JP2007313132A - 電子内視鏡用プロセッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子内視鏡に接続され、この電子内視鏡から出力される映像信号を処理してモニタ等の出力装置に出力させる電子内視鏡用プロセッサであって、電子内視鏡装置を使用する複数のユーザの各々が所望の設定を登録可能とすると共に、複数種類の電子内視鏡のそれぞれに対して異なる設定を登録可能とするものを提供することである。
【解決手段】電子内視鏡用プロセッサは、電子内視鏡の識別情報と、電子内視鏡の使用者の識別情報と、電子内視鏡の識別情報と該使用者の識別情報ごとに用意された設定情報とを記憶するメモリと、このメモリに記憶されている設定情報を用いて、電子内視鏡及び/または内視鏡用プロセッサの設定を変更する、設定変更手段と、を有する構成として、上記問題を解決した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子内視鏡に接続され、この電子内視鏡から出力される映像信号を処理してモニタ等の出力装置に出力させる、電子内視鏡用プロセッサに関する。
電子内視鏡と、この電子内視鏡から出力される画像信号を処理してモニタ等の出力装置に出力する電子内視鏡用プロセッサとを組み合わせた電子内視鏡装置が広く利用されている。この電子内視鏡装置は、主として患者の病状の診断に利用される。
この電子内視鏡装置は、電子内視鏡のハンドル(操作部)に設けられたボタンや操作ダイヤル等を電子内視鏡の使用者(ユーザ)が押下することによって操作される。例えば、電子内視鏡の第1ボタンが押下されると、押下された時点で撮像素子が取得した映像が静止画像として出力装置に出力され続けるようになる。出力装置がモニタであれば、静止画像がモニタに表示されることになる。また、例えば電子内視鏡の第2ボタンが押下されると、電子内視鏡用プロセッサに接続されているビデオプリンタに印刷開始信号を送って、出力された映像をプリントする。
どのボタンにどの機能を割り当てるのかを規定するための設定情報は、電子内視鏡用プロセッサに内蔵されたメモリに記憶されている。また、例えば特許文献1に開示されている構成のように、どのボタンにどの機能を割り当てるのかをユーザごとに設定可能なものもある。従って、特許文献1に記載の電子内視鏡装置を使用するユーザの各々は、そのユーザの嗜好や、電子内視鏡装置の機能毎の使用頻度等に応じて、所望の機能を所望のボタンに割り当てることができるようになっている。
特開2001−25455
電子内視鏡には、食道や胃を観察するための上部消化管スコープ、大腸を観察するための下部消化管スコープ、気管支を観察する気管支スコープ、内視鏡挿入管先端部の側方を観察する側視スコープなどがある。コスト上の理由等により、電子内視鏡用プロセッサ1台につき複数種類の電子内視鏡を割り当て、電子内視鏡装置の使用者(ユーザ)が診断内容に応じて適切な電子内視鏡を電子内視鏡用プロセッサに接続して使用することが望ましい。
しかしながら、上記のもののような従来の電子内視鏡用プロセッサに複数種類の電子内視鏡を組み合わせて使用しようとすると、どの電子内視鏡であっても、ボタンに割り当てられる機能は同じであるため、特定の電子内視鏡に特有の操作(例えば側視スコープにおける光学部材の起上操作)を割り当てることができないという問題があった。
上記の問題を解決するため、本発明は、電子内視鏡装置を使用する複数のユーザの各々が所望の設定を登録可能とすると共に、複数種類の電子内視鏡のそれぞれに対して異なる設定を登録可能とする電子内視鏡用プロセッサを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の電子内視鏡用プロセッサは、電子内視鏡の識別情報と、電子内視鏡の使用者の識別情報と、電子内視鏡の識別情報と該使用者の識別情報ごとに用意された設定情報とを記憶するメモリと、このメモリに記憶されている設定情報を用いて、電子内視鏡及び/または内視鏡用プロセッサの設定を変更する、設定変更手段と、を有する。
このように、本発明によれば、電子内視鏡の識別情報と該使用者の識別情報ごとに設定情報を記憶可能であるため、複数種類の電子内視鏡のボタンへの機能割り当てが可能であり、且つ、ユーザ毎に異なる設定を登録可能である。
また、メモリに記憶されている電子内視鏡の設定情報を編集する情報編集手段をさらに有することにより、ユーザはプロセッサを操作し、電子内視鏡及び/または内視鏡用プロセッサの設定情報を変更可能となる。
また、この設定情報は、例えば電子内視鏡用プロセッサに接続された電子内視鏡の操作ボタンへの機能割当情報である。
好ましくは、メモリには、電子内視鏡共通の設定情報をユーザの識別情報毎に記憶可能である。好ましくは、メモリには、ユーザに共通の設定情報を電子内視鏡の識別情報毎に記憶可能である。このため、特定の電子内視鏡且つ特定のユーザに関する設定情報が記録されていない場合は、ユーザの識別情報ごとに記憶された電子内視鏡共通の設定情報を使用することができる。或いは、全ユーザに共通の設定情報を使用することもできる。
