JP2538496Y2 - ディスクプレーヤ - Google Patents
ディスクプレーヤInfo
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- JP2538496Y2 JP2538496Y2 JP1989087010U JP8701089U JP2538496Y2 JP 2538496 Y2 JP2538496 Y2 JP 2538496Y2 JP 1989087010 U JP1989087010 U JP 1989087010U JP 8701089 U JP8701089 U JP 8701089U JP 2538496 Y2 JP2538496 Y2 JP 2538496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- gear
- pickup
- drive gear
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は音楽又は映像などをデジタル信号化して記録
するディスクをターンテーブルに装置し、ピックアップ
によりディスクに情報を記録又は再生するディスクプレ
ーヤに関する。
するディスクをターンテーブルに装置し、ピックアップ
によりディスクに情報を記録又は再生するディスクプレ
ーヤに関する。
「従来の技術」 従来、ピックアップを摺動自在にピックアップ取付シ
ャーシに設けると共に、チルト支点軸を中心に前記シャ
ーシの取付角度を変化させ、ピックアップの摺動方向の
支持角度を変更するチルト調整を行い、ディスクの歪変
形などに対しピックアップの傾きを修正し、ディスク面
に対しピックアップを略直角に対向させる技術があっ
た。
ャーシに設けると共に、チルト支点軸を中心に前記シャ
ーシの取付角度を変化させ、ピックアップの摺動方向の
支持角度を変更するチルト調整を行い、ディスクの歪変
形などに対しピックアップの傾きを修正し、ディスク面
に対しピックアップを略直角に対向させる技術があっ
た。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、ピックアップ取付シャーシの取付角
度を変化させるチルト調整専用のモータと、該モータを
前記シャーシに連動連結させる減速装置を必要としてい
たから、製造コストの低減並びに軽量化などを容易に行
い得ない等の構造上の問題があった。
度を変化させるチルト調整専用のモータと、該モータを
前記シャーシに連動連結させる減速装置を必要としてい
たから、製造コストの低減並びに軽量化などを容易に行
い得ない等の構造上の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、ディスクを出入するトレーのラッ
クギヤとディスクのチャッキング動作を行わせるスライ
ド板のラックギヤを順次噛合せる駆動ギヤを備え、ディ
スクのチャッキング動作後前記駆動ギヤに噛合せるチル
ト調整用ギヤを有する回転体を設けると共に、前記回転
体のラジアル方向に移動させてピックアップの支持角度
を変更するチルト調整体を備え、このチルト調整体に回
転体を介して前記駆動ギヤを連結させたことを特徴とす
るものである。
クギヤとディスクのチャッキング動作を行わせるスライ
ド板のラックギヤを順次噛合せる駆動ギヤを備え、ディ
スクのチャッキング動作後前記駆動ギヤに噛合せるチル
ト調整用ギヤを有する回転体を設けると共に、前記回転
体のラジアル方向に移動させてピックアップの支持角度
を変更するチルト調整体を備え、このチルト調整体に回
転体を介して前記駆動ギヤを連結させたことを特徴とす
るものである。
「作用」 従って、ディスクローディング以外のときは休止させ
ていた駆動ギヤを利用してチルト調整体を駆動するか
ら、ディスクチャッキング動作用のモータを共用し得、
チルト調整専用のモータ及び減速装置が不要となり、ま
た駆動ギヤに回転体を介さず直接トレーのラックギヤを
噛合せてディスクの出入を行うため、回転体の直径を小
さくし得、従来に比べて製造コストの低減並びに軽量コ
ンパクト化などを容易に行い得ると共に、駆動ギヤに回
転体を連結させ、この回転体のラジアル方向にチルト調
整体を移動させるから、チルト調整トルクの増幅並びに
小型コンパクト化などを容易に行い得るものである。
ていた駆動ギヤを利用してチルト調整体を駆動するか
ら、ディスクチャッキング動作用のモータを共用し得、
チルト調整専用のモータ及び減速装置が不要となり、ま
た駆動ギヤに回転体を介さず直接トレーのラックギヤを
噛合せてディスクの出入を行うため、回転体の直径を小
さくし得、従来に比べて製造コストの低減並びに軽量コ
ンパクト化などを容易に行い得ると共に、駆動ギヤに回
転体を連結させ、この回転体のラジアル方向にチルト調
整体を移動させるから、チルト調整トルクの増幅並びに
小型コンパクト化などを容易に行い得るものである。
また、ディスクを出入するトレーのラックギヤとディ
スクのチャッキング動作を行わせるスライド板のラック
ギヤを順次噛合せる駆動ギヤを備え、ディスクのチャッ
キング動作後前記駆動ギヤに噛合せるチルト調整用ギヤ
を有する回転体を設けると共に、前記回転体のスラスト
方向に移動させてピックアップの支持角度を変更するチ
ルト調整体を備え、このチルト調整体に回転体を介して
前記駆動ギヤを連結させたもので、ディスクローディン
グ以外のときは休止させていた駆動ギヤを利用してチル
ト調整体を駆動するから、ディスクチャッキング動作用
のモータを共用し得、チルト調整専用のモータ及び減速
装置が不要となり、また駆動ギヤに回転体を介さず直接
トレーのラックギヤを噛合せてディスクの出入を行うた
め、回転体の直径を小さくし得、従来に比べて製造コス
トの低減並びに軽量コンパクト化などを容易に行い得る
と共に、駆動ギヤに回転体を連結させ、この回転体のス
ラスト方向にチルト調整体を移動させるから、ピックア
ップのチルト調整方向とチルト調整体の移動方向とを一
致させ、チルト調整体を簡潔に構成し得るものである。
スクのチャッキング動作を行わせるスライド板のラック
ギヤを順次噛合せる駆動ギヤを備え、ディスクのチャッ
キング動作後前記駆動ギヤに噛合せるチルト調整用ギヤ
を有する回転体を設けると共に、前記回転体のスラスト
方向に移動させてピックアップの支持角度を変更するチ
ルト調整体を備え、このチルト調整体に回転体を介して
前記駆動ギヤを連結させたもので、ディスクローディン
グ以外のときは休止させていた駆動ギヤを利用してチル
ト調整体を駆動するから、ディスクチャッキング動作用
