JPH0666193U - 可動式スピーカ付き音響再生装置 - Google Patents

可動式スピーカ付き音響再生装置

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JPH0666193U
JPH0666193U JP765393U JP765393U JPH0666193U JP H0666193 U JPH0666193 U JP H0666193U JP 765393 U JP765393 U JP 765393U JP 765393 U JP765393 U JP 765393U JP H0666193 U JPH0666193 U JP H0666193U
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shaft member
speaker
speaker box
handle
switch
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豊道 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動式スピーカ付き音響再生装置の可搬性を
向上させること。 【構成】 音響再生装置1のキャビネット2後部に可動
式スピーカ箱20Lと、このスピーカ箱の底面20aに
取着した軸部材22とを設け、この軸部材22に形成し
たラックギアG4とギアG3を噛合させ、この軸部材2
2に取着したギアG2とギアG1とを軸部材22が上昇
時に噛合させ、ギアG3,G1をモータ42,31によ
り回動させた。又、モータ42,31のオン、オフを制
御手段26を介してスタンバイスイッチ10で行った。
この構成によればスイッチ10をオンにするとスピーカ
箱20Lが上昇し且つ所定方向に向き、オフにするとス
ピーカ箱20Lは元の方向に戻り且つ下降する。従っ
て、持ち運ぶ際スイッチ10をオフにするだけでスピー
カ箱20Lがキャビネット2に収納されるためスピーカ
箱20Lを外力から容易に保護することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は可動式スピーカを備えた音響再生装置、主に可搬式音響再生装置の改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
回動式スピーカを音響再生装置本体から突出させて設けた音響再生装置、例え ば回動式スピーカ付きラジオカセットレコーダが知られている。この種の可搬式 装置は設置する場所が使用する都度異なるため、その都度聴取者の方向にスピー カを回動させるよう構成したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、回動式スピーカが装置本体から突出していたため、特に運搬時に外力 により回動式スピーカが破損される虞れがあった。そこで本考案の目的は、回動 式スピーカが外力により破損されるのを防止した可動式スピーカ付き音響再生装 置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案は、請求項1の考案では音響再生装置本体か ら突出可能に設けられた可動式スピーカ箱と、このスピーカ箱の底面に取着され 前記スピーカ箱を支持する軸部材と、この軸部材を回動させる回動手段と、前記 軸部材を上下動させる上下動手段と、前記回動手段及び前記上下動手段を駆動又 は停止させるためのスイッチと、回動及び上下動の動作順序を制御する制御手段 とを設け、前記スイッチをオンにした場合は、まず前記上下動手段が駆動され所 定時間前記軸部材が上昇し、次に前記回動手段が駆動され所定時間前記軸部材が 所定方向に回動し、前記スイッチをオフにした場合は、まず前記回動手段が駆動 され所定時間前記軸部材が逆方向に回動し、次に前記上下動手段が駆動され所定 時間前記軸部材が下降するよう前記制御手段が前記回動手段及び前記上下動手段 を制御するよう構成した。
【0005】 請求項2の考案では音響再生装置本体から突出可能に設けられた可動式スピー カ箱と、このスピーカ箱の底面に取着され前記スピーカ箱を支持する軸部材と、 この軸部材を上下動させる上下動歯車機構と、前記音響再生装置本体に収納可能 に取着された把手と、この把手を収納状態から立てた状態に移すまでの変位を検 出する変位検出歯車機構とを設け、前記上下動歯車機構の歯車と前記変位検出歯 車機構の歯車とを噛合させ、前記把手を収納状態から立てた状態にした場合は前 記軸部材を下降させ、前記把手を立てた状態から収納状態にした場合は前記軸部 材を上昇させるよう構成した。
【0006】
【作用】
