JPH0424514Y2 - - Google Patents

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JPH0424514Y2
JPH0424514Y2 JP17868685U JP17868685U JPH0424514Y2 JP H0424514 Y2 JPH0424514 Y2 JP H0424514Y2 JP 17868685 U JP17868685 U JP 17868685U JP 17868685 U JP17868685 U JP 17868685U JP H0424514 Y2 JPH0424514 Y2 JP H0424514Y2
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JP
Japan
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disk
magazine
gear
movable chassis
storage
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JP17868685U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 要部の構成及びデイスクマガジン(第
1図〜第4図) G−2 デイスク押込駆動機構(第5図) G−3 位置センサ、スイツチ及び制御ユニツ
ト(第1図、第2図、第6図、第7図) G−4 デイスク装着動作(第4図〜第8図) G−5 デイスク収納動作(第5図〜第10
図) H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、複数のデイスクを収容するデイスク
マガジンが装着され、デイスクマガジンから選択
されて取り出されたデイスクが、情報の再生ある
いは記録に供され、その後再びデイスクマガジン
に収納されるものとなされるデイスクプレーヤに
関する。
B 考案の概要 本考案は、複数のデイスクの夫々を所定の収納
位置に支持するものとされているとともにデイス
クの挿入及び取出しのための開口部が設けられた
匣体を有し、収納位置に支持されたデイスクを開
口部から突出させるべく作動する複数のスライド
部材が、夫々に設けられた第1及び第2の突起部
を匣体の外部に移動可能に突出させて配されたデ
イスクマガジンが装着されて、デイスクマガジン
内の選択された収納位置から引き出されたデイス
クがデイスク装着部に装着され、その後再びデイ
スクマガジン内の元の収納位置に収納されるもの
とされたデイスクプレーヤにおいて、デイスク移
送手段と、装着されたデイスクマガジンのスライ
ド部材の第1の突起部に係合してスライド部材を
デイスクマガジン内の収納位置に支持されたデイ
スクを開口部から突出させるデイスク押出位置に
移動させるスライド部材駆動手段と、スライド部
材駆動手段によりデイスク押出位置をとるものと
されたスライド部材の第2の突起部に係合し得る
位置に固定された検出スイツチ手段とが設けられ
た可動シヤーシをマガジン装着部に対して移動せ
しめられるものとし、装着されたデイスクマガジ
ンのスライド部材がデイスク押出位置をとるもの
とされることによりデイスクマガジンの開口部か
ら突出せしめられ、デイスクマガジン内の選択さ
れた収納位置から引き出されたデイスクを、装着
されたデイスクマガジンにおける元の収納位置に
収納するに際し、デイスク移送手段にデイスクが
係合せしめられた状態のもとに可動シヤーシを移
動せしめるとともに、装着されたデイスクマガジ
ンにおいてデイスク押出位置をとるスライド部材
の第2の突起部に検出スイツチ手段が係合して得
られる検出出力に基づいて、デイスクを装着され
たデイスクマガジン内の選択された収納位置に収
納すべく可動シヤーシ及びデイスク移送手段等に
対する駆動制御を行うようにすることにより、電
源が一時的に遮断される等の不測の事態が生じた
後にも、装着されたデイスクマガジン内の選択さ
れた収納位置に対するデイスクの収納を確実に行
うことができるようにしたものである。
C 従来の技術 デイジタル情報信号等が記録される円盤状記録
媒体としてのデイスクを用いて情報の記録もしく
は再生を行うデイスクプレーヤにおいて、複数の
デイスクの夫々を所定の収納位置をもつて収容す
るデイスクマガジンが着脱自在に装着されるもの
となされ、装着されたデイスクマガジンから選択
されたデイスクを取り出してデイスク装着部に装
着するデイスクローデイング動作、及び、デイス
クをデイスク装着部から離脱せしめてデイスクマ
ガジン内に戻すデイスクアンローデイング動作を
行うデイスクチエンジヤ機構を備えるものが提案
されている。
このようなデイスクチエンジヤ機構を備えるデ
イスクプレーヤにおいては、通常、前面操作パネ
ル部等に配された各種の操作キーを操作して、装
着されたデイスクマガジン内の各収納位置に収納
された複数のデイスクのうちから所望のものを選
択し、それからの情報再生の順序を予め電気的メ
モリ手段に記憶させることにより、装着されたデ
イスクマガジンから複数の選択されたデイスクを
メモリ手段に記憶された順序に従つて順次引き出
して、夫々からの情報再生を行うことができるよ
うにされる。このように、予め設定されたプログ
ラムに従つて、装着されたデイスクマガジンから
複数の選択されたデイスクが順次引き出されて情
報再生が行われるに際しては、デイスクチエンジ
ヤ機構による、プログラムによつて指定されたデ
イスクが装着されたデイスクマガジンにおける対
応するデイスク収納位置から引き出される動作、
及び、情報信号の再生が終了したデイスクが装着
されたデイスクマガジン内における元のデイスク
収納位置に戻される動作が行われる。
