JPH0511332U - ケーブル接続具 - Google Patents
ケーブル接続具Info
- Publication number
- JPH0511332U JPH0511332U JP980691U JP980691U JPH0511332U JP H0511332 U JPH0511332 U JP H0511332U JP 980691 U JP980691 U JP 980691U JP 980691 U JP980691 U JP 980691U JP H0511332 U JPH0511332 U JP H0511332U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- diameter
- reduced diameter
- reduced
- diameter portion
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- Pending
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブル導体に張力を加えることなく簡単な
作業でケーブルを相互に接続する。 【構成】 縮径用移動筒15をケーブル導体3上に配し
た筒体10から縮径部11まで移動させる。縮径部11
はこの移動で縮径し、内方の係止片14をケーブルコア
2の周面に当接、係止させる。
作業でケーブルを相互に接続する。 【構成】 縮径用移動筒15をケーブル導体3上に配し
た筒体10から縮径部11まで移動させる。縮径部11
はこの移動で縮径し、内方の係止片14をケーブルコア
2の周面に当接、係止させる。
Description
【0001】
本考案は、相互にケーブル導体が接合されているケーブルコアを接続するため の接続具に関する。
【0002】
図6は電子機器等の接続に用いられるケーブルの従来の接続部を示す断面図で ある。即ち、接続すべき一対のケーブル1、1はケーブルコア2を有し、各ケー ブルコア2は絶縁層及び露出しているケーブル導体3から成る。これらのケーブ ル導体3は相互にねん回されて接合され、熱収縮チューブ4により覆われている 。熱収縮チューブ4の両端はケーブルコア2、2の端末周面に収縮、密着されて いる。
【0003】
しかし、接合されているケーブル導体3を熱収縮チューブ4にて覆うだけでは 、ケーブルに加わった張力がそのままケーブル導体3に加わるので、ケーブル導 体3、3の接合が外れたり断線することが多く、又ケーブル導体3が延びて熱収 縮チューブ4よりはみ出し、短絡等の原因となってしまうこともある。 また、熱収縮チューブ4を加熱する場合にはその作業に多大な時間を要するだ けでなく、均等に収縮させる等のために熟練した作業者を必要とする。 本考案はこのような点を解決するためになされたもので、ケーブル導体に張力 が加わらず、しかも作業性よくケーブルを接続することができるケーブル接続具 を提供することを目的としている。
【0004】
本考案のケーブル接続具は、相互に接合されているケーブル導体上に配される 筒体と、この筒体の両端に縮径可能に設けられている縮径部と、この縮径部の内 方に突設されている係止片と、筒体上から縮径部まで移動してこの縮径部を縮径 させ、係止片をケーブルコアの周面に当接、係止させる縮径用移動筒とを備える ことを特徴とする。
【0005】
縮径用移動筒をケーブル導体上に配した筒体から縮径部まで移動させる。縮径 部はこの移動で縮径し、内方の係止片をケーブルコアの周面に当接、係止させる ので、ケーブル導体に張力を加えることなく簡単な作業でケーブルを相互に接続 できる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案に係るケーブル接続具の断面図であり、図2は同ケーブル接続具 を構成する縮径部の正面図である。 先ず、図1において、1、1は接続すべきケーブルであり、これらケーブル1 はケーブルコア2を有している。各ケーブルコア2は絶縁層及び露出しているケ ーブル導体3から成り、これらケーブル導体3は相互にねん回されて接合されて いる。
【0007】 本考案のケーブル接続具は接合されているケーブル導体3上に配されている円 筒状の筒体10を有している。この筒体10の両端には縮径部11が一体的に設 けられている。各縮径部11は、図1及び図2に示すように、6分割されて成る 分割体12を有し、各分割体12は筒体10の端面より薄肉のヒンジ部13を介 して拡径する方向に伸長している。それぞれの分割体12は先端側に向かって徐 々に肉厚が大きくなるように形成され、先端内壁に係止爪14が突設されている 。 筒体10上には縮径用移動筒15、15が移動可能に嵌合されている。これら の縮径用移動筒15は各縮径部11側に向かって内壁側が徐々に薄肉に形成され 、内壁に円錐状の傾斜面が設けられている。
