JPH0669765B2 - 自動車の空気タイヤ用取付装置 - Google Patents

自動車の空気タイヤ用取付装置

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JPH0669765B2
JPH0669765B2 JP4032388A JP3238892A JPH0669765B2 JP H0669765 B2 JPH0669765 B2 JP H0669765B2 JP 4032388 A JP4032388 A JP 4032388A JP 3238892 A JP3238892 A JP 3238892A JP H0669765 B2 JPH0669765 B2 JP H0669765B2
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JP
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mounting device
arm
pneumatic tire
arms
telescope
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JP4032388A
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ショーン ライムンド
ゴンツァガ トゥリオ
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シュタールグルーバー オットー グルーバー ゲーエムベーハー ウント カンパニー
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C25/00Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres
    • B60C25/01Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres for removing tyres from or mounting tyres on wheels
    • B60C25/05Machines
    • B60C25/132Machines for removing and mounting tyres
    • B60C25/135Machines for removing and mounting tyres having a tyre support or a tool, movable along wheel axis
    • B60C25/138Machines for removing and mounting tyres having a tyre support or a tool, movable along wheel axis with rotary motion of tool or tyre support
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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    • B60C25/01Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres for removing tyres from or mounting tyres on wheels
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    • B60C25/132Machines for removing and mounting tyres

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪リムを固定するた
めの回転駆動ホルダと、リム端部からタイヤビードを押
し出すための、台に取り付けられた押し出し装置とで構
成され、押し出し装置にはスライドスリーブによって支
柱に案内され、モータで相互に横移動することができる
2本のアームが設けられており、当該アームの後部末端
がモータで角変位することができるようにスライドスリ
ーブに蝶番で結合され、その自由な前部末端にそれぞれ
リム端部横のタイヤ壁に食い込む押し出し部材が取り付
けられているそのような自動車の空気タイヤ用取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許出願EP−A−0358729
により、自動車の空気タイヤを車輪リムに取り付けた
り、あるいは車輪リムから取り外したりするための装置
は公知となっている。この従来例の装置では、支持台に
車輪リム用のニューマチック回転駆動装置と締め付けア
ームとが配置されており、締め付けアームはニューマチ
ック駆動装置を介して、わずかな角度で垂直線に対して
整列された垂直軸に対して広げられ、その自由端で圧縮
部品を支持している。
【0003】圧縮部品は開脚時に内部からリムベッドに
圧縮を行う。締め付けアームの角度を変化させることに
より、車輪リムは支持台のごくわずか傾斜した垂直軸に
自動的に中心軸が位置するようにセンタリングされる。
押し出し部材を有する押し出し装置の両アームは、水平
面で垂直の支柱に角変位できるように取り付けられてお
り、支柱の軸方向で圧縮空気シリンダを介して、それぞ
れが移動できるように配置されている。
【0004】各アームは、支柱ガイドに固定されたスラ
イドスリーブの形状の取付具と、この取付具の末端に回
転できるように装着されているレバーとで構成されてい
る。このレバーはその自由端で圧縮ローラを支持してい
る。レバーのほぼ中央部分で取付具に配置された圧縮シ
リンダが作用する。圧縮シリンダは、アームの縦軸に対
して反対方向の圧力をレバーに加える。したがってこの
圧力は圧縮ローラにも加えられ、その結果、両アームの
両レバーはそれぞれ限定された角変位運動を、アームの
末端軸受の回りに実現する。機械台の上部末端には、座
屈アームが垂直に角変位できるように装着されている。
座屈アームはその自由端で鈎状のリフト部材を支持して
いる。
【0005】座屈アームが操作者によって駆動され、リ
フトフックが手によってリム端部の上側に引っ張られた
とき、リフト部材は下のタイヤビードを把持する。支持
台を回転させることにより、タイヤビードはこのリフト
フックによりリムから外される。
【0006】この公知の取付装置の問題点は、各種の形
状のタイヤやリムに対して広範囲の適合性を有していな
いことである。また取付装置の個々の機能の操作に操作
者の十分な経験と熟練とが要求されるという課題をも有
している。
【0007】他の従来例として、米国特許US−PS−
4047553により、剛体のベッドの上に支柱状の支
持台が支持されている空気タイヤ用の取付装置が知られ
ている。この支持台のねじスピンドルには、車輪の盤状
部分の固定張り渡しを行うための円錐型の締付車輪が回
転できるように収容されている。垂直の台は圧縮シリン
ダを介してその長さをテレスコープ状に調節することが
できる。また、水平の2本のアームが取り付けられてお
り、その末端にはそれぞれ円錐型の圧縮ローラが装着さ
れている。圧縮ローラはテレスコープ状のアームの垂直
運動によって順次一方あるいは他方の側壁に近付き、一
つあるいは他のタイヤビードをリム端部から離して押え
付けられる。
【0008】このような周知の取付装置の場合でも操作
に熟練を要し、各種の形状や寸法のタイヤやリムに対し