そして、斯かる場合、電気的メモリ手段には、
選択されたデイスクからの情報再生の順序に加え
て、選択されたデイスクの夫々に対応するデイス
クマガジン内のデイスク収納位置をあらわす位置
情報が記憶され、上述の如くのデイスクチエンジ
ヤ機構の動作にあたつては、電気的メモリ手段か
らの指定されたデイスクが収納されたデイスク収
納区分をあらわす位置情報に基づくデイスクチエ
ンジヤ機構の動作制御が行われて、プログラムに
よつて指定されたデイスクのそれに対応するデイ
スクマガジンにおけるデイスク収納位置からの引
出しがなされ、また、電気的メモリ手段に記憶さ
れたデイスクの引出しがなされたデイスク収納位
置をあらわす位置情報に基づくデイスクチエンジ
ヤ機構の動作制御が行われて、情報信号の再生が
終了したデイスクのデイスクマガジン内における
元のデイスク収納区分への収納がなされる。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如くに、電気的メモリ手
段に記憶された位置情報に基づくデイスクチエン
ジヤ機構の動作制御のもとに、デイスクマガジン
からの選択されたデイスクの取出し及び取り出さ
れたデイスクのデイスクマガジンへの収納が行わ
れる場合、例えば、デイスク装着部に装着された
デイスクからの情報信号の再生が行われている状
態において、停電等により一時的にデイスクプレ
ーヤの電源が遮断される事態が生じると、メモリ
手段に記憶されていた、デイスクマガジンにおけ
るデイスクの取出しがなされたデイスク収納位置
をあらわす位置情報が消去されてしまい、このた
め、デイスクプレーヤの電源が復活しても、デイ
スクチエンジヤ機構に対しての適正な動作制御が
行われず、電源が遮断された時点でデイスク装着
部に装着されていたデイスクをデイスクマガジン
内における元のデイスク収納位置に戻すことがで
きなくなるという不都合を生じる。
このため、不測の停電等による電源遮断により
電気的メモリ手段に記憶された情報が不所望に消
去されてしまう事態を回避すべく、メモリ手段に
バツテリ等の予備電源を接続する、いわゆる、電
源バツクアツプが行われることが多いが、斯かる
電源バツクアツプを行う構成がとられることによ
り、デイスクプレーヤのコストが嵩むことになる
という問題がある。
斯かる点に鑑み、本考案は、複数のデイスクの
夫々を所定の収納位置で支持するデイスク収納部
が内部に設けられたデイスクマガジンが装着さ
れ、選択されたデイスクをデイスクマガジンにお
ける対応する収納位置から取り出してデイスク装
着部へと搬送する動作、及び、デイスク装着部か
ら離脱されたデイスクをデイスクマガジンへと搬
送し、デイスクマガジンにおける元の収納位置に
収納する動作を行う機構を備えるものとされ、電
源が一時的に遮断される等の不測の事態が生じた
後にも、デイスクマガジン内の特定のデイスク収
納位置に対するデイスクの収納を適正に行うこと
ができるようにされたデイスクプレーヤを提供す
ることを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本考案に係るデイス
クプレーヤは、複数のデイスクを夫々所定の収納
位置に支持するものとされているとともにデイス
クの挿入及び取出しのための開口部が設けられた
匣体を有し、その内部に、各収納位置に支持され
たデイスクを開口部から突出させるべく作動する
複数のスライド部材が、夫々に設けられた第1及
び第2の突起部を匣体の外部に移動可能に突出さ
せて配されて成るデイスクマガジンが装着される
マガジン装着部と、デイスク移送手段、マガジン
装着部に装着されたデイスクマガジンのスライド
部材の第1の突起部に係合して当該スライド部材
を収納位置に支持されたデイスクを開口部から突
出させるデイスク押出位置に移動させるスライド
部材駆動手段、及び、スライド部材駆動手段によ
りデイスク押出位置をとるものとされたスライド
部材の第2の突起部に係合し得る位置に固定され
た検出スイツチ手段が設けられた可動シヤーシ
と、可動シヤーシをマガジン装着部に対して移動
させる可動シヤーシ駆動手段と、デイスク移送手
段に係合せしめられたデイスクをデイスク移送手
段と協働してデイスクマガジン内の複数の収納位
置のうちのいずれかに収納するデイスク収納手段
とを備え、さらに、デイスク移送手段にデイスク
が係合せしめられた状態で可動シヤーシ駆動手段
を作動せしめて可動シヤーシを移動させるととも
に、検出スイツチ手段がデイスク押出位置をとる
スライド部材の第2の突起部に係合して得られる
検出出力に基づいて、デイスク移送手段に係合せ
しめられたデイスクをデイスクマガジン内の選択
された収納位置に収納すべく、可動シヤーシ駆動
手段、デイスク移送手段及びデイスク収納手段に
対する駆動制御を行う制御手段とを有して構成さ
れる。
F 作用 上述の如くの本考案に係るデイスクプレーヤに
おいては、デイスクローデイング動作時には、可
動シヤーシに設けられたスライド部材駆動手段
が、マガジン装着部に装着されたデイスクマガジ
ンの選択されたデイスクに対応するスライド部材
の第1の突起部に係合してそのスライド部材をデ
イスク押出し位置に移動させ、選択されたデイス
クをデイスクマガジンの匣体に設けられた開口部
から突出させる動作が行われ、その後、可動シヤ
ーシに設けられたデイスク移送手段により、選択
されたデイスクのデイスクマガジンの取出しが行
われる。
また、デイスクアンローデイング動作時には、
制御手段による駆動制御を受けた可動シヤーシ駆
動手段により、デイスク装着部から離脱せしめら
れたデイスクがデイスク移送手段により支持され
た状態のもとに可動シヤーシが移動せしめられ
る。斯かる可動シヤーシの移動の結果、デイスク
移送手段により支持されたデイスクがデイスクマ
