JPH0656754A - ヒドラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体 - Google Patents
ヒドラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体Info
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- JPH0656754A JPH0656754A JP9467493A JP9467493A JPH0656754A JP H0656754 A JPH0656754 A JP H0656754A JP 9467493 A JP9467493 A JP 9467493A JP 9467493 A JP9467493 A JP 9467493A JP H0656754 A JPH0656754 A JP H0656754A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式 化1
【化1】
〔式中、R1 は、ハロゲン原子、R2 は水素原子、C1
〜C6 アルキル基等、R 3 は水素原子、C1 〜C6 アル
キル基等、R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基等、
R5 はC1 〜C6 アルキル基等、R6 は水素原子、C1
〜C6 アルキル基等、Aは、(CH2 )t 、O、S
(O)n 、NR10等、aは1〜4の整数、nは0〜2の
整数、tは1〜3の整数等を表わす。〕で示されるヒド
ラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
およびその製造中間体。 【効果】 優れた殺虫、殺ダニ効力を有し、殺虫、殺ダ
ニ剤として種々の用途に供し得る。
〜C6 アルキル基等、R 3 は水素原子、C1 〜C6 アル
キル基等、R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基等、
R5 はC1 〜C6 アルキル基等、R6 は水素原子、C1
〜C6 アルキル基等、Aは、(CH2 )t 、O、S
(O)n 、NR10等、aは1〜4の整数、nは0〜2の
整数、tは1〜3の整数等を表わす。〕で示されるヒド
ラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
およびその製造中間体。 【効果】 優れた殺虫、殺ダニ効力を有し、殺虫、殺ダ
ニ剤として種々の用途に供し得る。
Description
【0001】本発明は、ヒドラゾン系化合物、それを有
効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体に関
する。本発明者らは、すぐれた殺虫、殺ダニ効果を有す
る化合物を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、下記の一
般式〔I〕で示されるヒドラゾン系化合物が、優れた殺
虫、殺ダニ効力および広い殺虫スペクトルを有するこ
と、また、ある種の害虫に殺卵活性や羽化阻害活性を示
すことを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、一般式〔I〕 化33
効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体に関
する。本発明者らは、すぐれた殺虫、殺ダニ効果を有す
る化合物を見出すべく鋭意検討を重ねた結果、下記の一
般式〔I〕で示されるヒドラゾン系化合物が、優れた殺
虫、殺ダニ効力および広い殺虫スペクトルを有するこ
と、また、ある種の害虫に殺卵活性や羽化阻害活性を示
すことを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、一般式〔I〕 化33
【化33】 〔式中、R1 は、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、アジド基、OR 7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、OC(O)R7 基、OCO2 R7 基、OC
(O)NR7 R8基、NR8 C(O)R7 基、NR8 C
(O)NR7 R8 基、OSO2 R7 基またはNR8 SO
2 R7 基を表わすか、またはa=2の時、R1 は各々ハ
ロゲン原子若しくはメチル基で置換されてもよいOCH
2 O、OCH2 CH2 OまたはCH 2 CH2 Oにより5
員環または6員環を形成してもよい。R2 は水素原子、
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 シクロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、
C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル
基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 アルコキ
シ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シアノアルキル
基、C1 〜C6 アルコキシカルボニル(C1 〜C4 )ア
ルキル基、OR7基、S(O)R7 基、NR7 R8 基、
シアノ基、CO2 R7 基、C(O)R7 基、C(O)N
R7 R8 基、C(S)NR7 R8 基、C(S)R7 基、
C(S)SR7 基、一般式 化34
ロ基、アジド基、OR 7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、OC(O)R7 基、OCO2 R7 基、OC
(O)NR7 R8基、NR8 C(O)R7 基、NR8 C
(O)NR7 R8 基、OSO2 R7 基またはNR8 SO
2 R7 基を表わすか、またはa=2の時、R1 は各々ハ
ロゲン原子若しくはメチル基で置換されてもよいOCH
2 O、OCH2 CH2 OまたはCH 2 CH2 Oにより5
員環または6員環を形成してもよい。R2 は水素原子、
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 シクロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、
C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル
基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 アルコキ
シ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シアノアルキル
基、C1 〜C6 アルコキシカルボニル(C1 〜C4 )ア
ルキル基、OR7基、S(O)R7 基、NR7 R8 基、
シアノ基、CO2 R7 基、C(O)R7 基、C(O)N
R7 R8 基、C(S)NR7 R8 基、C(S)R7 基、
C(S)SR7 基、一般式 化34
【化34】 の基または一般式 化35
【化35】 の基を表わすか、またはハロゲン原子、メチル基もしく
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C7
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6
アルケニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C
6 アルキニル基、C 2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、一般式 化36
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C7
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6
アルケニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C
6 アルキニル基、C 2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、一般式 化36
【化36】 の基または一般式 化37
【化37】 の基を表わすか、またはR2 とR3 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケ
ニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アル
キニル基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、ジ(C
1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、
C1 〜C6 アルキルカルボニル基、C1 〜C6 ハロアル
キルカルボニル基または一般式 化38
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケ
ニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アル
キニル基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、ジ(C
1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、
C1 〜C6 アルキルカルボニル基、C1 〜C6 ハロアル
キルカルボニル基または一般式 化38
【化38】 の基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、
C2 〜C 6 シアノアルキル基またはC2 〜C6 アルキニ
ル基を表わすか、またはR5 とR 6 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC 2 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C
6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜
C4 )アルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル(C
1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、C2
〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル基、C
2 〜C6 ハロアルキニル基、C3 〜C6 アルコキシ(C
1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1
〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ニトロアルキル基、C
2 〜C6 シアノアルキル基、C1 〜C 6 アルコキシカル
ボニル(C1 〜C4 )アルキル基、C3 〜C6 シクロア
ルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、一般式
化39
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、
C2 〜C 6 シアノアルキル基またはC2 〜C6 アルキニ
ル基を表わすか、またはR5 とR 6 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC 2 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C
6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜
C4 )アルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル(C
1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、C2
〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル基、C
2 〜C6 ハロアルキニル基、C3 〜C6 アルコキシ(C
1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1
〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ニトロアルキル基、C
2 〜C6 シアノアルキル基、C1 〜C 6 アルコキシカル
ボニル(C1 〜C4 )アルキル基、C3 〜C6 シクロア
ルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、一般式
化39
【化39】 の基または一般式 化40
【化40】 の基を表わす。R8 は水素原子、C1 〜C4 アルキル
基、C2 〜C4 アルケニル基またはC2〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R9 は、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、アジド基、OR7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、SO2 NR7 R8 基、OC(O)R7 基、O
CO2 R7 基、OC(O)NR7 R8 基、NR8 C
(O)R7 基、NR8 C(O)NR7 R8 基、OSO 2
R7 基またはNR8 SO2 R7 基を表わすか、またはm
=2の時、R9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル基で
置換されてもよいOCH2 O、OCH2 CH2Oまたは
CH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成しても
よい。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般式
化41
基、C2 〜C4 アルケニル基またはC2〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R9 は、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、アジド基、OR7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、SO2 NR7 R8 基、OC(O)R7 基、O
CO2 R7 基、OC(O)NR7 R8 基、NR8 C
(O)R7 基、NR8 C(O)NR7 R8 基、OSO 2
R7 基またはNR8 SO2 R7 基を表わすか、またはm
=2の時、R9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル基で
置換されてもよいOCH2 O、OCH2 CH2Oまたは
CH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成しても
よい。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般式
化41
【化41】 の基、S(O)n R7 基、C(O)R7 基、CO2 R7
基、C(O)NR7 R8基、C(S)NR7 R8 基、C
(S)R7 基、P(O)(OR7 )2 基、P(S)(O
R7 )2 基または、P(O)(R7 )(OR7 )基を表
わし、R10がC(O)R7 基、C(O)NR7 R8 基ま
たはC(S)NR7 R8 基以外の時は、R 7 は水素原子
以外の置換基を表わす。Aは、(CH2 )t 、酸素原
子、S(O)n 、NR10、OCH2 またはS(O)n C
H2 を表わし、各々の炭素原子に結合した水素原子は、
ハロゲン原子、C 1 〜C6 アルキル基、C3 〜C6 シク
ロアルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、C3
〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル基、C2
〜C4 アルコキシカルボニル基または一般式 化42
基、C(O)NR7 R8基、C(S)NR7 R8 基、C
(S)R7 基、P(O)(OR7 )2 基、P(S)(O
R7 )2 基または、P(O)(R7 )(OR7 )基を表
わし、R10がC(O)R7 基、C(O)NR7 R8 基ま
たはC(S)NR7 R8 基以外の時は、R 7 は水素原子
以外の置換基を表わす。Aは、(CH2 )t 、酸素原
子、S(O)n 、NR10、OCH2 またはS(O)n C
H2 を表わし、各々の炭素原子に結合した水素原子は、
ハロゲン原子、C 1 〜C6 アルキル基、C3 〜C6 シク
ロアルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、C3
〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル基、C2
〜C4 アルコキシカルボニル基または一般式 化42
【化42】 の基で置換されていてもよい。Wはハロゲン、シアノ
基、ニトロ基、C1 〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロ
アルキル基、C1 〜C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロ
アルコキシ基、C1 〜C 2 アルキルチオ基、C1 〜C2
ハロアルキルチオ基、C1 〜C2 アルキルスルホニル基
またはC1 〜C2 ハロアルキルスルホニル基を表わす。
aは1〜4の整数を表わし、mは0〜3の整数を表わ
し、tは1〜3の整数を表わし、nは0〜2の整数を表
わし、pは0〜5の整数を表わす。〕で示されるヒドラ
ゾン系化合物(以下、本発明化合物と記す。)、それを
有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤およびその製造
中間体を提供する。
基、ニトロ基、C1 〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロ
アルキル基、C1 〜C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロ
アルコキシ基、C1 〜C 2 アルキルチオ基、C1 〜C2
ハロアルキルチオ基、C1 〜C2 アルキルスルホニル基
またはC1 〜C2 ハロアルキルスルホニル基を表わす。
aは1〜4の整数を表わし、mは0〜3の整数を表わ
し、tは1〜3の整数を表わし、nは0〜2の整数を表
わし、pは0〜5の整数を表わす。〕で示されるヒドラ
ゾン系化合物(以下、本発明化合物と記す。)、それを
有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤およびその製造
中間体を提供する。
【0002】本発明化合物において、AはCH2 、CH
2 CH2 、酸素原子、硫黄原子、NR10、OCH2 また
はSCH2 を表わし、これら各々の炭素原子に結合した
水素原子はC1 〜C6 アルキル基または一般式 化43
2 CH2 、酸素原子、硫黄原子、NR10、OCH2 また
はSCH2 を表わし、これら各々の炭素原子に結合した
水素原子はC1 〜C6 アルキル基または一般式 化43
【化43】 の基で置換されていてもよいものを表わすものが好まし
く、CH2 、CH2 CH 2 、酸素原子、硫黄原子、NR
10、SCH2 を表わし、CH2 およびCH2 CH 2 の炭
素原子に結合した水素原子は、メチル基または一般式
化44
く、CH2 、CH2 CH 2 、酸素原子、硫黄原子、NR
10、SCH2 を表わし、CH2 およびCH2 CH 2 の炭
素原子に結合した水素原子は、メチル基または一般式
化44
【化44】 の基で置換されてもよいものがさらに好ましく、CH2
またはCH2 CH2 を表わし、各々の炭素原子に結合し
た水素原子は、メチル基または一般式 化45
またはCH2 CH2 を表わし、各々の炭素原子に結合し
た水素原子は、メチル基または一般式 化45
【化45】 の基で置換されてもよいものがさらに好ましい。
【0003】本発明化合物において「ハロゲン原子」と
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子
であり、好ましくは、フッ素原子または塩素原子であ
る。本発明化合物のR2 、R3 、R4 、R5 、R6 およ
びR7 におけるアルキル基およびハロアルキル基、並び
にR5 のアルキルカルボニル基およびハロアルキルカル
ボニル基におけるそれぞれのアルキル部分としては、例
えば、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、
ブチル、2−メチルプロピル、1−メチルプロピル、
1,1−ジメチルエチル、ペンチル、3−メチルブチル、
1,1−ジメチルプロピル、 2,2−ジメチルプロピル、ヘ
キシル等があげられる。このハロアルキル基およびハロ
アルキルカルボニル基の好ましいハロアルキル部分とし
ては、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、1−ブ
ロモ−1,1 −ジフルオロメチル、 2,2,2−トリフルオロ
エチル、 1,1,2,2−テトラフルオロエチル、2−クロロ
−1,1,2 −トリフルオロエチル、2,2 −ジクロロ−1,1
−ジフルオロエチル、 1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチ
ル、2−ブロモ−1,1,2,2 −テトラフルオロエチル、2
−クロロ−1,1,2,2 −テトラフルオロエチル、2,2,3,3,
3−ペンタフルオロプロピル、1,1,2,2,3,3,3 −ヘプタ
フルオロプロピル、 1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
ピル等があげられる。本発明化合物のR8 およびR10に
おいてアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、
プロピル、1−メチルエチル、ブチル、2−メチルプロ
ピル、1−メチルプロピル、 1,1−ジメチルエチル等が
あげられる。本発明化合物のR2 、R3 、R5 およびR
7 におけるアルケニル基およびハロアルケニル基、並び
