JP2000322970A - パネルスイッチ - Google Patents
パネルスイッチInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成部品数を増やすことなく、安価にてフィ
ーリング良好なパネルスイッチを提供する。 【解決手段】 押圧操作による弾性変形可能な操作部
(11)を有するパネルシート(1)と、この操作部
(11)に対向してスイッチ部(21)を備える回路基
板(2)と、パネルシート(1)と回路基板(2)との
間に介在し、操作部(11)からの押圧を回路基板
(2)上のスイッチ部(21)に伝えるべく弾性を有す
るラバー部材(3)と、ラバー部材(3)表面の少なく
ともパネルシート(2)に接触する部分にはパネルシー
ト(1)との密着を防止すべく凹凸部(33)を備え
る。
ーリング良好なパネルスイッチを提供する。 【解決手段】 押圧操作による弾性変形可能な操作部
(11)を有するパネルシート(1)と、この操作部
(11)に対向してスイッチ部(21)を備える回路基
板(2)と、パネルシート(1)と回路基板(2)との
間に介在し、操作部(11)からの押圧を回路基板
(2)上のスイッチ部(21)に伝えるべく弾性を有す
るラバー部材(3)と、ラバー部材(3)表面の少なく
ともパネルシート(2)に接触する部分にはパネルシー
ト(1)との密着を防止すべく凹凸部(33)を備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械やリモート
コントローラ等各種機器の制御や設定する際に使用され
るコントロールスイッチとして押圧操作によって弾性変
形するパネルシートと弾性部材を有するパネルスイッチ
に係わる。
コントローラ等各種機器の制御や設定する際に使用され
るコントロールスイッチとして押圧操作によって弾性変
形するパネルシートと弾性部材を有するパネルスイッチ
に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、建設機械で使用される電子機器
は水や埃が回路基板等に入り込まないような、機密性の
高い構造をとるものが多く提案されている。
は水や埃が回路基板等に入り込まないような、機密性の
高い構造をとるものが多く提案されている。
【0003】特に、コントロールスイッチにおいてはス
イッチの内部側に回路基板を有するものが一般的であっ
て、水や埃などの多い環境下で使用されるコントロール
スイッチにあってはスイッチ操作部からの水や埃の侵入
を防止すべく機密性を考慮したスイッチ操作部を備える
必要がある。そこで操作部を一枚の弾性を有する薄板状
の部材によって構成し、回路基板への機密性を高めるも
のがある。
イッチの内部側に回路基板を有するものが一般的であっ
て、水や埃などの多い環境下で使用されるコントロール
スイッチにあってはスイッチ操作部からの水や埃の侵入
を防止すべく機密性を考慮したスイッチ操作部を備える
必要がある。そこで操作部を一枚の弾性を有する薄板状
の部材によって構成し、回路基板への機密性を高めるも
のがある。
【0004】しかしながら、このようなスイッチにあっ
ても操作者に対して押圧操作の誤認識がないように一定
した感触を操作者の指先に与え、かつ操作者による必要
以上の過度な力での押圧操作からスイッチの毀損を防止
する必要がある。そこでシリコンゴム等からなる弾性部
材を設けているものがあり、例えば特開平8−7162
号公報で開示されている。
ても操作者に対して押圧操作の誤認識がないように一定
した感触を操作者の指先に与え、かつ操作者による必要
以上の過度な力での押圧操作からスイッチの毀損を防止
する必要がある。そこでシリコンゴム等からなる弾性部
材を設けているものがあり、例えば特開平8−7162
号公報で開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスイッチ
の、パネルシートならびに弾性部材はそれぞれ弾性があ
り、操作者が指先でパネルシートの操作部を押圧するこ
とで弾性変形し、離すことで元の形状に復帰する。この
動作の中でパネルシートと弾性部材が接触した後離れよ
うとするとき、比較的平滑なパネルシートの面に対して
接触した弾性部材が吸盤効果によりパネルシートに密着
してしまう虞があった。
の、パネルシートならびに弾性部材はそれぞれ弾性があ
り、操作者が指先でパネルシートの操作部を押圧するこ
とで弾性変形し、離すことで元の形状に復帰する。この
動作の中でパネルシートと弾性部材が接触した後離れよ
うとするとき、比較的平滑なパネルシートの面に対して
接触した弾性部材が吸盤効果によりパネルシートに密着
してしまう虞があった。
【0006】この吸着した状態のまま、再び押圧操作し
た場合に、正常なフィーリングと異なるものを操作者に
与え押圧操作を誤認識してしまう可能性があるだけでな
く、引っ張り合ったままの状態は、各部品にストレスを
生じ、弾性部品にあっては劣化を早めることになる。
た場合に、正常なフィーリングと異なるものを操作者に
与え押圧操作を誤認識してしまう可能性があるだけでな
く、引っ張り合ったままの状態は、各部品にストレスを
