JPH0660934U - スイッチ付き成形基板 - Google Patents

スイッチ付き成形基板

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JPH0660934U
JPH0660934U JP804893U JP804893U JPH0660934U JP H0660934 U JPH0660934 U JP H0660934U JP 804893 U JP804893 U JP 804893U JP 804893 U JP804893 U JP 804893U JP H0660934 U JPH0660934 U JP H0660934U
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JP
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switch
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Pending
Application number
JP804893U
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English (en)
Inventor
和光 大森
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Publication date
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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサを必要とすることなく、手触りや外
観性がスマートで、使用感にすぐれ、部品点数を減少す
ることによって、作業効率を高めかつ経済的なスイッチ
付き成形基板を提供する。 【構成】 スイッチ接点16を有する回路パターン部1
3が基板表面と同一面にて一体に形成された基板成形品
11の表面を前記スイッチ接点を作動する作動接点17
を設けた表面シート14によって被覆する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は成形基板に関し、特にはスイッチ付き成形基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来用いられているスイッチ付き基板の一例を図4に示す。 このスイッチ付き基板30には、ガラスエポキシやベークライト等からなる基 板本体31の表面に銅箔などからなる回路パターン部32が印刷等によって形成 されている。そして、この回路パターン部32のスイッチS部分に、カーボンペ ースト等によってスイッチ接点35,35が形成され、その上面を透孔37を形 成したスペーサ33によって覆い、さらにこのスペーサ33上面からカーボンペ ースト等によって作動接点36を設けた表面シート34が被覆される。
【0003】 この基板30は、表面シート34の作動接点36部分を押圧して、スペーサ3 3の透孔37を介して回路パターン32のスイッチ接点35と接触させ、スイッ チ回路を構成するものである。なお、表面シート34の作動接点36部分はスイ ッチのクリック感をもたせるために膨出形状に形成されているが、フラットなも のもある。
【0004】 ところで、上のような従来のスイッチ付き基板30にあっては、基板本体31 上に回路パターン部32が突出状態で形成されているので、この回路パターン部 32を保護しかつ作動接点36によるスイッチ切替に必要な間隙を確保するため に、該回路パターン部32と表面シート34との間にスイッチS部分に透孔37 を設けたスペーサー33が介在される。
【0005】 しかしながら、回路パターン部32と表面シート34との間に透孔37を設け たスペーサー33を介在させることは、部品点数が増えその組み付けのための作 業を必要としコスト高ともなる。 のみならず、従来のスイッチ付き基板30にあっては、回路パターン部32が 基板本体31の表面上に突出状態で形成されるので、基板表面が前記回路パター ン部32によって凹凸表面となり、前記スペーサ33が介在されることもあって 手触りや外観性にスマートさがなく、使用感も今一つであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記した状況に鑑み提案されたものであって、スペーサを必要とす ることなく、手触りや外観性がスマートで、使用感にすぐれたスイッチ付き成形 基板を提供しようとするものである。 また、この考案は、部品点数を減少することによって、作業効率を高めかつ経 済的なスイッチ付き成形基板を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、スイッチ接点を有する回路パターン部が基板表面と同 一面にて一体に形成された基板成形品の表面を前記スイッチ接点を作動する作動 接点を設けた表面シートによって被覆したことを特徴とするスイッチ付き成形基 板に係る。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案のスイッチ付き成形基板の一例を示す要部断面図、図2は基板 成形品の一例を示す要部断面図、図3は基板成形品の成形状態を示す断面図であ る。
【0009】 図1に示されるように、この考案のスイッチ付き成形基板10は、回路パター ン部13が基板表面11Sと同一面にて一体に形成された基板成形品11の表面 を表面シート14によって被覆してスイッチ部Sが形成されてなるものである。
【0010】 基板成形品11は、図2に示されるように、基板本体部12と回路パターン部 13とからなり、所定の基板形状に形成されている。 基板本体部12は公知の熱可塑性合成樹脂または熱硬化性合成樹脂より構成さ れている。そして、基板本体部12のスイッチ部Sの表面は図のように凹部15 として形成されている。
