JPH0671407B2 - 家禽の体から翼を切断除去する装置 - Google Patents

家禽の体から翼を切断除去する装置

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JPH0671407B2
JPH0671407B2 JP63266274A JP26627488A JPH0671407B2 JP H0671407 B2 JPH0671407 B2 JP H0671407B2 JP 63266274 A JP63266274 A JP 63266274A JP 26627488 A JP26627488 A JP 26627488A JP H0671407 B2 JPH0671407 B2 JP H0671407B2
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ハンス・カルセン
ウイルヘルム・リチエルト
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ノルデイシエル・マシーネンバウ・ルド・バアデル・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニ・カーゲー
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    • A22C21/00—Processing poultry
    • A22C21/0023—Dividing poultry

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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家禽の体を確実に固定し、その家禽の体の対
称平面内でその家禽の体を進ませる運ぶ手段と、この運
ぶ手段の回転面の両側に対称的に配置されて翼（31）を
分離する分離具を含む切断機構とを備え、家禽の体から
機械的に翼を除去する装置に関するものである。
家禽の体の処理、とくに、たとえば切身の形の胸肉を得
るために、更に機械的に取扱う場合には、食べられる肉
の損失をできるだけ少くし、とくに切断位置の領域に邪
魔な骨が残らないようにして翼を切断することが重要で
ある。
〔従来の技術〕
NL 73 16 326には駆動される円形切断ナイフにより家禽
の体から先端部を切断する装置が開示されている。上側
コンベヤベルトと下側コンベヤベルトを有する運び装置
により家禽の体が運ばれている間に、それらの切断ナイ
フは先端部と尻の間を腹側から動かされる。切断ナイフ
が短い直径の案内ロールに組合わされる。それらの案内
ロールは、切断ナイフ機構が弾力的に装置されているこ
とと組合わされて、その切断ナイフを家禽の体の輪郭に
沿つて案内すること、および特定の状況に従つて切断平
面を定めることができるようにする。
この種の別の装置が米国特許第4,646,155号明細書に開
示されている。その装置においては、まだ翼が付いてい
る家禽の体が、胸部を上にしてサドルに乗せられ、首の
開かれている部分（neckopening）を先頭にして、関節
の曲り（jointbend）に背中から接触する案内レールに
より支持されて一対の丸のこの所まで案内される。家禽
の体からの翼の分離は前方の切り口により行われる。完
全な分離は行われない。翼を持ち上げることにより胴体
から胸肉を引出すために、翼と胸肉の間の残りの連結は
後で用いられる。
それら２つの従来の装置においては、上腕骨を切断する
ことにより翼の分離が行われ、少くとも関節間軟骨の残
りが家禽の体に残ることが避けられない。そのために切
身の形で胸肉を得るためのそれ以上の処理作業が、骨を
除去することおよび歩留りを高くすることの面で困難と
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は前記欠点を解消し、体の関節の関節間隙
（joint gap）において翼を分離することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、関節で体に結合され、腱で保持された上腕骨
を含む家禽の翼を体から機械的に取り外す装置である。
この装置は処理する家禽の体を確実に固定して所定の搬
送方向に進ませる運ぶ手段と、切断機構と、案内手段と
によって構成されている。切断機構は、運ぶ手段の進行