のモータを共用し得、チルト調整専用のモータ及び減速
装置が不要となり、また駆動ギヤに回転体を介さず直接
トレーのラックギヤを噛合せてディスクの出入を行うた
め、回転体の直径を小さくし得、従来に比べて製造コス
トの低減並びに軽量コンパクト化などを容易に行い得る
と共に、駆動ギヤに回転体を連結させ、この回転体のス
ラスト方向にチルト調整体を移動させるから、ピックア
ップのチルト調整方向とチルト調整体の移動方向とを一
致させ、チルト調整体を簡潔に構成し得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4
図はトレーの平面図であり、箱形の本機ケース(1)に
内設させるメインシャーシ(2)を備え、該メインシャ
ーシ(2)中央部にモータ取付シャーシ(3)を配設
し、左右のスライド板(4)(4)を介してメインシャ
ーシ(2)にモータ取付シャーシ(3)を取付けると共
に、前記取付シャーシ(3)下面にターンテーブルモー
タ(5)を固設させ、該モータ(5)の出力軸(6)を
取付シャーシ(3)上面側に突出させて上端にターンテ
ーブル(7)を設けている。
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4
図はトレーの平面図であり、箱形の本機ケース(1)に
内設させるメインシャーシ(2)を備え、該メインシャ
ーシ(2)中央部にモータ取付シャーシ(3)を配設
し、左右のスライド板(4)(4)を介してメインシャ
ーシ(2)にモータ取付シャーシ(3)を取付けると共
に、前記取付シャーシ(3)下面にターンテーブルモー
タ(5)を固設させ、該モータ(5)の出力軸(6)を
取付シャーシ(3)上面側に突出させて上端にターンテ
ーブル(7)を設けている。
また、レザーピックアップ(8)を受台(9)に取付
け、柱状レール(10)(11)を介してピックアップ取付
シャーシ(12)に前記受台(9)を前後方向に摺動自在
に設けると共に、前記受台(9)にピックアップ移動ラ
ックギヤ(13)を固設させ、該ラックギヤ(13)にドラ
イブギヤ(14)を噛合させ、ピックアップ取付シャーシ
(12)の左側後方に取付けるピックアップモータ(15)
の正逆転制御により各ギヤ(13)(14)を介してピック
アップ(8)を往復摺動させ、ターンテーブル(7)軸
芯に対しピックアップ(8)を直線的に接離させるよう
に構成している。
け、柱状レール(10)(11)を介してピックアップ取付
シャーシ(12)に前記受台(9)を前後方向に摺動自在
に設けると共に、前記受台(9)にピックアップ移動ラ
ックギヤ(13)を固設させ、該ラックギヤ(13)にドラ
イブギヤ(14)を噛合させ、ピックアップ取付シャーシ
(12)の左側後方に取付けるピックアップモータ(15)
の正逆転制御により各ギヤ(13)(14)を介してピック
アップ(8)を往復摺動させ、ターンテーブル(7)軸
芯に対しピックアップ(8)を直線的に接離させるよう
に構成している。
さらに、前記モータ取付シャーシ(3)の両側外面に
上下動ピン(16)…を固設させ、スライド板(4)
(4)の傾斜ガイド溝(17)…並びにメインシャーシ
(2)の垂直ガイド溝(18)…に前記ピン(16)…を摺
動自在に係入させ、スライド板(4)の前後摺動により
モータ取付シャーシ(3)を略水平な姿勢で昇降させ
る。
上下動ピン(16)…を固設させ、スライド板(4)
(4)の傾斜ガイド溝(17)…並びにメインシャーシ
(2)の垂直ガイド溝(18)…に前記ピン(16)…を摺
動自在に係入させ、スライド板(4)の前後摺動により
モータ取付シャーシ(3)を略水平な姿勢で昇降させ
る。
また、右側上下動ピン(16)の頭部に大径部(16)′
を設け、右ガイド(4)の垂直部とシャーシ(2)の垂
直部を挾持し、モータ取付シャーシ(3)の左右方向の
ガタツキを防止すると共に、前記モータ取付シャーシ
(3)の左右側に左右のチルト支点軸(19)(19)を固
設させ、左のチルト支点軸(19)をピックアップ取付シ
ャーシ(12)に回転自在に係入させる一方、ピックアッ
プ取付シャーシ(12)の右側にネジ軸(20)を介してナ
ット体(21)を高さ調節自在に取付け、このナット体
(21)に右のチルト支点軸(19)を係止させ、ナット体
(21)の螺出入によりピックアップ取付シャーシ(12)
の左右傾斜を可変とし、また左右の支点軸(19)(19)
を中心にピックアップ取付シャーシ(12)を前後にシー
ソー運動自在としたもので、モータ取付シャーシ(3)
とピックアップ取付シャーシ(12)を一体的に昇降させ
るように構成している。
を設け、右ガイド(4)の垂直部とシャーシ(2)の垂
直部を挾持し、モータ取付シャーシ(3)の左右方向の
ガタツキを防止すると共に、前記モータ取付シャーシ
(3)の左右側に左右のチルト支点軸(19)(19)を固
設させ、左のチルト支点軸(19)をピックアップ取付シ
ャーシ(12)に回転自在に係入させる一方、ピックアッ
プ取付シャーシ(12)の右側にネジ軸(20)を介してナ
ット体(21)を高さ調節自在に取付け、このナット体
(21)に右のチルト支点軸(19)を係止させ、ナット体
(21)の螺出入によりピックアップ取付シャーシ(12)
の左右傾斜を可変とし、また左右の支点軸(19)(19)
を中心にピックアップ取付シャーシ(12)を前後にシー
ソー運動自在としたもので、モータ取付シャーシ(3)
とピックアップ取付シャーシ(12)を一体的に昇降させ
るように構成している。
さらに、第4図の如く、直径が30cmのレザーディスク
(22)を載せるディスク載せ面(23)と、直径が20cmの
小径レザーディスク(24)を載せるディスク載せ面(2
5)と、直径が12cmのコンパクトディスク(26)を載せ
るディスク載せ面(27)と、直径が8cmの小径コンパク
トディスク(28)を載せるディスク載せ面(29)とを、
トレー(30)上面で同一軸芯上に多段的に形成すると共
に、摺動ガイド(31)(31)をトレー(30)の両側に、
また出入ガイド(32)及び出入ラックギヤ(33)及び切
換え溝(34)をトレー(30)の下面に夫々形成する。
(22)を載せるディスク載せ面(23)と、直径が20cmの
小径レザーディスク(24)を載せるディスク載せ面(2
5)と、直径が12cmのコンパクトディスク(26)を載せ
るディスク載せ面(27)と、直径が8cmの小径コンパク
トディスク(28)を載せるディスク載せ面(29)とを、
トレー(30)上面で同一軸芯上に多段的に形成すると共
