JPS6347515A - ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法 - Google Patents
ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法Info
- Publication number
- JPS6347515A JPS6347515A JP19123386A JP19123386A JPS6347515A JP S6347515 A JPS6347515 A JP S6347515A JP 19123386 A JP19123386 A JP 19123386A JP 19123386 A JP19123386 A JP 19123386A JP S6347515 A JPS6347515 A JP S6347515A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- caulking ring
- ball joint
- socket part
- socket
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims abstract description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はボールジヨイントにダストカバーを固定する
ためのボールジヨイント用ダストカバーの固定方法に関
するものである。
ためのボールジヨイント用ダストカバーの固定方法に関
するものである。
一般に、ボールジヨイントのソケット部にダストカバー
を固定する場合のかしめタイプのものにあっては、第4
図および第5図に示すようにダストカバーlOの端部1
1を、かしめ環12で巻き込み、このようにしたものを
ボールジヨイント13のソケット部14に嵌入して取付
けているが、ダストカバー10の端部11はかしめ環1
2とソケット部14との間隙に対しては何ら作用してい
ないので、ダストカバー10の内部にあるグリースやグ
リース中油分等の漏洩が生じる場合があるという問題点
を有し、また、嵌合時にかしめ環の変形防止等のために
圧入代を大きく取れないので離脱荷重が小さくなり、ボ
ールジヨイントのソケット部からかしめ環が脱落する場
合があるという問題点を有していた。
を固定する場合のかしめタイプのものにあっては、第4
図および第5図に示すようにダストカバーlOの端部1
1を、かしめ環12で巻き込み、このようにしたものを
ボールジヨイント13のソケット部14に嵌入して取付
けているが、ダストカバー10の端部11はかしめ環1
2とソケット部14との間隙に対しては何ら作用してい
ないので、ダストカバー10の内部にあるグリースやグ
リース中油分等の漏洩が生じる場合があるという問題点
を有し、また、嵌合時にかしめ環の変形防止等のために
圧入代を大きく取れないので離脱荷重が小さくなり、ボ
ールジヨイントのソケット部からかしめ環が脱落する場
合があるという問題点を有していた。
この発明は前記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、ボールジョ・イントのソケット部と
かしめ環との間の離脱荷重を向上することができるとと
もに、ボールジヨイントのソケット部とダストカバーと
の間のシール性を向上することのできるボールジヨイン
ト用ダストカバーの固定方法を提供することを目的とす
る。
したものであって、ボールジョ・イントのソケット部と
かしめ環との間の離脱荷重を向上することができるとと
もに、ボールジヨイントのソケット部とダストカバーと
の間のシール性を向上することのできるボールジヨイン
ト用ダストカバーの固定方法を提供することを目的とす
る。
上記の問題点を解決するためにこの発明は、ボールジヨ
イントの端部外周縁に設けられたソケット部に、断面り
字形状で環状をなす金属かしめ環を圧入し、前記ソケッ
ト部とかしめ環との間で形成した空所内に、内周面にリ
ップ部を有し、かつ、外周面に傾斜面を有するダストカ
バーの端部を嵌入して前記ソケット部とリップ部とを圧
着し、こののち、前記かしめ環を内方に折り曲げて前記
ダストカバーの傾斜面を押圧して、前記かしめ環にダス
トカバーを固定する手段を採用したものである。
イントの端部外周縁に設けられたソケット部に、断面り
字形状で環状をなす金属かしめ環を圧入し、前記ソケッ
ト部とかしめ環との間で形成した空所内に、内周面にリ
ップ部を有し、かつ、外周面に傾斜面を有するダストカ
バーの端部を嵌入して前記ソケット部とリップ部とを圧
着し、こののち、前記かしめ環を内方に折り曲げて前記
ダストカバーの傾斜面を押圧して、前記かしめ環にダス
トカバーを固定する手段を採用したものである。
この発明は前記のように、ボールジヨイントに形成した
ソケット部にかしめ環を圧入したので両者が圧着固定し
、また、ソケット部に内周面にリップ部が設けられたダ
ストカバーを被嵌したので前記リップ部が締め代として
作用してソケット部に対してダストカバーが密着し、さ
らに、かしめ環を折り曲げてダストカバーの傾斜面を押
圧したので前記ソケット部に対する前記リップ部の密着
がさらに強固になるものである。
ソケット部にかしめ環を圧入したので両者が圧着固定し
、また、ソケット部に内周面にリップ部が設けられたダ
ストカバーを被嵌したので前記リップ部が締め代として