にR6 およびR8 におけるアルケニル基のそれぞれのア
ルケニル部分としては、例えば、ビニル、2−プロペニ
ル、1−プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2
−メチル−2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニ
ル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテ
ニル、 2,3−ジメチル−2−ブテニル等があげられる。
このハロアルケニル基の好ましいものとしては、例え
ば、 2,2−ジブロモビニル、 2,2−ジクロロビニル、
2,2−ジフルオロビニル、 3,3−ジブロモ−2−プロペ
ニル、 3,3−ジクロロ−2−プロペニル、 3,3−ジフル
オロ−2−プロペニル、3−クロロ−4,4,4 −トリフル
オロ−2−ブテニル、3−フルオロ−4,4,4−トリフル
オロ−2−ブテニル、3−フルオロ−2−ブテニル、
4,4,4−トリフルオロ−2−ブテニル、2−フルオロ−
2−プロペニル等があげられる。本発明化合物のR2 、
R3 、R5 、R6 およびR7 におけるアルキニル基およ
びハロアルキニル基のアルキニル部分としては、例え
ば、エチニル、2−プロピニル、2−ブチニル、3−ブ
チニル、1−メチル−2−プロピニル、2−メチル−3
−ブチニル、2−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチ
ニル、2−エチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ペ
ンチニル等があげられる。このハロアルキニル基の好ま
しいものとしては、例えば、 3,3,3−トリフルオロプロ
ピニル、3−ブロモ−3,3 −ジフルオロプロピニル、
3,3−ジフルオロプロピニル、 4,4,4−トリフルオロ−
2−ブチニル、 4,4−ジフルオロ−2−ブチニル、4−
ブロモ−4,4 −ジフルオロ−2−ブチニル、 4,4,5,5−
テトラフルオロ−2−ペンチニル等があげられる。本発
明化合物のR2 、R3 、R5 およびR7 におけるアルコ
キシアルキル基およびアルキルチオアルキル基、並びに
R5 におけるハロアルコキシアルキル基およびハロアル
キルチオアルキル基のそれぞれのアルコキシアルキル部
分としては、例えば、メトキシメチル、2−メトキシエ
チル、3−メトキシプロピル、エトキシメチル、2−エ
トキシエチル、n−プロピルオキシメチル、(1−メチ
ルエチルオキシ)メチル、2−(n−プロピルオキシ)
エチル、2−(1−メチルエチルオキシ)エチル、n−
ブチルオキシメチル、2−(1−メチルプロピルオキ
シ)エチル、(2−メチルプロピルオキシ)メチル等が
あげられ、好ましいハロアルコキシアルキル基として
は、ジフルオロメトキシエチル、2−(ブロモジフルオ
ロメトキシ)エチル、2−(トリフルオロメトキシ)エ
チル、1',1',2',2'−テトラフルオロエトキシメチル、
2',2',2'−トリフルオロエトキシメチル、2−(1',1',
2',2' −テトラフルオロエトキシ)エチル、2−(2',
2',2'−トリフルオロエトキシ)エチル、2−(1−ト
リフルオロメチルエチルオキシ)エチル、2−(2',2',
3',3',3'−ペンタフルオロプロピルオキシ)エチル等が
あげられ、また、アルキルチオアルキル部分としては、
例えば、2−メチルチオエチル、2−エチルチオエチ
ル、2−プロピルチオエチル、2−(1−メチルエチル
チオ)エチル、2−ブチルチオエチル、2−(1−メチ
ルプロピルチオ)エチル、2−(2−メチルプロピルチ
オ)エチル等があげられ、好ましいハロアルキルチオア
ルキル基としては、ジフルオロメチルチオエチル、2−
(1',1',2',2' −テトラフルオロエチルチオ)エチル、
2−(2',2',2'トリフルオロエチルチオ)エチル、2−
(2',2',3',3',3'−ペンタフルオロプロピルチオ)エチ
ル、2−(1−トリフルオロメチルエチルチオ)−エチ
ル等があげられる。本発明化合物のR2 、R3 、R5 お
よびR7 におけるシアノアルキル基としては、例えば、
2−シアノエチル、3−シアノプロピル、4−シアノブ
チル、5−シアノペンチル基等があげられる。本発明化
合物のR5 におけるヒドロキシアルキル基としては、例
えば、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−
ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル等があげら
れる。本発明化合物のR5 におけるアルキルアミノアル
キル基としては、例えば、2−(N−メチルアミノ)エ
チル、2−(N−エチルアミノ)エチル、2−(N−イ
ソプロピルアミノ)エチル、3−メチルアミノプロピ
ル、2−(N−n−プロピルアミノ)エチル、2−(N
−n−ブチルアミノ)エチル、2−(N−イソブチルア
ミノ)エチル、2−(N−sec −ブチルアミノ)エチ
ル、2−(N−t−ブチルアミノ)エチル基等があげら
れる。本発明化合物のR5 におけるジアルキルアミノア
ルキル基としては、例えば、2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エチル、2−(N−メチル−N−エチルアミノ)
エチル、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル、3−(N,N−
ジエチルアミノ)プロピル基等があげられる。本発明化
合物のR7 におけるニトロアルキル基としては、例え
ば、ニトロメチル、2−ニトロエチル、3−ニトロプロ
ピル、4−ニトロブチル等があげられる。本発明化合物
のR2 およびR7 におけるシクロアルキル基、並びにR
7 におけるハロシクロアルキル基のシクロアルキル部分
としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、 2,2−ジメチルシクロ
プロピル、1−メチルシクロプロピル等があげられ、好
ましいハロシクロアルキル基としては、 2,2−ジクロロ
シクロプロピル、2−クロロ−2−フルオロシクロプロ
ピル、3−クロロシクロペンチル、4−(トリフルオロ
メチル)シクロヘキシル、4−クロロシクロヘキシル、
3,4−ジクロロシクロヘキシル等があげられる。
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子
であり、好ましくは、フッ素原子または塩素原子であ
る。本発明化合物のR2 、R3 、R4 、R5 、R6 およ
びR7 におけるアルキル基およびハロアルキル基、並び
にR5 のアルキルカルボニル基およびハロアルキルカル
ボニル基におけるそれぞれのアルキル部分としては、例
えば、メチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、
ブチル、2−メチルプロピル、1−メチルプロピル、
1,1−ジメチルエチル、ペンチル、3−メチルブチル、
1,1−ジメチルプロピル、 2,2−ジメチルプロピル、ヘ
キシル等があげられる。このハロアルキル基およびハロ
アルキルカルボニル基の好ましいハロアルキル部分とし
ては、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、1−ブ
ロモ−1,1 −ジフルオロメチル、 2,2,2−トリフルオロ
エチル、 1,1,2,2−テトラフルオロエチル、2−クロロ
−1,1,2 −トリフルオロエチル、2,2 −ジクロロ−1,1
−ジフルオロエチル、 1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチ
ル、2−ブロモ−1,1,2,2 −テトラフルオロエチル、2
−クロロ−1,1,2,2 −テトラフルオロエチル、2,2,3,3,
3−ペンタフルオロプロピル、1,1,2,2,3,3,3 −ヘプタ
フルオロプロピル、 1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
ピル等があげられる。本発明化合物のR8 およびR10に
おいてアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、
プロピル、1−メチルエチル、ブチル、2−メチルプロ
ピル、1−メチルプロピル、 1,1−ジメチルエチル等が
あげられる。本発明化合物のR2 、R3 、R5 およびR
7 におけるアルケニル基およびハロアルケニル基、並び
にR6 およびR8 におけるアルケニル基のそれぞれのア
ルケニル部分としては、例えば、ビニル、2−プロペニ
ル、1−プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2
−メチル−2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニ
ル、2−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテ
ニル、 2,3−ジメチル−2−ブテニル等があげられる。
このハロアルケニル基の好ましいものとしては、例え
ば、 2,2−ジブロモビニル、 2,2−ジクロロビニル、
2,2−ジフルオロビニル、 3,3−ジブロモ−2−プロペ
ニル、 3,3−ジクロロ−2−プロペニル、 3,3−ジフル
オロ−2−プロペニル、3−クロロ−4,4,4 −トリフル
オロ−2−ブテニル、3−フルオロ−4,4,4−トリフル
オロ−2−ブテニル、3−フルオロ−2−ブテニル、
4,4,4−トリフルオロ−2−ブテニル、2−フルオロ−
2−プロペニル等があげられる。本発明化合物のR2 、
R3 、R5 、R6 およびR7 におけるアルキニル基およ
びハロアルキニル基のアルキニル部分としては、例え
ば、エチニル、2−プロピニル、2−ブチニル、3−ブ
チニル、1−メチル−2−プロピニル、2−メチル−3
−ブチニル、2−ペンチニル、4−メチル−2−ペンチ
ニル、2−エチル−3−ブチニル、2−メチル−3−ペ
ンチニル等があげられる。このハロアルキニル基の好ま
しいものとしては、例えば、 3,3,3−トリフルオロプロ
ピニル、3−ブロモ−3,3 −ジフルオロプロピニル、
3,3−ジフルオロプロピニル、 4,4,4−トリフルオロ−
2−ブチニル、 4,4−ジフルオロ−2−ブチニル、4−
ブロモ−4,4 −ジフルオロ−2−ブチニル、 4,4,5,5−
テトラフルオロ−2−ペンチニル等があげられる。本発
明化合物のR2 、R3 、R5 およびR7 におけるアルコ
キシアルキル基およびアルキルチオアルキル基、並びに
R5 におけるハロアルコキシアルキル基およびハロアル
キルチオアルキル基のそれぞれのアルコキシアルキル部
分としては、例えば、メトキシメチル、2−メトキシエ
チル、3−メトキシプロピル、エトキシメチル、2−エ
トキシエチル、n−プロピルオキシメチル、(1−メチ
ルエチルオキシ)メチル、2−(n−プロピルオキシ)
エチル、2−(1−メチルエチルオキシ)エチル、n−
ブチルオキシメチル、2−(1−メチルプロピルオキ
シ)エチル、(2−メチルプロピルオキシ)メチル等が
あげられ、好ましいハロアルコキシアルキル基として
は、ジフルオロメトキシエチル、2−(ブロモジフルオ
ロメトキシ)エチル、2−(トリフルオロメトキシ)エ
チル、1',1',2',2'−テトラフルオロエトキシメチル、
2',2',2'−トリフルオロエトキシメチル、2−(1',1',
2',2' −テトラフルオロエトキシ)エチル、2−(2',
2',2'−トリフルオロエトキシ)エチル、2−(1−ト
リフルオロメチルエチルオキシ)エチル、2−(2',2',
3',3',3'−ペンタフルオロプロピルオキシ)エチル等が
あげられ、また、アルキルチオアルキル部分としては、
例えば、2−メチルチオエチル、2−エチルチオエチ
ル、2−プロピルチオエチル、2−(1−メチルエチル
チオ)エチル、2−ブチルチオエチル、2−(1−メチ
ルプロピルチオ)エチル、2−(2−メチルプロピルチ
オ)エチル等があげられ、好ましいハロアルキルチオア
ルキル基としては、ジフルオロメチルチオエチル、2−
(1',1',2',2' −テトラフルオロエチルチオ)エチル、
2−(2',2',2'トリフルオロエチルチオ)エチル、2−
(2',2',3',3',3'−ペンタフルオロプロピルチオ)エチ
ル、2−(1−トリフルオロメチルエチルチオ)−エチ
ル等があげられる。本発明化合物のR2 、R3 、R5 お
よびR7 におけるシアノアルキル基としては、例えば、
2−シアノエチル、3−シアノプロピル、4−シアノブ
チル、5−シアノペンチル基等があげられる。本発明化
合物のR5 におけるヒドロキシアルキル基としては、例
えば、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−
ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル等があげら
れる。本発明化合物のR5 におけるアルキルアミノアル
キル基としては、例えば、2−(N−メチルアミノ)エ
チル、2−(N−エチルアミノ)エチル、2−(N−イ
ソプロピルアミノ)エチル、3−メチルアミノプロピ
ル、2−(N−n−プロピルアミノ)エチル、2−(N
−n−ブチルアミノ)エチル、2−(N−イソブチルア
ミノ)エチル、2−(N−sec −ブチルアミノ)エチ
ル、2−(N−t−ブチルアミノ)エチル基等があげら
れる。本発明化合物のR5 におけるジアルキルアミノア
ルキル基としては、例えば、2−(N,N−ジメチルア
ミノ)エチル、2−(N−メチル−N−エチルアミノ)
エチル、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル、3−(N,N−
ジエチルアミノ)プロピル基等があげられる。本発明化
合物のR7 におけるニトロアルキル基としては、例え
ば、ニトロメチル、2−ニトロエチル、3−ニトロプロ
ピル、4−ニトロブチル等があげられる。本発明化合物
のR2 およびR7 におけるシクロアルキル基、並びにR
7 におけるハロシクロアルキル基のシクロアルキル部分
としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、 2,2−ジメチルシクロ
プロピル、1−メチルシクロプロピル等があげられ、好
ましいハロシクロアルキル基としては、 2,2−ジクロロ
シクロプロピル、2−クロロ−2−フルオロシクロプロ
ピル、3−クロロシクロペンチル、4−(トリフルオロ
メチル)シクロヘキシル、4−クロロシクロヘキシル、
3,4−ジクロロシクロヘキシル等があげられる。
【0004】前記一般式〔I〕で示される本発明化合物
において〔R1 とR9 は各々独立しては、R7 、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、OR7 基、SR7 基また
は、NR7 R8 基を表わすか、またはa,m=2の時、
R1 またはR9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル基で
置換されてもよいOCH2 O、OCH2 CH2 Oまたは
CH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成しても
よい。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜
C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル基、C
3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル基、C
3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、
C3 〜C6 アルキニル基、C3 〜C6 ハロアルキニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、
C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C
2 〜C6 シアノアルキル基、CO2 R7 基、C(O)N
R7 R8 基、一般式 化46
において〔R1 とR9 は各々独立しては、R7 、ハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基、OR7 基、SR7 基また
は、NR7 R8 基を表わすか、またはa,m=2の時、
R1 またはR9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル基で
置換されてもよいOCH2 O、OCH2 CH2 Oまたは
CH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成しても
よい。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜
C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル基、C
3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル基、C
3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、
C3 〜C6 アルキニル基、C3 〜C6 ハロアルキニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、
C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C
2 〜C6 シアノアルキル基、CO2 R7 基、C(O)N
R7 R8 基、一般式 化46
【化46】 の基または一般式 化47
【化47】 の基を表わすか、またはハロゲン原子、メチル基もしく
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C6
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6
アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C
6 アルキニル基、C 3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、または一般式 化48
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C6
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6
アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C
6 アルキニル基、C 3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、または一般式 化48
【化48】 の基を表わすか、またはR2 とR3 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケ
ニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C6 アル
キニル基、C3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基または、
ジ(C1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキ
ル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基ま
たはC3〜C6 アルキニル基を表わすか、またはR5 と
R6 とが両端で結合することにより、メチル基で置換さ
れてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個
含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を表
わす。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜
C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル基、C3 〜
C4 アルキニル基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜
C 4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C
4 )アルキル基、一般式化49
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケ
ニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C6 アル
キニル基、C3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基または、
ジ(C1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキ
ル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基ま
たはC3〜C6 アルキニル基を表わすか、またはR5 と
R6 とが両端で結合することにより、メチル基で置換さ
れてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個
含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を表
わす。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜
C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル基、C3 〜
C4 アルキニル基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜
C 4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C
4 )アルキル基、一般式化49
【化49】 の基または一般式 化50
【化50】 の基を表わす。R8 は水素原子、C1 〜C4 アルキル
基、C3 〜C4 アルケニル基またはC3〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般
式 化51
基、C3 〜C4 アルケニル基またはC3〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般
