JPH0670878A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JPH0670878A
JPH0670878A JP5144857A JP14485793A JPH0670878A JP H0670878 A JPH0670878 A JP H0670878A JP 5144857 A JP5144857 A JP 5144857A JP 14485793 A JP14485793 A JP 14485793A JP H0670878 A JPH0670878 A JP H0670878A
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screen
pressed
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function
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JP5144857A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Shoji
秀幸 正治
Toshiaki Nishigori
俊明 錦織
Tsuguhisa Sasai
嗣久 笹井
Masahiko Hamano
雅彦 浜野
Koji Okada
浩司 岡田
Atsushi Amano
敦之 天野
Kazufumi Takamizawa
一史 高見澤
Hiroyuki Ushifusa
浩行 牛房
Mutsumi Oshima
睦巳 大島
Akio Uchiyama
昭夫 内山
Shingo Kato
眞悟 加藤
Tomoyuki Aoyama
智之 青山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の装置を集中的に操作、制御する場合
に、目的の操作画面をすばやく表示して所望の操作スイ
ッチを操作可能とし、操作性を向上させる。 【構成】 内視鏡システムを集中操作するコントロール
パネルは、階層構造となった複数の操作画面を有してお
り、これらを切り換えて複数の装置に対する操作を行
う。操作画面の1つでありシステムの主要な操作を行う
ためのメイン操作画面31はカード形状に構成され、操
作スイッチ群46が設けられていると共に、台形状に突
出した見出し部37が形成されており、この見出し部3
7に操作画面切換スイッチ41〜45が配設されてい
る。これらの操作画面切換スイッチ41〜45を選択す
ることにより、現在の操作画面の階層にかかわらず選択
された目的の操作画面が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源装置等のシステム
構成装置を集中制御する制御装置を組込んだ内視鏡シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療用分野において、内視鏡を用いて診
断あるいは治療処置を行う場合、使用に必要となる内視
鏡、光源装置等をラック等にまとめて内視鏡システムを
構成したり、これらの装置を搭載したラックを組み合わ
せるなどして、診断等を行うことが一般的である。
【0003】また、本出願人は、特開平3−28423
0号公報において、複数の装置を1つの筐体内に収納
し、これら複数の装置を集中制御する集中制御部と、複
数の装置を集中的に操作する集中操作部とを備えた内視
鏡システムを提案している。
【0004】このような内視鏡システムは、内視鏡を介
して被検体へ照明光を供給するための光源装置、内視鏡
からの画像信号を処理する映像信号処理装置(ビデオプ
ロセッサあるいはビデオシステムセンタ)、内視鏡から
の光学像を撮影する自動撮影装置、被検部位を焼灼して
治療を行う焼灼装置(ヒートプローブ装置)、被検部位
を切除する電気メス装置等、多様な装置があり、これら
の周辺装置を目的に合わせて組み合わせて構成されてい
る。
【0005】そして、前記周辺装置を集中操作するため
の集中操作部として、各操作用のスイッチを表示する液
晶ディスプレイ等の操作画面表示部、及び操作画面表示
部上に配設されたタッチパネル等の入力検出部が設けら
れている。前記操作画面表示部には、例えば図48に示
すような操作画面が表示され、操作画面上の目的の操作
スイッチを押す(あるいは触れる)と、タッチパネル上
の押された位置が検出されて集中制御部へ操作指令が入
力され、集中制御部により該当する装置の制御が行われ
るようになっている。
【0006】このように構成することにより、内視鏡に
よる診断や治療処置の際に各周辺装置を集中的に操作、
制御することができ、また各装置の動作状態を確認でき
るため、各装置の操作時における操作者の負担を軽減で
き、操作性を向上できる。また、使用する装置が異なる
場合においても、目的に応じて装置を組み合わせて内視
鏡システムを構成でき、システムの構成に応じて各周辺
装置を集中制御することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の内
視鏡システムでは、集中操作部に表示する操作画面は1
つの画面に全ての装置のスイッチを表示することは不可
能であり、また各装置毎に操作画面を設けた方が装置の
操作パネルと同じ感覚で操作しやすいこともあり、使用
する装置毎に操作画面を切り換えるようにしていた。
【0008】集中操作部の操作画面によって各装置を操
作、制御する際に、制御する装置の構成が複雑化し、装
置毎に多くのスイッチを設ける必要がある場合には、タ
ッチパネル等の指で押して操作するものでは1つの画面
中のスイッチの個数を増加させると操作性が悪くなった
り、視認性が悪くて目的のスイッチがすぐに見つからな
かったり、誤操作の恐れがあるなどの不具合が生じる。
【0009】そこで、このように複数の操作画面を切り
換える場合において、例えば、各操作画面を装置毎や機
能毎に分類して、これらを使用頻度に応じて階層構造と
する構成が用いられる。この場合、よく使用するスイッ
チは浅い階層の操作画面に、あまり使用しないスイッチ
は深い階層の操作画面に配置して、最上層に各装置を選
択するためのメニュースイッチを配置した画面を設ける
ようにする。このように、操作画面を階層構造とするこ
とにより、各操作用のスイッチを適切な位置に整理して
配置でき、複数の装置を集中的に操作する際の操作性を
向上することができる。
【0010】しかしながら、前述のように複数の操作画
面を階層構造とした場合は、目的の操作スイッチが配置
された操作画面を表示するのに手間がかかることが起こ
り得る。例えば、ある装置に関する深い階層の操作画面
のスイッチを操作した後、他の装置を操作したい場合
は、一旦最上層の操作画面まで順に画面を切換えた後
に、メニュースイッチを操作して目的の装置の操作画面
を表示する手順が必要である。従って、目的の操作スイ
ッチの表示が得られるまでに煩雑な操作が必要であり、
操作性が良くなかった。
【0011】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、複数の操作画面を切り換えて複数の装置を集中
的に操作、制御する場合において、目的の操作スイッチ
をすばやく表示して操作することができ、操作性を向上
することが可能な内視鏡システムを提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡シス
テムは、内視鏡使用時に用いられる複数の周辺装置を有
し、前記複数の周辺装置を集中的に制御する集中制御手
段を備えたシステムであって、前記集中制御手段は、操
作スイッチを配置した複数の操作画面を切り換えて前記
複数の周辺装置に対する操作を行う集中操作手段を備
え、前記集中操作手段は、前記複数の操作画面を階層構
造とし、現在の操作画面の階層にかかわらず他の階層の
操作画面を選択する画面選択スイッチを配設したもので
ある。
【0013】
【作用】集中操作手段において、階層構造となった複数
の操作画面を切り換えて複数の周辺装置に対する操作を
行い、集中制御手段で複数の周辺装置を集中的に制御す
る。ここで、集中操作手段には画面選択スイッチが配設
されており、画面選択スイッチにより現在の操作画面の
階層にかかわらず他の階層の操作画面が選択される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図41は本発明の第1実施例に係り、
図1及び図4ないし図8はコントロールパネルに表示さ
れる各周辺装置に対する操作を行うための操作画面を示
す説明図、図2は内視鏡システムの外観構成を示す斜視
図、図3は内視鏡システムの制御系の構成を示すブロッ
ク図、図9は見出し部の構成の変形例を示す説明図、図
10はコントロールパネルにより各周辺装置を制御する
際の機能構成を示すブロック図、図11は日付け等を設
定するための日付け設定画面を示す説明図、図12及び
図13は患者データを入力する際に用いる患者データ入
力画面を示す説明図、図14はコントロールパネルの操
作説明を行うHELPモード時のHELPモード画面を示す説明
図、図15は内視鏡の操作スイッチの機能設定を行う際
に用いるスコープスイッチ設定画面を示す説明図、図1
6は内視鏡の操作部を示す斜視図、図17及び図18は
操作者に応じた各周辺装置の設定値を選択するための操
作者設定画面を示す説明図、図19は装置の標準設定値
を変更した場合の操作画面を示す説明図、図20ないし
図41は各操作画面に関する制御処理動作をに示すフロ
ーチャートである。
【0015】本実施例の内視鏡システムは、図2に示す
ように、ドクタワークステーション1とナースワークス
テーション2とからなるシステム本体3と、システムの
集中操作を行う集中操作手段としてのコントロールパネ
ル4と、内視鏡画像を表示するモニタ5とを備えて主要
部が構成されている。前記システム本体3内には、図3
に示すように、内視鏡11に接続され被検体へ照明光を
供給する光源装置12、内視鏡11の制御や画像信号の
処理を行うビデオシステムセンタ13、被検部位を焼灼
して治療を行う焼灼装置(ヒートプローブ装置)14、
被検部位を切除する電気メス装置15等が配設されてい
る。また、上下方向等に移動可能な電動ベッド6がシス
テム本体3の近傍に設けられており、電動ベッド6の側
部上方にモニタ5が配置されている。
【0016】前記コントロールパネル4は、ドクタワー
クステーション1の上部に設けられており、液晶ディス
プレイ等の表示モニタからなる操作画面表示部と、この
操作画面表示部上に密接して設けられた透明のタッチパ
ネル等からなる入力検出部とにより構成されている。こ
の表示モニタにシステム内の周辺装置を操作するための
操作スイッチを配置した操作画面を表示し、操作画面の
操作スイッチの部分を押す(触れる)ことにより、タッ
チパネルにより操作指示入力が検出されるようになって
いる。ここでは、前記タッチパネルはマトリックス状に
配置された多数の透明電極のスイッチで構成されてお
