JPH066870A - 無線制御システム - Google Patents

無線制御システム

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JPH066870A
JPH066870A JP15668692A JP15668692A JPH066870A JP H066870 A JPH066870 A JP H066870A JP 15668692 A JP15668692 A JP 15668692A JP 15668692 A JP15668692 A JP 15668692A JP H066870 A JPH066870 A JP H066870A
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JP
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command
frame
counter value
transmission
data
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Pending
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JP15668692A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH066870A publication Critical patent/JPH066870A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御動作の遅れがなく、同じ制御が繰り返さ
れるといった不都合がなく、2台以上の送信機を用いる
場合でも受信できなくなるケースの少ない、無線制御シ
ステムを提供する。 【構成】 1回の送信の際、図示構成のフレームを複数
回繰り返し送信する。カウンタフィールドのカウンタ値
はこの複数回にわたり同一値とする。次の送信の際、カ
ウンタ値を更新する。受信側では、受信したフレームの
アドレスフィールドの送信元アドレスとカウンタフィー
ルドのカウンタ値を先に受信しメモリに記憶しているア
ドレス,カウンタ値と比較してコマンドの異同を判定
し、コマンドが異なる時、そのコマンドを実行し、同じ
ときはコマンドを実行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホームコントロール装
置などに好適な無線制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線を使用して、機器の制御または監視
を行うシステムでは、一般に送信したデータが正しく受
信されたことを確認するたるめに、受信側で応答信号を
返送し、正常であれば通信を終了するが、異常であれば
再送する手法を用いる。これをARQ(自動再送要求)
という。しかし、家庭内の監視,制御の場合、例えばセ
キュリティの用途では、火災,侵入,ガス漏れ等の発生
・復旧を通知するシステム、また制御の用途では照明,
エアコン,雨戸等のリモコン制御システムにおいて、装
置のコストを下げるためおよびバッテリを小型にしたい
という理由から受信側を送信機能を持たない受信専用に
する場合が普通である。この場合、ARQが使用出来な
いので、同一データを何フレームか繰り返し送る手法が
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
手法によると、受信側で同じ信号が何回か受信され、同
じ処理を何回か行うことになる。これに伴い次の,
のような問題が発生する。
【0004】通常、受信処理と受信データに基づくア
プリケーション(例えば、負荷の制御やランプの点滅、
信号音の鳴動等)の実行は1つのCPU(または制御装
置)で行っており、受信中はこれらのアプリケーション
が実行できない。高速のCPUであればソフトウエアの
工夫により並列処理も可能であるが、高価となり、また
処理が複雑になる。そのため、受信が終了しないとアプ
リケーションが実行できず、処理が遅れる。
【0005】アプリレーションの実行に要する時間は
通常受信時間より長いため、受信データはバッファメモ
リ上に蓄えられ、順次処理されていく、この時同じコマ
ンドデータが複数受信されていると、無駄な制御が繰り
返し実行される。またこの受信データ(コマンド)が、
負荷をON/OFFするような命令である場合、負荷の
点滅が繰り返されるという不都合がある。
【0006】このような問題に関しこれを解決する手法
として次の,ような手法が提案されている。
【0007】特開平2−199990号公報記載の手
法 この例は、受信後有線ラインに中継信号を送信するもの
であるが、受信に関しては同じ問題を解決しようとして
いる。すなわち、複数フレームのうちの1フレームの受
信確認後、タイマにより受信しない時間を設ける手法で
ある。しかし送信機と受信機が1対1の対応の場合はこ
れでもよいが、送信機が複数あり、それぞれ独立したタ
イミングで送信が行われる場合には、受信できないケー
スが発生するという新たな問題が生じる。
【0008】特開平3−277097号公報記載の手
法 この例は、送信機から、送信データとして、同一の制御
データ(コマンドデータ)にフレーム固有の識別情報を
付加したフレームを複数回繰り返し送出し、受信機で
は、前記フレーム固有の識別情報により有効に受信した
フレームが複数フレーム内のどの位置のものかを判断
し、このフレーム位置に応じて制御動作開始タイミング
を決定するものである。この動作により、有効受信のフ
レーム位置に関係なく、制御動作開始タイミングを常に
同じにでき、また、同じコマンドが複数回受信されても
無駄な制御が実行されるということがなくなる。しか
し、前述の動作により制御動作開始タイミングが送信か
ら常に一定時間遅れ、操作の遅延が発生する。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、制御動作の遅れがなく、同じ制御が繰り返さ