式 化51
【化51】 の基、C(O)R7 基または、CO2 R7 基を表わし、
R10がCO2 R7 基の時は、R7 は水素原子以外の置換
基を表わす。Wはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1
〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロアルキル基、C1 〜
C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロアルコキシ基また
は、C 1 〜C2 アルキルチオ基を表わす。aは1〜2の
整数を表わし、mは0〜2の整数を表わし、nは0〜2
の整数を表わし、pは0〜2の整数を表わす。〕である
ものが好ましい。
R10がCO2 R7 基の時は、R7 は水素原子以外の置換
基を表わす。Wはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1
〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロアルキル基、C1 〜
C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロアルコキシ基また
は、C 1 〜C2 アルキルチオ基を表わす。aは1〜2の
整数を表わし、mは0〜2の整数を表わし、nは0〜2
の整数を表わし、pは0〜2の整数を表わす。〕である
ものが好ましい。
【0005】これらのうち、〔R1 およびR9 は各々独
立して、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基また
はOR7 基を表わすか、あるいはaまたはmが2に等し
い時、R1 またはR9 は各々ハロゲン原子もしくはメチ
ル基で置換されていてもよいOCH2 Oにより5員環を
形成してもよい。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル
基、C3 〜C4 アルキニル基、C2 〜C6 シアノアルキ
ル基、CO2 R7 基、一般式 化52
立して、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基また
はOR7 基を表わすか、あるいはaまたはmが2に等し
い時、R1 またはR9 は各々ハロゲン原子もしくはメチ
ル基で置換されていてもよいOCH2 Oにより5員環を
形成してもよい。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル
基、C3 〜C4 アルキニル基、C2 〜C6 シアノアルキ
ル基、CO2 R7 基、一般式 化52
【化52】 の基または一般式 化53
【化53】 の基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C3 〜C6 アルキニル基またはC2 〜C6 シアノア
ルキル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結
合することにより、メチル基で置換されていてもよい環
内に酸素原子もしくは硫黄原子を0〜1個含む3〜6員
環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わす。R4 は
水素原子またはC1 〜C6 アルキル基を表わす。R5 は
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 アルキニル基、C1
〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C
6 シアノアルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル
基、C1 〜C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル
基または、C1 〜C4 ジアルキルアミノ(C1 〜C4 )
アルキル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アル
キル基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケ
ニル基またはC3 〜C6 アルキニル基、C1 〜C6 アル
コキシ(C1〜C4 )アルキル基を表わすか、またはR
5 とR6 とが両端で結合することにより、メチル基で置
換されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜
1個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基
を表わす。R7 は水素原子、C1 〜C3 アルキル基また
はC1 〜C3 ハロアルキル基を表わす。R10は水素原
子、C1 〜C4 アルキル基または(C1 〜C4 アルコキ
シ)カルボニル基を表わす。〕であるものがより好まし
い。
基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C3 〜C6 アルキニル基またはC2 〜C6 シアノア
ルキル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結
合することにより、メチル基で置換されていてもよい環
内に酸素原子もしくは硫黄原子を0〜1個含む3〜6員
環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わす。R4 は
水素原子またはC1 〜C6 アルキル基を表わす。R5 は
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 アルキニル基、C1
〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C
6 シアノアルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル
基、C1 〜C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル
基または、C1 〜C4 ジアルキルアミノ(C1 〜C4 )
アルキル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アル
キル基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケ
ニル基またはC3 〜C6 アルキニル基、C1 〜C6 アル
コキシ(C1〜C4 )アルキル基を表わすか、またはR
5 とR6 とが両端で結合することにより、メチル基で置
換されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜
1個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基
を表わす。R7 は水素原子、C1 〜C3 アルキル基また
はC1 〜C3 ハロアルキル基を表わす。R10は水素原
子、C1 〜C4 アルキル基または(C1 〜C4 アルコキ
シ)カルボニル基を表わす。〕であるものがより好まし
い。
【0006】〔R1 、R9 およびWは、各々独立して水
素原子、メチル基、トリフルオロメチル基、フッ素原
子、塩素原子、臭素素子、シアノ基、メトキシ基、トリ
フルオロメトキシ基、またはジフルオロメトキシ基を表
わすか、あるいは、aまたはmが2に等しい時、R1 ま
たはR9 はメチレンジオキシ基またはジフルオロメチレ
ンジオキシ基を表わす。R2 は水素原子、C1 〜C6 ア
ルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アル
ケニル基、C3 〜C4 アルキニル基、一般式 化54
素原子、メチル基、トリフルオロメチル基、フッ素原
子、塩素原子、臭素素子、シアノ基、メトキシ基、トリ
フルオロメトキシ基、またはジフルオロメトキシ基を表
わすか、あるいは、aまたはmが2に等しい時、R1 ま
たはR9 はメチレンジオキシ基またはジフルオロメチレ
ンジオキシ基を表わす。R2 は水素原子、C1 〜C6 ア
ルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アル
ケニル基、C3 〜C4 アルキニル基、一般式 化54
【化54】 の基または一般式化 55
【化55】 の基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C3 アルキル
基、C3 〜C4 アルケニル基または、C 3 〜C4 アルキ
ニル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結合
することにより、5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わす。R4 は水素原子またはC1 〜C6 ア
ルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アルキル基、C3
〜C4 アルケニル基、C3 〜C4 アルキニル基またはC
1 〜C3 アルコキシ(C1 〜C3 )アルキル基を表わ
す。〕AはCH2 、CH2 CH2 、酸素原子、硫黄原
子、NR10またはSCH2 を表わし、CH2 およびCH
2 CH2 の炭素原子に結合した水素原子は、メチル基ま
たは一般式 化56
基、C3 〜C4 アルケニル基または、C 3 〜C4 アルキ
ニル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結合
することにより、5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わす。R4 は水素原子またはC1 〜C6 ア
ルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アルキル基、C3
〜C4 アルケニル基、C3 〜C4 アルキニル基またはC
1 〜C3 アルコキシ(C1 〜C3 )アルキル基を表わ
す。〕AはCH2 、CH2 CH2 、酸素原子、硫黄原
子、NR10またはSCH2 を表わし、CH2 およびCH
2 CH2 の炭素原子に結合した水素原子は、メチル基ま
たは一般式 化56
【化56】 の基で置換されてもよく、Aが酸素原子、硫黄原子また
はNR10の時R2 およびR3 は一般式 化57
はNR10の時R2 およびR3 は一般式 化57
【化57】 の基以外のものがさらに好ましい。
【0007】AがCH2 またはCH2 CH2 を表わし、
各々の炭素原子に結合した水素原子は、メチル基または
一般式 化58
各々の炭素原子に結合した水素原子は、メチル基または
一般式 化58
【化58】 の基で置換されてもよいものを表わすものが特に好まし
い。
い。
【0008】〔R2 がC1 〜C6 アルキル基、アリル
基、プロパルギル基または一般式 化59
基、プロパルギル基または一般式 化59
【化59】 の基を表わし、R3 が、水素原子またはC1 〜C3 アル
キル基を表わすか、あるいは、R2 とR3 とが両端で結
合することにより5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わし、R4 が水素原子またはC1 〜C4 ア
ルキル基を表わし、R5 がC1〜C6 アルキル基、アリ
ル基またはプロパルギル基を表わし、R6 がC1 〜C6
アルキル基を表わす。〕であるものがさらに好ましい。
キル基を表わすか、あるいは、R2 とR3 とが両端で結
合することにより5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わし、R4 が水素原子またはC1 〜C4 ア
ルキル基を表わし、R5 がC1〜C6 アルキル基、アリ
ル基またはプロパルギル基を表わし、R6 がC1 〜C6
アルキル基を表わす。〕であるものがさらに好ましい。
【0009】これらのうち、R1 、R9 およびWは各々
独立して、水素原子、メチル基、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、メトキシ基またはジフルオロメトキシ基
であるものが好ましく、また、〔Aが 化60
独立して、水素原子、メチル基、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、メトキシ基またはジフルオロメトキシ基
であるものが好ましく、また、〔Aが 化60
【化60】 R2 およびR3 は各々独立して水素原子またはC1 〜C
3 のアルキル基を表わし、R4 は水素原子またはC1 〜
C4 アルキル基を表わし、R5 は、C1 〜C6 アルキル
基、アリル基またはプロパギル基を表わし、R6 は、C
1 〜C6 アルキル基を表わす。〕であるものも好まし
く、特に、R1 およびWは各々独立して、水素原子、メ
チル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メトキシ基
またはジフルオロメトキシ基であるものが好ましい。
3 のアルキル基を表わし、R4 は水素原子またはC1 〜
C4 アルキル基を表わし、R5 は、C1 〜C6 アルキル
基、アリル基またはプロパギル基を表わし、R6 は、C
1 〜C6 アルキル基を表わす。〕であるものも好まし
く、特に、R1 およびWは各々独立して、水素原子、メ
チル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メトキシ基
またはジフルオロメトキシ基であるものが好ましい。
【0010】本発明化合物は、例えば、以下の方法によ
り製造することができる。 (製造法A) 一般式〔II〕 化61
り製造することができる。 (製造法A) 一般式〔II〕 化61
【化61】 〔式中、R1 、R2 、R3 、Aおよびaは前記と同じ意
味を表わす。〕で示される化合物と、一般式〔III 〕
化62
味を表わす。〕で示される化合物と、一般式〔III 〕
化62
【化62】 〔式中、R4 、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表わ
し、RはC1 〜C4 アルキル基(例えばメチル基、エチ
ル基)表わす。〕で示される化合物とを反応させること
により、一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造す
る方法。
し、RはC1 〜C4 アルキル基(例えばメチル基、エチ
ル基)表わす。〕で示される化合物とを反応させること
により、一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造す
る方法。
【0011】(製造法B) 一般式〔IV〕 化63
【化63】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaは前記と
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、一般式
〔V〕 化64
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、一般式
〔V〕 化64
【化64】 〔式中、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表わす。〕
で示されるアミン系化合物とを反応させることにより、
一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造する方法。
で示されるアミン系化合物とを反応させることにより、
一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造する方法。
【0012】(製造法C) 一般式〔VI〕 化65
【化65】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaは前記と
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、一般式
〔V〕で示されるアミン系化合物とを反応させることに
より、一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造する
方法。
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、一般式
〔V〕で示されるアミン系化合物とを反応させることに
より、一般式〔I〕で示される本発明化合物を製造する
方法。
【0013】(製造法D) 一般式〔VII 〕 化66
【化66】 〔式中、R4 、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表わ
す。〕で示される化合物または、その塩(例えば、塩酸
塩、臭素酸塩、硫酸塩などの無機酸塩)と、一般式〔VI
II〕 化67
す。〕で示される化合物または、その塩(例えば、塩酸
塩、臭素酸塩、硫酸塩などの無機酸塩)と、一般式〔VI
II〕 化67
【化67】 〔式中、R1 、R2 、R3 、Aおよびaは前記と同じ意
味を表わす。〕で示される化合物とを反応させることに
より、本発明化合物を製造する方法。
味を表わす。〕で示される化合物とを反応させることに
より、本発明化合物を製造する方法。
【0014】製造法A、B、C、Dにおける製造の際に
は、溶媒は必ずしも必要ではないが、溶媒を用いる場
合、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベ
ンゼン、o−ジクロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、
ピリジン、ピコリン等のピリジン類、クロロホルム、四
塩化炭素、 1,2−ジクロロエタン、 1,1,1−トリクロロ
エタン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン等
のハロゲン化炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタン
等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂環式炭化
水素類、水等あるいはそれらの混合溶媒が使用される。
製造法Bおよび製造法Cにおいては、脱ハロゲン化水素
剤は必ずしも必要でないが用いる場合、トリエチルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸化ナ
トリウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等の無機塩基等を一般式〔II〕、〔IV〕または
〔VI〕で示される化合物1当量に対し、1〜4当量の割
合で用いられる。反応温度の範囲は、通常、−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃であり、反応時間の範
囲は、通常5分〜100時間である。反応に供される試
剤の量は、製造法AまたはDにおいては、通常、一般式
〔II〕または〔VIII〕で示される化合物1当量に対し
て、一般式〔III 〕または〔VII 〕で示される化合物は
1〜10当量であり、また製造法Bまたは製造法Cにお
いては、通常、それぞれ、一般式〔IV〕または〔VI〕で
示される化合物1当量に対して、一般式〔V〕で示され
る化合物は1〜100当量である。製造法Dにおいて、
必要に応じ、反応の触媒として、硫酸、塩酸等の無機酸
や、酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸等の有機酸を用いてもよい。そのような触媒は、一般
式〔VIII〕で示される化合物に対し、通常0.01〜1当量
用いられる。反応終了後の反応液は、濃縮、または有機
溶媒抽出および濃縮、必要に応じ水洗、氷水注加等の操
作を加える等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合
物を得ることができる。さらに必要ならば、クロマトグ
ラフィー、再結晶等の操作によって精製することもでき
る。
は、溶媒は必ずしも必要ではないが、溶媒を用いる場
合、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベ
ンゼン、o−ジクロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、
ピリジン、ピコリン等のピリジン類、クロロホルム、四
塩化炭素、 1,2−ジクロロエタン、 1,1,1−トリクロロ
エタン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン等
のハロゲン化炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタン
等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂環式炭化
水素類、水等あるいはそれらの混合溶媒が使用される。
製造法Bおよび製造法Cにおいては、脱ハロゲン化水素
剤は必ずしも必要でないが用いる場合、トリエチルアミ
ン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸化ナ
トリウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等の無機塩基等を一般式〔II〕、〔IV〕または
〔VI〕で示される化合物1当量に対し、1〜4当量の割
合で用いられる。反応温度の範囲は、通常、−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃であり、反応時間の範
囲は、通常5分〜100時間である。反応に供される試
剤の量は、製造法AまたはDにおいては、通常、一般式
〔II〕または〔VIII〕で示される化合物1当量に対し
て、一般式〔III 〕または〔VII 〕で示される化合物は
1〜10当量であり、また製造法Bまたは製造法Cにお
いては、通常、それぞれ、一般式〔IV〕または〔VI〕で
示される化合物1当量に対して、一般式〔V〕で示され
る化合物は1〜100当量である。製造法Dにおいて、
必要に応じ、反応の触媒として、硫酸、塩酸等の無機酸
や、酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸等の有機酸を用いてもよい。そのような触媒は、一般
式〔VIII〕で示される化合物に対し、通常0.01〜1当量
用いられる。反応終了後の反応液は、濃縮、または有機
溶媒抽出および濃縮、必要に応じ水洗、氷水注加等の操