以上のように、本発明によれば、複数種類の電子内視鏡に対して、電子内視鏡の種類毎且つユーザ毎に異なる設定を登録可能である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1は本実施形態の電子内視鏡用プロセッサ200と、この電子内視鏡用プロセッサに接続される電子内視鏡100を示すブロック図である。電子内視鏡100は、その基端部に設けられたコネクタ部102を介して電子内視鏡用プロセッサ200に接続される。電子内視鏡用プロセッサ200とは、電子内視鏡100に照明光を供給するための光源と、電子内視鏡100から出力される画像信号を処理して外部のモニタ300に出力する信号処理回路、および光源や信号処理回路等を制御するためのシステムコントロール210などがケース201内に収められたものである。
電子内視鏡100は、先端に内蔵されたCCD101によって内視鏡の先端部付近の画像を撮像し、撮像された画像に対応するCCD信号を出力する。CCD信号は、電子内視鏡100のコネクタ部102に内蔵された信号処理回路103によって処理され、撮像された映像に対応する画像信号が信号処理回路103から出力される。なお、信号処理回路103は、コネクタ部102に内蔵されているマイコン104によって制御される。電子内視鏡用プロセッサ200のシステムコントロール210は、このマイコン104に制御信号を送ることによって、信号処理回路103を制御することができる。
信号処理回路103より出力される画像信号は、電子内視鏡用プロセッサ200に内蔵されている信号処理回路231に送信される。信号処理回路231は、信号処理回路103から送信された画像信号を処理して例えばNTSC信号等のビデオ信号を生成する。
生成されたビデオ信号は、OSD回路232に送られる。OSD回路232は、受信したビデオ信号の映像に文字をオーバーレイ表示させるものである。本実施形態においては、OSD回路232は信号変換回路を内蔵しており、入力されたビデオ信号の映像に文字を重畳した後、これを変換して、RGB信号、Y/C分離信号、NTSCコンポジット信号を出力する。RGB信号、Y/C分離信号、NTSCコンポジット信号はそれぞれ、ケース201の表面に形成されたRGB端子241、Y/C分離端子242、NTSC端子243に送られる。本実施形態においては、NTSC方式のテレビジョンをモニタ300として使用しているので、モニタ300はNTSC端子243に接続されている。
なお、CCD101からは、所定のタイミング(例えば1/30秒間に一枚)で撮像された画像に対応するCCD信号が継続的に出力されるようになっており、信号処理回路231はこのCCD信号を順次処理して、継続的に画像をビデオ信号として出力する。この結果、モニタ300には、所定のタイミングで撮像された画像が連続表示されることになる。すなわち、モニタ300上にはCCD101によって撮像された画像が動画として表示される。
なお、信号処理回路231およびOSD回路232は、タイミングコントロール233から送信されるタイミング制御信号によって制御される。タイミングコントロール233の動作、及びOSD回路232による文字重畳の動作は、システムコントロール210によって制御される。
前述のように、電子内視鏡用プロセッサ200は光源部220を内蔵している。光源部220は、ランプ223、ランプ223に電力を供給するためのランプ電源221、ランプ電源がランプ223に供給する電力(電流)の大きさを調整するランプ制御部222、ランプ223の光量を計測する光電変換素子225と、ランプ223が生成した照明光の光量を調節するための絞り224と、ランプ制御部222と絞り224とを制御するペリフェラルコントロール226とを有する。
ペリフェラルコントロール226及び光電変換素子225はシステムコントロール210と接続されており、システムコントロール210は光電変換素子225の検出結果を参照してペリフェラルコントロール226を介して絞り224の開口率を制御し、適度な量の照明光を電子内視鏡100のライトガイド107の入射端に入射させる。また、システムコントロール210は、ペリフェラルコントロール226を介してランプ制御部222を制御し、ランプ223の点灯/消灯を制御する。
システムコントロール210は、各種処理を行うCPU211と、このCPU211によって実行されるプログラムやそのプログラムで使用されるデータ等が記憶されているストレージ212とを有する。ストレージ212は例えばEEPROM等の不揮発性のメモリである。