生じ、弾性部品にあっては劣化を早めることになる。
【0007】さらに、密着していたパネルシートと弾性
部品が離れるときに異音が生じることもある。
部品が離れるときに異音が生じることもある。
【0008】以上の問題点に対し本発明は、構成部品数
を増やすことなく、安価にてフィーリング良好なパネル
スイッチを提供することを目的としている。
を増やすことなく、安価にてフィーリング良好なパネル
スイッチを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、押
圧操作による弾性変形可能な操作部を有するパネルシー
トと、この前記操作部に対向してスイッチ部を備える回
路基板と、前記パネルシートと前記回路基板との間に介
在し、前記操作部からの押圧を回路基板上の前記スイッ
チ部に伝えるべく弾性を有するラバー部材と、前記ラバ
ー部材表面の少なくとも前記パネルシートに接触する部
分にはパネルシートとの密着を防止すべく凹凸部を備え
てなることを特徴とするパネルスイッチである。また請
求項2は、請求項1において、前記凹凸部が複数の凸条
からなることを特徴としている。また請求項3は、請求
項1または請求項2において、前記操作部は前記パネル
シートの表面部分を隆起して設けられていることを特徴
としている。また請求項4は、請求項1から請求項3の
いずれかにおいて、前記操作部もしくはその周辺に文字
や記号等の表示部を設けてなることを特徴としている。
また請求項5は、請求項1から請求項4のいずれかにお
いて、前記パネルシートの少なくとも前記ラバー部材に
接触する面が凹凸形状にて形成していることを特徴とし
ている。
圧操作による弾性変形可能な操作部を有するパネルシー
トと、この前記操作部に対向してスイッチ部を備える回
路基板と、前記パネルシートと前記回路基板との間に介
在し、前記操作部からの押圧を回路基板上の前記スイッ
チ部に伝えるべく弾性を有するラバー部材と、前記ラバ
ー部材表面の少なくとも前記パネルシートに接触する部
分にはパネルシートとの密着を防止すべく凹凸部を備え
てなることを特徴とするパネルスイッチである。また請
求項2は、請求項1において、前記凹凸部が複数の凸条
からなることを特徴としている。また請求項3は、請求
項1または請求項2において、前記操作部は前記パネル
シートの表面部分を隆起して設けられていることを特徴
としている。また請求項4は、請求項1から請求項3の
いずれかにおいて、前記操作部もしくはその周辺に文字
や記号等の表示部を設けてなることを特徴としている。
また請求項5は、請求項1から請求項4のいずれかにお
いて、前記パネルシートの少なくとも前記ラバー部材に
接触する面が凹凸形状にて形成していることを特徴とし
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を建設
機械を制御操作するための操作パネルにおける、コント
ロールスイッチを例に挙げ説明する。
機械を制御操作するための操作パネルにおける、コント
ロールスイッチを例に挙げ説明する。
【0011】図1は本発明の実施例である操作パネルの
外観の一部を示すもので、その主要部であるコントロー
ルスイッチにおける第1の実施例の断面を図2に示す。
外観の一部を示すもので、その主要部であるコントロー
ルスイッチにおける第1の実施例の断面を図2に示す。
【0012】このパネルスイッチはパネルシート(1)
と回路基板(2)とラバー部材(3)とを主体として構
成されており、開孔部を有するケース(4)の前面側に
パネルシート(1)、裏面側に回路基板(2)、開孔部
にラバー部材(3)を設けている。
と回路基板(2)とラバー部材(3)とを主体として構
成されており、開孔部を有するケース(4)の前面側に
パネルシート(1)、裏面側に回路基板(2)、開孔部
にラバー部材(3)を設けている。
【0013】パネルシ−ト(1)は、柔軟性を有するP
ETフィルムからなり、予めエンボス加工によって隆起
状の操作部(11)を形成してなる。また、パネルシー
ト(1)の表面側に建設機械の制御機能を示す記号や文
字からなる表示部(M)を操作部(11)やその近辺に
印刷しており、パネルシート(1)裏面側には操作部
(11)以外の面部分に接着シール材が塗布されてい
る。
ETフィルムからなり、予めエンボス加工によって隆起
状の操作部(11)を形成してなる。また、パネルシー
ト(1)の表面側に建設機械の制御機能を示す記号や文
字からなる表示部(M)を操作部(11)やその近辺に
印刷しており、パネルシート(1)裏面側には操作部
(11)以外の面部分に接着シール材が塗布されてい
る。
【0014】操作者は表示部(M)によってその操作部
(11)を押圧することによる操作内容を判別すること
ができる。特に操作部(11)が複数個設けられたパネ
ルスイッチにおいては間違いのない押圧操作が可能とな
る。
(11)を押圧することによる操作内容を判別すること
ができる。特に操作部(11)が複数個設けられたパネ
ルスイッチにおいては間違いのない押圧操作が可能とな
る。
【0015】また、操作部(11)が隆起しているの
で、操作者の視覚や手触りによって感覚的に適切な押圧
