JPH0319612Y2 - - Google Patents

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JPH0319612Y2
JPH0319612Y2 JP1985089133U JP8913385U JPH0319612Y2 JP H0319612 Y2 JPH0319612 Y2 JP H0319612Y2 JP 1985089133 U JP1985089133 U JP 1985089133U JP 8913385 U JP8913385 U JP 8913385U JP H0319612 Y2 JPH0319612 Y2 JP H0319612Y2
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JP
Japan
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ball
socket
ball seat
several
circumferential lip
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JP1985089133U
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JPS61204019U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は自動車等のボールジヨイント等に関す
る。
従来の技術 従来のボールジヨイントとしては例えば第3図
に示すようなものがある。
同図において1はボールスタツド、2はボール
端、3はボールシート、4はソケツト、5はソケ
ツトカシメ部、6はダストカバーである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のボールジヨイ
ントにあつては、ベアリングであるボールシート
3の下面をソケツトカシメ部5により押圧カシメ
組付する構成となつていたため、ソケツトカシメ
部の周上におけるボールシート下面へのカシメ押
圧力のバラツキによりシール性に不具合が発生す
るという問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、ボールシートの下端底面部の下面
に数個の周状リツプを設け、その周状リツプをソ
ケツトのカシメ端部にて押圧することによりより
上記問題点を解決するものである。
実施例 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、10はボールスタツ
ド、11はボール端、12はボールシート、13
はソケツト、14は油溝、15は油溜り部、16
はソケツトカシメ部で、ボールシート12は従来
より周知のごとく合成樹脂にて構成され第1図ロ
に示すようにボール端11を囲むように下端に底
面部12aを備え、又該下端底面部12aの下面
に周状リツプ12bを形成して構成せられ、ソケ
ツトカシメ部16により第1図ハのように該周状
リツプ部12bが押圧され弾性変形して組付けら
れる。
次に作用を説明する。
本考案はソケツトのカシメ部16とボールシー
ト12との当接において、周状リツプ12bの全
周にわたる接触圧がボールシート下端底面部12
aの他部より強くなるためボール端部内への水、
ダスト等の浸入を充分防止するものである。又弾
性変形した周状リツプ12bの弾性復元力はボー
ルシート12をボール端に圧接する方向に作用
し、そのばねアクシヨンにより、ボールシート1
2の内面摩耗等によるボールスタツド作動トルク
の変化を少なくし、耐久性の向上をはかることが
できる。
第2図には他の実施例を示す。
この実施例は第1図のものに比しカシメ部16
の先端にカバー部17を延設した差異をもつもの
でリツプ12bのカシメ圧着と同時にカバー部1
7によりボールシート12の中央部のカバー圧接
も行ない、ボールシート下面の一層の保護を計つ
たものである。
考案の効果 以上説明してきたように本考案においては、ボ
ールシート下端底面部の下面に設けた周状リツプ
部を介してこの部をカシメ組付けするようにした
からこの部のカシメ押圧力のバラツキなく、且つ
一層のシール性向上を計り、水、ダストの浸入防
止上極めて有効であるばかりか、周状リツプの弾
性変形によるばねアクシヨンによつてボールシー
ト摩耗時のボールスタツド作動トルク変化が非常
に少なくなり、ボールジヨイントの耐久性向上を
もはかることができるもので、実用上多大の効果
をもたらし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例を
示し、各図においてイは縦断面図、ロはボールシ
ート下端の縦断側面図、ハはカシメ組付け時の要
部縦断側面図であり、第3図は対照とする従来例
の縦断面図である。 10……ボールスタツド、11……ボール端、
12……ボールシート、12a……下端底面部、
12b……周状リツプ、13……ソケツト、14
……油溝、15……油溜り部、16……ソケツト
カシメ部、17……延設カバー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車等のボールジヨイント構造において、円
    筒状なる嵌合部を有するボールシートの内径側部
    にはボールスツタドのボール端を囲む球面部上に
    数個の油溝と油溜り部を設け、下端には底面部を
    備えると共に数個の周状リツプを該底面部下面に
    形成し、ソケツトに圧嵌合後ソケツトのカシメ端
    部により該周状リツプ及び該底面部を押圧カシメ
    構成することを特徴とするボールジヨイント。
JP1985089133U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0319612Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058340Y2 (ja) * 1987-01-23 1993-03-02

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811118B2 (ja) * 1979-04-04 1983-03-01 富士通株式会社 多層プリント基板用ランド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5811118U (ja) * 1981-07-16 1983-01-24 リズム自動車部品製造株式会社 ボ−ルジヨイント

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JPS5811118B2 (ja) * 1979-04-04 1983-03-01 富士通株式会社 多層プリント基板用ランド

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JPS61204019U (ja) 1986-12-22

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