に、摺動ガイド(31)(31)をトレー(30)の両側に、
また出入ガイド(32)及び出入ラックギヤ(33)及び切
換え溝(34)をトレー(30)の下面に夫々形成する。
そして、メインシャーシ(2)両側のガイドレール
(35)(35)にトレー(30)両側の摺動ガイド(31)
(31)を摺動自在に嵌着させ、またメインシャーシ
(2)上面で前後に間隔を設けて取付けるガイドローラ
(36)(36)を出入ガイド(32)に摺接させ、メインシ
ャーシ(2)上面側で前後方向に摺動自在にトレー(3
0)を支持させると共に、トレー抜止めストッパ(37)
(37)をメインシャーシ(2)両側に一体形成し、また
トレー(30)の挿入先端両側に下降自在な突条体(38)
(38)を一体形成し、突条体(38)をストッパ(37)に
当接させてトレー(30)の退出脱落を阻止するように構
成している。
(35)(35)にトレー(30)両側の摺動ガイド(31)
(31)を摺動自在に嵌着させ、またメインシャーシ
(2)上面で前後に間隔を設けて取付けるガイドローラ
(36)(36)を出入ガイド(32)に摺接させ、メインシ
ャーシ(2)上面側で前後方向に摺動自在にトレー(3
0)を支持させると共に、トレー抜止めストッパ(37)
(37)をメインシャーシ(2)両側に一体形成し、また
トレー(30)の挿入先端両側に下降自在な突条体(38)
(38)を一体形成し、突条体(38)をストッパ(37)に
当接させてトレー(30)の退出脱落を阻止するように構
成している。
さらに、前記メインシャーシ(2)上面側にチャック
板取付シャーシ(39)を懸架させ、このチャック板取付
シャーシ(39)の中央部下面側にホルダ(40)を介して
チャック板(41)を遊嵌支持させ、前記ターンテーブル
(7)の略直上にチャック板(41)を配設させるもの
で、モータ取付シャーシ(3)を上昇させたとき、ター
ンテーブル(7)上面側をチャック板(41)に磁力で圧
接させ、トレー(30)に載せるディスク(22)(24)
(26)(28)を前記チャック板(41)の圧接によりター
ンテーブル(7)上面に固定支持させるように構成して
いる。
板取付シャーシ(39)を懸架させ、このチャック板取付
シャーシ(39)の中央部下面側にホルダ(40)を介して
チャック板(41)を遊嵌支持させ、前記ターンテーブル
(7)の略直上にチャック板(41)を配設させるもの
で、モータ取付シャーシ(3)を上昇させたとき、ター
ンテーブル(7)上面側をチャック板(41)に磁力で圧
接させ、トレー(30)に載せるディスク(22)(24)
(26)(28)を前記チャック板(41)の圧接によりター
ンテーブル(7)上面に固定支持させるように構成して
いる。
さらに、ビス(42)及び長孔(43)を介して左のスラ
イド板(4)をメインシャーシ(2)に摺動自在に支持
させ、またメインシャーシ(2)に摺動自在に設ける連
係アーム(44)を介して左右のスライド板(4)(4)
を連結させると共に、右のスライド板(4)の前側上面
に回転体(45)を重合させ、右のスライド板(4)を摺
動自在に、また回転体(45)を摺動及び回転自在に2本
のビス(46)(47)でメインシャーシ(2)に取付け
る。
イド板(4)をメインシャーシ(2)に摺動自在に支持
させ、またメインシャーシ(2)に摺動自在に設ける連
係アーム(44)を介して左右のスライド板(4)(4)
を連結させると共に、右のスライド板(4)の前側上面
に回転体(45)を重合させ、右のスライド板(4)を摺
動自在に、また回転体(45)を摺動及び回転自在に2本
のビス(46)(47)でメインシャーシ(2)に取付け
る。
さらに、第5図の如く、メインシャーシ(2)下面側
にモータ取付ブラケット(48)を固設させ、ローディン
グモータ(49)と、該モータ(49)により回転させる駆
動ギヤ(50)とを、前記ブラケット(48)に取付けるも
ので、前記駆動ギヤ(50)をメインシャーシ(2)上面
側に突出させ、トレー(30)下面のラックギヤ(33)に
駆動ギヤ(50)を噛合させ、トレー(30)を出入駆動す
るように構成している。
にモータ取付ブラケット(48)を固設させ、ローディン
グモータ(49)と、該モータ(49)により回転させる駆
動ギヤ(50)とを、前記ブラケット(48)に取付けるも
ので、前記駆動ギヤ(50)をメインシャーシ(2)上面
側に突出させ、トレー(30)下面のラックギヤ(33)に
駆動ギヤ(50)を噛合させ、トレー(30)を出入駆動す
るように構成している。
さらに、第6図乃至第8図にも示す如く、前記駆動ギ
ヤ(50)に噛合させる昇降ラックギヤ(51)を右のスラ
イド板(4)に一体形成し、トレー(30)出入方向に長
いスライド板(4)の長孔(52)(53)に前記各ビス
(46)(47)を係入させ、スライド板(4)を摺動案内
させると共に、前記駆動ギヤ(50)に噛合させる中継ラ
ックギヤ(54)並びにチルト調整ギヤ(55)を回転体
(45)に一体形成し、左右方向に長い回転体(45)の長
孔(56)にビス(47)を係入させる一方、チルト調整ギ
ヤ(55)と同一軸芯の円弧孔と左右方向に長い孔とから
なる回転体(45)の変形長孔(57)にビス(46)を係入
させる。
ヤ(50)に噛合させる昇降ラックギヤ(51)を右のスラ
イド板(4)に一体形成し、トレー(30)出入方向に長
いスライド板(4)の長孔(52)(53)に前記各ビス
(46)(47)を係入させ、スライド板(4)を摺動案内
させると共に、前記駆動ギヤ(50)に噛合させる中継ラ
ックギヤ(54)並びにチルト調整ギヤ(55)を回転体
(45)に一体形成し、左右方向に長い回転体(45)の長
孔(56)にビス(47)を係入させる一方、チルト調整ギ
ヤ(55)と同一軸芯の円弧孔と左右方向に長い孔とから
なる回転体(45)の変形長孔(57)にビス(46)を係入
させる。
また、トレー(30)の切換え溝(34)に摺動自在に係
入させる出入連係ボス(58)を回転体(45)上面に一体
形成し、内方に向けて略45度に傾斜させたスライドカム
(59)をトレー(30)前面側の切換え溝(34)端部に連
設させ、トレー(30)の進入により切換え溝(34)から
スライドカム(59)にボス(58)が移行したとき、ビス
(46)(47)の案内により回転体(45)が左方向に摺動
し、駆動ギヤ(50)に中継ラックギヤ(54)を噛合開始
させると共に、中継ラックギヤ(54)により回転体(4
5)が摺動することにより、前記ボス(58)がトレー(3
0)を進入方向に押動し、駆動ギヤ(50)から出入ラッ
