JPS6236209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236209Y2 JPS6236209Y2 JP3812082U JP3812082U JPS6236209Y2 JP S6236209 Y2 JPS6236209 Y2 JP S6236209Y2 JP 3812082 U JP3812082 U JP 3812082U JP 3812082 U JP3812082 U JP 3812082U JP S6236209 Y2 JPS6236209 Y2 JP S6236209Y2
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- Japan
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- branch
- collar
- cable
- sleeve
- core
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- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は平形多心ケーブル用分岐スリーブに
関するものである。
関するものである。
平形多心ケーブルは、第1図に示すように、多
数の同径の心線Wを相接して並べ、これに絶縁被
覆Cをかぶせた構造のものである。このようなケ
ーブルから分岐をとる場合、従来は、第1図に示
すように、所要長さの部分Bだけ被覆をはぎと
り、はんだ付、銀ろう流し込み、銅溶接などによ
つて、分岐線をこの被覆はぎとり部分の心線に固
着していた。このような分岐方法は、ろう等を用
いる接着であるから、特殊な技術を必要とし、作
業性があまりよくなかつた。その上高温度をケー
ブルに適用する必要があるので、被覆、導体(心
線)の高温による損傷や劣化が問題となつてい
た。
数の同径の心線Wを相接して並べ、これに絶縁被
覆Cをかぶせた構造のものである。このようなケ
ーブルから分岐をとる場合、従来は、第1図に示
すように、所要長さの部分Bだけ被覆をはぎと
り、はんだ付、銀ろう流し込み、銅溶接などによ
つて、分岐線をこの被覆はぎとり部分の心線に固
着していた。このような分岐方法は、ろう等を用
いる接着であるから、特殊な技術を必要とし、作
業性があまりよくなかつた。その上高温度をケー
ブルに適用する必要があるので、被覆、導体(心
線)の高温による損傷や劣化が問題となつてい
た。
この考案は平形多心ケーブルの分岐における以
上のような実状にかんがみてなされたもので、高
温度による影響をケーブルに与えることのない、
作業性のよい分岐装置を提供することを目的と
し、被覆をはぎとつたケーブルの心線を並んだま
ま収容しうるU形断面のスリーブ本体と、このス
リーブ本体の開口部を塞ぐカラーとを備え、上記
スリーブ本体及びカラーのいずれか一方に、ケー
ブルの心線に対して反対側に延長して設けている
延長部を介して、分岐線を接続することによつ
て、以上の目的を達する平形多心ケーブル用分岐
スリーブを提供しているものである。分岐線は圧
縮したスリーブの外側において、スリーブ本体に
接続されていてもよく、またカラーに接続されて
いてもよい。
上のような実状にかんがみてなされたもので、高
温度による影響をケーブルに与えることのない、
作業性のよい分岐装置を提供することを目的と
し、被覆をはぎとつたケーブルの心線を並んだま
ま収容しうるU形断面のスリーブ本体と、このス
リーブ本体の開口部を塞ぐカラーとを備え、上記
スリーブ本体及びカラーのいずれか一方に、ケー
ブルの心線に対して反対側に延長して設けている
延長部を介して、分岐線を接続することによつ
て、以上の目的を達する平形多心ケーブル用分岐
スリーブを提供しているものである。分岐線は圧
縮したスリーブの外側において、スリーブ本体に
接続されていてもよく、またカラーに接続されて
いてもよい。
以下に図示する実施例に関して、この考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図及び3図に示すように、この考案の分岐
スリーブはスリーブ本体1とカラー2とからな
り、スリーブ本体1は平形多心ケーブルの被覆を
はぎとつた心線Wをケーブルを形成しているまま
の多数の心線が一平面上に並んだ形で、心線を収
容しうるU形断面を持つた部材である。スリーブ
本体1の心線を収容する溝3は心線Wを収容した
後、その開口部4にカラー2を挿入し、このカラ
ー2によつて開口部4を塞ぎうるようになつてい
る。すなわちカラー2はほぼ三日月形の断面を持
つた両端縁5がスリーブ本体のU形の溝の両側壁
6,6に係合し、圧縮されると密着して、開口部
4を塞ぐ。
スリーブはスリーブ本体1とカラー2とからな
り、スリーブ本体1は平形多心ケーブルの被覆を
はぎとつた心線Wをケーブルを形成しているまま
の多数の心線が一平面上に並んだ形で、心線を収
容しうるU形断面を持つた部材である。スリーブ
本体1の心線を収容する溝3は心線Wを収容した
後、その開口部4にカラー2を挿入し、このカラ
ー2によつて開口部4を塞ぎうるようになつてい
る。すなわちカラー2はほぼ三日月形の断面を持
つた両端縁5がスリーブ本体のU形の溝の両側壁
6,6に係合し、圧縮されると密着して、開口部
4を塞ぐ。
第2図の実施例では、カラー2は開口部4から
外方に延長した延長部2aを有し、その先に取付
部2bがあつて、この取付部へ、例えば圧縮によ
つて分岐線W′が取付けられるようになつてい
る。
外方に延長した延長部2aを有し、その先に取付
部2bがあつて、この取付部へ、例えば圧縮によ
つて分岐線W′が取付けられるようになつてい
る。
第3図の実施例では、スリーブ本体1がカラー
2を取付ける開口部4の反対側に、延長部1aを
有し、この延長部の先端の取付部1bに、分岐線
W′を取付けるようになつている。
2を取付ける開口部4の反対側に、延長部1aを
有し、この延長部の先端の取付部1bに、分岐線
W′を取付けるようになつている。
取用に際しては、まずケーブルの被覆を第1図
に示すように部分Bではぎとり、露出した心線に
スリーブ本体1をかぶせる。スリーブ本体が第3
