JPH0665898B2 - オーバランニングクラツチのカバー取付方法 - Google Patents
オーバランニングクラツチのカバー取付方法Info
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- JPH0665898B2 JPH0665898B2 JP61081468A JP8146886A JPH0665898B2 JP H0665898 B2 JPH0665898 B2 JP H0665898B2 JP 61081468 A JP61081468 A JP 61081468A JP 8146886 A JP8146886 A JP 8146886A JP H0665898 B2 JPH0665898 B2 JP H0665898B2
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- Japan
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- clutch
- cover
- folded
- forming
- pinion
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/022—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
- F02N15/023—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch of the overrunning type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49908—Joining by deforming
- Y10T29/49915—Overedge assembling of seated part
-
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- Y10T29/49917—Overedge assembling of seated part by necking in cup or tube wall
- Y10T29/49918—At cup or tube end
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オーバランニングクラッチのクラッチアウ
タとクラッチインナ間の楔形空間を封止するカバー取付
方法に関するものである。
タとクラッチインナ間の楔形空間を封止するカバー取付
方法に関するものである。
従来のこの種のカバー取付方法として第3図に示すもの
であった。図において、1はクラッチアウタであり、後
部内周面に出力軸に係合するヘリカルスプラインを有し
かつ前部内周面にはカム部を構成している。2はクラッ
チインナであり、その後部外周面とクラッチアウタ1の
前部内周カム部との間に楔形空間を形成している。3は
クラッチインナ2の前部に形成されたピニオンであり、
機関のリングギヤ(図示せず)と噛合し、回転力を伝達
するものである。4はクラッチインナ2の内周部に嵌着
されたスリーブベアリングで、出力軸が遊嵌される。5
は上記楔形空間に配設された係合子(ローラ)であり、
弾性体(図示せず)により上記楔形空間の狭小方向に押
圧され、クラッチアウタ1からクラッチインナ2への一
方向伝達機能を有するものである。6は係止部材として
の係止のワッシャであり、クラッチインナ2の中間部に
削配された凹溝に遊嵌され、クラッチインナ2の突出を
防止する機能を有する。7はカバーであり、ワッシャ6
を固定し、クラッチアウタ1の外周部に固着されるもの
である。
であった。図において、1はクラッチアウタであり、後
部内周面に出力軸に係合するヘリカルスプラインを有し
かつ前部内周面にはカム部を構成している。2はクラッ
チインナであり、その後部外周面とクラッチアウタ1の
前部内周カム部との間に楔形空間を形成している。3は
クラッチインナ2の前部に形成されたピニオンであり、
機関のリングギヤ(図示せず)と噛合し、回転力を伝達
するものである。4はクラッチインナ2の内周部に嵌着
されたスリーブベアリングで、出力軸が遊嵌される。5
は上記楔形空間に配設された係合子(ローラ)であり、
弾性体(図示せず)により上記楔形空間の狭小方向に押
圧され、クラッチアウタ1からクラッチインナ2への一
方向伝達機能を有するものである。6は係止部材として
の係止のワッシャであり、クラッチインナ2の中間部に
削配された凹溝に遊嵌され、クラッチインナ2の突出を
防止する機能を有する。7はカバーであり、ワッシャ6
を固定し、クラッチアウタ1の外周部に固着されるもの
である。