請求項1の考案によれば、スイッチをオンにした場合はスピーカが上昇した後 所定方向に向きスピーカ使用可能状態になるのに対し、スイッチをオフにした場 合はスピーカが元の方向に戻った後下降しスピーカ収納状態になるためスピーカ の突起部が殆どなくなる。従って、装置の運搬時等において外力によりスピーカ が破損する虞れを少なくすることができ、且つ外観もすっきりさせることができ る。
【0007】 請求項2の考案によれば、把手を収納する操作をするとスピーカが上昇しスピ ーカ使用可能状態となり、把手を立てる操作をするとスピーカが下降しスピーカ 収納状態となるためスピーカの突起部が殆どなくなる。従って、装置の運搬時等 に外力によりスピーカが破損する虞れを少なくすることができ、且つ外観もすっ きりさせることができる。又、操作性の向上も図ることができる。更に、軸部材 の上下動と把手の変位検出手段として歯車機構を用いたので構成を比較的簡易に でき、モータ等の動力源が不要なことから装置全体として小型軽量化、費用の低 減及び省電力化を図ることができる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本考 案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置の第1実施例の外観図である。この第 1実施例は請求項1の考案に相当する。本考案に係る音響再生装置は、例えば、 所謂CD(コンパクトディスク)ラジオカセットレコーダである。可動式スピー カ付き音響再生装置1は、キャビネット2と、このキャビネット2の前面左右に 設けられた一対の本体側スピーカ3L,3Rと、2台のカセットレコーダ4,5 と、操作つまみ部6と、FM/AM/TV音声チューナ選局部7と、前記キャビ ネット2の上面に設けられたCDプレーヤ部8と、左右一対の可動式スピーカ9 L,9Rと、このスピーカ9L,9Rの上下操作用のスタンバイスイッチ10と 、チューナ用アンテナ11と、把手Kを備える。
【0009】 この構成によれば、CD、カセットテープ、又はFM/AM/TV音声を本体 側スピーカ3L,3Rで再生することができる他、前記スタンバイスイッチ10 を操作して可動式スピーカ9L,9Rを前記キャビネット2から突出させ音声を 再生すれば臨場感を高めることができる。更に、前記可動式スピーカ9L,9R を左右に回動可能に構成したので臨場感を一層高めることができる。
【0010】 図2は本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置の第1実施例の要部縦断 面図、図3は同第1実施例の要部横断面図である。図2の要部縦断面図は前記装 置1の左側半分を示す。図3の要部横断面図は前記装置1のF−F横断面を示す 。
【0011】 可動式スピーカ付き音響再生装置1は、キャビネット2の内側前面に設けられ た左側スピーカ3Lと、前記キャビネット2の内側後部に前記キャビネット2か ら突出可能に設けられた左側可動式スピーカ箱20Lと、このスピーカ箱20L の内側前面に設けられた左側可動式スピーカユニット21Lと、前記スピーカ箱 20Lの底面20aに取着され前記スピーカ箱20Lを支持する軸部材22と、 前記キャビネット2の凹部2aの中央部に形成した貫通孔2bと、この貫通孔2 bを貫通した前記軸部材22を回動させる回動手段23と、前記軸部材22を上 下動させる上下動手段24と、前記軸部材22の中央部を支持するための支持板 25と、この支持板25の中央部に形成した前記軸部材22を貫通させるための 貫通孔25aと、前記回動手段23及び前記上下動手段24を駆動又は停止させ るためのスイッチ10と、回動及び上下動の動作順序を制御する制御手段26と により構成される。尚、前記左側可動式スピーカ箱20Lと前記左側可動式スピ ーカユニット21Lとで前記左側可動式スピーカ9Lが構成され、同様に、右側 可動式スピーカ箱20Rと右側可動式スピーカ21Rとで右側可動式スピーカ9 Rが構成される。
【0012】 前記回動手段23は、回動用モータ31と、このモータ31の回動軸32に取 着されたギアG1と、前記軸部材22の下端部22aに取着されたギアG2とに より構成され、後述するように前記軸部材22が上昇すると前記ギアG1とG2 が噛合するよう構成されている。
【0013】 前記上下動手段24は、前記軸部材22と直交するよう設けられた軸部材41 と、この軸部材41に取着されたギアG3と、前記軸部材22に形成され前記ギ アG3と噛合するラックギアG4と、前記軸部材41の前記ギアG3より右側に 取着されたギアG5と、上下動用モータ42と、このモータ42の回動軸43に 取着され前記ギアG5と噛合するギアG6とにより構成される。尚、前記軸部材 41の一端41aは前記キャビネット2の左側面2Lに設けた不図示の支持部材 で支持され、不図示の他端も前記キャビネット2の不図示の右側面に設けた不図 示の支持部材で支持される。