【0011】 回路パターン部13は公知の銅箔等からなり、回路パターン部13が基板本体 部12の表面と同一面となるように埋設状態で一体に形成されている。
【0012】 ここで、この基板成形品11の製造方法について説明する。 図3に示されるように、この基板成形品11は公知のいわゆる成形転写法によ って製造されることが有利である。図3において、符号20は射出成形金型で、 21は固定型、22は可動型、23は成形品キャビティ、24はスイッチ部のた めの凹部を形成するために可動型22に突設された凸部を表わす。
【0013】 この例において、キャリアフィルム26上に所定の回路パターン27が形成さ れた回路フィルム25が、その回路パターン27が成形品キャビティ23側にな るように可動型22の型面に配置される。しかる後、基板本体部を構成する樹脂 材料を前記成形品キャビティ23内に充填して、前記回路フィルム25と一体に 基板本体部の成形を行う。基板本体部の成形後、回路フィルム25のキャリアフ ィルム26部分を剥離することによって、回路パターン部が基板表面と同一面に て一体に埋設状態で形成された基板成形品が得られる。
【0014】 この回路パターン部13には、図1のように、スイッチ部Sにおいて、スイッ チ接点16,16が形成される。このスイッチ接点16は、公知のカーボンペー ストなどを回路パターン部13の所定位置に印刷することによって形成される。
【0015】 表面シート14は、前記基板成形品11のスイッチ接点16と対接する位置に 作動接点17が形成されていて、前記基板成形品11の上面に張着される。 作動接点17は、前記スイッチ接点16と同様に、公知のカーボンペースト等 の印刷によって形成されており、表面シート14の該作動接点17部分を押圧す ることによって前記回路パターン部13のスイッチ接点16と接触し、スイッチ 回路を導通作動させる。
【0016】 なお、この例では、スイッチ部Sのクリック感を付与するために、表面シート 14のスイッチS部分をエンボス加工によって、ドーム状に膨らませているが、 平面状でもよい。
【0017】 また、図1の右方に示されるように、ICやチップなどの部品Pの寸法に合わ せたくぼみ18を設け、該くぼみ18内に前記部品Pを埋設することができる。 その際、前記くぼみ深さを部品の高さと略同一にしておくことにより、前記基板 12に形成された回路パターン部13と同様に、前記部品が基板表面から突出し てでこぼこすることがない。
【0018】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案のスイッチ付き成形基板によれば、回路 パターン部が基板表面と同一面で、該表面から突出していないので、回路パター ン部が基板表面から突出する従来品のように孔明きのスペーサを介在させる必要 がない。 また、回路パターン部が基板表面と同一面であるのででこぼこせず、外観性は もちろん、手触りに優れ、スマートで、使用感にすぐれたスイッチ付き成形基板 を提供することができる。 また、この考案のスイッチ付き成形基板によれば、スペーサ部品を減少するこ とができるので作業効率が上がりかつ経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスイッチ付き成形基板の一例を示す
要部断面図である。
【図2】基板成形品の一例を示す要部断面図である。
【図3】この考案に用いられる基板成形品の成形状態を
示す要部断面図である。
【図4】従来のスイッチ付き成形基板の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 スイッチ付き成形基板 11 基板成形品 12 基板本体部 13 回路パターン部 14 表面シート 15 凹部 16 スイッチ接点 17 作動接点 S スイッチ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ接点を有する回路パターン部が
    基板表面と同一面にて一体に形成された基板成形品の表
    面を前記スイッチ接点を作動する作動接点を設けた表面
    シートによって被覆したことを特徴とするスイッチ付き
    成形基板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、基板成形品が回路パ
    ターン部を設けた回路フィルムを型内に装置してしかる
    後基板樹脂材料を充填して一体に成形されたものである
    スイッチ付き成形基板。
JP804893U 1993-02-03 1993-02-03 スイッチ付き成形基板 Pending JPH0660934U (ja)

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JP804893U JPH0660934U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 スイッチ付き成形基板

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JP804893U JPH0660934U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 スイッチ付き成形基板

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JPH0660934U true JPH0660934U (ja) 1994-08-23

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