次に上記従来のオーバーランニングクラッチのカバー取
付方法について説明する。クラッチアウタ1とクラッチ
インナ2を取付け、上記楔形空間にローラ5及びそれを
押圧する弾性体を配設した後、ワッシャ6をクラッチア
ウタ1、ローラ5の側面部にあてがい、クラッチインナ
2の凹溝に嵌合する。その後前端部7aを直角に内折りし
た円筒構造のカバー7をピニオン3側から挿入し(第3
図a)、第3図bに示すごとくその後端部7bをクラッチ
アウタ1の外周部にかしめ固着して取付ける。
付方法について説明する。クラッチアウタ1とクラッチ
インナ2を取付け、上記楔形空間にローラ5及びそれを
押圧する弾性体を配設した後、ワッシャ6をクラッチア
ウタ1、ローラ5の側面部にあてがい、クラッチインナ
2の凹溝に嵌合する。その後前端部7aを直角に内折りし
た円筒構造のカバー7をピニオン3側から挿入し(第3
図a)、第3図bに示すごとくその後端部7bをクラッチ
アウタ1の外周部にかしめ固着して取付ける。
また、係止のワッシャ6とクラッチインナ2の凹溝とは
摺動するため耐摩耗性を上げるため係止のワッシャ6の
強度を上げている。
摺動するため耐摩耗性を上げるため係止のワッシャ6の
強度を上げている。
従来のカバー取付方法では、カバーを挿入できるように
するため、ピニオン外径よりカバー内径を大きくしなけ
ればならず、このためカバーのかしめ代が小さくなり、
カバーとクラッチアウタと係止部材との密着性が充分で
なくグリースの保持が困難であるという問題点があっ
た。
するため、ピニオン外径よりカバー内径を大きくしなけ
ればならず、このためカバーのかしめ代が小さくなり、
カバーとクラッチアウタと係止部材との密着性が充分で
なくグリースの保持が困難であるという問題点があっ
た。
この発明は、上記問題点を解消するためなされたもの
で、ピニオンの外径が大であっても、カバーのかしめ代
が充分とれ密着性の向上することと共にかしめ作業を容
易にすることを目的とするものである。
で、ピニオンの外径が大であっても、カバーのかしめ代
が充分とれ密着性の向上することと共にかしめ作業を容
易にすることを目的とするものである。
この発明にかかるオーバランニングクラッチのカバー取
付方法は、筒状の素材の一端部をその内径がクラッチイ
ンナのピニオン部径より大ならしめるように内側に折り
込んで筒状部及びこの筒状部と鋭角をなす内折部を有す
る内折れ構造部材を形成する工程と、内折れ構造部材の
筒状部をクラッチインナのピニオン部側よりクラッチア
ウタに挿入して、内折部を筒状部と直角をなすように広
げてその内径がピニオン部径より小ならしめて係止部材
を押える前端部を形成する工程と、クラッチアウタの外
周に筒状部をかしめてカバーとする工程とを有するもの
である。
付方法は、筒状の素材の一端部をその内径がクラッチイ
ンナのピニオン部径より大ならしめるように内側に折り
込んで筒状部及びこの筒状部と鋭角をなす内折部を有す
る内折れ構造部材を形成する工程と、内折れ構造部材の
筒状部をクラッチインナのピニオン部側よりクラッチア
ウタに挿入して、内折部を筒状部と直角をなすように広
げてその内径がピニオン部径より小ならしめて係止部材
を押える前端部を形成する工程と、クラッチアウタの外
周に筒状部をかしめてカバーとする工程とを有するもの
である。
この発明においては、組付前はカバーは鋭角の内折り構
造としているので、クラッチインナのピニオンから挿入
しやすく、組付後に筒状部と前端部を直角とするのでク
ラッチアウタのかどとの当りがよく、かつ前端部の内径
をピニオン部径より小ならしめて係止部材を押えるの
で、前端部と係止部材との重なりが広くかしめ代が充分
とれる。
造としているので、クラッチインナのピニオンから挿入
しやすく、組付後に筒状部と前端部を直角とするのでク
ラッチアウタのかどとの当りがよく、かつ前端部の内径
をピニオン部径より小ならしめて係止部材を押えるの
で、前端部と係止部材との重なりが広くかしめ代が充分
とれる。
第1図a,bは本発明に係るオーバランニングクラッチ
のカバー取付方法を示したものである。図において、72
は内折れ構造部材としての円筒状の内折れ構造カバーで
あり、組付前には内折れ部72aを第1図aに示すように
内筒部72cと内折部72aとのなす角が鋭角の内折り構造に
形成して、その内径がクラッチインナのピニオン3の外
径より大きくなるように構成している。この内折れ構造
カバー72は鉄板等で構成され、その内折れ構造カバー72
は例えばプレス加工により内側に折り曲げることにより
作成する。第1図bの71は内折れ構造カバー72を組立て
た後のカバー、71aは前端部、71bは後端部、71cは筒状
部としての円筒部である。
のカバー取付方法を示したものである。図において、72
