JPH065844Y2 - 自立ブロック成型用型枠装置 - Google Patents

自立ブロック成型用型枠装置

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JPH065844Y2
JPH065844Y2 JP5741487U JP5741487U JPH065844Y2 JP H065844 Y2 JPH065844 Y2 JP H065844Y2 JP 5741487 U JP5741487 U JP 5741487U JP 5741487 U JP5741487 U JP 5741487U JP H065844 Y2 JPH065844 Y2 JP H065844Y2
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JP
Japan
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block
opening
mold
self
mold body
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JP5741487U
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JPS63166401U (ja
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勝治 衣川
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勝治 衣川
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、控尻の幅が正面の形状よりはみ出すような
ブロックの成型及び脱型に適した自立ブロック成型用型
枠装置に関するものである。
〈従来の技術及びその問題点〉 自立ブロックBとは例えば第6図及び第7図に示すよう
に正面a及びこれに対向する比較的幅広な控尻bを有
し、その間に連結部cがくびれた形状をなしており、積
み重ねてゆく施工作業時においてブロック本体Bで自立
し、安定する機能を有しているものであり、近年盛んに
使用されてゆくものである。
ところでこのようなブロックBの図面からもわかるよう
に、控尻bの一部が正面aの幅よりもはみ出ている部分
αがあり、従来の成型機においても成型は可能であって
も、脱型することは単純には不可能である。すなわち脱
型時には通常正面a側から行うのであるが、この場合控
尻bのはみ出ている部分αがひっかかり、折角成型した
部分が破壊してしまうことになるのである。
〈問題点を解決するための手段〉 そこでこの考案にかかる自立ブロック成型用型枠装置は
前記の問題点を解決するために、上方に開口部を、側方
に湾曲面を有し、全体として180°反転するボックス
型の型枠本体において、相対向する二面の側板を固定型
部材、他の二面を可動型部材とするとともに、この型枠
本体を180度反転させて開口部を下方に向けたとき
に、この開口部の下方に出没するブロック押圧移動金具
を配設して、脱型時に可動型部材を回動させ、かつブロ
ック押圧移動金具の作用によってブロックを脱型する際
にわずかに移動させ、もってブロックの控尻を型枠本体
を通過するようにし、よって正面よりもはみ出ている控
尻を有するブロックを脱型させることができるようにし
たものである。
〈実施例〉 次にこの考案にかかる自立ブロック成型用型枠装置の一
実施例を図面にもとずいて述べると、1は上方に開口部
2を有し、全体として180度反転するように構成した
ボックス型の型枠本体であり、3は相対向する二面の側
板を内側に湾曲形成した可動型部材である。この可動型
部材3は、それぞれ基部を型枠本体1の正面合端成型部
近傍に板着4せしめ、また中間部にガイドピン5を配設
し、外枠6の内側に突設した突出板7に穿設したガイド
孔8に係合せしめてある。また9は他の相対向する二面
の側板によって構成される固定型部材であり、10は前
記型枠本体1を180度反転させて開口部2を下方に向
けたときに、この開口部2の下方に出没するように配設
したブロック押圧移動金具である。このブロック押圧移
動金具10は第3図に示すように成型機本体のフレーム
に配設したシリンダー11のピストン12の先端に配設
してあり、シリンダー11の作用によって開口部2の下
方に出たり、退避したりすることになる。尚、図中13
は型枠本体1の上下動用のガイド棒である。
〈作用〉 しかして第1図に示すように型枠本体1の開口部2を上
向きにしておいて、この開口部2から型枠本体1内にコ
ンクリートを投入する。そして加圧板(図示せず)によ
って一旦加圧した後、開口部2からコンクリート層の上
面にパレット(図示せず)を被せ、さらに加圧した後、
パレットを被せた状態で型枠本体1を180度反転させ
る。すなわち開口部2が下を向くようにするのである。
以上の作用は、従来から存在する一般的な成型機と同様
である。このように180度反転させると、型枠本体1
はそれ自体の自重とブロックの重量が加わり、ガイド棒
13に沿って下方に移動する。この場合、可動型部材3
はこのガイドピン6が突出板7のガイド孔8を移動しつ
つ枢着部4によって外方に開かれることになり、型枠本
体1内のブロックはそのまま下方に移動して脱型される
ことになるが、ブロックが直線的に下降すると、ブロッ
ク控尻が型枠本体1の正面合端成型部分に当ることにな
