JPH0610488Y2 - ピツクアツプ移送装置 - Google Patents
ピツクアツプ移送装置Info
- Publication number
- JPH0610488Y2 JPH0610488Y2 JP14442986U JP14442986U JPH0610488Y2 JP H0610488 Y2 JPH0610488 Y2 JP H0610488Y2 JP 14442986 U JP14442986 U JP 14442986U JP 14442986 U JP14442986 U JP 14442986U JP H0610488 Y2 JPH0610488 Y2 JP H0610488Y2
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- guide
- pickup
- disc
- linear
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ディスク両面に記録された情報の再生を為す
ディスクプレーヤのピックアップ移送装置に関する。
ディスクプレーヤのピックアップ移送装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、コンパクトディスクプレーヤや光学式ビデオディ
スクプレーヤにて、両面に記録されたディスクを再生す
る場合には、片面の情報の再生が完了した時点でディス
クを取出し、裏返した後もう一方の面を再生する必要が
あった。これでは、操作上極めて煩しく、両面の連続的
な再生が不可能であった。そこで、本出願人は先に特願
昭61-130717号にてディスク両面の連続的な再生を1個
のピックアップにて可能とした技術を提案した。
スクプレーヤにて、両面に記録されたディスクを再生す
る場合には、片面の情報の再生が完了した時点でディス
クを取出し、裏返した後もう一方の面を再生する必要が
あった。これでは、操作上極めて煩しく、両面の連続的
な再生が不可能であった。そこで、本出願人は先に特願
昭61-130717号にてディスク両面の連続的な再生を1個
のピックアップにて可能とした技術を提案した。
前記先願技術は、ディスク両面の再生が可能となる様に
第13図の如く上・下に直線状案内部(60)(61)・(62)(63)
と更にこの両案内部を結合するU字状の連結部(64)(65)
が一体となった一対のピックアップ案内部材(66)(67)を
上・下シャーシ(68)(69)間に固定し、一方のピックアッ
プ案内部材にラック部(70)を、他方にはガイド溝(71)を
形成して、ピックアップ(72)を支持する支持ベース(73)
の側面にラック部(70)に噛合するピニオン(74)とガイド
溝(71)に嵌合されるローラ(75)(76)を配設して、ピニオ
ン(74)を駆動して支持ベース(73)を案内部材に沿って移
動せしめる様に構成される。また、支持ベース(73)の直
線状・案内部を移動中にピックアップのディスクとの距
離を一定に保持すると共に左・右方向のガタ防止を為す
ためにガイドポール(77)(78)を上・下シャーシ(68)(69)
に直線状案内部に平行に配設し、支持ベース(73)に設け
た嵌合孔(79)に直線移動時にのみ嵌合していた。
第13図の如く上・下に直線状案内部(60)(61)・(62)(63)
と更にこの両案内部を結合するU字状の連結部(64)(65)
が一体となった一対のピックアップ案内部材(66)(67)を
上・下シャーシ(68)(69)間に固定し、一方のピックアッ
プ案内部材にラック部(70)を、他方にはガイド溝(71)を
形成して、ピックアップ(72)を支持する支持ベース(73)
の側面にラック部(70)に噛合するピニオン(74)とガイド
溝(71)に嵌合されるローラ(75)(76)を配設して、ピニオ
ン(74)を駆動して支持ベース(73)を案内部材に沿って移
動せしめる様に構成される。また、支持ベース(73)の直
線状・案内部を移動中にピックアップのディスクとの距
離を一定に保持すると共に左・右方向のガタ防止を為す
ためにガイドポール(77)(78)を上・下シャーシ(68)(69)
に直線状案内部に平行に配設し、支持ベース(73)に設け
