JPH0668308U - アース端子 - Google Patents
アース端子Info
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- JPH0668308U JPH0668308U JP008508U JP850893U JPH0668308U JP H0668308 U JPH0668308 U JP H0668308U JP 008508 U JP008508 U JP 008508U JP 850893 U JP850893 U JP 850893U JP H0668308 U JPH0668308 U JP H0668308U
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- ground
- bent portion
- terminal
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/58—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation characterised by the form or material of the contacting members
- H01R4/64—Connections between or with conductive parts having primarily a non-electric function, e.g. frame, casing, rail
- H01R4/646—Connections between or with conductive parts having primarily a non-electric function, e.g. frame, casing, rail for cables or flexible cylindrical bodies
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アース端子の組み付け作業性及び材料の歩留
りを向上させる。 【構成】 ボルト貫通用の取付穴10bを有するアース
接続部10cと、電線接続部10aとを有するアース端
子10において、アース端子の取付穴内に、この取付穴
の内縁部から一体的に切り起こした折曲部10dを設
け、この折曲部をパネル等に穿設したアース端子固定用
穴に挿入してアース端子を仮係止出来るようにする。
りを向上させる。 【構成】 ボルト貫通用の取付穴10bを有するアース
接続部10cと、電線接続部10aとを有するアース端
子10において、アース端子の取付穴内に、この取付穴
の内縁部から一体的に切り起こした折曲部10dを設
け、この折曲部をパネル等に穿設したアース端子固定用
穴に挿入してアース端子を仮係止出来るようにする。
Description
【0001】
本考案は、車両用ワイヤハーネス等に好適に用いられるアース端子に関し、電 線端末に接続したアース端子を車体パネル等にボルトを用いて固定するものであ る。
【0002】
従来、図6に示すように、アース端子1は、電線2とかしめ圧着される電線接 続部1aと、ボルト3が貫通する取付穴1bを中心部に有するアース接続部1c とを備えた形状で、車体パネル4に穿設されたアース端子固定用穴4aの上面に アース接続部1cをセットし、ボルト3を上方から取付穴1bと固定用穴4aに 貫通させて、車体パネル4の内面側に予め固着されているナット5に締め付ける ことによりパネル4に固定されている。
【0003】 上記アース端子1の取付穴1bを固定用穴4aに一致させた状態で仮係止して 車体パネル4にセットできれば、アース端子1の固定作業が容易となる。 そのため、上記図6に示すように、アース端子1のアース接続部1cの外周部 から一体的に折り曲げた折曲部1d,1dを設け、該折曲部1d,1dを車体パネ ル4の上記固定用穴4aの両側に形成したスリット4b,4bに差し込んで位置 決めするアース端子1が提案されている。(実公平2−34768)
【0004】
しかしながら、上記アース端子1は、折曲部1d,1dをアース接続部1cの 外周部に設けているから、パネル4等に固定用穴4aとは別にスリット4b,4 bを形成する必要がある。 また、図7にクロス斜線で示すように、製造時に展開状態でアース端子1を金 属板6からプレス等で打ち抜き加工するとき、折曲部1d,1dが両側方へ張り 出すので、材料の無駄が多く、歩留りが悪いという問題がある。
【0005】 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、車体パネル側に仮係止用のスリッ トを設ける必要がなく、しかも、アース端子の材料の歩留りを向上させることを 目的とするものである。
【0006】
上記問題を解決するため、本考案は、ボルト貫通用の取付穴を有するアース接 続部と、電線接続部とを有するアース端子において、 上記アース端子の取付穴内に、該取付穴の内縁部から一体的に切り起こした折 曲部を設け、該折曲部を車体パネル等に穿設したアース端子固定用穴に挿入して アース端子を仮係止できる構成としていることを特徴とするアース端子を提供す るものである。
【0007】 上記折曲部は取付穴の両側より突出して、アース端子固定用穴の両側端縁に係 止させている。 上記取付穴の両側より突出させる折曲部は、1つのアース端子の取付穴の両側 より突設しても良いが、一側より突出した折曲部を備えたアース端子を一対用い て、取付穴を連通させた状態で取付穴の両側より折曲部を突出させることが好ま しい。
