JPH0667545B2 - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
- Publication number
- JPH0667545B2 JPH0667545B2 JP63141471A JP14147188A JPH0667545B2 JP H0667545 B2 JPH0667545 B2 JP H0667545B2 JP 63141471 A JP63141471 A JP 63141471A JP 14147188 A JP14147188 A JP 14147188A JP H0667545 B2 JPH0667545 B2 JP H0667545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- injection molding
- molding machine
- space
- feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D27/00—Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting
- B22D27/09—Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting by using pressure
- B22D27/11—Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting by using pressure making use of mechanical pressing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/08—Cold chamber machines, i.e. with unheated press chamber into which molten metal is ladled
- B22D17/12—Cold chamber machines, i.e. with unheated press chamber into which molten metal is ladled with vertical press motion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2015—Means for forcing the molten metal into the die
- B22D17/203—Injection pistons
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ダイカストマシンなどの金属の鋳造を行なう
ための射出成形機に係り、特に押湯装置が改良された射
出成形機に関するものである。
ための射出成形機に係り、特に押湯装置が改良された射
出成形機に関するものである。
［従来の技術］ ダイカストマシンなどの射出成形機においては、金属溶
湯は鋳込み装置から金型装置のビスケット部およびラン
ナ部を経てキャビティに充填され、ここにおいて凝固し
て成形品とされる。
湯は鋳込み装置から金型装置のビスケット部およびラン
ナ部を経てキャビティに充填され、ここにおいて凝固し
て成形品とされる。
この成形品が耐圧品などのように内部の鋳巣を嫌うもの
である場合には、この鋳巣を押し潰してなくするため
に、溶湯の充填完了後に（１）キャビティ部（２）ビス
ケット部（３）ランナ部いずれかを押湯棒で押し込んで
押湯効果の増強を図っている。
である場合には、この鋳巣を押し潰してなくするため
に、溶湯の充填完了後に（１）キャビティ部（２）ビス
ケット部（３）ランナ部いずれかを押湯棒で押し込んで
押湯効果の増強を図っている。
［発明が解決しようとする問題点］ キャビティ部を直接押湯棒で押す場合には、溶湯の充填
完了後の早い時期に押すと、キャビティ内の溶湯が今だ
固まっていない状態にあるところから、押湯棒を押し込
んだ容積分だけ射出プランジャが押し戻されてしまい、
押湯効果を与えることができない。一方、キャビティ部
を直接押す場合において押す時期が遅すぎた場合には、
溶湯が凝固しており、相当な力をかけても押湯棒を押し
込むことができないか、押し込むことができたとしても
成形品にクラックを発生させて不良品を作ってしまう。