た嵌合孔(79)に直線移動時にのみ嵌合していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前記先願技術によると、ガイドポール(77)(78)の上・下
シャーシ(68)(69)への取付方法は第14図の如く円筒状の
固定部材(81)をシャーシとの間に介在させてビス(80)に
よりシャーシ上に螺着固定されている。従って、嵌合孔
(79)の下方は固定部材(81)が通過できるだけの大きさの
切欠き(82)が設けられている。そこで支持ベース(73)が
下側の直線状案内部(62)(63)を移動中には、第15図の如
く支持ベース(73)の荷重は嵌合孔(79)の切欠き(82)に対
向する全面に加わるため問題はないが、上側の直線状案
内部(60)(61)を移動中は、第16図の如く支持ベース(73)
の荷重は切欠き(82)の端部のコーナー(82a)(82a)に集中
することになり、支持ベースのスムーズな直線移動が困
難となる。
シャーシ(68)(69)への取付方法は第14図の如く円筒状の
固定部材(81)をシャーシとの間に介在させてビス(80)に
よりシャーシ上に螺着固定されている。従って、嵌合孔
(79)の下方は固定部材(81)が通過できるだけの大きさの
切欠き(82)が設けられている。そこで支持ベース(73)が
下側の直線状案内部(62)(63)を移動中には、第15図の如
く支持ベース(73)の荷重は嵌合孔(79)の切欠き(82)に対
向する全面に加わるため問題はないが、上側の直線状案
内部(60)(61)を移動中は、第16図の如く支持ベース(73)
の荷重は切欠き(82)の端部のコーナー(82a)(82a)に集中
することになり、支持ベースのスムーズな直線移動が困
難となる。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、ピックアップを支持する支持ベースのディス
ク表面の径方向の移動案内を為す第1直線状部と、裏面
の径方向の移動案内を為す第2直線状部と、両直線状部
を連結するU字状連結部とから成る案内手段と、支持ベ
ースを案内手段に沿って移動せしめる支持ベース移動手
段と、支持ベースに形成され横方向に切欠きを有するガ
イド孔と、第1及び第2直線状部と平行に延在し支持ベ
ースが第1及び第2直線状部を移動中にガイド孔に嵌合
しピックアップの位置規制を為すガイドポールと、案内
手段の上・下側に位置する上・下シャーシに固定され、
ガイドポールと嵌合孔との嵌合状態を許容するべく横方
向からガイドポールを支持する支持部材とから成ること
を特徴とする。
ク表面の径方向の移動案内を為す第1直線状部と、裏面
の径方向の移動案内を為す第2直線状部と、両直線状部
を連結するU字状連結部とから成る案内手段と、支持ベ
ースを案内手段に沿って移動せしめる支持ベース移動手
段と、支持ベースに形成され横方向に切欠きを有するガ
イド孔と、第1及び第2直線状部と平行に延在し支持ベ
ースが第1及び第2直線状部を移動中にガイド孔に嵌合
しピックアップの位置規制を為すガイドポールと、案内
手段の上・下側に位置する上・下シャーシに固定され、
ガイドポールと嵌合孔との嵌合状態を許容するべく横方
向からガイドポールを支持する支持部材とから成ること
を特徴とする。
(ホ)作用 本考案は上述の如く構成したので、支持ベースが上側及
び下側の直線状案内部を移動している間、嵌合孔の内面
とガイドポールとの接触は嵌合孔の内周面の略上半分で
為され、支持ベースの荷重が集中することはない。
び下側の直線状案内部を移動している間、嵌合孔の内面
とガイドポールとの接触は嵌合孔の内周面の略上半分で
為され、支持ベースの荷重が集中することはない。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説明する。
第2図は光学式ビデオディスクプレーヤの外観を示すも
のであり、フロントパネル(1)前面にディスク(2)をセッ
トするディスクトレイ(3)が、収納位置と引出し位置の
2位置間に水平移動可能となっている。
のであり、フロントパネル(1)前面にディスク(2)をセッ
トするディスクトレイ(3)が、収納位置と引出し位置の
2位置間に水平移動可能となっている。
第3図、第4図はピックアップ移送装置の要部斜視図で
あり、第1図は正面図、第5図は側面図である。ピック