本実施形態においては、電子内視鏡100や電子内視鏡用200プロセッサの設定情報がストレージ212に記憶されており、システムコントロール210はこの設定情報を読み出して、電子内視鏡100及び電子内視鏡用プロセッサ200の設定を行う。具体的な設定項目としては、例えば、電子内視鏡100に設けられている操作ボタン106を操作した時の挙動に関するものがある。なお、図1においては、操作ボタン106は一つのみが記載されているが、実際には、複数のボタンが配列されている。
本実施形態においては、上記設定情報は、電子内視鏡100の使用者毎/及び電子内視鏡の種類毎に複数用意されており、電子内視鏡の使用者は、電子内視鏡用プロセッサ200のケース201上に設けられたフロントパネル202若しくは、電子内視鏡用プロセッサ200と接続されたキーボード400を操作することによって、所望の設定情報を選択して電子内視鏡100及び/または電子内視鏡用プロセッサ200の各種設定を行う。なお、キーボード400は、ケース201の表面に設けられたキーボード接続端子203を介して電子内視鏡用プロセッサ200に接続される。
以下、複数の設定情報の中から所望の設定情報を選択する、若しくは電子内視鏡100の使用者が設定情報の変更を行うための構成に付き説明する。図2は、ストレージ212内に構築された、設定情報記憶領域のメモリマップを示したものである。なお、以下の説明及び図面においては、アドレスは16進数表記である。
図2に示されているように、設定情報記憶領域は電子内視鏡の使用者毎に分割されている。具体的には、アドレス0x0〜0xffには、電子内視鏡用プロセッサ200のメーカによって設定されたメーカ推奨設定情報(すなわち、初期情報)が記憶されるようになっている。また、アドレス0x100〜0x1ffには、電子内視鏡用プロセッサ200の管理者によって設定された設定情報が記憶されている。さらに、アドレス0x200〜0x2ff、0x300〜0x3ff、・・・、0x1800〜0x18ffには、それぞれユーザ1、ユーザ2、・・・、ユーザ18によって設定される設定情報が記憶されるようになっている。
また、使用者毎に分割された設定情報記憶領域の各々は、電子内視鏡の種別ごとにさらに分割されている。図3は、ユーザ1の設定情報、すなわちアドレス0x200〜0x2ffの詳細なメモリマップを示したものである(図中では0x200〜0x2bfまで図示)。図示されているように、アドレス0x200〜0x20fには、電子内視鏡共通の設定情報が記憶されており、アドレス0x210〜0x21f、0x220〜0x22f、0x230〜0x23f、0x24f〜0x24f・・・には、特定の種類の電子内視鏡に関する設定情報が記憶されるようになっている。本実施形態においては、アドレス0x210〜0x21f、0x220〜0x22f、0x230〜0x23f、0x24f〜0x24fに、上部消化管スコープ用の設定情報、下部消化管スコープ用の設定情報、気管支スコープ用の設定情報、側視スコープ用の設定情報が、夫々記憶されている。
各電子内視鏡の設定情報記憶エリアには、例えば、電子内視鏡100の第1ボタンが押された時の電子内視鏡若しくは電子内視鏡用プロセッサ200の挙動(例えば、撮像された画像のフリーズや、絞り224の調整による調光)に関する設定情報、電子内視鏡100の第2ボタンが押された時の挙動に関する設定情報、電子内視鏡100の第1ボタンと第2ボタンが同時に押された時の挙動に関する設定情報、電子内視鏡100の第1ボタンが一定時間(例えば2秒)以上長押しされ、次いで第2ボタンが押された時の挙動、第1ボタンが所定時間(例えば0.3秒)以内の間隔で素早く2回押された時の挙動に関する設定情報等が記憶される。
なお、この構成はメーカ推奨設定情報が記憶されているアドレス0x00〜0xffや管理者による設定情報が記憶されているアドレス0x100〜0x1ffにおいても同様である。つまり、例えばアドレス0x10〜0x1fには、メーカが設定した上部消化管スコープ用の設定情報が記憶されており、アドレス0x110〜0x11fには、電子内視鏡用プロセッサ200の管理者によって設定された上部消化管スコープ用の設定情報が記憶されている。また、アドレス0x00〜0x0f及び0x100〜0x10fには、夫々メーカ及び管理者によって設定される、電子内視鏡共通の設定情報が記憶されることになる。換言するならば、アドレス0x00〜0x0f及び0x100〜0x10fには、ユーザ(使用者)と電子内視鏡の種類に関わらず共通の設定情報が記憶されているといえる。
本実施形態においては、設定情報の各々は8ビットの数値データである。ここで、設定情報の内容(設定情報値)が0xfb〜ffであるときは、他の設定情報記憶領域に記憶された設定情報が使用される。
設定情報値0xfbは、「そのユーザの内視鏡共通の設定情報記憶領域に記憶されている設定情報を使用する」ということを意味する。例えば、アドレス0x210に設定情報0xfbが記憶されている場合は、アドレス0x200に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