【0008】 以上の構成を有するケーブル接続具において、各縮径用移動筒15を筒体10 上より縮径部11まで移動させると、縮径部11のそれぞれの分割体12が縮径 用移動筒15の内壁面にて押圧されて縮径する。従って、それぞれの分割体12 に設けた係止爪14はケーブルコア2の端末の周面に当接して喰い込む。よって 、ケーブル1、1を相互に接続することができる。 さて、ケーブル1、1に張力が加わると、この張力は係止爪14、縮径部11 及び筒体10を介してケーブルコア2、2に作用するだけである。この結果、ケ ーブル導体3、3に張力が加わることがなくなるので、ケーブル導体3、3の接 合の外れや断線及び短絡を確実に防止することができる。
【0009】 また、縮径用移動筒15を移動させるだけなので、熟練した作業者が不要であ り、又作業時間が短くなり、作業性が向上する。 図3は図1の考案の変形例を示す部分断面図である。即ち、この変形例では各 分割体12の上面に突起12aを設け、この突起12aを縮径用移動筒15の貫 通係入穴15aに係入させている。従って、縮径用移動筒15が強い衝撃等を受 けた場合でも縮径部11(分割体12)上で移動することがないので、係止爪1 4がケーブルコア14より外れるのを未然に防止することができる。
【0010】 図4は本考案の他の実施例を示す部分断面図である。この実施例では各分割体 12の外周面にねじ溝16が設けられ、縮径用移動筒15の内周面にこのねじ溝 16に螺合するねじ溝17が設けられている。この実施例において、縮径用移動 筒15は筒体10上を移動された後、縮径部11の分割体12上で回動されて移 動され、これにより各分割体12が縮径されて係止爪14がケーブルコア2に喰 い込む。 図5は図4の考案の変形例を示す部分断面図である。この変形例では分割体1 2の内壁に、係止爪14に代えて突起18が突設されている。従って、縮径用移 動筒15を分割体12上で回動、移動させる場合には突起18がケーブルコア2 の端末周面に大きな押圧力で当接、係止される。
【0011】
以上説明したように、本考案によれば、縮径用移動筒を筒体から縮径部まで移 動させて縮径部を縮径させ、係止片をケーブルコアの周面に当接、係止させるよ うにしたので、接合されているケーブル導体に張力が加わるのを防止してケーブ ル相互を接続することができる上に、縮径用移動筒を移動させるだけの簡単な作 業でケーブルを接続することができる。 従って、ケーブル導体に外れや断線及び短絡が生じることがなく、しかも熟練 者でなくても簡単かつ短時間でケーブルを相互に接続することができるケーブル 接続具を提供することが可能である。
【図1】本考案に係るケーブル接続具の断面図である。
【図2】本考案に係る縮径部の正面図である。
【図3】図1の考案の変形例に係る部分断面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係る部分断面図である。
【図5】図4の考案の変形例に係る部分断面図である。
【図6】従来のケーブル接続部の断面図である。
2 ケーブルコア 3 ケーブル導体 10 筒体 11 縮径部 12 分割体 14 係止爪 15 縮径用移動筒 16 ねじ溝 17 ねじ溝
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ケーブルコアより露出して相互に接合さ
れているケーブル導体上に配される筒体と、 該筒体の両端にそれぞれ縮径可能に設けられている縮径
部と、 該縮径部の内方に突設されて該縮径部の縮径で前記ケー
ブルコアの周面に当接、係止される係止片と、 前記筒体に移動可能に嵌合されて前記縮径部上に移動し
て該縮径部を縮径する縮径用移動筒とを備えることを特
徴とするケーブル接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP980691U JPH0511332U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ケーブル接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP980691U JPH0511332U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ケーブル接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511332U true JPH0511332U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=11730429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP980691U Pending JPH0511332U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ケーブル接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511332U (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP980691U patent/JPH0511332U/ja active Pending
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