JP3400723B2 - アースジョイントコネクタとアース用端子金具の取付け構造 - Google Patents

アースジョイントコネクタとアース用端子金具の取付け構造

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JP3400723B2
JP3400723B2 JP24216598A JP24216598A JP3400723B2 JP 3400723 B2 JP3400723 B2 JP 3400723B2 JP 24216598 A JP24216598 A JP 24216598A JP 24216598 A JP24216598 A JP 24216598A JP 3400723 B2 JP3400723 B2 JP 3400723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アースジョイント
コネクタとアース用端子金具の取付け構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アースジョイントコネクタは、ハーネス
側コネクタが嵌合されるコネクタハウジングと、ハーネ
ス側の複数の端子金具が接続されるジョイント端子金具
とからなり、ハーネス側コネクタの複数の回路をまとめ
て自動車のボディにアースする。ジョイント端子金具は
コネクタハウジングから突出するアース端子部を有して
おり、このアース端子部の取付孔をボディのボルトに嵌
合してナットを締付けることにより、ジョイントコネク
タがボディに固定されるとともにハーネス側コネクタの
回路がアースされる。また、上記ハーネス側コネクタの
回路よりも電気容量の大きい別の回路のアースをとる場
合には、その別回路用のアース手段としてアースジョイ
ントコネクタとは別個にアース用端子金具を用い、この
アース用端子金具をボルトに嵌合してボディに接続す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アースジョイント
コネクタのアース端子部と別回路のアース用端子金具と
を共通の1本のボルトに取り付ける場合、次のような不
具合がある。即ち、取付けに際しては、アース端子部と
アース用端子金具を重ねるようにして双方の取付孔をボ
ルトに嵌合させることになるが、このときに、ボルトに
嵌合する前にアース用端子金具とアース端子部を重ね合
わせて取付孔が整合する状態に手で掴んでおくか、若し
くはアース端子部とアース用端子金具を別々にボルトに
嵌合するようにしなければならない。そのため、ボルト
への取付け作業が煩わしいという問題がある。その解決
方法としては、特開平10−208825号に開示され
ている手段がある。これは、ハウジングに取り付けたジ
ョイントターミナルのアース端子部と、単独のアース用
端子金具とに、互いに組み付け状態に保持可能な係合部
を設ける構造となっている。しかしながら、このもの
は、ジョイントターミナルのアース端子部に単独のアー
ス用端子金具を係合部で係合させる際、アース用端子金
具に接続された電線がハウジングの下を通過する位置関
係となるため、係合操作に際してアース用端子金具と電
線を把持した手がハウジングに干渉してその係合操作が
し難い状況となっていた。また、上記のように、係合さ
れるアース用端子金具の電線がハウジングの下方を通過
する分、ジョイントターミナルを有するハウジングとア
ース端子とのオフセット寸法が大きくなり、よって高さ
方向の寸法が大型化すると共に、ハウジング部が振動し
易くなる等の問題があった。本願発明は上記事情に鑑み
て創案され、組付け作業性の向上及び小型化を図ること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハー
ネス回路のアースをとるためのアースジョイントコネク
タと、前記ハーネス回路とは別の回路のアースをとるた
めのアース用端子金具とを、アース用取付面に立設した
ボルトに取り付けるための構造であって、前記アースジ
ョイントコネクタが、ハーネス側コネクタと嵌合可能な
コネクタハウジングと、このコネクタハウジングの外部
へ突出するアース端子部を有するジョイント端子金具と
を備え、前記アース端子部が前記ボルトに嵌合可能な取
付孔を有する構成とされ、前記アース用端子金具が前記
ボルトに嵌合可能な取付孔を有し、前記アース端子部と
前記アース用端子金具には、その取付孔同士を整合させ
つつ互いに重なり合う状態に組付け可能な係合部が形成
され、且つ、この係合部によって組み付けられた状態で
