JPH066047A - 多層印刷配線板の内層ずれ測定方法 - Google Patents
多層印刷配線板の内層ずれ測定方法Info
- Publication number
- JPH066047A JPH066047A JP4156666A JP15666692A JPH066047A JP H066047 A JPH066047 A JP H066047A JP 4156666 A JP4156666 A JP 4156666A JP 15666692 A JP15666692 A JP 15666692A JP H066047 A JPH066047 A JP H066047A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner layer
- wiring board
- multilayer printed
- printed wiring
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- Prior art date
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- Pending
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層印刷配線板を構成する各内層の積層成型
時に発生する内層ずれを、内層ずれ計測パターンの位置
を変更して、精度を上げて検出する。 【構成】 多層印刷配線板1を構成する各内層に、各内
層のずれ量を測定するための直径を変えた複数個の円形
クリアランスパターン22と各層に接続するためのラン
ド21を備えた内層ずれ計測パターン2を、積層成型に
用いる積層ガイドピン間に配置し、外層パターンを形成
した後に、内層ずれ計測パターン2の導通測定を行うこ
とにより、内層ずれ不良を検出する。
時に発生する内層ずれを、内層ずれ計測パターンの位置
を変更して、精度を上げて検出する。 【構成】 多層印刷配線板1を構成する各内層に、各内
層のずれ量を測定するための直径を変えた複数個の円形
クリアランスパターン22と各層に接続するためのラン
ド21を備えた内層ずれ計測パターン2を、積層成型に
用いる積層ガイドピン間に配置し、外層パターンを形成
した後に、内層ずれ計測パターン2の導通測定を行うこ
とにより、内層ずれ不良を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層印刷配線板の検査
方法に関し、特に内層ずれ検査方法に関する。
方法に関し、特に内層ずれ検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層印刷配線板は、多層印刷配線
板を構成する各内層に、各層のずれ量を測定するために
図3(a)に示したような、直径を変えた複数個の円形
クリアランスパターン22と、各層に接続するためのラ
ンド21を備えた内層ずれ計測パターン2を図4のよう
に配置して積層成型する。
板を構成する各内層に、各層のずれ量を測定するために
図3(a)に示したような、直径を変えた複数個の円形
クリアランスパターン22と、各層に接続するためのラ
ンド21を備えた内層ずれ計測パターン2を図4のよう
に配置して積層成型する。
【0003】次に公知の技術により、穴あけ、めっき、
回路形成等を行う。この時、内層ずれ計測パターン2に
も各層と接続するためのランド21と各クリアランスパ
ターン22と導通を計測するためのスルーホール4を形
成する。
回路形成等を行う。この時、内層ずれ計測パターン2に
も各層と接続するためのランド21と各クリアランスパ
ターン22と導通を計測するためのスルーホール4を形
成する。
【0004】次いで回路形成された内層ずれ計測パター
ン2に対して、導通検査を行って、多層印刷配線板の内
層ずれを検査する。
ン2に対して、導通検査を行って、多層印刷配線板の内
層ずれを検査する。
【0005】検査方法として、例えばベルチェッカの一
方の端子5を各層に接続しているスルーホール4に接触
させ、もう一方の端子6をクリアランスパターン22の
スルーホール4に順次接触させて導通検査を行う方法が
一般的に行われている(図3(b))。
方の端子5を各層に接続しているスルーホール4に接触
させ、もう一方の端子6をクリアランスパターン22の
スルーホール4に順次接触させて導通検査を行う方法が
一般的に行われている(図3(b))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の内層ずれ検査方法では、内層ずれ計測パターン2
が、図4のように多層化成型のためのガイドホール3に
近接して配置される。そのために、積層成型時の各内層
の動きが積層ガイドピンによって抑制され、各内層のず
れが内層ずれ計測パターン2で検出できないことがあ
る。
来の内層ずれ検査方法では、内層ずれ計測パターン2
が、図4のように多層化成型のためのガイドホール3に
近接して配置される。そのために、積層成型時の各内層