り、タッチパネルをスキャンしてどの部分のスイッチが
押されたか、スイッチの座標を検出するようになってい
る。
【0017】この内視鏡システムの詳細の構成を図3を
参照しながら説明する。なお、図3には内視鏡システム
における制御系の構成についてのみ示している。システ
ム本体3には、システムを集中的に制御する集中制御手
段としてのホストコントローラ16が設けられており、
シリアルインターフェースを制御するシリアルコントロ
ーラ17及びパラレルインターフェースを制御するパラ
レルコントローラ18が接続されている。また、ホスト
コントローラ16には前記モニタ5が接続されている。
【0018】前記ホストコントローラ16には、シリア
ルコントローラ17を介して、シリアルインターフェー
スライン(シリアルI/Fライン)19上に光源装置1
2,ビデオシステムセンタ13,ヒートプローブ装置1
4,電気メス装置15、及び内視鏡画像を記録するビデ
オテープレコーダ(VTR)20,内視鏡画像を静止画
として撮影する撮影装置21,内視鏡画像を紙に出力す
るビデオプリンタ22が接続されている。また、ホスト
コントローラ16には、パラレルコントローラ18を介
して、パラレルインターフェースライン(パラレルI/
Fライン)23上にコントロールパネル4,映像信号を
RGBの画像信号に変換するRGBエンコーダ24,送
気や送水等を行うポンプを備えた送気送水装置25が接
続されている。
【0019】前記ホストコントローラ16によって、接
続された各装置に対して制御信号の入出力が行われ、装
置の動作が制御されるようになっている。ここでは、前
記コントロールパネル4あるいは内視鏡11の操作部に
設けられた操作スイッチを操作することによって、ホス
トコントローラ16へ操作指示情報が送られ、ホストコ
ントローラ16より対象の装置に対して制御信号が送出
されて装置の制御が行われるようになっている。コント
ロールパネル4を操作した場合は、前述のように押され
たスイッチの座標を検出し、ホストコントローラ16で
スイッチの座標と操作画面とを対応させて画面に表示さ
れた操作スイッチに該当する指示の制御信号を周辺装置
へ送出する。なお、コントロールパネル4において、表
示した操作画面に応じて、押されたスイッチの座標を基
に該当する指示をコマンドとしてホストコントローラ1
6へ送出し、ホストコントローラ16より周辺装置へ制
御信号を送出するようにしても良い。
【0020】前記コントロールパネル4の操作画面は、
内視鏡システムの複数の周辺装置を制御するために機能
別に分けられた複数の操作画面を有しており、システム
を操作する際に最も汎用で用いる操作画面として、図1
に示すメイン操作画面31を表示するようになってい
る。このメイン操作画面31は、例えば内視鏡システム
の初期動作時に表示して、システムの主要な操作を行え
るようになっている。メイン操作画面31は主に電子内
視鏡を接続した場合に用いる各種操作用のスイッチが設
けられている。
【0021】また、コントロールパネル4には、電子内
視鏡使用時の各種設定を行うための図4に示す電子内視
鏡設定画面32、ファイバスコープ使用時に各種操作を
行うための図5に示すファイバスコープ操作画面33、
VTR20を操作するための図6に示す外部ビデオ装置
操作画面34、ヒートプローブ装置14を操作するため
の図7に示すヒートプローブ装置操作画面35、電気メ
ス装置15を操作するための図8に示す電気メス装置操
作画面36が表示されるようになっている。
【0022】これらの操作画面は、必要に応じて装置の
設定スイッチや使用頻度の少ない操作スイッチを配置し
た他の操作画面を有しており、これらを階層構造として
切り換えて操作を行うようになっている。前記メイン操
作画面31,ファイバスコープ操作画面33,外部ビデ
オ装置操作画面34,ヒートプローブ装置操作画面3
5,電気メス装置操作画面36は、カード形状に構成さ
れ、下端部にインデックスとなる見出し部37がそれぞ
れ重ならないように台形状に突出して形成されている。
見出し部37は、操作したい目的の装置の操作画面を選
択するための操作画面選択部となっており、画面選択ス
イッチとして、メイン操作画面切換スイッチ(EVI
S)41,ファイバスコープ操作画面切換スイッチ(O
ES)42,外部ビデオ装置操作画面切換スイッチ(A
UX)43,ヒートプローブ装置操作画面切換スイッチ
(HEAT PROBE)44,電気メス装置操作画面切換スイッ
チ(DIA-THERMY)45が設けられている。この操作画面
選択部の切換スイッチを選択することにより、選択され
た操作したい目的の装置の操作画面が表示され、画面上
に配置された操作スイッチを押して各種操作を行えるよ
うになっている。
【0023】前記見出し部37の配置や形状を変更した
変形例を図9に示す。図9(a)は各見出し間の間隔を
離して見出し部37aを形成した例である。図9(b)
はカード形状の操作画面の側端部に見出し部37bを形
成した例である。図9(c)は方形状に突出した見出し
部37cを形成した例である。図9(d)は三角形状に
突出した見出し部37dをカード形状の操作画面の端部
に周状に形成した例である。以上のような各種変形例が
挙げられるが、操作者が好みに応じて見出し部37の形
式を選択して、操作するのに最適な見出し部を用いるよ
うにすることもできる。
【0024】次に、本実施例の内視鏡システムを操作す
る際の動作について説明する。操作者は、電子内視鏡あ
るいはファイバスコープをシステム本体3の光源装置1
2,ビデオシステムセンタ13等に接続して内視鏡によ
る観察、診断を行う。また、ヒートプローブ装置14に
接続されたヒートプローブや、電気メス装置15に接続
された電気メス等を内視鏡のチャンネルに挿通して、治
療処置などを行う。このとき、システム本体3に設けら
れたコントロールパネル4を操作して各周辺装置を集中
的に制御する。
【0025】図10はコントロールパネル4より各周辺
装置を制御する際の機能構成をブロック図で示したもの
である。ホストコントローラ16にコントロールパネル
4から操作指示情報が送られると、ホストコントローラ
16はシリアルインターフェース26を介して該当する
周辺装置へ制御信号を送出する。シリアルインターフェ
ース26には、光源用インターフェース(I/F)27
を介して光源装置12が、ビデオプロセッサ用インター
フェース(I/F)28を介してビデオシステムセンタ
13が、電気メス用インターフェース(I/F)29を
介して電気メス装置15が、ヒートプローブ用インター
フェース(I/F)30を介してヒートプローブ装置1
4がそれぞれ接続されており、各周辺装置はホストコン
トローラ16からの制御信号によって集中制御される。
【0026】前記コントロールパネル4には、操作画面
が表示され、画面上に操作スイッチ、操作状況や動作状
態の表示などが設けられる。ここで、操作画面の見出し
部37における画面選択スイッチを選択することによっ
て、操作したい目的の装置の操作画面が瞬時に表示され
る。また、ホストコントローラ16には、後述する操作
者毎の設定値等を記憶する設定値記憶手段38が接続さ
れており、操作者毎に適した装置の設定値の入出力が行
われる。
【0027】以降にコントロールパネル4における各操
作画面の詳細の構成及び動作について説明する。また、
各操作画面に関する制御処理動作を図20ないし図41
に示す。
【0028】まず、初期動作として、図20に示す初期
設定を行う。システムの電源が投入されると、ステップ
S1(以下、ステップを省略する)で、ホストコントロ
ーラ16は、動作のためのプログラムをロードし、シス
テム内の各周辺装置の設定を前回電源オフしたときの設
定にする。なお、本装置を初めて電源オンするときに
は、メーカで用意した基本設定にする。そして、図1に
示すメイン操作画面31の処理(A)に移る。
【0029】図1に示したメイン操作画面31は、電子
内視鏡に関する操作スイッチ群46が左下部に設けられ
ると共に、後述する操作者設定画面に切換える操作者設
定画面切換スイッチ47、患者データ入力画面に切換え
る患者データ入力画面切換スイッチ48が上部に設けら
れている。前記操作スイッチ群46を操作することによ
り、ビデオシステムセンタ13,光源装置12,送気送
水装置25等の動作制御が行われる。また、スコープス
イッチ設定画面に切換えるスコープスイッチ設定画面切
換スイッチ49が中央左部に、ベッド設定画面に切換え
るベッド設定画面切換スイッチ50が右下部に設けられ
ている。さらに、中央部に電子内視鏡設定画面32に切
換える電子内視鏡設定画面切換スイッチ51が設けられ
ており、これを押すと図4に示した電子内視鏡設定画面
32に切り換わる。
【0030】メイン操作画面の処理(A)を図21に示
す。メイン操作画面31を表示する場合は、ホストコン
トローラ16は、まずS2で、メイン操作画面を描画
し、S3で、メイン操作画面31上に設けられた操作ス
イッチのキー入力を待つ。操作スイッチが押されると、
S4で、それがメイン操作画面31上の各機能を指示す
る機能操作スイッチであるか否かが判断され、機能操作
スイッチが押された場合はS5に進んで各キーに対応す
る処理の指示を行い、S3に戻る。S4において機能操
作スイッチでない場合は、S6で、押されたスイッチが
後述するHELPモードスイッチ68であるか否かが判断さ
れ、HELPモードスイッチ68が押された場合はS7に進
んでヘルプ処理(HA)を行い、S2に戻る。次に、S
8で、押されたスイッチが見出し部37であるか否かが
判断され、見出し部37が押された場合は図22に示す
操作画面選択処理(Z)を行う。
【0031】操作画面選択処理(Z)では、ホストコン
トローラ16は、S11で、見出し部37の中のいずれ
の画面選択スイッチが押されていずれの操作画面が選択
されたかを判断し、メイン操作画面切換スイッチ41が
押された場合は図21のメイン操作画面の処理(A)に
そのまま戻る。また、ファイバスコープ操作画面切換ス
イッチ42が押された場合はファイバスコープ操作画面
処理(B)に、外部ビデオ装置操作画面切換スイッチ4
3が押された場合は外部ビデオ装置操作画面処理(C)
に、ヒートプローブ装置操作画面切換スイッチ44が押
された場合はヒートプローブ装置操作画面処理(D)
に、電気メス装置操作画面切換スイッチ45が押された
場合は電気メス装置操作画面処理(E)にそれぞれ移行
する。
【0032】図21に戻り、S8において押されたスイ
ッチが見出し部37でない場合は、S9で、操作画面を
下の階層に移行する指示か否か、すなわち、メイン操作
画面31上の電子内視鏡設定画面切換スイッチ51等の
画面階層を切り換えるスイッチが押されたか否かが判断
される。ここで、スコープスイッチ設定画面切換スイッ
チ49が押された場合は、スコープスイッチ設定画面処
理(AA)に移る。また、電子内視鏡設定画面切換スイ
ッチ51が押された場合は電子内視鏡設定画面処理(A
B)に、患者データ入力画面切換スイッチ48が押され
た場合は患者データ入力画面処理(AC)に、操作者設