は、前記アース用端子金具及びこのアース用端子金具に
接続された電線が前記アース用取付面上において前記コ
ネクタハウジングとラップしない領域に配される構成と
した。
【0005】請求項2の発明は、前記コネクタハウジン
グがその前面に前記ハーネス側コネクタとの嵌合部を有
しており、前記アース端子部が前記コネクタハウジング
から後方へ突出する形態で形成されているとともにその
突出端に前記取付孔が設けられている請求項1記載の発
明において、前記アース端子部と前記アース用端子金具
とを前記係合部によって組み付けたときに、そのアース
用端子金具の前記電線との圧着部が双方の取付孔に対し
て斜め前方に位置し、且つその圧着部から延びる前記電
線が前記コネクタハウジングの側面に沿いつつ前記ハー
ネス側コネクタの電線束と並んで前方へ配索される構成
とした。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記アースジョイントコネクタと前記
アース用端子金具を前記ボルトに取り付けた状態では、
前記コネクタハウジングが前記アース用取付面に対して
略密接する構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]ボルトへの
取付けに際しては、予めアース端子部とアース用端子金
具とを組み付けた状態にしておく。この状態では双方の
取付孔が整合しているので、後は、組み付けたままで取
付孔をボルトに嵌合すればよい。ボルトに嵌合する前に
アース用端子金具とアース端子部を一体に組み付けてお
けるので、ボルトへの取付けの作業性に優れる。そし
て、組付け状態では、アース用端子金具とコネクタハウ
ジングとがアース用取付面上においてラップしない構成
としているので、アース用端子金具とアース端子部とを
係合して組み付ける際に、アース用端子金具と電線を把
持した手がハウジングに干渉せず、その組付け作業の作
業性を向上することができる。
【0008】[請求項2の発明]アース端子部とアース
用端子金具の取付孔同士を整合させた状態では、その取
付孔に対してコネクタハウジングが前方に位置するとと
もに、アース用端子金具の圧着部は斜め前方に位置す
る。この位置関係は、組付けの際に、アースジョイント
コネクタとアース用端子金具を両方の手で摘み、その両
手を自然に身体の前へ突き出して取付孔同士を整合させ
るようにしたときと同じ位置関係である。即ち、組付け
の際に、両手を無理に曲げたりせずに済むので、作業性
がよい。また、組付け状態では、アース用端子金具とそ
の電線がアースジョイントコネクタの近傍に位置するの
で、アース用取付面上における取付けスペースが小さく
て済む。さらに、ハーネス側の電線束と一纏めにできる
ので、電線の配索スペースを最小にすることができる。
【0009】[請求項3の発明]コネクタハウジングは
アース端子部を介してアース用取付面に支持されている
のであるが、コネクタハウジングはアース用取付面に対
して略密接するので、アース端子部を脚状に立ち上げて
コネクタハウジングがアース用取付面から浮かせるよう
にしたものと比較すると、アース端子部とコネクタハウ
ジングとの間のオフセット寸法が少なくなり高さ方向に
小型化できると共に、取付部であるアース端子部を基点
としたコネクタハウジングの振動を防止でき、さらにア
ース端子部(ジョイント端子金具)の材料コスト低減す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。アースジョイントコネクタ10は、複数本の電線W
aからなるワイヤーハーネスWhにより構成される回路
(以下、ハーネス回路という)のアースをとるためのも
のであり、また、アース用端子金具30は、ハーネス回
路とは別の単独電線Wbにより構成される回路(以下、
別回路という)のアースをとるためのものである。この
アースジョイントコネクタ10とアース用端子金具30
は、アース用取付面S(例えば、エンジンルームの外壁
等)に立設された共通のアース用のボルトBに取り付け
られる。
【0011】アースジョイントコネクタ10はインサー
ト成形によりコネクタハウジング11とジョイント端子
金具12とを一体化させてなる。コネクタハウジング1
1は、前方へ方形に開口する嵌合凹部13を有し、ここ
にはワイヤーハーネスWhの各電線Waに接続した図示
しない雌端子金具を有するハーネス側コネクタHCが嵌
合される。ジョイント端子金具12は、一枚の金属板材
を曲げ加工したものであり、コネクタハウジング11の
背面に沿った金具本体部14からは上段7本、下段4本
の合計11本のタブ15が前方へ突出して嵌合凹部13