完了後の早い時期に押すと、キャビティ内の溶湯が今だ
固まっていない状態にあるところから、押湯棒を押し込
んだ容積分だけ射出プランジャが押し戻されてしまい、
押湯効果を与えることができない。一方、キャビティ部
を直接押す場合において押す時期が遅すぎた場合には、
溶湯が凝固しており、相当な力をかけても押湯棒を押し
込むことができないか、押し込むことができたとしても
成形品にクラックを発生させて不良品を作ってしまう。
また、キャビティ部を直接押す場合には、鋳造の立ち上
りの金型が比較的に冷たい状態にある時と、ある程度の
回数、連続的に鋳造することにより金型が比較的高い温
度となっている状態とでは、押湯棒の前進を開始させる
タイミングを変えなければならない。このようなことか
ら、キャビティ部を直接に押湯棒で押す射出成形機にお
いては、操作が極めて煩雑で、良好な成形品を安定して
製造することが容易でなかった。
りの金型が比較的に冷たい状態にある時と、ある程度の
回数、連続的に鋳造することにより金型が比較的高い温
度となっている状態とでは、押湯棒の前進を開始させる
タイミングを変えなければならない。このようなことか
ら、キャビティ部を直接に押湯棒で押す射出成形機にお
いては、操作が極めて煩雑で、良好な成形品を安定して
製造することが容易でなかった。
さらに、キャビティ部を押湯棒で直接に押す射出成形機
にあっては、製品部分を押湯棒で押すものであるところ
から、得られた製品について必要以上の機械加工を施さ
なければならなかった。
にあっては、製品部分を押湯棒で押すものであるところ
から、得られた製品について必要以上の機械加工を施さ
なければならなかった。
プランジャチップをインナチップとアウタチップとの二
重構造にすることにより押湯効果を与えるようにした射
出成形機にあっては、溶湯充填完了後、早い時期にイン
ナチップを突出させると溶湯が適当に固まっていないた
めに、インナチップが前進した容積分だけアウタチップ
が後退し、押湯効果を与えることができない。また、イ
ンナチップはアウタチップの内周を摺動するものである
ところから、焼き付き防止のためにプランジャチップを
十分に冷却しなければならない。そのため、冷却部を確
保するために、プランジャチップ径が必要以上に大きく
なり、射出シリンダ径もそれだけ大きなものにせねばな
らず装置構成コストがいたずらに高いものとなってい
た。
重構造にすることにより押湯効果を与えるようにした射
出成形機にあっては、溶湯充填完了後、早い時期にイン
ナチップを突出させると溶湯が適当に固まっていないた
めに、インナチップが前進した容積分だけアウタチップ
が後退し、押湯効果を与えることができない。また、イ
ンナチップはアウタチップの内周を摺動するものである
ところから、焼き付き防止のためにプランジャチップを
十分に冷却しなければならない。そのため、冷却部を確
保するために、プランジャチップ径が必要以上に大きく
なり、射出シリンダ径もそれだけ大きなものにせねばな
らず装置構成コストがいたずらに高いものとなってい
た。
また、ランナ部を押す場合、ビスケット部とキャビティ
部を遮断するためにランナ部が必要以上に長くなり製品
歩留りが悪くなっていた。
部を遮断するためにランナ部が必要以上に長くなり製品
歩留りが悪くなっていた。
［問題点を解決するための手段］ 本発明の射出成形機は、押湯棒を使用する射出成形機に
おいて、押湯棒の進退動する空間を、固定金型と可動金
型との間に形成される鋳造空間のうち非製品部であっ
て、かつ、鋳込み装置のプランジャチップ先端面に形成
する溝と固定金型に形成する溝とからなる空間とし、請
求項２では、その溝形状を半円形と半円形の合体した円
形とするものとした。
おいて、押湯棒の進退動する空間を、固定金型と可動金
型との間に形成される鋳造空間のうち非製品部であっ
て、かつ、鋳込み装置のプランジャチップ先端面に形成
する溝と固定金型に形成する溝とからなる空間とし、請
求項２では、その溝形状を半円形と半円形の合体した円
形とするものとした。
［作用］ 本発明の射出成形機は、押湯棒を使用する射出成形機に
おいて、押湯棒の進退動する空間を非製品部の鋳造空間
におけるプランジャチップ先端面に形成する溝と固定盤
に形成する溝とからなる空間とすることにより、従来機
のビスケット部がなくなり、押湯棒で押込む部分がビス
ケット部となるため、無駄なビスケット部が減少し、製