は内折れ構造部材としての円筒状の内折れ構造カバーで
あり、組付前には内折れ部72aを第1図aに示すように
内筒部72cと内折部72aとのなす角が鋭角の内折り構造に
形成して、その内径がクラッチインナのピニオン3の外
径より大きくなるように構成している。この内折れ構造
カバー72は鉄板等で構成され、その内折れ構造カバー72
は例えばプレス加工により内側に折り曲げることにより
作成する。第1図bの71は内折れ構造カバー72を組立て
た後のカバー、71aは前端部、71bは後端部、71cは筒状
部としての円筒部である。
次に、本発明の組立工程について説明する。
まず、クラッチアウタ1の楔形空間内にローラ(係合
子)5をスプリング(弾性体;図示せず)を介して装着
した後、ピニオン3と一体となったクラッチインナ2を
クラッチアウタ1の内周に挿入する。その後、2つ割の
ワッシャ(係合部材)6を内径をクラッチインナ2の凹
溝に、外径をクラッチアウタ1の溝部に嵌合して装着す
る。
子)5をスプリング(弾性体;図示せず)を介して装着
した後、ピニオン3と一体となったクラッチインナ2を
クラッチアウタ1の内周に挿入する。その後、2つ割の
ワッシャ(係合部材)6を内径をクラッチインナ2の凹
溝に、外径をクラッチアウタ1の溝部に嵌合して装着す
る。
次に、第1図aに示すように、内折れ構造カバー72をク
ラッチインナのピニオン3側より挿入し、押し込み用治
具80等を用いて矢印A方向に押し込む。この時、内折部
72aは、内折れ構造でその内径がクラッチインナのピニ
オン3の外径より大きくなるように構成されているの
で、ピニオン3外径がある程度大きくても支障なく挿入
できる。
ラッチインナのピニオン3側より挿入し、押し込み用治
具80等を用いて矢印A方向に押し込む。この時、内折部
72aは、内折れ構造でその内径がクラッチインナのピニ
オン3の外径より大きくなるように構成されているの
で、ピニオン3外径がある程度大きくても支障なく挿入
できる。
そして、更に内折れ構造カバー72を第1図bに示すよう
に矢印A方向へ押し込むことにより、内折部72aの鋭角
の内折り構造を円筒部72cに対して直角に広げて前端部7
1aとし、カバー71をクラッチアウタ1の外周面及びワッ
シャ6に密着させる。
に矢印A方向へ押し込むことにより、内折部72aの鋭角
の内折り構造を円筒部72cに対して直角に広げて前端部7
1aとし、カバー71をクラッチアウタ1の外周面及びワッ
シャ6に密着させる。
最後に、カバー71の後端部71bをかしめ治具90等を用い
てかしめ固着すると共に、カバー71の前端部71aとワッ
シャ6の重なり部分をかしめ固着する。
てかしめ固着すると共に、カバー71の前端部71aとワッ
シャ6の重なり部分をかしめ固着する。
以上のように、前端部71aを形成するのに円筒部72cに対
して鋭角になる内折部72aを形成してから前端部71aが円
筒部71cに対して直角になるように広げるので、カバー7
1の変形時のスプリングバックの影響が少なく、カバー7
1がクラッチアウタ1とピッタリ当り、前端部71aとクラ
ッチアウタ1との密着性が向上する。
して鋭角になる内折部72aを形成してから前端部71aが円
筒部71cに対して直角になるように広げるので、カバー7
1の変形時のスプリングバックの影響が少なく、カバー7
1がクラッチアウタ1とピッタリ当り、前端部71aとクラ
ッチアウタ1との密着性が向上する。
また、前端部71aの内径を小さくできるので、カバー71
のかしめ代を充分大きくとることができ、かしめ強度を
大きくできるので密着性がさらに良くなり、ローラまわ
りのグリースの保持性が向上する。
のかしめ代を充分大きくとることができ、かしめ強度を
大きくできるので密着性がさらに良くなり、ローラまわ
りのグリースの保持性が向上する。
さらに、ピニオンの外径が大であっても、カバーのかし
め代を充分とれるので、ピニオン外径の小さい場合のカ
バーと共用することもできる。また、カバー71とワッシ
ャ6とは別体であるので、ワッシャ6は耐摩耗性を上げ
るために強度を上げ、一方、カバー71とワッシャ6とは
充分に重なっているので、カバー71の強度は大でなくて
よいので、カバー71のかしめ作業が容易にできる。
め代を充分とれるので、ピニオン外径の小さい場合のカ
バーと共用することもできる。また、カバー71とワッシ
ャ6とは別体であるので、ワッシャ6は耐摩耗性を上げ
るために強度を上げ、一方、カバー71とワッシャ6とは
充分に重なっているので、カバー71の強度は大でなくて
よいので、カバー71のかしめ作業が容易にできる。
なお、上述ではワッシャ6として2つ割りのものを用い
たが、リング体のワッシャでも良く、リング体ワッシャ
ではクラッチアウタ1内に挿入する以前にクラッチイン
ナ2の凹溝に遊嵌させておくと良い。