定画面切換スイッチ47が押された場合は操作者設定画
面処理(AD)に、ベッド設定画面切換スイッチ50が
押された場合はベッド設定画面処理(AE)にそれぞれ
移行する。また、S4ないしS9の判断でいずれもNO
の場合はS10に進んで図23に示す各機器からのコマ
ンド受信処理を行い、S3に戻る。
【0033】各機器からのコマンド受信処理では、まず
S12で、各周辺装置から送られてくる指示信号(コマ
ンド)が内視鏡の操作スイッチ(スコープスイッチ)か
らの指示か否かを判断し、スコープスイッチが押された
場合には、ホストコントローラ16はS13で後述する
スコープスイッチ設定画面で設定されたスコープスイッ
チ設定テーブルを参照してスイッチに対応する機能の各
種処理を行う。また、S14で、各周辺装置からの画面
の表示切り換え要求であるか否かが判断され、表示切り
換え要求である場合は、S15において受信したコマン
ドの内容に応じて操作画面上の各スイッチの表示を切り
換えたり、エラーの場合はエラーメッセージを表示す
る。例えば、吸引装置の吸引ボトルが一杯になったこと
を知らせるコマンドが送られてきた場合は、吸引ポンプ
のスイッチをオフにし、操作画面上の吸引スイッチの絵
をオフの表示にする。
【0034】次に、電子内視鏡設定画面処理(AB)に
ついて説明する。
【0035】メイン操作画面31において、電子内視鏡
の細かな設定、例えば画像の色調や明るさ、送気量等を
変更する際に、前記電子内視鏡設定画面切換スイッチ5
1を押して電子内視鏡設定画面32に切換える。電子内
視鏡設定画面32は、電子内視鏡の設定変更を行うため
の電子内視鏡設定スイッチ群52が下部に設けられると
共に、右上隅部に画面階層アップスイッチ53が設けら
れている。この電子内視鏡設定画面32で設定の調整を
終了した後、メイン操作画面31に戻る場合は、画面階
層アップスイッチ53を押すとメイン操作画面31に切
り換わる。この画面階層アップスイッチ53は、例えば
点滅表示とすることで他のスイッチと区別して視認性を
良くすることができる。なお、画面階層アップスイッチ
53を特に設けず、再び電子内視鏡設定画面切換スイッ
チ51を押すことによって元のメイン操作画面31に戻
るようにしても良い。
【0036】電子内視鏡設定画面処理(AB)の動作を
図24に示す。ホストコントローラ16は、まずS16
で、電子内視鏡設定画面を描画し、S17で、電子内視
鏡設定画面32上に設けられた操作スイッチのキー入力
を待つ。操作スイッチが押されると、S18で、それが
電子内視鏡設定画面32上の各機能を指示する機能操作
スイッチであるか否かが判断され、機能操作スイッチが
押された場合はS19に進んで各キーに対応する処理を
行い、S17に戻る。S18において機能操作スイッチ
でない場合は、S20で、押されたスイッチがHELPモー
ドスイッチ68であるか否かが判断され、HELPモードス
イッチ68が押された場合はS21に進んでヘルプ処理
(HAB)を行い、S16に戻る。次に、S22で、押
されたスイッチが見出し部37であるか否かが判断さ
れ、見出し部37が押された場合は図22の操作画面選
択処理(Z)を行う。
【0037】次いで、S23で、画面階層アップスイッ
チ53が押されたか否かを判断し、画面階層アップスイ
ッチ53が押された場合は図21のメイン操作画面処理
(A)に戻る。また、S24で、操作画面を下の階層に
移行する指示か否かが判断され、操作画面の下の階層へ
の移行が指示された場合は後述する日付設定画面処理
(ABA)を行う。そして、S25で、操作者設定画面
切換スイッチ47が押されたか否かが判断され、操作者
設定画面切換スイッチ47が押された場合は操作者設定
画面処理(AD)を行う。また、S18ないしS25の
判断でいずれもNOの場合はS26に進んで図23の各
機器からのコマンド受信処理を行い、S17に戻る。
【0038】本実施例では、電子内視鏡設定画面32で
再度電子内視鏡設定画面切換スイッチ51を押すと、図
11に示す日付け設定画面54に切り換わる。電子内視
鏡設定画面32において、さらに細かな設定、例えばシ
ステムの日付け、ランプの交換日等を変更する際に、日
付け設定画面54を表示させる。日付け設定画面54
は、日付け等の設定のための設定キー55が設けられて
いる。また、電子内視鏡設定画面32と同様に画面階層
アップスイッチ53が設けられ、設定キー55によって
日付け等の設定が終了した後、画面階層アップスイッチ
53を押して上の階層の画面(ここでは電子内視鏡設定
画面32)に戻すことができる。
【0039】日付設定画面処理(ABA)の動作を図2
5に示す。ホストコントローラ16は、まずS27で、
日付け設定画面を描画し、S28で、日付け設定画面5
4上に設けられた操作スイッチのキー入力を待つ。操作
スイッチが押されると、S29で、それが日付け設定画
面54上の各機能を指示する機能操作スイッチであるか
否かが判断され、機能操作スイッチが押された場合はS
30に進んで各キーに対応する処理を行い、S28に戻
る。S29において機能操作スイッチでない場合は、S
31で、押されたスイッチがHELPモードスイッチ68で
あるか否かが判断され、HELPモードスイッチ68が押さ
れた場合はS32に進んでヘルプ処理(HABA)を行
い、S27に戻る。
【0040】次いで、S33で、押されたスイッチが見
出し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押
された場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。
そして、S34で、画面階層アップスイッチ53が押さ
れたか否かを判断し、画面階層アップスイッチ53が押
された場合は図24の電子内視鏡設定画面処理(AB)
に戻る。また、S29ないしS34の判断でいずれもN
Oの場合は、S35に進んで図23の各機器からのコマ
ンド受信処理を行い、S28に戻る。
【0041】前記電子内視鏡設定画面32や日付け設定
画面54などの下の階層の操作画面においても、メイン
操作画面31等と同様に見出し部37が設けられてい
る。すなわち、複数のカード形状の操作画面は、見出し
部37が突出して設けられた上の階層の操作画面の下
に、下の階層の操作画面が重なったような状態で階層構
造をなし、階層間においてカード状の操作画面を順にめ
くるように画面の表示、切換えが行われる。操作画面選
択部としての見出し部37の操作画面切換スイッチ41
〜45を選択することにより、現在の操作画面の階層に
かかわらず操作したい目的の装置の操作画面がファイル
の見出しをめくるように表示される。見出し部37は、
他の操作スイッチと形状が異なるため、視認性が良く、
容易に判別が可能である。
【0042】ファイバスコープを操作する場合は、見出
し部37のOESスイッチ42を押して図5に示したフ
ァイバスコープ操作画面33に切換える。ファイバスコ
ープ操作画面33は、ファイバスコープに関する操作ス
イッチ群56が設けられており、操作スイッチ群56を
操作することにより、光源装置12,送気送水装置25
等の動作制御が行われる。
【0043】ファイバスコープ操作画面処理(B)の動
作を図26に示す。ホストコントローラ16は、まずS
36で、ファイバスコープ操作画面を描画し、S37
で、ファイバスコープ操作画面33上に設けられた操作
スイッチのキー入力を待つ。操作スイッチが押される
と、S38で、それがファイバスコープ操作画面33上
の各機能を指示する機能操作スイッチであるか否かが判
断され、機能操作スイッチが押された場合はS39に進
んで各キーに対応する処理を行い、S37に戻る。S3
8において機能操作スイッチでない場合は、S40で、
押されたスイッチがHELPモードスイッチ68であるか否
かが判断され、HELPモードスイッチ68が押された場合
はS41に進んでヘルプ処理(HB)を行い、S36に
戻る。
【0044】次に、S42で、押されたスイッチが見出
し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押さ
れた場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。そ
して、S43で、ベッド設定画面切換スイッチ50が押
されたか否かが判断され、ベッド設定画面切換スイッチ
50が押された場合はベッド設定画面処理(AE)を行
う。また、S44で、操作者設定画面切換スイッチ47
が押されたか否かが判断され、操作者設定画面切換スイ
ッチ47が押された場合は操作者設定画面処理(AD)
を行う。また、S38ないしS44の判断でいずれもN
Oの場合はS45に進んで図23の各機器からのコマン
ド受信処理を行い、S37に戻る。
【0045】ここで、ベッド設定画面処理(AE)の動
作を図27に示す。電動ベッド6の操作は、メイン操作
画面31及びファイバスコープ操作画面33において右
下部に設けられた電動ベッド操作部によって可能であ
り、ベッド設定画面切換スイッチ50を押すと、ベッド
設定画面に切り換わる。ベッド設定画面では、電動ベッ
ド6の位置を操作者毎に設定して設定値を記憶する処理
が行われる。ホストコントローラ16は、まずS46
で、ベッド設定画面を描画し、S47で、ベッド設定画
面上に設けられた操作スイッチのキー入力を待つ。操作
スイッチが押されると、S48で、それがベッド設定画
面上の各機能を指示する機能操作スイッチであるか否か
が判断され、機能操作スイッチが押された場合はS49
に進んで各キーに対応する処理を行い、S47に戻る。
S48において機能操作スイッチでない場合は、S50
で、押されたスイッチがHELPモードスイッチであるか否
かが判断され、HELPモードスイッチが押された場合はS
51に進んでヘルプ処理(HAE)を行い、S46に戻
る。
【0046】次に、S52で、押されたスイッチが見出
し部であるか否かが判断され、見出し部が押された場合
は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。また、S5
3で、画面階層アップスイッチが押されたか否かを判断
し、画面階層アップスイッチが押された場合は図21の
メイン操作画面処理(A)に戻る。また、S48ないし
S53の判断でいずれもNOの場合はS54に進んで図
23の各機器からのコマンド受信処理を行い、S47に
戻る。
【0047】前記S39におけるファイバスコープ操作
画面の各キー処理の動作を図28に示す。ファイバスコ
ープ操作画面33において、例えば右中央部に配置され
た光源装置の光量調整のモードを切り換えるための AUT
O/MANUALキーが押された場合は、ホストコントローラ1
6は、S55で、 AUTO/MANUALキーが押されたか否かを
判断し、S56で、スイッチの表示を自動あるいは手動
にトグルで切り換え、S57で、モード切り換えのコマ
ンドを光源装置12に送信する。これにより、光源装置
の光量調整のモードが自動あるいは手動に切り換わる。
