JPH0660215B2 - ポリ―α―ヒドロキシアクリル酸のポリラクトンおよびその製造方法 - Google Patents
ポリ―α―ヒドロキシアクリル酸のポリラクトンおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0660215B2 JPH0660215B2 JP62164115A JP16411587A JPH0660215B2 JP H0660215 B2 JPH0660215 B2 JP H0660215B2 JP 62164115 A JP62164115 A JP 62164115A JP 16411587 A JP16411587 A JP 16411587A JP H0660215 B2 JPH0660215 B2 JP H0660215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poly
- bleaching
- sodium
- acid
- polylactone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/26—Removing halogen atoms or halogen-containing groups from the molecule
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/14—Esterification
- C08F8/16—Lactonisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F120/00—Homopolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F120/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F120/04—Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F134/00—Homopolymers of cyclic compounds having no unsaturated aliphatic radicals in a side chain and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a heterocyclic ring
- C08F134/02—Homopolymers of cyclic compounds having no unsaturated aliphatic radicals in a side chain and having one or more carbon-to-carbon double bonds in a heterocyclic ring in a ring containing oxygen
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06L—DRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
- D06L4/00—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
- D06L4/10—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
- D06L4/12—Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen combined with specific additives
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Paper (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば、繊維材料およびペーパーパルプの漂
白のために用いられる、過酸化漂白化合物のアルカリ性
溶液の安定化に関する。
白のために用いられる、過酸化漂白化合物のアルカリ性
溶液の安定化に関する。
過酸化漂白化合物、特に過酸化水素を、アルカリ性の漂
白浴中で用いる時に、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
塩の添加により安定化することが知られている。特に連
続漂白プロセスにおける、過酸化化合物による漂白に対
しては、漂白浴の必須成分を含むストック溶液を用いる
ことが極めて望ましい。これらのストック溶液は高濃度
のアルカリ、過酸化物安定剤および所望により過酸化化
合物および他の界面活性剤および水軟化剤の如き成分を
含む。安定剤として一般に提案されているポリ−α−ヒ
ドロキシアクリル酸は、10000よりも大きい分子量
を有するポリマーである。濃厚なアルカリ性溶液、例え
ば、過酸化漂白浴に用いられるストック溶液、特に10
゜ボーメより大きいアルカリ濃度を有する溶液に添加さ
れる場合、これらのポリマーは不安定になりやすく、過
酸化漂白剤を安定化する特性を失いやすい。
白浴中で用いる時に、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
塩の添加により安定化することが知られている。特に連
続漂白プロセスにおける、過酸化化合物による漂白に対
しては、漂白浴の必須成分を含むストック溶液を用いる
ことが極めて望ましい。これらのストック溶液は高濃度
のアルカリ、過酸化物安定剤および所望により過酸化化
合物および他の界面活性剤および水軟化剤の如き成分を
含む。安定剤として一般に提案されているポリ−α−ヒ
ドロキシアクリル酸は、10000よりも大きい分子量
を有するポリマーである。濃厚なアルカリ性溶液、例え
ば、過酸化漂白浴に用いられるストック溶液、特に10
゜ボーメより大きいアルカリ濃度を有する溶液に添加さ
れる場合、これらのポリマーは不安定になりやすく、過
酸化漂白剤を安定化する特性を失いやすい。
今や、下記に示す如き低分子量を有するポリ−α−ヒド
ロキシアクリル酸は、驚くべきことに、過酸化漂白化合
物を安定化する特性を損なうことなく、高濃度のアルカ
リ溶液中で安定であるということが見出されたのであ
る。
ロキシアクリル酸は、驚くべきことに、過酸化漂白化合
物を安定化する特性を損なうことなく、高濃度のアルカ
リ溶液中で安定であるということが見出されたのであ
る。
本発明によれば、α−クロロアクリル酸を、水性酸性媒
体中で、α−クロロアクリル酸1モル当たり3.5〜1
1gの過酸化水素またはそれと等量のより大きい分子量
のパーオキシ化合物を重合触媒として用いて重合するこ
とを含む、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸のポリラク
トンの製造方法が提供される。
体中で、α−クロロアクリル酸1モル当たり3.5〜1
1gの過酸化水素またはそれと等量のより大きい分子量
のパーオキシ化合物を重合触媒として用いて重合するこ
とを含む、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸のポリラク
トンの製造方法が提供される。
この方法で得られたポリラクトンから得られるポリ−α
−ヒドロキシアクリル酸の水溶性塩は、セルロース繊維
材料を水性アルカリ性媒体中で過酸化化合物により漂白
する方法において、安定化剤として極めて有利に用いる
ことができる。
−ヒドロキシアクリル酸の水溶性塩は、セルロース繊維
材料を水性アルカリ性媒体中で過酸化化合物により漂白
する方法において、安定化剤として極めて有利に用いる
ことができる。
適当な水溶性塩はアルカリ金属塩、好ましくはナトリウ
ムおよびカリウム塩ならびにアンモニウム塩を含む。好
ましくは、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸はアルカリ
性媒体と同じカチオンを有する水溶性塩の形で用いら
れ、ナトリウム塩が最も好ましい。
ムおよびカリウム塩ならびにアンモニウム塩を含む。好
ましくは、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸はアルカリ
性媒体と同じカチオンを有する水溶性塩の形で用いら
れ、ナトリウム塩が最も好ましい。
好ましいポリ−α−ヒドロキシアクリル酸およびその塩
は、ナトリウム塩形において3000〜10000、さ
らに好ましくは4000〜8000の平均分子量Mwを
有するようなものである。ここで、平均は重量平均を意
味する。これらのポリマーの分子量は、公知の方法に従
って、例えば、ゲル透過クロマトグラフィを用いて測定
することができる。上記の分子量は、ナトリウムポリ−
α−ヒドロキシアクリレートの10%水溶液を用い、
6.5〜7のpHにおいて、ゲル透過クロマトグラフィ
により測定されたものである。好ましくは、このナトリ
ウムポリ−α−ヒドロキシアクリレートは、pH6.5
〜7.5において緩衝作用を有する緩衝塩、好ましくは
燐酸塩バッファーによる対応するポリラクトンの加水分
解により得られる。
は、ナトリウム塩形において3000〜10000、さ
らに好ましくは4000〜8000の平均分子量Mwを
有するようなものである。ここで、平均は重量平均を意
味する。これらのポリマーの分子量は、公知の方法に従
って、例えば、ゲル透過クロマトグラフィを用いて測定
することができる。上記の分子量は、ナトリウムポリ−
α−ヒドロキシアクリレートの10%水溶液を用い、
6.5〜7のpHにおいて、ゲル透過クロマトグラフィ
