JPH083966Y2 - 幹線分岐用圧縮スリーブ - Google Patents

幹線分岐用圧縮スリーブ

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Publication number
JPH083966Y2
JPH083966Y2 JP4107692U JP4107692U JPH083966Y2 JP H083966 Y2 JPH083966 Y2 JP H083966Y2 JP 4107692 U JP4107692 U JP 4107692U JP 4107692 U JP4107692 U JP 4107692U JP H083966 Y2 JPH083966 Y2 JP H083966Y2
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JP
Japan
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compression
sleeve
branch
compression sleeve
branching
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4107692U
Other languages
English (en)
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JPH0592967U (ja
Inventor
英二 半田
英二 江口
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は幹線分岐用圧縮スリーブ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の幹線分岐用スリーブは図8に示す
ように、スリーブ20に穿設したU状溝21を、分岐線
取り付け位置を段剥きして露出させた幹線ケーブル導体
Cに上方から嵌め込んだ後、U状溝21に蓋体23を取
り付け、スリーブ20を幹線ケーブル導体Cに半田付け
により取り付け、螺子孔22に分岐線に取り付けたコネ
クタのピンコンタクト(図省略)等を螺着させるように
構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、幹線ケ
ーブル導体Cに分岐用スリーブ20を半田付けにより取
り付けると完全に取り付けられたか否かの判断が難しく
信頼性に欠けるばかりでなく、半田付け作業が分岐用ス
リーブ20の下側からとなるため作業性が極めて悪く、
また、U状溝21に蓋体23を取り付ける際、蓋体23
の長さが長いために、幹線ケーブル導体Cの露出長を長
くしなければならないという問題点があった。
【0004】なお、半田付け作業の代わりに、分岐用ス
リーブ20を圧縮により幹線ケーブル導体Cに圧着する
ことが考えられるが、圧縮により分岐用スリーブ20を
幹線ケーブル導体Cに圧着すると、圧縮時の歪みにより
螺子孔22が変形し、分岐線に取り付けたコネクタのピ
ンコンタクト等を螺着することができなくなるという問
題点がある。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、螺子孔を変形させることなく幹線ケーブル導体に完
全且つ強固に圧着することができ、且つ、幹線ケーブル
導体の露出長を短くし得る幹線分岐用の圧縮スリーブを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、分岐線を接続
する螺子孔3を穿設した分岐線接続部2の両側に、該分
岐線接続部2との境界に円周方向にスリット5を穿設し
た圧縮部4を設け、軸心に電線把持溝6と下面に開口す
るスリーブカラー嵌合溝7を連設した分岐用圧縮スリー
ブ本体1と、該分岐用圧縮スリーブ本体1に設けた電線
把持溝6と相対向する電線把持溝9を上面に設け分岐用
圧縮スリーブ本体1の圧縮部4に嵌合する一対のスリー
ブカラー8とで幹線分岐用圧縮スリーブを構成し、従来
の問題点を解消したものである。
【0007】
【作用】分岐用圧縮スリーブ本体1の分岐線接続部2に
穿設した螺子孔3には分岐線に取り付けられたコネクタ
のピンコンタクト等が螺合する。分岐線接続部2の両側
に設けた圧縮部4にはスリーブカラー8が嵌合し、該圧
縮部4にスリーブカラー8を嵌合させた状態で圧縮部4
を圧縮し、分岐用圧縮スリーブ本体1を幹線ケーブル導
体Cに圧着する。分岐線接続部2と圧縮部4との境界円
周方向に穿設したスリット5及び分岐線接続部2の下面
に開口するスリーブカラー嵌合溝7は、分岐用圧縮スリ
ーブ本体1を幹線ケーブル導体Cに圧着する際の歪みに
より分岐線接続部2に穿設した螺子孔3が変形するのを
防止すると共に、ケーブルの伸びによるストレスが分岐
用圧縮スリーブ本体1に掛かるのを有効に防止する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す分解斜視図、図2は
上面図、図3は側面図、図4は図2のX−X線断面図
で、図において1は分岐用圧縮スリーブ本体、2は分岐
線接続部で、該分岐線接続部2の上面は平滑に形成され
螺子孔3が穿設されている。この螺子孔3には分岐線に
取り付けられたコネクタのピンコンタクト(図省略)等