作を加える等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合
物を得ることができる。さらに必要ならば、クロマトグ
ラフィー、再結晶等の操作によって精製することもでき
る。
【0015】本発明化合物を製造する場合の原料化合物
は、例えば国際公開番号 WO91-07382 号明細書記載の方
法に準じて、または以下の方法により製造することがで
きる。まず、一般式〔II〕で示される化合物は、一般式
〔VIII〕 化68
は、例えば国際公開番号 WO91-07382 号明細書記載の方
法に準じて、または以下の方法により製造することがで
きる。まず、一般式〔II〕で示される化合物は、一般式
〔VIII〕 化68
【化68】 〔式中、R1 、R2 、R3 およびaは前記と同じ意味を
表わす。〕で示されるケトンとヒドラジンとを反応させ
ることにより製造することができる。一般式〔IV〕およ
び〔VI〕で示される化合物は、一般式〔IX〕 化69
表わす。〕で示されるケトンとヒドラジンとを反応させ
ることにより製造することができる。一般式〔IV〕およ
び〔VI〕で示される化合物は、一般式〔IX〕 化69
【化69】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaは前記と
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、それぞれ五
塩化リンまたはオキシ塩化リンを反応させることにより
製造することができる。これらの製造法において、溶媒
は必ずしも必要ではないが、溶媒を用いる場合は、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、
ジクロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、 1,2−ジクロロエタン、1,1,1−トリ
クロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂環式炭
化水素類、あるいはそれらの混合物があげられる。一般
式〔IX〕で示される化合物と五塩化リンまたはオキシ塩
化リンとを反応させて、一般式〔IV〕で示される化合物
を製造する場合、通常、一般式〔IX〕で示される化合物
1当量に対して、五塩化リンまたはオキシ塩化リンは1
〜5当量の割合で用いられ、反応温度の範囲は、通常、
室温(約20℃)〜250℃であり、反応時間の範囲
は、通常、5分〜100時間である。また、一般式〔I
X〕で示される化合物とオキシ塩化リンとを反応させ
て、一般式〔VI〕で示される化合物を製造する場合、通
常、一般式〔XI〕で示される化合物1当量に対して、オ
キシ塩化リンは1〜5当量の割合で用いられ、反応温度
の範囲は、通常、0〜250℃であり、反応時間の範囲
は、通常、5分〜100時間である。反応終了後の反応
液は、濃縮または有機溶媒抽出および濃縮、必要に応じ
水洗、氷水注加等の操作を加える等の通常の後処理を行
なうことにより、それぞれ一般式〔IV〕および〔VI〕で
示される化合物を得ることができる。必要に応じ、クロ
マトグラフィー、再結晶等の操作により精製することが
できる。これらの方法により製造された一般式〔IV〕お
よび一般式〔VI〕で示される化合物は、単離、精製する
ことなく、それぞれ製造法Bまたは製造法Cの反応に供
することもできる。
同じ意味を表わす。〕で示される化合物と、それぞれ五
塩化リンまたはオキシ塩化リンを反応させることにより
製造することができる。これらの製造法において、溶媒
は必ずしも必要ではないが、溶媒を用いる場合は、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、
ジクロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、 1,2−ジクロロエタン、1,1,1−トリ
クロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロエタン
等のハロゲン化炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン等の脂環式炭
化水素類、あるいはそれらの混合物があげられる。一般
式〔IX〕で示される化合物と五塩化リンまたはオキシ塩
化リンとを反応させて、一般式〔IV〕で示される化合物
を製造する場合、通常、一般式〔IX〕で示される化合物
1当量に対して、五塩化リンまたはオキシ塩化リンは1
〜5当量の割合で用いられ、反応温度の範囲は、通常、
室温(約20℃)〜250℃であり、反応時間の範囲
は、通常、5分〜100時間である。また、一般式〔I
X〕で示される化合物とオキシ塩化リンとを反応させ
て、一般式〔VI〕で示される化合物を製造する場合、通
常、一般式〔XI〕で示される化合物1当量に対して、オ
キシ塩化リンは1〜5当量の割合で用いられ、反応温度
の範囲は、通常、0〜250℃であり、反応時間の範囲
は、通常、5分〜100時間である。反応終了後の反応
液は、濃縮または有機溶媒抽出および濃縮、必要に応じ
水洗、氷水注加等の操作を加える等の通常の後処理を行
なうことにより、それぞれ一般式〔IV〕および〔VI〕で
示される化合物を得ることができる。必要に応じ、クロ
マトグラフィー、再結晶等の操作により精製することが
できる。これらの方法により製造された一般式〔IV〕お
よび一般式〔VI〕で示される化合物は、単離、精製する
ことなく、それぞれ製造法Bまたは製造法Cの反応に供
することもできる。
【0016】一般式〔IX〕で示される化合物は、一般式
〔II〕で示される化合物と、一般式〔IX〕 化70
〔II〕で示される化合物と、一般式〔IX〕 化70
【化70】 〔式中、Xはハロゲン原子(塩素原子または臭素原子
等)を表わし、R4 は前記と同じ意味を表わす。〕で示
される酸ハライド、または、一般式〔XI〕 化71
等)を表わし、R4 は前記と同じ意味を表わす。〕で示
される酸ハライド、または、一般式〔XI〕 化71
【化71】(R4 CO)2 O 〔式中、R4 は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
酸無水物とを反応させることにより製造することができ
る。この反応においては、通常、一般式〔II〕で示され
る化合物1当量に対して、一般式〔X〕で示される酸ハ
ライドは、1〜100当量、一般式〔XI〕で示される酸
無水物は、1〜100当量の割合で用いられ、いずれの
反応も反応温度の範囲は、通常、−20〜200℃、好
ましくは0〜100℃であり、反応時間は、5分〜10
0時間である。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出お
よび濃縮、必要に応じ水洗、氷水注加等の操作を加える
等の通常の後処理を行なうことにより、一般式〔VIII〕
で示される化合物を得ることができる。必要に応じ、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作により精製すること
ができる。一般式〔IX〕で示される化合物は、また、一
般式〔XII 〕 化72
酸無水物とを反応させることにより製造することができ
る。この反応においては、通常、一般式〔II〕で示され
る化合物1当量に対して、一般式〔X〕で示される酸ハ
ライドは、1〜100当量、一般式〔XI〕で示される酸
無水物は、1〜100当量の割合で用いられ、いずれの
反応も反応温度の範囲は、通常、−20〜200℃、好
ましくは0〜100℃であり、反応時間は、5分〜10
0時間である。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出お
よび濃縮、必要に応じ水洗、氷水注加等の操作を加える
等の通常の後処理を行なうことにより、一般式〔VIII〕
で示される化合物を得ることができる。必要に応じ、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作により精製すること
ができる。一般式〔IX〕で示される化合物は、また、一
般式〔XII 〕 化72
【化72】 〔式中、R4 は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
化合物と、前記一般式〔VIII〕で示される化合物とを反
応させることにより、製造することもできる。これらの
方法により製造された一般式〔IX〕で示される化合物
は、単離、精製することなく、一般式〔IV〕で示される
化合物または一般式〔VI〕で示される化合物の製造に供
することもできる。
化合物と、前記一般式〔VIII〕で示される化合物とを反
応させることにより、製造することもできる。これらの
方法により製造された一般式〔IX〕で示される化合物
は、単離、精製することなく、一般式〔IV〕で示される
化合物または一般式〔VI〕で示される化合物の製造に供
することもできる。
【0017】一般式〔VII 〕で示されるケトン化合物の
代表的な製造方法は、例えば下記の方法があげられる
が、もちろんこれらに限定されるものではない。 (合成法1) A=CH2 、R2 が一般式 化73
代表的な製造方法は、例えば下記の方法があげられる
が、もちろんこれらに限定されるものではない。 (合成法1) A=CH2 、R2 が一般式 化73
【化73】 の基、R3 が水素原子である場合:スキーム1:化74
【化74】 〔式中、X1 はシアノ基またはCO2 R(Rは水素原子
またはメチル基、エチル基などのC1 〜C4 のアルキル
基を表わす。)を表わす。〕
またはメチル基、エチル基などのC1 〜C4 のアルキル
基を表わす。)を表わす。〕
【0018】(合成法2) A=CH2 である場合:スキーム2:化75
【化75】 〔式中、X1 は前記と同じ意味を表わす。〕
【0019】(合成法3) A=CH2 またはCH2 CH2 であり、R2 、R3 が一
般式 化76
般式 化76
【化76】 以外である場合:スキーム3:化77
【化77】
【0020】(合成法4) A=SCH2 、R2 が一般式 化78
【化78】 の基である場合:スキーム4:化79
【化79】
【0021】(合成法5) A=Oであり、R3 が一般式 化80
【化80】 以外である場合:スキーム5:化81
【化81】 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす。〕
【0022】(合成法6) A=CH2 、R2 が一般式 化82
【化82】 の基であり、R3 が水素原子以外の基の場合:スキーム
6:化83
6:化83
【化83】 〔式中、X1 は前記と同じ意味を表わす。〕
【0023】(合成法7) A=NR10(但し、R10が水素原子を表わす時、R2 、
R3 は共に水素原子ではない)の場合スキーム7:化8
4
R3 は共に水素原子ではない)の場合スキーム7:化8
4
【化84】 〔式中、Rは前記と同じ意味を表わす。〕
【0024】(合成法8) Aが硫黄原子であり、R2 、R3 が一般式 化85
【化85】 以外の時:化86:スキーム8
【化86】
【0025】本発明化合物にはC=N結合に由来する幾
何異性体や不斉炭素原子に由来する光学異性体が存在す
る場合があるが、本発明にはそれらの各々の異性体およ
びその混合物が含まれることはもちろんである。尚、以
下、本発明化合物のR4 が結合していない方のC=N結
合に由来する幾何異性体の表記を次のようにする。即
ち、本発明化合物の製造において一般式〔VIII〕のケト
ン化合物とヒドラジンにより得られる一般式〔II〕のヒ
ドラゾン化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に付した際、先に溶
出した幾何異性体をa、後に溶出した幾何異性体をbと
表わし、その各々から、前記製造法A、BまたはCによ
り導かれる本発明化合物の幾何異性体を各々a、bと表
わす。
何異性体や不斉炭素原子に由来する光学異性体が存在す
る場合があるが、本発明にはそれらの各々の異性体およ
びその混合物が含まれることはもちろんである。尚、以
下、本発明化合物のR4 が結合していない方のC=N結
合に由来する幾何異性体の表記を次のようにする。即
ち、本発明化合物の製造において一般式〔VIII〕のケト
ン化合物とヒドラジンにより得られる一般式〔II〕のヒ
ドラゾン化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン=1/3)に付した際、先に溶
出した幾何異性体をa、後に溶出した幾何異性体をbと
表わし、その各々から、前記製造法A、BまたはCによ
り導かれる本発明化合物の幾何異性体を各々a、bと表
わす。
【0026】本発明化合物が防除効力を発揮する害虫、
有害ダニ類としては、たとえば下記のものがあげられ
る。 半翅目害虫 ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ等のウ
ンカ類、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバイ
等のヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラ
ミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等 鱗翅目害虫 ニカメイガ、コブノメイガ、ヨーロピアンコーンボーラ
ー、シバツトガ、ワタノメイガ、ノシメマダラメイガな
どのメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨトウ
ガ、タマナヤガ、トルコプリシア属、ヘリオティス属、
ヘリコベルパ属などのヤガ類、モンシロチョウなどのシ
ロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ、
コドリングモスなどのハマキガ類、モモシンクイガなど
のシンクイガ類、リオネティア属などのハモグリガ類、
リマントリア属、ユープロクティス属などのドクガ類、
コナガなどのスガ類、ワタアカミムシなどのキバガ類、
アメリカシロヒトリなどのヒドリガ類、イガ、コイガな
どのヒロズコガ類などクガ類、ウワバ類、カブラヤガ、
タマナヤガ等のアグロティス属害虫(Agrothis spp.)、
ヘリオティス属害虫 (Heliothis spp.) 、コナガ、イ
ガ、コイガ等 双翅目害虫 アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ネッタイ
シマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ
等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オカイエバ
エ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエ
バエ、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、ミバエ
類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、アブ類、ブユ
類、サシバエ類等 鞘翅目害虫 ウェスタンコーンルートワーム、サザンコーンルートワ
ーム等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ、ヒ
メコガネ等のコガネムシ類、コクゾウムシ、イネミゾウ
ムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメノ
ゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマシ
類、キスジノミハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シバ
ンムシ類、ニジュウヤホシテントウ等のエピラクナ属
(Epilach-na spp.)、ヒラタキイムシ類、ナガシンクイ
ムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ等 網翅目害虫 チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ト
ビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等 総翅目害虫 ミナミキイロアザミウマ、ハナアザミウマ等 膜翅目害虫 アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ
等のハバチ類等 直翅目害虫 ケラ、バッタ等 隠翅目害虫 ヒトノミ等 シラミ目害虫 ヒトジラミ、ケジラミ等 等翅目害虫 ヤマトシロアリ、イエシロアリ等 ハダニ類 ニセナミハダニ、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカン
ハダニ、リンゴハダニ等 等に防除効力を発揮する。さらに既存の殺虫、殺ダニ防
除剤に対し、抵抗性の発達した害虫にも有効である。
有害ダニ類としては、たとえば下記のものがあげられ
る。 半翅目害虫 ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ等のウ
ンカ類、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバイ
等のヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラ
ミ類、カイガラムシ類、グンバイムシ類、キジラミ類等 鱗翅目害虫 ニカメイガ、コブノメイガ、ヨーロピアンコーンボーラ
ー、シバツトガ、ワタノメイガ、ノシメマダラメイガな
どのメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨトウ
ガ、タマナヤガ、トルコプリシア属、ヘリオティス属、
ヘリコベルパ属などのヤガ類、モンシロチョウなどのシ
ロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ、
コドリングモスなどのハマキガ類、モモシンクイガなど
のシンクイガ類、リオネティア属などのハモグリガ類、
リマントリア属、ユープロクティス属などのドクガ類、
コナガなどのスガ類、ワタアカミムシなどのキバガ類、
アメリカシロヒトリなどのヒドリガ類、イガ、コイガな
どのヒロズコガ類などクガ類、ウワバ類、カブラヤガ、
タマナヤガ等のアグロティス属害虫(Agrothis spp.)、
ヘリオティス属害虫 (Heliothis spp.) 、コナガ、イ
ガ、コイガ等 双翅目害虫 アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ネッタイ
シマカ、ヒトスジシマカ等のヤブカ類、シナハマダラカ
等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オカイエバ
エ等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエ
バエ、タネバエ、タマネギバエ等のハナバエ類、ミバエ
類、ショウジョウバエ類、チョウバエ類、アブ類、ブユ
類、サシバエ類等 鞘翅目害虫 ウェスタンコーンルートワーム、サザンコーンルートワ
ーム等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ、ヒ
メコガネ等のコガネムシ類、コクゾウムシ、イネミゾウ
ムシ、アズキゾウムシ等のゾウムシ類、チャイロコメノ
ゴミムシダマシ、コクヌストモドキ等のゴミムシダマシ
類、キスジノミハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シバ
ンムシ類、ニジュウヤホシテントウ等のエピラクナ属
(Epilach-na spp.)、ヒラタキイムシ類、ナガシンクイ
ムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ等 網翅目害虫 チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ト
ビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等 総翅目害虫 ミナミキイロアザミウマ、ハナアザミウマ等 膜翅目害虫 アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラハバチ
等のハバチ類等 直翅目害虫 ケラ、バッタ等 隠翅目害虫 ヒトノミ等 シラミ目害虫 ヒトジラミ、ケジラミ等 等翅目害虫 ヤマトシロアリ、イエシロアリ等 ハダニ類 ニセナミハダニ、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカン
ハダニ、リンゴハダニ等 等に防除効力を発揮する。さらに既存の殺虫、殺ダニ防
除剤に対し、抵抗性の発達した害虫にも有効である。
【0027】本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤の有効成分
として用いる場合は、他の何らの成分も加えず、そのま
ま使用してもよいが、通常は、固体担体、液体担体、ガ
ス状担体、餌等と混合し、必要あれば界面活性剤、その
他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、フ
ロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾール、煙霧剤(フォッ
ギング等)、毒餌等に製剤して使用する。これらの製剤
には、有効成分として本発明化合物を、通常、重量比で
0.01%〜95%含有する。製剤化の際に用いられる固体
担体としては、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻
土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレ
ー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他の無
機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシ
ウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、
尿素、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物等があげら
れ、液体担体としては、たとえば水、アルコール類(メ
タノール、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチ
ルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、
灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル
等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキ
サン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭
化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化
炭素等)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の
植物油等があげられ、ガス状担体、すなわち噴射剤とし
ては、たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化
石油ガス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等があげられ
る。界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホ
ン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオ
キシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル
類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等
があげられる。固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん
粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸
等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)等があげられ、安定剤として
は、たとえばPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BH
T(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
ールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。毒餌の基材としては、た
とえば穀物粉、植物精油、糖、結晶セルロース等の餌成
分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイ
アレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、
トウガラシ末等の誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香
料等の誘引性香料等があげられる。
として用いる場合は、他の何らの成分も加えず、そのま
ま使用してもよいが、通常は、固体担体、液体担体、ガ
ス状担体、餌等と混合し、必要あれば界面活性剤、その
他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、フ
ロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾール、煙霧剤(フォッ
ギング等)、毒餌等に製剤して使用する。これらの製剤
には、有効成分として本発明化合物を、通常、重量比で
0.01%〜95%含有する。製剤化の際に用いられる固体
担体としては、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻
土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレ
ー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他の無
機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシ
ウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、
尿素、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物等があげら
れ、液体担体としては、たとえば水、アルコール類(メ
タノール、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチ
ルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン
等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、
灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル
等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキ
サン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭
化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化
炭素等)、ジメチルスルホキシド、大豆油、綿実油等の
植物油等があげられ、ガス状担体、すなわち噴射剤とし
ては、たとえばフロンガス、ブタンガス、LPG(液化
石油ガス)、ジメチルエーテル、炭酸ガス等があげられ
る。界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホ
ン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオ
キシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル
類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等
があげられる。固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん
粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸
等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)等があげられ、安定剤として
は、たとえばPAP(酸性リン酸イソプロピル)、BH
T(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
ールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸または
そのエステル等があげられる。毒餌の基材としては、た
とえば穀物粉、植物精油、糖、結晶セルロース等の餌成
分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイ
アレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、
トウガラシ末等の誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香
料等の誘引性香料等があげられる。
【0028】このようにして得られる製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、
殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生成調節
剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等と混合し
て、または混合せずに同時に用いることもできる。用い
られる殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤としては、例えばフ
ェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル
−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエート〕、フェン
チオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−
(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエート〕、ダイ
アジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル−
6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエー
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエー
ト〕、アセフェート〔O,S−ジメチルアセチルホスホ
ラミドチオエート〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒ
ドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジ
アゾール−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロ
ジチオエート〕、ジスルホトン〔O,O−ジエチル S
−2−エチルチオエチルホスホロチオエート〕、DDV
P〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート〕、
スルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチオ)フ
ェニル S−プロピルホスホロジチオエート〕、シアノ
ホス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチルホス
ホロチオエート〕、ジオキサベンゾホス〔2−メトキシ
−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスフィニン−2
−スルフィド〕、ジメトエート〔O,O−ジメチル−S
−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェー
ト〕、フェントエート〔エチル 2−ジメトキシホスフ
ィノチオイルチオ(フェニル)アセテート〕、マラチオ
ン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サ
クシネート〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,2,2
−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート〕、
アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチル
O,O−ジメチルホスホロジチオエート〕、モノクロト
ホス〔ジメチル(E)−1−メチル−2−(メチルカル
バモイル)ビニルホスフェート〕、エチオン〔0,0,
0’,0’−テトラエチル S,S’−メチレンビス
(ホスホロジチオエート)〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec −ブチルフェニルメチルカルバメー
ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−〔2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカ
ルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−
β−アラニネート〕、プロポキスル〔2−イソプロポキ
シフェニル N−メチルカルバメート〕、カルボスルフ
ァン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベン
ゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチ
ルカーバメート〕、カルバリル〔1−ナフチル−N−メ
チルカーバメート〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデー
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカーバメート〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシ〕、オキサミル〔N,N−ジ
メチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカーバ
メート等のカーバメート系化合物、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジルエーテル〕、フェンバレレ
ート〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレート〕、エスファンバレレート〔(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(S)−2−(4−クロロ
フェニル)−3−メチルブチレート〕、フェンプロパト
リン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレート〕、シペルメトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)−(1R
S,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、ペル
メトリン〔3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)
−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−メチルシクロプロパンカルボキシレー
ト〕、シハロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル(Z)−(1RS,3RS)−3−(2
−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、
デルタメトリン〔(S)−α−シアノ−m−フェノキシ
ベンジル(1R,3R)−3(2,2−ジブロモビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト〕、シクロプロスリン〔(RS)−α−シアノ−3−
フェノキシベンジル(RS)−2,2−ジクロロ−1−
(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレ
ート〕、フルバリネート(α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジルN−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ
−p−トリル)−D−バリネート)、ビフェンスリン
(2−メチルビフェニル−3−イルメチル)(Z)−
(1RS)−cis −3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシラート、アクリナスリン(〔1
R−{1α(S* ),3α(Z)}〕−2,2−ジメチ
ル−3−〔3−オキソ−3−(2,2,2−トリフルオ
ロ−1−(トリフルオロメチル)エトキシ−1−プロペ
ニル〕シクロプロパンカルボン酸 シアノ(3−フェノ
キシフェニル)メチルエステル、2−メチル−2−(4
−ブロモジフルオロメトキシフェニル)プロピル (3
−フェノキシベンジル)エーテル、トラロメスリン
〔(1R,3S)3〔(1'RS)(1', 2', 2', 2'−テ
トラブロモエチル)〕−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボン酸(S)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジルエステル、シラフルオフェン〔4−エトキシフェニ
ル〔3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プ
ロピル〕ジメチルシラン等のピレスロイド化合物、ブプ
ロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピ
ル−5−フェニル−1,3,5−トリアジアジナン−4
−オン)等のチアジアジン誘導体、イミダクロプリド
〔1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニト
ロイミダゾリジン−2−インデンアミン〕等のニトロイ
ミダゾリジン誘導体、カルタップ(S,S’−(2−ジ
メチルアミノトリメチレン)ビス(チオカーバメー
ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,2,3
−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタップ
〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベ
ンゼンチオサルフォネート)〕等のネライストキシン誘
導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノ
アミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,9,
10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9
a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベン
ゾジオキサチエピンオキサイド〕、γ−BHC(1,
2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン〕、
1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリク
ロロエタノール等の塩素化炭化水素化合物、クロルフル
アズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウ
レア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−
(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレ
ア系化合物、アミトラズ〔N,N’〔(メチルイミノ)
ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロルジメ
ホルム〔N’−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−
N,N−ジメチルメチニミダミド〕等のホルムアミジン
誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジイソプ
ロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−tert−ブチ
ルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、ブロモプロピ
レート〔イソプロピル 4,4’−ジブロモベンジレー
ト〕、テトラジホン〔4−クロロフェニル 2,4,5
−トリクロロフェニルスルホン〕、キノメチオネート
〔S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジ
チオカルボネート〕、プロパルゲイト〔2−(4−tert
−ブチルフェノキシ)シクロヘキシル プロプ−2−イ
ルスルファイト〕、フェンブタティン オキシド〔ビス
〔トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)ティ
ン〕オキシド〕、ヘキシチアゾクス〔(4RS、5R
S)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキシ
ル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン−
3−カルボキサミド〕、クロフェンテジン〔3,6−ビ
ス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジ
ン、ピリダチオベン〔2−tert−ブチル−5−(4−te
rt−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3
(2H)−オン〕、フェンピロキシメート〔tert−ブチ
ル(E)−4−〔(1,3−ジメチル−5−フェノキシ
ピラゾール−4−イル)メチレンアミノオキシメチル〕
ベンゾエート〕、デブフェンピラド〔N−4−tert−ブ
チルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチル
−5−ピラゾールカルボキサミド〕、ポリナクチンコン
プレックス〔テトラナクチン、ジナクチン、トリナクチ
ン〕、ミルベメクチン、アベルメクチン、イバーメクチ
ン、アザジラクチン〔AZAD〕、ピリミジフェン〔5
−クロロ−N−〔2−{4−(2−エトキシエチル)−
2,3−ジメチルフェノキシ}エチル〕−6−エチルピ
リミジン−4−アミン等があげられる。
であるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、
殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生成調節
剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料等と混合し
て、または混合せずに同時に用いることもできる。用い
られる殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤としては、例えばフ
ェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル
−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエート〕、フェン
チオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−
(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエート〕、ダイ
アジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル−
6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエー
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエー
ト〕、アセフェート〔O,S−ジメチルアセチルホスホ
ラミドチオエート〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒ
ドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジ
アゾール−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロ
ジチオエート〕、ジスルホトン〔O,O−ジエチル S
−2−エチルチオエチルホスホロチオエート〕、DDV
P〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート〕、
スルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチオ)フ
ェニル S−プロピルホスホロジチオエート〕、シアノ
ホス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチルホス
ホロチオエート〕、ジオキサベンゾホス〔2−メトキシ
−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスフィニン−2
−スルフィド〕、ジメトエート〔O,O−ジメチル−S
−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェー
ト〕、フェントエート〔エチル 2−ジメトキシホスフ
ィノチオイルチオ(フェニル)アセテート〕、マラチオ
ン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サ
クシネート〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,2,2
−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート〕、
アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチル
O,O−ジメチルホスホロジチオエート〕、モノクロト
ホス〔ジメチル(E)−1−メチル−2−(メチルカル
バモイル)ビニルホスフェート〕、エチオン〔0,0,
0’,0’−テトラエチル S,S’−メチレンビス
(ホスホロジチオエート)〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec −ブチルフェニルメチルカルバメー
ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−〔2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカ
ルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−
β−アラニネート〕、プロポキスル〔2−イソプロポキ
シフェニル N−メチルカルバメート〕、カルボスルフ
ァン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベン
ゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチ
ルカーバメート〕、カルバリル〔1−ナフチル−N−メ
チルカーバメート〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデー
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカーバメート〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシ〕、オキサミル〔N,N−ジ
メチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカーバ
メート等のカーバメート系化合物、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジルエーテル〕、フェンバレレ
ート〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレート〕、エスファンバレレート〔(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(S)−2−(4−クロロ
フェニル)−3−メチルブチレート〕、フェンプロパト
リン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレート〕、シペルメトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)−(1R
S,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、ペル
メトリン〔3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)
−(1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−メチルシクロプロパンカルボキシレー
ト〕、シハロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル(Z)−(1RS,3RS)−3−(2
−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、
デルタメトリン〔(S)−α−シアノ−m−フェノキシ
ベンジル(1R,3R)−3(2,2−ジブロモビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト〕、シクロプロスリン〔(RS)−α−シアノ−3−
フェノキシベンジル(RS)−2,2−ジクロロ−1−
(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレ
ート〕、フルバリネート(α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジルN−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ
−p−トリル)−D−バリネート)、ビフェンスリン
(2−メチルビフェニル−3−イルメチル)(Z)−
(1RS)−cis −3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシラート、アクリナスリン(〔1
R−{1α(S* ),3α(Z)}〕−2,2−ジメチ
ル−3−〔3−オキソ−3−(2,2,2−トリフルオ
ロ−1−(トリフルオロメチル)エトキシ−1−プロペ
ニル〕シクロプロパンカルボン酸 シアノ(3−フェノ
キシフェニル)メチルエステル、2−メチル−2−(4
−ブロモジフルオロメトキシフェニル)プロピル (3
−フェノキシベンジル)エーテル、トラロメスリン
〔(1R,3S)3〔(1'RS)(1', 2', 2', 2'−テ
トラブロモエチル)〕−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボン酸(S)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジルエステル、シラフルオフェン〔4−エトキシフェニ
ル〔3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プ
ロピル〕ジメチルシラン等のピレスロイド化合物、ブプ
ロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピ
ル−5−フェニル−1,3,5−トリアジアジナン−4
−オン)等のチアジアジン誘導体、イミダクロプリド
〔1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニト
ロイミダゾリジン−2−インデンアミン〕等のニトロイ
ミダゾリジン誘導体、カルタップ(S,S’−(2−ジ
メチルアミノトリメチレン)ビス(チオカーバメー
ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,2,3
−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタップ
〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベ
ンゼンチオサルフォネート)〕等のネライストキシン誘
導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノ
アミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,9,
10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9
a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベン
ゾジオキサチエピンオキサイド〕、γ−BHC(1,
2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン〕、
1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリク
ロロエタノール等の塩素化炭化水素化合物、クロルフル
アズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウ
レア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−
(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレ
ア系化合物、アミトラズ〔N,N’〔(メチルイミノ)
ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロルジメ
ホルム〔N’−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−
N,N−ジメチルメチニミダミド〕等のホルムアミジン
誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジイソプ
ロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−tert−ブチ
ルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、ブロモプロピ
レート〔イソプロピル 4,4’−ジブロモベンジレー
ト〕、テトラジホン〔4−クロロフェニル 2,4,5
−トリクロロフェニルスルホン〕、キノメチオネート
〔S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジ
チオカルボネート〕、プロパルゲイト〔2−(4−tert
−ブチルフェノキシ)シクロヘキシル プロプ−2−イ
ルスルファイト〕、フェンブタティン オキシド〔ビス
〔トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)ティ
ン〕オキシド〕、ヘキシチアゾクス〔(4RS、5R
S)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキシ
ル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン−
3−カルボキサミド〕、クロフェンテジン〔3,6−ビ
ス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジ
ン、ピリダチオベン〔2−tert−ブチル−5−(4−te
rt−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3
(2H)−オン〕、フェンピロキシメート〔tert−ブチ
ル(E)−4−〔(1,3−ジメチル−5−フェノキシ
ピラゾール−4−イル)メチレンアミノオキシメチル〕
ベンゾエート〕、デブフェンピラド〔N−4−tert−ブ
チルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチル
−5−ピラゾールカルボキサミド〕、ポリナクチンコン
プレックス〔テトラナクチン、ジナクチン、トリナクチ
ン〕、ミルベメクチン、アベルメクチン、イバーメクチ
ン、アザジラクチン〔AZAD〕、ピリミジフェン〔5
−クロロ−N−〔2−{4−(2−エトキシエチル)−
2,3−ジメチルフェノキシ}エチル〕−6−エチルピ
リミジン−4−アミン等があげられる。
【0029】本発明化合物を農業用殺虫、殺ダニ剤とし
て用いる場合、その施用量は、通常、10アールあた
り、0.1g〜100gであり、乳剤、水和剤、フロアブ
ル剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度は通
常、0.1ppm〜500ppm であり、粒剤、粉剤等は何ら希
釈することなく製剤のままで施用する。また、防疫用殺
虫、殺ダニ剤として用いる場合には、乳剤、水和剤、フ
ロアブル剤等は、通常、水で0.1ppm〜500ppm に希釈
して施用し、油剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等につい
てはそのまま施用する。これらの施用量、施用濃度は、
いずれも製剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、
害虫の種類、被害程度等の状況によって異なり、上記の
範囲にかかわることなく増加させたり、減少させたりす
ることができる。
て用いる場合、その施用量は、通常、10アールあた
り、0.1g〜100gであり、乳剤、水和剤、フロアブ
ル剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度は通
常、0.1ppm〜500ppm であり、粒剤、粉剤等は何ら希
釈することなく製剤のままで施用する。また、防疫用殺
虫、殺ダニ剤として用いる場合には、乳剤、水和剤、フ
ロアブル剤等は、通常、水で0.1ppm〜500ppm に希釈
して施用し、油剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等につい
てはそのまま施用する。これらの施用量、施用濃度は、
いずれも製剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、
害虫の種類、被害程度等の状況によって異なり、上記の
範囲にかかわることなく増加させたり、減少させたりす
ることができる。
【0030】
【実施例】以下、製造例、製剤例および試験例で本発明
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。まず、本発明化合物の製造例を示す。 製造例1 5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−ヒドラゾン
0.3gとN,N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタ
ール0.44gの混合物を窒素雰囲気下4時間加熱還流し
た。室温まで放冷し、反応液をジクロロメタン5mlで希
釈し、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、目的とする淡黄色結晶の5−クロ
ロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−1−〔1−(ジメチルアミノ)エチリデンヒドラゾ
ノ〕−1H−インデン(本発明化合物60)0.27gを得
た。融点 133.6℃
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。まず、本発明化合物の製造例を示す。 製造例1 5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−ヒドラゾン
0.3gとN,N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタ
ール0.44gの混合物を窒素雰囲気下4時間加熱還流し
た。室温まで放冷し、反応液をジクロロメタン5mlで希
釈し、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、目的とする淡黄色結晶の5−クロ
ロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−1−〔1−(ジメチルアミノ)エチリデンヒドラゾ
ノ〕−1H−インデン(本発明化合物60)0.27gを得
た。融点 133.6℃
【0031】製造例2 5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−ヒドラゾン
0.3gとN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタ
ール0.39gの混合物を窒素雰囲気下5時間加熱還流し
た。製造例1と同様の後処理を行ない、目的とする白色
結晶の5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−1−〔1−(ジメチルアミノ)メチ
リデンヒドラゾノ〕−1H−インデン(本発明化合物3
46)0.25gを得た。融点 134.4℃
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−ヒドラゾン
0.3gとN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタ
ール0.39gの混合物を窒素雰囲気下5時間加熱還流し
た。製造例1と同様の後処理を行ない、目的とする白色
結晶の5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−1−〔1−(ジメチルアミノ)メチ
リデンヒドラゾノ〕−1H−インデン(本発明化合物3
46)0.25gを得た。融点 134.4℃
【0032】製造例3 5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2−メチル
−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン2.0
g、ヒドラジン−水和物1.0g、および触媒量の酢酸の
エタノール溶液10mlを24時間加熱還流した後、室温
まで冷却し、エタノール約6mlを減圧下濃縮した。ジク
ロロメタン15mlで希釈し、水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し減圧下に濃縮した。得られた油状物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し、対応するヒド
ラゾンa1.2gとヒドラゾンb0.4gを得た。このよう
にして得られた各々のヒドラゾンa、bとN,N−ジメ
チルアセトアミドジメチルアセタール1g、0.5gの混
合物について製造例1と同様な操作を行ない、淡黄色結
晶として5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2
−メチル−2,3−ジヒドロ−1−〔(ジメチルアミ
ノ)エチリデンヒドラゾ)〕−1H−インデン(本発明
化合物270a、1.0gおよび270b、0.4g)を得
た。270a m. p 134.8℃,1 H−NMR(CDCl3 ,TMS):δ(ppm)7.76
(d,1H),7.12−7.32(m,6H)3.22(d,1
H)、3.09(d,1H),2.67(s,6H),2.17
(s,3H),1.83(s,3H) 270b m. p 110.9℃1 H−NMR(CDCl3 ,TMS):δ(ppm)8.70
(d,1H),7.16−7.32(m,6H)3.40(d,1
H)、3.21(d,1H),3.08(s,6H),2.20
(s,3H),1.70(s,3H)
−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン2.0
g、ヒドラジン−水和物1.0g、および触媒量の酢酸の
エタノール溶液10mlを24時間加熱還流した後、室温
まで冷却し、エタノール約6mlを減圧下濃縮した。ジク
ロロメタン15mlで希釈し、水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し減圧下に濃縮した。得られた油状物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し、対応するヒド
ラゾンa1.2gとヒドラゾンb0.4gを得た。このよう
にして得られた各々のヒドラゾンa、bとN,N−ジメ
チルアセトアミドジメチルアセタール1g、0.5gの混
合物について製造例1と同様な操作を行ない、淡黄色結
晶として5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2
−メチル−2,3−ジヒドロ−1−〔(ジメチルアミ
ノ)エチリデンヒドラゾ)〕−1H−インデン(本発明
化合物270a、1.0gおよび270b、0.4g)を得
た。270a m. p 134.8℃,1 H−NMR(CDCl3 ,TMS):δ(ppm)7.76
(d,1H),7.12−7.32(m,6H)3.22(d,1
H)、3.09(d,1H),2.67(s,6H),2.17
(s,3H),1.83(s,3H) 270b m. p 110.9℃1 H−NMR(CDCl3 ,TMS):δ(ppm)8.70
(d,1H),7.16−7.32(m,6H)3.40(d,1
H)、3.21(d,1H),3.08(s,6H),2.20
(s,3H),1.70(s,3H)
【0033】製造例4 5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−1H−インデン−1−イリデンヒドラゾン2.0
g、トリエチルアミン0.8gのジクロロメタン(20m
l) 溶液に氷冷下、無水酢酸0.8gを滴下した後、室温
で5時間撹拌した。反応液をジクロロメタン20mlで希
釈し、氷水を注加し、ジクロロメタンで抽出した。有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮し
た。得られた結晶をヘキサンにて洗浄後乾燥し、対応す
るアセチルヒドラゾン体2.2g(融点183.5℃)を得
た。該アセチルヒドラゾン体2.2gとオキシ塩化リン1.