ガジン内の元の収納位置に対応する位置に到達す
ると、可動シヤーシに設けられた検出スイツチ手
段がマガジン装着部に装着されたデイスクマガジ
ンにおいてデイスク押出位置をとるものとされた
スライド部材の第2の突起部に係合し、検出スイ
ツチ手段から検出出力が得られる。そして、この
検出出力を受けた制御部により、可動シヤーシ駆
動手段が制御されて可動シヤーシが停止せしめら
れ、さらに、デイスク移送手段及びデイスク収納
手段が作動せしめられて、デイスク移送手段に支
持されたデイスクがデイスクマガジン内の元の収
納位置に収納される。
このように本考案に係るデイスクプレーヤにあ
つては、マガジン装着部に装着されたデイスクマ
ガジン内の選択された収納位置から取り出された
デイスクを、デイスクマガジン内の元のデイスク
収納位置に戻す動作が、そのデイスク収納位置が
機械的に検出されて得られることになる検出出力
が用いられての可動シヤーシ駆動手段、デイスク
移送手段及びデイスク収納手段に対する駆動制御
がなされて行われるので、例えば、デイスクがデ
イスクマガジン内のデイスク収納位置外にあると
き電源が一時的に遮断されるような事態が生じて
も、その後、デイスクマガジン内の元のデイスク
収納位置に対するデイスクの収納が適正になされ
る。
G 実施例 G−1 要部の構成及びデイスクマガジン(第
1図〜第4図) 第1図及び第2図は、本考案に係るデイスクプ
レーヤの一例の要部を示す。
この例は、下側固定シヤーシ10、この下側固
定シヤーシ10の上方に配された上側固定シヤー
シ42、及び、下側固定シヤーシ10と上側固定
シヤーシ42との間で昇降移動せしめられる可動
シヤーシ50を備えるものとされており、下側固
定シヤーシ10には、スピンドルモータによつて
回転駆動されるデイスク装着部14が設置され、
また、マガジン装着部16が設けられている。
マガジン装着部16にはデイスクマガジン20
が装着されるが、斯かるデイスクマガジン20と
しては、第3図及び第4図に示される如くのもの
が用いられる。この第3図及び第4図に示される
デイスクマガジン20は、一側面部に開口部21
が設けられた匣体22を有しており、匣体22内
には、開口部21を挟んで互いに対向する側壁部
の内面側に支持された複数の仕切板不3が同一間
隔をもつて配されており、複数のデイスク収容段
が形成されている。これらのデイスク収容段の
夫々には、デイスクDが、互いに平行に支持さ
れ、段載状態とされて収納される。即ち、複数の
デイスクDが、夫々に対応するデイスク収納位置
に収納されるのである。
デイスクマガジン20の匣体22の側壁部に
は、第4図に示される如くの案内溝25が複数個
互いに平行に形成されており、案内溝25の夫々
の中には、各デイスク収容段に収納されたデイス
クDの面に沿う方向に移動可能とされたスライダ
27が配されている。スライダ27は、各仕切板
23間に位置するものとされ、匣体22の側壁部
の外面側に配された押え金具26に案内溝25の
夫々に対応する位置において平行に形成された複
数のスリツト32及び36を貫通して、匣体22
の外部に突出する2個の突起部34及び38を有
している。また、各スライダ27の一端部には、
匣体22の内部側に突出してデイスクDの外周縁
部に当接する押出し片30が設けられており、匣
体22に設けられた開口部21側の位置、即ち、
デイスク押出位置に移動せしめられるとき、各デ
イスク収容段に収納されたデイスクDを開口部2
1から匣体22の外部に突出させる。
第1図及び第2図に示される如く、下側固定シ
ヤーシ10と上側固定シヤーシ42との間には、
3本の送りねじ部材39が回動可能に支持される
とともに3本の案内軸部材40が立設されてい
る。そして、送りねじ部材39の夫々には可動シ
ヤーシ50が雌螺子部を有する被駆動部材51を
もつて係合し、また、案内軸部材40の夫々には
可動シヤーシ50がスリーブ部材52を介して係
合しており、送りねじ部材39が回動せしめられ
るとき、可動シヤーシ50が、3本の案内軸部材
40による案内を受けたもとで、下側固定シヤー
シ10と上側固定シヤーシ42との間をマガジン
装着部16に装着されたデイスクマガジン20に
対して昇降移動するようにされている。
上側固定シヤーシ42には、モータ44が取り
付けられており、さらに、大径のセンターギア4
6及びそれに噛合する3個のギア48が軸着され
ている。3個のギア48の夫々は、3本の送りね
じ部材39の夫々に設けられた駆動ギア39aに
噛合しており、また、3個のギア48のうちのモ
ータ44に近接したものは、上側固定シヤーシ4
2に軸着されてモータ44の出力軸に取り付けら
れたギア44aに噛合する伝達ギア49の小径歯
車部49aに噛合している。これにより、モータ
44の回動によつて、モータ44に隣接する送り
ねじ部材39に設けられた駆動ギア39aが、ギ
ア44a、伝達ギア49、伝達ギア49及びギア
48を介して回転駆動され、さらに、他の2本の
送りねじ部材39に設けられた駆動ギア39a
が、センターギア46及びギア48を介して回転
駆動され、その結果、3本の送りねじ部材39が
同時に回転駆動される。これら3本の送りねじ部
材39、モータ44、センターギア46、3個の
ギア48、伝達ギア49及びギア44a等が可動
シヤーシ50を昇降移動させるシヤーシ駆動機構
を形成しているのである。
なお、センターギア46には透孔46aが設け
られており、センターギア46が回動されるとき
透孔46aを検出する位置センサであるフオトセ
ンサ130が上側固定シヤーシ42に取り付けら
れている。
可動シヤーシ50には、デイスク装着部14の
上方となる位置に、クランプアーム53aが軸5
3cを介して回動可能に支持されており、クラン
プアーム53aの先端部には、デイスク装着部1
4に対向する例えばマグネツト式とされたクラン