品歩留りの向上と押湯効果の増強を図ることができる。
おいて、押湯棒の進退動する空間を非製品部の鋳造空間
におけるプランジャチップ先端面に形成する溝と固定盤
に形成する溝とからなる空間とすることにより、従来機
のビスケット部がなくなり、押湯棒で押込む部分がビス
ケット部となるため、無駄なビスケット部が減少し、製
品歩留りの向上と押湯効果の増強を図ることができる。
［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
明する。
第１図は本発明の１実施例を示す射出成形機の縦断面
図、第２図〜第４図は押湯装置近傍の部分拡大縦断面図
で、各々第２図はキャビティへの鋳込み前の状態、第３
図は鋳込み後の状態、第４図は押湯した状態を示す。第
５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第５図のVI−
VI線断面図である。また、第７図はプランジャチップ先
端面に形成した溝の状態図で、（ａ）は半円形状、
（ｂ）は矩形状、（ｃ）は台形状、（ｄ）は菱形状を示
す。なお、第７図（ａ）〜（ｄ）中２点鎖線で示す区画
は押湯棒を通路を示す。
図、第２図〜第４図は押湯装置近傍の部分拡大縦断面図
で、各々第２図はキャビティへの鋳込み前の状態、第３
図は鋳込み後の状態、第４図は押湯した状態を示す。第
５図は第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第５図のVI−
VI線断面図である。また、第７図はプランジャチップ先
端面に形成した溝の状態図で、（ａ）は半円形状、
（ｂ）は矩形状、（ｃ）は台形状、（ｄ）は菱形状を示
す。なお、第７図（ａ）〜（ｄ）中２点鎖線で示す区画
は押湯棒を通路を示す。
この射出成形機は金型装置10と鋳込み装置12とから主と
して構成されている。金型装置10は、固定盤14に保持さ
れた固定金型16と、可動盤18に保持された可動金型20を
備えている。固定盤14にはナット22を介してコラム24が
連連結されており、可動盤18は図示しないトグル機構に
よって該コラム24に沿って固体盤14に対して接近および
離反する方向に移動自在とされている。
して構成されている。金型装置10は、固定盤14に保持さ
れた固定金型16と、可動盤18に保持された可動金型20を
備えている。固定盤14にはナット22を介してコラム24が
連連結されており、可動盤18は図示しないトグル機構に
よって該コラム24に沿って固体盤14に対して接近および
離反する方向に移動自在とされている。
固定金型16と可動金型20との合せ面には、鋳造空間が設
けられ、鋳造空間は、製品部となる鋳造空間（具体的に
はキャビティ26）と非製品部となる鋳造空間（具体的に
はゲート部、ランナ部、ビスケット部など）とから構成
される。
けられ、鋳造空間は、製品部となる鋳造空間（具体的に
はキャビティ26）と非製品部となる鋳造空間（具体的に
はゲート部、ランナ部、ビスケット部など）とから構成
される。
本発明では、予めプランジャチップ先端面に形成した溝
と固定金型に形成した溝とで形成される空間を、押湯棒
の通路として構成し、第１図〜第４図の実施例では、押
湯棒の通路28に押湯部のビスケット部30が接続し、した
がって、キャビティ26へ供給される溶湯はプランジャチ
ップ70の先端面によって押圧され、押湯棒の通路28、押
湯部のビスケット部30、ランナ部、ゲート部を経由して
キャビティへ送られることになる。
と固定金型に形成した溝とで形成される空間を、押湯棒
の通路として構成し、第１図〜第４図の実施例では、押
湯棒の通路28に押湯部のビスケット部30が接続し、した
がって、キャビティ26へ供給される溶湯はプランジャチ
ップ70の先端面によって押圧され、押湯棒の通路28、押
湯部のビスケット部30、ランナ部、ゲート部を経由して
キャビティへ送られることになる。
固定盤10には、シリンダ機構90が設けられ、該シリンダ
機構90によって進退されて押湯棒の通路28に突出される
押湯棒42が設置されている。
機構90によって進退されて押湯棒の通路28に突出される
押湯棒42が設置されている。
金型装置10はマシンベース44上に設置されており、マシ
ンベース44はグランドベース46に凹設されたピット48を
跨ぐように設置されている。
ンベース44はグランドベース46に凹設されたピット48を