て比較的狭い範囲の適合性しか有していない。同様の構
成と動作とを有する空気タイヤ用取付装置は、米国特許
US−PS3086578によって知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例の取
付装置の他の問題点は、例として合成樹脂製の円錐ロー
ラとして形成された押し出し部材が、押し出し工程でタ
イヤの比較的圧力に弱い側壁に直接作用することであ
る。これにより、タイヤの内部構造とりわけ骨格層(カ
ーカス)が外部から判別できないような損傷を受ける場
合がある。このような損傷は自動車の高速走行時におけ
る突然のバーストなどをもたらす場合があり、絶対に回
避する必要がある。
【0010】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、種々な形状や寸法のタイヤやリムに簡単にまた容易
に適合することができ、また個々の取付工程を可及的に
自動化し、タイヤビードを取り外す押し出し工程中にタ
イヤの前記側壁が損傷することを防止する新規な取付装
置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪のリムを
固定するための回転駆動ホルダと、リムの端部からタイ
ヤビードを押し出すための、台に取り付けられた押し出
し装置とで構成され、押し出し装置にはスライドスリー
ブによって支柱に案内され、モータで相互に横移動可能
な一対のアームが設けられ、当該アームの後部末端がモ
ータで角変位可能にスライドスリーブに蝶番で結合さ
れ、前記アームの遊端となる前部末端にそれぞれリムの
端部横のタイヤ壁に食い込む押し付け部材が装着されて
成る自動車の空気タイヤ用取付装置であって、両テレス
コープアーム(28,29;120,130)がテレス
コープ式に形成されてその長さを調節可能であり、各テ
レスコープアーム(28,29)の上方と下方とにほぼ
平行に線形駆動装置(31,32)が装着されており、
前記両テレスコープアーム(28,29;120,13
0)の長さを調節する調節部材(34)に結合部材(3
5,36)が設けられ、この結合部材(35,36)が
前記線形駆動装置(31,32)が作動した場合に、前
記テレスコープアーム(28,29)の伸縮自在に構成
される内部部品(39,40)と自動的に噛み合うよう
にしたことを特徴とする自動車の空気タイヤ用取付装置
である。
【0012】本発明は、前記各テレスコープアーム(2
8,29)が、ガイドシステム(125〜129)を介
して、スライドスリーブ(112,113)に蝶番で結
合されており、前記ガイドシステム(125〜129)
がテレスコープアーム(28,29)に強制的に角変位
/送り運動を行わせ、タイヤビードがリム突端から離れ
た後、押し出し部材(112)をリムベットに押し込む
ことを特徴とする。
【0013】本発明は、各ガイドシステム(125〜1
29)に各スライドスリーブ(112,113)に固定
された相互に平行な各2枚のプレート(114a,11
4b;115a,115b)が設けられ、前記各プレー
ト(114a〜115b)の間に横断面が四角形のテレ
スコープアーム(120)が収容されており、このテレ
スコープアーム(120)の後方末端に支持部材(12
5)が固定されており、支持部材(125)には、2つ
の横ピボット(126,127)が両端走行ローラと固
定されており、この両端走行ローラが各プレート(11
4,115)に形成されている2つの溝穴(128,1
29)に案内されていることを特徴とする。
【0014】本発明は、一方の溝穴(128)が、各プ
レート(114)に直線状に形成されており、残余の溝
穴(129,137)が複数の湾曲した部分で構成され
ていることを特徴とする。
【0015】本発明は、ハイドロリックシリンダ(3
1,32;116,131)として形成された調節部材
(34,118)を有する各線形駆動装置が、テレスコ
ープアーム(28,29)の内部部品(39,40;1
20)の前部末端に屈伸可能に設けられた結合部材(3
5,36;119,119a)を介して、伸縮自在の内
部アーム部分(121)と結合していることを特徴とす
る。
【0016】本発明は、台(108)の円筒型のガイド
支柱(111)の横に軸平行の四角いガイド棒(10)
が配置されており、スライドスリーブ(12,13)に
ガイド棒(10)と同時に作用する後方のガイド追加分
が形成されていることを特徴とする。
【0017】本発明は、圧縮媒体シリンダとして形成さ
れた各線形駆動装置(31,32)が、スライドスリー
ブ(12,13;112,113)を含むガイドボディ
(25,26;114,115)に別々にピン結合さ
れ、結合部材(35,36;119a)がそれぞれ中間
部材に取付けられ、中間部材がピストン棒(34,11
8)の前部末端とテレスコープアーム(28,29;1
20)の外部にピン結合されていることを特徴とする。
【0018】本発明は、両テレスコープアーム(28,
29,120,130)が同期して駆動操作される調節
レバー(45)を介して、その長さを調節することがで
きるようにしたことを特徴とする。
【0019】本発明は、前記調節レバー(45)が牽引
/推力ロープ(51,52)と連接棒(53,54)と
を介してテレスコープアーム(28,29)の移動可能
な内部部品(39,40)と結合されていることを特徴
とする。
【0020】本発明は、各テレスコープアーム(28,
29)の内部に内部部品(39,40)の伸縮運動用の
線形駆動装置(70)が配置されていることを特徴とす
る。
【0021】本発明は、調節レバー(45)にプッシュ
スイッチ(50)が取り付けられており、圧縮媒体シリ
ンダ(27,31,32)に連通している管の制御機関
と結合していることを特徴とする。
【0022】本発明は、調節レバー(45)が垂直軸の
まわりを角変位可能に構成され、またその縦軸(48)
のまわりを回転可能に構成され、ハンドレバー(48)
を介してその長さを調節することができるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0023】本発明は、テレスコープアーム(28,2
9)の両案内枠(25,26)が円筒型の支柱(23)
にその縦軸(24)のまわりを角変位可能に案内され、
各テレスコープアーム(28,29)が線形駆動装置
(27)を介して、個別に高さ調節可能であることを特
徴とする。
【0024】本発明は、機械台(3;108)の後方側
面に固定された中空支持体のガイド支柱(23;10
9)が、ガイド支柱(23;109)の縦軸(24;1
09)が支持台(2;104)の傾斜した縦軸(9;1
07)に対して、ほぼ平行となるように配置されている
ことを特徴とする。
【0025】本発明は、押し出しローラ(43,44)
が前面を予め湾曲させた円錐型の円板の形に形成され、
弾力に対して横軸のまわりを限定された範囲で角変位可
能に伸縮可能な各内部部品(39,40)の自由端のホ
ルダ(41)に装着されていることを特徴とする。
【0026】本発明は、予め湾曲させた前面と円錐型の
裏面とを有する押し出しローラ(43,44)が、支持
アーム(81)の末端に固定されている傾斜プレート
(80,123)に固定されていることを特徴とする。
【0027】本発明は、リフト装置には関節が複数箇所
に亘って設けられ、かつ3つの部分から構成される座屈
アーム(60,61,62)が設けられ、その末端部品
(62)に180度回転可能であって、前記回転の最終
位置で相対位置を固定することができ、各末端側にリフ