作用してソケット部に対してダストカバーが密着し、さ
らに、かしめ環を折り曲げてダストカバーの傾斜面を押
圧したので前記ソケット部に対する前記リップ部の密着
がさらに強固になるものである。
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第1図にはこの発明によってボールジヨイント1にダス
トカバー2を取付けた状態が示されていて、ボールジヨ
イント1の端部に形成された環状のソケット部3に、筒
状のダストカバー2の一端部が固定用かしめ環4で固定
されている。
トカバー2を取付けた状態が示されていて、ボールジヨ
イント1の端部に形成された環状のソケット部3に、筒
状のダストカバー2の一端部が固定用かしめ環4で固定
されている。
前記ボールジヨイントlのソケット部3にダストカバー
2の一端部を取付けるに際しては第2図に示すように、
まず、ボールジヨイント1のソケット部3に、断面がL
字形状の金属製かしめ環4を、その最小径の部分aがソ
ケット部3に被嵌するように嵌入する。
2の一端部を取付けるに際しては第2図に示すように、
まず、ボールジヨイント1のソケット部3に、断面がL
字形状の金属製かしめ環4を、その最小径の部分aがソ
ケット部3に被嵌するように嵌入する。
この場合、嵌入して圧入したのちに、さらに、スポット
溶接を行なってボールジヨイント1のソケット部3にか
しめ環4を圧着すれば、ソケ7)部3とかしめ環4との
間の取付けがより強固となる。
溶接を行なってボールジヨイント1のソケット部3にか
しめ環4を圧着すれば、ソケ7)部3とかしめ環4との
間の取付けがより強固となる。
この状態から前記ソケット部3とかしめ環4との間で形
成された環状の空所A内に、ダストカバー2の一端部を
嵌入する。
成された環状の空所A内に、ダストカバー2の一端部を
嵌入する。
このとき、ダストカバー2の内周面に設けられたリップ
部5は、その内径が前記ソケット部3の最小の外径より
も小さくなっているので、嵌入した際にはリップ部5自
体の作用によってソケット部3に密着することとなる。
部5は、その内径が前記ソケット部3の最小の外径より
も小さくなっているので、嵌入した際にはリップ部5自
体の作用によってソケット部3に密着することとなる。
こののち、前記かしめ環4の上端部を内方に折り曲げて
鎖線で示す状態にすると、かしめ環4の折り曲げた部分
はダストカバー2の傾斜面6を押圧することとなり、こ
のとき、ダストカバー2を内方に押圧する力が作用する
ので前記ソケット部3とダストカバー2のリップ部5と
の密着はさらに大きくなるものである。
鎖線で示す状態にすると、かしめ環4の折り曲げた部分
はダストカバー2の傾斜面6を押圧することとなり、こ
のとき、ダストカバー2を内方に押圧する力が作用する
ので前記ソケット部3とダストカバー2のリップ部5と
の密着はさらに大きくなるものである。
第3図には、この発明の他の実施例が示されていて、か
しめ環4のうちのソケット部3に嵌入する部分二すなわ
ち、前記実施例の最小径の部分aを形成する部分を傾斜
部7としたものであり、このように傾斜部7を設けるこ
とにより、かしめ環4をボールジヨイント1のソケット
部3に嵌入する際の嵌入作業が容易となるものである。
しめ環4のうちのソケット部3に嵌入する部分二すなわ
ち、前記実施例の最小径の部分aを形成する部分を傾斜
部7としたものであり、このように傾斜部7を設けるこ
とにより、かしめ環4をボールジヨイント1のソケット
部3に嵌入する際の嵌入作業が容易となるものである。
なお、ダストカバー2は前記実施例のものと同様である
。
。
この発明は、ボールジヨイントの端部外周縁に設けられ
たソケット部に、断面り字形状で環状をなす金属かしめ
環を圧入したので、ボールジヨイントのソケット部とか
しめ環との固定を確実なものとして大きな離脱荷重を得
ることができるとともに、前記ソケット部とかしめ環と
の間で形成した空所内に、内周面にリップ部を有し、か
つ、外周面に傾斜面を有するダストカバーの端部を嵌入
したのでリップ部によってダストカバーとボールジヨイ
ントのソケット部とが密着し、さらに、前記かしめ環を
内方に折り曲げて前記ダストカバーの傾斜面を押圧した
ので、前記ダストカバーのリップ部とボールジヨイント
のソケット部との密着がより大きくなり、これらによっ
て、ダストカバーの内部に位置するグリース等に対する
シール性が著しく向上するなどのすぐれた効果を有する
ものである。
たソケット部に、断面り字形状で環状をなす金属かしめ
環を圧入したので、ボールジヨイントのソケット部とか
しめ環との固定を確実なものとして大きな離脱荷重を得
ることができるとともに、前記ソケット部とかしめ環と
の間で形成した空所内に、内周面にリップ部を有し、か
つ、外周面に傾斜面を有するダストカバーの端部を嵌入
したのでリップ部によってダストカバーとボールジヨイ
ントのソケット部とが密着し、さらに、前記かしめ環を
内方に折り曲げて前記ダストカバーの傾斜面を押圧した
ので、前記ダストカバーのリップ部とボールジヨイント
のソケット部との密着がより大きくなり、これらによっ
て、ダストカバーの内部に位置するグリース等に対する
シール性が著しく向上するなどのすぐれた効果を有する
ものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略図、第2図は要
部を示す概略図、第3図は他の実施例の要部を示す概略
図、第4図および第5図は従来のものを示す概略図であ