方向の両側の対称的な位置に配置され、刃の部分が搬送
方向に順次高くなる方向に傾斜する形状で、常時その側
面が互いに平行に配置されるとともに、その相互位置が
互いに離れ且つ接近するようにその双方の側面の相互位
置および相互角度位置が可変または制御可能な一対のナ
イフを有する。また前記案内手段は翼をつかんでそれを
家禽の体から離れる向きに動かすように構成されてい
る。
上記のように本発明装置は、ナイフの相互位置が角度的
にも変えられるので、処理しようとする家禽の翼の体へ
の取付部分に正しく導くことができる。運ぶ手段による
搬送で、まず切断機構で翼の付け根の部分の皮と腱とを
切断して、その後案内手段で翼を引っ張りながら傾斜し
たナイフでさらに切り込んで翼を切り離す。このとき案
内手段で翼を体から離れるように引くと、腱や皮が切断
されているので簡単に関節が広がる。したがって骨が体
から離れたところにナイフの刃が入ってゆくことにな
り、骨が切断される恐れがない。また単に運ぶ手段で運
ぶだけで切断のための特別の力は一切不要である。
したがって骨のない奇麗な胸肉の切り身を高い歩留まり
で得ることができる。
前記ナイフはそれぞれ前記運ぶ方向と反対側の方向に先
端が伸びて前記家禽の翼を支持するガイドに取り付ける
ことが望ましい。
また本発明は、前記切断装置の上流側に切断装置の一部
となる翼の腱を切断する分離具を別途設けるようにする
ことが望ましい。
この分離具は、搬送方向の両側の対称的な位置に、ガイ
ドの領域内でその最高の位置をそのガイドからわずかに
出てナイフの刃の先端の位置とほぼ等しい位置に突出さ
せて取り付けた一対の円形ナイフとすることが望まし
い。
さらに案内手段は、搬送方向の両側に配置されて運ぶ手
段とともに駆動されて翼を保持するための一対の保持手
段を形成していることが望ましい。
さらに前記保持手段を取り込み要素を備えた無端コンベ
アとすることが望ましい。
この無端コンベアの速度は運ぶ手段の速度より早くする
ことが望ましい。
前記取り込み要素はクランプとすることが望ましい。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
本発明の装置１はフレーム（図示せず）に装着される。
その装置においては２つの案内輪すなわち変向輪により
案内される選ぶ手段１が適切に回転駆動させられる。そ
の選ぶ手段１は無端チエーンで構成できる。選ぶ手段１
には支持手段３が設けられる。その支持手段はたとえば
支持サドルで構成できる。その支持手段３は処理する家
禽の体30を、それの胸骨を上に、それの隆起部（ridg
e）を運ぶ向きに抗して受け、その支持サドルの内部に
支持される。支持手段３の経路は切断機構４の領域も通
る。その切断機構４は、運ぶ手段１の回転面に平行に配
置される一対のナイフ５を有する。各ナイフ５は三角形
で、一方の側が切断刃６として構成される。ナイフ５は
三角形の面が互いにほぼ平行で、底の縁部７がほぼ水平
であり、その水平な底縁部７に対して鋭角を成して立上
るように切断刃６が向けられる。各ナイフ５は支持アー
ム８へ固定される。その支持アーム８は関連するナイフ
５のための旋回軸も同時に形成し、支持手段３の経路に
ほぼ平行に延びる。各支持アーム８は、それに垂直に設
けられている軸９を中心として旋回できる。ナイフ５は
ばね（図示せず）により基礎位置に保持される。そのば
ねに抗してナイフ５は互いに離れる向きに動くことがで
きる。底縁部７の延長部において、各ナイフ５はそり形
に曲げられたガイド10を有する。このガイドは選ぶ手段
１の運ぶ向きとは逆の向きに延びる。
翼31に動作係合するようにされる案内手段11が切断機構
４の領域内に配置される。案内手段11は、制御可能な、
好ましくはクランプ形の取込み要素13を設けられた一対
の無端コンベヤ12で構成された一対の保持手段を有す
る。各無端コンベヤ12は前記取込み要素を保持するリン
クチエーンを構成できる。無端コンベヤ12は、選ぶ手段
１の回転面に平行な平面内をガイドすなわち変向輪14に
より案内される。各無端コンベヤ12の上側を動く部分15
は、それぞれ関連するナイフ５の外側面に沿つてある距
離の所を、そのナイフの底縁部７にほぼ平行になつて通
り、選ぶ手段１により一緒に駆動される。無端ベルトコ
ンベヤ12の中央部分は支持レール16により案内輪14の接
線に沿った立ち上がって接近傾斜部17を形成し、その上
側を動く部分15がほぼ翼のレベルと等しい高さとされて
いる。無端コンベヤ12の上側を動かされる部分15の立上
