JP3100380B1 - 同軸ケーブル用コネクター - Google Patents

同軸ケーブル用コネクター

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JP3100380B1
JP3100380B1 JP11263656A JP26365699A JP3100380B1 JP 3100380 B1 JP3100380 B1 JP 3100380B1 JP 11263656 A JP11263656 A JP 11263656A JP 26365699 A JP26365699 A JP 26365699A JP 3100380 B1 JP3100380 B1 JP 3100380B1
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clamp
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後藤欣哉
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兼藤産業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 中心コンタクトによる同軸ケーブルの芯線の
挾持操作を自動的に行え、しかも、芯線を確実に挾持で
きる同軸ケーブル用コネクターを提供する。 【解決手段】 一端側を機器aに取付けるコネクター本
体1の他の一端側に締付け金具17を螺合して組付け、
この締付け金具17の螺合操作によって押圧される割り
クランプ7を、前記コネクター本体1に収設した案内筒
3の内側に係合する。該割りクランプ7の後端方向に径
を漸次拡開させた後部側の外周縁7´を、前記案内筒3
の、後端方向に径を漸次拡開させた後部側の内周縁3´
に摺接する。また、この割りクランプ7に、ピン2aが
前記案内筒3を貫通する中心コンタクト2を嵌挿し、該
中心コンタクト2の同軸ケーブルCの芯線用の挾持筒2
bに設けたスリット2cと、前記割りクランプ7に設け
たスリット7cを互いに一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同軸ケーブル用コネクタ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−190858号公報
に記載の通り、同軸ケーブル用コネクターは、クランプ
リングによって同軸ケーブルの外部導体を、中心コンタ
クトによって同軸ケーブルの芯線をそれぞれ挾持して、
前記同軸ケーブルを機器に接続するために用いるもので
あるが、中心コンタクトによって芯線を挾持させるに
は、中心コンタクトの挾持筒を工具でかしめているのが
一般で、このかしめ手段によって芯線に組付けた中心コ
ンタクトをコネクター本体に貫挿支持させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前記の通り、
いわば手作業によって中心コンタクトによって芯線を挾
持させるため、作業性に欠け、挾持(組付け)精度にば
らつきが生じ勝ちとなる。
【0004】本発明は、中心コンタクトによる芯線の挾
持操作を自動的に行え、しかも、優れた挾持精度を得ら
れる同軸ケーブル用コネクターを提供すべく創案したも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】一端側を機器に取付ける
コネクター本体の他の一端側に締付け金具を螺合して組
付け、この締付け金具の螺合操作によって押圧される割
りクランプを、前記コネクター本体に収設した案内筒の
内側に係合し、該割りクランプの後端方向に径を漸次拡
開させた後部側の外周縁を、前記案内筒の、後端方向に
径を漸次拡開させた後部側の内周縁に摺接し、この割り
クランプに、ピンが前記案内筒を貫通する中心コンタク
トを嵌挿し、該中心コンタクトの同軸ケーブルの芯線用
の挾持筒に設けたスリットと、前記割りクランプに設け
たスリットを互いに一致させたことを基本的手段とす
る。
【0006】なお、割りクランプに設けた貫通孔の中間
部に受止部を設け、該受止部に係止部を係止して中心コ
ンタクトを前記貫通孔に嵌挿し、前記受止部と前記係止
部は互いに一致する断面非円形とすることにより、割り
クランプと中心コンタクトを、それぞれに設けたスリッ
トが互いに一致する配置関係にして、組付けることがで
き、従って、芯線を確実に挾持できる同軸ケーブル用コ