る。 1.13・・・・・・ボールジヨイント2.10・・・
・・・ダストカバー 3.14・・・・・・ソケット部 4.12・・・・・・かしめ環 5・・・・・・リップ部 6・・・・・・傾斜面 7・・・・・・傾斜部 11・・・・・・端部 A・・・・・・空所 一1ユ ハ
部を示す概略図、第3図は他の実施例の要部を示す概略
図、第4図および第5図は従来のものを示す概略図であ
る。 1.13・・・・・・ボールジヨイント2.10・・・
・・・ダストカバー 3.14・・・・・・ソケット部 4.12・・・・・・かしめ環 5・・・・・・リップ部 6・・・・・・傾斜面 7・・・・・・傾斜部 11・・・・・・端部 A・・・・・・空所 一1ユ ハ
Claims (1)
- ボールジョイント(1)の端部外周縁にソケット部(
3)を設け、このソケット部(3)に、断面L字形状で
環状をなす金属かしめ環(4)を圧入して固定し、前記
ソケット部(3)とかしめ環(4)との間で形成した空
所(A)内に、内周面にリップ部(5)を有し、かつ、
外周面に傾斜面(6)を有するダストカバー(2)の端
部を嵌入して前記ソケット部(3)とリップ部(5)と
を圧着し、こののち、前記かしめ環(4)を内方に折り
曲げて前記ダストカバー(2の傾斜面(6)を押圧して
固定することを特徴とするボールジョイント用ダストカ
バーの固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19123386A JPS6347515A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19123386A JPS6347515A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347515A true JPS6347515A (ja) | 1988-02-29 |
Family
ID=16271114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19123386A Pending JPS6347515A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347515A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0254973U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 | ||
JPH04128522U (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-24 | エヌオーケー株式会社 | ダストカバーの取付構造 |
JPH0594770U (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-24 | 株式会社本田ロック | 回転センサ |
KR20040033892A (ko) * | 2002-10-16 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차 현가장치의 볼 조인트용 더스트 커버 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116965A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-24 | テ−エルヴエ−・エ−レンライヒ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト | 密封ベロ−を玉継手の継手ハウジングに取付ける装置 |
-
1986
- 1986-08-15 JP JP19123386A patent/JPS6347515A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116965A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-24 | テ−エルヴエ−・エ−レンライヒ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト | 密封ベロ−を玉継手の継手ハウジングに取付ける装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0254973U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 | ||
JPH04128522U (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-24 | エヌオーケー株式会社 | ダストカバーの取付構造 |
JPH0594770U (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-24 | 株式会社本田ロック | 回転センサ |
KR20040033892A (ko) * | 2002-10-16 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차 현가장치의 볼 조인트용 더스트 커버 |
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