が螺着する。4、4は分岐線接続部2の両側に設けられ
た圧縮部、5、5は分岐線接続部2と圧縮部4、4との
境界円周方向に穿設されたスリット、6、7は分岐用圧
縮スリーブ本体1の軸心に穿設された半円形の電線把持
溝と、該電線把持溝6と連続し下面に開口するT字状の
スリーブカラー嵌合溝である。8、8はT字状の一対の
スリーブカラーで、該スリーブカラー8、8の上面には
前記分岐用圧縮スリーブ本体1の軸心に穿設された半円
形の電線把持溝6と相対向する半円形の電線把持溝9が
穿設されている。このスリーブカラー8、8は前記分岐
用圧縮スリーブ本体1に設けられた圧縮部4、4に夫々
嵌合する。
【0009】なお、スリーブカラー8の形状及びスリー
ブカラー嵌合溝7の形状は適宜設計変更し得るものであ
る。
【0010】上述のように構成した本考案の分岐用圧縮
スリーブを幹線ケーブル導体に圧着するには、図5に示
すように分岐線取り付け位置を段剥きして露出させた幹
線ケーブル導体Cに分岐用圧縮スリーブ本体1をその上
方から嵌め込む。次いで、スリーブカラー8、8を、分
岐用圧縮スリーブ本体1に穿設したスリーブカラー嵌合
溝7に嵌合させて夫々圧縮部4、4の位置に配置し、図
6に示すようにスリーブカラー8、8が嵌合した圧縮部
4、4を圧縮治具Aを用いて圧縮し、図7に示すように
分岐用圧縮スリーブ本体1を幹線ケーブル導体Cに圧着
する。
【0011】而して、圧縮部4、4を圧縮する際に発生
する歪みは、該圧縮部4、4と分岐線接続部2との境界
円周方向に設けたスリット5、5が吸収し分岐線接続部
2に及ぶのを防止するので、該分岐線接続部2に穿設さ
れた螺子孔3を変形させることなく分岐用圧縮スリーブ
本体1を幹線ケーブル導体Cに完全且つ強固に圧着する
ことができる。また、分岐線接続部2の下面には図7に
示すようにスリーブカラー嵌合溝7が大きく開口してい
るので、圧縮時のストレスが分岐線接続部2に掛かるの
を有効に防止し得る。さらに、圧縮部4の長さは短いの
で、幹線ケーブル導体Cの露出長を短くできる。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば上述のように、分岐線接
続部2に穿設された螺子孔3を変形させることなく、幹
線ケーブル導体に分岐用圧縮スリーブを完全且つ強固に
圧着することができ、また、ケーブルの伸びによるスト
レスが分岐用圧縮スリーブに掛かるのを有効に防止し得
る。さらに、幹線ケーブル導体の露出長を短くできると
いう優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図2】上面図
【図3】側面図
【図4】図2のX−X線断面図
【図5】使用状態を示す斜視図
【図6】使用状態を示す説明図
【図7】使用状態を示す縦断面図
【図8】従来の幹線分岐用スリーブを示す斜視図
【符号の説明】
1 分岐用圧縮スリーブ本体 2
分岐線接続部 3 螺子孔 4
圧縮部 5 スリット 6
電線把持溝 7 スリーブカラー嵌合溝 8
スリーブカラー 9 電線把持溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分岐線を接続する螺子孔(3)を穿設した
    分岐線接続部(2)の両側に、該分岐線接続部(2)と
    の境界に円周方向にスリット(5)を穿設した圧縮部
    (4)を設け、軸心に電線把持溝(6)と下面に開口す
    るスリーブカラー嵌合溝(7)を連設した分岐用圧縮ス
    リーブ本体(1)と、該分岐用圧縮スリーブ本体(1)
    に設けた電線把持溝(6)と相対向する電線把持溝
    (9)を上面に設け分岐用圧縮スリーブ本体(1)の圧
    縮部(4)に嵌合する一対のスリーブカラー(8)とか
    らなることを特徴とする幹線分岐用圧縮スリーブ。
JP4107692U 1992-05-23 1992-05-23 幹線分岐用圧縮スリーブ Expired - Lifetime JPH083966Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4107692U JPH083966Y2 (ja) 1992-05-23 1992-05-23 幹線分岐用圧縮スリーブ

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JP4107692U JPH083966Y2 (ja) 1992-05-23 1992-05-23 幹線分岐用圧縮スリーブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592967U JPH0592967U (ja) 1993-12-17
JPH083966Y2 true JPH083966Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=12598371

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JP4107692U Expired - Lifetime JPH083966Y2 (ja) 1992-05-23 1992-05-23 幹線分岐用圧縮スリーブ

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