れるといった不都合がなく、2台以上の送信機を用いる
場合でも受信できなくなるケースの少ない、無線制御シ
ステムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では無線制御システムのを次の(1)の通り
に構成する。
【0011】(1)送信元を識別するデータを示すフィ
ールドとコマンドデータを示すフィールドとコマンドの
異同を識別するデータを示すフィールドとを少なくとも
有するフレームを複数回繰り返し送信する送信機と、前
記フレームを受信し前記送信元を識別するデータと前記
コマンドの異同を識別するデータとに基づいて先に受信
したコマンドとは異なるコマンドと判定したときはその
コマンドを実行し、先に受信したコマンドと同じコマン
ドと判定したときはそのコマンドを実行しない受信機と
を備えた無線制御システム。
【0012】
【作用】 前記(1)の構成により、受信機は、受信し
たフレームの送信元を識別するデータとコマンドの異同
を識別するデータにもとづいて、コマンドが先に受信し
たフレームのコマンドと異なるか否か判定し、異なると
きはそのコマンドを実行し、同じときはそのコマンドを
実行しない。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0014】図1は、実施例である“無線制御システ
ム”で用いるフレームの構成を示す図である。本実施例
では、この構成のフレームを、1回の送信の際、図3に
示すように3回繰り返し送信する。図2は本実施例のブ
ロック図である。図2において、1は無線送信部、2は
図1に示す構成のフレームを図3のパターンで送信する
よう制御する送信制御部、2−1はカウンタ、3は操作
部、4はメモリである。なお3はセンサ5の信号を入力
する情報入力部であってもよい。11は無線受信部、1
2は受信制御部、13は機器制御部、14は後述のコマ
ンドの異同判定などの処理を行う処理部、15は送信元
アドレス別にカウンタ値を記憶するメモリ、16は制御
対象機器である。
【0015】前記1〜4は“無線制御システム”の送信
機を構成する要素であり、前記11〜15は同システム
の受信機を構成する要素である。
【0016】図1のフレーム構成において、同期信号,
アドレス,制御,コマンド,FCS(フレームチェック
シーケンス)の各フィールドには、従来通りのデータを
用いる。なおここでの“制御”は制御対象機器16を制
御するデータでなく、伝送制御のデータを示すフィール
ドある。カウンタのフィールドは、後述のようにコマン
ドの異同を識別するデータを示す個所であり、本実施例
では、送信制御部2に設けた、図4に示す4ビットのカ
ウンタ2−1の値を用いる。
【0017】以下動作について説明する。送信機の操作
部3を操作し所要のコマンドを入力すると、送信制御部
2は、メモリ4のデータを用い図1に示す構成のフレー
ムを図3に示すように一定間隔をおいて、第1フレー
ム,第2フレーム,第3フレームと3回繰り返す送信信
号を生成し、この送信信号について無線送信部1で所定
の変調が行われ、送信される。ここでカウンタ2−1が
初期化されていてその値が1とすると、図3の各フレー
ムはカウンタフィールドの値が全て1という同一信号で
送信される。
【0018】受信機で第1フレームを受信すると、処理
部14で、そのフレームのアドレスフィールド,カウン
タフィールドから送信元アドレス,カウンタ値を取り出
し、メモリ15に記憶されている送信元アドレス別のカ
ウンタ値と比較する。受信した送信元アドレスのカウン
タ値とメモリ15の同送信元アドレスのカウンタ値が異
なると、処理部14はコマンドの実行を機器制御部13
に指示し、機器制御部13は制御対象機器16にそのコ
マンドによる制御を行う。新たなカウンタ値“1”はメ
モリ15に記憶する。
【0019】続いて第2フレームを受信すると、処理部
14でその送信元アドレス,カウンタ値を取り出し、メ
モリ15内の同送信元アドレスのカウント値と比較す
る。受信した同送信元アドレスのカウンタ値は“1”
で、メモリ15に記憶されいる同送信元アドレスのカウ
ンタ値と同じであるから、処理部14は機器制御部13
へコマンドの実行を指示しない。受信したカウンタ値
“1”はメモリ15に記憶する。
【0020】続いて第3フレームを受信したときも、送
信元アドレス別のカウンタ値は一致するので、処理部1
4は機器制御部13へコマンドの実行を指示しない。
【0021】次に送信機の操作部3を操作し、新たなコ
マンドを入力する。送信制御部2は、カウンタ2−1の
値を+1して2とし、フレームのカウンタフィールドを
2にして送信信号を生成し、無線送信部1を介して、カ
ウンタフィールドの値が2のフレームを3回繰り返し送
信する。
【0022】受信機では、前述と同様に送信元アドレス
別のカウンタ値を比較し、コマンドの異同の判定を行
う。
【0023】第1フレームの受信では、受信した送信元
アドレスのカウンタ値が“2”であるに対し、メモリ1
5に記憶されている同送信元アドレスのカウンタ値が
“1”なので、受信したコマンドが先のフィールドのコ
マンドと異なると判定し、制御動作を行う。第2フレー
ム,第3フレームの受信では、メモリ15の同送信元ア
ドレスのカウンタ値は“2”となっているので、コマン
ドが同じと判定し制御動作は行わない。
【0024】たとえば、第1フレームがノイズで受信で
きないときは、メモリ15のカウンタ値は更新されず、
“1”のままなので、第2フレームの受信でコマンドが
異なると判定され、制御が行われ、第3フレームの受信
ではメモリ15のカウンタ値は“2”に更新されている
ので、コマンドが同じと判定され制御が行われない。
【0025】カウンタ2−1は1から15まで数えた後
また1にもどるものとする。この場合カウンタ値1のフ
レームを受信した後、カウンタ値2〜15のフレームが
ノイズにより受信できなくてまたカウンタ値1のフレー
ムを受信した場合は、そのフレームのコマンドを実行で
きなくなるが、これは非常に低い確率と考えられる。ま
た、送信機で、消費電力を減らすため電源を切り、その