設定情報値0xfcは、「その内視鏡IDに対応した管理者設定情報記憶領域に記憶されている設定情報を使用する」ということを意味する。例えば、アドレス0x210に設定情報0xfcが記憶されている場合は、アドレス0x110に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
設定情報値0xfdは、「内視鏡共通の管理者設定情報記憶領域に記憶されている設定情報を使用する」ということを意味する。例えば、アドレス0x210に設定情報0xfdが記憶されている場合は、アドレス0x100に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
設定情報値0xfeは、「その内視鏡IDに対応したメーカ推奨設定情報記憶領域に記憶されている設定情報を使用する」ということを意味する。例えば、アドレス0x210に設定情報0xfeが記憶されている場合は、アドレス0x10に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
設定情報値0xffは、「内視鏡共通のメーカ推奨設定情報記憶領域に記憶されている設定情報を使用する」ということを意味する。例えば、アドレス0x210に設定情報0xffが記憶されている場合は、アドレス0x0に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
この設定情報値0xfb〜0xffは、管理者が設定する設定情報記憶領域やメーカ推奨設定情報記憶領域にも記憶されうる。例えば、アドレス0x110に設定情報0xfbまたは0xfdが記憶されている場合は、アドレス0x100に記憶されている設定情報を使用して設定を行う。
本実施形態において、設定情報をストレージ211から読み出して設定を行う、及び/またはストレージ211に記憶されている設定情報の編集を行う手順につき説明する。
図4は、電子内視鏡100のユーザが電子内視鏡用プロセッサ200の電源をオンにし、且つ電子内視鏡100を電子内視鏡用プロセッサ200に接続することによって実行されるルーチンのフローチャートである。なお、このルーチンは、ストレージ212に記憶されているプログラムをCPU211が実行することによって実施される。上記の条件が満たされると、まずステップS1が実行される。ステップS1では、電子内視鏡用プロセッサ200の各種初期設定が行われる。次いでステップS2に進む。
ステップS2では、電子内視鏡用プロセッサ200のシステムコントロール210は、電子内視鏡100のコネクタ部102に内蔵されているマイコン104に特定の制御信号を送る。マイコン104はこの制御信号を受信すると、コネクタ部102に内蔵されているEEPROM105から電子内視鏡100の機種IDを読み出し、これをシステムコントロール210に送信する。次いで、ステップS3に進む。
ステップS3では、システムコントロール210は、OSD回路232を制御して、モニタ300にユーザIDの入力を促すメッセージを表示させる。次いで、ステップS4に進む。
電子内視鏡100のユーザは、上記メッセージが表示された後、キーボード400を操作して、ユーザIDを入力する。ステップS4では、ユーザIDの入力を受け付けると共に、正しいユーザIDが入力されたかどうかの判定を行う。この判定は、例えばストレージ212に記憶されている各ユーザのユーザIDと、入力されたユーザIDとを比較して、入力されたユーザIDに合致するものがストレージ212に記憶されているかどうかを判定することによって行われる。ユーザIDが正しく入力されたのであれば(S4:YES)、ステップS5に進む。間違ったユーザIDが入力されたのであれば(S4:NO)、ステップS4が引き続き実行される。すなわち、ステップS4は、正しいユーザIDが入力されるまで待機するルーチンである。
ステップS5では、ステップS2で取得した電子内視鏡100の機種IDと、ステップS4で入力されたユーザIDに対応するアドレスの特定が行われる。例えば、機種IDが上部スコープに対応したIDであり、ユーザIDがユーザ1に対応したIDであるならば、設定すべき設定情報が格納されたアドレスとしてアドレス0x210〜0x21f、内視鏡共通の設定情報が記憶されたアドレス0x200〜0x20f、管理者によって設定されかつ上部スコープに対応した設定情報が記憶されたアドレス0x110〜0x11f、およびメーカ推奨且つ上部スコープに対応した設定情報が記憶されたアドレス0x010〜0x01fを抽出する。次いで、ステップS6に進む。
ステップS6では、ステップS5で抽出したアドレスに格納された設定情報、および管理者によって設定されかつ内視鏡共通の設定情報が記憶されたアドレス0x100〜0x10fに格納された設定情報、およびメーカ推奨且つ内視鏡共通の設定情報が記憶されたアドレス0x000〜0x00fに格納された設定情報を読み出し、この設定情報に基づいて電子内視鏡100又は電子内視鏡用200の設定変更が行われる。次いで、本ルーチンを終了し、ユーザは電子内視鏡100を用いた診断、処置などを実施する。