により測定されたものである。好ましくは、このナトリ
ウムポリ−α−ヒドロキシアクリレートは、pH6.5
〜7.5において緩衝作用を有する緩衝塩、好ましくは
燐酸塩バッファーによる対応するポリラクトンの加水分
解により得られる。
上記の安定化剤は、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩または対応するポリ
ラクトンの形で用いることができる。後者の場合、ポリ
ラクンがアルカリ性媒体と接触すると、対応するポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩に変成される。ポリ−α−
ヒドロキシアクリル酸塩は,乾燥された形で、または水
溶液として、特に濃厚な水溶液、例えば4〜30重量%
の乾燥分を有する溶液として用いられる。
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩または対応するポリ
ラクトンの形で用いることができる。後者の場合、ポリ
ラクンがアルカリ性媒体と接触すると、対応するポリ−
α−ヒドロキシアクリル酸塩に変成される。ポリ−α−
ヒドロキシアクリル酸塩は,乾燥された形で、または水
溶液として、特に濃厚な水溶液、例えば4〜30重量%
の乾燥分を有する溶液として用いられる。
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸およびそれらの塩は、
公知の方法に従って、例えば、ドイツ特許出願公開28
00920および2818089に開示されている如
く、高分子量を有するポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
またはポリ−α−ヒドロキシアクリレートの酸化解重合
により、製造することができる。ポリ−α−ヒドロキシ
アクリル酸およびそれらの塩は、また、対応するポリラ
クトンから、水性塩基との反応により得ることもでき
る。
公知の方法に従って、例えば、ドイツ特許出願公開28
00920および2818089に開示されている如
く、高分子量を有するポリ−α−ヒドロキシアクリル酸
またはポリ−α−ヒドロキシアクリレートの酸化解重合
により、製造することができる。ポリ−α−ヒドロキシ
アクリル酸およびそれらの塩は、また、対応するポリラ
クトンから、水性塩基との反応により得ることもでき
る。
ナトリウム塩形への加水分解後に、2000〜1000
0の分子量を有するポリラクトンおよびそれらの製造方
法も本発明に含まれる。ポリラクトンはα−クロロアク
リル酸を水性酸性媒体中で重合することにより製造する
ことができる。
0の分子量を有するポリラクトンおよびそれらの製造方
法も本発明に含まれる。ポリラクトンはα−クロロアク
リル酸を水性酸性媒体中で重合することにより製造する
ことができる。
水性反応媒体中におけるα−クロロアクリル酸の濃度
は、5〜70重量%、好ましくは5〜40重量%である
のが有利であろう。重合は、有利には重合触媒の存在下
に、40〜150℃、好ましくは60〜98℃、さらに
好ましくは70〜90℃の範囲の温度において実施され
るのが便宜的である。適当な触媒は、例えば、4,4′
−アゾ−ビス−(4−シアノペンタノン酸)または2,
2′−アゾ−ビス−(2−アミノジプロパン)ジヒドロ
クロリドの如き水溶性のアゾ−ビス化合物、ベンゾイル
ヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、ジベ
ンゾイルパーオキシド、ナトリウムパーボレート、過酸
化水素またはカリウムもしくはアンモニウムペルオキシ
ジスルフェートの如きパーオキシ化合物である。好まし
い重合触媒は、パーオキシ化合物、特にカリウムおよび
アンモニウムペルオキシジスルフェートおよび過酸化水
素であり、後者が特に好ましい。過酸化水素はそのまま
で反応媒体に添加されてもよく、過酸化水素を生成する
化合物、例えば、過酸化カリウムとして用いられてもよ
い。好ましくは、過酸化水素は反応媒体に直接添加され
る。
は、5〜70重量%、好ましくは5〜40重量%である
のが有利であろう。重合は、有利には重合触媒の存在下
に、40〜150℃、好ましくは60〜98℃、さらに
好ましくは70〜90℃の範囲の温度において実施され
るのが便宜的である。適当な触媒は、例えば、4,4′
−アゾ−ビス−(4−シアノペンタノン酸)または2,
2′−アゾ−ビス−(2−アミノジプロパン)ジヒドロ
クロリドの如き水溶性のアゾ−ビス化合物、ベンゾイル
ヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、ジベ
ンゾイルパーオキシド、ナトリウムパーボレート、過酸
化水素またはカリウムもしくはアンモニウムペルオキシ
ジスルフェートの如きパーオキシ化合物である。好まし
い重合触媒は、パーオキシ化合物、特にカリウムおよび
アンモニウムペルオキシジスルフェートおよび過酸化水
素であり、後者が特に好ましい。過酸化水素はそのまま
で反応媒体に添加されてもよく、過酸化水素を生成する
化合物、例えば、過酸化カリウムとして用いられてもよ
い。好ましくは、過酸化水素は反応媒体に直接添加され
る。
重合は、連鎖移動剤、例えば、メルカプトエタノール、
チオフェノールまたはチオグリコール酸エチルの如きチ
オール化合物の存在下に実施されるのも有利であろう。
しかしながら、好ましくは、重合は連鎖移動剤の存在な
しに行われる。分子量を所望の範囲に調整するため、例
えば、分子量を小さく保持するためには、反応パラメタ
ー、例えば、温度または触媒の量を変えるのが好まし
い。
チオフェノールまたはチオグリコール酸エチルの如きチ
オール化合物の存在下に実施されるのも有利であろう。
しかしながら、好ましくは、重合は連鎖移動剤の存在な
しに行われる。分子量を所望の範囲に調整するため、例
えば、分子量を小さく保持するためには、反応パラメタ
ー、例えば、温度または触媒の量を変えるのが好まし
い。
過酸化水素は、有利には、α−クロロアクリル酸1モル
当たり3.5〜11g、好ましくは7〜10gの量で用
いられる。触媒が過酸化水素よりも大きい分子量のパー
オキシ化合物である場合、これは対応する量で用いられ
る。
当たり3.5〜11g、好ましくは7〜10gの量で用
いられる。触媒が過酸化水素よりも大きい分子量のパー
オキシ化合物である場合、これは対応する量で用いられ
る。
重合は1〜5のpHにおいて実施されるのがよい。反応
混合物は無機または有機酸、例えば、硫酸、塩酸または
燐酸またはp−トルエンスルホン酸の如き芳香族スルホ
ン酸により酸性化される。塩酸が好ましい。
混合物は無機または有機酸、例えば、硫酸、塩酸または
燐酸またはp−トルエンスルホン酸の如き芳香族スルホ
ン酸により酸性化される。塩酸が好ましい。
ポリマー化合物を与えるための反応工程は、ポリ−α−
クロロアクリル酸への(α−クロロアクリル酸が、例え
ば、アクリル金属塩の形で用いられる場合には所望によ
り部分的に塩形であってもよい)重合工程、α位にある
塩素のカルボン酸への加水分解およびラクトン化を含
む。ラクトン化は一部でも全体であってもよい。得られ
るポリラクトンは水に不溶であり、水性反応媒体中では
固体として存在する。これは公知の方法により、例え
ば、濾過または遠心分離により単離され、精製される。
所望ならば、ポリラクトンは水性塩基、例えば、水酸化
アルカリ金属、例えば、水酸化リチウム、ナトリウムま
たはカリウム、水酸化アンモニウムまたはアミン、例え
ば、モノ−、ジ−またはトリ−C1〜4アルキルまたは
−C2〜4アルカノールアミン、特にトリ(C2〜3ア
ルカノール)アミン、またはそのような塩基から誘導さ
れた、pH6〜8、好ましくはpH6.5〜7.5にお
いて緩衝作用を有する緩衝塩との反応により、対応する
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩に変成される。水酸
化アルカリ金属、特に水酸化ナトリウムが好ましい。ポ
リ−α−ヒドロキシアクリル酸塩は、ポリラクトンを含
む反応混合物に水性塩基を添加することにより、ポリラ
クトンを中間的に単離することなく直接的に得ることも
できる。
クロロアクリル酸への(α−クロロアクリル酸が、例え
ば、アクリル金属塩の形で用いられる場合には所望によ
り部分的に塩形であってもよい)重合工程、α位にある
塩素のカルボン酸への加水分解およびラクトン化を含
む。ラクトン化は一部でも全体であってもよい。得られ
るポリラクトンは水に不溶であり、水性反応媒体中では
固体として存在する。これは公知の方法により、例え
ば、濾過または遠心分離により単離され、精製される。
所望ならば、ポリラクトンは水性塩基、例えば、水酸化
アルカリ金属、例えば、水酸化リチウム、ナトリウムま
たはカリウム、水酸化アンモニウムまたはアミン、例え
ば、モノ−、ジ−またはトリ−C1〜4アルキルまたは
−C2〜4アルカノールアミン、特にトリ(C2〜3ア
ルカノール)アミン、またはそのような塩基から誘導さ
れた、pH6〜8、好ましくはpH6.5〜7.5にお
いて緩衝作用を有する緩衝塩との反応により、対応する
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸塩に変成される。水酸
化アルカリ金属、特に水酸化ナトリウムが好ましい。ポ
リ−α−ヒドロキシアクリル酸塩は、ポリラクトンを含
む反応混合物に水性塩基を添加することにより、ポリラ
クトンを中間的に単離することなく直接的に得ることも
できる。
前述した漂白方法は、種々のタイプのセルロース繊維基
