JPH0668280A - リセット回路 - Google Patents

リセット回路

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JPH0668280A
JPH0668280A JP4061609A JP6160992A JPH0668280A JP H0668280 A JPH0668280 A JP H0668280A JP 4061609 A JP4061609 A JP 4061609A JP 6160992 A JP6160992 A JP 6160992A JP H0668280 A JPH0668280 A JP H0668280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input
reset
point
malfunction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4061609A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Goto
和美 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュータにおいて、リセット端子
を設けずに、リセットをかける回路を提供し、誤動作を
防止すること。 【構成】入力回路3に外部から入力があった場合に、入
力検出回路5によって入力があった事を検出し、プログ
ラムカウンタ2とCPU4とを初期化して、ROM1に
格納されている動作プログラムを必ず先頭番地から実行
させる事により、誤動作を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリセット回路に関し、特
にマイクロコンピュータにおける誤動作を防止するリセ
ット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの誤動作を防止す
るためのリセット回路として、従来使われている方法の
うち最も容易に構成でき、強力な誤動作防止機構を持っ
ているのは、リセット端子をもうける方法である。
【0003】この方法では、マイクロコンピュータを使
用する際、セット上にリセットスイッチを設け、電源を
投入した時やもしマイクロコンピュータが誤動作を起こ
し、正常な動作を行なわなくなった場合にリセットスイ
ッチを押す事により、マイクロコンピュータ全体を初期
化するので必ず正常な状態に復帰する事ができる。
【0004】他の方法として、リセット端子は存在する
が、セット上にはリセットスイッチを設けず、外付回路
やリセット回路内部に工夫をして、電源投入時や電源電
圧変動時(この時、誤動作しやすい)にマイクロコンピ
ュータ自ら初期化を行なうものがある。最も簡単な回路
構成で良く使用されている回路を図5に、この回路のタ
イミング図を図6に示す。図5,図6においてロウアク
ティブのリセット端子50にプルアップ抵抗Rとコンデ
ンサCとを取り付ける。この回路に時間t0で電源投入
すると、電源電圧VDDはすぐに上昇するが、A点の電
位はコンデンサCが充電されるまで立上りが遅れ、その
電圧が次段のインバータ51のスレッショルド電圧に達
するまでの時間t1だけハイレベル入力した事になり、
リセットがかかる。B点の電位が時間t1だけ、ハイレ
ベルとなる。
【0005】また、別の方法として、誤動作を検出する
回路(例えばウォッチドッグタイマ)を内蔵し、誤動作
を検出すると回路内部でリセットをかけてしまう方法
や、誤動作をしやすい状態になった時(例えば電圧検出
回路を内蔵し、電源電圧が動作保障電圧以下と検出した
時)リセットをかけてしまう方法などがある。一般的に
はマイクロコンピュータの規模や面積に応じて、これら
の方法のいくつかを併用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のリセット回
路では、まずリセットスイッチを設ける場合セットの小
型化の妨げになる事や、セット価格の上昇などが問題点
としてあげられる。
【0007】また、リセットスイッチを設けるという事
は、ユーザに対してこのセットは誤動作するのではとい
う不安感をあたえるため、望ましい事ではない。
【0008】次に、外付部品や内蔵回路で自らリセット
をかける方法では、小型化、コスト面では問題点を解決
しているが、もし誤動作をしてしまった場合、復活する
事は出来ない。
【0009】最後に実際に誤動作した事を検出する方法
や、誤動作しそうな状況を検出する方法は回路規模が大
きい事や、ウォッチドッグタイマでは動作プログラムの
作成が難しい事や、検出回路そのものの特性バラツキを
押さえ込むのが難しいという問題点がある。
【0010】本発明の目的は、前記問題点を解決し、小
型化でき、セット価格の上昇があまりなく、リセット端
子がなくて済み、誤動作からの復活が容易であるリセッ
ト回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のリセット回路の
構成は、動作プログラムが格納されているリード・オン
リ・メモリと、前記リード・オンリ・メモリのアドレス
を指定するプログラムカウンタと、外部からの入力信号
を取り入れる入力回路と、前記入力回路からの入力信号
により前記プログラムカウンタをカウントさせ前記リー
ド・オンリ・メモリから出力される動作プログラムに応
じて各構成要素を制御する中央処理回路と、前記入力回
路に入力があった事を検出してリセット信号を発生して
前記プログラムカウンタおよび前記中央処理回路を初期
化する入力検出回路とを備えた事を特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例のリセット回路を示
すブロック図である。
【0013】図1において、本実施例は、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)1と、プログラムカウンタ2と、
入力回路3と、中央処理回路4と、入力検出回路5とを
備えている。
【0014】ここで、入力回路3は、プルダウン抵抗1
2,13と入力端子10,11とを有する。また、入力
検出回路5は、遅延(DELAY)回路14,15と、
排他的論理和ゲート16,17と、論理和ゲート18と
を有する。
【0015】ROM1は、リード・オンリ・メモリで動
作プログラムが格納されている。プログラムカウンタ2
は、リセット機能付のカウンタで、ROM1のアドレス
を指定する。入力回路3は、プルダウン抵抗12,13
付の入力端子10,11である。CPU4は、中央処理
回路で入力回路3からの入力信号KIを識別し、プログ
ラムカウンタ2を動作させ、プログラムカウンタ2が示