クギヤ(33)を離反させ、トレー(30)裏面に形成した
凸状ボス(80)(81)の間に、回転体(45)上面に形成
したU形凸状リブ(82)が入り込むことで、トレー(3
0)は停止維持するように構成している。
入させる出入連係ボス(58)を回転体(45)上面に一体
形成し、内方に向けて略45度に傾斜させたスライドカム
(59)をトレー(30)前面側の切換え溝(34)端部に連
設させ、トレー(30)の進入により切換え溝(34)から
スライドカム(59)にボス(58)が移行したとき、ビス
(46)(47)の案内により回転体(45)が左方向に摺動
し、駆動ギヤ(50)に中継ラックギヤ(54)を噛合開始
させると共に、中継ラックギヤ(54)により回転体(4
5)が摺動することにより、前記ボス(58)がトレー(3
0)を進入方向に押動し、駆動ギヤ(50)から出入ラッ
クギヤ(33)を離反させ、トレー(30)裏面に形成した
凸状ボス(80)(81)の間に、回転体(45)上面に形成
したU形凸状リブ(82)が入り込むことで、トレー(3
0)は停止維持するように構成している。
また、昇降及びチルト調整連係ボス(60)(61)を回
転体(45)下面に一体形成すると共に、前記ボス(60)
(61)を摺動自在に係入させる連係溝カム(62)(63)
を右のスライド板(4)上面に形成し、駆動ギヤ(50)
に対し中継ラックギヤ(54)が離反する直前で、カム
(62)(63)の案内によりボス(60)(61)の回転力で
スライド板(4)を押動し、昇降ラックギヤ(51)を駆
動ギヤ(50)に噛合開始させると共に、昇降ラックギヤ
(51)によりスライド板(4)が摺動することにより、
カム(62)(63)によってボス(60)(61)が押され、
駆動ギヤ(50)から中継ラックギヤ(54)が離反し、長
孔(56)終端の回転体(45)中心にビス(47)を位置さ
せた状態で回転体(45)を停止させるように構成してい
る。
転体(45)下面に一体形成すると共に、前記ボス(60)
(61)を摺動自在に係入させる連係溝カム(62)(63)
を右のスライド板(4)上面に形成し、駆動ギヤ(50)
に対し中継ラックギヤ(54)が離反する直前で、カム
(62)(63)の案内によりボス(60)(61)の回転力で
スライド板(4)を押動し、昇降ラックギヤ(51)を駆
動ギヤ(50)に噛合開始させると共に、昇降ラックギヤ
(51)によりスライド板(4)が摺動することにより、
カム(62)(63)によってボス(60)(61)が押され、
駆動ギヤ(50)から中継ラックギヤ(54)が離反し、長
孔(56)終端の回転体(45)中心にビス(47)を位置さ
せた状態で回転体(45)を停止させるように構成してい
る。
また、駆動ギヤ(50)と昇降ラックギヤ(51)の噛合
によりスライド板(4)が摺動し、モータ取付シャーシ
(3)を上昇させ、ターンテーブル(7)を上動させて
ディスク(22)(24)(26)(28)のチャッキング動作
を行わせるもので、駆動ギヤ(50)に対し昇降ラックギ
ヤ(51)が離反する直前で、カム(62)(63)の案内に
よりボス(60)(61)を押して回転体(45)を回転さ
せ、チルト調整ギヤ(55)を駆動ギヤ(50)に噛合開始
させると共に、ボス(60)(61)によってスライド板
(4)が押され、駆動ギヤ(50)から昇降ラックギヤ
(51)が離反したとき、スライド板(4)動作の停止位
置をマイクロスイッチ(図示省略)で検出し、駆動ギヤ
(50)にチルト調整ギヤ(55)を噛合せた状態でローデ
ィングモータ(49)を停止させ、ディスク(22)(24)
(26)(28)をターンテーブル(7)に供給するローデ
ィング動作を完了させるように構成している。
によりスライド板(4)が摺動し、モータ取付シャーシ
(3)を上昇させ、ターンテーブル(7)を上動させて
ディスク(22)(24)(26)(28)のチャッキング動作
を行わせるもので、駆動ギヤ(50)に対し昇降ラックギ
ヤ(51)が離反する直前で、カム(62)(63)の案内に
よりボス(60)(61)を押して回転体(45)を回転さ
せ、チルト調整ギヤ(55)を駆動ギヤ(50)に噛合開始
させると共に、ボス(60)(61)によってスライド板
(4)が押され、駆動ギヤ(50)から昇降ラックギヤ
(51)が離反したとき、スライド板(4)動作の停止位
置をマイクロスイッチ(図示省略)で検出し、駆動ギヤ
(50)にチルト調整ギヤ(55)を噛合せた状態でローデ
ィングモータ(49)を停止させ、ディスク(22)(24)
(26)(28)をターンテーブル(7)に供給するローデ
ィング動作を完了させるように構成している。
さらに、ビス(64)及び長孔(65)を介して回転体
(45)のラジアル方向に摺動移動させるチルト調整体
(66)をモータ取付シャーシ(3)に支持させると共
に、回転体(45)の円弧形のチルト調整ギヤ(55)の軸
芯に対し偏心させた円弧溝カム(67)を回転体(45)に
形成し、ディスク(22)(24)(26)(28)のチャッキ
ング動作が終了したときに前記カム(67)に係入する突
条(68)をチルト調整体(66)に一体形成する。
(45)のラジアル方向に摺動移動させるチルト調整体
(66)をモータ取付シャーシ(3)に支持させると共
に、回転体(45)の円弧形のチルト調整ギヤ(55)の軸
芯に対し偏心させた円弧溝カム(67)を回転体(45)に
形成し、ディスク(22)(24)(26)(28)のチャッキ
ング動作が終了したときに前記カム(67)に係入する突
条(68)をチルト調整体(66)に一体形成する。
また、ピックアップ取付シャーシ(12)下面に支柱
(69)を立設固定し、該支柱(69)を当接させるテーパ
面(70)を調整体(66)に形成すると共に、支柱(69)
を挿入させる貫通孔(71)をテーパ面(70)の傾斜下端
に開設させるもので、ピックアップ取付シャーシ(12)
の右側前部下面にフックアーム(72)を固設し、フック
アーム(72)を介して前記シャーシ(12)前部を下動さ
せるバネ(73)を設ける一方、前記フックアーム(72)
に係止させるロック板(74)を調整体(66)に一体形成
する。そして、貫通孔(71)を介して支柱(69)下端が
モータ取付シャーシ(3)上面に当接しているとき、ロ
ック板(74)がフックアーム(72)に係合し、調整体
(66)がモータ取付シャーシ(3)に固定され、また該
シャーシ(3)にピックアップ取付シャーシ(12)が連
結固定されると共に、回転体(45)の円弧溝カム(67)
に突条(68)が係入し、該カム(67)の回転により調整