材を過酸化漂白化合物により漂白するのに適する。適当
な過酸化化合物は水溶性の過酸化物、特にアルカリ金属
過酸化物、好ましくは過酸化ナトリウム、および過酸化
水素であり、後者が特に好ましい。過酸化漂白はアルカ
リ性媒体中で実施され、アルカリ条件を得るためには、
アルカリ金属水酸化物、好ましくは水酸化カリウムまた
はナトリウムを用いるのが有利であり、水酸化ナトリウ
ムが最も好ましい。
材を過酸化漂白化合物により漂白するのに適する。適当
な過酸化化合物は水溶性の過酸化物、特にアルカリ金属
過酸化物、好ましくは過酸化ナトリウム、および過酸化
水素であり、後者が特に好ましい。過酸化漂白はアルカ
リ性媒体中で実施され、アルカリ条件を得るためには、
アルカリ金属水酸化物、好ましくは水酸化カリウムまた
はナトリウムを用いるのが有利であり、水酸化ナトリウ
ムが最も好ましい。
適当なセルロース繊維基材は、ペーパーパルプ、例え
ば、機械パルプ、化学および半化学パルプ、機械−化学
パルプまたは熱機械パルプおよび天然セルロース繊維、
例えば、木綿、リネン、ジュート、ラミー、大麻または
サイザル麻繊維、および/またはレーヨンまたは酢酸セ
ルロースの如き再生セルロース繊維を含む紡織繊維を含
む。繊維基材は種々の形で、例えば、糸、トップ、織
物、編物、プラッシュおよびカーペットの形であってよ
い。繊維材料の漂白は、一般に、糊抜き処理後で、布の
製造の前に行われる。故紙パルプを上記方法に従って処
理することもでき、この場合パルプは漂白され、所望に
よりインキ抜きされる。
ば、機械パルプ、化学および半化学パルプ、機械−化学
パルプまたは熱機械パルプおよび天然セルロース繊維、
例えば、木綿、リネン、ジュート、ラミー、大麻または
サイザル麻繊維、および/またはレーヨンまたは酢酸セ
ルロースの如き再生セルロース繊維を含む紡織繊維を含
む。繊維基材は種々の形で、例えば、糸、トップ、織
物、編物、プラッシュおよびカーペットの形であってよ
い。繊維材料の漂白は、一般に、糊抜き処理後で、布の
製造の前に行われる。故紙パルプを上記方法に従って処
理することもでき、この場合パルプは漂白され、所望に
よりインキ抜きされる。
紡織繊維およびペーパーパルプのための漂白温度は、広
い範囲内で変えることができ、20〜180℃、好まし
くは40〜105℃であることが極めて多い。過酸化漂
白化合物の量は、基材の性質および用いられる漂白方法
によって、広い範囲で変えることができる。一般に、過
酸化漂白化合物(特に過酸化水素)は、基材の乾燥重量
に対して、0.1〜50重量%の量で用いられる。過酸
化水素が過酸化漂白化合物として用いられる場合、これ
は基材の乾燥重量に対して0.2〜10重量%、好まし
くは0.5〜5重量%の量で用いられるのが有利であ
る。
い範囲内で変えることができ、20〜180℃、好まし
くは40〜105℃であることが極めて多い。過酸化漂
白化合物の量は、基材の性質および用いられる漂白方法
によって、広い範囲で変えることができる。一般に、過
酸化漂白化合物(特に過酸化水素)は、基材の乾燥重量
に対して、0.1〜50重量%の量で用いられる。過酸
化水素が過酸化漂白化合物として用いられる場合、これ
は基材の乾燥重量に対して0.2〜10重量%、好まし
くは0.5〜5重量%の量で用いられるのが有利であ
る。
上記漂白方法は、連続、半連続または不連続処理、例え
ば、繊維材料の場合には吸尽、含浸またはパジングによ
る処理に適する装置中で行うことができ、ペーパーパル
プはそのままでまたはシートに形成された後で処理され
る。繊維材料の吸尽または含浸による漂白またはペーパ
ーパルプまたはパルプシートの漂白は公知の方法に従っ
て実施することができる。例えば、繊維材料が含浸によ
り漂白される場合、含浸された繊維基材は冷たいままで
保持されるかまたは、例えば、90〜120℃、好まし
くは95〜105℃の温度において加熱処理される。
ば、繊維材料の場合には吸尽、含浸またはパジングによ
る処理に適する装置中で行うことができ、ペーパーパル
プはそのままでまたはシートに形成された後で処理され
る。繊維材料の吸尽または含浸による漂白またはペーパ
ーパルプまたはパルプシートの漂白は公知の方法に従っ
て実施することができる。例えば、繊維材料が含浸によ
り漂白される場合、含浸された繊維基材は冷たいままで
保持されるかまたは、例えば、90〜120℃、好まし
くは95〜105℃の温度において加熱処理される。
安定剤(a)は、過酸化漂白化合物、特に過酸化水素の1
00重量部に対して、0.5〜40、好ましくは1〜3
5、特に1〜30重量部(ナトリウム塩として計算し
て)の量で用いられるのがよい。
00重量部に対して、0.5〜40、好ましくは1〜3
5、特に1〜30重量部(ナトリウム塩として計算し
て)の量で用いられるのがよい。
セルロース基材の漂白は、ストック溶液または強化浴の
如き漂白浴の成分の濃厚な溶液を用いて実施されるのが
好ましい。下記においては、これらの濃厚な溶液をスト
ック溶液と呼ぶことにする。適当なストック溶液(強化
浴を含む)は下記を含むものである。
如き漂白浴の成分の濃厚な溶液を用いて実施されるのが
好ましい。下記においては、これらの濃厚な溶液をスト
ック溶液と呼ぶことにする。適当なストック溶液(強化
浴を含む)は下記を含むものである。
a)前記した如き水溶性塩の形のポリ−α−ヒドロキシ
アクリル酸、 b)水酸化アルカリ金属、および c)水。
アクリル酸、 b)水酸化アルカリ金属、および c)水。
ストック溶液は、有利には、1〜50g/、好ましく
は1.4〜35g/(ナトリウム塩として計算して)
の濃度の安定剤(a)を含む。水酸化アルカリ金属(b)、好
ましくはKOHまたはNaOH、特に水酸化ナトリウム
は、70〜300g/、好ましくは80〜200g/
の濃度で存在するのがよい。さらに好ましくは、成分
(b)の濃度は10〜20゜ボーメである。
は1.4〜35g/(ナトリウム塩として計算して)
の濃度の安定剤(a)を含む。水酸化アルカリ金属(b)、好
ましくはKOHまたはNaOH、特に水酸化ナトリウム
は、70〜300g/、好ましくは80〜200g/
の濃度で存在するのがよい。さらに好ましくは、成分
(b)の濃度は10〜20゜ボーメである。
ストック溶液にd)水溶性カルシウムまたはマグネシウ
ム塩を添加することにより、漂白浴の硬度を調整するの
が有利である。
ム塩を添加することにより、漂白浴の硬度を調整するの
が有利である。
有利には、成分(d)は漂白浴の水硬度を3〜10゜d
H、好ましくは4〜8゜dHに調整するような量でスト
ック溶液に添加される。好ましい成分(d)は、塩化マグ
ネシウムまたは塩化カルシウムである。
H、好ましくは4〜8゜dHに調整するような量でスト
ック溶液に添加される。好ましい成分(d)は、塩化マグ
ネシウムまたは塩化カルシウムである。
ストック溶液は、有利には、他の助剤を含んでいてもよ
い。成分(a)、(b)、(c)および所望により(d)に加えて、
これはe)界面活性剤を含んでいてもよい。
い。成分(a)、(b)、(c)および所望により(d)に加えて、
これはe)界面活性剤を含んでいてもよい。
有利には、成分(e)は、湿潤特性を有する、例えば、乾
燥繊維基材を急速に湿潤することのできる、および/ま
たは洗浄特性を有する、例えば、繊維材料の漂白と同時
に洗浄が望まれる場合または故紙がインキ抜きされる場
合、界面活性剤である。好ましくは、界面活性剤(e)は
アニオン型または両性型である。好ましいアニオン型界
面活性剤は、少なくとも1個の親油性残基、好ましくは
10〜24個の炭素原子を有する脂肪族または芳香脂肪
族炭化水素残基、および少なくとも1個の顕著なアニオ
ン特性を有する残基、例えば、スルフェート、スルホネ
ート、スルホン酸エステル、ホスホネートまたはカルボ
キシレート基を含む分子を有するものである。そのよう
なアニオン型界面活性剤は、アルキレンオキシ基、好ま
しくはエチレンオキシおよびプロピレンオキシ基、例え
ば、1〜30個のエチレンオキシ単位の如き追加の基を
含んでいてもよい。アニオン型界面活性剤の例は、石鹸
類およびカルボキシメチル化されたノニオン型界面活性
剤である。好ましい両性型界面活性剤は酸変性アミンで
ある。
燥繊維基材を急速に湿潤することのできる、および/ま
たは洗浄特性を有する、例えば、繊維材料の漂白と同時
に洗浄が望まれる場合または故紙がインキ抜きされる場
合、界面活性剤である。好ましくは、界面活性剤(e)は
アニオン型または両性型である。好ましいアニオン型界
面活性剤は、少なくとも1個の親油性残基、好ましくは
10〜24個の炭素原子を有する脂肪族または芳香脂肪
族炭化水素残基、および少なくとも1個の顕著なアニオ
ン特性を有する残基、例えば、スルフェート、スルホネ
ート、スルホン酸エステル、ホスホネートまたはカルボ
キシレート基を含む分子を有するものである。そのよう
なアニオン型界面活性剤は、アルキレンオキシ基、好ま
しくはエチレンオキシおよびプロピレンオキシ基、例え
ば、1〜30個のエチレンオキシ単位の如き追加の基を
含んでいてもよい。アニオン型界面活性剤の例は、石鹸
類およびカルボキシメチル化されたノニオン型界面活性
剤である。好ましい両性型界面活性剤は酸変性アミンで
ある。
成分(e)のストック溶液中の濃度は、用いられる漂白方
法によって変えることができる。一般に、成分(e)が存
在する場合、これは0.1〜10g/の量でストック
溶液に添加される。
法によって変えることができる。一般に、成分(e)が存
在する場合、これは0.1〜10g/の量でストック
溶液に添加される。
ストック溶液は、また、光学的増白剤、軟化剤、帯電防
止剤等の如き他の添加剤を含んでいてもよい。
