JPH0143211Y2 - - Google Patents

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JPH0143211Y2
JPH0143211Y2 JP1985047398U JP4739885U JPH0143211Y2 JP H0143211 Y2 JPH0143211 Y2 JP H0143211Y2 JP 1985047398 U JP1985047398 U JP 1985047398U JP 4739885 U JP4739885 U JP 4739885U JP H0143211 Y2 JPH0143211 Y2 JP H0143211Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は新規な構成を有するコンクリート型枠を
提供しようとするものである。
[従来の技術] 従来、第9図に示す如きコンクリート製品15
を製造するコンクリート型枠は当該コンクリート
製品15をその開口部を下方に向けた状態で使用
するようになつており、脱型時には型枠を反転し
なければならない構造となつている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあつては、下記のよ
うな問題点を有していた。
しかし、これでは手間がかかるうえに脱型した
コンクリート製品を破損するなどの問題があつ
た。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下
記のようになるものである。
すなわち、本願のものは、底枠3上に起立せし
めた内枠4とこの内枠4に対して所定間隔をもつ
て外枠6を配設してなるコンクリート型枠におい
て、上記内枠4は平面で対角方向に2分割され、
かつ、これら一対の内枠4の合わせ目には当該合
わせ目に挟まつて内枠の角を形成するコーナー材
8を配設し、上記コーナー材8はエアーシリンダ
ー9で進退自在に構成され、さらに、当該コーナ
ー材8の当該内枠中心方向への後退に応じて内枠
が少しく内方へ移動するよう構成され、一対のコ
ーナー材8の上部及び下部に内枠作動板10が固
定され、かつ、この内枠作動板10は一対の内枠
4の内側の上下に固定した受台11で滑動自在に
保持され、そして、これら各々の受台11の上面
にはガイド12,13が内枠作動板10の位置に
対応させて受台11に固定され、内枠作動板10
とガイド12,13が相対する面は同じ角度の勾
配を有しているコンクリート型枠である。
[作動] 効果と共に説明する。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
イは本案のコンクリート型枠である。
1は基部フレームであり、その内側に格子状に
配置し、基部フレーム1に固定した内枠台2を設
ける。
内枠台2の上部に型の底面を形成する底枠3を
設け、内枠台2に固定する。
3Aはコンクリートの洩れを防ぐシールであ
る。
4は内枠であり、平面図で見て対角方向に2分
割した構造である。
内枠4は内枠台2の上の底枠3の内側に配置
し、内枠4の下端フランジ部をリテイナー5で水
平方向は滑動自在に内枠台2に対し拘束する。
6は外枠であり、平面図で見て対角方向に2分
割した構造であり、各々の側端部をボルトで締結
して一体となし、基部フレーム1上の底枠3の外
周に接して配置し、ボルトで基部フレーム1に固
定する。
7は内枠カバーであり、脱着自在に内枠4の上
面に配置する。
7Aは脱落防止のための止め具であり、7Bは
取手である。
8は一対の内枠4の合わせ目に挟まつて内枠の
角(隅)を形成する一対のコーナー材であり、エ
アーシリンダー9を介して連結している。
9Aは方向切換弁、9Bは操作レバー、9Cは
配管を示す。
一対のコーナー材8の上部及び下部に内枠作動
板10を固定する。
11は一対の内枠4の内側の上下に固定した受
台であり、内枠作動板10を滑動自在に保持して
いる。
各々の受台11の上面にガイド12,13を内
枠作動板10の位置に対応させて配置し、受台1
1に固定する。
内枠作動板10とガイド12,13が相対する
面は同じ角度の勾配を有している。
エアーシリンダー9は片側の内枠4の内面に固
定したシリンダー台14で滑動自在に支えてい
る。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に
記載する効果を奏する。
コンクリート打設に際してはシリンダー9の方
向切換弁9Aを操作してシリンダーのロツド9D
を押出すと、コーナー材8は各内枠4の端部の合
わせ目を楔状に押し分けて、内枠4の外面と一致
する位置に達する。
その時、内枠4の下端部は底枠3の内面に当つ
て停止し、上部は内枠作動板10の面がガイド1
2の面に当つて、内枠4がそれ以上拡がらないよ
うに保持することができるから、これで、コンク
リート打設時の内枠の形を正確に形成することが
できる。
次に固化したコンクリート製品を抜き取る時
は、先ず外枠6の側面及び基部フレーム1との連
結ボルトを取外して外枠6を分解する。
引続き、方向切換弁9Aを操作して、シリンダ
ーのロツド9Dを引込めば、コーナー材8は各々
内側に引き寄せられ、内枠4の端部の内側が開放
されると共に、内枠作動板10の面がガイド13
の面に当り、次第に内枠4が内側に引き寄せられ
る。
すなわち、内枠の各辺の寸法が減少することに
なり、コンクリート製品15と内枠4との間に隙
間が生ずることになる。
この状態でコンクリート製品を上方へ引き上げ
れば、型枠との接触が全くないので、容易かつ、
製品に傷を与えることなしに引き抜くことがで
き、また、抜け勾配を設けることも不要となるの
で、高い製品精度を保つことができると共に、付
随した加工等も容易に高精度で行うことを可能な
らしめるものである。
上述のほか、本願のものはエアーシリンダーに
よつて作動するように構成したから、 a コーナー材の伸縮作用を短時間で確実に行う
ことができる。
b コンクリート製品を製造する工程には蒸気を
使用するが、この蒸気の為、型枠は常時所謂蒸
れた状態になる。このような場合でも、本願の
ものは、エアーシリンダーを用いた構成にした
から、比較的簡単な構造にでき、このため錆び
やすい部分を極端に少なくすることができる。
c 特に、北海道のように積雪地方では冬季間は
使用できず、この間、保管することになる。そ
して、保管中に錆びるので使用する前にオーバ
ーホールするのが普通である。
また、コンクリート製品を製造する装置であ
るから、必要に応じて掃除する必要がある。
このような場合でも、本願のものは、エアー
シリンダーを用いた構成である為、比較的簡単
な構造となつているから、オーバーホール時や
掃除時に手間と時間等がかからない。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観斜視図、第2図は平面図、第3図
は縦断面図、第4図はA−A線断面図、第5図は
B−B線断面図、第6図はコンクリート製品抜き
取り時を説明する平面図、第7図は一方の内枠の
斜視図、第8図はコーナー材の斜視図、第9図は
一部を切り欠いたコンクリート製品の斜視図であ
る。 イ……コンクリート型枠、3……底枠、4……
内枠、6……外枠、8……コーナー材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底枠3上に起立せしめた内枠4とこの内枠4に
    対して所定間隔をもつて外枠6を配設してなるコ
    ンクリート型枠において、上記内枠4は平面で対
    角方向に2分割され、かつ、これら一対の内枠4
    の合わせ目には、当該合わせ目に挟まつて内枠の
    角を形成するコーナー材8を配設し、上記コーナ
    ー材8はエアーシリンダー9で進退自在に構成さ
    れ、さらに、当該コーナー材8の当該内枠中心方
    向への後退に応じて内枠が少しく内方へ移動する
    よう構成され、一対のコーナー材8の上部及び下
    部に内枠作動板10が固定され、かつ、この内枠
    作動板10は一対の内枠4の内側の上下に固定し
    た受台11で滑動自在に保持され、そして、これ
    ら各々の受台11の上面にはガイド12,13が
    内枠作動板10の位置に対応させて受台11に固
    定され、内枠作動板10とガイド12,13が相
    対する面は同じ角度の勾配を有していることを特
    徴とするコンクリート型枠。
JP1985047398U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0143211Y2 (ja)

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JP1985047398U JPH0143211Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985047398U JPH0143211Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61162408U JPS61162408U (ja) 1986-10-08
JPH0143211Y2 true JPH0143211Y2 (ja) 1989-12-15

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ID=30562689

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JP1985047398U Expired JPH0143211Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141609A (ja) * 1974-05-02 1975-11-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50141609A (ja) * 1974-05-02 1975-11-14

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Publication number Publication date
JPS61162408U (ja) 1986-10-08

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