路面のうち釦部12に対応する部分には、スイッチ素子としてメタルドーム19が実装されている。
【0018】
釦部品16には、図4に示すように、裏面側に向かって凸部が形成されている。以下、釦部品16に形成されている凸部をアクチュエータ16aと記す。釦部12が指で押下されると、アクチュエータ16aがメタルドーム19のドーム部分に接触する。そして、アクチュエータ16aの押圧によって、メタルドーム19のドーム部分が押下される。また、ユーザが指を釦部12から離すと、アクチュエータ16aの押圧が解除され、メタルドーム19のドーム部分への押圧が解除される。
【0019】
なお、本実施の形態では、基板18上のスイッチ部分にメタルドームが実装されている場合を例に説明するが、基板18上に実装されるスイッチ素子はメタルドームに限られず、ポリドームやタクトスイッチなどであってもよい。また、スイッチ素子は、FPC(Flexible Printed Circuit)を用いて形成されたメンブレンスイッチなどであってもよい。
【0020】
図4は、フィルムシート15の形状の例を示す断面図である。図4は、図2及び図3と同様に、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。図4(a)に示すように、フィルムシート15には、釦部12の周囲に溝部13が形成されている。フィルムシート15に溝部13が形成されていることによって、釦部12を指で押下すると、図4(b)に示すように、溝部13が変形して釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。すなわち、溝部13が形成されていることによって、キーストロークを発生させることができる。
【0021】
フィルムシート15の裏面には釦部品16及び筐体ケース部品17が形成されているが、図2及び図3に示すように、釦部品16及び筐体ケース部品17は遊び部分20を持たせて形成されているので、釦部12を押下すると溝部13の遊び部分20が変形する。そして、図4(b)に示すように、遊び部分20が変形することによって、釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。
【0022】
釦部12の周囲に溝部13が形成されていない場合には、釦部12を指で押下すると、押圧による張力がフィルムシート15の面に対して水平方向に吸収されてしまうので、キーストロークを発生させることはできない。図4(b)に示すように、フィルムシート15に溝部13が形成されていると、釦部12を指で押下したときの押圧による張力を、フィルムシート15の面に対して垂直方向に作用させることができる。従って、押圧による張力をフィルムシート15の面に対して垂直方向に作用させることにより、キーストロークを発生させることができる。
【0023】
なお、溝部13は、図2から図4までに示したような断面が矩形の形状のものに限られない。釦部12が指で押下された場合に、キーストロークを発生させることができる形状のものであれば、釦部12の周囲に形成される溝部13は、他の断面形状を持つものであってもよい。図5は、リモコンスイッチの釦部12周辺の構造の他の例を示す断面図である。図5(a)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面が山形の形状の溝部13aが形成されているものであってもよい。また、図5(b)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面が谷形の形状の溝部13bが形成されているものであってもよい。さらに、図5(c)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面がU字形の形状の溝部13cが形成されているものであってもよい。
【0024】
次に、筐体上部10の形成方法を説明する。釦部品16及び筐体ケース部品17は、インサート成形によって形成される。インサート成形とは、成形時に予め印刷された樹脂フィルムを金型内にセットし、成形樹脂層の形成と同時に樹脂フィルムを熱融着させる成形方法である。
【0025】
まず、フィルムシート15の裏面に、スイッチの機能を表示する文字や絵柄をスクリーン印刷などによって印刷する。次に、例えば、プレス型によってプレス加工し、溝部13を含む筐体上部10の形状をフィルムシート15に形成する。
次に、溝部13を含む筐体上部10の形状が形成されている樹脂成形金型に、プレス加工されたフィルムシート15を挿入(インサート)する。そして、フィルムシート15の裏面の釦部12の部分に樹脂材料を流し込むとともに、フィルムシート15の裏面の溝部13の外側の部分に樹脂材料を流し込み、熱圧着により接着する。このようにして、フィルムシート15の裏面に、釦部品16及び筐体ケース部品17が裏面層としてインサート成形される。
【0026】