止剤等の如き他の添加剤を含んでいてもよい。
さらに、ストック溶液はf)過酸化漂白化合物を含んで
いてもよい。
いてもよい。
成分(f)は初めからまたは処理浴への添加の直前にスト
ック溶液に添加されてもよい。
ック溶液に添加されてもよい。
過酸化漂白化合物は、また、処理浴に直接的に、ストッ
ク溶液と同時にまたは別々に添加されてもよい。
ク溶液と同時にまたは別々に添加されてもよい。
ストック溶液は、公知の方法に従って、例えば簡単に種
々の成分と混合することにより、製造することができ
る。ストック溶液は水で稀釈されて漂白浴とされてもよ
い。強化浴として用いられる場合、これは漂白浴に直接
添加されてもよい。ストック溶液は、成分(a)、(b)およ
び(c)のみを含み、残りの成分(d)および/または(e)お
よび/または(f)は所望により漂白浴または漂白される
べきペーパーパルプに直接添加されてもよい。
々の成分と混合することにより、製造することができ
る。ストック溶液は水で稀釈されて漂白浴とされてもよ
い。強化浴として用いられる場合、これは漂白浴に直接
添加されてもよい。ストック溶液は、成分(a)、(b)およ
び(c)のみを含み、残りの成分(d)および/または(e)お
よび/または(f)は所望により漂白浴または漂白される
べきペーパーパルプに直接添加されてもよい。
前述の漂白方法は、前述したストック溶液または強化浴
を用いて、連続または半連続プロセスに従って、セルロ
ース繊維基材を漂白するのに特に適する。ストック溶液
は、漂白浴の組成および所望により液面が一定に保持さ
れるような比で、漂白浴またはペーパーパルプに少しず
つ添加され、または計り入れることができる。必要なら
ば、追加の水を添加してもよい。
を用いて、連続または半連続プロセスに従って、セルロ
ース繊維基材を漂白するのに特に適する。ストック溶液
は、漂白浴の組成および所望により液面が一定に保持さ
れるような比で、漂白浴またはペーパーパルプに少しず
つ添加され、または計り入れることができる。必要なら
ば、追加の水を添加してもよい。
用いられるポリ−α−ヒドロキシアクリレートは、過酸
化漂白化合物の有効な安定剤であり、他の金属イオン封
鎖剤の存在なしにも、最適な漂白作用を与える。前述し
た範囲の分子量を有するポリ−α−ヒドロキシアクリレ
ートは、アルカリ性媒体、特に10゜ボーメより大きい
アルカリ濃度、とりわけ10〜20゜ボーメのアルカリ
濃度を有する媒体中、好ましくは水酸化ナトリウム溶液
中で良好な安定性を示す。安定な濃厚ストック溶液を製
造することができ、これは工業的規模での漂白に極めて
有利である。
化漂白化合物の有効な安定剤であり、他の金属イオン封
鎖剤の存在なしにも、最適な漂白作用を与える。前述し
た範囲の分子量を有するポリ−α−ヒドロキシアクリレ
ートは、アルカリ性媒体、特に10゜ボーメより大きい
アルカリ濃度、とりわけ10〜20゜ボーメのアルカリ
濃度を有する媒体中、好ましくは水酸化ナトリウム溶液
中で良好な安定性を示す。安定な濃厚ストック溶液を製
造することができ、これは工業的規模での漂白に極めて
有利である。
用いられるポリ−α−ヒドロキシアクリレートは、ま
た、他の金属イオン封鎖剤との良好な相容性を示す。こ
のような金属封鎖剤は、無機のもの、例えば、硼酸塩ま
たは珪酸塩、ならびに有機のもの、例えば、エチレンジ
アミンテトラ酢酸、ナトリウムジエチレントリアミンペ
ンタメチレン燐酸塩の如き酸基により変性されたポリア
ミン、またはヒドロキシアルキレンポリ燐酸誘導体の如
きオキシ酸、またはグルコン酸ナトリウム、酒石酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウムまたはヘプトン酸ナトリウ
ムであってよい。
た、他の金属イオン封鎖剤との良好な相容性を示す。こ
のような金属封鎖剤は、無機のもの、例えば、硼酸塩ま
たは珪酸塩、ならびに有機のもの、例えば、エチレンジ
アミンテトラ酢酸、ナトリウムジエチレントリアミンペ
ンタメチレン燐酸塩の如き酸基により変性されたポリア
ミン、またはヒドロキシアルキレンポリ燐酸誘導体の如
きオキシ酸、またはグルコン酸ナトリウム、酒石酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウムまたはヘプトン酸ナトリウ
ムであってよい。
下記の例は本発明をさらに説明するためのものである。
例中温度は摂氏度で示す。
例中温度は摂氏度で示す。
例1 1120gの脱イオン水、175.5gの塩化ナトリウ
ムおよび385.5gのα−クロロアクリル酸ナトリウ
ムを室温で、撹拌器および温度計を備えた2.5のフ
ラスコに入れる。次に、180gの30%塩酸溶液を、
温度が40゜(pH=2.5)を超えないような速度
で、30分内に滴加する。次いで、75gの35%過酸
化水素を5分間で添加し、反応混合物を1時間内に40
゜から75゜に加熱し、75゜で3時間撹拌する。室温
に冷却後、得られるポリラクトンを濾過し、次いで90
00gの脱イオン水で洗浄する。27%の固形分を有す
るベージュ色の濾過ケーキが得られる。濾過ケーキを1
10゜で乾燥する。
ムおよび385.5gのα−クロロアクリル酸ナトリウ
ムを室温で、撹拌器および温度計を備えた2.5のフ
ラスコに入れる。次に、180gの30%塩酸溶液を、
温度が40゜(pH=2.5)を超えないような速度
で、30分内に滴加する。次いで、75gの35%過酸
化水素を5分間で添加し、反応混合物を1時間内に40
゜から75゜に加熱し、75゜で3時間撹拌する。室温
に冷却後、得られるポリラクトンを濾過し、次いで90
00gの脱イオン水で洗浄する。27%の固形分を有す
るベージュ色の濾過ケーキが得られる。濾過ケーキを1
10゜で乾燥する。
例2 例1で得られた湿潤濾過ケーキ632gを撹拌下に16
06gの脱イオン水中に懸濁させる。次に、201gの
30%水酸化ナトリウムを10分内に滴加する。温度は
30〜32゜に上昇する。得られた混合物を30〜32
゜および6.5〜7のpHにおいてさらに50分間撹拌
する。次に、7gの35%過酸化水素を添加し、混合物
を30分間撹拌する。得られた黄色味の溶液を蒸発乾固
し、これをそのまま直接用いることができる。得られた
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは5260
の分子量を有し、ゲル透過クロマトグラフィ(標準ポリ
アクリル酸を用いて測定)により得られた多分散度Mw
/Mnは3.17である。
06gの脱イオン水中に懸濁させる。次に、201gの
30%水酸化ナトリウムを10分内に滴加する。温度は
30〜32゜に上昇する。得られた混合物を30〜32
゜および6.5〜7のpHにおいてさらに50分間撹拌
する。次に、7gの35%過酸化水素を添加し、混合物
を30分間撹拌する。得られた黄色味の溶液を蒸発乾固
し、これをそのまま直接用いることができる。得られた
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは5260
の分子量を有し、ゲル透過クロマトグラフィ(標準ポリ
アクリル酸を用いて測定)により得られた多分散度Mw
/Mnは3.17である。
例3 例1の操作を繰り返してポリラクトン懸濁液を製造す
る。得られたポリラクトン懸濁液を濾過せずに、直接的
に450gの30%水酸化ナトリウム溶液と50〜60
゜で反応させる。得られたわずかにくもった赤褐色の溶
液に、7gの35%過酸化水素を添加し、混合物全体を
60゜で30分間撹拌する。得られたポリ−α−ヒドロ
キシアクリル酸ナトリウムは、4865の分子量Mwを
有し、5.41の多分散度Mw/Mn(例1に述べたよ
うにして測定)を有する。
る。得られたポリラクトン懸濁液を濾過せずに、直接的
に450gの30%水酸化ナトリウム溶液と50〜60
゜で反応させる。得られたわずかにくもった赤褐色の溶
液に、7gの35%過酸化水素を添加し、混合物全体を
60゜で30分間撹拌する。得られたポリ−α−ヒドロ
キシアクリル酸ナトリウムは、4865の分子量Mwを
有し、5.41の多分散度Mw/Mn(例1に述べたよ
うにして測定)を有する。
例4 例1および2の操作を繰り返したが、ここでは75gに
加えて60gの35%過酸化水素を重合触媒として用い
る。得られたポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウ
ムは6200の分子量Mwを有する。
加えて60gの35%過酸化水素を重合触媒として用い
る。得られたポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウ
ムは6200の分子量Mwを有する。
例5 例1および2の操作を繰り返すが、ここでは75gに代
えて45gの35%過酸化水素を用いる。得られたポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは7000の分
子量Mwを有する。
えて45gの35%過酸化水素を用いる。得られたポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは7000の分
子量Mwを有する。
例6 例1および2の操作を繰り返すが、ここでは75gに代
えて30gの35%過酸化水素を用いる。得られたポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは10000の
分子量Mwを有する。
えて30gの35%過酸化水素を用いる。得られたポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムは10000の