の動きが積層ガイドピンによって抑制され、各内層のず
れが内層ずれ計測パターン2で検出できないことがあ
る。
【0007】例えば、図5に示したような多層印刷配線
板の中央付近に内層ずれ7が発生した場合には、内層ず
れ計測パターン2によって内層ずれが検出できないとい
う課題がある。
板の中央付近に内層ずれ7が発生した場合には、内層ず
れ計測パターン2によって内層ずれが検出できないとい
う課題がある。
【0008】また、多層印刷配線板製品11と内層ずれ
計測パターン2は図6に示したように離れて配置されて
おり、とくに銅箔によるつながりがないために、多層印
刷配線板製品11内と内層ずれ計測パターン2内の内層
ずれ量が一致しないという課題もある。
計測パターン2は図6に示したように離れて配置されて
おり、とくに銅箔によるつながりがないために、多層印
刷配線板製品11内と内層ずれ計測パターン2内の内層
ずれ量が一致しないという課題もある。
【0009】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした多層印刷配線
板の新規な内層ずれ測定方法を提供することにある。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした多層印刷配線
板の新規な内層ずれ測定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る検査方法は、内層ずれ計測パターン2
を積層ガイドピンと積層ガイドピンの中間位置に配置
し、さらに内層ずれの検査精度を上げるために多層印刷
配線板製品に近接させて配置することを特徴としてい
る。
に、本発明に係る検査方法は、内層ずれ計測パターン2
を積層ガイドピンと積層ガイドピンの中間位置に配置
し、さらに内層ずれの検査精度を上げるために多層印刷
配線板製品に近接させて配置することを特徴としてい
る。
【0011】
【実施例】次に本発明をその好ましい実施例について図
面を参照して具体的に説明する。
面を参照して具体的に説明する。
【0012】図1は本発明による第1の実施例を示す配
置図である。
置図である。
【0013】図1を参照するに、多層印刷配線板を構成
する各内層に、図3(a)に示したような直径を変えた
複数個の円形クリアランスパターン22と各層に接続す
るためのランド21を備えた内層ずれ計測パターン2
は、図1に示すように積層ガイドホール3間に配置され
ている。
する各内層に、図3(a)に示したような直径を変えた
複数個の円形クリアランスパターン22と各層に接続す
るためのランド21を備えた内層ずれ計測パターン2
は、図1に示すように積層ガイドホール3間に配置され
ている。
【0014】積層ガイドホール3間に内層ずれ計測パタ
ーン2を配置したことにより、図4で示したような内層
ずれも検出できる効果が得られる。これは、積層ガイド
ピンから離したことにより、積層成型時のずれの影響を
うけやすくなり、内層ずれ計測パターンにそのずれが現
れやすくなるためである。
ーン2を配置したことにより、図4で示したような内層
ずれも検出できる効果が得られる。これは、積層ガイド
ピンから離したことにより、積層成型時のずれの影響を
うけやすくなり、内層ずれ計測パターンにそのずれが現
れやすくなるためである。
【0015】図2は本発明による第2の実施例を示す配
置図である。
置図である。
【0016】図2を参照するに、多層印刷配線板を構成
する各内層に、前記第1の実施例と同様に、図3(a)
の内層ずれ計測パターン2は配置されている。この時、
内層位置ずれ計測パターン2は、多層印刷配線板製品1
1に近接し、かつ積層ガイドピン3間に配置されてい
る。間隔としては1〜10mmが適当である。
する各内層に、前記第1の実施例と同様に、図3(a)
の内層ずれ計測パターン2は配置されている。この時、
内層位置ずれ計測パターン2は、多層印刷配線板製品1
1に近接し、かつ積層ガイドピン3間に配置されてい
る。間隔としては1〜10mmが適当である。
【0017】第1の実施例と違って、内層ずれ計測パタ
ーン2を多層印刷配線板製品11に近接させることによ
って、積層成型時の多層印刷配線板製品11の動きが内
層ずれ計測パターン2の動きと同じになり、内層ずれ検
査の精度をさらに上げることができる。
ーン2を多層印刷配線板製品11に近接させることによ
って、積層成型時の多層印刷配線板製品11の動きが内
層ずれ計測パターン2の動きと同じになり、内層ずれ検
査の精度をさらに上げることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内層ずれ計測パターン2を積層ガイドホール3間に、さ
らに多層印刷配線板製品11に近接して配置したことに
より、積層ガイドピンにより、積層成型時の動きが抑制
されなくなり、また製品に近接して配置することによっ
て、内層ずれ計測パターン2と多層印刷配線板製品11
内の動きが一致するようになり、内層ずれ不良を精度よ
く発見できるという効果が得られる。
内層ずれ計測パターン2を積層ガイドホール3間に、さ