げられた領域には、取込み要素13を、ばね（図示せず）
により移動させられた突出位置から閉じた位置まで制御
するためのカムレール18が設けられる。最後に、支持手
段３の経路の上方に、処理する家禽の体を支持手段３に
抑えつける装置19が設けられる。この抑えつける装置は
ばねの張力に抗して垂直に移動できる。
次に、第１図に示す装置の動作を説明する。
上側先端部（upper extremity）と下側先端部（lower e
xtremity）の間を、背骨を通つて横に延びる斜めの切れ
目により前処理された翼付きの家禽の体の胸部分が支持
手段３の上で、胸骨を上にし、首部を先頭にして引つく
り返えされ、抑えつけ装置19により抑えつけられた状態
で切断機構４へ供給される。上腕骨が付いている翼は、
ナイフ５の延長部に配置されているガイド10の上を初め
に通る。ガイド10がナイフ５と一体とされ、ナイフ５が
その端部において回転自在とされているので、ガイド10
が第２図に示すように家禽の体30の背中から上腕骨32と
体との間の曲がったところに差し込まれるようにナイフ
５がその家禽の体の幅に対応する相互位置に移動させら
れる。家禽の体が送られているうちに、上腕骨32が付い
ている翼31がコンベヤ12の接近傾斜部17の上に乗つて、
上方へしだいに移動させられる。その間、取込み要素13
が上腕骨32の領域内で後方から翼を支持する。後のプロ
セスは、支持手段すなわちサドルの速さと比較して僅か
に高いコンベヤ12の速さにより最適にできる。そのため
に取込み要素13を翼に接近させることが可能にされる。
ナイフ５に接近する時に係合が大体行われると同時に、
取込み要素13がカムレール18により制御されて閉じてい
る位置に到達して胸部分の周囲に確実に係合するように
して、一致が行われる。翼31の上方への移動によってナ
イフの切断刃６が前記曲った位置から翼関節の皮膚とじ
ん帯とを切り始めさらに腱を切断する。ナイフ５がその
端部で回転するので、この切断が関節間隙の領域で行わ
れる。この関節間隙はコンベヤ12によって翼31に加えら
れる曲げる力によって翼の腱を切り進むにしたがって広
げられる。特に大きな力を加えずとも広げられる。そし
てこの間隙にナイフの刃が入るので骨を切断するような
ことになることはない。
第４図と第５図に示すように、切断機構４を第２の分離
具21として構成でき、その第２の分離具の上流側には第
１の分離具20が設けられる。第１の分離具20は適当に駆
動される一対の円形ナイフ22を有する。それらの円形ナ
イフは僅かに屋根状にして相互に配置することが好まし
い。それらの円形ナイフはガイド10の領域内に配置さ
れ、それの外側に係合し、できれば狭い間隙を残して円
形ナイフ22はガイド10の上を少し突出する。各円形ナイ
フはピボツトアーム24に装着される。そのピボツトアー
ムは関連するナイフ５の軸９を中心として旋回できる。
対応するナイフ５を支持している支持アーム８へ適当に
連結した結果として、特定の円形ナイフは支持アームの
旋回運動も行う。
第１の分離具20の上流側配置によつて、しばしば丈夫な
皮膚部分と、翼31と家禽の体30の間のじん帯が確実に分
離される。このことは、本発明の方法を満足に行うため
に重要である。
第１の分離具20の円形ナイフ22は、対応する自由度を残
して、垂直位置を処理する家禽の特定の体30の寸法の関
数として制御することもできる。この目的のために、抑
え付け装置19と円形ナイフの間に適切な連結部材を設け
ることができ、それらの連結部材は抑え付け装置19の寸
法に依存する移動運動を円形ナイフへ移す。
家禽の体30を首開口部（neck opening）に向き合う好ま
しくは胸骨の上につかんで固定するクランプにより行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は分離機構の全体を示す斜視図、第２図は第１図
に示されている分離機構の送り端部から見た正面図、第
３図は取込み要素を有する、翼のコンベヤの上側を動く
部分の詳しい断面図、第４図は分離機構の別の実施例の
全体の斜視図、第５図は第４図に示されている分離機構
の送り端部から見た正面図である。 １……運ぶ手段、2,10……ガイド、３……支持手段、４
……切断機構、５……ナイフ、６……ナイフの切断刃、
７……ナイフの底縁部、８……支持アーム、12……無端
コンベヤ、13……取込み要素、14……変向輪、16……支
持レール、17……接近傾斜部、18……カムレール、19…