アップ(4)・フィードモータ(5)が支持ベース(6)上に固
定され、このフィードモータ(5)のモータシャフトには
ウォームギア(7)が固着されている。(8)はウォームギア
(7)に噛合するべく支持ベース(6)の左側壁(6a)に軸支さ
れたウォームホイールである。このウォームホイール
(8)には左右側壁(6a)(6b)を貫通したシャフト(9)の両端
に固定された中継ギア(10)(11)が噛合し、更に側面(6c)
(6d)に軸支されたピニオン(支持ベース移動手段)(12)
(13)がこの中継ギア(10)(11)と噛合状態にある。このピ
ニオン(12)(13)の外側には、同軸的にローラ(14)(15)が
固着され、更に側面(6d)にはローラ(15)と同形状のロー
ラ(16)が同一高さに軸支されている。
あり、第1図は正面図、第5図は側面図である。ピック
アップ(4)・フィードモータ(5)が支持ベース(6)上に固
定され、このフィードモータ(5)のモータシャフトには
ウォームギア(7)が固着されている。(8)はウォームギア
(7)に噛合するべく支持ベース(6)の左側壁(6a)に軸支さ
れたウォームホイールである。このウォームホイール
(8)には左右側壁(6a)(6b)を貫通したシャフト(9)の両端
に固定された中継ギア(10)(11)が噛合し、更に側面(6c)
(6d)に軸支されたピニオン(支持ベース移動手段)(12)
(13)がこの中継ギア(10)(11)と噛合状態にある。このピ
ニオン(12)(13)の外側には、同軸的にローラ(14)(15)が
固着され、更に側面(6d)にはローラ(15)と同形状のロー
ラ(16)が同一高さに軸支されている。
(17)(18)はピニオン(12)(13)と噛合するラックであり、
下シャーシ(49)上を水平方向に延びる下側直線状部(第
2直線状部)(19)(20)と、上シャーシ(21)下面を下側直
線状部(19)(20)と平行に延びる上側直線状部(第1直線
状部)(22)(23)と、両直線状部を連結するU字状の連結
部(24)(25)が一体形成された左・右支持ブロック(案内
手段)(26)(27)の内面に配設されている。左支持ブロッ
ク(26)の内面には、ラック(17)と共にローラ(14)が嵌合
されるガイド溝(28)が、右支持ブロック(27)にも同様に
ローラ(15)(16)が嵌合されるガイド溝(29)が形成されて
いる。
下シャーシ(49)上を水平方向に延びる下側直線状部(第
2直線状部)(19)(20)と、上シャーシ(21)下面を下側直
線状部(19)(20)と平行に延びる上側直線状部(第1直線
状部)(22)(23)と、両直線状部を連結するU字状の連結
部(24)(25)が一体形成された左・右支持ブロック(案内
手段)(26)(27)の内面に配設されている。左支持ブロッ
ク(26)の内面には、ラック(17)と共にローラ(14)が嵌合
されるガイド溝(28)が、右支持ブロック(27)にも同様に
ローラ(15)(16)が嵌合されるガイド溝(29)が形成されて
いる。
(30)(31)は下及び上シャーシ(49)(21)に固定された円柱
状のガイドポールであり、ラック(17)(18)及びガイド溝
(28)(29)の直線状部に平行に配設されている。このガイ
ドポール(30)(31)は第10図・第11図に示す如く、上・下
シャーシ(21)(49)に螺着固定された支持板(支持部材)
(33)(32)に円筒状の中継片(34)(35)を介して一体形成さ
れている。また、支持ベース(6)の下面には、このガイ
ドポール(30)(31)を嵌合する嵌合孔(36)が形成されてい
るが、この嵌合孔(36)の側方は中継片(34)(35)の逃げの
ために切欠かれている。尚、ディスクトレイ(3)上に載
置されたディスク(2)は、上・下直線状部(22)(23)(19)
(20)間にターンテーブル(40)によりクランプされてい
る。
状のガイドポールであり、ラック(17)(18)及びガイド溝
(28)(29)の直線状部に平行に配設されている。このガイ
ドポール(30)(31)は第10図・第11図に示す如く、上・下
シャーシ(21)(49)に螺着固定された支持板(支持部材)
(33)(32)に円筒状の中継片(34)(35)を介して一体形成さ
れている。また、支持ベース(6)の下面には、このガイ