プ部材53bが支持されている。クランプアーム
53aは、ばね部材54により、クランプ部材5
3bがデイスク装着部14から離隔する方向に付
勢されている。
また、可動シヤーシ50には、マガジン装着部
16に装着されたデイスクマガジン20における
複数のスライダ27のうちの所定のものをデイス
ク押出位置に移動せしめるためのスライダ駆動手
段55、マガジン装着部16に装着されたデイス
クマガジン20の開口部21から匣体22の外部
に突出せしめられたデイスクDを、デイスクマガ
ジン20から取り出し、マガジン装着部16側か
らデイスク装着部14側へと、あるいは、デイス
ク装着部14側からマガジン装着部16側へと移
送するデイスク移送手段70、デイスク移送手段
70によりデイスク装着部14側からマガジン装
着部16側へと移送されたデイスクDを、デイス
クマガジン20内のデイスク収容段のいずれかに
押し込むべくその端縁部に当接するデイスク収納
手段84、及び、可動シヤーシ50上におけるデ
イスクDの位置を検出するための位置センサ80
及び82が設けられている。
そして、さらに、可動シヤーシ50上には、検
出スイツチ132が、マガジン装着部16に装着
されたデイスクマガジン20においてスライダ駆
動手段55によりデイスク押出位置に移動せしめ
られたスライダ27、即ち、デイスクマガジン2
0内に収納されたデイスクDを開口部21から匣
体22の外部に突出させたスライダ27の突起部
38に係合し得る位置に取り付けられている。こ
の検出スイツチ132は、通常はオフ状態とされ
ており、スライダ27の突起部38に係合すると
きオン状態とされて検出出力を発生する。
スライダ駆動手段55は、マガジン装着部16
に装着されたデイスクマガジン20におけるスラ
イダ27の突起部34に係合する係合部56が設
けられたスライドレバー57を有している。そし
て、第4図に示される如く、このスライドレバー
57は、可動シヤーシ50の立上り部に軸着され
た部分欠歯ギア58、部分欠歯ギア58から突出
してスライドレバー57に形成された長孔57a
に挿入されたローラ58a、軸59に固定された
ギア60、ギア60と一体に回動するギア60
a、部分欠歯ギア58とギア60aとに噛合する
ギア61、アーム62及び可動シヤーシ50の立
上り部に形成された透孔63に嵌合した軸64等
で形成されるギア機構及びこのギア機構を駆動す
るモータ65によつて移動せしめられる。
例えば、モータ65が正転せしめられると、部
分欠歯ギア58が反時計方向に回転してスライド
レバー57が第4図において実線で示される位置
から一点鎖線で示される位置へと矢印Pで示され
る方向に移動せしめられ、スライドレバー57の
係合部56がスライダ27を実線で示される非作
動位置から一点鎖線で示されるデイスク押出位置
へと移動させる。その結果、第4図において実線
で示される如くに、デイスクマガジン20内の移
動せしめられたスライダ27に対応するデイスク
収納位置に収納されたデイスクDが、スライダ2
7の押出し片30によつて押し出され、第4図に
おいて一点鎖線で示される如くの、デイスクマガ
ジン20の開口部21から突出せしめられる。一
方、モータ65が逆転せしめられると、部分欠歯
ギア58が時計方向に回転し、スライドレバー5
7が第4図において実線で示される元の位置に戻
つて停止するものとされる。
ギア60が固着された軸59は、デイスク移送
手段70を構成する駆動ローラ71の軸とされて
おり、モータ65はスライドレバー57の元の位
置への移動が停止せしめられた後にも動作状態を
とつて後は駆動ローラ71のみを回転駆動するよ
うにされている。駆動ローラ71の上方には、第
1図に示される如く、自在ローラ72が支持板7
4に回転可能に支持されており、この支持板74
にはガイドローラ76も回動可能に支持されてい
る。そして、支持板74はリンク部材78を介し
て可動シヤーシ50に連結されている。これら自
在ローラ72、支持板74及びガイドローラ76
は、駆動ローラ71と共にデイスク移送手段70
を構成している。
上側固定シヤーシ42におけるマガジン装着部
16に近接する位置には、第2図に示される如く
に、略マガジン装着部16に装着されたデイスク
マガジン20の開口部21に沿う方向に伸びる長
孔42aが形成されている。そして、この長孔4
2aに、第1図及び第4図に示される如くに、デ
イスク収納手段84を構成するデイスク押込部材
86の上方折曲部86aに取り付けられた案内ピ
ン88が挿入されており、これにより、デイスク
押込部材86は、長孔42aの範囲内で、マガジ
ン装着部16に装着されたデイスクマガジン20
の開口部21に沿う方向に往復移動し得るものと
されている。このデイスク押込部材86は、デイ
スク移送手段70を構成する駆動ローラ71及び
自在ローラ72によつて、デイスクマガジン20
内のデイスク収容段のいずれかにその一部がデイ
スクマガジン20の開口部21から突出する状態
となるように挿入されたデイスクDの端縁部に、
そのデイスク当接部86bをもつて当接し、長孔
42aに案内されたもとでデイスクマガジン20
の開口部21の一端側から中央部側へと移動せし
められて、そのデイスクDをデイスクマガジン2
0に押し込んで収納する。
G−2 デイスク押込駆動機構(第5図) 上述の如くのデイスク収納手段84を構成する
デイスク押込部材86を長孔42aの範囲内で往
復移動させるデイスク押込駆動機構が、第5図に
示される如く、マガジン装着部16に装着された
デイスクマガジン20の各スライダ27に非作動
位置を一斉に取らせるものとするセツテイングレ
バー90を伴つて、マガジン装着部16の下面側
に設置されている。この第5図においては、マガ
ジン装着部16の下面側がその上面側から透視さ