1gのベンゼン溶液を6時間加熱還流した。室温まで冷
却し、反応液を氷水へ注加し、酢酸エチルで抽出した。
10%炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3
−ジヒドロ−1’−クロロエチリデン−ヒドラゾノ−1
H−インデン1.2g(nD 23.0 1.6190)1H−NMR
(CDCl3 ,TMS):δ7.88(d,1H),7.38
(m,2H),7.23(d,2H),7.02(d,2H),
4.35(dd,1H),3.60(dd,1H),2.97(d
d,1H),2.14(s,3H)を得た。5−クロロ−2
−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−1’−
クロロエチリデン−ヒドラゾノ−1H−インデン1.2g
のベンゼン溶液(5ml)を激しく撹拌しながら氷冷下5
0%ジメチルアミン水溶液5mlを滴下した後、室温にて
一晩撹拌した。反応液をベンゼンにて希釈し、氷水へ注
加し酢酸エチルで抽出した。水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に濃縮して得られた残渣を酢酸エ
チルにより結晶化し、5−クロロ−2−(4−クロロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−1' −〔(ジメチルアミ
ノエチリデンヒドラゾ)〕−1H−インデン(本発明化
合物8)0.3gを得た。融点 138.8℃ 1 H−NMR(CDCl3 ,TMS)δ(ppm) :7.76
(d,1H)、7.28(m,2H)、7.15(d,2H)、
7.06(d,2H)、4.57(dd,1H)、3.56(dd,
1H)、2.88(dd,2H)、2.86(s,6H)、2.19
(s,3H)
ヒドロ−1H−インデン−1−イリデンヒドラゾン2.0
g、トリエチルアミン0.8gのジクロロメタン(20m
l) 溶液に氷冷下、無水酢酸0.8gを滴下した後、室温
で5時間撹拌した。反応液をジクロロメタン20mlで希
釈し、氷水を注加し、ジクロロメタンで抽出した。有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮し
た。得られた結晶をヘキサンにて洗浄後乾燥し、対応す
るアセチルヒドラゾン体2.2g(融点183.5℃)を得
た。該アセチルヒドラゾン体2.2gとオキシ塩化リン1.
1gのベンゼン溶液を6時間加熱還流した。室温まで冷
却し、反応液を氷水へ注加し、酢酸エチルで抽出した。
10%炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、5−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3
−ジヒドロ−1’−クロロエチリデン−ヒドラゾノ−1
H−インデン1.2g(nD 23.0 1.6190)1H−NMR
(CDCl3 ,TMS):δ7.88(d,1H),7.38
(m,2H),7.23(d,2H),7.02(d,2H),
4.35(dd,1H),3.60(dd,1H),2.97(d
d,1H),2.14(s,3H)を得た。5−クロロ−2
−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−1’−
クロロエチリデン−ヒドラゾノ−1H−インデン1.2g
のベンゼン溶液(5ml)を激しく撹拌しながら氷冷下5
0%ジメチルアミン水溶液5mlを滴下した後、室温にて
一晩撹拌した。反応液をベンゼンにて希釈し、氷水へ注
加し酢酸エチルで抽出した。水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下に濃縮して得られた残渣を酢酸エ
チルにより結晶化し、5−クロロ−2−(4−クロロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−1' −〔(ジメチルアミ
ノエチリデンヒドラゾ)〕−1H−インデン(本発明化
合物8)0.3gを得た。融点 138.8℃ 1 H−NMR(CDCl3 ,TMS)δ(ppm) :7.76
(d,1H)、7.28(m,2H)、7.15(d,2H)、
7.06(d,2H)、4.57(dd,1H)、3.56(dd,
1H)、2.88(dd,2H)、2.86(s,6H)、2.19
(s,3H)
【0034】製造例5 ヒドラゾン1水和物0.2mlのメタノール (7ml) 溶液
に、室温下N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルア
セタール0.6mlを加え、30分間室温で反応させた後、
15分間加熱還流し、N,N−ジメチルアセトアミドヒ
ドラゾンのメタノール溶液を調製した。その一部を濃縮
してNMRスペクトルを測定した。1 H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm) :1.88
(s,6H),2.37(s,3H) 上記のN,N−ジメチルアセトアミドヒドラゾンのメタ
ノール溶液に、室温下5−クロロ−2−(3−クロロフ
ェニル)インダノン0.55gを加え、12時間加熱還流さ
せた。得られた反応混合物を濃縮し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、5−クロロ−2−(3−ク
ロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−〔1−(ジメ
チルアミノ)エチリデンヒドラゾノ〕−1H−インデン
(本発明化合物441)0.26gを得た。 m.p. 136.7℃
に、室温下N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルア
セタール0.6mlを加え、30分間室温で反応させた後、
15分間加熱還流し、N,N−ジメチルアセトアミドヒ
ドラゾンのメタノール溶液を調製した。その一部を濃縮
してNMRスペクトルを測定した。1 H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm) :1.88
(s,6H),2.37(s,3H) 上記のN,N−ジメチルアセトアミドヒドラゾンのメタ
ノール溶液に、室温下5−クロロ−2−(3−クロロフ
ェニル)インダノン0.55gを加え、12時間加熱還流さ
せた。得られた反応混合物を濃縮し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、5−クロロ−2−(3−ク
ロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−1−〔1−(ジメ
チルアミノ)エチリデンヒドラゾノ〕−1H−インデン
(本発明化合物441)0.26gを得た。 m.p. 136.7℃
【0035】次に、本発明化合物のいくつかを表1〜表
60に示す。一般式〔I〕 化87
60に示す。一般式〔I〕 化87
【化87】
【表1】 ( 表1〜表35について A=CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 1 5-Cl Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 137.7℃ 2 5-Cl Ph H CH3 C2 H5 CH 3 5-Cl Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 4 5-Cl Ph H CH3 i-C3 H7 H 油状固体 5 5-Cl Ph H CH3 t-C4 H9 H 6 5-Cl Ph H CH3 CH2 CF3 H 油状固体 7 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 H CH3 8 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 138.8℃ 9 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 m.p., 129.6℃ 10 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 CH3 m.p., 97.7℃ 11 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 CH3 12 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C4 H9 CH3 nD 23.01.6202 13 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 CH3 14 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C4 H9 CH3 nD 23.01.6234 15 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 sec-C4 H9 CH3 16 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C5 H11 CH3 17 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CF3 CH3 18 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CF2 Br CH3 19 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CF2 H CH3 20 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CF2 CF2 H CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表2】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R 5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 21 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 CH3 22 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 CF3 CH3 23 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH (CH3 ) CF3 CH3 24 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF2 CF2 CF3 CH3 25 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH (CH3 ) CF2 CF2 CF3 CH3 26 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH=CH2 CH3 nD 24.01.6431 27 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH=CHCH3 CH3 28 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF=CHCH3 CH3 29 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH=CHCH2 CH3 CH3 30 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡CH CH3 m.p., 109.2℃ 31 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡CCH 3 CH3 32 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡ CCF2 Br CH3 33 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡ CCH2 CF3 CH3 34 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 H 35 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 H 36 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 H 37 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C4 H9 H 38 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 39 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 sec-C4 H9 H 40 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 H 41 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF2 CF3 H 42 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH (CH3 ) CF2 CF3 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表3】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R 5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 43 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH=CH2 H 44 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡CH H 45 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 m.p., 121.9℃ 46 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 C2 H5 nD 23.21.6290 47 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 C2 H5 48 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CF2 H C2 H5 49 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 C2 H5 50 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH=CH2 C2 H5 51 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡CH C2 H5 52 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 n-C3 H7 53 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 n-C3 H7 54 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 n-C3 H7 55 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 i-C3 H7 56 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH 2 CF3 i-C3 H7 57 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH2 CF3 H 58 5-Cl 4-F-Ph H CH3 i-C3 H7 H 59 5-Cl 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 60 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p.,133.6℃ 61 5-Cl 4-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 62 5-Cl 4-F-Ph H CH3 i-C3 H7 CH3 63 5-Cl 4-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 64 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p.,154.1℃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表4】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R 5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 65 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 66 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 t-C4 H9 H 67 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 68 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 CH3 69 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 70 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 i-C3 H7 H 71 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 72 5-Cl 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 73 5-Cl 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 74 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 75 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 CH3 76 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 77 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 t-C4 H 9 H 78 5-Cl 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 79 5-Cl 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 80 5-Cl 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 81 5-Cl 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 82 5-F Ph H CH3 CH3 CH3 83 5-F Ph H CH3 C2 H5 CH3 84 5-F Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 85 5-F Ph H CH3 i-C3 H7 CH3 86 5-F Ph H CH3 i-C3 H7 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表5】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R 5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 87 5-F Ph H CH3 t-C4 H9 H 88 5-F Ph H CH3 CH2 CF3 H 89 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 114.2℃ 90 5-F 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 91 5-F 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 アメ状 92 5-F 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 H 油状固体 93 5-F 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 94 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 H 95 5-F 4- F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 128.4℃ 96 5-F 4- F-Ph H CH3 CH3 C2 H5 97 5-F 4- F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 98 5-F 4- F-Ph H CH3 i-C3 H7 H 99 5-F 4- F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 100 5-F 4- Br-Ph H CH3 CH3 CH3 101 5-F 4- Br-Ph H CH3 t-C4 H9 H 102 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 103 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 104 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 105 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 106 5-F 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 107 5-F 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 C2 H5 108 5-F 4-CH3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表6】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R 5 R 6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 109 5-F 4-CH3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 110 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 111 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 CH3 112 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 113 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 i-C3 H7 H 114 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 115 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 116 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 CH3 117 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 118 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 i-C3 H7 H 119 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 120 5-F 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 121 5-F 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 122 5-F 4- OCH2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 123 5-F 4- OCH2 CF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 124 5-F 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 125 5-F 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 126 5-F 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 127 5-F 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 128 5-Br Ph H CH3 CH3 CH3 129 5-Br Ph H CH3 C2 H5 CH3 130 5-Br Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表7】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 131 5-Br Ph H CH3 t-C4 H9 H 132 5-Br 4- Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 133.9℃ 133 5-Br 4- Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 134 5-Br 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 135 5-Br 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 136 5-Br 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 137 5-Br 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 138 5-Br 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 139 5-Br 4- OCF2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 140 5-Br 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 141 5-Br 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 142 5-Br 4- CN-Ph H CH3 CH3 CH3 143 5-Br 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 144 5- OCH3 Ph H CH3 CH3 CH3 145 5- OCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 138.2℃ 146 5- OCH3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 141.3℃ 147 5- SCH3 Ph H CH3 CH3 CH3 148 5- SCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 149 5- SCH3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 150 5-CF3 Ph H CH3 CH3 CH3 151 5-CF3 Ph H CH3 C2 H5 CH3 152 5-CF3 Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表8】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 153 5-CF3 Ph H CH3 i-C3 H7 H 154 5-CF3 Ph H CH3 t-C4 H9 H 155 5-CF3 4- Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 156 5-CF3 4- Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 157 5-CF3 4- Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 158 5-CF3 4- Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 H 159 5-CF3 4- Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 160 5-CF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 161 5-CF3 4-F-Ph H CH3 CH3 C2 H5 162 5-CF3 4-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 163 5-CF3 4-F-Ph H CH3 i-C3 H7 H 164 5-CF3 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 165 5-CF3 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 166 5-CF3 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 167 5-CF3 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 168 5-CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 169 5-CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 CH3 170 5-CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 171 5-CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 172 5-CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 173 5-CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 C2 H5 174 5-CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表9】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 175 5-CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 176 5-CF3 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 177 5-CF3 4- OCH2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 178 5-CF3 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 179 5-CF3 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 180 5-CF3 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 181 5-CF3 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 182 5- OCF3 Ph H CH3 CH3 CH3 183 5- OCF3 Ph H CH3 C2 H5 CH3 184 5- OCF3 Ph H CH3 t-C4 H9 H 185 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 186 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 187 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 188 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 189 5- OCF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 190 5- OCF3 4-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 191 5- OCF3 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 192 5- OCF3 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 193 5- OCF3 4-Br-Ph H CH3 t-C4 H9 H 194 5- OCF3 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 195 5- OCF3 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 196 5- OCF3 4-CF3 -Ph H CH3 C2 H5 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表10】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 197 5- OCF3 4-CF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 198 5- OCF3 4-CF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 199 5- OCF3 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 200 5- OCF3 4- OCF3 -Ph H CH3 C2 H5 CH3 201 5- OCF3 4- OCF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 202 5- OCF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 203 5- OCF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 CH3 204 5- OCF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 205 5- OCF3 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 206 5- OCF3 4- OCH2 CF3 H-Ph H CH3 CH3 CH3 207 5- OCF3 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 208 5- OCF3 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 209 5- OCF3 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 210 5- OCF3 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 211 5- OCF2 H Ph H CH3 CH3 CH3 212 5- OCF2 H Ph H CH3 C2 H5 CH3 213 5- OCF2 H Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 214 5- OCF2 H Ph H CH3 t-C4 H9 H 215 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 216 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 217 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 218 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 i-C3 H7 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表11】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 219 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 220 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 221 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 222 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 223 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 i-C3 H7 H 224 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 225 5- OCF2 H 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 226 5- OCF2 H 4-Br-Ph H CH3 t-C4 H9 H 227 5- OCF2 H 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 