【0008】 上記アース端子はプロテクタを挿通させたワイヤハーネスと接続し、該プロテ クタに突設した車体取付用ビス穴からなるアース端子固定用穴に、該アース端子 の折曲部を挿入係止して固定することも出来る。
【0009】
本考案によれば、アース端子に、取付穴の内縁部から切り起こした折曲部を設 けることにより、製造時に展開状態でアース端子を金属板からプレス等で打ち抜 き加工するとき、本来は無駄になる取付穴の打ち抜き部分を利用して折曲部を設 けることができ、材料の歩留りが向上する。
【0010】 また、アース端子の折曲部を車体パネルあるいはプロテクタ等に穿設した固定 用穴に挿入するのみで仮係止出来るので、ボルトによる締付時にアース端子を保 持しておく必要がなくなり、アース端子のボルト締作業が容易となり作業性が向 上する。
【0011】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図1に示すように、アース端子10A,10Bは、2枚重ねで固定するもので あり、各アース端子10A,10Bは、電線2をかしめ圧着する電線接続部10 aと、アース接続部10cとを有し、該各アース接続部10cの中心部に、ボル ト3が貫通する取付穴10bを有している。
【0012】 上記アース端子10A,10Bの各電線接続部10a,10aは、2枚重ねした ときに電線接続部10a,10aどうしが上下に重ね合わさらないようにオフセ ットされている。
【0013】 上記アース端子10A,10Bの各アース接続部10cの取付穴10bには、 2枚重ねしたときに対向する位置となるように、各取付穴10bの一側の内縁部 から一体的に切り起こした折曲部10dを設けている。
【0014】 一方、図2に示すように、車両のパネル等11には、2枚重ねしたアース端子 10A,10Bの各折曲部10d,10dが挿入する長穴状のアース端子固定用穴 11aが穿設されている。
【0015】 上記アース端子10A,10Bを用いると、図4(A)に示すように、一方のア ース端子10Bを下側にして、上側に他方のアース端子10Aを重ね合わせ、一 方のアース端子10Bの取付穴10bに他方のアース端子10Aの折曲部10d を嵌め合わせる。これにより、2枚重ねしたアース端子10A,10Bの各取付 穴10b,10bから一対の折曲部10d,10dが突出する状態となる。
【0016】 上記のようにアース端子10Aと10Bを重ね合わせた状態で、パネル11の 固定用穴11aに折曲部10d,10dを上方から挿入すると、折曲部10d,1 0dが固定用穴11aの内縁部に当接し、アース接続部10c,10cがパネル 11の外面に係止される。
【0017】 上記した仮係止状態で、ボルト3をインパクトレンチ(図示せず)により上方か ら各取付穴10d,10dに貫通させて、パネル11の内面側に予め固着してい るナット5に締め付けることにより、各アース端子10A,10Bはパネル11 に固定される。
【0018】 上記構成において、各アース端子10A,10Bの折曲部10dは、製造時に 展開状態でアース端子10A,10Bを金属板からプレス等で打ち抜き加工する とき、本来は無駄になる取付穴10dの打ち抜き部分を利用して設けることがで きるので、材料の歩留りが向上する。また、アース端子10A,10Bの折曲部 10d,10dを固定用穴11aに挿入するだけで位置決めして仮係止できるの で、組み付け作業性も向上する。
【0019】 上記実施例は、2枚重ねで固定するアース端子10A,10Bであったが、図 3に示すように、1枚で固定するアース端子10Cの場合には、アース接続部 10cの取付穴10bに、対向する内縁部からそれぞれ一体的に切り起こした折 曲部10d,10dを設ける。この場合には、図4(B)に示すように、パネル等 11の固定用穴11aに折曲部10d,10dを上方から挿入すると、折曲部 10d,10dによりアース端子10Cが位置決めされる。
【0020】 さらに、図5に示すように、プロテクタ20に挿通するワイヤハーネスWと接 続した電線2に図1に示すアース端子10A,10Bを接続して、プロテクタ2 0に一体に形成した車体固定部20aのビス穴20bに上記アース端子10A, 10Bの取付穴10bを連通させて、折曲部10d,10dをビス穴20bに挿 入係止して、ビス(図示せず)を締め付ける場合にも好適に用いることが出来る。
【0021】 尚、上記アース端子に設ける折曲部を挿入係止するためのパネルあるいはプロ テクタに設けるアース固定用穴は図2に示す長穴に限定されず、折曲部が挿入係 止して、その外周のアース接続部が外面側に係止できるものであれば良い。
【0022】
以上の説明より明らかなように、本考案のアース端子は、取付穴の内縁部から 切り起こした折曲部を設けているため、製造時に展開状態でアース端子を金属板 からプレス等で打ち抜き加工するとき、本来は無駄になる取付穴の打ち抜き部分 を利用できるので、材料の歩留りが向上するようになる。 また、アース端子の折曲部をパネル等の固定用穴に挿入するのみで位置決めし て仮係止できるので、組み付け作業性を向上することが出来る。
【図1】 本考案の2枚重ね用アース端子の斜視図であ
る。
る。
【図2】 パネル等の固定用穴の斜視図である。
【図3】 1枚用アース端子の斜視図である。
【図4】 (A)は2枚重ね用アース端子のセット状態の
断面図、(B)は1枚用アース端子のセット状態の断面図
である。
断面図、(B)は1枚用アース端子のセット状態の断面図