また、ファイバスコープ操作画面33における他の光源
装置関連のスイッチについても同様の処理が行われる。
【0048】また、ファイバスコープ操作画面33の左
下部に配置された周辺装置に関連する操作スイッチが押
された場合もほぼ同様であり、例えば吸引を指示する S
UCTIONスイッチが押された場合は、ホストコントローラ
16は、S58で、 SUCTIONスイッチが押されたか否か
を判断し、S59で、スイッチの表示をオン状態に切り
換え、S60で、吸引ポンプをオンするコマンドを送気
送水装置25に送信する。これにより、吸引動作が行わ
れる。なお、他の操作スイッチについても同様の処理が
行われる。
【0049】VTR20を操作する場合は、見出し部3
7のAUXスイッチ43を押して図6に示した外部ビデ
オ装置操作画面34に切換える。外部ビデオ装置操作画
面34は、VTR20の操作スイッチ群57が設けられ
ており、操作スイッチ群57を操作することにより、V
TR20の動作制御が行われる。
【0050】外部ビデオ装置操作画面処理(C)の動作
を図29に示す。ホストコントローラ16は、まずS6
1で、外部ビデオ装置操作画面を描画し、S62で、外
部ビデオ装置操作画面34上に設けられた操作スイッチ
のキー入力を待つ。操作スイッチが押されると、S63
で、それが外部ビデオ装置操作画面34上の各機能を指
示する機能操作スイッチであるか否かが判断され、機能
操作スイッチが押された場合はS64に進んで各キーに
対応する処理を行い、S62に戻る。S63において機
能操作スイッチでない場合は、S65で、押されたスイ
ッチがHELPモードスイッチ68であるか否かが判断さ
れ、HELPモードスイッチ68が押された場合はS66に
進んでヘルプ処理(HC)を行い、S61に戻る。
【0051】次に、S67で、押されたスイッチが見出
し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押さ
れた場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。そ
して、S68で、操作者設定画面切換スイッチ47が押
されたか否かが判断され、操作者設定画面切換スイッチ
47が押された場合は操作者設定画面処理(AD)を行
う。また、S63ないしS68の判断でいずれもNOの
場合はS69に進んで図23の各機器からのコマンド受
信処理を行い、S62に戻る。
【0052】前記S64における外部ビデオ装置操作画
面の各キー処理の動作を図30に示す。外部ビデオ装置
操作画面34において、例えば右下部に配置されたVT
Rの操作スイッチのうちのSTOPキーが押された場合は、
ホストコントローラ16は、S70で、STOPキーが押さ
れたか否かを判断し、S71で、スイッチの表示をオン
状態に切り換え、S72で、停止のコマンドをVTR2
0に送信する。これにより、VTRが停止する。また、
外部ビデオ装置操作画面34における他のVTR関連の
スイッチについても同様の処理が行われる。
【0053】また、外部ビデオ装置操作画面34の左下
部に配置されたビデオプリンタに関連する操作スイッチ
が押された場合もほぼ同様であり、例えば消去を指示す
る ERASEキーが押された場合は、ホストコントローラ1
6は、S73で、 ERASEキーが押されたか否かを判断
し、S74で、スイッチの表示をオン状態に切り換え、
S75で、消去のコマンドをビデオプリンタ22に送信
する。これにより、ビデオプリンタ22のメモリの消去
が行われる。なお、他の操作スイッチについても同様の
処理が行われる。
【0054】ヒートプローブ装置14を操作する場合
は、見出し部37のHEAT PROBEスイッチ44を押して図
7に示したヒートプローブ装置操作画面35に切換え
る。
【0055】ヒートプローブ装置操作画面処理(D)の
動作を図31に示す。ホストコントローラ16は、まず
S76で、前回ヒートプローブ装置操作画面35を表示
したときにヒートプローブ装置14の電源がオン状態に
設定されていたか否かをメモリ等に記憶されたデータを
基に判断し、電源オンに設定されていた場合はS77に
進んでヒートプローブ装置14の電源をオンにしてS7
8に進む。また、前回電源がオフ状態であったときはS
76からそのままS78に進む。
【0056】S78で、ヒートプローブ装置操作画面を
描画し、S79で、ヒートプローブ装置操作画面35上
に設けられた操作スイッチのキー入力を待つ。操作スイ
ッチが押されると、S80で、それがヒートプローブ装
置操作画面35上の各機能を指示する機能操作スイッチ
であるか否かが判断され、機能操作スイッチが押された
場合はS81に進んで各キーに対応する処理を行い、S
79に戻る。S80において機能操作スイッチでない場
合は、S82で、押されたスイッチがHELPモードスイッ
チ68であるか否かが判断され、HELPモードスイッチ6
8が押された場合はS83に進んでヘルプ処理(HD)
を行い、S78に戻る。
【0057】次に、S84で、押されたスイッチが見出
し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押さ
れた場合はS85に進んでヒートプローブ装置14の電
源をオフした後、図22の操作画面選択処理(Z)を行
う。そして、S86で、操作者設定画面切換スイッチ4
7が押されたか否かが判断され、操作者設定画面切換ス
イッチ47が押された場合は操作者設定画面処理(A
D)を行う。また、S80ないしS86の判断でいずれ
もNOの場合はS87に進んで図23の各機器からのコ
マンド受信処理を行い、S79に戻る。
【0058】前記S81におけるヒートプローブ装置操
作画面の各キー処理の動作を図32に示す。ヒートプロ
ーブ装置操作画面35において、例えば左中央部に配置
されたヒートプローブ装置の出力熱量設定スイッチのう
ちの5JOULESキーが押された場合は、ホストコントロー
ラ16は、S88で、5JOULESキーが押されたか否かを
判断し、S89で、スイッチの表示をオン状態に切り換
え、S90で、出力熱量設定のコマンドをヒートプロー
ブ装置14に送信する。これにより、ヒートプローブ装
置の出力が最小値(5ジュール)に設定される。また、
ヒートプローブ装置操作画面35における他の出力熱量
設定スイッチとか送水量の設定スイッチについても同様
の処理が行われる。
【0059】また、ヒートプローブ装置操作画面35の
右下部に配置されたOUTPUTスイッチが押された場合もほ
ぼ同様であり、ホストコントローラ16は、S91で、
OUTPUTスイッチが押されたか否かを判断し、S92で、
スイッチの表示をオン状態あるいはオフ状態にトグルで
切り換え、S93で、ヒートプローブ装置14の電源の
オンオフ操作を行う。
【0060】電気メス装置15を操作する場合は、見出
し部37のDIA-THERMYスイッチ45を押して図8に示し
た電気メス装置操作画面36に切換える。電気メス装置
操作画面36は、電気メスの出力波形を選択する波形選
択部58及び出力波形を表示する波形表示部59が設け
られており、波形選択部58によって出力波形を選択す
ると、選択したスイッチの色が変化して選択状態が確認
できると同時に、対応する波形に波形表示部59の表示
も切り換わる。これにより、現在の電気メスの出力状態
を容易に認識することができる。
【0061】電気メス装置操作画面処理(E)の動作を
図33に示す。ヒートプローブ装置操作画面の場合と同
様に、ホストコントローラ16は、まずS94で、前回
電気メス装置操作画面36を表示したときに電気メス装
置15の電源がオン状態に設定されていたか否かをメモ
リ等に記憶されたデータを基に判断し、電源オンに設定
されていた場合はS95に進んで電気メス装置15の電
源をオンにしてS96に進む。また、前回電源がオフ状
態であったときはS94からそのままS96に進む。
【0062】S96で、電気メス装置操作画面を描画
し、S97で、電気メス装置操作画面36上に設けられ
た操作スイッチのキー入力を待つ。操作スイッチが押さ
れると、S98で、それが電気メス装置操作画面36上
の各機能を指示する機能操作スイッチであるか否かが判
断され、機能操作スイッチが押された場合はS99に進
んで各キーに対応する処理を行い、S97に戻る。S9
8において機能操作スイッチでない場合は、S100
で、押されたスイッチがHELPモードスイッチ68である
か否かが判断され、HELPモードスイッチ68が押された
場合はS101に進んでヘルプ処理(HE)を行い、S
96に戻る。
【0063】次に、S102で、押されたスイッチが見
出し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押
された場合はS103に進んで電気メス装置15の電源
をオフした後、図22の操作画面選択処理(Z)を行
う。そして、S104で、操作者設定画面切換スイッチ
47が押されたか否かが判断され、操作者設定画面切換
スイッチ47が押された場合は操作者設定画面処理(A
D)を行う。また、S98ないしS104の判断でいず
れもNOの場合はS105に進んで図23の各機器から
のコマンド受信処理を行い、S97に戻る。
【0064】前記S99における電気メス装置操作画面
の各キー処理の動作を図34に示す。電気メス装置操作
画面36において、例えば下部に配置された電気メス装
置のモード切り換えスイッチのうちの CUTキーが押され
た場合は、ホストコントローラ16は、S106で、 C
UTキーが押されたか否かを判断し、S107で、スイッ
チの表示をオン状態に切り換え、S108で、出力波形
を CUTモード(切除モード)に設定するコマンドを電気
メス装置15に送信する。これにより、電気メス装置1
5の出力が CUTモードに設定される。また、電気メス装
置操作画面36における他のモード設定スイッチとか出
力設定スイッチについても同様の処理が行われる。
【0065】また、電気メス装置操作画面36の右下部
に配置されたOUTPUTスイッチが押された場合もほぼ同様
であり、ホストコントローラ16は、S109で、OUTP
UTスイッチが押されたか否かを判断し、S110で、ス
イッチの表示をオン状態あるいはオフ状態にトグルで切
り換え、S111で、電気メス装置15の電源のオンオ
フ操作を行う。
【0066】前記メイン操作画面31,電子内視鏡設定
画面32,ファイバスコープ操作画面33,外部ビデオ
装置操作画面34,ヒートプローブ装置操作画面35,
電気メス装置操作画面36において、各画面中の線で区
分されたスイッチ群は、機能の分野別にまとめられてお
り、機能毎にスイッチ群の背景色を変えて同じ機能は同
一の背景色とすることにより、容易に操作スイッチの機
能が判別できるようにしている。
【0067】また、メイン操作画面31やファイバスコ
ープ操作画面33等には、装置の各種設定値とか動作状
態を表示する設定状態表示部60が設けられている。設
定状態表示部60は、大まかな値をバーグラフ等の大小
によってアナログ的に表示するアナログ表示部61と、