操作位置を認識することができるだけでなく、押圧操作
による形状変化に対して良好な弾性を持たせることがで
きる。
で、操作者の視覚や手触りによって感覚的に適切な押圧
操作位置を認識することができるだけでなく、押圧操作
による形状変化に対して良好な弾性を持たせることがで
きる。
【0016】このパネルシート(1)の操作部(11)
とケース(4)に設けられた開孔部(40)とが対応す
るように設けられ、前記パネルシート(1)は前記ケー
ス(4)に接着固定される。前記ケース(4)表面側を
パネルシート(1)で覆うことによって、表面側から水
や埃の浸入する隙間のない機密性の高い操作部(11)
を有するスイッチとすることができる。
とケース(4)に設けられた開孔部(40)とが対応す
るように設けられ、前記パネルシート(1)は前記ケー
ス(4)に接着固定される。前記ケース(4)表面側を
パネルシート(1)で覆うことによって、表面側から水
や埃の浸入する隙間のない機密性の高い操作部(11)
を有するスイッチとすることができる。
【0017】回路基板(2)は、建設機械の電気的な制
御を行うもので、ケース(4)の裏面側に設けられ、パ
ネルシート(1)の押圧操作するべく操作部(11)に
対応する箇所にスイッチ部(21)を配設している。こ
の実施例ではタクトスイッチからなるスイッチ部(2
1)が設けられている。この回路基板(2)は、スイッ
チ部(21)の開閉による電気的な変化に応じて、対応
する機械制御を促している。
御を行うもので、ケース(4)の裏面側に設けられ、パ
ネルシート(1)の押圧操作するべく操作部(11)に
対応する箇所にスイッチ部(21)を配設している。こ
の実施例ではタクトスイッチからなるスイッチ部(2
1)が設けられている。この回路基板(2)は、スイッ
チ部(21)の開閉による電気的な変化に応じて、対応
する機械制御を促している。
【0018】ラバー部材(3)はシリコンゴムからな
り、軸部(31)、固定脚部(32)とを構成してい
る。
り、軸部(31)、固定脚部(32)とを構成してい
る。
【0019】軸部(31)は、操作部(11)の押圧を
スイッチ部(21)まで伝えるもので、ケース(4)の
開孔部(40)に位置するように設けられており、操作
部(11)と対向する前記軸部(31)の表面には凹凸
部(33)を形成している。また、固定脚部(32)
は、ラバー部材(3)を所定位置に固定するもので、ケ
ース(4)と抑え部材(41)とによって挟み込むよう
にして固定している。また、軸部(31)と固定脚部
(32)とを繋ぐ部分を薄肉にして形成することで軸部
(31)を上下へ撓み易くしている。
スイッチ部(21)まで伝えるもので、ケース(4)の
開孔部(40)に位置するように設けられており、操作
部(11)と対向する前記軸部(31)の表面には凹凸
部(33)を形成している。また、固定脚部(32)
は、ラバー部材(3)を所定位置に固定するもので、ケ
ース(4)と抑え部材(41)とによって挟み込むよう
にして固定している。また、軸部(31)と固定脚部
(32)とを繋ぐ部分を薄肉にして形成することで軸部
(31)を上下へ撓み易くしている。
【0020】前記凹凸部(33)は、ラバー部材(3)
成形時に形成されるもので、予め軸部(31)に表面部
分に対応する成形用金型表面箇所に細かい凹凸を施す。
一例として、粒度150番から250番のサンドペーパ
ーや薬品による溶解にて金型表面にシボ加工することが
できる。また、他の部分は研磨することで平滑にしてい
る。この金型によって成形されたラバー部材(3)は微
細な凹凸部(33)を有するものとなる。
成形時に形成されるもので、予め軸部(31)に表面部
分に対応する成形用金型表面箇所に細かい凹凸を施す。
一例として、粒度150番から250番のサンドペーパ
ーや薬品による溶解にて金型表面にシボ加工することが
できる。また、他の部分は研磨することで平滑にしてい
る。この金型によって成形されたラバー部材(3)は微
細な凹凸部(33)を有するものとなる。
【0021】操作者は指先によってパネルシート(1)
の操作部(11)を押圧操作し、パネルシート(1)と
その内部に設けられたラバー部材(3)は弾性変形しな
がらスイッチ部(21)方向に撓み、ラバー部材(3)
の軸部(31)がスイッチ部(21)を押圧することで
電気的にON/OFFが切り替えがなされる。
の操作部(11)を押圧操作し、パネルシート(1)と
その内部に設けられたラバー部材(3)は弾性変形しな
がらスイッチ部(21)方向に撓み、ラバー部材(3)
の軸部(31)がスイッチ部(21)を押圧することで
電気的にON/OFFが切り替えがなされる。
【0022】また、操作者が指先を離すことで操作部
(11)とラバー部材(3)は、元の形状に戻ろうとす
る。このときラバー部材(3)に形成された凹凸部(3
3)によってパネルシート(1)とラバー部材(3)と
が密着することなく元の形状に戻ることができる。
(11)とラバー部材(3)は、元の形状に戻ろうとす
る。このときラバー部材(3)に形成された凹凸部(3
3)によってパネルシート(1)とラバー部材(3)と
が密着することなく元の形状に戻ることができる。