ネクターを提供できる。
【0007】
【作用】締付け金具によって押圧される割りクランプ
は、後部側の外周縁が案内筒の円周縁に案内されて縮径
し、この縮径によって、割りクランプのスリットと同位
置にスリットを配置した中心コンタクトの挾持筒は、該
スリットの有る領域全体が縮径して芯線を挾持する。
【0008】
【実施例】図面は本発明に係る同軸ケーブル用コネクタ
ーの一実施例を示し、図1は断面図、図2は中心コンタ
クトと割りクランプの関係を示す一部欠截正面図、図3
は中心コンタクトの斜視図、図4は割りクランプの一部
欠截斜視図である。
【0009】図中、1は先端側を機器aに螺合して取付
けるコネクター本体で、コネクター本体1の軸線上には
中心コンタクト2を配して同軸ケーブルCの芯線(中心
導体)Caと接続するようにし、中心コンタクト2のピ
ン2aをコネクター本体1の内側に収設した合成樹脂製
(絶縁体)の案内筒3を通じて本体1より突出させ機器
aに差し込むようになっている。
【0010】中心コンタクト2は、後部側の周側に等間
隔を存して複数個のスリット2c,2c,2c,2cを
軸線に沿わせて形成した挾持筒2bの先端に、前記ピン
2aを突設して構成し、挾持筒2bの先端部(ピン2a
の基部)には、挾持筒2bの先端部の相対する部分を切
欠して得られるような形状の断面略方形状(断面非円形
であれば良い)の係止部4を設けて構成し、この中心コ
ンタクト2を貫通孔6において貫通させるようにして割
りクランプ7と互いに組付けたものである。
【0011】割りクランプ7の前記貫通孔6は、先端側
に配した前記ピン2aを貫通させる小径部6aと後端側
の前記挾持筒2bを嵌挿する大径部6bとの間に前記係
止部4と一致する(断面同形)受止部8を介在させて成
り、これら大径部6b、受止部8および小径部6aを順
次通じて中心コンタクト2をピン2a側から貫通させ、
受止部8に係止部4が係止するようにして、前記の通
り、中心コンタクト2と割りクランプ7を互いに組付け
てある。
【0012】中心コンタクト2を組付けた割りクランプ
7は、前記案内筒3に後方から係合して移動可能に組付
けたもので、後部に設けた後端方向に径を漸次大きくし
た外周縁7´を、案内筒3の後部に設けた、後端方向に
径を漸次大きくした内周縁3´に摺接し、外周縁7´
の、内周縁3´に案内された移動によって縮径して中心
コンタクト2の挾持筒2b(芯線Caとの接続部)を縮
径させて中心コンタクト2によって前記の通り芯線Ca
を挾持させる。
【0013】割りクランプ7(の後部)と中心コンタク
ト2(の挾持筒2b)はそれぞれスリット2c,7cを
設けて前記縮径動作が円滑に行われるようになってお
り、割りクランプ7側のスリット7cと中心コンタクト
2側のスリット2cの円周方向の位置関係を互いに同位
置に配することによって割りクランプ7の縮径動作が中
心コンタクト2にそのまま現われて芯線Caを確実かつ
強固に挾持することができる。
【0014】なお、中心コンタクト2と割りクランプ7
に設けたスリット2c,7cは、それぞれに予め形成し
ておき、前記の通り、割りクランプ7に設けた貫通孔6
を利用して両材2,7を互いに組付ける際、中心コンタ
クト2側の係止部4が割りクランプ7側の受止部8に係
止することによりスリット2c,2c,2c,2cとス
リット7c,7c,7c,7cと一致するようになって
おり、係止部4と受止部8の係合関係は、スリット2c
とスリット7cとの位置合わせとして機能し、この結
果、割りクランプ7の縮径動作が、中心コンタクト2の
スリット2cを備えた挾持筒2bに作用して、芯線Ca
を軸線に沿って、いわば線状に挾持することになり、芯
線Caを確実強固に挾持することができる。
【0015】9は割りクランプ7の後端側に樹脂製(絶
縁体)の仲介リング10を介して接するフェルールで、
フェルール9は、受圧筒部9bと該受圧筒部9bの内側
に配した挾持筒部9aをそれぞれの基部において互いに
接続して構成し、挾挿筒部9aを同軸ケーブルCの外部
導体Cbと内部絶縁体Ccの間に挾挿するようにして同
軸ケーブルCに組付け(接続し)、外周面(受圧筒部9
bの)に設けた突条11を前記本体1の後部側の内周面
に形成した案内溝12に摺嵌し、先端側を後部側の小径
部を係合した前記仲介リング10を介して前記割りクラ
ンプ7に接触するようにしてある。もっとも、仲介リン
グ10を省略して割りクランプ7(絶縁体で成る)とフ
ェルール9が直接接触するように構成しても良い。