なお、釦部品16及び筐体ケース部品17をフィルムシート15の裏面に形成する方法は、インサート成形に限られない。例えば、釦部品16及び筐体ケース部品17をフィルムシート15とは別に予め成形しておき、フィルムシート15の裏面の釦部12及び溝部13の外側の部分に、釦部品16及び筐体ケース部品17を接着剤によって接着してもよい。また、フィルムシート15の裏面の釦部12及び溝部13の外側の部分に、予め成形した釦部品16及び筐体ケース部品17を粘着剤によって接着してもよい。また、フィルムシート15への加飾や釦部品16及び筐体ケース部品17を形成する際に、インモールド成形などの手法を併用してもよい。
【0027】
以上のように、本実施の形態によれば、溝部13を形成した樹脂のフィルムシート15の裏面に釦部品16や筐体ケース部品17が充填されて釦部12が形成される。よって、回路基板上に実装されたスイッチ素子を押下するための押し釦スイッチを機器の操作部や機器本体に一体的に形成することができる。また、操作者の押圧によって直ちに基板上のスイッチ素子が押下されるので、操作者の操作感を向上させることができる。
【0028】
また、スイッチを押下できる構造にするために必要となる釦、バネ、シールカバー、軸、または可動片などの部品が不要となり、操作部の部品点数を削減することができる。また、回路基板に、メタルドーム、ポリドーム、FPCを用いたメンブレンスイッチ、またはタクトスイッチなどのスイッチ素子を実装するだけで押し釦スイッチを構成できるので、回路基板などの内部部品構造を簡略化することができる。
【0029】
また、操作部の釦部12周辺がフィルムシート15によって隙間なく覆われているので、操作部の防水性、防塵性、及び気密性を確保することができる。従って、操作部・スイッチ一体型構造を適用した製品や装置自体の防水性、防塵性、気密性を確保することができる。
【0030】
さらに、操作部の表面を印刷または加飾し易いフィルムシート15で構成し、予めフィルムシート15に印刷または加飾してから成形するので、操作部に容易に意匠を形成することができる。
【0031】
なお、家庭電化製品や車用車載用製品のリモコンスイッチを例に説明したが、本発明による操作部・スイッチ一体型構造の適用例は、本実施の形態で示した場合に限られない。例えば、家庭電化製品や車用車載用製品の本体機器の操作部に、操作部・スイッチ一体型構造を適用した押し釦スイッチを形成してもよい。また、玩具学習機器、住宅設備機器、理美容機器、健康機器、医療機器設備、実験機器設備、工場各生産設備機器などの製品、部品、または付属品の操作部に、操作部・スイッチ一体型構造を適用した押し釦スイッチを形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、操作部が、スイッチ部の周囲に凹みが設けられた薄膜で覆われ、薄膜の裏面に、スイッチ部が押下されたことに応じてスイッチ素子を押下する押下部と前記操作部の本体とを形成する裏面層が設けられているように構成したので、操作部の部品点数を削減でき、また、製品や装置の防水性、防塵性、及び気密性を確保でき、さらに、操作部に容易に意匠を形成できる効果を維持しつつ、操作者の操作感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作部・スイッチ一体型構造を適用したリモコンスイッチの例を示す斜視図である。
【図2】リモコンスイッチの筐体上部の構造の例を示す断面図である。
【図3】リモコンスイッチの釦部周辺の構造の一例を示す断面図である。
【図4】フィルムシートの形状の例を示す断面図である。
【図5】リモコンスイッチの釦部周辺の構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 筐体上部
11 筐体下部
12 釦部
13 溝部
14 赤外線信号発信部
15 フィルムシート
16 釦部品
16a アクチュエータ
17 筐体ケース部品
18 基板
19 メタルドーム
20 遊び部分
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気製品などの機器の操作部に一体的に形成された操作部・スイッチ一体型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板にスイッチ素子が実装された押し釦型のスイッチでは、スイッチを押下できる構造にするために、釦、バネ、シールカバー、軸、または可動片(例えば、シリコンゴム)などの部品を使用する必要があり、操作部の部品点数が多くなる。また、釦部の周囲に隙間があり、その隙間から塵や水が内部に侵入し、製品や装置の誤動作や故障の原因となる場合がある。さらに、操作部の本体部や釦部品に文字や図柄などの意匠表現をするためには、操作部を形成する工程とは別に、銘板などに塗装や印刷などをする工程が必要である。
【0003】