体(66)が摺動することにより、ロック板(74)がフッ
クアーム(72)から離脱し、また支柱(69)がテーパ面
(70)上を移動し、バネ(73)に抗してピックアップ取
付シャーシ(12)前部を上動させるもので、ピックアッ
プ(8)に設置してディスク(22)(24)(26)(28)
面との直角度を検出するセンサ(75)出力に基づくロー
ディングモータ(49)の正逆転制御により、カム(67)
と連動させて調整体(66)を摺動させ、チルト支点軸
(19)を中心とするピックアップ取付シャーシ(12)の
シーソー運動により、ピックアップ(8)の摺動方向
(前後方向)の支持角度を変更するチルト調整を行い、
ディスク(22)(24)(26)(28)の歪変形を補正する
ように構成している。
(69)を立設固定し、該支柱(69)を当接させるテーパ
面(70)を調整体(66)に形成すると共に、支柱(69)
を挿入させる貫通孔(71)をテーパ面(70)の傾斜下端
に開設させるもので、ピックアップ取付シャーシ(12)
の右側前部下面にフックアーム(72)を固設し、フック
アーム(72)を介して前記シャーシ(12)前部を下動さ
せるバネ(73)を設ける一方、前記フックアーム(72)
に係止させるロック板(74)を調整体(66)に一体形成
する。そして、貫通孔(71)を介して支柱(69)下端が
モータ取付シャーシ(3)上面に当接しているとき、ロ
ック板(74)がフックアーム(72)に係合し、調整体
(66)がモータ取付シャーシ(3)に固定され、また該
シャーシ(3)にピックアップ取付シャーシ(12)が連
結固定されると共に、回転体(45)の円弧溝カム(67)
に突条(68)が係入し、該カム(67)の回転により調整
体(66)が摺動することにより、ロック板(74)がフッ
クアーム(72)から離脱し、また支柱(69)がテーパ面
(70)上を移動し、バネ(73)に抗してピックアップ取
付シャーシ(12)前部を上動させるもので、ピックアッ
プ(8)に設置してディスク(22)(24)(26)(28)
面との直角度を検出するセンサ(75)出力に基づくロー
ディングモータ(49)の正逆転制御により、カム(67)
と連動させて調整体(66)を摺動させ、チルト支点軸
(19)を中心とするピックアップ取付シャーシ(12)の
シーソー運動により、ピックアップ(8)の摺動方向
(前後方向)の支持角度を変更するチルト調整を行い、
ディスク(22)(24)(26)(28)の歪変形を補正する
ように構成している。
また、モータ取付シャーシ(3)にポール(83)を立
設固定させ、バネ(73)によりピックアップ取付シャー
シ(12)を左方に引張り、バネ(73)力で柱状レール
(10)をポール(83)に当接支持し、ピックアップ
(8)の左右方向の位置決めを行うように構成してい
る。
設固定させ、バネ(73)によりピックアップ取付シャー
シ(12)を左方に引張り、バネ(73)力で柱状レール
(10)をポール(83)に当接支持し、ピックアップ
(8)の左右方向の位置決めを行うように構成してい
る。
本実施例は上記の如く構成しており、第2図、第3
図、第5図及び第6図の状態下で、トレー(30)の出入
ラックギヤ(33)に駆動ギヤ(50)を噛合させ、ローデ
ィングモータ(49)の正逆転によりトレー(30)を出入
させるもので、本機ケース(1)外方にトレー(30)を
退出させ、各ディスク(22)(24)(26)(28)のいず
れかを各載せ面(23)(25)(27)(29)を介してトレ
ー(30)に載置させる一方、駆動ギヤ(50)により出入
ラックギヤ(33)を第6図の矢印A方向に引込み、トレ
ー(30)を本機ケース(1)内に進入させると、トレー
(30)の進入動作が終了する直前で、回転体(45)の出
入連係ボス(58)がトレー(30)の切換え溝(34)から
スライドカム(59)に移行し、このスライドカム(59)
によって前記ボス(58)を介して回転体(45)を矢印B
方向に摺動移動させ、駆動ギヤ(50)に中継ラックギヤ
(54)を噛合させると共に、中継ラックギヤ(54)を介
して回転体(45)を矢印B方向に摺動させることによ
り、前記ボス(58)によってカム(59)を介してトレー
(30)を進入方向に押し込み、駆動ギヤ(50)から出入
ラックギヤ(33)を離反させ、メインシャーシ(2)上
側にトレー(30)を停止させる。
図、第5図及び第6図の状態下で、トレー(30)の出入
ラックギヤ(33)に駆動ギヤ(50)を噛合させ、ローデ
ィングモータ(49)の正逆転によりトレー(30)を出入
させるもので、本機ケース(1)外方にトレー(30)を
退出させ、各ディスク(22)(24)(26)(28)のいず
れかを各載せ面(23)(25)(27)(29)を介してトレ
ー(30)に載置させる一方、駆動ギヤ(50)により出入
ラックギヤ(33)を第6図の矢印A方向に引込み、トレ
ー(30)を本機ケース(1)内に進入させると、トレー
(30)の進入動作が終了する直前で、回転体(45)の出
入連係ボス(58)がトレー(30)の切換え溝(34)から
スライドカム(59)に移行し、このスライドカム(59)
によって前記ボス(58)を介して回転体(45)を矢印B
方向に摺動移動させ、駆動ギヤ(50)に中継ラックギヤ
(54)を噛合させると共に、中継ラックギヤ(54)を介
して回転体(45)を矢印B方向に摺動させることによ
り、前記ボス(58)によってカム(59)を介してトレー
(30)を進入方向に押し込み、駆動ギヤ(50)から出入
ラックギヤ(33)を離反させ、メインシャーシ(2)上
側にトレー(30)を停止させる。
また、駆動ギヤ(50)及び中継ラックギヤ(54)を介
して回転体(45)を矢印B方向にさらに摺動させると、
回転体(45)のチルト調整連係ボス(60)(61)がスラ
イド板(4)の連係溝カム(62)(63)に沿って移動す
るもので、第7図に示す如く、前記ボス(60)(61)に
よってカム(62)(63)を介してスライド板(4)を矢
印C方向に押動し、スライド板(4)の昇降ラックギヤ
(51)を駆動ギヤ(50)に噛合開始させると共に、駆動
ギヤ(50)及び昇降ラックギヤ(51)を介してスライド
板(4)を矢印C方向に摺動させると、カム(62)(6
3)によってボス(60)(61)が押されて回転体(45)
が第6図の矢印B方向に摺動し、中継ラックギヤ(54)
が駆動ギヤ(50)から離反する。
して回転体(45)を矢印B方向にさらに摺動させると、
回転体(45)のチルト調整連係ボス(60)(61)がスラ
イド板(4)の連係溝カム(62)(63)に沿って移動す
