JPH023848Y2 - - Google Patents

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JPH023848Y2
JPH023848Y2 JP13528185U JP13528185U JPH023848Y2 JP H023848 Y2 JPH023848 Y2 JP H023848Y2 JP 13528185 U JP13528185 U JP 13528185U JP 13528185 U JP13528185 U JP 13528185U JP H023848 Y2 JPH023848 Y2 JP H023848Y2
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JP
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frame
movable frame
concrete
sliding surface
formwork
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JP13528185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、暗渠用ブロツク、側溝ブロツク等の
コンクリート製品を製造するための型枠の内枠構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来、このようなコンクリート製品を製造する
ためには、第8図に示すような型枠装置、あるい
は第9図に示すような型枠装置が用いられてい
た。前者の装置は、外枠を構成する台枠31、側
枠32,33、端部枠34と、内枠を構成する下
枠35、上枠36とよりなり、コンクリート離型
時に上枠36下部両側を同上枠36に取り付けた
ボールネジ機構37で中心に引き寄せる構造であ
るが、コンクリート面と枠との隙間が小さいので
離型が余りうまくいかないという問題があつた。
また、製品の内側中間部において、下枠35と上
枠36との分離面に相当するコンクリート製品の
部分に筋が表れ、また漏水による砂目などができ
る。またコンクリート打設時のボリユームで型枠
が内側に歪んで長持ちしないという問題があつ
た。
更に、第9図に示す型枠では、外枠は台枠4
1,側枠42、端部枠43とよりなり、内枠は合
わせ面がテーパである下枠44と上枠45とより
形成されていた。この場合、内枠の一方を、脱型
時、叩き出すか、又は押し出すのであるが、型
枠、コンクリート製品に相当無理をするため、作
業性が悪く、長持ちせず、また製品に筋が表れた
り、漏水も万全に防止できないという問題があつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、2分割の内枠を用いるが、合
わせ面の筋が製品に出ないようにし、また漏水を
防ぐことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内部に通水路を有する側溝ブロツク
等のコンクリート製品の型枠において、前記通水
路内壁面を形成する内枠を、両側部上面内側に内
側に向かつて下降するテーパ状の滑り面を有する
舟型の固定枠と、下方が開口した断面馬諦形の可
動枠とより構成し、コンクリート注入時に同可動
枠の開口端外側が前記固定枠の前記滑り面に重な
る状態に構成するとともに同滑り面に接する可動
枠の所要部に同可動枠の長手方向に沿つてパツキ
ン材を取り付け、かつ脱型時に前記可動枠の両開
口端の間隔を縮小するためのクランクレバー装置
を設けたことを特徴とするコンクリート型枠の内
枠構造である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第1図は本考案に係る型枠の一部切欠正
面図、第2図は要部平面図、第3図は一部切欠側
面図、第4図は分解斜視図、第5図は第1図の型
枠によつて製造されるコンクリート側溝ブロツク
の一例の斜視図である。
図において、1は台枠、2は同台枠1の上面に
固定され、側溝ブロツクの上部開口を形成するた
めの開口部型枠、3,4は側枠、5,6は鏡板
で、これらにより外枠が形成される。
内枠は、舟形の固定枠7と、断面馬蹄形の可動
枠8とより構成される。可動枠8は外周面を可撓
性の鋼板により形成され、内部には補強材が組ま
れている。
また、可動枠8の開口端に固定されたアングル
材11,12にはコンクリート脱型時に可動枠の
両壁を引き寄せるための引寄金具が取り付けられ
る。
即ち、特に第6図に詳細に示すように、アング
ル材11,12に軸受金具13を所定間隔で固着
し、一方のアングル材11の方にはT形のクラン
ク棒14の基端部を回動自在に取り付ける。他方
のアングル材12の方には同じく軸受金具18を
所定間隔で固着し、これに支軸15を挿通する。
この支軸15は分割されており、分割部は偏心軸
16で連結され、この偏心軸16に前記クランク
棒14の先端のパイプ部14aが遊嵌されてい
る。支軸15の先端には、レバー17が連結され
ている。
従つて、レバー17を回動することにより、て
こ作用で偏心軸16が回動し、その偏心量に相当
する距離だけ前記アングル材11,12が第1図
及び第7図に示すストツパー9,10の位置まで
引き寄せられる。このとき、可動枠8とコンクリ
ート製品の内壁との間にギヤツプが生じて容易に
離型することができる。
第7図は舟形固定枠7と可動枠8との接合部を
拡大して示すものであり、固定枠7の端部内側上
方の滑り面7aに接触する可動枠8側の摺動面に
は、コンクリート注入、養生時に水漏れを生じな
いようにゴムパツキン19が設けられている。コ
ンクリート注入時には、可動枠8のアングル1
1,12間がいつぱいに開いた状態を保持するた
め、第4図に示すように鏡板5,6に設けた開口
に可動枠8の端部を挿入して固定する。
固定枠7と可動枠8との境目の部分Aは、コン
クリート製品の稜線の部分に当たるため、従来の
ように2つの分割型枠で見られるような壁面上の
筋は現れない。
また、滑り面7aはテーパ状であるため、脱型
時に前記のようにハンドル17を回動してアング
ル材11,12間を引き寄せた場合に、可動枠8
は自重で滑り面7aの下限位置即ちストツパー
9,10に突き当たるまで下がるため、コンクリ
ート製品の両側は勿論、上部との間に隙間が充分
でき、離型を容易に行うことができる。
離型時には、固定枠7と可動枠8を分離して可
動枠8を引き出した後、固定枠7を引き出すこと
により内枠を取り外し、その後に鏡板5,6、側
枠3,4を取り外せば、コンクリート製品は天地
が逆になつた状態で脱型されることになる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、クランクレバ
ー装置の操作によりワンタツチで脱型でき、作業
性が良好となり、また可動枠の上部および側部に
コンクリート製品との間に充分な隙間ができるた
め、脱型が容易にできるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部切欠正面図、第
2図は要部平面図、第3図は一部切欠側面図、第
4図は分解斜視図、第5図は本考案の型枠によつ
て成形される側溝ブロツクの例を示す斜視図、第
6図はクランクレバー装置の部分の斜視図、第7
図は固定枠と可動枠の滑り面付近の拡大断面図、
第8図及び第9図はそれぞれ従来の型枠構造の例
を示す分解斜視図である。 1:台枠、2:開口部型枠、3,4:側枠、
5,6:鏡板、7:固定枠、7a:滑り面、8:
可動枠、9,10:ストツパー、11,12:ア
ングル材、13:軸受金具、14:クランク棒、
15:支軸、16:偏心軸、17:レバー、1
8:軸受金具、19:ゴムパツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に通水路を有する側溝ブロツク等のコンク
    リート製品の型枠において、前記通水路内壁面を
    形成する内枠を、両側部上面内側に内側に向かつ
    て下降するテーパ状の滑り面を有する舟形の固定
    枠と、下方が開口した断面馬蹄形の可動枠とより
    構成し、コンクリート注入時に同可動枠の開口端
    外側が前記固定枠の前記滑り面に重なる状態に構
    成するとともに同滑り面に接する可動枠の所要部
    に同可動枠の長手方向に沿つてパツキン材を取り
    付け、かつ脱型時に前記可動枠の両開口端の間隔
    を縮小するためのクランクレバー装置を設けたこ
    とを特徴とするコンクリート型枠の内枠構造。
JP13528185U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH023848Y2 (ja)

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JP13528185U JPH023848Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP13528185U JPH023848Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JPS6243706U JPS6243706U (ja) 1987-03-16
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JPH0620702B2 (ja) * 1988-05-12 1994-03-23 本田技研工業株式会社 パレット姿勢変換装置
JP2505591Y2 (ja) * 1990-04-17 1996-07-31 三菱重工業株式会社 工作機械の自動パレット交換装置
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KR101993772B1 (ko) * 2018-08-13 2019-07-02 도청산업 주식회사 요철레일을 갖는 측구관거 선배수시스템 성형장치

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