図の実施例のように取付部1bを有するものであ
れば、分岐線W′を予め取付部に例えば圧縮など
で、取付けておき、開口部4にカラー2を挿入
し、圧縮、固着する。分岐線W′は予め取付ける
のでなく、本体圧縮時に取付部に挿入し、本体圧
縮時に同時圧縮固着してもよい。第2図の実施例
の場合、カラー2の取付部2bに上記第3図の実
施例と同様に、分岐線W′をあらかじめ接続して
おいてもよく、また、本体圧縮時に同時圧縮固着
してもよい。
に示すように部分Bではぎとり、露出した心線に
スリーブ本体1をかぶせる。スリーブ本体が第3
図の実施例のように取付部1bを有するものであ
れば、分岐線W′を予め取付部に例えば圧縮など
で、取付けておき、開口部4にカラー2を挿入
し、圧縮、固着する。分岐線W′は予め取付ける
のでなく、本体圧縮時に取付部に挿入し、本体圧
縮時に同時圧縮固着してもよい。第2図の実施例
の場合、カラー2の取付部2bに上記第3図の実
施例と同様に、分岐線W′をあらかじめ接続して
おいてもよく、また、本体圧縮時に同時圧縮固着
してもよい。
この考案によると、分岐線の接続が圧縮接続で
あるから、接続の信頼性が高く、スリーブはコン
パクトになる。従つてケーブルの被覆はぎとり部
分の長さが短くてよい。圧縮接続であるから作業
性がよく、熱を加えることがないので、導体の劣
化や、被覆の損傷がなく、このためにも被覆はぎ
とり部分は短くてよい。従つて分岐部分の、モー
ルド及びカバーがコンパクトになる等の効果が得
られる。
あるから、接続の信頼性が高く、スリーブはコン
パクトになる。従つてケーブルの被覆はぎとり部
分の長さが短くてよい。圧縮接続であるから作業
性がよく、熱を加えることがないので、導体の劣
化や、被覆の損傷がなく、このためにも被覆はぎ
とり部分は短くてよい。従つて分岐部分の、モー
ルド及びカバーがコンパクトになる等の効果が得
られる。
また、この考案では分岐線の取付部とスリーブ
本体又はカラーの本体との間にある程度の長さの
延長部を設けているので、スリーブ部本体とカラ
ーとの心線への圧縮接続において、上記スリーブ
本体及びカラーの本体と分岐線の取付部との間に
干渉がなく、両方とも確実に圧着され、たとえ、
分岐線が先に取付部に取り付けられている場合で
も、スリーブ本体とカラーとの心線への圧縮接続
は分岐線の取付部に影響を及ぼさない効果を有し
ている。
本体又はカラーの本体との間にある程度の長さの
延長部を設けているので、スリーブ部本体とカラ
ーとの心線への圧縮接続において、上記スリーブ
本体及びカラーの本体と分岐線の取付部との間に
干渉がなく、両方とも確実に圧着され、たとえ、
分岐線が先に取付部に取り付けられている場合で
も、スリーブ本体とカラーとの心線への圧縮接続
は分岐線の取付部に影響を及ぼさない効果を有し
ている。
第1図は一部の被覆をはぎとつて示した平形多
心ケーブルの部分斜視図、第2図はこの考案の分
岐スリーブの一実施例を示すケーブル延長方向に
見た正面図、第3図は他の実施例を示す第2図と
同様の正面図である。 1……スリーブ本体、2……カラー、3……
溝、4……開口部、5……カラー端縁、6……溝
の両側壁、1a,2a……延長部、1b,2b…
…取付部。
心ケーブルの部分斜視図、第2図はこの考案の分
岐スリーブの一実施例を示すケーブル延長方向に
見た正面図、第3図は他の実施例を示す第2図と
同様の正面図である。 1……スリーブ本体、2……カラー、3……
溝、4……開口部、5……カラー端縁、6……溝
の両側壁、1a,2a……延長部、1b,2b…
…取付部。
Claims (1)
- 被覆をはぎとつたケーブルの心線を相接して並
列に収容するU形断面のスリーブ本体と、このス
リーブ本体の開口部を塞ぐカラーとを備え、上記
スリーブ本体及びカラーのいずれか一方に、ケー
ブルの心線と反対側に延長して設けている延長部
を介して、分岐線が接続されていることを特徴と
する平形多心ケーブル用分岐スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3812082U JPS58141574U (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 平形多心ケ−ブル用分岐スリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3812082U JPS58141574U (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 平形多心ケ−ブル用分岐スリ−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141574U JPS58141574U (ja) | 1983-09-24 |
JPS6236209Y2 true JPS6236209Y2 (ja) | 1987-09-14 |
Family
ID=30049480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3812082U Granted JPS58141574U (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 平形多心ケ−ブル用分岐スリ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141574U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961491U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-21 | 三菱電線工業株式会社 | 平型ケ−ブルの分岐接続部 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP3812082U patent/JPS58141574U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58141574U (ja) | 1983-09-24 |
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