操作部の構成部材を減少させ小型化を実現する技術として、特許文献1に、簡単な構造で良好な操作性が得られる小型のスイッチ部と回路基板とを含む操作部を備えた電気掃除機が記載されている。特許文献1に記載された電気掃除機の回路基板には、対向する櫛状の電極が設けられている。また、スイッチ部において、回路基板の電極に対応する部分に球面状に膨出するエンボスが設けられ、エンボスの内面側に導電性ペーストが印刷などされた導電部が設けられている。回路基板とスイッチ部とは、接着剤によって一体的に接合される。そして、エンボス部分を押下することにより回路基板上の電極が導通され、スイッチとしての役割を果たす。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−8874号公報(第3−4頁、第3図、第8図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された電気掃除機の操作部は、回路基板とスイッチ部とが一体的に接合されて構成されることによって、操作部の構成部材が減少する。また、操作部が小型化される。しかし、操作者は、スイッチ操作を行うときに、内側が中空であるエンボスの部分を押下するので、押下の際に頼りなさを感ずる操作者も存在する。すなわち、操作者は、スイッチ操作が受け付けられたか否か不安に感ずる場合がある。特許文献1に記載されたスイッチ部は、スイッチ操作に応じてモータなどが動作開始され、スイッチ操作が受け付けられたことを操作者が直ちに認識できる家電製品には適するが、スイッチ操作が受け付けられたことを機器の作動によって直ちに認識できないような用途には向いていない。
【0006】
そこで、本発明は、操作部の部品点数を削減でき、また、製品や装置の防水性、防塵性、及び気密性を確保でき、さらに、操作部に容易に意匠を形成できる効果を維持しつつ、操作者の操作感を向上させることができる操作部・スイッチ一体型構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による操作部・スイッチ一体型構造は、スイッチ素子(例えば、メタルドーム19)を押下するためのスイッチ部(例えば、釦部12)が、機器(例えば、リモートコントロールスイッチ)の操作部に一体的に形成された操作部・スイッチ一体型構造であって、操作部が、スイッチ部の周囲に凹み(例えば、溝部13)が設けられた薄膜(例えば、フィルムシート15)で覆われ、薄膜の裏面に、スイッチ部が押下されたことに応じてスイッチ素子を押下する押下部(例えば、釦部品16)と前記操作部の本体(例えば、筐体ケース部品17)とを形成する裏面層が設けられていることを特徴とする。
【0008】
操作部・スイッチ一体型構造は、薄膜に、文字や図柄が印刷または加飾されているものであってもよい。そのような構成によれば、予め薄膜に印刷または加飾してから成形することができ、操作部に容易に意匠を形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による操作部・スイッチ一体型構造が適用されたリモートコントロールスイッチ(以下、リモコンスイッチと記す)の例を示す斜視図である。図1に示すリモコンスイッチは、例えば、家庭電化製品や車用車載用製品などの機器に用いられるリモコンスイッチである。
【0010】
図1に示すように、リモコンスイッチの筐体は、筐体上部10と筐体下部11とが接合された構造となっている。リモコンスイッチは、押し釦スイッチが押下された場合に赤外線信号を送信する赤外線信号発信部14を含む。すなわち、リモコンスイッチは、家庭電化製品や車用車載用製品のユーザ(以下、単にユーザと記す)の操作に従って、赤外線信号発信部14から赤外線信号を製品本体(図示せず)に送信する。また、リモコンスイッチの内部には、後述するように、表面に回路部などが形成された基板18が設置されている。
【0011】
筐体上部10には、釦部12が設けられている。釦部12の周囲には、溝部13が形成されている。ユーザは、釦部12を指で押下することによって、リモコンスイッチを操作することができる。すなわち、釦部12は、押し釦スイッチとして機能する。
【0012】
なお、本実施の形態では、図1に示すように、筐体上部10に円形の釦部12が設けられている場合を例にするが、釦部12の形状は円形に限られない。例えば、筐体上部10に楕円形の釦部12が設けられているものであってもよい。また、本実施の形態では、リモコンスイッチの操作部が筐体上部10に一体的に形成されている場合を例にするが、操作部は本実施の形態で示す形状のものに限られない。例えば、リモコンスイッチは、筐体部分とは別に操作部を形成した操作パネルを、筐体上部10に接合したものであってもよい。また、操作部は、スイッチなどの操作手段だけでなく、機器の駆動状態の内容表示を示す表示手段などを含むものであってもよい。
【0013】
図2は、リモコンスイッチの筐体上部10の構造の例を示す断面図である。図2は、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。
