JPH0714286A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0714286A
JPH0714286A JP15243193A JP15243193A JPH0714286A JP H0714286 A JPH0714286 A JP H0714286A JP 15243193 A JP15243193 A JP 15243193A JP 15243193 A JP15243193 A JP 15243193A JP H0714286 A JPH0714286 A JP H0714286A
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JP
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disk
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JP15243193A
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English (en)
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Nobuhiro Mitsuta
信博 光田
Shigeki Yamamoto
茂樹 山本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication of JPH0714286A publication Critical patent/JPH0714286A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ターンテーブル1の回転およびCD再生機構
部3の昇降に必要な駆動力を供給する両回転用駆動モー
タ2と、上記両回転用駆動モータ2からの駆動力を、こ
の両回転用駆動モータ2の回転方向に応じて上記ターン
テーブルもしくはCD再生機構部3に伝達する駆動力伝
達系12とが設けられている。 【効果】 装置を構成する部材数を低減させることがで
き、装置の小型化および製造費の低減化を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを順次取り替
えて再生するディスクチェンジャー機能を有するディス
ク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスクチェンジャー機能を
有するディスク再生装置は、例えば、図6に示すよう
に、複数のディスクとして、例えばコンパクトディスク
(CD)を収納する凹状のディスク収納部51a…を有
するターンテーブル51と、このターンテーブル51を
回転駆動させるテーブル駆動用モータ52と、上記ター
ンテーブル51に収納されたCDを再生するCD再生機
構部53と、このCD再生機構部53を待機位置からC
Dの再生位置まで昇降させるCD機構部駆動用モータ6
0とで構成されている。
【0003】上記のテーブル駆動用モータ52の駆動力
は、ゴムベルト57を介して中間プーリー55に伝達さ
れ、さらに、この中間プーリー55の同軸上に設けられ
た小径ギヤ55aに歯合している中間ギヤ56に伝達さ
れる。また、上記のターンテーブル51の内周面には、
内歯ギヤ51bが形成され、この内歯ギヤ51bに上記
の中間ギヤ56が歯合することによって、テーブル駆動
用モータ52の駆動力を伝達し、ターンテーブル51を
回転駆動させる。
【0004】また、上記CD機構部駆動用モータ60の
駆動力は、ゴムベルト62を介して中間プーリー61に
伝達され、さらに、この中間プーリー61の同軸上に設
けられた小径ギヤ61aに歯合している昇降ギヤ54に
伝達される。この昇降ギヤ54の外周面には、螺旋状の
溝が設けられ、この溝に、上記CD再生機構部53の外
側面に形成された突起部53aが嵌合することで、CD
機構部駆動用モータ60の駆動力による昇降ギヤ54の
回転にともなってCD再生機構部53が昇降し得るよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ディスク再生装置では、ターンテーブル51の回転駆動
にテーブル駆動用モータ52、およびCD再生機構部5
3の昇降にCD機構部駆動用モータ62の2つの駆動用
モータが使用され、さらに、これら2つの駆動用モータ
の駆動伝達系であるゴムベルト、中間プーリー等も2つ
ずつ設けられている。これによって、ディスク再生装置
の小型軽量化を阻害するとともに、製造費を向上させる
という問題が生じている。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、駆動用モータを少なくするこ
とで、装置の小型軽量化を図るとともに、製造費を安価
なものとするようなディスク再生装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディスク
再生装置は、回転可能に設けられ、複数のディスク収納
部を有し、これらディスク収納部に記録媒体であるディ
スクが個々に配されるディスク収納手段と、昇降可能に
設けられ、昇降することによって上記ディスク収納手段
に配されたディスクを再生位置で再生するディスク再生
手段とを備えたディスク再生装置において、上記ディス
ク収納手段の回転およびディスク再生手段の昇降に必要
な駆動力を供給する両回転用駆動モータと、上記両回転
用駆動モータからの駆動力を、この両回転用駆動モータ
の回転方向に応じて上記ディスク収納手段もしくはディ
スク再生手段に伝達する駆動力伝達手段とが設けられて
いることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載のディスク再生装置
は、請求項1のディスク再生装置において、ディスク収
納手段の各ディスク収納部がディスクを再生するための
再生位置へ到達したことを検出するディスク収納部検出
手段と、ディスク再生手段がディスクの再生位置に到達
したことを検出する再生位置検出手段と、上記ディスク
再生手段がディスクの待機位置に到達したことを検出す
る待機位置検出手段とが設けられていることを特徴とし
ている。
【0009】さらに、請求項3記載のディスク再生装置
は、請求項1または2のディスク再生装置において、駆
動力伝達手段とディスク再生手段との間に、駆動力伝達
手段からの駆動力をディスク再生手段に伝達するカムが
設けられるとともに、このカムが一回転する間に、上記
ディスク再生手段が一往復の昇降を行うことを特徴とし
ている。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、駆動力伝達手段が両
回転駆動用モータの回転方向に応じて駆動力をディスク
収納手段もしくはディスク再生手段に伝達することで、
例えば両回転駆動用モータのある一定方向への回転のと
きには、ディスク収納手段に駆動力を伝達し、逆方向の
回転のときには、ディスク再生手段に駆動力を伝達する
ことができる。これにより、ディスク収納手段とディス
ク再生手段と、これまで別々に設けられた駆動用モータ
が一つで済み、ディスク再生装置における構成部材を低
減させることができる。したがって、装置の小型軽量化
および製造費の低減化を図ることができる。
【0011】また、請求項2の構成によれば、ディスク
収納部検出手段が設けられることで、この検出信号に基
づいて回転駆動用モータの回転方向を切り替えることが
できる。これによって、両回転駆動用モータがディスク
収納手段を回転駆動させる方向の回転から、逆回転、即
ち、ディスク再生手段を昇降駆動させる方向への回転に
自動的に切り替えることができる。また、再生位置検出
手段が設けられることで、この検出信号に基づいてディ
スク再生手段がディスクの再生位置に到達した場合に、
両回転駆動用モータを停止させるとともに、ディスクの
再生を開始させることができる。一方、待機位置検出手
段が設けられていることで、上記ディスク再生手段がデ
ィスクの待機位置に到達したことを的確に把握すること
ができる。これにより、所望するディスクの検出から再
生までを正確に、しかも効率良く行うことができるの
で、装置の操作性を向上させることができる。
【0012】さらに、請求項3の構成によれば、駆動力
伝達手段とディスク再生手段との間に設けられたカムが
一回転する間に、ディスク再生手段が一往復の昇降を行
うことで、ディスク再生手段の昇降駆動の際に、モータ
の回転を切り換える必要がなくなり、それに用いられる
部材数を低減させることができる。したがって、装置の
小型軽量化および製造費の低減化を図ることができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係るディスク再生装置は、図1
に示すように、例えばコンパクトディスク(CD)等の
ディスクを収納する凹状のディスク収納部1a…が5個
形成されたディスク収納手段としてのターンテーブル1
および上記のターンテーブル1に収納されたCDを再生
するディスク再生手段としてのCD再生機構部3からな
る。
【0015】尚、本実施例では上記ディスク収納部1a
…が5個形成されているが、これに限定するものではな
い。
【0016】また、上記ディスク再生装置には、上記タ
ーンテーブル1の回転、およびCD再生機構部3の昇降
の駆動力を供給する両回転用駆動モータとしての駆動用
モータ2が設けられ、この駆動用モータ2の駆動力は駆
動力伝達手段としての駆動力伝達系12を介してターン
テーブル1に伝達されるとともに、CD再生機構部3に
伝達される。
【0017】上記の駆動力伝達系12には、中間プーリ
ー5と中間ギヤ6とが設けられており、このうち、上記
中間プーリー5には、同軸上に小径ギヤ5aが設けられ
ており、この小径ギヤ5aが上記の中間ギヤ6に歯合す
るようになっている。また、中間プーリー5は、装置本
体側に回動自在に設けられ、駆動用モータ2に、ゴムベ
ルト8によって接続されるとともに、揺動自在に設けら