また、ユーザや管理者は、設定情報の変更を行うことができる。図5は、ユーザ若しくは管理者が設定情報の変更を行う際に実行されるルーチンを示すフローチャートである。本ルーチンは、ユーザまたは管理者がキーボード400又はフロントパネル202に対して所定の操作(例えばキーボードの特定のキーを押す)を行うことによって実行される。
本ルーチンが実行されると、ステップS11が実行される。ステップS11では、電子内視鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に接続されているかどうかのチェックが行われる。電子内視鏡100が接続されていないのであれば(S11:NO)、ステップS12に進む。
ステップS12では、システムコントロール210はOSD回路232を制御して、ユーザ又は管理者にユーザIDまたは管理者IDの入力を促すメッセージをモニタ300に表示させる。次いで、ステップS13に進む。
電子内視鏡100のユーザまたは電子内視鏡用プロセッサ200の管理者は、上記メッセージが表示された後、フロントパネル202又はキーボード400を操作して、ユーザIDまたは管理者IDを入力する。ステップS13では、ユーザIDの入力又は管理者IDを受け付けると共に、正しいユーザID又は管理者IDが入力されたかどうかの判定を行う。ユーザID又は管理者IDが正しく入力されたのであれば(S13:YES)、ステップS14に進む。間違ったユーザID又は管理者IDが入力されたのであれば(S13:NO)、ステップS13が引き続き実行される。すなわち、ステップS13は、正しいユーザID/管理者IDが入力されるまで待機するルーチンである。ここで、この判定は、例えばストレージ212に記憶されている各ユーザのユーザIDや管理者IDと、入力されたユーザIDや管理者IDとを比較して、入力されたユーザIDや管理者IDに合致するものがストレージ212に記憶されているかどうかを判定することによって行われる。次いで、ステップS14に進む。
ステップS11において、電子内視鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に接続済であることが確認された場合(S11:YES)は、ステップS14に進む。前述のように、電子内視鏡100が接続されると図4のルーチンが実行される。したがって電子内視鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に接続済であれば、ステップS4にてユーザIDが必ず入力されている。なお、管理者による設定情報の変更を行う際には、図4のステップS4にて管理者IDを入力した状態で、所定の操作を行って図5のルーチンを実行する。
ステップS14では、図4のステップS4または本ルーチンのステップS13にて入力されたユーザID(または管理者ID)を用いて、設定情報の記憶されたアドレスが抽出される。例えば、ユーザ1に対応するIDが入力されている場合は、アドレス0x200〜0x2ffが抽出される。また、管理者IDが入力されている場合は、アドレス0x100〜0x1ffが抽出される。次いで、ステップS15に進む。
ステップS15では、システムコントロール210はOSD回路232を制御して、モニタ300に設定情報変更用の画面を表示する。この画面上には、設定を行う内視鏡の種類、設定項目名、設定内容が表示されており、ユーザや管理者はこの画面を参照しながら、キーボード400又はフロントパネル202を操作して、設定変更を行う設定項目(またはアドレス)と設定情報値を入力して、設定変更を行う。
設定情報値の入力が完了した後、例えばキーボード400の所定のキーを押下することによって、ステップS15で入力された設定情報値が対応するアドレスに保存される(ステップS16)。次いで、本ルーチンを終了させる。
また、ステップS15が実行されている際に、例えばキーボード400の所定のキーを押下することによって、図4のステップS4または本ルーチンのステップS13にて入力されたユーザID(または管理者ID)に対応するアドレスに記憶された設定情報値の初期化が行われる。図6は、この初期化ルーチンのフローチャートである。
初期化ルーチンが実行されると、最初にステップS21が実行される。ステップS21では、図5のステップS14で抽出されたアドレスが、管理者による設定情報が記憶されているアドレス、すなわち0x100〜0x1ffであるかどうかの判定が行われる。ステップS14で抽出されたアドレスが、管理者による設定情報が記憶されているアドレスであるならば(S21:YES)、ステップS22に進む。ステップS14で抽出されたアドレスが、ユーザによる設定情報が記憶されているアドレスであるならば(S21:NO)、ステップS23に進む。