らに多層印刷配線板製品11に近接して配置したことに
より、積層ガイドピンにより、積層成型時の動きが抑制
されなくなり、また製品に近接して配置することによっ
て、内層ずれ計測パターン2と多層印刷配線板製品11
内の動きが一致するようになり、内層ずれ不良を精度よ
く発見できるという効果が得られる。
【図1】本発明による第1の実施例を示す配置図であ
る。
る。
【図2】本発明による第2の実施例を示す配置図であ
る。
る。
【図3】(a)は内層ずれ計測パターンの平面図であ
り、(b)は内層ずれ計測パターンの複数個を含む多層
印刷配線板の断面図である。
り、(b)は内層ずれ計測パターンの複数個を含む多層
印刷配線板の断面図である。
【図4】従来における内層ずれ計測パターンの配置図で
ある。
ある。
【図5】内層ずれを示した図である。
【図6】内層の配置図である。
1…多層印刷配線板 2…内層ずれ計測パターン 3…積層ガイドホール 4…スルーホール 5、6…端子 7…内層ずれ 11…多層印刷配線板製品 21…ランド 22…クリアランスパターン
Claims (3)
- 【請求項1】 多層印刷配線板を構成する各内層の周辺
部の少なくとも2辺に沿って、各内層のずれ量を測定す
るための直径を変えた複数個の円形クリアランスパター
ンと各層に接続するためのランドを備えた内層ずれ計測
パターンを、前記多層印刷配線板の積層成型に用いる積
層ガイドピンと積層ガイドピンの間に配置し、前記多層
印刷配線板の外層パターンを形成した後に、前記内層ず
れ計測パターンの導通測定をすることを特徴とする多層
印刷配線板の内層ずれ測定方法。 - 【請求項2】 前記内層ずれ計測パターンを、前記多層
印刷配線板の製品端から1〜10mmの間隔をおいて配
置したことを更に特徴とする請求項1に記載の多層印刷
配線板の内層ずれ測定方法。 - 【請求項3】 前記内層ずれ計測パターンを、前記多層
印刷配線板の製品端から1〜10mmの間隔をおき、か
つ積層成型に用いる積層ガイドピンと積層ガイドピンの
中間位置に配置したことを更に特徴とする請求項1に記
載の多層印刷配線板の内層ずれ測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156666A JPH066047A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 多層印刷配線板の内層ずれ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4156666A JPH066047A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 多層印刷配線板の内層ずれ測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066047A true JPH066047A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15632654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156666A Pending JPH066047A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 多層印刷配線板の内層ずれ測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066047A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07240583A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Nec Corp | 多層プリント配線板およびその製造方法 |
US6709732B1 (en) | 1999-04-08 | 2004-03-23 | Firma Carl Freudenberg | Web-type floor covering and method for its manufacture |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP4156666A patent/JPH066047A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07240583A (ja) * | 1994-02-28 | 1995-09-12 | Nec Corp | 多層プリント配線板およびその製造方法 |
US6709732B1 (en) | 1999-04-08 | 2004-03-23 | Firma Carl Freudenberg | Web-type floor covering and method for its manufacture |
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