…抑え付け装置、20……第１の分離具、21……第２の分
離具、22……円形ナイフ、24……ビボツトアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−138335（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−227625（ＪＰ，Ａ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】関節で体に結合され、腱で保持された上腕
    骨を含む家禽の翼（31）を体（30）から機械的に除去す
    る装置において、処理する家禽の体を確実に固定して所
    定の搬送方向に進ませる運ぶ手段（１）と、この運ぶ手
    段の進行方向の両側の対称的な位置に配置され、刃の部
    分（６）が搬送方向に順次高くなる方向に傾斜する形状
    で、常時その側面が互いに平行に配置されるとともに、
    その相互位置が互いに離れ且つ接近するようにその双方
    の側面の相互位置および相互角度位置が可変または制御
    可能に回転自在な一対のナイフ（５）からなる切断機構
    （４）と、前記切断機構（４）の領域に配置されて翼を
    つかんで家禽の体から離れる向きに動かす案内手段（1
    1）とを有することを特徴とする翼を切断除去する装
    置。
  2. 【請求項２】前記ナイフ（５）がそれぞれ前記運ぶ方向
    と反対側の方向に先端が伸びて前記家禽の翼（31）を支
    持するガイド（10）に取り付けられている特許請求の範
    囲第１項記載の翼を切断除去する装置。
  3. 【請求項３】前記案内手段（11）が、搬送方向の両側に
    配置され運ぶ手段（１）とともに駆動されて前記翼（3
    1）を保持するための一対の保持手段（12、13）を形成
    している特許請求の範囲第１項又は第２項記載の翼を切
    断除去する装置。
  4. 【請求項４】前記保持手段（11）が取り込み要素（13）
    を備えた無端コンベヤ（12）とされ、前記運ぶ手段
    （１）の搬送速度に対応して移動する特許請求の範囲第
    ３項記載の翼を切断除去する装置。
  5. 【請求項５】前記無端コンベヤ（12）の速度が運ぶ手段
    の速度より早い特許請求の範囲第３項又は第４項記載の
    翼を切断除去する装置。
  6. 【請求項６】前記取り込み要素（13）がクランプである
    特許請求の範囲第５項記載の翼を切断除去する装置。
  7. 【請求項７】間接で体に結合され、腱で保持された上腕
    骨を含む家禽の翼（31）を体（30）から切断除去する装
    置において、処理する家禽の体を確実に固定して所定の
    搬送方向に進ませる運ぶ手段（１）と、この運ぶ手段の
    進行方向の両側の対称的な位置に配置され、刃の部分
    （６）が搬送方向に順次高くなる方向に傾斜する形状
    で、常時その側面が互いに平行に配置されるとともに、
    その相互位置が互いに離れ且つ接近するようにその双方
    の側面の相互位置および相互角度位置が可変または制御
    可能にな回転自在とされた一対のナイフ（５）からなる
    切断機構（４）と、前記切断機構（４）の領域に配置さ
    れて翼をつかんで家禽の体から離れる向きに動かす案内
    手段（11）と、前記切断機構の上流側に切断機構の一部
    となる翼の腱を切断する分離具（20）とを有することを
    特徴とする翼を切断除去する装置。
  8. 【請求項８】前記分離具（20）が、搬送方向の両側の対
    称的な位置に、ガイド（10）の領域内でその最高の位置
    をそのガイドからわずかに出てナイフの刃（６）の先端
    の位置とほぼ等しい位置に突出させて取り付けた一対の
    円形ナイフからなる特許請求の範囲第７項記載の翼を切
    断除去する装置。
JP63266274A 1987-10-23 1988-10-24 家禽の体から翼を切断除去する装置 Expired - Lifetime JPH0671407B2 (ja)

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DE3735849.9 1987-10-23

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