JPH0668342U - 同軸ケーブル用コネクターの外部導体締付具 - Google Patents

同軸ケーブル用コネクターの外部導体締付具

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JPH0668342U
JPH0668342U JP009116U JP911693U JPH0668342U JP H0668342 U JPH0668342 U JP H0668342U JP 009116 U JP009116 U JP 009116U JP 911693 U JP911693 U JP 911693U JP H0668342 U JPH0668342 U JP H0668342U
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tightening
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coaxial cable
tightening cylinder
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滝本道男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクター本体ないし締付金具に対する組付け
作業を簡易に行え、部品点数の多さによって有り勝ちな
部品の紛失を可及的に防ぐ。 【構成】コネクター本体80に締付金具81を螺合し、
この締付金具81を締め付けることによって同軸ケーブ
ルCの外部導体90の締め付け操作を行う同軸ケーブル
用コネクターにおいて、一端が締付金具81に係止する
第一締付筒1と、一端がコネクター本体80に係止する
第二締付筒2を、割クランプ3を介在させて第一締付筒
1の他の一端に第二締付筒2の他の一端を挿入して互い
に移動可能に一体的に結合すると共に、前記割クランプ
3の端部が摺接する押圧縁7,10を、割クランプ3に
対して離開する方向に漸次縮径するテーパー状にして第
一、第二の締付筒1,2の内面に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクター本体に締付ナットを螺合し、この締付ナットを締め付け ることによって同軸ケーブルの外部導体を締め付けるようにした同軸ケーブル用 コネクターの外部導体締付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実公平2−5504号公報所載のように互いに別体にした締付筒と割 クランプで構成し、締付筒の内面に備えたテーパー状の押圧壁に割クランプの周 面が摺接して縮径させるようにして同軸ケーブルの外部導体を締め付けるように した構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の従来例は、外部導体締付け具の構成材が互いに別体であるため部品点数 が多くなり、電柱上等において同軸ケーブルとコネクターの接続作業中部品を落 下させるおそれがそれだけ増大したり、或いは組付けの作業ミスを冒し、無用な 事故の発生の要因となる。
【0004】 本考案は斯様な常況に鑑み案出したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
コネクター本体に締付金具を螺合し、この締付金具を締め付けることによって 同軸ケーブルの外部導体の締め付け操作を行う同軸ケーブル用コネクターにおい て、一端が締付金具又はコネクター本体に係止する第一締付筒と、一端がコネク ター本体又は締付金具に係止する第二締付筒を、割クランプを介在させて第一締 付筒の他の一端に第二締付筒の他の一端を挿入して互いに移動可能に一体的に結 合すると共に、前記割クランプの端部が摺接する押圧縁を、割クランプに対して 離開する方向に漸次縮径するテーパー状にして第一、第二の締付筒の一方又は双 方の内面に形成した構成とするのである。
【0006】
【実施例】
図面は本考案に係る同軸ケーブル用コネクターの外部導体締付具の実施例を示 し、図1は第一実施例の断面図、図2は使用状態を示す断面図、図3は第二実施 例の断面図、図4は第三実施例の断面図、図5は第四実施例の断面図、図6は第 四実施例の側面図、図7は第五実施例の断面図、図8は第六実施例の断面図、図 9は図8のa−a線断面図、図10は第七実施例の第一締付筒の断面図、図11 は割クランプの変形例を示す正面図である。
【0007】 図1および図2(第一実施例)において、Aは外部導体締付具で、締付具Aは 、第一締付筒1と第二締付筒2およびこれらの間に介在させた割クランプ3を互 いに移動可能に一体的に結合して構成したものである。
【0008】 第一締付筒1は一端部1a側を厚肉にし、他の一端部1b側を内面4に段部5 を設けて薄肉にし、前記一端部1aに断面円弧状の縁部6を備え、この縁部6の 近傍の前記内面4部に押圧縁7を形成して成り、押圧縁7はこの第一締付筒1に 結合した前記割クランプ3に離開する方向(縁部6方向)に漸次縮径するテーパ ー状にしたものである。
【0009】 第二締付筒2は一端2a部側を大径部8とし、他の一端2b部側を小径部と成 し、内面9の小径部から大径部8にかけて第一締付筒1の押圧縁7と同様に前記 割クランプ3に対して離開する方向に漸次縮径するテーパー状にした押圧縁10 を設けたものである。
【0010】 前記割クランプ3は内面11に両端3a,3b間にわたる無数の溝12,12 ,…を形成したものである。この溝は割クランプの円周方向に設けても良い。