ト部材(67,68)が設けられたダブルアーム(6
4)が装着されていることを特徴とする。
【0028】本発明は、支持台(2)の台軸(9)にば
ね荷重のターンテーブル(12)が移動可能に装着され
ていることを特徴とする。
【0029】本発明は、安全ピボット(15)を中空円
筒型台軸の内部に差し込み可能に構成したことを特徴と
する。
【0030】本発明は、線形駆動装置が圧縮/ハイドロ
リック結合シリンダとして構成されていることを特徴と
する。
【0031】
【作用】上述した本発明の目的は、押し出し装置の両ア
ームをテレスコープ式に構成して、両アームのガイド支
柱を鋭角で垂直に整列させ、支柱上を移動する各アーム
のガイド部材に圧縮シリンダを装着し、当該圧縮シリン
ダのピストン棒が結合部材に作用するように構成し、圧
縮シリンダが作動したときに結合部材がテレスコープア
ームの伸縮自在の内部部品とかみ合うようにすることに
よって解決することができる。
【0032】両押し出しアームをテレスコープ式に構成
することにより、操作者はアームの長さすなわち押し出
し部品の位置を定める際に、テレスコープアームを手動
で引き出して、リム端部の直径に正確に合致させること
ができる。その結果、押し出し部材はリム端部の近傍
で、すなわちタイヤビードに比較的密着して隣接した状
態でタイヤを押し出す。これにより、タイヤやリムの形
状あるいは寸法などが異なっていても、最も効果的な押
し出し作用を行うことができるばかりでなく、圧縮ロー
ラによるタイヤ壁とりわけ骨格層(カーカス)の損傷も
確実に回避することができる。
【0033】押し出し部材の角変位運動と送り運動とを
組み合わせることにより、全ての押し出し工程中に比較
的機械的圧力に対して強いタイヤビードの鞍状部の範囲
で押し出し部材のタイヤへの押し付け動作が行われる。
したがって外部からの圧力によって影響を受けやすいタ
イヤの前記側壁が損傷する恐れが解消される。
【0034】上述した押し付け動作は、例としてテレス
コープアームの長手方向に沿って伸縮する内部部品に、
予め設定した範囲内を角変位することができるように、
圧縮ローラホルダをピン結合することによって有利に作
用させることができる。この場合、この圧縮ローラホル
ダを目的に合わせて上方あるいは下方にずらせてテレス
コープアームに蝶番で固定し、ばねによってその出発位
置に保持することができる。
【0035】ハイドロリックシリンダとして形成された
リニアモータをテレスコープアームの横、すなわち上方
か下方かに軸線を平行に配置することにより、またピス
トン棒をアーム末端の軸受機構と接続しているテレスコ
ープアームの引き出すことができる内部部品と自動的に
かみ合うことができるように結合することにより、駆動
ユニットだけ、すなわちハイドロリックシリンダだけを
操作すれば、押し出し部材の角変位運動と送り運動との
結合が可能となる。
【0036】本発明の具体的な実施態様では、両テレス
コープアームの角変位運動と送り運動とを結合させるた
め、その各々にガイドシステムが使用されている。この
ガイドシステムは、テレスコープアームの後方末端をス
ライドスリーブと接続し、このアーム末端を強制案内運
動させる。
【0037】上述したような目的を達成するために、ガ
イドシステムにはアーム末端に固定された2つの横ピボ
ットと、スライドスリーブに固定された少なくとも一つ
の垂直プレートとがある。垂直プレートには湾曲した上
部溝穴とほぼ直線状の下部溝穴とが形成されており、こ
れらの溝穴に横ピボットが入る。各スライドスリーブに
相互に平行なプレートを横に固定し、プレート間に横断
面が四角形のテレスコープアームを、溝穴によって決定
する寸法で可動なように収容し、またハイドロリックシ
リンダとして形成されたリニア駆動装置もピン結合すれ
ば、ガイドシステムに接続による強度と安定性とをもた
らすことができる。
【0038】ガイドシステムをこのように構成すること
により、押し出し動作時にハイドロリックシリンダが作
動した場合、合成樹脂材料からなる円錐ローラとして形
成された押し出し部材の運動はほとんどが角変位運動と
なる。その理由は、上部横ピボットがほぼ水平に整列さ
せられている溝穴部分まで動いて停止し、下部横ピボッ
トが下部横ピボットに割り当てられた溝穴後部断面に停
止するからである。
【0039】押し出し部材の運動が開始するのは、押し
出し工程の第2段階になってからである。この運動は押
し出し部材をリムの口の部分に押し込むため、角変位運
動ではなく大部分が送り運動となる。この第2の運動で
上部横ピボットは、上部溝穴の湾曲した部分に入り、下
部横ピボットはその溝穴に水平に移動する。さらに、上
部溝穴に合計3つの相互に湾曲した断面が形成されてお
り、これらの断面のうち、テレスコープアームの最初の
運動、すなわち押し出し運動で作用する断面が、タイヤ
の側壁に対して最も垂直な運動を押し出し部材に付与す
るために上方に傾斜している場合、ほぼ例外なく最も優
れた押し出し部材の送り/角変位軌道を実現することが
できる。
【0040】上述した説明は、上部テレスコープアーム
に関するものであるが、このような説明は下部テレスコ
ープアームにも同様に成立しうるものである。
【0041】本発明な好適な例として、円筒形のガイド
支柱の後部の支持台に対して、軸線を平行に整列させた
台に、軸線が平行で四角のガイド棒を配置することがで
きる。この場合、スライドスリーブには後方に追加部分
があり、追加部分は座(はめあい)でガイド棒を把持し
ている。このような二重の案内構造により極めて安定し
たテレスコープアームの滑り止め構造が達成され、押し
出し部材によるタイヤビードへの押し付け動作時に発生
する大きな押圧力とモーメントとを支柱に確実に導くこ
とができる。
【0042】上述したような構造の各構成要素を準備
し、台に湾曲したハンドレバーを取付け、このハンドレ
バーをその中心軸のまわりに回転可能であるように構成
し、またテレスコープ式に引き出すことができるように
構成することができる。このハンドレバーの引き出し可
能部品は、機械的に例として柔軟な推力部品(バウデン
ワイヤ)か、圧力媒体管を介してテレスコープアームの
引き出し可能な2つの部品と接続されている。その結
果、このハンドレバーの縦運動によってテレスコープア
ームの両移動可能内部部品の同期した伸縮運動を生じる
ことができる。
【0043】このハンドレバーには、目的に合致したハ
ンドスイッチが配置され、その操作によりテレスコープ
アームに装着された圧縮シリンダに圧縮媒体、とりわけ
圧縮空気などが供給される。また、調節レバーが水平面
に垂直軸の周りを角変位できるように機械台に装着され
ている。これにより、操作が容易となる。
【0044】本発明の他の実施態様としては、リフト部
材に3つの部品からなる座屈アームが装着されており、
その自由端にはそれぞれリフト器具の装着されたダブル
アームが180度回転可能に固定されている。座屈アー
ムの3つの構成部分は水平軸の周りに屈伸可能に相互に
接続されている。この場合、ばねが座屈アームを自動的
に引っ張り、静止状態が保持される。この座屈アームの
適合可能性により、リムの寸法が異なっていても、選択
されたリフト部材を極めて正確にタイヤビードに位置決
めすることができる。選択して使用することがきる2つ
のリフト部材を使用することにより、スチールリムやア
ルミニウムリムなどの種々な種類のリムに正確に適用す
ることができる。
【0045】本発明の他の実施態様では、支持台の台軸
にばね荷重のターンテーブルを移動できるように取り付