図2に示すように、筐体上部10の表面は、フィルムシート15で覆われている。図2に示すように、釦部12の周囲には、断面が矩形の形状の溝部13が形成されており、釦部12と周囲の筐体ケース部分とは、溝部13によって区分されている。以下、フィルムシート15の各面のうち、図2において下側に位置する面を裏面と記す。また、フィルムシート15の面のうち、図2において上側に位置する面を表面と記す。
【0014】
フィルムシート15の釦部12の裏面には、合成樹脂(以下、樹脂という。)が充填されて釦部品16が形成されている。また、フィルムシート15の溝部13の外側の裏面には、樹脂が充填されて筐体ケース部品17が形成されている。
なお、図2に示すように、釦部品16及び筐体ケース部品17は、それぞれ溝部13の底面に対して所定の深さ分の遊び部分20を有する。後述するように、釦部12を指で押下した場合に、遊び部分20が変形することによって、釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。また、図2に示す例では、釦部12の表面は平らになるように形成されているが、丸みを帯びた形状になるように形成されたものであってもよい。さらに、釦部品16及び筐体ケース部品17の部分には、角部などにおいて隙間があってもよい。
【0015】
フィルムシート15の裏面には、図示はしないがスイッチの機能を表示する文字や絵柄が形成されている。それらは、例えば、スクリーン印刷によって形成される。また、例えば、インモールド成形などを用いて、射出成形時に転写シートを用いて文字や絵柄をフィルムシート15の裏面に加飾してもよい。また、フィルムシート15の裏面ではなく、フィルムシート15の表面に文字や絵柄を印刷したり加飾してもよい。
【0016】
フィルムシート15の材料として、PC(ポリカーボネート)、PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル樹脂、ABS(アクリロニトル・ブラジエン・スチレン樹脂)、塩化ビニル、ナイロン、エンジニアリングプラスティック(engineering plastics)などの高分子系フィルムが用いられる。また、釦部品16及び筐体ケース部品17の材料として、PC、PS、PE、PET、アクリル樹脂、ABSなどの射出成形に使用しうる合成樹脂材料が用いられる。
【0017】
図3は、リモコンスイッチの釦部12周辺の構造の例を示す断面図である。図3は、図2と同様に、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。図3に示すように、リモコンスイッチにおける筐体の内部(すなわち、筐体上部10の下側)には、基板18が設置されている。基板18の回路面のうち釦部12に対応する部分には、スイッチ素子としてメタルドーム19が実装されている。
【0018】
釦部品16には、図4に示すように、裏面側に向かって凸部が形成されている。以下、釦部品16に形成されている凸部をアクチュエータ16aと記す。釦部12が指で押下されると、アクチュエータ16aがメタルドーム19のドーム部分に接触する。そして、アクチュエータ16aの押圧によって、メタルドーム19のドーム部分が押下される。また、ユーザが指を釦部12から離すと、アクチュエータ16aの押圧が解除され、メタルドーム19のドーム部分への押圧が解除される。
【0019】
なお、本実施の形態では、基板18上のスイッチ部分にメタルドームが実装されている場合を例に説明するが、基板18上に実装されるスイッチ素子はメタルドームに限られず、ポリドームやタクトスイッチなどであってもよい。また、スイッチ素子は、FPC(Flexible Printed Circuit)を用いて形成されたメンブレンスイッチなどであってもよい。
【0020】
図4は、フィルムシート15の形状の例を示す断面図である。図4は、図2及び図3と同様に、図1に示すリモコンスイッチをA−A面で切断したA−A断面図である。図4(a)に示すように、フィルムシート15には、釦部12の周囲に溝部13が形成されている。フィルムシート15に溝部13が形成されていることによって、釦部12を指で押下すると、図4(b)に示すように、溝部13が変形して釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。すなわち、溝部13が形成されていることによって、キーストロークを発生させることができる。
【0021】
フィルムシート15の裏面には釦部品16及び筐体ケース部品17が形成されているが、図2及び図3に示すように、釦部品16及び筐体ケース部品17は遊び部分20を持たせて形成されているので、釦部12を押下すると溝部13の遊び部分20が変形する。そして、図4(b)に示すように、遊び部分20が変形することによって、釦部12を裏面側に向かって沈ませることができる。
【0022】
釦部12の周囲に溝部13が形成されていない場合には、釦部12を指で押下すると、押圧による張力がフィルムシート15の面に対して水平方向に吸収されてしまうので、キーストロークを発生させることはできない。図4(b)に示すように、フィルムシート15に溝部13が形成されていると、釦部12を指で押下したときの押圧による張力を、フィルムシート15の面に対して垂直方向に作用させることができる。従って、押圧による張力をフィルムシート15の面に対して垂直方向に作用させることにより、キーストロークを発生させることができる。