【0014】 又、前記制御手段26から出力される制御信号により前記モータ31,42の 駆動が制御される。
【0015】 この構成によれば、前記モータ42が正転するとこの正転トルクが前記ギアG 6,G5を介して前記軸部材41に与えられ、更にギアG3,ラックギアG4を 介して前記軸部材22に与えられ、この軸部材22を上昇させる。従って、この 軸部材22の先端に取着された前記スピーカ箱20Lが前記キャビネット2より 突出する。
【0016】 一方、前記軸部材22の上昇が停止すると前記ギアG1とG2が噛合する。次 に、前記モータ31が正転するとこの正転トルクが前記ギアG1,G2を介して 前記軸部材22に与えられ、この軸部材22が回動する。従って、この軸部材2 2の先端に取着された前記スピーカ箱20Lが回動する。
【0017】 図4は本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置の電気制御系の構成図で ある。この電気制御系50は前記スイッチ(スタンバイスイッチ)10と、この スイッチ10を介して高レベル(H)又は低レベル(L)信号を入力される前記 制御手段26と、角度設定ボタン27と、前記制御手段26の出力信号を入力す る上下動用モータドライバ51と、このドライバ51の出力信号で駆動される前 記モータ42と、前記制御手段26の出力信号を入力する回動用モータドライバ 52と、このドライバ52の出力信号で駆動される前記モータ31と、前記モー タ31,42により上下動又は回動する前記スピーカ箱20L,20Rとにより 構成される。
【0018】 前記制御手段26は順序回路26aと、タイマ26b,26cと、定数変更回 路26dとにより構成されるマイクロコンピュータである。又、使用者は前記角 度設定ボタン27により前記定数変更回路26dを介して前記タイマ26cに予 め前記スピーカ箱20L,20Rの向き情報を入力することが可能である。
【0019】 次に図5及び図6の電気制御系の動作を示すフローチャートを参照しながら前 記電気制御系50の動作について説明する。まず、図5において、N1にてスタ ンバイスイッチ10をオン(H)にすると前記順序回路26aは前記タイマ26 bを駆動する。次に、N2に進み前記タイマ26bの出力信号により前記上下動 用モータドライバ51が作動し、前記モータ42が正転する。次に、N3に進み 一定時間(前記タイマ26bで設定された時間)が経過して、N4にて前記モー タ42が停止する。次に、N5に進み、使用者が前記角度設定ボタン27により 予め設定した角度設定信号が前記定数変更回路26dを介して前記タイマ26c に入力される。次に、N6に進み前記タイマ26cの出力信号により前記回動用 モータドライバ52が作動し、前記モータ31が正転する。次に、N7に進み一 定時間(前記タイマ26cで設定された時間)が経過して前記モータ31が停止 するまで待つ。そして一定時間が経過するとN8に進み動作が終了する。即ち、 前記スピーカ箱20L,20Rは前記キャビネット2から突出した状態で所定方 向に向き回動用モータ31が停止する。
【0020】 次に、図6において、N11にてスタンバイスイッチ10をオフ(L)にする と前記順序回路26aは前記タイマ26cを駆動する。次に、N12に進み前記 タイマ26cの出力信号により前記回動用モータドライバ52が作動し、前記モ ータ31が逆転する。次に、N13に進み一定時間(前記タイマ26cで設定さ れた時間)が経過して前記モータ31が停止するまで待つ。次に、N14にて前 記モータ13が停止する。次に、N15に進み、前記タイマ26bの出力信号に より前記上下動用モータドライバ51が作動し、前記モータ42が逆転する。次 に、N16に進み一定時間(前記タイマ26bで設定された時間)が経過して前 記モータ42が停止するまで待つ。そして一定時間が経過するとN17にて上下 用モータ42が停止し動作が終了する。
【0021】 即ち、前記スピーカ箱20L,20Rは元の方向に向きを変え前記キャビネッ ト2に収納されるため突起部を殆どなくすことができる。従って、前記装置1の 運搬時等において外力により前記スピーカ箱20L,20Rが破損する虞れを少 なくすることができ、且つ外観もすっきりさせることができる。
【0022】 尚、前記実施例では、スピーカ箱20L,20Rの上下の移動はスタンバイス イッチ10を直接使用者が操作することにより制御しているが、これに限らず音 響再生装置1の電源スイッチと連動させて、前記電源スイッチを入れた(オン) 時、自動的にスピーカ箱20L,20Rが上昇及び回動し、逆に、電源スイッチ を切った(オフ)時、自動的にスピーカ箱20L,20Rが下降収納されるよう にすることも可能である。更に、音響再生装置1の把手Kを立てた状態、即ち、 可搬可能時はスタンバイスイッチ10がオフとなり、把手Kを倒した状態、即ち 、可搬できない時はスタンバイスイッチ10がオンとなるように構成することも 可能である。