具体的な値をデジタル値で表示するデジタル表示部62
とからなっている。この設定状態表示部60において、
操作者によって入力あるいは選択された設定値等に応じ
たアナログ表示及びデジタル表示値が表示される。ここ
では、アナログ表示部61の表示は、例えば値が大きく
なるほど指標が長くなり、また値により色が変化するよ
うにしている。このように、アナログ表示とデジタル表
示とを併用することによって、アナログ表示により視認
性良く直感的に値を認識できると共に、デジタル表示に
より精度の高い具体的な値を得ることができ、正確に装
置の各種設定を行うことができる。
【0068】前記設定状態表示部としては、ヒートプロ
ーブ装置操作画面35や電気メス装置操作画面36のよ
うに、階段状に配置されたスイッチと表示部とを兼ねた
設定状態表示部63とすることもできる。設定状態表示
部63は、設定値に対応するスイッチの部分を直接選択
するとスイッチの色が変化することで、現在の設定状態
が表示される。このように設定状態表示部63を値の大
小に対応してスイッチ及び表示部を配置した階段状のも
のとしたため、設定状態の視認性に優れていると共に、
所望の設定値を直接選択でき、瞬時に操作性良く設定を
行うことができる。
【0069】一方、前記メイン操作画面31において、
患者データ入力画面切換スイッチ48を押すと、図12
に示す患者データ入力画面(1)64に切り換わる。患
者データ入力画面(1)64に表示された各キーを押す
ことにより、任意の小文字のアルファベット及び数字を
患者データとして入力することができる。また、任意の
大文字を入力する場合は、CAPSキー66を押して図13
に示す患者データ入力画面(2)65に切換える。この
患者データ入力画面(2)65では、各キーの表示が大
文字となっており、任意の大文字のアルファベット及び
数字を患者データとして入力することができる。また、
患者データ入力画面64及び65において、 SHIFTキー
67を押すことにより、各キーの上側に表示された文字
を入力することができる。すなわち、患者データ入力画
面(1)64,(2)65は、通常のキーボードと同様
の機能を有しており、同様の操作で入力を行うことがで
きる。データ入力後、画面階層アップスイッチ53を押
すとメイン操作画面31に戻る。
【0070】患者データ入力画面処理(AC)の動作を
図35に示す。ホストコントローラ16は、まずS11
2で、患者データ入力画面を描画し、S113で、患者
データ入力画面(1)64,(2)65上に設けられた
操作スイッチのキー入力を待つ。操作スイッチが押され
ると、S114で、それが患者データ入力画面上の各機
能を指示する機能操作スイッチであるか否かが判断さ
れ、機能操作スイッチが押された場合はS115に進ん
で各キーに対応する処理を行い、S113に戻る。S1
14において機能操作スイッチでない場合は、S116
で、押されたスイッチがHELPモードスイッチ68である
か否かが判断され、HELPモードスイッチが押された場合
はS117に進んでヘルプ処理(HAC)を行い、S1
12に戻る。
【0071】次に、S118で、押されたスイッチが見
出し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押
された場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。
また、S119で、画面階層アップスイッチ53が押さ
れたか否かを判断し、画面階層アップスイッチが押され
た場合は図21のメイン操作画面処理(A)に戻る。ま
た、S114ないしS119の判断でいずれもNOの場
合はS120に進んで図23の各機器からのコマンド受
信処理を行い、S113に戻る。
【0072】前記S115における患者データ入力画面
の各キー処理の動作を図36に示す。ホストコントロー
ラ16は、S121で、患者データ入力画面(1)6
4,(2)65において SHIFTキー67が押されたか否
かを判断し、 SHIFTキー67が押された場合はS122
に進んで各キーの上側に表示された文字を入力するシフ
トモードに切り換える。また、S123で、患者データ
入力画面(1)64においてCAPSキー66が押されたか
否かを判断し、CAPSキー66が押された場合はS124
に進んで患者データ入力画面(2)65に画面を書き換
える。そして、S125で、“A”のキーが押されたか
否かを判断し、押されたキーが“A”の場合にはS12
6に進んで“A”を入力する。なお、他の各種文字の入
力についても同様の処理を行う。また、S127で、患
者データ入力画面の右中央部に配置されている矢印で表
記されたリターンキーが押されたか否かを判断し、リタ
ーンキーが押された場合はS128に進んで入力文字列
をビデオシステムセンタ13に送信する。また、患者デ
ータ入力画面において上部等に配置された他の各種コマ
ンドを送信するためのキーが押された場合についても、
同様に各キーに対応するコマンドの送信処理が行われ
る。
【0073】また、前記メイン操作画面31,電子内視
鏡設定画面32,ファイバスコープ操作画面33,外部
ビデオ装置操作画面34,ヒートプローブ装置操作画面
35,電気メス装置操作画面36等には、右下隅部にHE
LPモードスイッチ68が設けられており、HELPモードス
イッチ68を押すと、図14に示すような装置の操作説
明を行うHELPモード画面69に切り換わる。HELPモード
画面69は、通常の操作画面の上に説明表示部70が重
なった状態で表示される。図14は、メイン操作画面3
1においてHELPモードスイッチ68を押した後に、 AIR
OFFスイッチ71を押したときの画面であり、HELPモー
ドでは操作スイッチに該当する動作ではなく、スイッチ
を押したときの動作の説明が説明表示部70に表示され
る。
【0074】説明表示部70は、右下部に設けられた確
認スイッチ72を押すことにより消去され、別の操作ス
イッチを押せばそのスイッチの説明が説明表示部70に
表示される。また、HELPモード時には右下隅部にCANCEL
スイッチ73が設けられており、CANCELスイッチ73を
押すことによりHELPモードが解除され、通常の動作モー
ド及び操作画面に戻る。
【0075】ヘルプ処理(HA)の動作を図37に示
す。なお、前述した各操作画面におけるヘルプ処理はほ
ぼ同様であり、ここではメイン操作画面31におけるヘ
ルプ処理(HA)を例にとって説明する。
【0076】ホストコントローラ16は、まずS129
で、HELPモード画面69の表示を行い、S130で、画
面上の操作スイッチのキー入力を待つ。そして、S13
1で、CANCELスイッチ73が押されたか否かを判断し、
CANCELスイッチ73が押された場合はHELPモードを解除
して元の操作画面に戻る。また、S132で、その他の
スイッチが押されたかを判断し、S133で、押された
スイッチに対応する説明を表示してS130に戻る。ま
た、一旦スイッチの説明表示がなされている場合に、S
132で確認スイッチが押されたときは、S133でス
イッチの説明を消去してS130に戻る。
【0077】なお、HELPモード画面69は、説明表示部
70を階層構造とし、説明表示部70内により詳細な説
明を表示したり他の操作スイッチとのリンクの説明を表
示可能とするためのスイッチ等を設けることもできる。
また、HELPモードスイッチ68を全ての操作画面に設
け、HELPモードに切換えて操作の説明を行えるようにす
ることもできる。
【0078】次に、内視鏡の操作部に設けられた操作ス
イッチの機能設定について説明する。メイン操作画面3
1において、スコープスイッチ設定画面切換スイッチ4
9を押すと、図15に示すスコープスイッチ設定画面7
4に切り換わる。このスコープスイッチ設定画面74で
内視鏡の操作スイッチの機能設定を行うことができる。
図16に示すように、内視鏡の操作部83には4つの操
作スイッチ(A)85,(B)86,(C)87,
(D)88が設けられており、これに対応してスコープ
スイッチ設定画面74には内視鏡操作部の絵が表示さ
れ、スイッチ選択キー75,76,77,78が設けら
れている。また、後述する拡張モードにおいてSHIFTス
イッチを併用する際の機能を設定するための SHIFT選択
キー79が設けられている。そして、スコープスイッチ
設定画面74の下側部には、機能選択キー群80が配設
されている。また、右上隅部には決定キー81が設けら
れている。
【0079】本実施例では、内視鏡の操作スイッチの機
能設定には、各スイッチに1つずつ合計4種類の機能を
設定する基本モードと、ある特定の1つのスイッチに S
HIFTの機能を割り当て、この SHIFTスイッチと他の3つ
のスイッチとを併用して合計6種類の機能を設定する拡
張モードとが用意されている。
【0080】基本モードで機能を設定する場合、例えば
内視鏡の操作スイッチ(A)85について設定するとき
は、まず、対応するスイッチ選択キー75を押すとキー
の枠の色が変わってスイッチが選択される。次に、設定
したい機能を機能選択キー群80の中から選択し、該当
するキーを押して操作スイッチ(A)85に所望の機能
を設定する。他の操作スイッチ86〜88についても同
様の操作で機能を設定することができる。
【0081】拡張モードで機能を設定する場合は、まず
操作スイッチ85〜88のいずれかに SHIFTキー82の
機能を割り当てる。例えば操作スイッチ(C)87に S
HIFTの機能を割り当てると、操作スイッチ(A)85,
(B)86,(D)88をそれぞれ単独に押した場合
と、操作スイッチ(C)87を先に押しながら操作スイ
ッチ(A)85,(B)86,(D)88を押した場合
とでそれぞれ別の機能を設定することができ、合計6種
類の機能について内視鏡の操作スイッチ85〜88から
操作することができる。
【0082】操作スイッチ(C)87に SHIFTの機能を
割り当てるには、まずスイッチ選択キー77を押して操
作スイッチ(C)87を選択し、次に SHIFTキー82を
押して操作スイッチ(C)87を SHIFTスイッチに設定
する。そして、例えば操作スイッチ(A)85に RELEA
SE,操作スイッチ(C)87+(A)85に WATERの機
能をそれぞれ設定するには、まずスイッチ選択キー75
を押して操作スイッチ(A)85を選択し、機能選択キ
ー群80の中の RELEASEキーを押して操作スイッチ
(A)85単独の機能を設定する。次に SHIFT選択キー
79を押し、機能選択キー群80の中の WATERキーを押
して操作スイッチ(C)87+(A)85の機能を設定
する。これにより、操作スイッチ(A)85について2
種類の機能が設定される。他の操作スイッチ(B)8
6,(D)88についても同様の操作で機能を設定する
ことができる。
【0083】内視鏡の各操作スイッチについて機能設定
が終了した後、決定キー81を押すことによって操作ス
イッチの機能が確定し、メイン操作画面31に戻る。メ
イン操作画面31には、内視鏡操作部の絵と共に設定さ