【0011】 しかして、他の一端部1b側から割クランプ3を第一締付筒1に挿入して一端 部3aを押圧縁7に係止するようにして割クランプ3を第一締付筒1内に収納し 、この割クランプ3と第一締付筒1の薄肉部側の前記他の一端部1間に形成され る移動間隙13に、第二締付筒2の一端2a側の大径部8を挿入して、割クラン プ3の他の一端部3b側を押圧縁10に係止させるようにして保持させ、第一締 付筒1の薄肉部側の他の一端2b部を内側方向に屈曲して係止片14を形成せし め、この係止片14を第二締付筒2の大径部8の周側に係止させるようにして、 各構成材1,2,3は前記の通り互いに移動可能に一体的に結合されて締付具A を構成する。
【0012】 そして、この締付具Aを、第二締付筒2側を同軸ケーブル用コネクターBの本 体80側に配するようにして本体80と締付金具81とで構成される空隙82内 に装置し、本体80に螺合した締付金具81を締め付けると、第二締付筒2の他 の一端2bは補強スリーブ83の鍔部83aを介して前記本体80に係止される 一方、第一締付筒1は締付金具81に係止され、前記締め付け操作によって両者 1,2は互いに接近方向に移動する。この結果、割クランプ3の端部3a,3b は第一、第二の締付筒1,2に形成した押圧縁7,10を摺接して同軸ケーブル Cの外部導体90を締付けることになるのである。
【0013】 なお、図示84は接続ナット、85は中心コンタクト、86aと86bは第一 、第二の絶縁体、87aと87bは第一、第二の弾性体、91は外皮、92は絶 縁体、93は内部導体を示す。
【0014】 図3で示す第二実施例のものは、第一締付筒1の押圧縁7に代えて受縁15を 設け、これに割クランプ3を係止させるようにしたものである。
【0015】 また、図4で示す第三実施例は、第二締付筒2側の押圧縁10を省略し、第二 締付筒2の一端2a部に割クランプを受止させるようにしたものである。
【0016】 図5および図6で示すものは、第一締付筒1の他の一端部1b側の内面に係合 溝16を設け、該係合溝16にCリング17を嵌着し、このCリング17によっ て各構成材1,2,3を一体的に結合したものである。
【0017】 さらに、図7で示す第五実施例は第一締付筒1を、モールド成形した第一部材 1Aと第二部材1Bを互いに圧着して構成し、(図10で示すような螺合接続で も良い)第二部材1B側に各部材1,2,3結合用の係止縁18を設けて、これ に第二締付筒2を係止させるようにし、各部材は前記第一部材1Aと第二部材1 Bの結合と同時に互いに組付けられる。
【0018】 図8および図9で示す第六実施例は第一締付筒1を長手方向に分割した形式の 第一部材1Cと第二部材1Dで構成し、第一部材1C側に設けた突子20を第二 部材1D側に設けた係止穴21に圧入してこれらを互いに結合して第一締付筒1 を構成し、第二締付筒2には第一締付筒1に結合する際に縮径するためのスリッ ト19を形成してあるが、このスリット19は必ずしも必要としない。
【0019】 図10は前記第五実施例の変形例であり、第一部材1Aと第二部材1Bを互い に螺合して第一締付筒1を構成させたものである。
【0020】 なお、図11で示す割クランプ3の変形例は各実施例に用いることが可能であ る。
【0021】 また、各実施例は、第一締付筒1に第二締付筒2を挿入して結合するようにし てあるが、第二締付筒2に第一締付筒1を挿入して結合する構造のものがあって も良いことは勿論である。
【0022】
【考案の効果】
本考案は前記の通り、同軸ケーブルの外部導体を締付けるに必要なコネクター の構成材である第一、第二の締付筒と割クランプを互いに一体的に結合してある から、これら各部材をコネクター本体ないし締付金具に対する組付け作業を簡易 に行うことができ、部品点数の数によって有り勝ちな紛失、或いは電柱上作業に おける落下を可及的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の断面図。
【図2】使用状態を示す断面図。
【図3】第二実施例の断面図。
【図4】第三実施例の断面図。
【図5】第四実施例の断面図。
【図6】第四実施例の側面図。
【図7】第五実施例の断面図。
【図8】第六実施例の断面図。
【図9】図8のa−a線断面図。
【図10】第七実施例の第一締付筒の断面図。
【図11】割クランプの変形例を示す正面図。
【符号の説明】
1 第一締付筒 2 第二締付筒 3 割クランプ 7 押圧縁 10 押圧縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクター本体に締付金具を螺合し、こ
    の締付金具を締め付けることによって同軸ケーブルの外
    部導体の締め付け操作を行う同軸ケーブル用コネクター
    において、一端が締付金具又はコネクター本体に係止す
    る第一締付筒と、一端がコネクター本体又は締付金具に
    係止する第二締付筒を、割クランプを介在させて第一締
    付筒の他の一端に第二締付筒の他の一端を挿入して互い
    に移動可能に一体的に結合すると共に、前記割クランプ
    の端部が摺接する押圧縁を、割クランプに対して離開す
    る方向に漸次縮径するテーパー状にして第一、第二の締
    付筒の一方又は双方の内面に形成した、外部導体締付
    具。
JP1993009116U 1993-03-05 1993-03-05 同軸ケーブル用コネクターの外部導体締付具 Expired - Fee Related JPH0747823Y2 (ja)

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