れたギヤアングル7を介して中間ギヤ6を従動的に保持
している。
【0018】これによって、上記の中間ギヤ6は、中間
プーリー5を中心として、矢印B・E方向に揺動し得る
構成となっている。つまり、上記駆動用モータ2が矢印
A方向に回転すれば、中間プーリー5も矢印A方向に回
転し、この中間プーリー5の小径ギヤ5aに歯合してい
る中間ギヤ6は矢印B方向に移動し、上記ターンテーブ
ル1の内周面に形成された内歯ギヤ1bに歯合する。こ
の歯合に伴って、この中間ギヤ6は矢印D方向に回転
し、ターンテーブル1を矢印C方向に回転させる。一
方、駆動用モータ2が矢印D方向に回転すれば、中間プ
ーリー5も矢印D方向に回転し、この中間プーリー5の
小径ギヤ5aに歯合している中間ギヤ6は矢印E方向に
移動し、後述のカムギヤ4に歯合する。この歯合に伴っ
て、この中間ギヤ6は矢印A方向に回転し、上記カムギ
ヤ4を矢印F方向に回転させる。
【0019】また、上記のターンテーブル1に形成され
たディスク収納部1aには、それぞれディスクNo.が
指定されており、図示しない操作パネルにより指定され
たディスクNo.を再生し得るように、上記駆動用モー
タ2の回転駆動により、ターンテーブル1を矢印C方向
に回転させ、CD再生機構部3に搬送する。
【0020】上記CD再生機構部3には、上記のように
指定されたCDを保持して回転させるCD回転部3aと
光ヘッド3bとが設けられている。この光ヘッド3b
は、CDに記録された情報を、図中の矢印方向の何れか
に移動することで読み取るようになっている。
【0021】また、このCD再生機構部3は、通常、タ
ーンテーブル1よりも下方位置で待機しており、CD再
生時に、上記駆動用モータ2の駆動力によりターンテー
ブル1よりも上方位置に上昇し、上述ようにCDを保持
して回転し、再生を行うようになっている。このとき
の、駆動用モータ2からの駆動力は、上述した駆動系1
2の中間ギヤ6に歯合するカムギヤ4によって伝達され
る。このカムギヤ4は、中間ギヤ6の矢印A方向への回
転にともなって矢印F方向に回転するようになってい
る。
【0022】また、上記のカムギヤ4には、図2に示す
ように、その外周面に溝4aが形成されている。この溝
4aは、図3に示すように、X点からY点まで上昇し得
る構成となっており、この溝4aに上記CD再生機構部
3の外側面に設けられた突起部3c(図1)が嵌合する
ことで、上記カムギヤ4の回転に伴ってCD再生機構部
3が昇降するようになっている。これによって、上記カ
ムギヤ4が一回転する間に、CD再生機構部3は、一往
復の昇降を行う。
【0023】また、図2および図3に示すように、例え
ば上記カムギヤ4の溝4aのX点を0°としY点を18
0°とした場合、270°の位置に突起部11を形成す
ることで、CD再生機構部3の突起部3cがカムギヤ4
の溝4aのX点にあるとき、カムギヤ4が矢印F方向に
のみ回転することから、図1に示すように、この突起部
11が、CD再生機構部3の突起部3c(0°)に対し
て270°の位置に設けられた、CD再生機構部3の下
限位置である待機位置を検出する待機位置検出手段とし
ての待機位置検出センサ9に当接しCD再生機構部3が
下限位置、即ち、待機位置にあることを示す。また、C
D再生機構部3の突起部3cがカムギヤ4の溝4aのY
点にあるとき、同様に、カムギヤ4が矢印F方向にのみ
回転することから、図5に示すように、この突起部11
が、CD再生機構部3の突起部3c(180°)に対し
て、90°の位置、つまり、X点を基準にすると270
°の位置に設けられた、CD再生機構部3の上限位置で
ある再生位置を検出する再生位置検出手段としての再生
位置検出センサ10に当接しCD再生機構部3が上限位
置、即ち、再生位置にあることを示す。これによって、
カムギヤ4は、矢印F方向にのみ回転することで、CD
再生機構部3を昇降駆動するようになっている。
【0024】尚、上記構成のディスク再生装置では、図
示しない制御装置により、上記の待機位置検出センサ9
により、CD再生機構部3が待機位置にあると検出され
た場合、この検出信号に基づいて、上記の駆動用モータ
2の回転を逆回転、即ち、矢印D方向への回転から矢印
A方向への回転に切り替えるように制御される。また、
上記の再生位置検出センサ10により、CD再生機構部
3が再生位置にあると検出された場合、この検出信号に
基づいて、駆動用モータ2の回転を停止させるととも
に、CD再生機構部3内のCD再生装置の電源をONさ
せることにより、CDの再生を開始するように制御され
る。さらに、CDの再生が終了されれば、その検出信号
に基づいて、駆動用モータ2を矢印D方向に回転駆動さ
せるように制御される。
【0025】上記の構成において、ディスク再生装置の
再生動作について、図1および図4、5を参照しながら
以下に説明する。
【0026】まず、図示しない操作パネルにより、電源
スイッチをONし、ディスクNo.を設定した後、再生
ボタンを押すと、図4に示すように、駆動用モータ2
は、矢印A方向に回転する。これにより、駆動伝達系1