ドポール(30)(31)を嵌合する嵌合孔(36)が形成されてい
るが、この嵌合孔(36)の側方は中継片(34)(35)の逃げの
ために切欠かれている。尚、ディスクトレイ(3)上に載
置されたディスク(2)は、上・下直線状部(22)(23)(19)
(20)間にターンテーブル(40)によりクランプされてい
る。
次に本実施例装置の動作について説明する。
STOPモードにおいては、第6図の(A)で示す待機位置、
即ち下側直線状部(19)(20)の連結部(24)(25)直前位置に
支持ベース(6)は位置している。従って、ピックアップ
(4)はディスク(2)に対向することはない。
即ち下側直線状部(19)(20)の連結部(24)(25)直前位置に
支持ベース(6)は位置している。従って、ピックアップ
(4)はディスク(2)に対向することはない。
PLAYモードになると、フィードモータ(5)が駆動し、そ
の駆動力がウォームギア(7)、ウォームホイール(8)、中
継ギア(10)(11)を介してラック(17)(18)と噛合状態にあ
るピニオン(12)(13)に伝達され、(B)で示す位置、即ち
下側直線状部(19)(20)の先端位置まで支持ベース(6)は
移動する。この位置でピックアップ(4)はディスク(2)の
裏面であるA面の最内周に対向する。その後、スピンド
ルモータ(40)が回転を始め、ピックアップ(4)によるデ
ィスク(2)の走査が為される。この走査途中において、
ピックアップ(4)のトラッキング制御回路が働き、この
出力がフィードモータ(5)に供給され、A面の走査につ
れて支持ベース(6)はディスク(2)の外周方向、即ち下側
直線状部(19)(20)上を連結部(24)(25)方向に移動する。
A面の走査が全て完了すると支持ベース(6)は、連結部
(24)(25)を経て、上側直線状部(22)(23)の先端まで達
し、ディスク(2)の表面であるB面の最内周位置に到
り、同時にスピンドルモータ(40)が逆回転を為し、A面
と同様にピックアップ(4)による走査が為され、支持ベ
ース(6)はディスク(2)の外周に向けて移動する。
の駆動力がウォームギア(7)、ウォームホイール(8)、中
継ギア(10)(11)を介してラック(17)(18)と噛合状態にあ
るピニオン(12)(13)に伝達され、(B)で示す位置、即ち
下側直線状部(19)(20)の先端位置まで支持ベース(6)は
移動する。この位置でピックアップ(4)はディスク(2)の
裏面であるA面の最内周に対向する。その後、スピンド
ルモータ(40)が回転を始め、ピックアップ(4)によるデ
ィスク(2)の走査が為される。この走査途中において、
ピックアップ(4)のトラッキング制御回路が働き、この
出力がフィードモータ(5)に供給され、A面の走査につ
れて支持ベース(6)はディスク(2)の外周方向、即ち下側
直線状部(19)(20)上を連結部(24)(25)方向に移動する。
A面の走査が全て完了すると支持ベース(6)は、連結部
(24)(25)を経て、上側直線状部(22)(23)の先端まで達
し、ディスク(2)の表面であるB面の最内周位置に到
り、同時にスピンドルモータ(40)が逆回転を為し、A面
と同様にピックアップ(4)による走査が為され、支持ベ
ース(6)はディスク(2)の外周に向けて移動する。
ピックアップ(4)がディスク(2)のA面を走査中、即ち支
持ベース(6)の下側直線状部(19)(20)の移動状態が第7
図に示される。この直線状部の移動に際して、ガイドポ
ール(30)は第12図に示す如く嵌合孔(36)と嵌合状態にあ
り、ピックアップ(4)の上下方向の高さ規制及び上下・
左右方向のガタツキを阻止して、ピックアップのトラッ
キング精度の向上を図っている。尚、ローラ(15)(16)は
ガイド溝(29)の内面(29a)からは離間している。また、
ローラ(14)はガイド溝(28)に嵌合して内面(28a)に当接
し、ガイドポール(30)と共に支持ベース(6)の高さ規制
を為している。この高さ規制によりピックアップ(4)の
ディスク(2)との所定距離の保持が為されると共に、ラ
ック(17)(18)とピニオン(12)(13)との安定な噛合状態の
維持が可能となり、支持ベース(6)の安定な直線移動が
実現される。
持ベース(6)の下側直線状部(19)(20)の移動状態が第7