けることができる。このばねプレートは車輪の盤状部分
を台軸に対して垂直に、大きな面積で、したがって確実
に支持している。コイルばねの力に対してこのプレート
を移動することにより、リムを締付アームに対して最適
な高さに位置決めすることができる。その結果、締付ア
ームの圧縮部品は常にリムベッドの平坦な内壁部分に達
するので、支持台でリムを確実に固定保持することがで
きる。
【0046】以下に、本発明に基づく取付装置の特徴や
独自性を図面を参照して順次、説明する。
【0047】
【実施例】図1はの取付装置には剛性で安定した下部構
造1が備えられ、その内部に駆動装置と制御手段とが装
着されている。下部構造1の前部の下方に凹状の部分に
は支持台2が、また相対的に高く形成されている後部に
は、台3が固定されている。台3には、側面の後方にず
らせて押し出し装置4が設けられ、また上方端部には、
リフト装置5が設けられている。前記台3の側面には、
小形部品用の保管棚6が複数固定されている。
【0048】支持台2には矢符7の方向に拡開できる4
本の締め付けアーム8が揺動自在に配置される。締め付
けアーム8は、垂直線に対して鋭角で傾斜した垂直軸9
の周りに、周方向に沿って90度の角度を相互に隔てて
間隔をあけて配置されている。締め付けアーム8の開脚
閉脚動作は、前記下部構造2に配置された圧縮空気モー
タを介して行われる。圧縮空気モータは、押し出しおよ
びリフト工程中、支持台2を垂直軸9の周りに回転させ
る。中心の支持支柱10は、支持台2に関して長手方向
に伸縮自在であって、かつ矢符11方向に双方向に回転
自在となるように装着される。この支持支柱10の遊端
部には、プレート12が固定され、このプレート12は
支持支柱10を巻回して設けられているばね13のばね
力に抗して、手で支持支柱10と共に縮退させることが
きる。
【0049】締め付けアーム8の上端部の圧縮部品14
は、その開脚運動時にプレート12の上に操作者の手で
所望の高さに押し込まれた自動車の車輪のリムベッドの
内壁に当接する。プレート12に車輪の盤状部分を固定
するためには、カウンタプレートとゴム締め付けスリー
ブとが取り付けられている締め付けリーマ15を使用す
ることができる。締め付けリーマ15は、車輪のリムの
ハブの軸穴を通してプレート12と支持支柱10の穴1
6に挿入され、ハンドブラケット17を巻き着けて固定
される。
【0050】押し出し装置4には支持梁20が設けら
れ、支持梁20はその両端がそれぞれ横支持部材21,
22を介して、台3の裏面および下部構造1と固定され
ている。支持梁20は台3の後方側面に配置されてい
る。支持梁20の内部には、ガイド支柱23が取り付け
られ、その軸24は支持台2の垂直軸9と平行に配置さ
れている。このガイド支柱23によって2つの案内枠2
5,26が圧縮空気シリンダ27を介して、相互に近接
/離反する方向に相対的に移動できるように案内され
る。
【0051】圧縮空気シリンダ27の正面には、上部お
よび下部テレスコープアーム28,29がピン結合され
ている。圧縮空気シリンダ27の伸縮時の力により、両
テレスコープアーム28,29は、矢符30の方向すな
わち縦軸24と平行な方向に沿って移動する。とりわけ
両テレスコープアーム28,29は、縦軸24のまわり
に手で同時に回転させることが可能であり、取り付けら
れる自動車の車輪が台3におかれ固定された後、両テレ
スコープアーム28,29は支持台2の垂直軸9に対し
て放射状の位置を占めることができる。
【0052】この好適例では、上部テレスコープアーム
28の上方側と下部テレスコープアーム29の下方側と
にハイドロリックあるいは圧縮空気シリンダ31,32
として形成される線形駆動装置が案内枠25,26にピ
ン結合されており、当該テレスコープアーム28,29
に対して平行に配置されている。
【0053】ピストン棒34の上端部には角変位可能な
中間部材35a,36aを介して鉤状の結合部材35,
36がピン結合されている。結合部材35,36は、ピ
ストン棒34の引き出し運動が開始されると、歯状形材
37に自動的にかみ合う。歯状形材37は各テレスコー
プアーム28,29の伸縮可能な内部部品39,40の
外側に形成されている。
【0054】中間部材35aは、各テレスコープアーム
28,29の外部部品の前部末端に横ピボットの周りを
限られた範囲で角変位できるように取り付けられてい
る。両圧縮空気シリンダ31,32の圧縮媒体の衝撃力
により、鉤状の結合部材35が上部テレスコープアーム
28の歯状形材37にかみ合い、また鉤状の結合部材3
6が下部テレスコープアーム29の下側にある図示され
ていない歯状形材にかみ合う。この場合、テレスコープ
アーム28,29は、矢符38の方向のアーチ状で下方
に向かう軌道に押しやられる。各内部部品39,40の
自由端には、それぞれホルダ41,42が固定されてい
る。
【0055】各ホルダ41,42には、圧縮ローラ4
3,44が横軸の周りを図示されていないばねの力に対
抗して角変位できるように取り付けられている。両圧縮
ローラ43,44の逆方向の角変位運動は、図示されて
いないストッパによって制限される。両圧縮ローラ4
3,44は、耐久性を有する合成樹脂材料から形成さ
れ、環状に屈曲した前面と、後方に円錐状のカバーとが
設けられる。
【0056】内部部品39,40を同時に伸縮させるた
めに、湾曲したハンドレバー45が用いられる。ハンド
レバー45は、支持梁20に固定された取付部46で手
によって矢符47で示す方向に軸方向に移動することが
でき、また矢符48で示すように縦軸の周りを回転させ
ることができる。ハンドレバー45には、プッシュスイ
ッチ50が設けられるており、プッシュスイッチ50で
圧縮空気シリンダ27,31,32の力が制御される。
ハンドレバー45は、さらに牽引/推力ケーブル51,
52を介して、各連結棒53,54に接続される。
【0057】その結果、ハンドレバー45の矢符47方
向への押し込み運動によって、両テレスコープアーム2
8,29の内部部品39,40は、同時にその分だけ各
テレスコープアーム28,29に外部部品から押し出さ
れ方向転換する。
【0058】リフト装置5には、3つのアーム60,6
1,62で構成された座屈アームが設けられ、その第1
アーム60は台3の上の前部端部に横軸の周りを角変位
できるように取り付けられている。図示されていないば
ねは、座屈アーム60を上方に引っ込めた静止位置に保
持する。第3アーム62の遊端部には、ダブルアーム6
4がハンドレバー66を介して、軸65の周りを180
度回転させることができるように、また変位の最終位置
の一端と他端とでロックできるように取り付けられてい
る。
【0059】ダブルアーム64の後方側の屈曲した両端
部には、リフト器具67,68が設けられている。その
一方は、軽金属ホイールを取り付けるために耐久性のあ
る合成樹脂材料で形成され、残余の一方は鋼製ホイール
を取り付けるためにたとえば鋼鉄などの適切な金属材料
で形成される。
【0060】図2の拡大縦断面図のテレスコープアーム
28,29は、その基本構造において図1の取付装置の
テレスコープアーム28,29と同一である。しかしな
がら、ガイド支柱の横断面は六角形状であり、このため
案内枠25は支柱の軸24の周りを角変位することがで
きない。図1の構造例では鉤型の結合部材35を用いた
が、本実施例では歯状部材として形成されており、3角
形の中間部材35aに角変位できるように取り付けられ
ている。
【0061】この中間部材35aは、ピストン棒34の
遊端部と、外部アーム部品の末端とにもピン結合されて