2の中間プーリー5が矢印A方向に回転し、この中間プ
ーリー5の小径ギヤ5aに歯合している中間ギヤ6は、
矢印B方向に移動し、ターンテーブル1の内歯ギヤ1b
と歯合し、矢印D方向に回転する。これによって、駆動
用モータ2からの駆動力がターンテーブル1に伝達さ
れ、ターンテーブル1は矢印C方向に回転する。
【0027】そして、設定されたデイスクNo.のディ
スク収納部1aがディスク収納部検出センサ(図示せ
ず)によって検出されれば、その検出信号に基づいて駆
動用モータ2の回転が矢印A方向から矢印D方向に切り
替わるとともに、中間プーリー5が矢印D方向に回転
し、それに伴って中間ギヤ6は、ターンテーブル1の内
歯ギヤ1bへの歯合が解除され、矢印E方向に移動す
る。これによって、ターンテーブル1の回転が停止し、
この中間ギヤ6はカムギヤ4と歯合する。
【0028】次いで、駆動用モータ2の駆動力により、
カムギヤ4に歯合した中間ギヤ6は矢印A方向に回転
し、カムギヤ4が矢印F方向に回転する。このとき、カ
ムギヤ4に形成されている溝4aに嵌合しているCD再
生機構部3の突起部3cが、カムギヤ4の回転に伴って
溝4aに沿って移動し、これによって、CD再生機構部
3が上昇する。そして、このCD再生機構部3が再生位
置センサ10により再生位置に到達したと検出されれ
ば、この検出信号に基づいて、駆動用モータ2が停止さ
れ、CDの再生が開始される。
【0029】次に、CDの再生が終了すれば、その終了
の検出信号に基づいて、再び、駆動用モータ2が矢印D
方向に回転し、カムギヤ4は再び矢印F方向に回転を始
める。これによって、CD再生機構部3の突起部3c
は、カムギヤ4の回転にともなって溝4aに沿って移動
し、CD再生機構部3は下降し始める。そして、待機位
置センサ9によりCD再生機構部3が待機位置に到達し
たと検出されれば、その検出信号に基づいて、駆動用モ
ータ2の回転が、矢印D方向から矢印A方向に切り替わ
る。これにより、駆動力伝達系12の中間プーリー5が
矢印A方向に回転し、それに伴って中間ギヤ6は、カム
ギヤ4との歯合が解除され、矢印B方向に移動する。そ
して、この中間ギヤ6は、再び、ターンテーブル1の内
歯ギヤ1bに歯合し、矢印D方向に回転し、ターンテー
ブル1を矢印C方向に回転させる。そして、次に設定さ
れたディスクNo.のディスクを検出し、再生し、上記
の動作を繰り返す。
【0030】以上のことから、従来、ターンテーブルの
回転駆動用のモータと、CD再生機構部の昇降駆動用モ
ータとが別々に設けられることによって、装置の小型軽
量化を阻害し、装置の製造費の向上を招いていたのに対
し、本発明による本実施例によれば、ターンテーブル1
とCD再生機構部3との駆動用モータを一つで兼用させ
ることで、装置を構成する部材数を低減させることがで
き、これによって、装置の小型軽量化および製造費の低
減化を図ることができる。
【0031】また、ディスク収納部検出センサが設けら
れることで、この検出信号に基づいて駆動用モータ2の
回転方向を切り替えることができる。これによって、駆
動用モータ2がターンテーブル1を回転駆動させる矢印
A方向の回転から、逆回転、即ち、CD再生機構部3を
昇降駆動させる矢印D方向への回転に自動的に切り替え
ることができる。また、再生位置検出センサ10が設け
られることで、この検出信号に基づいてターンテーブル
1がCDの再生位置に到達した場合に、駆動用モータ2
を停止させるとともに、CDの再生を自動的に開始させ
ることができる。一方、待機位置検出センサ9が設けら
れていることで、上記CD再生機構部3が待機位置に到
達したことを的確に把握することができる。これによ
り、所望するCDの検出から再生までを正確に、しかも
効率良く行うことができるので、装置の操作性を向上さ
せることができる。
【0032】また、CD再生機構部3の昇降に係る駆動
力を伝達するカムギヤ4は、一定方向にのみ回転するこ
とで、上記CD再生機構部3を昇降させることができる
ので、駆動用モータ2の回転方向を切り換える必要がな
く、それに用いられる部材等を無くすことができる。こ
れによっても、装置の小型軽量化および製造費の低減化
を図ることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明のディスク再生装置
は、以上のように、回転可能に設けられ、複数のディス
ク収納部を有し、これらディスク収納部に記録媒体であ
るディスクが個々に配されるディスク収納手段と、昇降
可能に設けられ、昇降することによって上記ディスク収
納手段に配されたディスクを再生位置で再生するディス
ク再生手段とを備えたディスク再生装置において、上記
ディスク収納手段の回転およびディスク再生手段の昇降
に必要な駆動力を供給する両回転用駆動モータと、上記
両回転用駆動モータからの駆動力を、この両回転用駆動
モータの回転方向に応じて上記ディスク収納手段もしく
はディスク再生手段に伝達する駆動力伝達手段とが設け
られている構成である。