れた状態で示されている。
セツテイングレバー90は、マガジン装着部1
6の下面に軸91を介して支持されており、その
一端部に固着された係合ピン92が、マガジン装
着部16の下面側に軸着されたギア93に設けら
れたカム溝94に係合している。また、セツテン
グレバー90の他端部には、マガジン装着部16
の下面側からその上面側のマカジン装着部16に
装着されたデイスクマガジン20における各スラ
イダ27の突起部34に係合し得る位置にまで伸
びる係合片部96が設けられている。
そして、デイスク押込部材86は、上述のデイ
スク当接部86bが一端部に立設される板状部8
6cを有しており、斯かる板状部86cにおける
マガジン装着部16の下方となる部分に長孔89
が設けられている。板状部86cは、その両端に
設けられた折曲片部が、マガジン装着部16の下
面側において上側固定シヤーシ42に設けられた
長孔42aに沿う方向に伸びるガイド軸100に
係合し、ガイド軸100に沿つて摺動自在に支持
されている。板状部86cに設けられた長孔89
には、一端部がマガジン装着部16の下面に軸1
02を介して支持された可動レバー104の傾斜
アーム部106から突出するピン107が挿入さ
れている。可動レバー104には、長孔108が
形成されており、この長孔108には、ギア93
のカム溝94が形成された面とは反対側の面から
突出するピン110が挿入されている。
ギア93には、マガジン装着部16の下面に軸
着されたギア118に回動可能に支持されたアー
ム114の一端部に軸112を介して回動可能に
支持されたギア116が噛合せしめられ、また、
ギア116にはギア118が噛合している。な
お、軸112は、その一端部がマガジン装着部1
6に形成された図示されない透孔内に位置せしめ
られており、アーム114は、その透孔の範囲内
で揺動可能とされている。ギア118は小径ギア
部119を備えており、その小径ギア部119が
マガジン装着部16の下面に取り付けられた取付
部材120に軸着されたウオームギア122に噛
合しており、このウオームギア122に設けられ
た大径ギア部124には、取付部材120に固定
されたモータ125の出力軸に取り付けられたギ
ア126が噛合している。モータ125の出力
は、ギア126、ウオームギア122、ギア11
8及びギア116を介してギア93に伝達され、
ギア93が回転せしめられる。ギア93の外周縁
部の一部分には、切欠フランジ部93aが設けら
れており、この切欠フランジ部93aにより操作
されるスイツチ128がマガジン装着部16の下
面に取り付けられている。このスイツチ128が
ギア93の回転に伴つてオフ状態からオン状態と
され、その後、再び、オフ状態とされるとき、モ
ータ125の回転が停止されるようにされてい
る。また、ギア93の1回転により、セツテイン
グレバー90が軸91を支軸として1往復回動す
るとともに、可動レバー104が軸102を支軸
として1往復回動し、この可動レバー104の回
動によつて、デイスク押込部材86の板状部86
cがガイド軸100による案内のもとに往復移動
せしめられる。
このようにして、ギア93、ガイド軸100、
可動レバー104、ギア116及び118、ウオ
ームギア122、モータ125、ギア126等々
を含んでデイスク押込部材86を駆動するデイス
ク押込駆動機構が構成されているのである。
G−3 位置センサ、スイツチ及び制御ユニツ
ト(第1図、第2図、第6図、第7図) センターギア46に関連して取り付けられた位
置センサであるフオトセンサ130は、センター
ギア46が回動されるとき、その径方向に相対向
する位置に形成された一対の透孔46aを検出し
て検出出力パルスを発生するが、フオトセンサ1
30が透孔46aを一度検出した後引き続いて次
に透孔46aを検出するまでの間、即ち、センタ
ーギア46が半回転する間に、可動シヤーシ50
が、マガジン装着部16に装着されたデイスクマ
ガジン20内のデイスク収容段間隔に相当する距
離だけ、昇降移動せしめられるようにされてい
る。従つて、センターギア46の回動に伴つてフ
オトセンサ130から得られる検出出力パルス
は、マガジン装着部16に装着されたデイスクマ
ガジン20の各収容段に対する可動シヤーシ50
の位置に応じたものとなる。
また、可動シヤーシ50上におけるデイスクD
の位置を検出するための位置センサ80及び82
は、デイスクDがそれらに空間的に係合するとき
オン状態とされて検出出力を発生する。そして、
デイスクDが、第6図において実線で示される如
くの、デイスク装着部14に対応する位置をとる
ときには、位置センサ80のみがオン状態とさ
れ、また、第6図において二線鎖線で示される如
くの、大部分がデイスクマガジン20内にあり一
部分のみがデイスクマガジン20の開口部21外
に突出する状態となる位置をとるときには、位置
センサ80及び82の両者がオフ状態とされ、さ
らに、上述の2つの位置の間の位置をとる状態で
は、第6図において一点鎖線で示される如くの位
置にあるとき位置センサ80及び82の両者がオ
ン状態とされ、他の位置にあるとき位置センサ8
2のみがオン状態とされる。
そして、第7図に示される如く、上述の可動シ
ヤーシ50に取り付けられた検出スイツチ13
2、フオトセンサ130、及び、位置センサ80
及び82は、例えば、第1図及び第2図に示され
る下側固定シヤーシ10及び上側固定シヤーシ4
2のうちのいずれか、もしくは、可動シヤーシ5
0に配される制御ユニツト134の複数の入力端
に接続されており、制御ユニツト134には、検
出スイツチ132からの接地電圧信号である検出
出力信号Sa、フオトセンサ130からの検出出
力パルス信号Sb、及び、位置センサ80及び8
2の夫々からの検出出力信号Sc及びSdが供給さ
れる。さらに、制御ユニツト134が有する他の