図に示される。この直線状部の移動に際して、ガイドポ
ール(30)は第12図に示す如く嵌合孔(36)と嵌合状態にあ
り、ピックアップ(4)の上下方向の高さ規制及び上下・
左右方向のガタツキを阻止して、ピックアップのトラッ
キング精度の向上を図っている。尚、ローラ(15)(16)は
ガイド溝(29)の内面(29a)からは離間している。また、
ローラ(14)はガイド溝(28)に嵌合して内面(28a)に当接
し、ガイドポール(30)と共に支持ベース(6)の高さ規制
を為している。この高さ規制によりピックアップ(4)の
ディスク(2)との所定距離の保持が為されると共に、ラ
ック(17)(18)とピニオン(12)(13)との安定な噛合状態の
維持が可能となり、支持ベース(6)の安定な直線移動が
実現される。
また、上側直線状部(22)(23)での移動についても同様で
ある。即ち、第9図の如く嵌合孔(36)に嵌合するガイド
ポール(31)とガイド溝(28)に嵌合するローラ(14)によ
り、支持ベース(6)の上下方向の高さ規制が為されると
共に、ラック(17)(18)とピニオン(12)(13)の安定な噛合
状態が維持される。尚、ローラ(14)はガイド溝(28)の内
面(28b)と当接し、ローラ(15)(16)はガイド溝(29)の内
面(29b)から離間している。
ある。即ち、第9図の如く嵌合孔(36)に嵌合するガイド
ポール(31)とガイド溝(28)に嵌合するローラ(14)によ
り、支持ベース(6)の上下方向の高さ規制が為されると
共に、ラック(17)(18)とピニオン(12)(13)の安定な噛合
状態が維持される。尚、ローラ(14)はガイド溝(28)の内
面(28b)と当接し、ローラ(15)(16)はガイド溝(29)の内
面(29b)から離間している。
ここで、下側直線状部(19)(20)の移動時のガイドポール
(30)と嵌合孔(36)の嵌合状態において、支持ベース(6)
の荷重は第10図の斜線で示す如く嵌合孔(36)の上面(36
a)を通じてガイドポール(30)に加わり、また、上側直線
状部(22)(23)の移動時のガイドポール(31)と嵌合孔(36)
の嵌合状態において、支持ベース(6)の荷重は第11図の
斜線で示す如く嵌合孔(36)の下面(36b)を通じてガイド
ポール(31)に加わるが、嵌合孔(36)の外周面がガイドポ
ール(30)(31)の外周面と同形状であるため、十分にこの
荷重に耐えガイドポール(30)(31)の嵌合孔(36)での安定
な摺動が可能となる。
(30)と嵌合孔(36)の嵌合状態において、支持ベース(6)
の荷重は第10図の斜線で示す如く嵌合孔(36)の上面(36
a)を通じてガイドポール(30)に加わり、また、上側直線
状部(22)(23)の移動時のガイドポール(31)と嵌合孔(36)
の嵌合状態において、支持ベース(6)の荷重は第11図の
斜線で示す如く嵌合孔(36)の下面(36b)を通じてガイド
ポール(31)に加わるが、嵌合孔(36)の外周面がガイドポ
ール(30)(31)の外周面と同形状であるため、十分にこの
荷重に耐えガイドポール(30)(31)の嵌合孔(36)での安定
な摺動が可能となる。
支持ベース(6)の連結部(24)(25)での移動状態が第8図
に示される。ローラ(14)(15)(16)がガイド溝(28)(29)に
嵌合され、この3点を支点にして支持ベース(6)は上向
きから下向きに180゜反転する様に徐々に回動する。この
連結部(24)(25)において、U字状のガイド溝(28)(29)は
U字状のラック(17)(18)と一定距離を維持する様に設計
されているため、ガイド溝(28)(29)にローラ(14)(15)が
嵌合することによりラック(17)(18)とピニオン(12)(13)
との安定な噛合状態が維持され、連結部(26)(27)におい
ても支持ベース(6)は左右のピニオン(12)(13)の回転に
同期して、左右方向に傾斜することなく移動可能とな
る。
に示される。ローラ(14)(15)(16)がガイド溝(28)(29)に
嵌合され、この3点を支点にして支持ベース(6)は上向
きから下向きに180゜反転する様に徐々に回動する。この
連結部(24)(25)において、U字状のガイド溝(28)(29)は