【0034】これにより、装置を構成する部材数を低減
させることができるので、装置の小型軽量化および製造
費の低減化を図ることができるという効果を奏する。
【0035】また、請求項2記載の発明のディスク再生
装置は、以上のように、ディスク収納手段の各ディスク
収納部がディスクを再生するための再生位置へ到達した
ことを検出するディスク収納部検出手段と、上記ディス
ク再生手段がディスクの再生位置に到達したことを検出
する再生位置検出手段と、上記ディスク再生手段がディ
スクの待機位置に到達したことを検出する待機位置検出
手段とが設けられている構成である。
【0036】これにより、所望するディスクの検出から
再生までを正確に、しかも効率良く行うことができるの
で、装置の操作性を向上させることができるという効果
を奏する。
【0037】さらに、請求項3記載の発明のディスク再
生装置は、以上のように、上記駆動力伝達手段とディス
ク再生手段との間に、駆動力伝達手段からの駆動力をデ
ィスク再生手段に伝達するカムが設けられるとともに、
このカムが一回転する間に上記ディスク再生手段を一往
復の昇降を行う構成である。
【0038】これにより、ディスク再生手段の昇降駆動
の際に、モータの回転方向を切り変える必要がなくな
り、それに用いられる部材数を低減させることができ
る。
【0039】したがって、装置の小型化および装置の製
造に係る費用を低減させることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディスク再生装置の概略構
成平面図である。
【図2】上記ディスク再生装置に備えられたカムギヤの
斜視図である。
【図3】上記カムギヤの展開図である。
【図4】上記ディスク再生装置の駆動動作の説明の概略
構成平面図である。
【図5】上記ディスク再生装置の駆動動作の説明の概略
構成平面図である。
【図6】従来のディスク再生装置の概略構成平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ターンテーブル(ディスク収納手段) 1a ディスク収納部 2 駆動用モータ(両回転用駆動モータ) 3 CD再生機構部(CD再生手段) 4 カムギヤ(カム) 5 中間プーリー 6 中間ギヤ 7 ギヤアングル 9 待機位置検出センサ(待機位置検出手段) 10 再生位置検出センサ(再生位置検出手段) 12 駆動伝達系(駆動伝達手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能に設けられ、複数のディスク収納
    部を有し、これらディスク収納部に記録媒体であるディ
    スクが個々に配されるディスク収納手段と、昇降可能に
    設けられ、昇降することによって上記ディスク収納手段
    に配されたディスクを再生位置で再生するディスク再生
    手段とを備えたディスク再生装置において、 上記ディスク収納手段の回転およびディスク再生手段の
    昇降に必要な駆動力を供給する両回転用駆動モータと、 上記両回転用駆動モータからの駆動力を、この両回転用
    駆動モータの回転方向に応じて上記ディスク収納手段も
    しくはディスク再生手段に伝達する駆動力伝達手段とが
    設けられていることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】上記ディスク収納手段の各ディスク収納部
    がディスクを再生するための再生位置へ到達したことを
    検出するディスク収納部検出手段と、 上記ディスク再生手段がディスクの再生位置に到達した
    ことを検出する再生位置検出手段と、 上記ディスク再生手段がディスクの待機位置に到達した
    ことを検出する待機位置検出手段とが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】上記駆動力伝達手段とディスク再生手段と
    の間に、駆動力伝達手段からの駆動力をディスク再生手
    段に伝達するカムが設けられるとともに、このカムが一
    回転する間に、上記ディスク再生手段が一往復の昇降を
    行うことを特徴とする請求項1または2記載のディスク
    再生装置。
JP15243193A 1993-06-23 1993-06-23 ディスク再生装置 Pending JPH0714286A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0822549A1 (en) * 1996-07-31 1998-02-04 Pioneer Electronic Corporation Disk player
US6112457A (en) * 1997-06-27 2000-09-05 Agritecno Yazaki Co. Ltd. Process for preservation of germinated seeds

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