【0023】
なお、溝部13は、図2から図4までに示したような断面が矩形の形状のものに限られない。釦部12が指で押下された場合に、キーストロークを発生させることができる形状のものであれば、釦部12の周囲に形成される溝部13は、他の断面形状を持つものであってもよい。図5は、リモコンスイッチの釦部12周辺の構造の他の例を示す断面図である。図5(a)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面が山形の形状の溝部13aが形成されているものであってもよい。また、図5(b)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面が谷形の形状の溝部13bが形成されているものであってもよい。さらに、図5(c)に示すように、例えば、リモコンスイッチの釦部12の周囲には、底面の断面がU字形の形状の溝部13cが形成されているものであってもよい。
【0024】
次に、筐体上部10の形成方法を説明する。釦部品16及び筐体ケース部品17は、インサート成形によって形成される。インサート成形とは、成形時に予め印刷された樹脂フィルムを金型内にセットし、成形樹脂層の形成と同時に樹脂フィルムを熱融着させる成形方法である。
【0025】
まず、フィルムシート15の裏面に、スイッチの機能を表示する文字や絵柄をスクリーン印刷などによって印刷する。次に、例えば、プレス型によってプレス加工し、溝部13を含む筐体上部10の形状をフィルムシート15に形成する。
次に、溝部13を含む筐体上部10の形状が形成されている樹脂成形金型に、プレス加工されたフィルムシート15を挿入(インサート)する。そして、フィルムシート15の裏面の釦部12の部分に樹脂材料を流し込むとともに、フィルムシート15の裏面の溝部13の外側の部分に樹脂材料を流し込み、熱圧着により接着する。このようにして、フィルムシート15の裏面に、釦部品16及び筐体ケース部品17が裏面層としてインサート成形される。
【0026】
なお、釦部品16及び筐体ケース部品17をフィルムシート15の裏面に形成する方法は、インサート成形に限られない。例えば、釦部品16及び筐体ケース部品17をフィルムシート15とは別に予め成形しておき、フィルムシート15の裏面の釦部12及び溝部13の外側の部分に、釦部品16及び筐体ケース部品17を接着剤によって接着してもよい。また、フィルムシート15の裏面の釦部12及び溝部13の外側の部分に、予め成形した釦部品16及び筐体ケース部品17を粘着剤によって接着してもよい。また、フィルムシート15への加飾や釦部品16及び筐体ケース部品17を形成する際に、インモールド成形などの手法を併用してもよい。
【0027】
以上のように、本実施の形態によれば、溝部13を形成した樹脂のフィルムシート15の裏面に釦部品16や筐体ケース部品17が充填されて釦部12が形成される。よって、回路基板上に実装されたスイッチ素子を押下するための押し釦スイッチを機器の操作部や機器本体に一体的に形成することができる。また、操作者の押圧によって直ちに基板上のスイッチ素子が押下されるので、操作者の操作感を向上させることができる。
【0028】
また、スイッチを押下できる構造にするために必要となる釦、バネ、シールカバー、軸、または可動片などの部品が不要となり、操作部の部品点数を削減することができる。また、回路基板に、メタルドーム、ポリドーム、FPCを用いたメンブレンスイッチ、またはタクトスイッチなどのスイッチ素子を実装するだけで押し釦スイッチを構成できるので、回路基板などの内部部品構造を簡略化することができる。
【0029】
また、操作部の釦部12周辺がフィルムシート15によって隙間なく覆われているので、操作部の防水性、防塵性、及び気密性を確保することができる。従って、操作部・スイッチ一体型構造を適用した製品や装置自体の防水性、防塵性、気密性を確保することができる。
【0030】
さらに、操作部の表面を印刷または加飾し易いフィルムシート15で構成し、予めフィルムシート15に印刷または加飾してから成形するので、操作部に容易に意匠を形成することができる。
【0031】