れた操作スイッチの機能が表示されている。各操作スイ
ッチに設定された機能を示すスコープスイッチ設定テー
ブルは、例えばホストコントローラ16内のメモリに記
憶される。
【0084】スコープスイッチ設定画面処理(AA)の
動作を図38に示す。ホストコントローラ16は、まず
S134で、スコープスイッチ設定画面を描画し、S1
35で、スコープスイッチ設定画面74上に設けられた
操作スイッチのキー入力を待つ。操作スイッチが押され
ると、S136で、それがスコープスイッチ設定画面上
の各機能を指示する機能操作スイッチであるか否かが判
断され、機能操作スイッチが押された場合はS137に
進んで各キーに対応する処理を行い、S135に戻る。
S136において機能操作スイッチでない場合は、S1
38で、押されたスイッチがHELPモードスイッチ68で
あるか否かが判断され、HELPモードスイッチが押された
場合はS139に進んで前述と同様のヘルプ処理(HA
A)を行い、S134に戻る。
【0085】次に、S140で、押されたスイッチが見
出し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押
された場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。
そして、S141で、画面階層アップスイッチ(ここで
は決定キー81)が押されたか否かを判断し、決定キー
が押された場合は図21のメイン操作画面処理(A)に
戻る。また、S142で、操作者設定画面切換スイッチ
47が押されたか否かが判断され、操作者設定画面切換
スイッチ47が押された場合は操作者設定画面処理(A
D)を行う。また、S136ないしS142の判断でい
ずれもNOの場合はS143に進んで図23の各機器か
らのコマンド受信処理を行い、S135に戻る。
【0086】前記S137におけるスコープスイッチ設
定画面の各キー処理の動作を図39に示す。スコープス
イッチ設定画面74において、例えば内視鏡の操作スイ
ッチ(A)に機能を設定するための選択キー75が押さ
れた場合には、ホストコントローラ16は、S144
で、操作スイッチ(A)への設定が選択されたか否かを
判断し、操作スイッチ(A)への設定の場合には、S1
45で、スコープスイッチ設定テーブルにおいて設定機
能の入力先のテーブルを(A)にセットする。また、操
作スイッチ(B),(C),(D)についても同様に行
う。そして、S146で、 SHIFTキー82が押されたか
否かを判断し、 SHIFTキー82が押された場合はS14
7に進んで基本モードと拡張モードとをトグルで切り換
える。
【0087】次に、機能選択キー群80の中から例えば
RELEASEキーが押された場合は、S148で、 RELEASE
キーが押されたか否かを判断し、S149で、操作スイ
ッチ(A)の機能として入力先のテーブルに“ RELEAS
E”を設定する。また、他の機能選択キーが押された場
合にも同様の処理を行う。
【0088】内視鏡操作部83の操作スイッチ85〜8
8の指示情報は、図3において、内視鏡11からビデオ
システムセンタ13に送出され、シリアルコントローラ
17を介してホストコントローラ16にコマンドで送ら
れる。そして、ホストコントローラ16は、設定された
機能に対応する指示を該当する装置に対して送出し、内
視鏡操作部83の操作スイッチ85〜88による装置の
制御が行われる。
【0089】このように、内視鏡操作部83の操作スイ
ッチ85〜88に所望の機能を設定でき、内視鏡の操作
スイッチから周辺装置を制御できる。また、機能の設定
変更も容易に行うことができる。
【0090】次に、操作者毎に設定可能な周辺装置の設
定について説明する。本実施例では、操作者毎に所望の
値に設定した各周辺装置の設定値を記憶し、操作者の変
更に伴って設定値を読み出して直ちに所定の設定値に変
更できるようにしている。各周辺装置の設定値を変更す
る場合は、メイン操作画面31等に設けられた操作者設
定画面切換スイッチ47を押すことにより、図17に示
すような操作者設定画面90に切換える。操作者設定画
面切換スイッチ47は、設定値変更の可能性がある操作
画面、すなわち、日付け設定画面54,患者データ入力
画面(1)64,(2)65を除いた全ての操作画面に
設けられており、操作者設定画面90を直ちに呼び出せ
るようにしている。
【0091】操作者設定画面90は、操作者名を選択す
る操作者名選択スイッチ部91が設けられており、操作
者名選択スイッチ部91の中より操作者名を選択するこ
とによって、操作者毎に設定された各周辺装置の設定値
が呼び出されるようになっている。操作者名を選択した
後、画面階層アップスイッチ53を押すと元の操作画面
に切り換わる。操作画面には、例えば図4に示す電子内
視鏡設定画面32のように、操作者名表示部92に現在
の設定値の操作者名が表示される。また、操作者設定画
面90において、新規に操作者名を入力する場合は新規
入力キー94を押すことにより、患者データ入力画面
(1)64と同様の入力画面を表示してデータ入力を行
う。操作者名を削除する場合は、削除キー95を押すと
削除される。
【0092】前述した操作者毎の設定について図10を
参照しながら説明する。操作者名選択後、例えば電子内
視鏡設定画面32において光源装置12の光量とかビデ
オシステムセンタ13の色調等を設定すると、その設定
値はホストコントローラ16へ送られる。ホストコント
ローラ16はシリアルインターフェース26にコマンド
を送り、光量の設定値は光源用I/F27を介して光源
装置12に送られ、色調の設定値はビデオプロセッサ用
I/F28を介してビデオシステムセンタ13に送ら
れ、各装置が制御される。これと同時に、ホストコント
ローラ16は設定値を設定値記憶手段38へ送出し、操
作者名に対応させて設定値を記憶する。設定値記憶手段
38では、選択されて操作者名表示部92に表示された
操作者毎に、送られてきた設定値を記憶する。
【0093】このように操作者毎に記憶された設定値
は、操作者設定画面90の操作者名選択スイッチ部91
で操作者名を選択することによって、ホストコントロー
ラ16により呼び出され、ホストコントローラ16は各
周辺装置を再設定すると共に、選択された設定値に対応
する操作者名を操作者名表示部92に表示し、操作画面
中の設定状態表示も変更する。
【0094】操作者設定画面処理(AD)の動作を図4
0に示す。ホストコントローラ16は、まずS150
で、操作者設定画面を描画し、S151で、操作者設定
画面90上に設けられた操作スイッチのキー入力を待
つ。操作スイッチが押されると、S152で、それが操
作者設定画面90上の各機能を指示する機能操作スイッ
チであるか否かが判断され、機能操作スイッチが押され
た場合はS153に進んで各キーに対応する処理を行
い、S151に戻る。S152において機能操作スイッ
チでない場合は、S154で、押されたスイッチがHELP
モードスイッチ68であるか否かが判断され、HELPモー
ドスイッチ68が押された場合はS155に進んで前述
と同様のヘルプ処理(HAD)を行い、S150に戻
る。
【0095】次に、S156で、押されたスイッチが見
出し部37であるか否かが判断され、見出し部37が押
された場合は図22の操作画面選択処理(Z)を行う。
また、S157で、画面階層アップスイッチ53が押さ
れたか否かを判断し、画面階層アップスイッチが押され
た場合は図21のメイン操作画面処理(A)に戻る。な
お、ここで、メイン操作画面処理(A)に戻らず、操作
者設定画面に切り換える前の操作画面に戻るようにして
も良い。
【0096】また、S158で、操作画面を下の階層に
移行する指示か否か、すなわち、新規入力キー94が押
されたか否かが判断され、新規入力キー94が押された
場合は新規入力画面処理(ADA)を行う。この新規入
力画面処理(ADA)は、図35及び図36に示した患
者データ入力画面処理(AC)と同様の処理を行う。そ
して、S152ないしS158の判断でいずれもNOの
場合はS159に進んで図23の各機器からのコマンド
受信処理を行い、S151に戻る。
【0097】従来では各周辺装置の設定値は操作者が変
わる毎に再入力する必要があり、例えば一日の症例数が
多くて何人もの操作者が交代で診断、治療処置等を行う
場合は、操作者が変わる毎に自分の好みに合わせて設定
値を変えるなどの煩雑な操作を要したり、他人の設定値
と気付かずに装置を使用して自分の意図した動作と異な
る動作をしてしまうなどの不具合があったが、本実施例
によれば、操作者は検査毎に設定値を確認したり、再設
定したりする必要がなく、一旦自分の設定値を記憶させ
た後は、自分の名前を操作者設定画面90で選択するだ
けで各周辺装置の設定を容易に行うことができる。
【0098】また、図18に示すように、操作者設定画
面90aにおいて、標準設定値を選択する標準設定選択
スイッチ93を設け、システムで標準的に使用する設定
値を設定値記憶手段38に記憶しておくようにすること
もできる。この標準設定選択スイッチ93を選択するこ
とによって、設定値記憶手段38より標準設定値が呼び
出され、標準設定値に各周辺装置が設定される。これと
共に、操作画面には、例えば図1に示すメイン操作画面
31のように、操作者名表示部92に標準設定状態を表
すSTANDARD SETTINGが表示され、標準設定状態であるこ
とが容易に認識できる。
【0099】前述した操作者設定画面処理中のS153
における操作者設定画面の各キー処理の動作を図41に
示す。操作者設定画面において、標準設定選択スイッチ
93が設けられている場合は、ホストコントローラ16
は、S160で、標準設定選択スイッチ93が押された
か否かを判断し、S161で、スイッチの表示をオン状
態に切り換え、S162で、各周辺装置の標準設定値
(固定値)を読み出し、S163で、標準設定値への設
定コマンドを各装置に送信する。また、操作者名選択ス
イッチ部91中のある操作者の選択スイッチが押された
場合は、S164で、その操作者の選択スイッチが押さ
れたか否かを判断し、S165で、スイッチの表示をオ
ン状態に切り換え、S166で、対応する操作者の設定
値を設定値記憶手段38のテーブルから読み出し、S1
67で、読み出した設定値に応じた設定コマンドを各装
置に送信する。他の操作者の選択スイッチについても同
様の処理を行う。
【0100】なお、標準設定状態において設定値が変更
された場合は、図19に示すように、操作画面の操作者
名表示部92に標準設定値が変更されたことを示すNOT
STANDARD SETTINGを表示する。これにより、検査中に故
意もしくは誤って標準設定値が変更された場合に、操作
者に告知、警告することができる。
【0101】このように、標準設定値を設けることによ
り、装置の使用に慣れていない操作者であっても標準設
定値を選択して容易に不具合なく使用することができ
る。また、学会発表等で見受けられるように、複数のシ
ステムや操作者で同条件の使用状態が必要となる場合に