内に臨んでいる。これらのタブ15は、ハーネス側コネ
クタHCの雌端子金具と嵌合してこれらの雌端子金具を
短絡させる。
【0012】また、金具本体部14の幅方向中央下縁に
はアース端子部16が形成されている。このアース端子
部16は、金具本体部14に面一状に沿って下向きに突
出する板状の脚部17と、この脚部17の下端から水平
後向きに延びる板状の延出部18と、この延出部18の
先端から斜め左後方(図2及び図3においては右上方)
へ突出する板状の取付部19とからなる。尚、脚部17
と延出部18の幅方向中央部には、その延出方向に沿っ
て補強用の叩き出し部20が形成されているとともに、
双方の左右両側縁には補強用のリブ21が形成されてい
る。
【0013】取付部19の中央位置には上下に貫通する
取付孔22が形成されている。この取付孔22の孔縁の
うち、取付部19の突出方向(アース用端子金具30に
対する組付け方向)に沿った縁部22Aは直線状にさ
れ、これと直交する方向の縁部22Bは円弧状とされて
いる。そして、取付部19における直線状孔縁部22A
に沿った部分には、アース用端子金具30と接触する上
面側へ膨出することによりそのアース用端子金具30と
の間で所定の接触圧を確保するための打ち出し部23が
一対形成されている。
【0014】また、取付孔22の円弧状孔縁部22Bに
沿った部分は一対の係合部24A,24Bとされてい
る。この係合部24A,24Bは、打ち出し部23の形
成されている面に対して段差状に高くなっており、一方
(延出部18に近い側)の係合部24Aには係止孔25
が形成され、他方の係合部24Bには下方へ切り起こし
た係止爪26が形成されている。さらに、他方(先端
側)の係合部24Bには、係止爪26の両側部分を取付
孔22と反対側の縁部から切欠することによって逃がし
部27が形成されている。尚、このアース端子部16の
取付部19の下面は、コネクタハウジング11の下面と
同じ高さとなるように寸法設定されている。
【0015】次に、アース用端子金具30について説明
する。アース用端子金具30は、単独電線Wbの端末が
圧着されている圧着部31と、この圧着部31から単独
電線Wbの長さ方向に沿って先方へ突出するとともに突
出方向を向いて左側が圧着部31よりも張り出す板状の
取付部32とからなる。取付部32の中央には取付孔3
3が形成されている。この取付孔33の孔縁のうち、取
付部32の突出方向と直交する方向(アース端子部16
に対する組付け方向)に沿った縁部33Aは直線状にさ
れ、取付部32の突出方向に沿った縁部33Bは円弧状
とされている。取付孔33の円弧状孔縁部33Bに沿っ
た部分は段差状に低くなった一対の係合部34A,34
Bとされている。一方(圧着部31から先方へ向かった
延長上の位置)の係合部34Aには係止孔35が形成さ
れ、他方(組付け時にアース端子部16と対向する側)
の係合部34Bには上方へ切り起こした係止爪36が形
成されている。さらに、このアース端子部16と対向す
る他方の係合部34Bには、その対向縁から切欠するこ
とによって逃がし部37が形成されている。
【0016】次に、本実施形態の作用を説明する。組付
けに当たっては、まず、アースジョイントコネクタ10
のアース端子部16とアース用端子金具30とを組み付
ける。このとき、左手にはアースジョイントコネクタ1
0のコネクタハウジング11を摘み、右手にはアース用
端子金具30の圧着部31を摘み、図2に示すように双
方の取付部19,32を互いに斜め姿勢となるように対
向させる。そして、この状態から、アース用端子金具3
0とアース端子部16とを接近させ、アース用端子金具
30の接近方向先端側の係合部34Bをアース端子部1
6の取付孔23に上から差し入れると同時に、アース端
子部16の接近方向先端側の係合部24Bをアース用端
子金具30の取付孔33に下から差し入れ、アース用端
子金具30をアース端子部16の上に重ねつつ双方の取
付孔22,33が整合するようにスライドさせる。する
と、双方の係止爪26,36が相手側の係止孔35,2
5に係合し、もってアース用端子金具30とアース端子
部16とが取付孔22,32を整合させた状態で離脱不
能に組み付けられる。
【0017】この組付け状態では、図3に示すように、
アース端子部16がコネクタハウジング11から後方へ
ほぼ真っ直ぐ突出しているとともに、その突出端におい
て整合している取付孔22,32に対してアース用端子
金具30の圧着部31が斜め左前方(図3においては右
下方向)に位置し、さらに、その圧着部31に接続され