【0023】 図7は本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置の第2実施例の要部縦断 面図、図8は同第2実施例の部分横断面図である。図7の要部縦断面図は前記装 置1の左側半分を示す。図8の部分横断面図は前記装置1のスピーカ箱下方の横 断面を示す。
【0024】 可動式スピーカ付き音響再生装置60は、キャビネット2の内側前面に設けら れた左側スピーカ3Lと、前記キャビネット2の内側後部に前記キャビネット2 から突出可能に設けられた左側可動式スピーカ箱20Lと、このスピーカ箱20 Lの内側前面に設けられた左側可動式スピーカユニット21Lと、前記スピーカ 箱20Lの底面20aに取着され前記スピーカ箱20Lを支持する軸部材61と 、前記キャビネット2の凹部2aの中央部に形成した貫通孔2bと、この貫通孔 2bを貫通した前記軸部材61を上下動させる上下動歯車機構62と、前記軸部 材61の中央部61aを支持するための支持板63と、この支持板63の中央部 に形成した前記軸部材61を貫通させるための貫通孔63aと、前記キャビネッ ト2上面に形成した溝部2cに収納可能に取着された把手64と、この把手64 を収納状態から立てた状態に移すまでの変位を検出する変位検出歯車機構65と により構成される。
【0025】 前記上下歯車機構62は、前記軸部材61と直交するよう設けられた軸部材6 6と、この軸部材66に取着されたギアG10と、前記軸部材61に形成され前 記ギアG10と噛合するラックギアG11と、前記軸部材66の前記ギアG10 より右側に取着されたギアG12とにより構成される。又、前記軸部材66の一 端66aは前記キャビネット2の側面に設けた不図示の支持部材で支持されてい る。
【0026】 前記変位検出歯車機構65は、前記軸部材66と平行に配置された軸部材71 と、この軸部材71の一端71aと不図示の他端に夫々直立して取着された前記 把手64の直立部64a,64aと、この直立部64a,64aの先端部64b ,64b間に取着された水平部64cと、前記軸部材71の一端71aから延出 した小径軸部材71bと、この小径軸部材71bに取着されたギアG13とによ り構成され、前記ギアG13と前記ギアG12とが噛合する。尚、前記軸部材7 1の両端は前記キャビネット2の底面部2dに直立させた不図示の2個の支持部 材で支持される。
【0027】 この構成によれば、前記把手64を収納状態から立てた状態にした場合は、前 記軸部材71が回動し(この回動による角度の変位が請求項2における変位に相 当する。)、この回動トルクは前記ギアG13,G12,G10、及びラックギ アG11を介して前記軸部材61に伝達されこの軸部材61を下降させる。一方 、前記把手64を収納状態に戻したときは逆の動作となり前記軸部材61を上昇 させる。
【0028】 従って、運搬時等に前記把手64を持つと前記スピーカ箱20Lは前記キャビ ネット2に収納されるため突起部が殆どなくなり、外力により前記スピーカ箱2 0Lが破損する虞れが少なくなり、又、外観もすっきりさせることができる。一 方、前記把手64を前記キャビネット2に収納することにより前記スピーカ箱2 0Lが突出するようにしたので操作性の向上も図ることができる。
【0029】 尚、本第2実施例では前記把手64は前記軸部材71の一端71aを支点とし て揺動するよう構成したが、この把手64を垂直方向にスライドさせるようにし てもよい。この場合は、この把手64の垂直部64aと前記軸部材61とを平行 して配置し、前記軸部材61のラックギアG11と同様のラックギアG20を前 記垂直部64aにも形成し、これらのラックギアG11,G20間にギアG21 を噛合させることにより第2実施例と同様の効果を得ることができる。
【0030】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、スイッチをオンにした場合はスピーカが上昇した後 所定方向に向きスピーカ使用可能状態になるのに対し、スイッチをオフにした場 合はスピーカが元の方向に戻った後下降しスピーカ収納状態になるためスピーカ の突起部が殆どなくなる。従って、装置の運搬時等において外力によりスピーカ が破損する虞れを少なくすることができ、且つ外観もすっきりさせることができ る。
【0031】 請求項2の考案によれば、把手を収納する操作をするとスピーカが上昇しスピ ーカ使用可能状態となり、把手を立てる操作をするとスピーカが下降しスピーカ 収納状態となるためスピーカの突起部が殆どなくなる。従って、装置の運搬時等 に外力によりスピーカが破損する虞れを少なくすることができ、且つ外観もすっ きりさせることができる。又、操作性の向上も図ることができる。更に、軸部材 の上下動と把手の変位検出手段として歯車機構を用いたので構成を比較的簡易に でき、モータ等の動力源が不要なことから装置全体として小型軽量化、費用の低 減及び省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の第1実施例の外観図。