分子量Mwを有する。
例7 75gの12%塩酸溶液を1.5のフラスコに入れ、
70゜に加熱する。2つの別の滴下ロートから、同時に
1時間内に233gの水に溶解した64gのα−クロロ
アクリル酸ナトリウムおよび35gの水に溶解した25
gのアンモニウムペルオキシジスルフェートを添加す
る。温度を70〜72゜に一定に保持する。得られたポ
リラクトンが沈澱する。反応が完了したら、ポリラクト
ンを濾過し、水洗し、乾燥する。ポリラクトンの収量は
35gであり、これは燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素
二ナトリウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解
した後で、10000の分子量Mwを有する。
70゜に加熱する。2つの別の滴下ロートから、同時に
1時間内に233gの水に溶解した64gのα−クロロ
アクリル酸ナトリウムおよび35gの水に溶解した25
gのアンモニウムペルオキシジスルフェートを添加す
る。温度を70〜72゜に一定に保持する。得られたポ
リラクトンが沈澱する。反応が完了したら、ポリラクト
ンを濾過し、水洗し、乾燥する。ポリラクトンの収量は
35gであり、これは燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素
二ナトリウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解
した後で、10000の分子量Mwを有する。
例8 例7の操作を繰り返したが、温度を70〜72゜の代わ
りに80〜82゜に一定に保持する。ポリラクトンの収
量は35gであり、燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素二
ナトリウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解し
た後、これは6000の分子量Mwを有する。
りに80〜82゜に一定に保持する。ポリラクトンの収
量は35gであり、燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素二
ナトリウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解し
た後、これは6000の分子量Mwを有する。
例9 70〜72゜に代えて90〜92゜に温度を一定に保持
して、例7の操作を繰り返す。ポリラクトンの収量は3
4gであり、燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素二ナトリ
ウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解後、これ
は3500の分子量Mwを有する。
して、例7の操作を繰り返す。ポリラクトンの収量は3
4gであり、燐酸二水素ナトリウム/燐酸水素二ナトリ
ウムバッファーによりナトリウム塩に加水分解後、これ
は3500の分子量Mwを有する。
適用例A (α)ストック溶液の製造 混合により下記のストック溶液を製造する。
870gの、塩化マグネシウムの添加により5゜dHに
調整された水、 116gの水酸化ナトリウム、および 14gの、例1で製造された無水ポリラクトン。
調整された水、 116gの水酸化ナトリウム、および 14gの、例1で製造された無水ポリラクトン。
(β)漂白浴の製造 836gの5゜dHの水に、撹拌下に、下記をその順序
で添加する。
で添加する。
4gのC9〜11アルカノール−ジ−グリコール燐酸モ
ノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物、 30gの35%過酸化水素、および 130gのストック溶液(α)。
ノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物、 30gの35%過酸化水素、および 130gのストック溶液(α)。
(γ)パッドロール漂白プロセス 糊抜きした木綿生機を、(β)で製造された水性漂白浴
でパジングし、90%のピックアップに絞る。次に、含
浸された布帛を95゜で90分間スチーミングし、次い
で濯ぎ洗いし、乾燥する。
でパジングし、90%のピックアップに絞る。次に、含
浸された布帛を95゜で90分間スチーミングし、次い
で濯ぎ洗いし、乾燥する。
適用例B (α)ストック溶液の製造 混合により下記のストック溶液を製造する。
684gの5゜dH(MgCl2により調整)の水、 116gの水酸化ナトリウム、および 200gの、例3のポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナ
トリウムの溶液。
トリウムの溶液。
(β)漂白浴の製造 781gの5゜dHの水に、撹拌下に、下記をその順序
で添加する。
で添加する。
4gの、C9〜11アルカノール−ジ−グリコール燐酸
モノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物、 40gの35%過酸化水素、および175gの上記スト
ック溶液(α)。
モノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物、 40gの35%過酸化水素、および175gの上記スト
ック溶液(α)。
(γ)パッドスチーム漂白プロセス 糊抜きした木綿生機を、上記(α)で製造された水性漂
白浴でパジングし、90%のピックアップに絞り、10
2゜で20分間スチール処理する。次に、漂白された布
帛を濯ぎ洗いし、乾燥する。
白浴でパジングし、90%のピックアップに絞り、10
2゜で20分間スチール処理する。次に、漂白された布
帛を濯ぎ洗いし、乾燥する。
適用例C (α)ストック溶液の製造 895gの5゜dH(MgCl2により調整)に下記を
添加する。
添加する。
84gの水酸化ナトリウム、 10gの例1の無水ポリラクトン、および 11gのC9〜11アルカノール−ジ−グリコール燐酸
モノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物。
モノエステルモノナトリウム塩の50%水性組成物。
(β)漂白浴の製造 790gの5゜dHの水に下記を添加する。
180gのストック溶液(α)、および 30gの35%過酸化水素。
(γ)適用例A(γ)に述べたようにして漂白を実施す
る。
る。
上記適用例A〜Cにおいて、良好な漂白効果が得られ
る。
る。
適用例D 故紙の漂白およびインキ抜き 135.00gの新聞紙および雑誌からの故紙、0.5
4gの例2に従うポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナト
リウムの5%溶液、 2.16gの水酸化ナトリウム、 1.35gの牛脂脂肪酸のナトリウム塩、および 残量の水、 を含む6kgのペーパーパルプをパルパー中で20分間
処理し、その間に温度が60〜65゜に上昇し、この温
度で20分間放置する。次いで、混合物を合計容量15
に稀釈し、さらに20分間放置する。パルプを8〜9
のpHで15分間浮遊させておき、塩酸の添加によりp
H5に酸性化し、次いで抄紙機に流し込む。シートをプ
レスし、90〜100゜で20分間乾燥する。得られた
紙シートは良好な白度を示す。
4gの例2に従うポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナト
リウムの5%溶液、 2.16gの水酸化ナトリウム、 1.35gの牛脂脂肪酸のナトリウム塩、および 残量の水、 を含む6kgのペーパーパルプをパルパー中で20分間
処理し、その間に温度が60〜65゜に上昇し、この温
度で20分間放置する。次いで、混合物を合計容量15
に稀釈し、さらに20分間放置する。パルプを8〜9
のpHで15分間浮遊させておき、塩酸の添加によりp
H5に酸性化し、次いで抄紙機に流し込む。シートをプ
レスし、90〜100゜で20分間乾燥する。得られた
紙シートは良好な白度を示す。
上記の操作において、水酸化ナトリウムおよびポリ−α
−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムを30g/のポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムの5%溶液およ
び120g/の水酸化ナトリウムを含むストック溶液
で形でペーパーパルプに添加する。
−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムを30g/のポリ
−α−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムの5%溶液およ
び120g/の水酸化ナトリウムを含むストック溶液
で形でペーパーパルプに添加する。
適用例E 機械的ペーパーパルプの漂白 40.00gのマツ材からの乾燥未漂白熱機械的ペーパ
ーパルプ、 0.02gの例2のポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナ
トリウム、 1.20gの30%水酸化ナトリウム溶液、 1.20gの35%過酸化水素、および 残量の水、 を含み、10.2gのpHを有するパルプ800gを、
60度で連続的に2時間半撹拌する。室温に冷却後、パ
ルプを塩酸の添加により4.5のpHに調整する。次
に、このパルプからシートを形成し、プレスし、90〜