いる。内部部品39には、引っ張りばね70の形状の線
形駆動装置が配置されており、引っ張りばね70はその
前部の端部が内部部品39の横壁71で、その後方端部
が外部アーム部品の内部空間の横壁72で支持されてい
る。圧縮空気シリンダ31と外部アーム部品とはそれぞ
れ横ピボット73,74を介して、案内枠25の凹部に
取り付けられている。ピストン棒34が引き出される
と、図1の実施例と同様に、歯状部材35は自動的に歯
状形材37とかみ合う。この後、矢符75の方向に支持
アームの角変位運動が開始される。
【0062】内部部品39の下の壁にはホルダ41が固
定されている。ホルダ41には圧縮ローラ43が、横ピ
ボット73,74の周りを破線で図示した位置に角変位
できるように装着されている。圧縮ローラ43の後壁と
内部アーム39の横壁71との間には、引っ張りばね7
6が張り渡されている。引っ張りばね76は空気タイヤ
の側壁77に乗った後、圧縮ローラ43,44の前記角
変位運動に対して反作用を行う。圧縮空気シリンダ3
2,33への圧縮媒体の供給は、2本の接続管78,7
9を介して行われる。
【0063】図3に示した変形例では、圧縮ローラ43
はその円錐状の後部部品と共にプレート80に固定結合
されている。このプレート80は支持アーム81の斜角
を付けた末端とも固定接続されている。この構造例の場
合、支持アーム81はほぼ垂直に矢符82の方向に移動
する。この場合、傾斜させた圧縮ローラ43の予め湾曲
させる前面はリム端部83の外面に沿って滑り、タイヤ
ビードをリム端部のその座(嵌め合い)から押し出す。
【0064】上述した取付装置の場合、図1のようにた
だ1つの圧縮シリンダ20だけではなく、両テレスコー
プアーム28,29の高さを調節するために、各テレス
コープアーム28,29にそれぞれ別個の圧縮シリンダ
を取付けるか、あるいはウオームギヤやラックなどの別
の調節具を用いることにより、各テレスコープアーム2
8,29の高さ調節を別々に行うことができる。同様な
ことは連接棒53,54にも当て嵌まることであり、連
接棒53,54の場合は、圧縮媒体シリンダ、ラック、
ウオームギヤなどの適切な線形駆動装置に変えることが
できる。
【0065】テレスコープアーム28,29の移動でき
る内部部品39,40と、ピストン棒34との自動的な
かみ合い結合の方法も図1および図2に示した構成例の
みに限定されるものではなく、例として締付部材などに
よって行うことができる。また、図1〜図3に示した変
形例では、その個々の部品を相互に組み合わせることも
可能である。
【0066】種々な線形駆動装置に一種類のエネルギ、
すなわち圧縮空気だけを使用し、ハイドロリックサーボ
駆動装置などの公知の長所を有効利用するためには、線
形駆動装置を圧縮空気/ハイドロリック結合シリンダと
して形成するか、あるいは押し付け装置に少なくともハ
イドロニューマチック変換器を装備することが望まし
い。この変換器は外部から供給された空気圧を内部の管
システムを介して、様々な調節シリンダに供給された液
圧に変換する。
【0067】図4に示した取付装置では、リム102と
解体される空気タイヤ103とが装着されている自動車
の車輪101が、支持構造物104に固定されている。
支持構造物104には、矢印の方向に開脚することがで
きる複数の支持アーム105と、取付装置の台106に
配置された自動車の車輪101を広げて、垂直軸107
の周りを回転させるための駆動モータが取り付けられて
いる。
【0068】垂直軸107は、鉛直線に対して鋭角で傾
斜している。そのため、自動車の車輪が比較的重量があ
る場合でも、支持構造物104の図示されていないばね
荷重を有する図1に示すようなプレート12と同様なプ
レートで容易に支持することができる。支持構造物10
4の構造は、図1に示した構成例と同様であり、支持ア
ーム105を広げ、自動車の車輪101を回転させる駆
動ユニットとしての図示されていない圧縮空気モータと
を有している。
【0069】台106の後方の高くなった部分には(取
付)台108が固定されている。その縦軸109も垂直
線に対して鋭角で傾斜しており、支持構造物の垂直軸1
07に対して平行となっている。この台108の後部に
は横断面が正方形あるいは長方形のガイド棒110と、
その前の円筒形のガイド支柱111とが相互に軸平行
で、縦軸109に固定されている。この二つのガイド部
材110,111には、スライドあるいは案内スリーブ
112,113が長さの変更ができないように、また捩
られないように案内されている。
【0070】この場合、各ガイドスリーブ112,11
3は、例としてハイドロリックニューマチック操作シリ
ンダなどの線形駆動装置と接続している。線形駆動装置
は、適当な圧力媒体による力によってガイドスリーブ1
12,113を個々にあるいは一緒に縦軸109に沿っ
て逆方向に移動させる。この工程については図1の取付
装置の説明で詳述したが、本実施例の場合もそのような
説明が当て嵌まるものである。
【0071】各スライドスリーブ112,113の前面
には、上部プレート114a,114bと、下部プレー
ト115a,115bとがそれぞれ一対の組として取り
付けられている。これら一対の組のプレート間にはスペ
ースが設けられている。上部プレート114a,114
b間には、ハイドロリックシリンダ116がジャーナル
117を介してピン結合されており、ピストン棒118
は歯止めの爪119に作用を及ぼす。
【0072】また両上部アーム間にはテレスコープアー
ム120が装着されている。その伸縮自在のアーム部品
121は傾斜プレート123を介して、円錐状の圧縮ロ
ーラ122を支えている。テレスコープアーム120の
後部末端には、斜めに屈曲した支持部品125が取り付
けられている。支持部材125には2つの横ピボット1
26,127がたとえば溶接で固定されている。これら
横ピボット126,127は、それぞれその両端部で走
行ローラを支持しており、走行ローラは両プレート11
4a,114bに設けられた溝穴128,129を走行
する。
【0073】図5に示したように、上の溝穴129の断
面は縦軸109に対してほぼ横向きとなっており、下方
に向かう湾曲した断面が持続している。下の溝穴128
には縦軸109に対してほぼ一直線の横向きとなる。
【0074】とりわけ図4に明らかなように、2枚の下
部プレート115a,115b間にも溝穴の2つの横ピ
ボットを介してテレスコープアーム130が取り付けら
れており、このテレスコープアーム130に割り当てら
れたハイドロリックシリンダ131が、そのピストン棒
で歯止めの爪に作用を及ぼす。歯止めの爪は、参照符号
119の歯止めの爪と同様に、テレスコープアーム13
0の収容部に角変位できるように取り付けられている。
このテレスコープアーム130の細部や取付方は、上部
テレスコープアーム120と同一である。
【0075】図6に示した変形例では、図5のテレスコ
ープアーム120と同一である。そのため構造部品も同
一参照符号で識別表示する。図示した構造例では、テレ
スコープアーム120用の操作シリンダ116はハイド
ロニューマチックユニットで、このユニットにパワース
トローク(作動行程)用として、連結部材135を介し
て圧縮液が、バックストローク用として連結部材136
を介して圧縮空気が供給される。これにより、固く嵌り
込んでいるタイヤビードをそのリムの嵌り座から押し出
すための十分なパワーストロークと、押し付けローラ1
12のすばやい戻り運動とが得られる。
【0076】他の変形例では、上の溝穴137が相互に