である。
【図5】 プロテクタの車体固定穴にセットした実施例
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図6】 従来のアース端子の斜視図である。
【図7】 従来のアース端子の展開時の平面図である。
2 電線 3 ボルト 10A〜10C アース端子 10a 電線接続部 10b 取付穴 10c アース接続部 10d 折曲部 11 パネル 11a 固定用穴 20 プロテクタ
Claims (3)
- 【請求項1】 ボルト貫通用の取付穴を有するアース接
続部と、電線接続部とを有するアース端子において、 上記アース端子の取付穴内に、該取付穴の内縁部から一
体的に切り起こした折曲部を設け、該折曲部をパネル等
に穿設したアース端子固定用穴に挿入してアース端子を
仮係止出来る構成としていることを特徴とするアース端
子。 - 【請求項2】 上記折曲部は取付穴の両側より突出し
て、アース端子固定用穴の両側端縁に係止することを特
徴とする請求項1記載のアース端子。 - 【請求項3】 上記取付穴の一側より突出した折曲部を
備えたアース端子を一対用いて、取付穴を連通させた状
態で取付穴の両側より折曲部を突出させている請求項1
項記載のアース端子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008508U JP2578854Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | アース端子 |
US08/191,486 US5429512A (en) | 1993-03-03 | 1994-02-04 | Terminal arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008508U JP2578854Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | アース端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668308U true JPH0668308U (ja) | 1994-09-22 |
JP2578854Y2 JP2578854Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11695072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993008508U Expired - Lifetime JP2578854Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | アース端子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5429512A (ja) |
JP (1) | JP2578854Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602004011693T2 (de) * | 2003-02-10 | 2009-01-29 | Fanuc Ltd | Erdungsanordnung für einen elektrischen Motor mit einem Kodierer |
KR101013903B1 (ko) * | 2007-12-18 | 2011-02-14 | 현대자동차주식회사 | 차량용 다중접지단자 |
US8998039B2 (en) * | 2012-03-08 | 2015-04-07 | Makita Corporation | Caulking guns |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61294774A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 導通金具 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2661650B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1997-10-08 | 大豊工業株式会社 | 浸ほう素処理摺動材料 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP1993008508U patent/JP2578854Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-04 US US08/191,486 patent/US5429512A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61294774A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 導通金具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2578854Y2 (ja) | 1998-08-20 |
US5429512A (en) | 1995-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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