100゜で2時間乾燥する。得られた紙シートは良好な
白度を示す。
ーパルプ、 0.02gの例2のポリ−α−ヒドロキシアクリル酸ナ
トリウム、 1.20gの30%水酸化ナトリウム溶液、 1.20gの35%過酸化水素、および 残量の水、 を含み、10.2gのpHを有するパルプ800gを、
60度で連続的に2時間半撹拌する。室温に冷却後、パ
ルプを塩酸の添加により4.5のpHに調整する。次
に、このパルプからシートを形成し、プレスし、90〜
100゜で2時間乾燥する。得られた紙シートは良好な
白度を示す。
上記の操作において、水酸化ナトリウムおよびポリ−α
−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムを90g/の水酸
化ナトリウムおよび2g/のポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸ナトリウムを含むストック溶液の形でペーパー
パルプに添加する。
−ヒドロキシアクリル酸ナトリウムを90g/の水酸
化ナトリウムおよび2g/のポリ−α−ヒドロキシア
クリル酸ナトリウムを含むストック溶液の形でペーパー
パルプに添加する。
適用例F 2g/のヘキサナトリウムジエチレン−トリアミンペ
ンタメチレン燐酸塩をストック溶液に添加する以外は、
例Eの操作を繰り返す。得られたパルプは0.02gの
ヘキサナトリウム塩を含む。得られた紙シート良好な白
度を有する。
ンタメチレン燐酸塩をストック溶液に添加する以外は、
例Eの操作を繰り返す。得られたパルプは0.02gの
ヘキサナトリウム塩を含む。得られた紙シート良好な白
度を有する。
適用例A〜Fにおいて、ポリ−α−ヒドロキシアクリレ
ートを例1〜9で得られた他のポリ−α−ヒドロキシア
クリレートの1つで置き換えることによって、アルカリ
性過酸化漂白に用いた時に良好な漂白作用を示す、安定
なストック溶液を得ることができる。
ートを例1〜9で得られた他のポリ−α−ヒドロキシア
クリレートの1つで置き換えることによって、アルカリ
性過酸化漂白に用いた時に良好な漂白作用を示す、安定
なストック溶液を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】α−クロロアクリル酸を、水性酸性媒体中
で、α−クロロアクリル酸1モル当たり3.5〜11g
の過酸化水素またはそれと等量のより大きい分子量のパ
ーオキシ化合物を重合触媒として用いて重合することを
含む、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸のポリラクトン
の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3622344 | 1986-07-03 | ||
DE3622344.1 | 1986-07-03 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314906A Division JPH0730359B2 (ja) | 1986-07-03 | 1991-11-28 | ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸の水溶性塩を含むストック溶液およびセルロース繊維材料の漂白方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321973A JPS6321973A (ja) | 1988-01-29 |
JPH0660215B2 true JPH0660215B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=6304309
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62164115A Expired - Fee Related JPH0660215B2 (ja) | 1986-07-03 | 1987-07-02 | ポリ―α―ヒドロキシアクリル酸のポリラクトンおよびその製造方法 |
JP3314906A Expired - Fee Related JPH0730359B2 (ja) | 1986-07-03 | 1991-11-28 | ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸の水溶性塩を含むストック溶液およびセルロース繊維材料の漂白方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314906A Expired - Fee Related JPH0730359B2 (ja) | 1986-07-03 | 1991-11-28 | ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸の水溶性塩を含むストック溶液およびセルロース繊維材料の漂白方法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4916178A (ja) |
JP (2) | JPH0660215B2 (ja) |
KR (1) | KR950007984B1 (ja) |
AT (1) | AT407998B (ja) |
BE (1) | BE1002261A5 (ja) |
CA (1) | CA1332670C (ja) |
CH (1) | CH678999B5 (ja) |
DE (1) | DE3720806C2 (ja) |
ES (1) | ES2007068A6 (ja) |
FR (1) | FR2601025B1 (ja) |
GB (2) | GB2192202B (ja) |
HK (2) | HK134293A (ja) |
IT (1) | IT1224221B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003095622A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Nicca Chemical Co Ltd | 過酸化水素安定化剤 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2219800B (en) * | 1984-10-18 | 1991-10-09 | Sandoz Ltd | Process for the production of polylactones of poly[-alpha-hydroxy-(acrylic and /or crotonic )acid] |
CH669952A5 (en) * | 1984-10-18 | 1989-04-28 | Sandoz Ag | Alpha chloro-acrylic or crotonic acid prodn. - by treating 2,3-di:chloropropionic or butyric acid with aq. base, de-hydro-chlorinating prod. and acidifying |
US5241026A (en) * | 1986-07-03 | 1993-08-31 | Sandoz Ltd. | Polylactones of poly-α-hydroxyacrylic acid |
JPH07122077B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1995-12-25 | 日本パ−オキサイド株式会社 | 過酸化水素漂白安定剤 |
GB8928320D0 (en) * | 1989-12-14 | 1990-02-21 | Unilever Plc | Polymers and detergent compositions containing them |
US5508027A (en) * | 1991-01-28 | 1996-04-16 | Witbeck; Mickey | Process and composition for strengthening nails |
US5362362A (en) * | 1992-06-29 | 1994-11-08 | Newspaper Association Of America | Methods of deinking cellulosic materials |
DE4344029A1 (de) * | 1993-12-23 | 1995-06-29 | Grillo Werke Ag | Copolymerisate ungesättigter Carbonsäuren, Verfahren zur Herstellung und ihre Verwendung |
DE4416208A1 (de) * | 1994-05-07 | 1995-11-09 | Henkel Kgaa | Verwendung von phosphorfreien, wasserlöslichen Polymeren und Polyhydroxymono- oder dicarboxylaten zur Stabilisierung von Erdalkalisilikaten bei der Textilbleiche |
DE19521695A1 (de) * | 1995-06-14 | 1996-12-19 | Sandoz Ag | Polymerisate, deren Herstellung und Verwendung |