た単独電線Wbがコネクタハウジング11の左側面(図
3においては右側の側面)に沿って前方へ延びている。
即ち、アース用端子金具30及び単独電線Wbはアース
用取付面S上においてコネクタハウジング11とラップ
しない配置となる。
【0018】アース用端子金具30とアース端子部16
とを組み付けた後は、アース用取付面Sに立設されてい
るボルトBに双方の取付孔22,32を嵌合し、ナット
Nを螺合して締め付ける。これにより、アースジョイン
トコネクタ10とアース用端子金具30がボルトBに取
り付けられ、アース用端子金具30側の別回路がアース
されるようになる。さらに、ハーネス回路のハーネス側
コネクタHCをコネクタハウジング11の嵌合凹部13
に嵌合すると、そのハーネス回路もアースされるように
なる。尚、この状態では、図4に示すように、コネクタ
ハウジング11の下面がアース用取付面Sにほぼ密接す
るようになる。この後、ハーネス側コネクタHCHのワ
イヤーハーネスWhと、単独電線Wbとをテープ巻き
(図示せず)により一纏めにして前方へ延びるように配
索する。
【0019】上述のように本実施形態においては、ボル
トBに嵌合する前にアース用端子金具30とアース端子
部16を一体に組み付けておけるので、ボルトBへの取
付け作業性に優れる。また、組付け状態では、アース用
端子金具30とコネクタハウジング11とがアース用取
付面S上においてラップしないようになっているので、
アース用端子金具30の単独電線Wbをコネクタハウジ
ング11の下に潜らせる必要がなく、アース用端子金具
30とアース端子部16とを組み付ける際の作業性にも
優れている。さらに、アース端子部16とアース用端子
金具30を組み付けた状態では、その取付孔22,32
に対し、コネクタハウジング11が前方に位置するとと
もに、アース用端子金具30の圧着部31が斜め前方に
位置し、アース端子部16とアース用端子金具30とが
斜めの配置となる。この位置関係は、組付けの際に、コ
ネクタハウジング11とアース用端子金具30を左右両
方の手で摘んで、その両手を自然に身体の前へ突き出し
て取付孔22,32同士を突き合わせるようにしたとき
と同じ位置関係である。したがって、両手を自然に前へ
出したままアース用端子金具30とアース端子部16を
接近させれば、無理なく組付けが行われる。即ち、組付
けの際には、両手を無理に曲げたりしなくても済むの
で、作業性がよい。
【0020】また、組付け状態では、アース用端子金具
30とその電線Wbがアースジョイントコネクタ10の
近傍に位置するので、アース用取付面S上における取付
けスペースが小さくて済む。さらに、単独電線Wbとワ
イヤーハーネスWhの電線Waとを一纏めにできるの
で、電線Wa,Wbの配索スペースを最小限に抑えるこ
とができる。また、コネクタハウジング11は、アース
端子部16を介してアース用取付面Sに支持されるだけ
でなく、アース用取付面Sに載置されることによっても
直接的に支持されているので、アース端子部16の脚部
17を長くしてコネクタハウジング11をアース用取付
面Sから浮かせるようにしたものと比較すると、耐振性
に優れているとともに、アース端子部16(ジョイント
端子金具12)の材料コスト低減が可能となっている。
【0021】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではコネクタハウジングがアース用
取付面にほぼ密接するようにしたが、本発明によれば、
コネクタハウジングをアース用取付面から浮かせた状態
に取り付けてもよい。
【0022】(2)上記実施形態ではアース用端子金具
とその電線がコネクタハウジングの近傍を通るようにし
たが、本発明によれば、アース用端子金具とその電線が
コネクタハウジングから大きく離れるようにしてもよ
い。 (3)上記実施形態ではアース端子部をコネクタハウジ
ングの後方に突出させたが、本発明によれば、アース端
子部をコネクタハウジングの側方に突出させてもよい。 (4)上記実施形態ではアース用端子金具をアース端子
部の突出方向に対して斜めを向くように組み付けたが、
本発明によれば、その組付けの向きは任意に設定でき
る。
【0023】(5)上記実施形態ではアース端子部に対
するアース用端子金具の組付け方向がその電線と直交す
る方向としたが、本発明によれば、係合部の形状を変更
することによって組付け方向を任意(例えば電線の長さ
方向)に設定することができる。 (6)上記実施形態ではアース端子部の上にアース用端
子金具が重なるようにしたが、本発明によれば、これと
は逆にアース用端子金具の上にアース端子部が重なるよ