るもので、第7図に示す如く、前記ボス(60)(61)に
よってカム(62)(63)を介してスライド板(4)を矢
印C方向に押動し、スライド板(4)の昇降ラックギヤ
(51)を駆動ギヤ(50)に噛合開始させると共に、駆動
ギヤ(50)及び昇降ラックギヤ(51)を介してスライド
板(4)を矢印C方向に摺動させると、カム(62)(6
3)によってボス(60)(61)が押されて回転体(45)
が第6図の矢印B方向に摺動し、中継ラックギヤ(54)
が駆動ギヤ(50)から離反する。
そして、駆動ギヤ(50)及び昇降ラックギヤ(51)を
介してスライド板(4)が矢印C方向にさらに摺動する
と、上下動ピン(16)が傾斜ガイド溝(17)と垂直ガイ
ド溝(18)に案内され、モータ取付シャーシ(3)及び
ピックアップ取付シャーシ(12)が略垂直に上昇し、タ
ーンテーブル(7)が上動してトレー(30)上面のディ
スク(22)(24)(26)(28)を持上げ、ターンテーブ
ル(7)とチャック板(41)とで挾持するディスク(2
2)(24)(26)(28)のチャッキング動作が行われる
と共に、前記チャッキング動作が終了する直前で、スラ
イド板(4)のカム(62)(63)がボス(60)(61)を
押してビス(47)を中心に回転体(45)を回転させ、回
転体(45)のチルト調整ギヤ(55)を駆動ギヤ(50)に
噛合開始させ、第8図の矢印D方向に回転体(45)を回
転させる。
介してスライド板(4)が矢印C方向にさらに摺動する
と、上下動ピン(16)が傾斜ガイド溝(17)と垂直ガイ
ド溝(18)に案内され、モータ取付シャーシ(3)及び
ピックアップ取付シャーシ(12)が略垂直に上昇し、タ
ーンテーブル(7)が上動してトレー(30)上面のディ
スク(22)(24)(26)(28)を持上げ、ターンテーブ
ル(7)とチャック板(41)とで挾持するディスク(2
2)(24)(26)(28)のチャッキング動作が行われる
と共に、前記チャッキング動作が終了する直前で、スラ
イド板(4)のカム(62)(63)がボス(60)(61)を
押してビス(47)を中心に回転体(45)を回転させ、回
転体(45)のチルト調整ギヤ(55)を駆動ギヤ(50)に
噛合開始させ、第8図の矢印D方向に回転体(45)を回
転させる。
また、回転体(45)の回転駆動によりボス(60)(6
1)がカム(62)(63)を介してスライド板(4)を第
7図の矢印C方向に押し、昇降ラックギヤ(51)を駆動
ギヤ(50)から離反させ、ディスク(22)(24)(26)
(28)のローディング及びチャッキングの各動作を完了
し、ローディングモータ(49)を停止させると共に、タ
ーンテーブルモータ(5)によりターンテーブル(7)
を回転させ、またピックアップモータ(15)によりピッ
クアップ(8)を摺動させ、ディスク(22)(24)(2
6)(28)の情報をピックアップ(8)で読取り再生す
る。
1)がカム(62)(63)を介してスライド板(4)を第
7図の矢印C方向に押し、昇降ラックギヤ(51)を駆動
ギヤ(50)から離反させ、ディスク(22)(24)(26)
(28)のローディング及びチャッキングの各動作を完了
し、ローディングモータ(49)を停止させると共に、タ
ーンテーブルモータ(5)によりターンテーブル(7)
を回転させ、またピックアップモータ(15)によりピッ
クアップ(8)を摺動させ、ディスク(22)(24)(2
6)(28)の情報をピックアップ(8)で読取り再生す
る。
さらに、前記ディスク(22)(24)(26)(28)を再
生するとき、ローディングモータ(49)の電源がチルト
制御用電圧に切換えられると共に、ディスク(22)(2
4)(26)(28)とピックアップ(8)の直角度がセン
サ(75)により検出され、該センサ(75)により制御さ
れた電圧でローディングモータ(49)が正逆転し、駆動
ギヤ(50)及びチルト調整ギヤ(55)を介して回転体
(45)を正逆転させ、回転体(45)の円弧溝カム(67)
と突条(68)により、第8図の矢印E方向(ラジアル方
向)にチルト調整体(66)を摺動させ、支柱(69)とテ
ーパ面(70)並びにバネ(73)によってピックアップ取
付シャーシ(12)前部を昇降させ、チルト支点軸(19)
を中心に前記シャーシ(12)をシーソー運動させ、ピッ
クアップ(8)の摺動方向の支持角度を変更させ、ディ
スク(22)(24)(26)(28)の歪変形を補正するチル
ト調整を行うものである。
生するとき、ローディングモータ(49)の電源がチルト
制御用電圧に切換えられると共に、ディスク(22)(2
4)(26)(28)とピックアップ(8)の直角度がセン
サ(75)により検出され、該センサ(75)により制御さ
れた電圧でローディングモータ(49)が正逆転し、駆動
ギヤ(50)及びチルト調整ギヤ(55)を介して回転体
(45)を正逆転させ、回転体(45)の円弧溝カム(67)
と突条(68)により、第8図の矢印E方向(ラジアル方
向)にチルト調整体(66)を摺動させ、支柱(69)とテ
ーパ面(70)並びにバネ(73)によってピックアップ取
付シャーシ(12)前部を昇降させ、チルト支点軸(19)
を中心に前記シャーシ(12)をシーソー運動させ、ピッ
クアップ(8)の摺動方向の支持角度を変更させ、ディ
スク(22)(24)(26)(28)の歪変形を補正するチル
ト調整を行うものである。
また、ターンテーブル(7)上のディスク(22)(2
4)(26)(28)を取出す場合、前記と逆の動作により
行うもので、駆動ギヤ(50)により回転体(45)を矢印
D方向の逆に回転させた後、駆動ギヤ(50)によりスラ
イド板(4)を矢印C方向の逆に摺動させ、ターンテー
ブル(7)及びピックアップ(8)を下動させると共
に、駆動ギヤ(50)により回転体(45)を矢印B方向の
逆に摺動させた後、駆動ギヤ(50)によりトレー(30)
を矢印A方向の逆に摺動させ、本機ケース(1)外方に
トレー(30)を退出させ、ディスク(22)(24)(26)
(28)の取出し又は交換操作するものである。
4)(26)(28)を取出す場合、前記と逆の動作により
行うもので、駆動ギヤ(50)により回転体(45)を矢印
D方向の逆に回転させた後、駆動ギヤ(50)によりスラ
イド板(4)を矢印C方向の逆に摺動させ、ターンテー
ブル(7)及びピックアップ(8)を下動させると共
に、駆動ギヤ(50)により回転体(45)を矢印B方向の
逆に摺動させた後、駆動ギヤ(50)によりトレー(30)
を矢印A方向の逆に摺動させ、本機ケース(1)外方に