3つの入力端には、スイツチ128、端子136
及び端子138が夫々接続されており、スイツチ
128からの接地電圧信号とされた信号Seが供
給され、また、デイスクDのデイスク装着部14
への装着を指示するプレイ信号Spが端子136
を介して、さらに、マガジン装着部16からのデ
イスクマガジン20の離脱を指示するイジエクト
信号Siが端子136を介して制御ユニツト134
に供給される。一方、制御ユニツト134の複数
の出力端には、上述のモータ44,65及び12
5が夫々接続されており、制御ユニツト134
は、上述の各信号Sa,Sb,Sc,Sd,Se,Si及び
Spに応じて、駆動制御信号Qa,Qb及びQcをモ
ータ44,65及び125に夫々供給し、それら
の作動を制御する。従つて、制御ユニツト134
は、信号Sa,Sb,Sc,Sd,Se,Si及びSpに応じ
て、可動シヤーシ50に対するシヤーシ駆動機
構、スライドレバー57を含むスライド機構及び
デイスク移送機構、セツテイングレバー90を伴
うデイスク押込駆動機構に対する動作制御を行う
ことになる。
G−4 デイスク装着動作(第4図〜第8図) 上述の如くの構成のもとに、マガジン装着部1
6に装着された第3図に示される如くのデイスク
マガジン20から、それに収納された複数のデイ
スクDのうちの選択されたものが引き出されるに
際しては、先ず、デイスクマガジン20がマガジ
ン装着部16に装着される毎に、モータ125が
作動せしめられて、セツテイングレバー90が第
5図において実線で示される位置と一点鎖線で示
される位置との間を往復するように回動され、そ
れに設けられた係合片部96によつてデイスクマ
ガジン20における各スライダ27が非作動位置
に配置せしめられる。その後、デイスクDが指定
されてプレイ信号Spが制御ユニツト134に供
給され、それにより制御ユニツト134から駆動
制御信号Qaが送出されてモータ44が作動せし
められ、可動シヤーシ50がセンターギア46を
介して駆動されて上昇あるいは下降移動する。そ
して、制御ユニツト134による、センターギア
46の回動に応じてフオトセンサ130から得ら
れる検出出力パルス信号Spに基づいてのモータ
44に対する制御がなされ、可動シヤーシ50
が、それに設けられたスライドレバー57がデイ
スクマガジン20内の指定されたデイスクD、例
えば、最上デイスク収容段に収納されたデイスク
Dに対応する選択されたスライダ27の位置に到
達した状態となる位置に停止せしめられる。
次に、制御ユニツト134から駆動制御信号
Qbが送出されてモータ65が作動せしめられ、
スライドレバー57が第4図において実線で示さ
れる位置から一点鎖線で示される位置に移動せし
められて、選択されたスライダ27がデイスク押
出位置をとるものとされる。これにより、指定さ
れたデイスクDが、第4図において一点鎖線で示
される如くに、その一部がデイスクマガジン20
の開口部21から外部に突出して、駆動ローラ7
1と自在ローラ72との間に挿入される状態とさ
れる。続いて、駆動ローラ71が駆動されて、指
定されたデイスクDが自在ローラ72及びガイド
ローラ76による案内のもとにデイスクマガジン
20から引き出されるべく移送される状態がとら
れ、制御ユニツト134による、位置センサ80
及び82から得られる検出出力信号Sc及びSdに
基づいてのモータ65に対する制御がなされて、
指定されたデイスクDが、第6図及び第8図に実
線で示される如くの、デイスク装着部14に対応
する位置に移動せしめられる。
斯かる状態となると、制御ユニツト134から
再び駆動制御信号Qaが送出され、それにより、
モータ44が作動せしめられて可動シヤーシ50
が下降移動せしめられ、指定されたデイスクD
が、第8図において一点鎖線で示される如くに、
デイスク装着部14に載置されるとともにクラン
プアーム53aに支持されたクランプ部材53b
により拘束される状態がとられて、デイスクDの
デイスク装着部14への装着が終了する。なお、
可動シヤーシ50はその後さらに所定の距離だけ
下降せしめられ、それによつて、駆動ローラ7
1、自在ローラ72及びガイドローラ76がデイ
スク装着部14に装着されたデイスクDから離隔
せしめられる。そして、可動シヤーシ50の所定
の位置への下降により図示されていないスイツチ
がオン状態とされて制御ユニツト134からの駆
動制御信号Qaの送出が停止され、モータ44の
作動が停止される。
G−5 デイスク収納動作(第5図〜第10
図) 次に、デイスク装着部14に装着されたデイス
クDが、デイスク装着部14から離脱せしめられ
てマガジン装着部16に装着されたデイスクマガ
ジン20に収納され、デイスクマガジン20がマ
ガジン装着部16から離脱せしめられる動作につ
いて述べる。
斯かる動作は、例えば、制御ユニツト134に
第7図に示される端子138を通じてイジエクト
信号Siが供給されることにより開始される。制御
ユニツト134にイジエクト信号Siが供給される
と、制御ユニツト134から駆動制御信号Qaが
送出されてモータ44が作動せしめられる。この
モータ44の作動により可動シヤーシ50がセン
ターギア46、ギア48、送りねじ部材39等を
介して駆動されて上昇移動せしめられる。この可
動シヤーシ50の上昇に伴つて、マガジン装着部
16に装着されたデイスクDが駆動ローラ71及
び自在ローラ72によつて挟持されるとともにガ
イドローラ76に当接する状態とされ、クランプ
アーム53aに支持されたクランプ部材53bに
より拘束された状態から開放されて、デイスク装
着部14から離脱せしめられる。
このとき、回転するセンターギア46の一対の
透孔46aがフオトセンサ130により検出され
て得られる検出出力パルス信号Sbが制御ユニツ