ステップS22では、メーカ推奨の設定情報が記憶されているアドレス、すなわちアドレス0x0〜0xffに記憶されている設定情報値が、管理者による設定情報が記憶されているアドレス、すなわちアドレス0x100〜0x1ffにコピーされる。次いで本ルーチンを終了させ、ステップS15(図5)に戻る。
また、ステップS23では、管理者による設定情報が記憶されているアドレス、すなわちアドレス0x100〜0x1ffに記憶されている設定情報値が、ステップS4(図4)またはS13(図5)で入力されたユーザIDに対応するアドレスにコピーされる。例えば、ステップS4(図4)またはS13(図5)でユーザ1に対応するユーザIDが入力されているのであれば、アドレス0x100〜0x1ffに記憶されている設定情報値が、アドレス0x200〜0x2ffにコピーされる。次いで本ルーチンを終了させ、ステップS15(図5)に戻る。
以上のように、本ルーチンが実行されると、特定のユーザが設定する設定情報の記憶領域の内容が管理者による設定情報が記憶されている記憶領域の内容に置き換わるか、管理者による設定情報が記憶されている記憶領域の内容がメーカ推奨の設定情報が記憶されている記憶領域の内容に置き換わる。
本発明の実施の形態の電子内視鏡用プロセッサと、この電子内視鏡用プロセッサに接続される電子内視鏡を示すブロック図である。 電子内視鏡用プロセッサのシステムコントロールのストレージ内に構築された、設定情報記憶領域のメモリマップを示したものである。 設定情報記憶領域のアドレス0x200〜0x2bfのメモリマップを示したものである。 電子内視鏡のユーザが電子内視鏡用プロセッサの電源をオンにし、且つ電子内視鏡を電子内視鏡用プロセッサに接続することによって実行されるルーチンのフローチャートである。 ユーザ若しくは管理者が設定情報の変更を行う際に実行されるルーチンを示すフローチャートである。 設定情報の初期化を行う為のフローチャートである。
符号の説明
100 電子内視鏡
200 電子内視鏡用プロセッサ
201 ケース
202 フロントパネル
210 システムコントロール
211 CPU
212 ストレージ
220 光源部
223 ランプ
224 絞り
226 ペリフェラルコントロール
232 OSD回路
300 モニタ
400 キーボード

Claims (7)

  1. 複数種類の電子内視鏡と接続される電子内視鏡用プロセッサであって、
    該電子内視鏡の識別情報と、該電子内視鏡の使用者の識別情報と、該電子内視鏡の識別情報と該使用者の識別情報ごとに用意された設定情報と、を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている設定情報を用いて、該電子内視鏡及び/または前記内視鏡用プロセッサの設定を変更する、設定変更手段と、
    を有する電子内視鏡用プロセッサ。
  2. 前記メモリに記憶されている前記電子内視鏡の設定情報を編集する情報編集手段をさらに有する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡用プロセッサ。
  3. 前記設定変更手段は、前記電子内視鏡用プロセッサに接続されている電子内視鏡に内蔵されているメモリから該電子内視鏡の識別情報を読み出し、読み出された該電子内視鏡の識別情報に対応する設定情報を前記メモリから読み出すことによって該電子内視鏡及び/または前記内視鏡用プロセッサの設定を変更すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の電子内視鏡用プロセッサ。
  4. 文字情報を入力するための入力手段をさらに有し、
    前記設定変更手段は、前記入力手段を介して入力された該使用者の識別情報に対応する設定情報を前記メモリから読み出すことによって該電子内視鏡及び/または前記内視鏡用プロセッサの設定を変更すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子内視鏡用プロセッサ。
  5. 該設定情報は、該電子内視鏡用プロセッサに接続された電子内視鏡の操作ボタンへの機能割当情報を含むこと、を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子内視鏡用プロセッサ。
  6. 前記メモリには、電子内視鏡共通の設定情報をユーザの識別情報毎に記憶可能であること、を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子内視鏡用プロセッサ。
  7. 前記メモリには、ユーザに共通の設定情報を電子内視鏡の識別情報毎に記憶可能であること、を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子内視鏡用プロセッサ。
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