屈曲した3つの断面で構成されており、それらの内で第
3の断面139に対してほぼ平行の第1の断面137
は、図6に示したように斜め上方に移行している。溝穴
137がこのような形状となっているため、走行ローラ
127は図6に太いラインと数字〜で示した3つの
部分で構成された軌道で案内される。この特殊な運動軌
道により、圧縮ローラ122も3つの段階からなる運動
を行う。そのプロセスは太い線と数字〜で示されて
いる。
【0077】圧縮ローラ122の有効軌道の下端は、数
字〜の各運動の最終ポイントとして破線で示されて
いる。また、この図では歯止めの爪119aが内部アー
ム部品121の歯車装置121aにかみ合っている間と
その後の傾斜運動とは、結合部材119の角度範囲αで
行われる。この場合、歯止めの爪119aは、外部アー
ム部品120の上部壁の断面に作用する。
【0078】上述した取付装置で以下のような作業が行
われる。
【0079】自動車の車輪101を支持台104に載
せ、支持アーム105を広げて車輪101のリムを張り
渡した後、両テレスコープアーム120,130はたと
えば図示されていないロープあるいはその他の適当な手
段で、上部および下部圧縮ローラ122が直接リム端部
の上方と下方とに到達するまで、操作者により同時に伸
長される。スイッチを操作することにより、圧縮空気バ
ルブが開放され、圧縮空気バルブは両テレスコープアー
ムを個々にあるいは同時に駆動することができる。
【0080】本実施例の場合、両アームはガイド支柱1
11と多角形棒110とに案内されている。両テレスコ
ープアーム120のこの逆方向の横運動は、圧縮ローラ
122がタイヤ103のリム102の先端のすぐ横を押
さえ付けると自動的に終了する。その後、両ハイドロリ
ックシリンダの片方あるいは両方が圧縮媒体を供給され
る。これにより、伸縮自在のアーム部品121,132
の上部および下部歯車装置において、結合部材118が
結合する。引き続きピストン118の伸縮運動が行わ
れ、両タイヤビードはその嵌め合い座から押し出され
る。各テレスコープアーム120はこの段階で、回転軸
としての横ピボット126とその走行ローラの回りを角
変位する運動を行う。
【0081】タイヤビードがリム端部2の嵌め合い座か
ら少し押し出されると、ピストン棒118の引き出し運
動により、テレスコープアーム全体がその横ピボットと
それに取り付けられた走行ローラと共に、両溝穴12
8,129にずらされる。この場合、これら両溝穴の形
が互いに合致しているので、押し出しローラ122は角
変位と送りとを組み合わせた運動を行う。その軌道は、
ほぼリムの輪郭と一致している。この角変位と送りとを
組み合わせた運動により、押し出しの全工程中、押し出
しローラ122がリムベッドにかなり深く進入しても、
図5に示したローラ122の作用点はタイヤビードのす
ぐ横だけに止どまり、タイヤの比較的機械的強度が低い
側壁に大きな圧力がかかる事態が防止される。
【0082】本発明は、上述した各実施例の構造例に限
定されるものではなく、場合によっては圧縮ローラの設
けられた押し出しローラ122が直立した台に取り付け
られているなどの、他の広範な種類の変形例を含むもの
である。また、本発明は特に各テレスコープアームとそ
のハイドロリックシリンダとが案内枠に別々にピン結合
されており、案内枠が、ガイド支柱に回転できるように
案内されており、案内支柱が機械台の後方側面に固定さ
れた中空梁に、ガイド支柱の縦軸が支持台の垂直軸に対
してほぼ平行となるように配置されている取付装置にも
適用できるものである。
【0083】ガイド支柱をこのように配置することによ
り、両テレスコープアームがアーム横断面でガイド支柱
の回りを角変位できる取付を行うことができる。これに
より、比較的大きなタイヤを取り付けた場合に、両テレ
スコープアームを作業範囲から側方に出して角変位させ
ることができるため、自動車の車輪を障害物なしで台に
載せ、固定するための十分な空間が得られるという別の
メリットが生まれる。また上述した各実施例毎の構成例
の各部品やそれらの組合わせも相互に組合わせたり交換
したりすることができる。したがって例として図5およ
び図6に基づく両テレスコープアームの引き出し運動
を、図1に示したハンドレバー45,49やロープ5
1,52やあるいはその他の手動あるいはモータによる
調節装置で行うことができる。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、押し出し
装置の両アームをテレスコープ式に構成して、両アーム
のガイド支柱を鋭角で垂直に整列させ、支柱上を移動す
る各アームのガイド部材に圧縮シリンダを装着し、当該
圧縮シリンダのピストン棒が結合部材に作用するように
構成し、圧縮シリンダが作動したときに結合部材がテレ
スコープアームの伸縮自在の内部部品とかみ合うように
する。
【0085】両押し出しアームをテレスコープ式に構成
することにより、操作者はアームの長さすなわち押し出
し部品の位置を定める際に、テレスコープアームを手動
で引き出して、リム端部の直径に正確に合致させること
ができる。その結果、押し出し部材はリム端部の近傍
で、すなわちタイヤビードに比較的密着して隣接した状
態でタイヤを押し出す。これにより、タイヤやリムの形
状あるいは寸法などが異なっていても、最も効果的な押
し出し作用を行うことができるばかりでなく、圧縮ロー
ラによるタイヤ壁とりわけ骨格層(カーカス)の損傷も
確実に回避することができる。
【0086】押し出し部材の角変位運動と送り運動とを
組み合わせることにより、全ての押し出し工程中に比較
的機械的強度が高いタイヤビードの鞍状部の範囲で押し
出し部材のタイヤへの押し付け動作が行われる。したが
って外部からの圧力によって影響を受けやすいタイヤの
前記側壁が損傷する恐れが解消される。
【0087】上述した押し付け動作は、例としてテレス
コープアームの長手方向に沿って、伸縮する内部部品に
予め設定した範囲内を角変位することができるように、
圧縮ローラホルダを蝶番で結合することによって有利に
作用させることができる。この場合、この圧縮ローラホ
ルダを目的に合わせて上方あるいは下方にずらせてテレ
スコープアームにピン結合し、ばねによってその出発位
置に保持することができる。
【0088】ハイドロリックシリンダとして形成された
リニアモータをテレスコープアームの横すなわち上方か
下方に軸線を平行に配置することにより、またピストン
棒をアーム末端の軸受機構と接続しているテレスコープ
アームの引き出すことができる内部部品と自動的にかみ
合うことができるように結合することにより、駆動ユニ
ットだけ、すなわちハイドロリックシリンダだけを操作
すれば、押し出し部品の角変位運動と送り運動との結合
が可能となる。
【0089】ガイドシステムにはアーム末端に固定され
た2つの横ピボットと、スライドスリーブに固定された
少なくとも一つの垂直プレートとがある。垂直プレート
には湾曲した上部溝穴とほぼ直線状の下部溝穴とが形成
されており、これらの溝穴に横ピボットが入る。各スラ
イドスリーブに相互に平行なプレートを横に固定し、プ
レート間に横断面が四角形のテレスコープアームを溝穴
によって決定する寸法で可動なように収容し、またハイ
ドロリックシリンダとして形成されたリニア駆動装置も
ピン結合すれば、ガイドシステムに接続による強度と安
定性とをもたらすことができる。
【0090】ガイドシステムをこのように構成すること
により、押し出し動作時にハイドロリックシリンダが作
動した場合、合成樹脂材料からなる円錐ローラとして形
成された押し出し部材の運動はほとんどが角変位運動と