U字状のラック(17)(18)と一定距離を維持する様に設計
されているため、ガイド溝(28)(29)にローラ(14)(15)が
嵌合することによりラック(17)(18)とピニオン(12)(13)
との安定な噛合状態が維持され、連結部(26)(27)におい
ても支持ベース(6)は左右のピニオン(12)(13)の回転に
同期して、左右方向に傾斜することなく移動可能とな
る。
こうして下側直線状部(19)(20)を移動してA面の走査を
完了し、連結部(24)(25)を経て、上側直線状部(22)(23)
を移動してB面の走査が完了すると、支持ベース(6)は
待機位置に戻り待機状態となり、スピンドルモータ(40)
は停止し、ディスク(2)のクランプは解除され、ディス
クトレイ(3)に収納されて排出される。
完了し、連結部(24)(25)を経て、上側直線状部(22)(23)
を移動してB面の走査が完了すると、支持ベース(6)は
待機位置に戻り待機状態となり、スピンドルモータ(40)
は停止し、ディスク(2)のクランプは解除され、ディス
クトレイ(3)に収納されて排出される。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案によれば、支持ベースの上側及び下側
での直線移動に際して、ガイドポールと嵌合孔とが安定
な嵌合状態を維持でき、安定な直線移動が実現される。
での直線移動に際して、ガイドポールと嵌合孔とが安定
な嵌合状態を維持でき、安定な直線移動が実現される。
第1図乃至第12図は本考案の第1実施例に係り、第1図
は正面図、第2図は外観斜視図、第3図は右側から見た
斜視図、第4図は左側から見た斜視図、第5図は側面
図、第6図は支持ベースの移動を説明する説明図、第7
図は下側直線状部での移動を説明する図、第8図は連結
部での移動を説明する図、第9図は上側直線状部での移
動を説明する図、第10図は下側直線状部移動時の嵌合孔
とガイドポールの嵌合状態を示す図、第11図は上側直線
状部移動時の嵌合孔とガイドポールの嵌合状態を示す
図、第12図は嵌合状態を示す斜視図である。第13図、第
14図は従来例の斜視図、第15図、第16図は嵌合孔とガイ
ドポールの嵌合状態を示す図である。 (2)……ディスク、(4)……ピックアップ、(6)……支持
ベース、(12)(13)……ピニオン(支持ベース移動手
段)、(19)(20)……下側直線状部(第2直線状部)、(2
1)(49)……上下シャーシ、(22)(23)……上側直線状部
(第1直線状部)、(24)(25)……連結部、(26)(27)……
左・右支持ブロック(案内手段)、(32)(33)……支持板
(支持部材)。
は正面図、第2図は外観斜視図、第3図は右側から見た
斜視図、第4図は左側から見た斜視図、第5図は側面
図、第6図は支持ベースの移動を説明する説明図、第7
図は下側直線状部での移動を説明する図、第8図は連結
部での移動を説明する図、第9図は上側直線状部での移
動を説明する図、第10図は下側直線状部移動時の嵌合孔
とガイドポールの嵌合状態を示す図、第11図は上側直線
状部移動時の嵌合孔とガイドポールの嵌合状態を示す
図、第12図は嵌合状態を示す斜視図である。第13図、第
14図は従来例の斜視図、第15図、第16図は嵌合孔とガイ
ドポールの嵌合状態を示す図である。 (2)……ディスク、(4)……ピックアップ、(6)……支持
ベース、(12)(13)……ピニオン(支持ベース移動手
段)、(19)(20)……下側直線状部(第2直線状部)、(2
1)(49)……上下シャーシ、(22)(23)……上側直線状部
(第1直線状部)、(24)(25)……連結部、(26)(27)……
左・右支持ブロック(案内手段)、(32)(33)……支持板
(支持部材)。
Claims (1)
- 【請求項1】表面と裏面の両面上に情報が記録可能なデ
ィスクと、 前記ディスクに情報を記録又は前記ディスクより情報を
再生するピックアップと、 前記ピックアップを支持する支持ベースと、 前記支持ベースの前記ディスクの表面の径方向の移動案
内を為す第1直線状部と、裏面の径方向の移動案内を為
す第2直線状部と、前記両直線状部を連結するU字状連
結部とから成る案内手段と、 前記支持ベースを前記案内手段に沿って移動せしめる支
持ベース移動手段と、 前記支持ベースに形成され、横方向に切欠きを有するガ