ト134に供給される。そして、制御ユニツト1
34において、検出出力パルス信号Sbに基づき、
可動シヤーシ50が、デイスク装着部14から離
脱せしめられたデイスクDがマガジン装着部16
に装着されたデイスクマガジン20における予め
記憶された収納されるべきデイスク収容段に対応
する位置、例えば、第8図において実線で示され
る如くの、デイスクマガジン20における最上デ
イスク収容段に対応する位置に到達した状態とな
る位置に移動せしめられたことが検知される。ま
た、これとともに、可動シヤーシ50が、デイス
ク装着部14から離脱せしめられたデイスクDが
マガジン装着部部16に装着されたデイスクマガ
ジン20における収納されるべきデイスク収容
段、例えば、最上デイスク収容段に対応する位置
に到達した状態となると、第8図及び第9図に示
される如くに、可動シヤーシ50に取り付けられ
た検出スイツチ132が、マガジン装着部16に
装着されたデイスクマガジン20において、デイ
スク押出位置をとるものとされている最上デイス
ク収容段に対応するスライダ27の突起部38に
係合してオン状態とされ、それにより、検出スイ
ツチ132から検出出力信号Saが制御ユニツト
134に供給される。
そして、制御ユニツト134において、フオト
センサ130からの検出出力パルス信号Sbに基
づき、可動シヤーシ50が、デイスク装着部14
から離脱せしめられたデイスクDがデイスクマガ
ジン20における予め記憶された収納されるべき
デイスク収容段である最上デイスク収容段に対応
する位置に到達した状態となる位置に移動せしめ
られたことが検知されることにより、あるいは、
検出スイツチ132からの検出出力信号Saが制
御ユニツト134に供給されることにより、制御
ユニツト134からの駆動制御信号Qaの送出が
停止され、モータ44の作動が停止せしめられ
る。その結果、可動シヤーシ50が、デイスク装
着部14から離脱せしめられたデイスクDがデイ
スクマガジン20における収納されるべきデイス
ク収容段である最上デイスク収容段に対応する位
置に置かれた状態となる位置に停止せしめられ
る。
次に、制御ユニツト134から駆動制御信号
Qbが送出されてモータ65が作動せしめられて
駆動ローラ71が駆動され、駆動ローラ71と自
在ローラ72とに挟持されたデイスクDが、自在
ローラ72およびガイドローラ76による案内の
もとに、第6図及び第8図において実線で示され
る位置から、デイスクマガジン20における最上
デイスク収容段に挿入されるべく移送される状態
がとられる。そして、このとき、デイスクDの移
送に伴つて位置センサ80及び82から検出出力
信号Sc及びSdが得られて制御ユニツト134に
供給され、位置センサ80及び82からの検出出
力信号Sc及びSdが、デイスクDが第6図におい
て一点鎖線で示される位置を経て二点鎖線で示さ
れる位置に到達したことを示すものとなると、制
御ユニツト134からの駆動制御信号Qbの送出
が停止され、モータ65の作動が停止せしめられ
て、デイスクDが、第6図おいて二点鎖線で示さ
れるとともに第10図において一点鎖線で示され
る如くの、その一部がデイスクマガジン20の開
口部21から外部に突出する位置をとるものとさ
れる。
斯かる状態となると、位置センサ82からの検
出出力信号Sdに応じて、制御ユニツト134か
ら駆動制御信号Qcが送出され、モータ125が
作動せしめられる。このモータ125の作動によ
り、ギア126及びウオームギア122を介して
ギア118が第5図において矢印Aで示される方
向に回転せしめられ、さらに、ギア116を介し
てギア93が第5図において矢印Bで示される方
向に回転せしめられる。このギア93が1回転せ
しめられる間に、それに設けられた切欠フランジ
部93aがスイツチ128をオフ状態から一旦オ
ン状態としたのち再びオフ状態とされ、このとき
スイツチ128から得られる信号Seが制御ユニ
ツト134に供給されて、それにより、ギア93
が1回転せしめられてスイツチ128がオン状態
からオフ状態とされる時点で、制御ユニツト13
4からの駆動制御信号Qcの送出が停止され、モ
ータ125の作動が停止される。即ち、ギア93
が1回転だけ回動される。
このギア93の1回転により、セツテイングレ
バー90が第5図において実線で示される位置か
ら一点鎖線で示される位置に到達した後再び実線
で示される位置に戻るように往復回動され、それ
に設けられた係合片部96が、デイスクマガジン
20の最上デイスク収容段に対応するスライダ2
7の突起部34を一点鎖線で示される位置から二
点鎖線で示される位置へと移動させる。それによ
り、デイスクマガジン20の最上デイスク収容段
に対応するスライダ27が非作動位置に戻され
る。
これとともに、ギア93の1回転により、可動
レバー104が軸102を支軸として第5図にお
いて実線で示される位置から一点鎖線で示される
位置に到達した後再び実線で示される位置に戻る
ように往復回動せしめられる。これにより、可動
レバー104に係合したデイスク押込部材86の
板状部86cが、ガイド軸100による案内のも
とに、第5図において実線で示される位置から一
点鎖線で示される位置に到達した後再び実線で示
される位置に戻るように往復移動せしめられる。
この結果、デイスク押込部材86のデイスク当
接部86bが、第6図において実線で示されると
ともに第10図において一点鎖線で示される、デ
イスクマガジン20の開口部21における端部に
対応する位置から、第10図において実線で示さ
れるデイスクマガジン20の開口部21における
中央部に対応する位置に到達し、その後再びデイ
スクマガジン20の開口部21における端部に対
応する位置に戻るように、上側固定シヤーシ42
に設けられた長孔42aに沿つて往復移動せしめ
られる。そして、斯かる往復移動を行うデイスク
押込部材86のデイスク当接部86bは、その往
動中、即ち、デイスクマガジン20の開口部21
における端部に対応する位置からデイスクマガジ
ン20の開口部21における中央部に対応する位
置への移行中において、第6図において二点鎖線
で示されるとともに第10図において一点鎖線で
示される如くにその一部がデイスクマガジン20
の開口部21から外部に突出する位置をとるもの
とされたデイスクDの端縁部に当接した状態で移
動し、デイスクDをデイスクマガジン20の最上
デイスク収容段に押し込んで、第10図において
破線で示される如くのデイスクマガジン20内に
収納された状態とする。
このようにして、デイスクDが、デイスク装着
部14から離脱せしめられて、マガジン装着部1
6に装着されたデイスクマガジン20における収
納されるべきデイスク収容段に収納された後、デ
イスクマガジン20をマガジン装着部16に拘束
するロツク手段が解除されて、デイスクマガジン
20がマガジン装着部16から離脱される。
H 考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るデ
イスクプレーヤによれば、夫々にデイスクが収納
された複数のデイスク収納区分が内部に設けられ
たデイスクマガジンが装着されたもとで、選択さ
れたデイスクがデイスクマガジンにおける対応す
る収納区分から引き出され、デイスク装着部へと
搬送されてデイスク装着部に装着された後、デイ
スクがデイスク装着部から離脱せしめられてデイ
スクマガジンへと搬送され、デイスクマガジンに
おける元の収納区分に収納される動作が行われる
に際して、デイスクのデイスクマガジンからの引
出し位置が機械的に記憶され、デイスクの収納に
あたつては機械的に記憶された位置が検出されて
得られる検出出力が用いられることになるので、
例えば、デイスクがデイスクマガジン装着部に装
着されて情報再生もしくは記録に供されていると
き電源が一時的に遮断される等の不測の事態が生
じた後においても、デイスクマガジン内の所定の
デイスク収納区分に対するデイスクの収納を適正
に行うことができる。しかも、メモリ手段に対す
る電源バツクアツプ等の非常対策を講じる必要が
ないので、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るデイスクプレ
ーヤの一例の要部を示す側面図及び平面図、第3
図は第1図及び第2図に示される例に装着される
デイスクマガジンの一例を示す斜視図、第4図は
第1図及び第2図に示される例におけるスライダ
駆動手段の説明に供される部分平面図、第5図は
第1図及び第2図に示される例におけるデイスク
押込機構を示す平面図、第6図、第8図、第9図
及び第10図は第1図及び第2図に示される例に
おける動作の説明に供される図、第7図は第1図
及び第2図に示される例における制御系を示す概
略構成図である。 図中、10は下側固定シヤーシ、16はマガジ
ン装着部、20はデイスクマガジン、27はスラ
イダ、34及び38はスライダ27の突起部、4
2は上側固定シヤーシ、44,65及び125は
モータ、46はセンターギア、50は可動シヤー
シ、55はスライダ駆動手段、70はデイスク移
送手段、80及び82は位置センサ、84はデイ
スク収納手段、130はフオトセンサ、132は
検出スイツチ、134は制御ユニツトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のデイスクを所定の収納位置で互いに略平
    行に支持するものとされるとともにデイスクの挿
    入及び取出しのための開口部が設けられた匣体を
    有し、該匣体内に、上記収納位置に支持されたデ
    イスクを上記開口部から突出させるべく動作する
    複数のスライド部材が、夫々に設けられた第1及
    び第2の突起部を上記匣体の外部に移動可能に突
    出させて配されて成るデイスクマガジンが装着さ
    れるマガジン装着部と、 デイスク移送手段、上記マガジン装着部に装着
    されたデイスクマガジンの上記スライド部材の第
    1の突起部に係合して該スライド部材を上記収納
    位置に支持されたデイスクを上記開口部から突出
    させるデイスク押出位置に移動させるスライド部
    材駆動手段、及び、該スライド部材駆動手段によ
    り上記デイスク押出位置をとるものとされた上記
    スライド部材の第2の突起部に係合し得る位置に
    固定された検出スイツチ手段が設けられた可動シ
    ヤーシと、 該可動シヤーシを上記マガジン装着部に対して
    移動させる可動シヤーシ駆動手段と、 上記デイスク移送手段に係合せしめられたデイ
    スクを該デイスク移送手段と協働して上記装着さ
    れたデイスクマガジン内の複数の収納位置のうち
    のいずれかに収納するデイスク収納手段と、 上記デイスク移送手段にデイスクが係合せしめ
    られた状態のもとに可動シヤーシ駆動手段を作動
    せしめて上記可動シヤーシを移動させ、上記検出
    スイツチ手段が上記装着されたデイスクマガジン
    において上記デイスク押出位置をとる上記スライ
    ド部材の第2の突起部に係合するとき、該検出ス
    イツチ手段から得られる検出出力に基づいて、上
    記デイスク移送手段に係合せしめられたデイスク
    を上記装着されたデイスクマガジン内の選択され
    た収納位置に収納すべく、上記可動シヤーシ駆動
    手段、上記デイスク移送手段及び上記デイスク収
    納手段に対する駆動制御を行う制御手段と、 を備えて構成されたデイスクプレーヤ。
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