なる。その理由は、上部横ピボットがほぼ水平に整列さ
せられている溝穴部分まで動いて停止し、下部横ピボッ
トが下部横ピボットに割り当てられた溝穴後部断面に停
止するからである。
【0091】押し出し部材の運動が開始するのは、押し
出し工程の第2段階になってからである。この運動は押
し出し部材をリムの口の部分に押し込むため、大部分が
送り運動となる。この第2の運動で上部横ピボットは、
上部溝穴の湾曲した部分に入り、下部横ピボットはその
溝穴に水平に移動する。さらに、上部溝穴に合計3つの
相互に湾曲した断面が形成されており、これらの断面の
うち、テレスコープアームの最初の運動すなわち押し出
し運動で作用する断面が、タイヤの側壁に対して最も垂
直な運動を押し出し部材に付与するために、上方に傾斜
している場合、ほぼ例外なく最も優れた押し出し部材の
送り/角変位軌道を実現することができる。
【0092】本発明な好適な例として、円筒形のガイド
支柱の後部の支持体に対して、軸線を平行に整列させた
場合に、軸線が四角のガイド棒を配置することができ
る。この場合、スライドスリーブには後方に追加部分が
あり、追加部分は座(はめあい)でガイド棒を把持して
いる。このような二重の案内構造により極めて安定した
テレスコープアームの滑り止め構造が達成され、押し出
し部材によるタイヤビードへの押し付け動作時に発生す
る大きな押圧力とモーメントとを支柱に確実に導くこと
ができる。
【0093】上述したような構造の各構成要素を準備
し、台に湾曲したハンドレバーを取付け、このハンドレ
バーをその中心軸のまわりに回転可能であるように構成
し、またテレスコープ式に引き出すことができるように
構成することができる。このハンドレバーの引き出し可
能部品は、機械的に例として柔軟な推力部品(バウデン
ワイヤ)か、圧力媒体管を介してテレスコープアームの
引き出し可能な2つの部品と接続されている。その結
果、このハンドレバーの縦運動によってテレスコープア
ームの両移動可能内部部品の同期した伸縮運動を生じる
ことができる。
【0094】このハンドレバーには、目的に合致したハ
ンドスイッチが配置され、その操作によりテレスコープ
アームに装着された圧縮シリンダに圧縮媒体とりわけ圧
縮空気などが供給される。また、調節レバーが水平面に
垂直軸の周りを角変位できるように機械台に装着されて
いる。これにより、操作が容易となる。
【0095】本発明の他の実施態様としては、リフト部
材に3つの部品からなる座屈アームが装着されており、
その自由端にはそれぞれリフト部材の装着されたダブル
アームが180度回転可能に固定されている。座屈アー
ムの3つの構成部分は水平軸の周りに屈伸可能に相互に
接続されている。この場合、ばねが座屈アームを自動的
に引っ張り、静止状態が保持される。この座屈アームの
適用可能性により、リムの寸法が異なっていても、選択
されたリフト部材を極めて正確にタイヤビードに位置決
めすることができる。選択して使用することがきる2つ
のリフト部材を使用することにより、スチールリムやア
ルミニウムリムなどの種々な種類のリムに正確に適用す
ることができる。
【0096】本発明の他の実施態様では、支持台の台軸
にばね荷重のターンテーブルを移動できるように取り付
けることができる。このばねプレートは車輪の盤状部分
を台軸に対して垂直に大きな面積で、したがって確実に
支持している。コイルばねの力に対して、このプレート
を移動することによりリムを締付アームに対して最適な
高さに引き出すことができる。その結果、締付アームの
圧縮部品は常にリムベッドの平坦な内壁部分に達するの
で、支持台でリムを確実に固定保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の取付装置の斜視図である。
【図2】図1の取付装置におけるテレスコープアームの
他の構成例を示す断面図である。
【図3】押し付け工程中の他の実施例の円錐状圧縮ロー
ラの拡大側面図である。
【図4】本発明の他の実施例の取付装置の斜視図であ
る。
【図5】テレスコープアームの側面図である。
【図6】テレスコープアームの一部断面を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
4 押し出し装置 5 リフト装置 8 締付アーム 14 圧縮部品 28 上部テレスコープアーム 29 下部テレスコープアーム 35,36 結合部材 37 歯状形材 43.44 圧縮ローラ 45,49 ハンドレバー 61,62 アーム 64 ダブルアーム 66 ハンドレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トゥリオ ゴンツァガ イタリア国 イ−42015 コレッジョ (エッレエ) ヴィア カノロ 41

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪のリムを固定するための回転駆動ホ
    ルダと、リムの端部からタイヤビードを押し出すため
    の、台に取り付けられた押し出し装置とで構成され、押
    し出し装置にはスライドスリーブによって支柱に案内さ
    れ、モータで相互に横移動可能な一対のアームが設けら
    れ、当該アームの後部末端がモータで角変位可能にスラ
    イドスリーブに蝶番で結合され、前記アームの遊端とな
    る前部末端にそれぞれリムの端部横のタイヤ壁に食い込
    む押し付け部材が装着されて成る自動車の空気タイヤ用
    取付装置であって、 両テレスコープアーム(28,29;120,130)
    がテレスコープ式に形成されてその長さを調節可能であ
    り、各テレスコープアーム(28,29)の上方と下方
    とにほぼ平行に線形駆動装置(31,32)が装着され
    ており、前記両テレスコープアーム(28,29;12
    0,130)の長さを調節する調節部材(34)に結合
    部材(35,36)が設けられ、この結合部材(35,
    36)が前記線形駆動装置(31,32)が作動した場
    合に、前記テレスコープアーム(28,29)の伸縮自
    在に構成される内部部品(39,40)と自動的に噛み
    合うようにしたことを特徴とする自動車の空気タイヤ用
    取付装置。
  2. 【請求項2】 前記各テレスコープアーム(28,2
    9)が、ガイドシステム(125〜129)を介して、
    スライドスリーブ(112,113)に蝶番で結合され
    ており、前記ガイドシステム(125〜129)がテレ
    スコープアーム(28,29)に強制的に角変位/送り
    運動を行わせ、タイヤビードがリム突端から離れた後、
    押し出し部材(112)をリムベットに押し込むことを
    特徴とする請求項1に記載の自動車の空気タイヤ用取付
    装置。
  3. 【請求項3】 各ガイドシステム(125〜129)に
    各スライドスリーブ(112,113)に固定された相
    互に平行な各2枚のプレート(114a,114b;1
    15a,115b)が設けられ、前記各プレート(11
    4a〜115b)の間に横断面が四角形のテレスコープ
    アーム(120)が収容されており、このテレスコープ
    アーム(120)の後方末端に支持部材(125)が固
    定されており、支持部材(125)には、2つの横ピボ
    ット(126,127)が両端走行ローラと固定されて
    おり、この両端走行ローラが各プレート(114,11