トレー(30)を退出させ、ディスク(22)(24)(26)
(28)の取出し又は交換操作するものである。
さらに、第9図乃至第12図は上記実施例の変形構造を
示すものであり、ディスク(22)(24)(26)(28)の
チャッキング動作を行わせる駆動ギヤ(50)と、該駆動
ギヤ(50)に連結させる回転体(45)を設けると共に、
前記回転体(45)のスラスト方向に移動させてピックア
ップ(8)の支持角度を変更するチルト調整体(76)を
備え、このチルト調整体(76)に回転体(45)を介して
前記駆動ギヤ(50)を連結させたもので、回転体(45)
のチルト調整ギヤ(55)と同一軸芯上に円弧形板カム
(77)を形成すると共に、前記チルト調整体(76)をピ
ックアップ取付シャーシ(12)に固設させ、該シャーシ
(12)前部を持ち上げるバネ(78)によって調整体(7
6)をカム(77)に下方側から弾圧当接させる。
示すものであり、ディスク(22)(24)(26)(28)の
チャッキング動作を行わせる駆動ギヤ(50)と、該駆動
ギヤ(50)に連結させる回転体(45)を設けると共に、
前記回転体(45)のスラスト方向に移動させてピックア
ップ(8)の支持角度を変更するチルト調整体(76)を
備え、このチルト調整体(76)に回転体(45)を介して
前記駆動ギヤ(50)を連結させたもので、回転体(45)
のチルト調整ギヤ(55)と同一軸芯上に円弧形板カム
(77)を形成すると共に、前記チルト調整体(76)をピ
ックアップ取付シャーシ(12)に固設させ、該シャーシ
(12)前部を持ち上げるバネ(78)によって調整体(7
6)をカム(77)に下方側から弾圧当接させる。
そして、駆動ギヤ(50)及びチルト調整ギヤ(55)を
介してローディングモータ(49)により回転体(45)を
回転させ、回転体(45)の板カム(77)の回転によって
チルト調整体(76)をバネ(78)に抗して下動させ、ピ
ックアップ取付シャーシ(12)前部を下降させるもの
で、チルト支点軸(19)を中心とするピックアップ取付
シャーシ(12)のシーソー運動により、上記実施例と同
様にチルト調整を行うものである。
介してローディングモータ(49)により回転体(45)を
回転させ、回転体(45)の板カム(77)の回転によって
チルト調整体(76)をバネ(78)に抗して下動させ、ピ
ックアップ取付シャーシ(12)前部を下降させるもの
で、チルト支点軸(19)を中心とするピックアップ取付
シャーシ(12)のシーソー運動により、上記実施例と同
様にチルト調整を行うものである。
また、モータ取付シャーシ(3)前部上面にチルト調
整ガイド板(79)を固設し、回転体(45)の円弧形板カ
ム(77)の高さを前記ガイド板(79)によって略一定に
保ち、板カム(77)の姿勢を安定させ、板カム(77)に
対しチルト調整体(76)を適正に当接させるものであ
る。
整ガイド板(79)を固設し、回転体(45)の円弧形板カ
ム(77)の高さを前記ガイド板(79)によって略一定に
保ち、板カム(77)の姿勢を安定させ、板カム(77)に
対しチルト調整体(76)を適正に当接させるものであ
る。
「考案の効果」 以上実施例から明かなように本考案は、ディスクを出
入するトレー(30)のラックギヤ(33)とディスクのチ
ャッキング動作を行わせるスライド板(4)のラックギ
ヤ(51)を順次噛合せる駆動ギヤ(50)を備え、ディス
クのチャッキング動作後前記駆動ギヤ(50)に噛合せる
チルト調整用ギヤ(55)を有する回転体(45)を設ける
と共に、前記回転体(45)のラジアル方向に移動させて
ピックアップ(8)の支持角度を変更するチルト調整体
(66)を備え、このチルト調整体(66)に回転体(45)
を介して前記駆動ギヤ(50)を連結させたもので、ディ
スクローディング以外のときは休止させていた駆動ギヤ
(50)を利用してチルト調整体(66)を駆動するから、
ディスクチャッキング動作用のモータ(49)を共用で
き、チルト調整専用のモータ及び減速装置が不要とな
り、また駆動ギヤ(50)に回転体(45)を介さず直接ト
レー(30)のラックギヤ(33)を噛合せてディスクの出
入を行うため、回転体(45)の直径を小さくでき、従来
に比べて製造コストの低減並びに軽量コンパクト化など
を容易に行うことができると共に、駆動ギヤ(50)に回
転体(45)を連結させ、この回転体(45)のラジアル方
向にチルト調整体(66)を移動させるから、チルト調整
トルクの増幅並びに小型コンパクト化などを容易に行う
ことができるものである。
入するトレー(30)のラックギヤ(33)とディスクのチ
ャッキング動作を行わせるスライド板(4)のラックギ
ヤ(51)を順次噛合せる駆動ギヤ(50)を備え、ディス
クのチャッキング動作後前記駆動ギヤ(50)に噛合せる
チルト調整用ギヤ(55)を有する回転体(45)を設ける
と共に、前記回転体(45)のラジアル方向に移動させて
ピックアップ(8)の支持角度を変更するチルト調整体
(66)を備え、このチルト調整体(66)に回転体(45)
を介して前記駆動ギヤ(50)を連結させたもので、ディ
スクローディング以外のときは休止させていた駆動ギヤ
(50)を利用してチルト調整体(66)を駆動するから、
ディスクチャッキング動作用のモータ(49)を共用で
き、チルト調整専用のモータ及び減速装置が不要とな
り、また駆動ギヤ(50)に回転体(45)を介さず直接ト
レー(30)のラックギヤ(33)を噛合せてディスクの出
入を行うため、回転体(45)の直径を小さくでき、従来
に比べて製造コストの低減並びに軽量コンパクト化など
を容易に行うことができると共に、駆動ギヤ(50)に回
転体(45)を連結させ、この回転体(45)のラジアル方
向にチルト調整体(66)を移動させるから、チルト調整
トルクの増幅並びに小型コンパクト化などを容易に行う
ことができるものである。
また、ディスクを出入するトレー(30)のラックギヤ
(33)とディスクのチャッキング動作を行わせるスライ
ド板(4)のラックギヤ(51)を順次噛合せる駆動ギヤ
(50)を備え、ディスクのチャッキング動作後前記駆動
ギヤ(50)に噛合せるチルト調整用ギヤ(55)を有する
回転体(45)を設けると共に、前記回転体(45)のスラ
スト方向に移動させてピックアップ(8)の支持角度を
変更するチルト調整体(76)を備え、このチルト調整体
(76)に回転体(45)を介して前記駆動ギヤ(50)を連
結させたもので、ディスクローディング以外のときは休
止させていた駆動ギヤ(50)を利用してチルト調整体