は標準設定値を用いることで容易に対処することができ
る。
【0102】以上のように、本実施例によれば、見出し
部37の操作画面切換スイッチ41〜45を選択するこ
とにより、現在の操作画面の階層にかかわらず即時に所
望の他の操作画面を表示することができる。従って、操
作画面を順に切換えるなどの不要な操作をなくすことが
でき、内視鏡システムによる診断、治療処置時における
操作性を向上することができるため、操作に不慣れな操
作者でも容易に内視鏡システムを使用して診断、治療処
置を行うことができる。
【0103】コントロールパネルに表示される操作画面
は、機能毎や装置毎に設けられた複数の操作画面を持
ち、制御する周辺装置の機能に対応した画面を選択的に
表示可能になっているため、コントロールパネルによっ
て多くの機能を操作性良く容易に操作でき、誤操作を防
止できる。
【0104】また、前記操作画面切換スイッチ41〜4
5は見出し部37に設けられており、他の操作スイッチ
とは異なる形状となっているため、視認性が良く、また
識別が容易で誤操作を防止できる。
【0105】さらに、装置の各種設定値等を表示する設
定状態表示部60は、アナログ表示とデジタル表示とを
併用しているため、アナログ表示により視認性良く直感
的に値を認識できると共に、これに連動した設定値のデ
ジタル表示によって精度の高い具体的な数値を容易に認
識できる。よって、精密さが要求される場合においても
正確に装置の各種設定を行うことができ、内視鏡検査に
おける安全性を確保することができる。
【0106】また、内視鏡操作部の操作スイッチに複数
の任意の機能を設定し、操作画面にスイッチの機能を表
示することができるため、設定された機能を確認し易
く、誤操作することなく内視鏡操作部によって所望の機
能を操作できる。
【0107】また、各周辺装置の設定値は、操作者毎に
所望の値を設定して記憶することができ、操作者を選択
することによって容易に設定を変更することができるた
め、検査毎に設定値を確認したり、再設定したりする必
要がなく、直ちに自分の設定値で装置を操作することが
でき、操作性を向上できる。
【0108】さらに、各周辺装置の標準設定値が記憶さ
れており、簡単に標準設定にすることができるため、装
置の使用に不慣れな操作者でも容易に内視鏡システムを
操作することができる。
【0109】図42ないし図45は本発明の第2実施例
に係り、図42は内視鏡システムの全体構成を示す斜視
図、図43はメイン操作画面を示す説明図、図44は操
作画面上のスイッチの配置を設定するための操作スイッ
チ配置設定画面を示す説明図、図45はスコープスイッ
チ及びフットスイッチの機能設定をするためのスコープ
・フットスイッチ設定画面を示す説明図である。
【0110】第2実施例は、内視鏡システムのコントロ
ールパネル4に表示される操作画面の変形例である。図
42に示すように、内視鏡システムは第1実施例と同様
にドクタワークステーション1とナースワークステーシ
ョン2とからなるシステム本体3と、システムの集中操
作を行う集中操作手段としてのコントロールパネル4
と、内視鏡画像を表示するモニタ5とを備えて主要部が
構成されている。また、本実施例では、設定された所定
の機能を指示入力するためのフットスイッチ101が、
システム本体3に対して接続可能になっている。
【0111】第1実施例と同様に、ホストコントローラ
16の制御によって、コントロールパネル4に操作画面
が表示され、このコントロールパネル4上の各操作画面
を操作することによって、内視鏡システムの各周辺装置
を集中操作及び集中制御できるようになっている。
【0112】本実施例では、コントロールパネル4上に
表示される操作画面として、図43に示すメイン操作画
面102、操作画面上のスイッチの配置を設定するため
の図44に示す操作スイッチ配置設定画面103、スコ
ープスイッチ及びフットスイッチの機能設定をするため
の図45に示すスコープ・フットスイッチ設定画面10
4等が表示されるようになっている。他の周辺装置に関
連する操作画面については第1実施例と同様であり、説
明を省略する。
【0113】システムの電源を投入すると、コントロー
ルパネル4にメイン操作画面102が表示され、電子内
視鏡に関する操作等が可能となる。
【0114】メイン操作画面102は、内視鏡の操作ス
イッチ及びフットスイッチに設定した機能を表示する機
能設定表示部105が左中央部に、内視鏡や周辺装置に
関する任意の機能の操作スイッチを表示する操作スイッ
チ表示部106が下側部に、また、操作者名表示部9
2、操作者設定画面切換スイッチ47が上側部に少なく
とも設けられて構成されている。また、スコープ・フッ
トスイッチ設定画面104に切り換えるためのスコープ
・フットスイッチ設定画面切換スイッチ107、操作ス
イッチ配置設定画面103に切り換えるための操作スイ
ッチ配置設定画面切換スイッチ108が設けられ、これ
らの切換スイッチを押すことによってそれぞれの設定画
面に切り換わる。
【0115】メイン操作画面102の操作スイッチ表示
部106における操作スイッチの機能設定について説明
する。
【0116】メイン操作画面102において、操作スイ
ッチ配置設定画面切換スイッチ108を押すことによ
り、図44の操作スイッチ配置設定画面103に切り換
わる。操作スイッチ配置設定画面103は、機能選択キ
ー群109が中央部に設けられ、その下側部に配置設定
キー群110が設けられている。また、右下部にメイン
操作画面102に戻るための画面階層アップスイッチ1
11が設けられている。
【0117】本実施例では、操作スイッチ配置設定画面
103によって、任意の機能スイッチを選択し、選択し
た機能の操作スイッチをメイン操作画面102の操作ス
イッチ表示部106において所望の位置に配置すること
ができるようになっている。この操作スイッチ表示部1
06に配置する操作スイッチは、操作者毎に設定可能で
ある。
【0118】操作スイッチの配置を設定する場合は、ま
ず、操作者設定画面切換スイッチ47を押して第1実施
例と同様に操作者設定画面90で操作者を設定する。す
ると、操作者名表示部92に設定を行う操作者名が表示
される。そして、操作スイッチ配置設定画面切換スイッ
チ108を押すことにより操作スイッチ配置設定画面1
03に切り換える。なお、操作者の設定は、操作スイッ
チ配置設定画面103上においても行うことができる。
【0119】そして、配置設定キー群110の中から所
望の位置のキーを押す。すると、押されたキーの部分
は、他のキーに比べて目立つ色に変わり、選択されたキ
ーの位置が容易に判別可能となる。次に、操作者は、こ
の指定した位置に、自分にとって使用頻度が高いなどの
理由で、メイン操作画面102の操作スイッチ表示部1
06に表示したい機能の操作スイッチを機能選択キー群
109の中から一つ選んで押す。これにより、操作スイ
ッチ表示部106の所定の位置に選択した機能の操作ス
イッチが設定されて表示されるようになる。
【0120】前記操作を所望の数だけ繰り返し、スイッ
チの選択が終了した後、画面階層アップスイッチ111
を押すことにより、メイン操作画面102に戻る。メイ
ン操作画面102の操作スイッチ表示部106には、操
作者自身の好みで選んだスイッチのみが最大で7個、最
小で0個表示されることになる。図43に示した例で
は、操作者名表示部92に表示してある Dr.Kawaharaの
設定は、操作スイッチ表示部106に左端から Water,
AIR ,VTR の各操作スイッチが割り振られており、設定
された各操作スイッチを操作するとスイッチの機能に対
応した指示が目的の装置に送られ、各機能が動作する。
【0121】また、操作スイッチ配置設定画面103に
おいて、機能選択次ページスイッチ112を押すことに
より、機能選択キー群109に表示されている以外の機
能操作スイッチが同様に表示され、この中から機能を選
択することができる。これにより、より多数の機能をメ
イン操作画面102の操作スイッチ表示部106に設定
することが可能となる。なお、この機能選択キー群10
9のページ数は、2ページに限定されるものではなく、
操作スイッチで操作可能な機能の数に応じてページ数を
用意することができる。
【0122】また、操作スイッチ表示部106の任意の
位置に一旦機能を割り振った後、その機能の操作スイッ
チを表示せず、空白としたい場合には、操作スイッチ配
置設定画面103に設けられたスペーススイッチ113
を押すことにより、スペーススイッチ113が押された
位置の操作スイッチの表示をしないようにできる。
【0123】次に、図16に示したような内視鏡の操作
部に設けられた操作スイッチ85〜88及び図42に示
すフットスイッチ101などのリモートスイッチに対す
る機能設定について説明する。
【0124】メイン操作画面102において、スコープ
・フットスイッチ設定画面切換スイッチ107を押す
と、図45のスコープ・フットスイッチ設定画面104
に切り換わる。スコープ・フットスイッチ設定画面10
4には、内視鏡操作部及びフットスイッチの絵が表示さ
れ、スコープスイッチ選択キー114〜117と、フッ
トスイッチ選択キー118とが設けられている。また、
スコープ・フットスイッチ設定画面104の下側部に
は、機能選択キー群119が配設されている。
【0125】本実施例では、第1実施例と同様に内視鏡
の操作スイッチ85〜88に所望の機能をそれぞれ設定
できるのに加えて、フットスイッチ101についても任
意の機能を選択して設定可能となっている。なお、この
スイッチの機能設定についても操作者毎に設定すること
が可能である。
【0126】内視鏡の操作スイッチ85〜88やフット
スイッチ101に機能を設定する場合には、まず、操作
者設定画面切換スイッチ47を押して第1実施例と同様
に操作者設定画面90で操作者を設定する。すると、操
作者名表示部92に設定を行う操作者名が表示される。
そして、スコープ・フットスイッチ設定画面切換スイッ
チ107を押すことによりスコープ・フットスイッチ設
定画面104に切り換える。なお、操作者の設定は、ス
コープ・フットスイッチ設定画面104上においても行
うことができる。
【0127】そして、内視鏡の操作スイッチ85〜88
のうち、設定したいスイッチに対応するスコープスイッ
チ選択キーを押す。すると、押されたキーの部分は、他
のキーに比べて目立つ色に変わり、選択された操作スイ
ッチが容易に判別可能となる。次に、操作者は、自分に
とって使用頻度が高いなどの理由で、内視鏡の指定した
操作スイッチに設定したい機能のスイッチを機能選択キ
ー群119の中から一つ選んで押す。これにより、指定
した内視鏡の操作スイッチに所望の機能の操作スイッチ
を選択して設定することができる。同様の方法で、他の
内視鏡の操作スイッチ及びフットスイッチ101につい
ても機能を設定することができる。
【0128】内視鏡の操作スイッチ85〜88の全てと
フットスイッチ101の機能設定が終了した後、画面階
層アップスイッチ120を押すことにより、メイン操作
画面102に戻る。このようにして設定した内視鏡の操
作スイッチ85〜88及びフットスイッチ101の機能
は、メイン操作画面102の機能設定表示部105に表
示される。この機能設定表示部105に表示された機能
は、それぞれ内視鏡の操作スイッチ85〜88及びフッ
トスイッチ101に対応しており、各スイッチを操作す
ることにより操作者の好みで設定された各機能が実行さ
れる。
【0129】図43に示した例では、操作者名表示部9
2に表示してある Dr.Kawaharaの設定は、内視鏡の操作
スイッチ(A)85に Releaseが、操作スイッチ(B)
86に Printが、操作スイッチ(C)87に VTRが、操
作スイッチ(D)88にFreezeが、フットスイッチ10
1にIrisがそれぞれ割り振られており、各リモートスイ
ッチを操作すると設定された機能に対応した指示が目的
の装置に送られ、各機能が動作する。
【0130】以上のように、本実施例によれば、メイン
操作画面102において、操作者毎に自分にとって必要
である使用頻度の高いスイッチだけを操作スイッチ表示
部106に表示できるので、操作性を向上でき、余分な
普段使用しないスイッチを誤って押してしまい、内視鏡
システムが操作者の意図しない設定となることを防止で
きる。また、多くのユーザを想定して内視鏡システムに
多種多様な機能を設けた場合においても、ある操作者に
とって必要最低限の操作スイッチだけをメイン操作画面
に表示できるので、スイッチの数が多くなってしまい操
作に戸惑ったり、下の階層の操作画面に切り換えて操作
しなければならないなどの不具合もなく、使用頻度の高
い操作スイッチのみを容易に操作することが可能とな
る。
【0131】また、操作者は、自分の使用状況、使用頻
度に応じて、内視鏡システムの各操作機能をコントロー
ルパネルの操作画面だけでなく、リモートスイッチとし
ての内視鏡の操作スイッチやフットスイッチに任意の機
能を設定することができ、これらのリモートスイッチを
操作することによって、設定された機能の操作指示を行
うことができる。このようにコントロールパネル以外か
らも所定の機能を操作できるため、内視鏡検査中におい
ても自由かつ容易に操作が可能となり、操作性を向上で
きる。
【0132】図46及び図47は本発明の第3実施例に
係り、図46はメイン操作画面を示す説明図、図47は
操作画面上のスイッチの配置を設定するための操作スイ
ッチ配置設定画面を示す説明図である。
【0133】本実施例は、第2実施例のメイン操作画面
及び操作スイッチ配置設定画面の変形例である。
【0134】図46に示すメイン操作画面121、及
び、図47に示す操作スイッチ配置設定画面122に
は、第2実施例の画面に加えて、右下部に操作スイッチ
群前ページスイッチ123と、操作スイッチ群次ページ
スイッチ124と、操作スイッチ群ページ表示部125
とが設けられている。その他の画面構成は第2実施例と
同様である。
【0135】本実施例では、第2実施例において最大で
7個任意に設定可能であった操作スイッチ表示部106
に表示する操作スイッチ群を拡張したものであり、例え
ば7個の操作スイッチ群を1ページとして複数のページ
を持っている。操作スイッチの配置の設定方法は第2実
施例と同様である。
【0136】操作スイッチ表示部106の操作スイッチ
群のページを切り換える場合は、操作スイッチ群前ペー
ジスイッチ123を押すことにより、操作スイッチ群が
前ページに切り換わり、操作スイッチ群次ページスイッ
チ124を押すことにより、操作スイッチ群が次ページ
に切り換わる。また、現在のページ数は操作スイッチ群
ページ表示部125に表示され、操作スイッチ表示部1
06の階層を認識することができる。
【0137】このように、本実施例によれば、第2実施
例の効果に加えて、操作者が自身の使用頻度に応じて操
作スイッチ群を階層化してページ分けすることができ、
より多数の操作スイッチをわかり易くかつ操作性良く配
置することができる。
【0138】また、特に図示しないが、操作スイッチ表
示部106に表示する1ページ当たりのスイッチ数が最
大表示可能数より少ないときは、表示スイッチ数に応じ
てスイッチの面積を広くしたり、形を変えることによ
り、より操作性を向上させることができる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の操作画面を切り換えて複数の装置を集中的に操作、
制御する場合において、目的の操作スイッチをすばやく
表示して操作することができ、操作性を向上することが
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図19は本発明の第1実施例に係
り、図1はコントロールパネルに表示されるシステムの
主要な操作を行うためのメイン操作画面を示す説明図
【図2】内視鏡システムの外観構成を示す斜視図
【図3】内視鏡システムの制御系の構成を示すブロック
【図4】電子内視鏡使用時の各種設定を行うための電子
内視鏡設定画面を示す説明図
【図5】ファイバスコープ使用時に各種操作を行うため
のファイバスコープ操作画面を示す説明図
【図6】VTRを操作するための外部ビデオ装置操作画
面を示す説明図
【図7】ヒートプローブ装置を操作するためのヒートプ
ローブ装置操作画面を示す説明図
【図8】電気メス装置を操作するための電気メス装置操
作画面を示す説明図
【図9】見出し部の構成の変形例を示す説明図
【図10】コントロールパネルにより各周辺装置を制御
する際の機能構成を示すブロック図
【図11】日付け等を設定するための日付け設定画面を
示す説明図
【図12】患者データを入力する際に用いる患者データ
入力画面(1)を示す説明図
【図13】患者データを入力する際に用いる患者データ
入力画面(2)を示す説明図
【図14】コントロールパネルの操作説明を行うHELPモ
ード時のHELPモード画面を示す説明図
【図15】内視鏡の操作スイッチの機能設定を行う際に
用いるスコープスイッチ設定画面を示す説明図
【図16】内視鏡の操作部を示す斜視図
【図17】操作者に応じた各周辺装置の設定値を選択す
るための操作者設定画面を示す説明図
【図18】操作者設定画面の変形例を示す説明図
【図19】装置の標準設定値を変更した場合の操作画面
を示す説明図
【図20】内視鏡システムの初期動作を示すフローチャ
ート
【図21】メイン操作画面の処理の動作を示すフローチ
ャート
【図22】操作画面選択処理の動作を示すフローチャー
【図23】各機器からのコマンド受信処理の動作を示す
フローチャート
【図24】電子内視鏡設定画面処理の動作を示すフロー
チャート
【図25】日付設定画面処理の動作を示すフローチャー
【図26】ファイバスコープ操作画面処理の動作を示す
フローチャート
【図27】ベッド設定画面処理の動作を示すフローチャ
ート
【図28】図26におけるファイバスコープ操作画面の
各キー処理の動作を示すフローチャート
【図29】外部ビデオ装置操作画面処理の動作を示すフ
ローチャート
【図30】図29における外部ビデオ装置操作画面の各
キー処理の動作を示すフローチャート
【図31】ヒートプローブ装置操作画面処理の動作を示
すフローチャート
【図32】図31におけるヒートプローブ装置操作画面
の各キー処理の動作を示すフローチャート
【図33】電気メス装置操作画面処理の動作を示すフロ
ーチャート
【図34】図33における電気メス装置操作画面の各キ
ー処理の動作を示すフローチャート
【図35】患者データ入力画面処理の動作を示すフロー
チャート
【図36】図35における患者データ入力画面の各キー
処理の動作を示すフローチャート
【図37】ヘルプ処理の動作を示すフローチャート
【図38】スコープスイッチ設定画面処理の動作を示す
フローチャート
【図39】図38におけるスコープスイッチ設定画面の
各キー処理の動作を示すフローチャート
【図40】操作者設定画面処理の動作を示すフローチャ
ート
【図41】図40における操作者設定画面の各キー処理
の動作をを示すフローチャート
【図42】図42ないし図45は本発明の第2実施例に
係り、図42は内視鏡システムの全体構成を示す斜視図
【図43】メイン操作画面を示す説明図
【図44】操作画面上のスイッチの配置を設定するため
の操作スイッチ配置設定画面を示す説明図
【図45】スコープスイッチ及びフットスイッチの機能
設定をするためのスコープ・フットスイッチ設定画面を
示す説明図
【図46】図46及び図47は本発明の第3実施例に係
り、図46はメイン操作画面を示す説明図
【図47】操作画面上のスイッチの配置を設定するため
の操作スイッチ配置設定画面を示す説明図
【図48】従来の操作画面を示す説明図
【符号の説明】
3…システム本体 4…コントロールパネル 11…内視鏡 12…光源装置 13…ビデオシステムセンタ 14…ヒートプローブ装置 15…電気メス装置 16…ホストコントローラ 31…メイン操作画面 37…見出し部(操作画面選択部) 41〜45…操作画面切換スイッチ 46…操作スイッチ群 53…画面階層アップスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 雅彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 浩司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 天野 敦之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高見澤 一史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 牛房 浩行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 睦巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内山 昭夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加藤 眞悟 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青山 智之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡使用時に用いられる複数の周辺装
    置を有し、前記複数の周辺装置を集中的に制御する集中
    制御手段を備えた内視鏡システムであって、 前記集中制御手段は、操作スイッチを配置した複数の操
    作画面を切り換えて前記複数の周辺装置に対する操作を
    行う集中操作手段を備え、 前記集中操作手段は、前記複数の操作画面を階層構造と
    し、現在の操作画面の階層にかかわらず他の階層の操作
    画面を選択する画面選択スイッチを配設したことを特徴
    とする内視鏡システム。
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