うにしてもよい。
【0024】(7)上記実施形態ではアースジョイント
コネクタが雄端子金具を備える雄側のコネクタである場
合について説明したが、本発明は、アースジョイントコ
ネクタが雌側コネクタである場合にも適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1においてアース端子部とアース用端
子金具を外した状態をあらわす斜視図
【図2】アース端子部とアース用端子金具を外した状態
をあらわす平面図
【図3】アース端子部とアース用端子金具を組み付けた
状態をあらわす平面図
【図4】アース端子部とアース用端子金具を組み付けた
ボルトに取り付けた状態をあらわす側面図
【図5】アースジョイントコネクタの断面図
【図6】アースジョイントコネクタにアース用端子金具
を組み付けた状態の正面図
【符号の説明】
10…アースジョイントコネクタ 11…コネクタハウジング 12…ジョイント端子金具 13…嵌合凹部 16…アース端子部 22…取付孔 24A…係合部 24B…係合部 30…アース用端子金具 31…圧着部 32…取付孔 34A…係合部 34B…係合部 B…ボルト HC…ハーネス側コネクタ S…アース用取付面 Wa…(ワイヤーハーネスの)電線 Wb…(ハーネス回路とは別の回路の)電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−208815(JP,A) 特開 平10−189100(JP,A) 特開 平7−263059(JP,A) 実開 平2−101474(JP,U) 実開 昭57−1482(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/652

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーネス回路のアースをとるためのアー
    スジョイントコネクタと、前記ハーネス回路とは別の回
    路のアースをとるためのアース用端子金具とを、アース
    用取付面に立設したボルトに取り付けるための構造であ
    って、 前記アースジョイントコネクタが、ハーネス側コネクタ
    と嵌合可能なコネクタハウジングと、このコネクタハウ
    ジングの外部へ突出するアース端子部を有するジョイン
    ト端子金具とを備え、前記アース端子部が前記ボルトに
    嵌合可能な取付孔を有する構成とされ、 前記アース用端子金具が前記ボルトに嵌合可能な取付孔
    を有し、 前記アース端子部と前記アース用端子金具には、その取
    付孔同士を整合させつつ互いに重なり合う状態に組付け
    可能な係合部が形成され、 且つ、この係合部によって組み付けられた状態では、前
    記アース用端子金具及びこのアース用端子金具に接続さ
    れた電線が前記アース用取付面上において前記コネクタ
    ハウジングとラップしない領域に配される構成としたこ
    とを特徴とするアースジョイントコネクタとアース用端
    子金具の取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングがその前面に前
    記ハーネス側コネクタとの嵌合部を有しており、前記ア
    ース端子部が前記コネクタハウジングから後方へ突出す
    る形態で形成されているとともにその突出端に前記取付
    孔が設けられている請求項1記載の発明において、 前記アース端子部と前記アース用端子金具とを前記係合
    部によって組み付けたときに、そのアース用端子金具の
    前記電線との圧着部が双方の前記取付孔に対して斜め前
    方に位置し、且つその圧着部から延びる前記電線が前記
    コネクタハウジングの側面に沿いつつ前記ハーネス側コ
    ネクタの電線束と並んで前方へ配索される構成としたこ
    とを特徴とするアースジョイントコネクタとアース用端
    子金具の取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記アースジョイントコネクタと前記ア
    ース用端子金具を前記ボルトに取り付けた状態では、前
    記コネクタハウジングが前記アース用取付面に対して略
    密接する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のアースジョイントコネクタとアース用端子金
    具の取付け構造。
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