なお、家庭電化製品や車用車載用製品のリモコンスイッチを例に説明したが、本発明による操作部・スイッチ一体型構造の適用例は、本実施の形態で示した場合に限られない。例えば、家庭電化製品や車用車載用製品の本体機器の操作部に、操作部・スイッチ一体型構造を適用した押し釦スイッチを形成してもよい。また、玩具学習機器、住宅設備機器、理美容機器、健康機器、医療機器設備、実験機器設備、工場各生産設備機器などの製品、部品、または付属品の操作部に、操作部・スイッチ一体型構造を適用した押し釦スイッチを形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、操作部が、スイッチ部の周囲に凹みが設けられた薄膜で覆われ、薄膜の裏面に、スイッチ部が押下されたことに応じてスイッチ素子を押下する押下部と前記操作部の本体とを形成する裏面層が設けられているように構成したので、操作部の部品点数を削減でき、また、製品や装置の防水性、防塵性、及び気密性を確保でき、さらに、操作部に容易に意匠を形成できる効果を維持しつつ、操作者の操作感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作部・スイッチ一体型構造を適用したリモコンスイッチの例を示す斜視図である。
【図2】リモコンスイッチの筐体上部の構造の例を示す断面図である。
【図3】リモコンスイッチの釦部周辺の構造の一例を示す断面図である。
【図4】フィルムシートの形状の例を示す断面図である。
【図5】リモコンスイッチの釦部周辺の構造の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 筐体上部
11 筐体下部
12 釦部
13 溝部
14 赤外線信号発信部
15 フィルムシート
16 釦部品
16a アクチュエータ
17 筐体ケース部品
18 基板
19 メタルドーム
20 遊び部分
Claims (2)
- スイッチ素子を押下するためのスイッチ部が、機器の操作部に一体的に形成された操作部・スイッチ一体型構造であって、
操作部が、前記スイッチ部の周囲に凹みが設けられた薄膜で覆われ、
前記薄膜の裏面に、前記スイッチ部が押下されたことに応じて前記スイッチ素子を押下する押下部と前記操作部の本体とを形成する裏面層が設けられていることを特徴とする操作部・スイッチ一体型構造。 - 薄膜に、文字や図柄が印刷または加飾されている請求項1記載の操作部・スイッチ一体型構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048869A JP2004259587A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 操作部・スイッチ一体型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003048869A JP2004259587A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 操作部・スイッチ一体型構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004259587A true JP2004259587A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33114708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003048869A Pending JP2004259587A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 操作部・スイッチ一体型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004259587A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009267993A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Inax Corp | 薄型リモコン装置 |
CN106436181A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-22 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机 |
WO2022157980A1 (ja) * | 2021-01-25 | 2022-07-28 | 三菱電機株式会社 | 操作ユニット及び充放電装置 |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003048869A patent/JP2004259587A/ja active Pending
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JP2009267993A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Inax Corp | 薄型リモコン装置 |
CN106436181A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-22 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机 |
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