イド孔と、 前記第1及び第2直線状部と平行に延在し、前記支持ベ
ースが前記第1及び第2直線状部を移動中に前記ガイド
孔に嵌合し前記ピックアップの位置規制を為すガイドポ
ールと、 前記案内手段の上・下側に位置する上・下シャーシに固
定され、前記ガイドポールと前記嵌合孔との嵌合状態を
許容するべく横方向から前記ガイドポールを支持する支
持部材とから成るピックアップ移送装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14442986U JPH0610488Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | ピツクアツプ移送装置 |
US07/150,422 US4839881A (en) | 1986-06-05 | 1987-05-28 | Pickup transport device for optical disc apparatus |
DE87903435T DE3785160T2 (de) | 1986-06-05 | 1987-05-28 | Anordnung zum verschieben des abtastkopfes eines optischen plattengeräts. |
KR1019880700124A KR910003932B1 (ko) | 1986-06-05 | 1987-05-28 | 광 디스크 장치용 픽업 이송 장치 |
PCT/JP1987/000346 WO1987007752A1 (en) | 1986-06-05 | 1987-05-28 | Pickup transfer device of an optical disk apparatus |
EP87903435A EP0270684B1 (en) | 1986-06-05 | 1987-05-28 | Pickup transfer device of an optical disk apparatus |
US07/333,652 US4953154A (en) | 1986-06-05 | 1989-04-05 | Pickup transport device for optical disc apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14442986U JPH0610488Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | ピツクアツプ移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349667U JPS6349667U (ja) | 1988-04-04 |
JPH0610488Y2 true JPH0610488Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31055023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14442986U Expired - Lifetime JPH0610488Y2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-09-19 | ピツクアツプ移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610488Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0778880B2 (ja) * | 1990-11-15 | 1995-08-23 | 船井電機株式会社 | ディスクプレーヤ |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP14442986U patent/JPH0610488Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6349667U (ja) | 1988-04-04 |
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