DE19528843A1 (de) * | 1995-08-04 | 1997-02-06 | Cht R Beitlich Gmbh | Verfahren zur Stabilisierung von alkalischen peroxidenthaltenden Bleichflotten für die Bleiche von Zellstoffen und anderen Faserstoffen |
FR2747407B1 (fr) | 1996-04-12 | 1998-05-07 | Atochem Elf Sa | Procede de delignification et de blanchiment de pates a papier chimiques |
US6369023B1 (en) | 1999-01-05 | 2002-04-09 | National Starch And Chemical Investment Holding Corporation | Use of polyether hydroxycarboxylate copolymers in textile manufacturing and treating processes |
US6180589B1 (en) | 1999-01-05 | 2001-01-30 | National Starch And Chemical Investment Holding Corporation | Polyether hydroxycarboxylate copolymers |
FI117393B (fi) * | 2003-01-10 | 2006-09-29 | Kemira Oyj | Menetelmä selluloosakuitumateriaalin valkaisemiseksi |
JP5377536B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2013-12-25 | ローム アンド ハース カンパニー | 自動食器洗いシステムのためのスケール低減添加剤 |
US20210206635A1 (en) * | 2018-08-02 | 2021-07-08 | Evonik Corporation | Stabilized hydrogen peroxide-chlorate mixtures |
KR102288141B1 (ko) * | 2020-11-18 | 2021-08-10 | 주식회사 면누리 | 알파화 곡물 분말을 활용한 면의 제조 방법 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3692754A (en) * | 1969-04-05 | 1972-09-19 | Masaaki Hirooka | Highly lactonized copolymers and alternating copolymers using unsaturated ethers |
LU62270A1 (ja) * | 1970-12-17 | 1972-08-23 | ||
US3766078A (en) * | 1971-06-03 | 1973-10-16 | Monsanto Co | Processes for stabilizing peroxy solutions |
DE2136672B2 (de) * | 1971-07-22 | 1979-10-18 | Henkel Kgaa, 4000 Duesseldorf | Wasch- und Reinigungsmittel |
DE2336108A1 (de) * | 1972-07-21 | 1974-01-31 | Interox | Oxydationsmittel mit komplexierenden eigenschaften und diese verbindungen enthaltende waschmittelzusammensetzungen |
US4107411A (en) * | 1973-07-18 | 1978-08-15 | Solvay & Cie. | Method of preparing salts of poly-alpha-hydroxyacrylic acid |
LU68037A1 (ja) * | 1973-07-18 | 1975-04-11 | ||
LU68060A1 (ja) * | 1973-07-20 | 1975-04-11 | ||
LU69969A1 (ja) * | 1974-04-30 | 1976-03-17 | ||
LU70411A1 (ja) * | 1974-06-25 | 1976-04-13 | ||
DE2501529A1 (de) * | 1975-01-16 | 1976-07-22 | Hoechst Ag | Pulverfoermiges reinigungsmittel |
LU71985A1 (ja) * | 1975-03-06 | 1977-01-28 | ||
BE850066A (fr) * | 1976-01-16 | 1977-07-04 | Solvay | Procede pour la regeneration des vieux papiers |
LU74434A1 (ja) * | 1976-02-25 | 1977-09-12 | ||
LU76021A1 (ja) * | 1976-10-15 | 1978-05-16 | ||
FR2376875A1 (fr) * | 1977-01-10 | 1978-08-04 | Solvay | Procede pour la depolymerisation de polymeres hydroxycarboxyles et polymeres obtenus |
LU77196A1 (ja) * | 1977-04-25 | 1979-01-18 | ||
LU77195A1 (ja) * | 1977-04-25 | 1979-01-18 | ||
JPS5576161A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-09 | Nippon Peroxide Co Ltd | Stabilizer in hydrogen peroxide bleaching |
FR2457338A1 (fr) * | 1979-05-25 | 1980-12-19 | Interox | Procede pour la protection des matieres cellulosiques au cours de leurs traitements par des solutions alcalines |
JPS57195714A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Daicel Chem Ind Ltd | Production of copolymer for paint |
US4379914A (en) * | 1981-12-21 | 1983-04-12 | Exxon Research And Engineering Co. | Polycaprolactone polymers |
JPS5921648A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-03 | Sagami Chem Res Center | 含フツ素メタクリル酸エステル |
US4455249A (en) * | 1982-10-21 | 1984-06-19 | Colgate-Palmolive Company | Stabilized bleach and laundering composition |
FR2537980B1 (fr) * | 1982-12-17 | 1986-12-19 | Sandoz Sa | Derives d'acides hydroxycarboxyliques oligomeres, leur preparation et leur utilisation |
EP0124913B1 (en) * | 1983-04-08 | 1986-06-18 | THE PROCTER & GAMBLE COMPANY | Granular detergent compositions containing mixed polymer additive system |
DE3423452A1 (de) * | 1984-06-26 | 1986-01-02 | Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach | Stabilisierende mischung zur peroxidbleiche zellulosehaltiger materialien |
CA1256638A (en) * | 1984-07-06 | 1989-06-27 | Motoaki Tanaka | Polymer and its production |
DE3442176A1 (de) * | 1984-11-17 | 1986-05-28 | Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf | Polyester als gleitmittel |
-
1987