跨ぐように設置されている。
前記鋳込み装置12は該ピット48内に設置されている。鋳
込み装置12は、下段側から順次射出シリンダ50、ブロッ
ク52、スリーブ54が設置された構成となっている。射出
シリンダ50はピット48の底面に固設された受座56にピン
58を介して支持され、該ピン58を回動中心として上端側
が傾動可能とされている。射出シリンダ50内にはピスト
ン60が設置され、該ピストン60には上方に向って延びる
ロッド62が連結されている。
込み装置12は、下段側から順次射出シリンダ50、ブロッ
ク52、スリーブ54が設置された構成となっている。射出
シリンダ50はピット48の底面に固設された受座56にピン
58を介して支持され、該ピン58を回動中心として上端側
が傾動可能とされている。射出シリンダ50内にはピスト
ン60が設置され、該ピストン60には上方に向って延びる
ロッド62が連結されている。
ブロック52には上下方向に延びるシリンダ孔64が設けら
れており、該シリンダ孔64内にはドッキングラム66が挿
入され、該ドッキングラム66の下端は射出シリンダ50の
上面に形成されたフランジ68に固着されている。
れており、該シリンダ孔64内にはドッキングラム66が挿
入され、該ドッキングラム66の下端は射出シリンダ50の
上面に形成されたフランジ68に固着されている。
スリーブ54は連結部材68を介して該ブロック52の上側に
連結されており、その上端は前記金型装置10のビスケッ
ト部30の下端に挿入可能とされている。該スリーブ54内
にはプランジャチップ70が摺動自在に設置されており、
該プランジャチップ70の形状は、プランジャチップ70が
上昇時に、押湯棒が突出されても干渉しないように溝部
300が設けられている。（第７図（ａ）〜（ｄ）参
照）。該プランジャチップ70を保持するプランジャ72
は、その下端がカップリング73を介して前記ロッド62の
上端に連結されている。
連結されており、その上端は前記金型装置10のビスケッ
ト部30の下端に挿入可能とされている。該スリーブ54内
にはプランジャチップ70が摺動自在に設置されており、
該プランジャチップ70の形状は、プランジャチップ70が
上昇時に、押湯棒が突出されても干渉しないように溝部
300が設けられている。（第７図（ａ）〜（ｄ）参
照）。該プランジャチップ70を保持するプランジャ72
は、その下端がカップリング73を介して前記ロッド62の
上端に連結されている。
ピット48の側面壁には傾転シリンダ74が受座76およびピ
ン78を介して傾動自在に枢支されており、該傾転シリン
ダのピストン80に連結されているロッド82は、その先端
が継手84およびピン86を介して射出シリンダ50のフラン
ジ68の側面に枢着されている。
ン78を介して傾動自在に枢支されており、該傾転シリン
ダのピストン80に連結されているロッド82は、その先端
が継手84およびピン86を介して射出シリンダ50のフラン
ジ68の側面に枢着されている。
このように構成された射出成形機の作動について次に説
明する。
明する。
シリンダ孔64内に供給される油圧を開放することにより
ブロック52は降下し、シリンダ50上に着座した状態とな
る。また、射出シリンダ50のヘッドエンド側に供給され
る油圧を解放することによりピストン60が下降限まで降
下し、プランジャチップ70も下降限まで降下した状態と
なる。この状態で傾転シリンダ74のロッド82を突出させ
ると、鋳込み装置12が全体として傾動する。そこで、ス
リーブ54内に金属溶湯を注ぎ込む。
ブロック52は降下し、シリンダ50上に着座した状態とな
る。また、射出シリンダ50のヘッドエンド側に供給され
る油圧を解放することによりピストン60が下降限まで降
下し、プランジャチップ70も下降限まで降下した状態と
なる。この状態で傾転シリンダ74のロッド82を突出させ
ると、鋳込み装置12が全体として傾動する。そこで、ス
リーブ54内に金属溶湯を注ぎ込む。
しかる後、傾転シリンダ74のロッド82を後退させ、鋳込
み装置12を鉛直姿勢とする。ついでブロック52のシリン
ダ孔64内に油圧を導入し、ドッキングラム66を突出させ
る。これによりブロック52が上昇し、スリーブ54が金型
装置10に挿入される。
み装置12を鉛直姿勢とする。ついでブロック52のシリン
ダ孔64内に油圧を導入し、ドッキングラム66を突出させ