【0023】すなわち、前述した実施例では細かな凹凸
からなる軸部(31)の表面に形成された凹凸部(3
3)と前記パネルシート(1)の操作部(11)の背面
側とが接触したとしても、点接触状態にて部分的に押し
当てられるため、その接触部は凹凸部(33)の凹部に
よる隙間を生じることになり、これによって、パネルシ
ート(1)とラバー部材(3)とが密着することなく良
好に引き離される。
からなる軸部(31)の表面に形成された凹凸部(3
3)と前記パネルシート(1)の操作部(11)の背面
側とが接触したとしても、点接触状態にて部分的に押し
当てられるため、その接触部は凹凸部(33)の凹部に
よる隙間を生じることになり、これによって、パネルシ
ート(1)とラバー部材(3)とが密着することなく良
好に引き離される。
【0024】また、前述で示した本発明の第1の実施例
では、シボ加工による凹凸部(33)を有するものを説
明したが、本発明の第2の実施例として図3に示すよう
に、複数個の円錐形状の凸部からなる凹凸部(33A)
が形成されている。
では、シボ加工による凹凸部(33)を有するものを説
明したが、本発明の第2の実施例として図3に示すよう
に、複数個の円錐形状の凸部からなる凹凸部(33A)
が形成されている。
【0025】また、この実施例では導電部(3a)を有
するラバー部材(3)と、電極(22)とによってスイ
ッチ部(21A)を構成している。前記導電部(3a)
は、シリコンゴムにカーボンを合成してなるもので弾性
変形可能で且つ導電性であり、前記電極(22)は導電
部(3a)を有する軸部(31)に対応する回路基板
(2)上に配設され、導電ラバー部材(3a)が可動接
点となり、複数の電極(22)を架け渡すように接触す
ることができ、接触時に各電極(22)間を通電するこ
とになる。
するラバー部材(3)と、電極(22)とによってスイ
ッチ部(21A)を構成している。前記導電部(3a)
は、シリコンゴムにカーボンを合成してなるもので弾性
変形可能で且つ導電性であり、前記電極(22)は導電
部(3a)を有する軸部(31)に対応する回路基板
(2)上に配設され、導電ラバー部材(3a)が可動接
点となり、複数の電極(22)を架け渡すように接触す
ることができ、接触時に各電極(22)間を通電するこ
とになる。
【0026】また、上述実施例は共にシボ加工や円錐形
状による凹凸部(33、33A)を有し、パネルシート
(1)とラバー部材(3)との接触は複数の点接触によ
るものであったが、線接触するようにしても良く、線接
触させる場合は、例えば金型表面に複数の微細な溝を形
成し、図4に示すようにラバー部材(3)に複数の凸条
(35)を有する凹凸部(33B)からなるようにして
も前述した実施例と同等の効果を得ることができる。
状による凹凸部(33、33A)を有し、パネルシート
(1)とラバー部材(3)との接触は複数の点接触によ
るものであったが、線接触するようにしても良く、線接
触させる場合は、例えば金型表面に複数の微細な溝を形
成し、図4に示すようにラバー部材(3)に複数の凸条
(35)を有する凹凸部(33B)からなるようにして
も前述した実施例と同等の効果を得ることができる。
【0027】また、図5に示すようにラバー部材(3)
に溝(36)を一定間隔おいて設けることで凹凸部(3
3C)とすることができる。この場合、パネルシート
(1)とラバー部材(3)との接触する際、溝(36)
から空気が逃げるため吸盤効果を防止することができ
る。
に溝(36)を一定間隔おいて設けることで凹凸部(3
3C)とすることができる。この場合、パネルシート
(1)とラバー部材(3)との接触する際、溝(36)
から空気が逃げるため吸盤効果を防止することができ
る。
【0028】なお、パネルシート(1)にも、エンボス
加工時もしくは印刷時に凹凸面を形成することによっ
て、いっそうの密着防止効果を期待できる。
加工時もしくは印刷時に凹凸面を形成することによっ
て、いっそうの密着防止効果を期待できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ラバー部材の凹凸部とパネル
シートの操作部の背面側とが接触したとしても、点接触
状態にて部分的に押し当てられるため、その接触部は凹
凸部によって隙間を生じることになり、パネルシートと
ラバー部材とが密着することなく良好に引き離され、密
着防止のために新たな部品を設けることなく、スムーズ
に元の形状に戻るため、一定した感触を操作者の指先に
与えるフィーリング良好なパネルスイッチを提供するこ
とができる。
シートの操作部の背面側とが接触したとしても、点接触
状態にて部分的に押し当てられるため、その接触部は凹
凸部によって隙間を生じることになり、パネルシートと
ラバー部材とが密着することなく良好に引き離され、密
着防止のために新たな部品を設けることなく、スムーズ
に元の形状に戻るため、一定した感触を操作者の指先に
与えるフィーリング良好なパネルスイッチを提供するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例におけるコントロールスイッチ
の一部外観斜視図。
の一部外観斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるパネルスイッチ
の主要部側面図。
の主要部側面図。
【図3】本発明の第2の実施例における導電ラバー部材
を使用したパネルスイッチの断面図。
を使用したパネルスイッチの断面図。
【図4】本発明の実施対応例におけるパネルスイッチの
主要部斜視図。
主要部斜視図。
【図5】本発明の実施対応例におけるパネルスイッチの
主要部斜視図。
主要部斜視図。
1 パネルシート 11 操作部 2 回路基板 21、21A スイッチ部 3 ラバー部材 3a 導電部 33、33A、33B、33C 凹凸部 M 表示部
Claims (5)
- 【請求項1】押圧操作による弾性変形可能な操作部を有
するパネルシートと、この前記操作部に対向してスイッ
チ部を備える回路基板と、前記パネルシートと前記回路
基板との間に介在し、前記操作部からの押圧を回路基板
上の前記スイッチ部に伝えるべく弾性を有するラバー部
材と、前記ラバー部材表面の少なくとも前記パネルシー
トに接触する部分にはパネルシートとの密着を防止すべ
く凹凸部を備えてなることを特徴とするパネルスイッ
チ。 - 【請求項2】前記凹凸部が複数の凸条からなることを特
徴とする請求項1に記載のパネルスイッチ。 - 【請求項3】前記操作部は前記パネルシートの表面部分
を隆起して設けられていることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載のパネルスイッチ。 - 【請求項4】前記操作部もしくはその周辺に文字や記号
等の表示部を設けてなることを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載のパネルスイッチ。 - 【請求項5】前記パネルシートの少なくとも前記ラバー
部材に接触する面が凹凸形状にて形成していることを特
徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパネ
ルスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133519A JP2000322970A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | パネルスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133519A JP2000322970A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | パネルスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000322970A true JP2000322970A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15106688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133519A Pending JP2000322970A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | パネルスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000322970A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004055848A1 (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Fujikura Ltd. | シートスイッチ及びその操作シート |
JP2005127026A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Nikko:Kk | 押釦型自転車用錠 |
JP2008112697A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Nippon Seiki Co Ltd | 操作パネルの取付構造 |
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JP2009295525A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | ライトガイド層の照明構造 |
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KR101372919B1 (ko) * | 2007-04-02 | 2014-03-11 | 동부대우전자 주식회사 | 김치냉장고용 스위치 구조 |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11133519A patent/JP2000322970A/ja active Pending
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