すアドレスに対応するROM1の動作プログラムを読み
出し、各構成要素を制御する。入力検出回路5は、入力
回路3に外部から入力があった事を検出し、リセット信
号を発生してプログラムカウンタ2,CPU4を初期化
する。
【0016】本ブロック構成のうち、ROM1,プログ
ラムカウンタ2,入力回路3,CPU4は、マイクロコ
ンピュータを構成するために不可欠なものなので、本実
施例のリセット回路を実現するために、新たに追加しな
ければならないブロックではない。また、入力回路3
は、入出力兼用ポートとして用意されている事が多い
が、本実施例において出力ポートの機能は必要としない
ため、簡略化のための入力端子とする。さらに、この他
にもタイマ等付加機能がなければ、マイクロコンピュー
タとして十分でない事はいうまでもない。
【0017】次に動作について説明する。まず最初に本
実施例において全ての信号はハイアクティブであるとす
る。入力回路3は、プルダウン抵抗12,13付入力端
子10,11なので外部から入力がない時は入力信号K
Iは全てロウレベルとなり、入力検出回路5の出力もロ
ウレベルとなる。次に、入力回路3に外部からハイレベ
ル入力があった場合について、図2のタイミング図を参
照して説明する。
【0018】図2中のA点,B点,C点の電位は、それ
ぞれ図1中のA点,B点,C点の電位に対応する。A点
がハイレベルになると、B点はディレイ回路14,15
のディレイ分だけ遅れて立ち上り、A点とB点の信号の
排他的論理和を取る事により、KI信号の立上りおよび
立ち下りを検出する。このC点の検出信号により、プロ
グラムカウンタ2とCPU4を初期化すれば、CPU4
が処理を行う前後にリセットを行なったのと同じ効果
を、リセット端子を設ける事なく実現できる。
【0019】すなわち本実施例の回路では、キー入力を
するたびにプログラムカウンタ2およびCPU4を初期
化し、ROM1に格納されている動作プログラムを先頭
番地から実行するので、誤動作しない上に、もし仮に誤
動作してしまっても、キーを押す事によりリセットがか
かるため必ず復帰する事ができる。また、キーをはなし
た時にも再度リセットを行なっているのでさらに誤動作
しずらい。
【0020】次に本発明の他の実施例について、図3を
参照して説明する。
【0021】図3において、本実施例の入力検出回路
は、D型フリップフロップ30,31,32,33と、
インバータ34,35と、ANDゲート36,37と、
ORゲート38とを有する。C点電位はANDゲート3
6の出力とする。
【0022】本実施例の構成のうち、ROM1,プログ
ラムカウンタ2,入力回路3,CPU4は前記一実施例
と同じものである。入力検出回路51は、入力信号KI
の立ち上りのみを検出する回路で、この回路に使用する
クロック信号CKは他のブロック(CPU4等)で使用
しているものを流用できる。図4に本実施例のタイミン
グ図を示す。
【0023】図4において、図3のA,B,C各点の電
位が示されている。
【0024】本実施例では、キーを押した時のみリセッ
トをかけるので、(第1の実施例ではキーをはなすと処
理の途中でもリセットがかかってしまうのに対し、)キ
ーをはなしても処理を実行し続ける事ができるため、汎
用性が広い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力キ
ーを押すと自動的にリセット信号が発生する様にしたの
で、リセット端子を設ける事なく、マイクロコンピュー
タの初期化を行う事ができ、誤動作しずらいマイクロコ
ンピュータを比較的容易な回路構成で実現できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリセット回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の各部の電位波形を示すタイミング図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例のリセット回路を示すブロ
ック図である。
【図4】図3の各部の電位波形を示すタイミング図であ
る。
【図5】従来のリセット回路を示す回路図である。
【図6】図5の各部の電位波形を示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 リード・オンリ・メモリ(ROM) 2 プログラムカウンタ 3 入力回路 4 中央処理回路(CPU) 5,51 入力検出回路 10,11 入力端子 12,13 プルダウン抵抗 14,15 遅延回路 16,17 排他的論理和ゲート 18 論理和ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作プログラムが格納されているリード
    ・オンリ・メモリと、前記リード・オンリ・メモリのア
    ドレスを指定するプログラムカウンタと、外部からの入
    力信号を取り入れる入力回路と、前記入力回路からの入
    力信号により前記プログラムカウンタをカウントさせ前
    記リード・オンリ・メモリから出力される動作プログラ
    ムに応じて各構成要素を制御する中央処理回路と、前記
    入力回路に入力があった事を検出してリセット信号を発
    生して前記プログラムカウンタおよび前記中央処理回路
    を初期化する入力検出回路とを備えた事を特徴とするリ
    セット回路。
JP4061609A 1992-03-18 1992-03-18 リセット回路 Withdrawn JPH0668280A (ja)

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JP4061609A JPH0668280A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 リセット回路

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JP4061609A JPH0668280A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 リセット回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300013A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Seiko Instruments Inc 遅延回路
CN103117088A (zh) * 2011-10-27 2013-05-22 爱思开海力士有限公司 半导体器件及其操作方法

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