都度メモリが消えるものもあると考えられるので、この
場合、電源投入時はカウンタ値を0で送信し、受信機で
カウンタ値0を受信すると常に制御動作するようにして
おけば良い。
【0026】以上の説明は、1台の送信機から送信する
ケースであるが、次に2台の送信機から送信するケース
について説明する。今、図5に示すように、フレームと
フレームの間隔がフレームの長さより長いとして、送信
機1,2から図示タイミングで送信が行われたとする。
送信機1のアドレスを1、送信機2のアドレスを2とす
る。送信機1からの各フレームのカウンタ値を4、送信
機2からの各フレームのカウンタ値を8とする。
【0027】受信機では、送信機1の第1フレーム,送
信機2の第1フレーム,送信機1の第2フレーム,送信
機2の第2フレーム……の順で受信する。送信機1の各
フレームのカウンタ値は全て4、送信機2の各フレーム
のカウンタ値は全て8であるから、送信機1の第1フレ
ームのコマンドおよび送信機2の第1フレームのコマン
ドは実行されるが、それ以外のフレームのコマンドは実
行されない。
【0028】送信機1からのフレームのカウンタ値と送
信機2からのフレームのカウンタ値がたまたま一致して
も、コマンドの異同の判定は、送信元アドレス別のカウ
ンタ値に基づいて行われるので、誤動作はしない。
【0029】また図5に示すように、各送信機1,2か
らのフレームが衝突してそのフレームが受信できなくて
も、メモリ15の値が変わらず、特に問題がない。
【0030】このようにして、最初のフレームの受信
後、ただちにコマンドが実行され、その後の同じコマン
ドのフレームの受信によってはコマンドが実行されず、
2台以上の送信機を用いる場合でも受信不能になるケー
スが少ない。
【0031】なお、本実施例では、コマンドの異同を判
定するのに、送信元アドレスとをそのカウンタ値を用い
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、た
とえばカウンタ値の代わりに適宜の符号(コマンドの異
同を識別するデータ)を用いる形で実施することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御動作の遅れがなく、同じ制御が繰り返される不都合
がなく、また2台以上の送信機を用いる場合にも受信で
きなくなるケースが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で用いるフレームの構成を示す図
【図2】 実施例のブロック図
【図3】 1回の送信パターンを示す図
【図4】 カウンタの構成例を示す図
【図5】 2台の送信機を用いる場合の説明図 1 無線送信部 2 送信制御部 11 無線受信部 14 処理部 15 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元を識別するデータを示すフィール
    ドとコマンドデータを示すフィールドとコマンドの異同
    を識別するデータを示すフィールドとを少なくとも有す
    るフレームを複数回繰り返し送信する送信機と、前記フ
    レームを受信し前記送信元を識別するデータと前記コマ
    ンドの異同を識別するデータとに基づいて先に受信した
    コマンドとは異なるコマンドと判定したときはそのコマ
    ンドを実行し、先に受信したコマンドと同じコマンドと
    判定したときはそのコマンドを実行しない受信機とを備
    えたことを特徴とする無線制御システム。
JP15668692A 1992-06-16 1992-06-16 無線制御システム Pending JPH066870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668692A JPH066870A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 無線制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668692A JPH066870A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 無線制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066870A true JPH066870A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15633115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15668692A Pending JPH066870A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 無線制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066870A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249933A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Smk Corp 無線通信モジュール、リモートコントロール装置および無線システム
JP2012168321A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Nikon Corp リモコン送信機、リモコン受信機、カメラ、および撮影システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011249933A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Smk Corp 無線通信モジュール、リモートコントロール装置および無線システム
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