(76)を駆動するから、ディスクチャッキング動作用の
モータ(49)を共用でき、チルト調整専用のモータ及び
減速装置が不要となり、また駆動ギヤ(50)に回転体
(45)を介さず直接トレー(30)のラックギヤ(51)を
噛合せてディスクの出入を行うため、回転体(45)の直
径を小さくでき、従来に比べて製造コストの低減並びに
軽量コンパクト化などを容易に行うことができると共
に、駆動ギヤ(50)に回転体(45)を連結させ、この回
転体(45)のスラスト方向にチルト調整体(76)を移動
させるから、ピックアップ(8)のチルト調整方向とチ
ルト調整体(76)の移動方向とを一致させ、チルト調整
体(76)を簡潔に構成できるものである。
(33)とディスクのチャッキング動作を行わせるスライ
ド板(4)のラックギヤ(51)を順次噛合せる駆動ギヤ
(50)を備え、ディスクのチャッキング動作後前記駆動
ギヤ(50)に噛合せるチルト調整用ギヤ(55)を有する
回転体(45)を設けると共に、前記回転体(45)のスラ
スト方向に移動させてピックアップ(8)の支持角度を
変更するチルト調整体(76)を備え、このチルト調整体
(76)に回転体(45)を介して前記駆動ギヤ(50)を連
結させたもので、ディスクローディング以外のときは休
止させていた駆動ギヤ(50)を利用してチルト調整体
(76)を駆動するから、ディスクチャッキング動作用の
モータ(49)を共用でき、チルト調整専用のモータ及び
減速装置が不要となり、また駆動ギヤ(50)に回転体
(45)を介さず直接トレー(30)のラックギヤ(51)を
噛合せてディスクの出入を行うため、回転体(45)の直
径を小さくでき、従来に比べて製造コストの低減並びに
軽量コンパクト化などを容易に行うことができると共
に、駆動ギヤ(50)に回転体(45)を連結させ、この回
転体(45)のスラスト方向にチルト調整体(76)を移動
させるから、ピックアップ(8)のチルト調整方向とチ
ルト調整体(76)の移動方向とを一致させ、チルト調整
体(76)を簡潔に構成できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は側面
図、第3図は正面図、第4図はトレーの平面図、第5図
は部分側面図、第6図乃至第8図は部分平面図、第9図
は変形構造の部分側面図、第10図乃至第12図は同部分平
面図である。 (8)…ピックアップ (22)(24)(26)(28)…ディスク (45)…回転体 (50)…駆動ギヤ (66)(76)…チルト調整体
図、第3図は正面図、第4図はトレーの平面図、第5図
は部分側面図、第6図乃至第8図は部分平面図、第9図
は変形構造の部分側面図、第10図乃至第12図は同部分平
面図である。 (8)…ピックアップ (22)(24)(26)(28)…ディスク (45)…回転体 (50)…駆動ギヤ (66)(76)…チルト調整体
Claims (2)
- 【請求項1】ディスクを出入するトレー(30)のラック
ギヤ(33)とディスクのチャッキング動作を行わせるス
ライド板(4)のラックギヤ(51)を順次噛合せる駆動
ギヤ(50)を備え、ディスクのチャッキング動作後前記
駆動ギヤ(50)に噛合せるチルト調整用ギヤ(55)を有
する回転体(45)を設けると共に、前記回転体(45)の
ラジアル方向に移動させてピックアップ(8)の支持角
度を変更するチルト調整体(66)を備え、このチルト調
整体(66)に回転体(45)を介して前記駆動ギヤ(50)
を連結させたことを特徴とするディスクプレーヤ。 - 【請求項2】ディスクを出入するトレー(30)のラック
ギヤ(33)とディスクのチャッキング動作を行わせるス
ライド板(4)のラックギヤ(51)を順次噛合せる駆動
ギヤ(50)を備え、ディスクのチャッキング動作後前記
駆動ギヤ(50)に噛合せるチルト調整用ギヤ(55)を有
する回転体(45)を設けると共に、前記回転体(45)の
スラスト方向に移動させてピックアップ(8)の支持角
度を変更するチルト調整体(76)を備え、このチルト調
整体(76)に回転体(45)を介して前記駆動ギヤ(50)
を連結させたことを特徴とするディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087010U JP2538496Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087010U JP2538496Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディスクプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0328524U JPH0328524U (ja) | 1991-03-22 |
JP2538496Y2 true JP2538496Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31636664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989087010U Expired - Lifetime JP2538496Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538496Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100848827B1 (ko) * | 2006-11-07 | 2008-07-30 | 정광원 | 이중 브라컵을 갖는 기능성 브래지어 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105503B2 (ja) * | 1989-01-19 | 1994-12-21 | パイオニア株式会社 | 光学式ディスク再生装置 |
JP2718182B2 (ja) * | 1989-06-01 | 1998-02-25 | ソニー株式会社 | ディスクプレーヤ |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP1989087010U patent/JP2538496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0328524U (ja) | 1991-03-22 |
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