- 1987-06-24 DE DE3720806A patent/DE3720806C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-29 GB GB8715214A patent/GB2192202B/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-29 CH CH2445/87A patent/CH678999B5/de not_active IP Right Cessation
- 1987-06-29 FR FR878709189A patent/FR2601025B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-29 BE BE8700730A patent/BE1002261A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1987-07-02 JP JP62164115A patent/JPH0660215B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1987-07-02 KR KR1019870007116A patent/KR950007984B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-07-02 IT IT48128/87A patent/IT1224221B/it active
- 1987-07-02 AT AT0166687A patent/AT407998B/de not_active IP Right Cessation
- 1987-07-02 CA CA000541164A patent/CA1332670C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-03 ES ES8701952A patent/ES2007068A6/es not_active Expired
-
1988
- 1988-10-27 US US07/263,666 patent/US4916178A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-04-03 GB GB9007514A patent/GB2231053B/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314906A patent/JPH0730359B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-12-09 HK HK1342/93A patent/HK134293A/xx not_active IP Right Cessation
- 1993-12-09 HK HK1343/93A patent/HK134393A/xx unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003095622A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Nicca Chemical Co Ltd | 過酸化水素安定化剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3720806A1 (de) | 1988-02-11 |
GB2192202B (en) | 1991-02-13 |
HK134393A (en) | 1993-12-17 |
US4916178A (en) | 1990-04-10 |
GB2192202A (en) | 1988-01-06 |
GB2231053A (en) | 1990-11-07 |
BE1002261A5 (fr) | 1990-11-13 |
GB2231053B (en) | 1991-02-20 |
ES2007068A6 (es) | 1989-06-01 |
DE3720806C2 (de) | 1997-08-21 |
ATA166687A (de) | 2000-12-15 |
GB9007514D0 (en) | 1990-05-30 |
JPH0730359B2 (ja) | 1995-04-05 |
JPS6321973A (ja) | 1988-01-29 |
HK134293A (en) | 1993-12-17 |
CH678999GA3 (ja) | 1991-12-13 |
FR2601025A1 (fr) | 1988-01-08 |
IT1224221B (it) | 1990-09-26 |
IT8748128A0 (it) | 1987-07-02 |
GB8715214D0 (en) | 1987-08-05 |
CH678999B5 (ja) | 1992-06-15 |
JPH05171193A (ja) | 1993-07-09 |
KR950007984B1 (ko) | 1995-07-24 |
CA1332670C (en) | 1994-10-25 |
KR880001876A (ko) | 1988-04-27 |
FR2601025B1 (fr) | 1993-06-18 |
AT407998B (de) | 2001-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0660215B2 (ja) | ポリ―α―ヒドロキシアクリル酸のポリラクトンおよびその製造方法 | |
AU698293B2 (en) | Graft copolymers of unsaturated monomers and polyhydroxy compounds, a process for their production and their use | |
AU2008211802B2 (en) | New composition and process for the treatment of fibre material | |
OA10714A (en) | Biodegradable copolymers method of producing them and their use | |
MXPA97008558A (en) | Soluble copolymers in water, a process for your production and your | |
US4526582A (en) | Method for bleaching cellulose fibers with N-(hydroxy methyl)-1-amino alkane-1,1-diphosphonic acid stabilized peroxide-containing bleaching baths | |
US5760150A (en) | Copolymerizates of unsaturated carboxylic acids, process for the preparation thereof and use thereof | |
JPS6268900A (ja) | 水性、アルカリ性ケイ酸塩含有組成物 | |
EP1101857A2 (en) | Textile manufacturing and treating processes using a hydrophobically modified polymer | |
US4496472A (en) | Process for bleaching cellulosic fibre materials using oligomers of phosphonic acid esters as stabilizers in alkaline, peroxide-containing bleaching liquors | |
US5241026A (en) | Polylactones of poly-α-hydroxyacrylic acid | |
JPS59145237A (ja) | ポリマレイン酸,界面活性剤および錯形成剤の水性組成物,ならびにその製造方法およびセルロ−ス含有繊維材料の前処理の際の助剤としてのその使用 | |
BRPI0507853B1 (pt) | Processo para o tratamento de material de fibra e nova composição | |
CA1219594A (en) | Magnesium complexes of oligomeric phosphonic acid esters, a process for their preparation and their use as stabilisers in alkaline, peroxide-containing bleach liquors | |
CN109053527A (zh) | 一种高分子阳离子型漂白活化剂的合成方法及应用 | |
US5704947A (en) | Use of water-soluble polymers and polyhydroxymono- or dicarboxylates in the bleaching of textiles | |
FR2628745A1 (fr) | Procede de preparation d'une polylactone | |
JPS6366940B2 (ja) | ||
JPS61245366A (ja) | セルロ−ス系繊維の精練性向上剤 | |
JPS60146074A (ja) | 精練性向上剤 | |
JPS61289187A (ja) | 漂白性向上剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |