JPH0658812U - 芳香発生器 - Google Patents

芳香発生器

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Publication number
JPH0658812U
JPH0658812U JP253093U JP253093U JPH0658812U JP H0658812 U JPH0658812 U JP H0658812U JP 253093 U JP253093 U JP 253093U JP 253093 U JP253093 U JP 253093U JP H0658812 U JPH0658812 U JP H0658812U
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JP
Japan
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perfume
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wall
projection
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Pending
Application number
JP253093U
Other languages
English (en)
Inventor
統夫 田中
Original Assignee
アロマジックケミカル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液状香料をこぼれたりすることなく、高い芳
香発散能を保って保持、発散させる。 【構成】 芳香発生器10における、有底容器12の底
壁18上面に底面突起20、周壁22の内周面に周壁突
起24を設け、その内側に液状香料を含浸させた香料保
持部材14を収納し、該香料保持部材14の底面と底壁
18の間及び外周面と周壁22の間に空隙を形成すると
共に、中心に貫通孔16を形成して、空気との接触面積
を増大させ、高い芳香発散能を得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、容器内の液状香料から芳香を発生させるための芳香発生器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の芳香発生器は、液状香料をそのまま容器内に収容し、容器上端の狭い開 口から少しずつ芳香を発生させるもの、容器内の発泡体あるいは繊維状物質に液 状香料を含浸させて、容器上端開口から芳香を発生させるもの、液状香料を立体 的なゲル状に加工して、空気との接触面積を増大させたもの、等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記液状香料を瓶等の容器に入れた場合、こぼれ易いので、小さな開口から芳 香を発散させざるを得ず、芳香発散能が低いという問題点がある。
【0004】 又、上端を開口した容器内の発泡体等に液状香料を含浸させたものは、空気と の接触面積が十分でないので、やはり芳香発散能が低いという問題点がある。
【0005】 上記に対して、立体的なゲル状の香料は、空気との接触面積が大きく十分な香 料発散能を得ることができるが、ゲル状加工時に加熱が必要であるので、芳香成 分の一部が飛んでしまうという問題点がある。
【0006】 この考案は、上記従来の問題点に鑑みて成されたものであって、ゲル状に加工 したりすることなく、且つ液状香料がこぼれたりすることなく、十分な香料発散 能を得ることができるようにした、芳香発生器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、液状香料を含浸、且つ、発散可能とされた香料保持部材と、この 香料保持部材を収容する、一端が開口された有底容器と、を有してなり、前記香 料保持部材は中心に、前記有底容器の底壁から前記開口方向に貫通する貫通孔を 備え、前記有底容器は、その底壁に前記香料保持部材を底面から僅かに離間して 支持する底面突起と、周壁内周面に、前記香料保持部材を、該周壁内周面から僅 かに離間して支持する周壁突起と、を備え、前記香料保持部材の底面と有底容器 の底面との間の底部空隙は、前記貫通孔及び香料保持部材の外周面と有底容器の 周壁内周面との間の周方向空隙とを介して、前記開口に連通されたことを特徴と する芳香発生器により、上記目的を達成するものである。
【0008】 又、請求項2のように、前記底面突起は、前記貫通孔の外周近傍から放射方向 に形成され、前記周壁突起は、前記貫通孔と平行に形成されるようにしてもよい 。
【0009】
【作用及び効果】
請求項1の考案によれば、液状香料を含浸させた香料保持部材は、容器の底壁 と周壁との間に空隙があって、ここに空気流通路が形成され、且つ香料保持部材 自体もその中心に貫通孔を備えているので、該香料保持部材は多くの接触面積を もって空気と接触し、十分な香料発散能を得ることができる。又、液状香料であ っても香料保持部材に含浸されているので、容器が傾いてもこぼれたりすること がない。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 図1に示されるように、本考案の実施例に係る芳香発生器10は、円筒状の有 底容器12内に液状香料を含浸、且つ発散可能とされた積層フェルトからなる香 料保持部材14を収納したものである。
【0012】 前記香料保持部材14は、有底容器12の内側形状と略等しい短い円柱状に形 成され、その中心に、軸方向に貫通する貫通孔16を備えている。
【0013】 前記有底容器12は、下端から少し高い位置に形成された底壁18を備えると 共に、この円形状の底壁18の中心から円周方向等角度間隔に、且つ放射方向に 延在する4本の底面突起20を備えている。
【0014】 又、前記有底容器12の周壁22の内周面には、45°の等角度間隔で、上下 方向に延在する周壁突起24が形成されている。前記底面突起20及び周辺突起 24は、いずれも1〜2mm程度の高さで突出されている。
【0015】 又、底壁18における、前記香料保持部材14の貫通孔16下側に相当する部 分と、前記周壁突起24の内周面と隣接する部分は2乃至5mmの範囲は、底面突 起20が形成されていない。
【0016】 又、前記円周方向に90°の等角度間隔で形成された4本の底面突起20の外 周端は、前記8本の周壁突起24のうちの4本に対して円周方向に一致する性位 置とされている。
【0017】 前記周壁突起24の下端は底壁18にまで到達しているが、上端は、有底容器 12の上端開口26から数mm下がった位置にまで延在され、且つ傾斜面24Aが 形成されている。図の符号28は、芳香発生器10を着脱自在に取り付ける相手 方部材との係合突起を示す。
【0018】 前記芳香発生器10は、有底容器12内に液状香料を含浸させた香料保持部材 14を収納した状態で、その上端開口26を、アルミシール膜30で封止して製 品とする。
【0019】 ここで、前記香料保持部材14の外径は、有底容器12における周壁突起24 内周端における内径よりも僅かに大きくされている。従って、有底容器12内に 香料保持部材14を装填するときは、該香料保持部材14は、前記傾斜面24A に沿って周壁突起24内側に案内され、その底面が底面突起20の上端に到達す るまで押し込まれ、その際に、周壁突起24に該当する部分は圧縮変形されるこ とになる。これによって、香料保持部材14は有底容器12内に安定して保持さ れることになる。
【0020】 アルミシール膜30を有底容器12から剥して上端開口26を空気中に暴露す ると、香料保持部材14に含浸された液状香料が発散される。
【0021】 このとき、香料保持部材14の外周は、周壁突起24によって周壁22の内周 面から離間した状態で保持され、更に、香料保持部材14の底面も、底面突起2 0によって底壁18から離間した状態で保持され、更に該香料保持部材14のそ の中心に貫通孔16を備えているので、香料保持部材14はその全外周及び内周 面が香料発散面となり、大きな香料発散能を得ることができる。
【0022】 ここで、底壁18における、底面突起20の中心側位置と、底面突起20の外 周側位置に、突起が形成されていないので、各底面突起20間の空隙20Aと貫 通孔16及び空隙20Aと周壁22内周面と香料保持部材14の外周面との間の 空隙24Bが連通され、更に空隙20A相互の底壁18に沿って連通されるので 、上記貫通孔16、空隙20A、24Bの間に空気が流通し易く、芳香発散能が 更に増大される。
【0023】 なお、上記実施例における底面突起20及び周壁突起24は、それぞれ直線状 とされているが、本考案はこれに限定されるものでなく、製造が容易であれば、 点状突起、間欠的な線状突起等であってもよい。
【0024】 要すれば、液状香料を含浸させた香料保持部材14を、有底容器12の底壁1 8及び周壁22から空隙をもって保持できるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る芳香発生器の実施例を示す分解斜
視図
【図2】同実施例を示す平面図
【図3】同実施例を示す図2のIII −III 線に沿う断面
【図4】図3のIV−IV線視図
【符号の説明】
10…芳香発生器 12…有底容器 14…香料保持部材 16…貫通孔 18…底壁 20…底面突起 20A…空隙 22…周壁 24…周壁突起 24B…空隙 26…上端開口 30…アルミシール膜

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状香料を含浸、且つ、発散可能とされた
    香料保持部材と、この香料保持部材を収容する、一端が
    開口された有底容器と、を有してなり、前記香料保持部
    材は中心に、前記有底容器の底壁から前記開口方向に貫
    通する貫通孔を備え、前記有底容器は、その底壁に前記
    香料保持部材を底面から僅かに離間して支持する底面突
    起と、周壁内周面に、前記香料保持部材を、該周壁内周
    面から僅かに離間して支持する周壁突起と、を備え、前
    記香料保持部材の底面と有底容器の底面との間の底部空
    隙は、前記貫通孔及び香料保持部材の外周面と有底容器
    の周壁内周面との間の周方向空隙とを介して、前記開口
    に連通されたことを特徴とする芳香発生器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記底面突起は、前記
    貫通孔の外周近傍から放射方向に形成され、前記周壁突
    起は、前記貫通孔と平行に形成されたことを特徴とする
    芳香発生器。
JP253093U 1993-02-04 1993-02-04 芳香発生器 Pending JPH0658812U (ja)

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JP253093U JPH0658812U (ja) 1993-02-04 1993-02-04 芳香発生器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177458A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Okamoto Sangyo Kk 芳香具
JP2011177459A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Okamoto Sangyo Kk 多孔質性芳香液担持体
KR20130057528A (ko) * 2011-11-24 2013-06-03 한라비스테온공조 주식회사 향발생 카트리지

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JP2011177458A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Okamoto Sangyo Kk 芳香具
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