【図2】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の第1実施例の要部縦断面図。
【図3】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の第1実施例の要部横断面図。
【図4】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の電気制御系の構成図。
【図5】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の電気制御系の動作を示すフローチャート。
【図6】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の電気制御系の動作を示すフローチャート。
【図7】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の第2実施例の要部縦断面図。
【図8】本考案に係る可動式スピーカ付き音響再生装置
の第2実施例の部分横断面図。
【符号の説明】
1・・・可動式スピーカ付き音響再生装置、2・・・キャビネ
ット、9L,9R・・・可動式スピーカ、10・・・スタンバ
イスイッチ(スイッチ)、20a・・・スピーカ箱底面、
20L,20R・・・可動式スピーカ箱、21L,21R・
・スピーカユニット、22,61・・・軸部材、23・・・回
動手段、24・・・上下動手段、26・・・制御手段、26a
・・・順序回路、26b,26c・・・タイマ、26d・・・定
数変更回路、27・・・角度設定ボタン、31,42・・・モ
ータ、62・・・上下動歯車機構、64・・・把手、65・・・
変位検出歯車機構、G1〜G3,G5〜G10,G1
2,13・・・ギア、G4,G11・・・ラックギア。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響再生装置本体から突出可能に設けら
    れた可動式スピーカ箱と、このスピーカ箱の底面に取着
    され前記スピーカ箱を支持する軸部材と、この軸部材を
    回動させる回動手段と、前記軸部材を上下動させる上下
    動手段と、前記回動手段及び前記上下動手段を駆動又は
    停止させるためのスイッチと、回動及び上下動の動作順
    序を制御する制御手段とを設け、前記スイッチをオンに
    した場合は、まず前記上下動手段が駆動され所定時間前
    記軸部材が上昇し、次に前記回動手段が駆動され所定時
    間前記軸部材が所定方向に回動し、前記スイッチをオフ
    にした場合は、まず前記回動手段が駆動され所定時間前
    記軸部材が逆方向に回動し、次に前記上下動手段が駆動
    され所定時間前記軸部材が下降するよう前記制御手段が
    前記回動手段及び前記上下動手段を制御することを特徴
    とする可動式スピーカ付き音響再生装置。
  2. 【請求項2】 音響再生装置本体から突出可能に設けら
    れた可動式スピーカ箱と、このスピーカ箱の底面に取着
    され前記スピーカ箱を支持する軸部材と、この軸部材を
    上下動させる上下動歯車機構と、前記音響再生装置本体
    に収納可能に取着された把手と、この把手を収納状態か
    ら立てた状態に移すまでの変位を検出する変位検出歯車
    機構とを設け、前記上下動歯車機構の歯車と前記変位検
    出歯車機構の歯車とを噛合させ、前記把手を収納状態か
    ら立てた状態にした場合は前記軸部材を下降させ、前記
    把手を立てた状態から収納状態にした場合は前記軸部材
    を上昇させるよう構成したことを特徴とする可動式スピ
    ーカ付き音響再生装置。
JP765393U 1993-02-26 1993-02-26 可動式スピーカ付き音響再生装置 Pending JPH0666193U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129660A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Sharp Kabushiki Kaisha 電子機器
JP2016093654A (ja) * 2016-02-16 2016-05-26 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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