たが、リング体のワッシャでも良く、リング体ワッシャ
ではクラッチアウタ1内に挿入する以前にクラッチイン
ナ2の凹溝に遊嵌させておくと良い。
また第2図は本発明の他の実施例による円筒状の内折れ
構造カバー72の内折り構造を示したもので、第2図aは
断面が2段構造としたもの、第2図bはくびれ部を設け
たものであり、上記実施例と同様の方法により固着させ
るが、このような構造にすると、かしめ代が大きく取れ
るので、カバー71の固定時にクラッチアウタ1及びワッ
シャ6との密着性を向上させることができる。
構造カバー72の内折り構造を示したもので、第2図aは
断面が2段構造としたもの、第2図bはくびれ部を設け
たものであり、上記実施例と同様の方法により固着させ
るが、このような構造にすると、かしめ代が大きく取れ
るので、カバー71の固定時にクラッチアウタ1及びワッ
シャ6との密着性を向上させることができる。
以上のように、この発明によれば、筒状の素材の一端部
をその内径がクラッチインナのピニオン部径より大なら
しめるように内側に折り込んで筒状部及びこの筒状部と
鋭角をなす内折部を有する内折れ構造部材を形成する工
程と、内折れ構造部材の筒状部をクラッチインナのピニ
オン部側よりクラッチアウタに挿入して、内折部を筒状
部と直角をなすように広げてその内径がピニオン部径よ
り小ならしめて係止部材を押える前端部を形成する工程
と、クラッチアウタの外周に筒状部をかしめてカバーと
する工程とを有しているため、カバーと係止部材が別体
であり、カバーと係止部材の重なりを充分とれるので、
カバーの強度が大である必要がなく、かしめ作業が容易
である。
をその内径がクラッチインナのピニオン部径より大なら
しめるように内側に折り込んで筒状部及びこの筒状部と
鋭角をなす内折部を有する内折れ構造部材を形成する工
程と、内折れ構造部材の筒状部をクラッチインナのピニ
オン部側よりクラッチアウタに挿入して、内折部を筒状
部と直角をなすように広げてその内径がピニオン部径よ
り小ならしめて係止部材を押える前端部を形成する工程
と、クラッチアウタの外周に筒状部をかしめてカバーと
する工程とを有しているため、カバーと係止部材が別体
であり、カバーと係止部材の重なりを充分とれるので、
カバーの強度が大である必要がなく、かしめ作業が容易
である。
前端部が筒状部に対して直角に曲るのでカバーがクラッ
チアウタのかどとピッタリ当り、密着性が良くなり、ま
た、前端部の内径を小さくしたのでカバーのかしめ代を
充分大きくとることができ、かしめ強度を大きくできる
ので係止部材との密着性が良くなり、ローラまわりのグ
リースの保持性が向上する効果がある。
チアウタのかどとピッタリ当り、密着性が良くなり、ま
た、前端部の内径を小さくしたのでカバーのかしめ代を
充分大きくとることができ、かしめ強度を大きくできる
ので係止部材との密着性が良くなり、ローラまわりのグ
リースの保持性が向上する効果がある。
第1図a,bはこの発明によるオーバランニングクラッ
チのカバー取付方法を示した断面図、第2図a,bはこ
の発明の他の実施例を示す要部断面図、第3図a,bは
従来のカバー取付方法を示す断面図である。 図中、1はクラッチアウタ、2はクラッチインナ、3は
ピニオン、5はローラ、6はワッシャ、71はカバー、72
は内折れ構造カバーである。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
チのカバー取付方法を示した断面図、第2図a,bはこ
の発明の他の実施例を示す要部断面図、第3図a,bは
従来のカバー取付方法を示す断面図である。 図中、1はクラッチアウタ、2はクラッチインナ、3は
ピニオン、5はローラ、6はワッシャ、71はカバー、72
は内折れ構造カバーである。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】円筒状に形成されたクラッチアウタ、この
クラッチアウタの内側に配置され上記クラッチアウタの
内周面との間に楔形空間を形成するクラッチインナ、上
記楔形空間内に配置された係合子、この係合子を楔形空
間の狭小方向へ付勢する弾性体、上記楔形空間を封止す
る係止部材、上記クラッチアウタの外周に嵌装されかつ
上記係止部材を押えるカバーを備えたオーバランニング
クラッチの製造法において、 筒状の素材の一端部をその内径が上記クラッチインナの
ピニオン部径より大ならしめるように内側に折り込んで
筒状部及びこの筒状部と鋭角をなす内折部を有する内折
れ構造部材を形成する工程と、 上記内折れ構造部材の筒状部を上記クラッチインナのピ
ニオン部側より上記クラッチアウタに挿入して、上記内
折部を上記筒状部と直角をなすように広げてその内径が
上記ピニオン部径より小ならしめて上記係止部材を押え
る前端部を形成する工程と、 上記クラッチアウタの外周に上記筒状部をかしめて上記
カバーとする工程と を有することを特徴とするオーバランニングクラッチの
カバー取付方法。 - 【請求項2】内折れ構造部材を形成する工程は、内折部
を2段折り構造とする工程を有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のオーバランニングクラッチの
カバー取付方法。 - 【請求項3】内折れ構造部材を形成する工程は、内折部
にくびれ部を形成する工程を有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のオーバランニングクラッチの
カバー取付方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61081468A JPH0665898B2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | オーバランニングクラツチのカバー取付方法 |
US07/024,755 US4813121A (en) | 1986-04-07 | 1987-03-11 | Method of mounting a cover for an over-running clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61081468A JPH0665898B2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | オーバランニングクラツチのカバー取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62237122A JPS62237122A (ja) | 1987-10-17 |
JPH0665898B2 true JPH0665898B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=13747232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61081468A Expired - Lifetime JPH0665898B2 (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | オーバランニングクラツチのカバー取付方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4813121A (ja) |
JP (1) | JPH0665898B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5511642A (en) * | 1994-04-11 | 1996-04-30 | Chrysler Corporation | Overrunning clutch assembly |
KR20000056130A (ko) * | 1999-02-13 | 2000-09-15 | 에릭 발리베 | 시동전동기의 오버런닝 클러치 |
CN105422353A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-03-23 | 重庆华洋单向器制造有限公司 | 一种倾斜滚柱式单向器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US1498360A (en) * | 1920-01-26 | 1924-06-17 | Harry A Douglas | Circuit-continuing device |
US2211053A (en) * | 1938-08-05 | 1940-08-13 | Gen Motors Corp | Starting apparatus for internal combustion engines |
GB561134A (en) * | 1942-12-21 | 1944-05-05 | Automotive Prod Co Ltd | Improvements in locating and securing articles upon rods and tubular members |
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-
1987
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Also Published As
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