る。これによりブロック52が上昇し、スリーブ54が金型
装置10に挿入される。
そこで、射出シリンダ50のヘッドエンド側の室に油圧を
導入し、ピストン60を押し上げる。これによりプランジ
ャチップ70が上昇し、スリーブ54内に溜められていた金
属溶湯が押湯棒の通路28の空間、押湯部のビスケット部
30を経てキャビティ26内へ導入される。
導入し、ピストン60を押し上げる。これによりプランジ
ャチップ70が上昇し、スリーブ54内に溜められていた金
属溶湯が押湯棒の通路28の空間、押湯部のビスケット部
30を経てキャビティ26内へ導入される。
キャビティ26内に溶湯が充填された状態で、固定金型16
とプランジャチップ70形成される押湯棒の通路28に、押
湯棒42を深く押し込むことで押湯棒から受ける圧力はキ
ャビティ26内に伝達し、キャビティ内の溶湯に押湯効果
を与える。
とプランジャチップ70形成される押湯棒の通路28に、押
湯棒42を深く押し込むことで押湯棒から受ける圧力はキ
ャビティ26内に伝達し、キャビティ内の溶湯に押湯効果
を与える。
キャビティ26内の溶湯の凝固が終了した後は、可動盤18
を後退させ型開きを行ない、可動金型20に設けられてい
る製品押出装置（図示せず）により製品を押し出す。
を後退させ型開きを行ない、可動金型20に設けられてい
る製品押出装置（図示せず）により製品を押し出す。
なお、この型開きに先立って、ピストン60,ブロック52
などは下降限まで降下されており、次回の鋳造操作の待
機状態に置かれている。
などは下降限まで降下されており、次回の鋳造操作の待
機状態に置かれている。
本発明の意図するところは、プランジャチップ先端面に
形成する溝と固定金型に形成する溝とで囲まれた空間に
押湯棒が進退動するよう構成して、押湯棒の通路を出来
るだけ下側（プランジャチップ寄り）に近づけることに
よって、プランジャチップ先端面からキャビティへ至る
非製品部の鋳造空間を出来るだけ少なくし、その結果、
鋳造後にできるビスケット部を少なくし、製品歩留りの
向上を図ったものである。
形成する溝と固定金型に形成する溝とで囲まれた空間に
押湯棒が進退動するよう構成して、押湯棒の通路を出来
るだけ下側（プランジャチップ寄り）に近づけることに
よって、プランジャチップ先端面からキャビティへ至る
非製品部の鋳造空間を出来るだけ少なくし、その結果、
鋳造後にできるビスケット部を少なくし、製品歩留りの
向上を図ったものである。
上記実施例では横型締め式の金型が示され、かつ縦鋳込
み型の鋳込み装置が示されているが、本発明はその他の
各種形式の金型および鋳込み装置を有する射出成形機に
ついも適用できることはいうまでもない。
み型の鋳込み装置が示されているが、本発明はその他の
各種形式の金型および鋳込み装置を有する射出成形機に
ついも適用できることはいうまでもない。
また、プランジャチップ先端面および対応位置の固定盤
に形成される溝形状は第７図（ａ）〜（ｄ）のほか任意
の形状をとることができる。
に形成される溝形状は第７図（ａ）〜（ｄ）のほか任意
の形状をとることができる。
［発明の効果］ 以上の通り本発明の射出成形機は、押湯棒で押し込む通
路部を非製品部の鋳造空間のうちプランジャチップ先端
面の溝と固定盤に形成した溝とから形成する空間とする
ことから、従来機のビスケット部がなくなり押湯棒で押
込む部分がビスケット部を兼ねることにより、所要空間
が小さくなり製品歩留りが向上する。また、本発明にあ
っては、非製品部を押湯棒で押すので製品に傷がつかな
い。さらに、射出シリンダなどの鋳込装置は、押湯効果
を与えることが不要のものであってキャビティへの充填
専用のものとなるので、小さな鋳込み圧力のもので済
み、装置構成コストも安価なものとなる。
路部を非製品部の鋳造空間のうちプランジャチップ先端
面の溝と固定盤に形成した溝とから形成する空間とする
ことから、従来機のビスケット部がなくなり押湯棒で押
込む部分がビスケット部を兼ねることにより、所要空間
が小さくなり製品歩留りが向上する。また、本発明にあ
っては、非製品部を押湯棒で押すので製品に傷がつかな
い。さらに、射出シリンダなどの鋳込装置は、押湯効果
を与えることが不要のものであってキャビティへの充填
専用のものとなるので、小さな鋳込み圧力のもので済
み、装置構成コストも安価なものとなる。
第１図は本発明の１実施例を示す射出成形機の縦断面
図、第２図〜第４図は押湯装置近傍の部分拡大縦断面図
で、第２図はキャビティの鋳込み前の状態、第３図は鋳
込み後の状態、第４図は押湯した状態を示す。第５図は
第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第５図のVI−VI線断
面図、第７図はプランジャチップ先端面に形成する各種
溝形状図である。 10……金型装置、12……鋳込み装置、 14……固定盤、16……固定金型、 18……可動盤、20……可動金型、 26……キャビティ、42……押湯棒、 50……射出シリンダ、 70……プランジャチップ、 90……シリンダ機構、 92,94,96……シリンダ孔、 98……調節部材、96……押湯ピストン、 300……溝。
図、第２図〜第４図は押湯装置近傍の部分拡大縦断面図
で、第２図はキャビティの鋳込み前の状態、第３図は鋳
込み後の状態、第４図は押湯した状態を示す。第５図は
第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第５図のVI−VI線断
面図、第７図はプランジャチップ先端面に形成する各種
溝形状図である。 10……金型装置、12……鋳込み装置、 14……固定盤、16……固定金型、 18……可動盤、20……可動金型、 26……キャビティ、42……押湯棒、 50……射出シリンダ、 70……プランジャチップ、 90……シリンダ機構、 92,94,96……シリンダ孔、 98……調節部材、96……押湯ピストン、 300……溝。
Claims (2)
- 【請求項１】固定盤に保持された固定金型および、該固
定盤に対し接離方向移動可能な可動盤に保持された可動
金型を備え、該固定盤に設けられたシリンダ機構により
進退される押湯棒が該固定金型と可動金型との間に形成
される鋳造空間に突出可能に設けられている射出成形機
において、 該押湯棒の進退動する空間を、前記鋳造空間のうち非製
品部であって、かつ、鋳込み装置のプランジャチップ先
端面に形成する溝と固定金型に形成する溝とからなる空
間とすることを特徴とする射出成形機。 - 【請求項２】押湯棒の進退動する空間を、鋳造空間のう
ち非製品部であって、かつ、鋳込み装置のプランジャチ
ップ先端面に形成する半円形の溝と固定金型に形成する
半円形の溝とからなる空間とすることを特徴とする請求
項１記載の射出成形機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63141471A JPH0667545B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 射出成形機 |
| US07/350,237 US4997027A (en) | 1988-06-10 | 1989-05-11 | Pressing mechanism for casting apparatus |
| IT8947988A IT1231687B (it) | 1988-06-10 | 1989-05-24 | Dispositivo di pressione per apparato di colata |
| DE3918334A DE3918334C2 (de) | 1988-06-10 | 1989-06-05 | Druckgießmaschine |
| KR1019890008069A KR910009623B1 (ko) | 1988-06-10 | 1989-06-10 | 주조장치용의 가압장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63141471A JPH0667545B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 射出成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01313176A JPH01313176A (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0667545B2 true JPH0667545B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
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