るので、ブロックが完全に型枠本体1から出る前に、す
なわちブロックの控尻が型枠本体1の正面合端成型部分
を通過する前に、シリンダー11を作動させ、ブロック
押圧移動金具10によってブロックをわずかに移動させ
るのである。すなわちブロックの控尻は、その一部分が
ブロックの正面よりもはみ出しているとは言え、型枠本
体1の正面合端成型部分の広い部分を通過することは可
能であるから、ブロックの控尻がこの型枠本体1の正面
合端成型部分を通過することができる位置迄で移動させ
るのである。
以上のように脱型した後には、再び型枠本体1を180
度反転させ、開口部2を上向きにするのであるが、この
場合反転させることによって型枠本体1の自重によって
この型枠本体1は下降して、可動型部材3は枢着部4を
中心に回動し、かつガイドピン5が突出板7のガイド孔
8を移動しながら、この可動型部材3が固定型部材9に
密着することになるのであり、これによって型枠のセッ
トがなされ、次回の成型に備える状態となるのである。
〈考案の効果〉 前記のようにこの考案にかかる自立ブロック成型用型枠
装置によれば、上方に開口部を、側方に湾曲面を有し、
全体として180°反転するボックス型の型枠本体にお
いて、相対向する二面の側板を固定型部材、他の二面を
可動型部材とするとともに、この型枠本体を180度反
転させて開口部を下方に向けたときに、この開口部の下
方に出没するブロック押圧移動金具を配設してあるか
ら、第6図に示すような控尻が正面から一部飛出してい
るようなブロックの成型及び脱型を行うことができるこ
とになり、その効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案にかかる自立ブロック成型用型枠装置の
一実施例を示すものであり、第1図は縦断面図、第2図
は第1図のA−A線断面図、第3図はブロック押圧移動
金具の正面図、第4図は型枠本体を反転させて開口部を
下向きにし、脱型の姿勢を示す縦断面図、第5図はブロ
ック押圧移動金具の作動状態を示す線断面図、第6は自
立ブロックの斜視図、第7図(イ)は第6図に示す自立ブ
ロックの正面図、第7図(ロ)は同(イ)の側面図である。 1……型枠本体 2……開口部 3……可動型部材 4……枢着部 5……ガイドピン 6……外枠 7……突出板 8……ガイド孔 9……固定型部材 10……ブロック押圧移動金具 11……シリンダー 12……ピストン 13……ガイド棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に開口部を、側方に湾曲面を有し、全
    体として180°反転するボックス型の型枠本体におい
    て、相対向する二面の側板を固定型部材、他の二面を可
    動型部材とするとともに、この型枠本体を180度反転
    させて開口部を下方に向けたときに、この開口部の下方
    に出没するブロック押圧移動金具を配設したことを特徴
    とする自立ブロック成型用型枠装置。
JP5741487U 1987-04-17 1987-04-17 自立ブロック成型用型枠装置 Expired - Lifetime JPH065844Y2 (ja)

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JP5741487U JPH065844Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 自立ブロック成型用型枠装置

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JP5741487U JPH065844Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 自立ブロック成型用型枠装置

Publications (2)

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JPS63166401U JPS63166401U (ja) 1988-10-28
JPH065844Y2 true JPH065844Y2 (ja) 1994-02-16

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ID=30887093

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JP5741487U Expired - Lifetime JPH065844Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 自立ブロック成型用型枠装置

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JP6931232B2 (ja) * 2018-05-15 2021-09-01 株式会社フォーテック コンクリート製品成型用の型枠装置、及びコンクリート製品の製造方法

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Publication number Publication date
JPS63166401U (ja) 1988-10-28

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