    5)に形成されている2つの溝穴(128,129)に
    案内されていることを特徴とする請求項2に記載の自動
    車の空気タイヤ用取付装置。
  4. 【請求項4】 一方の溝穴(128)が、各プレート
    (114)に直線状に形成されており、残余の溝穴(1
    29,137)が複数の湾曲した部分で構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動車の空気タイヤ
    用取付装置。
  5. 【請求項5】 ハイドロリックシリンダ(31,32;
    116,131)として形成された調節部材(34,1
    18)を有する各線形駆動装置が、テレスコープアーム
    (28,29)の内部部品(39,40;120)の前
    部末端に屈伸可能に設けられた結合部材(35,36;
    119,119a)を介して、伸縮自在の内部アーム部
    分(121)と結合していることを特徴とする請求項
    1,2,3,4のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ
    用取付装置。
  6. 【請求項6】 台(108)の円筒型のガイド支柱(1
    11)の横に軸平行の四角いガイド棒(10)が配置さ
    れており、スライドスリーブ(12,13)にガイド棒
    (10)と同時に作用する後方のガイド追加分が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  7. 【請求項7】 圧縮媒体シリンダとして形成された各線
    形駆動装置(31,32)が、スライドスリーブ(1
    2,13;112,113)を含むガイドボディ(2
    5,26;114,115)に別々にピン結合され、結
    合部材(35,36;119a)がそれぞれ中間部材に
    取付けられ、中間部材がピストン棒(34,118)の
    前部末端とテレスコープアーム(28,29;120)
    の外部にピン結合されていることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ用取付装
    置。
  8. 【請求項8】 両テレスコープアーム(28,29,1
    20,130)が同期して駆動操作される調節レバー
    (45)を介して、その長さを調節することができるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  9. 【請求項9】 前記調節レバー(45)が牽引/推力ロ
    ープ(51,52)と連接棒(53,54)とを介して
    テレスコープアーム(28,29)の移動可能な内部部
    品(39,40)と結合されていることを特徴とする請
    求項7記載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  10. 【請求項10】 各テレスコープアーム(28,29)
    の内部に内部部品(39,40)の伸縮運動用の線形駆
    動装置(70)が配置されていることを特徴とする請求
    項1〜7いずれかに記載の自動車の空気タイヤ用取付装
    置。
  11. 【請求項11】 調節レバー(45)にプッシュスイッ
    チ(50)が取り付けられており、圧縮媒体シリンダ
    (27,31,32)に連通している管の制御機関と結
    合していることを特徴とする請求項8〜10のいずれか
    に記載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  12. 【請求項12】 調節レバー(45)が垂直軸のまわり
    を角変位可能に構成され、またその縦軸(48)のまわ
    りを回転可能に構成され、ハンドレバー(48)を介し
    てその長さを調節することができるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の
    自動車の空気タイヤ用取付装置。
  13. 【請求項13】 テレスコープアーム(28,29)の
    両案内枠(25,26)が円筒型の支柱(23)にその
    縦軸(24)のまわりを角変位可能に案内され、各テレ
    スコープアーム(28,29)が線形駆動装置(27)
    を介して、個別に高さ調節可能であることを特徴とする
    請求項1〜12のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ
    用取付装置。
  14. 【請求項14】 機械台(3;108)の後方側面に固
    定された中空支持体のガイド支柱(23;109)が、
    ガイド支柱(23;109)の縦軸(24;109)が
    支持台(2;104)の傾斜した縦軸(9;107)に
    対して、ほぼ平行となるように配置されていることを特
    徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の自動車の空
    気タイヤ用取付装置。
  15. 【請求項15】 押し出しローラ(43,44)が前面
    を予め湾曲させた円錐型の円板の形に形成され、弾力に
    対して横軸のまわりを限定された範囲で角変位可能に伸
    縮可能な各内部部品(39,40)の自由端のホルダ
    (41)に装着されていることを特徴とする請求項1〜
    14のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ用取付装
    置。
  16. 【請求項16】 予め湾曲させた前面と円錐型の裏面と
    を有する押し出しローラ(43,44)が、支持アーム
    (81)の末端に固定されている傾斜プレート(80,
    123)に固定されていることを特徴とする請求項1〜
    14のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ用取付装
    置。
  17. 【請求項17】 リフト装置には関節が複数箇所に亘っ
    て設けられ、かつ3つの部分から構成される座屈アーム
    (60,61,62)が設けられ、その末端部品(6
    2)に180度回転可能であって、前記回転の最終位置
    で相対位置を固定することができ、各末端側にリフト部
    材(67,68)が設けられたダブルアーム(64)が
    装着されていることを特徴とする請求項1〜16のいず
    れかに記載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  18. 【請求項18】 支持台(2)の台軸(9)にばね荷重
    のターンテーブル(12)が移動可能に装着されている
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の自
    動車の空気タイヤ用取付装置。
  19. 【請求項19】 安全ピボット(15)を中空円筒型台
    軸の内部に差し込み可能に構成したことを特徴とする請
    求項18に記載の自動車の空気タイヤ用取付装置。
  20. 【請求項20】 線形駆動装置が圧縮/ハイドロリック
    結合シリンダとして構成されていることを特徴とする請
    求項1〜13のいずれかに記載の自動車の空気タイヤ用
    取付装置。
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