【0016】このフェルール9の前記受圧筒部9bの基
部側の内周面に後端方向に径を漸次大きくしたテーパ壁
9cを設け、該テーパ壁9cと逆方向すなわち先端方向
に径を漸次大きくしたテーパ壁13cを押圧リング13
の先端側の内周面に設け、これらテーパ壁9c,13c
とに接して縮径するクランプリング14を前記フェルー
ル9の受圧筒部9bと押圧リング13の内側に配し、外
部導体Cbを介してフェルール9の前記挾挿筒部9aを
取り囲むようにしてある。
【0017】前記押圧リング13は、先端側の外周面に
設けた突条16を前記案内溝12に摺嵌し、コネクター
本体1の後端側に設けた雄螺子に螺合して締付ける締付
け金具17に押圧されてコネクター本他1の軸線に沿っ
て移動するようにしてある。
【0018】しかして、案内筒3、割りクランプ7、中
心コンタクト2、仲介リング10、フェルール9、クラ
ンプリング14および押圧リング13を組合わせた状態
で、本体1の先端側に設けた雄螺子を利用してコネクタ
ー本体1を機器aに取付けた後、所定の通り加工処理し
た同軸ケーブルCの端末を押圧リング13の内側に差し
込むと、中心コンタクト2の挾持筒2bに芯線Caが挿
入される一方、フェルール9の挾挿筒部9aが同軸ケー
ブルCの外部導体Cbと内部絶縁体Ccの間に相対的に
挾挿され、この状態で、同軸ケーブルCに該ケーブルC
を貫通させるようにして組付けておいた締付け金具17
をコネクター本体1位置に移動させて締付け金具17を
雄螺子に螺合締付けると、押圧リング13はワッシャー
を介して締付け金具17に押圧されて移動し、縮径前に
あるクランプリング14を移動させ、この結果、押圧リ
ング13側のテーパ壁13cとフェルール9側のテーパ
壁9cに端部が接してクランプリング14が縮径してフ
ェルール9の挾挿筒部9aとで外部導体Cbを挾持し、
この挾持状態時と相前後して突条16と案内溝12の係
合関係によってコネクター本体1の軸線に沿って移動し
ていた押圧リング13は、フェルール9の受圧筒部9b
に接して押圧し、この結果、押圧リング13に押圧され
てフェルール9は同軸ケーブルCと一体的にして移動
し、仲介リング10を介して割りクランプ7を押圧し、
割りクランプ7は中心コンタクト2と一体的になって、
かつ、芯線Caの移動量と同量移動しつつ、内周縁3´
と外周縁7´の摺接関係によって縮径して中心コンタク
ト2を縮径させて芯線Caを挾持させ、締付け金具17
の螺合操作完了時には、図1で示す状態を得られるので
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
同軸ケーブルの芯線を中心コンタクトによって確実に挾
持することのできるコネクターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図。
【図2】中心コンタクトと割りクランプの関係を示す一
部欠截正面図。
【図3】中心コンタクトの斜視図。
【図4】割りクランプの一部欠截斜視図。
【符号の説明】
1 コネクター本体 2 中心コンタクト 2a ピン 2b 挾持筒 2c スリット 3 案内筒 3´ 内周縁 7 割りクランプ 7´ 外周縁 7c スリット 17 締付け金具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を機器に取付けるコネクター本体
    の他の一端側に締付け金具を螺合して組付け、この締付
    け金具の螺合操作によって押圧される割りクランプを、
    前記コネクター本体に収設した案内筒の内側に係合し、
    該割りクランプの後端方向に径を漸次拡開させた後部側
    の外周縁を、前記案内筒の、後端方向に径を漸次拡開さ
    せた後部側の内周縁に摺接し、この割りクランプに、ピ
    ンが前記案内筒を貫通する中心コンタクトを嵌挿し、該
    中心コンタクトの同軸ケーブルの芯線用の挾持筒に設け
    たスリットと、前記割りクランプに設けたスリットを互
    いに一致させた、同軸ケーブル用コネクター。
  2. 【請求項2】 割りクランプに設けた貫通孔の中間部に
    受止部を設け、該受止部に係止部を係止して中心コンタ
    クトを前記貫通孔に嵌挿し、前記受止部と前記係止部は
    互いに一致する断面非円形とした、請求項1記載の同軸
    ケーブル用コネクター。
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