228 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 229 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 C2 H5 CH3 230 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 231 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 i-C3 H7 H 232 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 233 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 234 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H CH3 t-C4 H9 H 235 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 236 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 C2 H5 CH3 237 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 t-C4 H9 H 238 5- OCF2 H 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 239 5- OCF2 H 4- OCH2 CF3 H-Ph H CH3 CH3 CH3 240 5- OCF2 H 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表12】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 241 5- OCF2 H 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 242 5- OCF2 H 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 243 5- OCF2 H 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 244 5- OCF2 CF2 H Ph H CH3 CH3 CH3 245 5- OCF2 CF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 246 5- OCF2 CF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 247 5- OCF2 CF2 H 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 248 5- OCF2 CF2 H 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 249 5- OCF2 CF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 250 5- OCH2 CF3 Ph H CH3 CH3 CH3 251 5- OCH2 CF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 252 5- OCH2 CF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 253 5- OCH2 CF3 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 254 5- OCH2 CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 255 5- OCH2 CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 256 5-NO2 Ph H CH3 CH3 CH3 257 5-NO2 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 258 5-NO2 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 259 5-CN Ph H CH3 CH3 CH3 260 5-CN 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 261 5-CN 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 262 5-CH3 Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表13】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 263 5-CH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 24.51.6237 264 5-CH3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 265 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 132.4℃ 266 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 267 H 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 268 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 269 5-Cl Ph CH3 CH3 CH3 CH3 270a 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 134.8℃ 270b 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 110.9℃ 271a 5-Cl 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 118.4℃ 271b 5-Cl 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 nD 23.01.6213 272 5-Cl 4-Br-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 273 5-Cl 4-CF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 274 5-Cl 4- OCF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 275 5-Cl 4- OCF2 H-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 276 5-Cl 4-NO2 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 277 5-Cl 4-CH3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 278 5-Cl 4-CN-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 279 5-F Ph CH3 CH3 CH3 CH3 280 5-F 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 281 5-F 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 282 5-F 4-CF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表14】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 283 5-F 4- OCF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 284 5-F 4- OCF2 H-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 285 5-CF3 Ph CH3 CH3 CH3 CH3 286 5-CF3 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 287 5-CF3 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 288 5-CF3 4- OCF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 289 5-CF3 4- OCF2 H-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 290 5- OCF3 Ph CH3 CH3 CH3 CH3 291 5- OCF3 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 292 5- OCF3 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 293 5- OCF3 4-CF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 294 5- OCF3 4- OCF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 295 5- OCF3 4- OCF2 H-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 296 5- OCF2 H Ph CH3 CH3 CH3 CH3 297 5- OCF2 H 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 298 5- OCF2 H 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 299 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 300 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 301 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 302 5- OCF2 CF2 H 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 303 5- OCF2 CF2 H 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 304 5- OCH2 CF2 H 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表15】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 305 5- OCH2 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 -CF2 H 306 5- OCH3 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 307 5- OCH3 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 308 5- SCH3 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 309 5- SCH3 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 310 5-NO2 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 311 5-NO2 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 312 5-CN 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 313 5-CN 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 314 5-Cl Ph H H CH3 CH3 315 5-Cl Ph H C2 H5 CH3 CH3 316 5-Cl Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 317 5-Cl Ph H CF3 CH3 CH3 318 5-Cl 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 m.p., 123.2℃ 319 5-Cl 4-Cl-Ph H H C2 H5 CH3 320 5-Cl 4-Cl-Ph H H C2 H5 C2 H5 321 5-Cl 4-Cl-Ph H H t-C4 H9 H 322 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 m.p., 100.7℃ 323 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 C2 H5 CH3 324 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 C2 H5 C2 H5 325 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 t-C4 H9 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表16】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 326 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 CH3 CH3 nD 22.01.4705 327 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 C2 H5 CH3 328 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 C2 H5 C2 H5 329 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 t-C4 H9 H 330 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 nD 22.51.6133 331 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 C2 H5 CH3 332 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 C2 H5 C2 H5 333 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 t-C4 H9 H 334 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C4 H9 CH3 CH3 nD 23.01.6155 335 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C4 H9 C2 H5 CH3 336 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C4 H9 C2 H5 C2 H5 337 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C4 H9 t-C4 H9 H 338 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C4 H9 CH2 CF3 H 339 5-Cl 4-Cl-Ph H t-C5 H11 CH3 CH3 340 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 nD 23.01.5958 341 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 C2 H5 CH3 342 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 C2 H5 C2 H5 343 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 t-C4 H9 H 344 5-Cl 4-Cl-Ph H CF2 CF3 CH3 CH3 345 5-Cl 4-Cl-Ph H CH 2 CH2 CF2 CF3 CH 3 CH3 346 5-Cl 4-F-Ph H H CH3 CH3 m.p., 134.4℃ 347 5-Cl 4-F-Ph H C2 H5 CH3 CH3 nD 23.31.5820 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表17】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 348 5-Cl 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 nD 20.01.6208 349 5-Cl 4-F-Ph H t-C4 H9 CH3 CH3 350 5-Cl 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 351 5-Cl 4-CF3 -Ph H H CH3 CH3 352 5-Cl 4-CF3 -Ph H C2 H5 CH3 CH3 353 5-Cl 4-CF3 -Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 354 5-Cl 4-CF3 -Ph H t-C4 H9 CH3 CH3 355 5-Cl 4-CF3 -Ph H CF3 CH3 CH3 356 5-Cl 4- OCF3 - Ph H H CH3 CH3 357 5-Cl 4- OCF3 - Ph H C2 H5 CH3 CH3 358 5-Cl 4- OCF3 - Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 359 5-Cl 4- OCF3 - Ph H CF3 CH3 CH3 360 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H H CH3 CH3 361 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H C2 H5 CH3 CH3 362 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 363 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CF3 CH3 CH3 364 5-F Ph H H CH3 CH3 365 5-F Ph H C2 H5 CH3 CH3 366 5-F Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 367 5-F Ph H CF3 CH3 CH3 368 5-F 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 369 5-F 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表18】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 370 5-F 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 371 5-F 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 372 5-F 4-F-Ph H H CH3 CH3 m.p., 88.2℃ 373 5-F 4-F-Ph H C2 H5 CH3 CH3 374 5-F 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 375 5-F 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 376 5-F 4-CF3 -Ph H H CH3 CH3 377 5-F 4-CF3 -Ph H C2 H5 CH3 CH3 378 5-F 4-CF3 -Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 379 5-F 4-CF3 -Ph H CF3 CH3 CH3 380 5-F 4- OCF3 -Ph H H CH3 CH3 381 5-F 4- OCF3 -Ph H C2 H5 CH3 CH3 382 5-F 4- OCF3 -Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 383 5-F 4- OCF3 -Ph H CF3 CH3 CH3 384 5-F 4- OCF2 H-Ph H H CH3 CH3 385 5-F 4- OCF2 H-Ph H C2 H5 CH3 CH3 386 5-F 4- OCF2 H-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 387 5- OCF3 Ph H H CH3 CH3 388 5- OCF3 Ph H C2 H5 CH3 CH3 389 5- OCF3 Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 390 5- OCF3 Ph H CF3 CH3 CH3 391 5- OCF3 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表19】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 392 5- OCF3 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 393 5- OCF3 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 394 5- OCF3 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 395 5- OCF3 4-F-Ph H H CH3 CH3 396 5- OCF3 4-F-Ph H C2 H5 CH3 CH3 397 5- OCF3 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 398 5- OCF3 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 399 5- OCF2 H Ph H H CH3 CH3 400 5- OCF2 H Ph H C2 H5 CH3 CH3 401 5- OCF2 H Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 402 5- OCF2 H Ph H CF3 CH3 CH3 403 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 404 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 405 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 406 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 407 5- OCF2 H 4-F-Ph H H CH3 CH3 408 5- OCF2 H 4-F-Ph H C2 H5 CH3 CH3 409 5- OCF2 H 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 410 5- OCF2 H 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 411 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H H CH3 CH3 412 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H C2 H5 CH3 CH3 413 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表20】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物性 物号 ──────────────────────────────────── 414 5- OCF2 H 4-CF3 -Ph H CF3 CH3 CH3 415 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H H CH3 CH3 416 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H C2 H5 CH3 CH3 417 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 418 5- OCF2 H 4- OCF3 -Ph H CF3 CH3 CH3 419 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H H CH3 CH3 420 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H C2 H5 CH3 CH3 421 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 422 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CF3 CH3 CH3 423 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 OCH3 CH3 424 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH3 CH3 425 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCF2 H CH3 426 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCF2 CH3 -CF2 H 427 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH2 CH3 -CF2 CF3 428 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 SCH3 CH3 429 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 O CH3 -(CH2 ) 3 CH3 430 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 SCH2 CH3 -CH3 431 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 SCF2 H CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表21】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 432 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 SCH2 - CH3 CF3 433 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 N- CH3 (CH3 ) 2 434 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 N(CH2 - CH3 CH3 ) 2 435 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 NHCH2 - CH3 CH3 436 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH2 CH2 m.p., 126.7℃ 437 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 SCH2 CH2 アメ状 438 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 (CH2 ) 2 CH2 m.p., 134.8℃ 439 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 (CH2 ) 3 CH2 m.p., 122.3℃ 440 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH (CH3 )- OCH2 CH2 441 5-Cl 3-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 136.7℃ 442 5-Cl 3-F-Ph H CH3 CH3 CH3 443 5-Cl 3-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 444 5-Cl 3-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 445 5-Cl 3- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 446 5-Cl 3-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 447 5-Cl 2,4-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 138.2℃ 448 5-Cl 2,4- F2 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 153.3℃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表22】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 449 5-Cl 3,4-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 123.8℃ 450 4-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 23.21.6529 451 4-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 23.21.6522 452 6-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 453 6-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 454 4,6-Cl2 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 455 5-F 2-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 456 5-F 2-F-Ph H CH3 CH3 CH3 457 5-F 2-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 458 5-F 2-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 459 5-F 2-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 460 5-F 3-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 461 5-F 3-F-Ph H CH3 CH3 CH3 462 5-F 3-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 463 5-F 3-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 464 5-F 3- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 465 5-F 3- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 466 5-F 3-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 467 5-F 3- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 468 5-F 3- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 469 5-F 3- OCH2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 470 5-F 3-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表23】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 471 5-F 4-OH-Ph H CH3 CH3 CH3 472 5-F 4-OC2 H5 -Ph H CH3 CH3 CH3 473 5-F 4-NHCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 474 5-F 4-N(CH3 ) 2 -Ph H CH3 CH3 CH3 475 5-F 2,4-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 476 5-F 2,4- F2 -Ph H CH3 CH3 CH3 477 5-F 3,4-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 478 5-F 2,6-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 479 4-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 24.51.6279 480 4-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 23.51.6343 481 6-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 122.9℃ 482 6-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 116.6℃ 483 5-OPh 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 109.1℃ 484 5-OPh 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 485 5-Cl H H CH3 CH3 CH3 486 5-Cl CH3 H CH3 CH3 CH3 nD 24.51.6352 487 5-Cl C2 H5 H CH3 CH3 CH3 nD 23.01.6326 488 5-Cl n-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 489 5-Cl i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 490 5-Cl n-C4 -H9 H CH3 CH3 CH3 491 5-Cl OCH3 H CH3 CH3 CH3 492 5-Cl SCH3 H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表24】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 493 5-Cl CN H CH3 CH3 CH3 494 5-Cl CO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 495 5-Cl CO2 C2 H5 H CH3 CH3 CH3 496 5-Cl CO2 CH2 CF3 H CH3 CH3 CH3 497 5-Cl CO2 Ph H CH3 CH3 CH3 498 5-Cl SO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 499 5-Cl CONHCH3 H CH3 CH3 CH3 500 5-Cl CONHPh H CH3 CH3 CH3 501 5-Cl C(S)N(CH3 ) 2 H CH3 CH3 CH3 502 5-Cl COCH3 H CH3 CH3 CH3 503 5-Cl COC2 H5 H CH3 CH3 CH3 504 5-Cl CH2 Ph H CH3 CH3 CH3 505 5-Cl CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 nD 24.01.6359 506 5-Cl CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 nD 23.81.6322 507 5-Cl CH2 CO2 C2 H5 H CH3 CH3 CH3 508 5-Cl CH2 OCH3 H CH3 CH3 CH3 509 5-Cl CH2 CH2 CN H CH3 CH3 CH3 510 5-F CH3 H CH3 CH3 CH3 511 5-F C2 H5 H CH3 CH3 CH3 512 5-F i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 513 5-F CH2 Ph H CH3 CH3 CH3 514 5-F CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表25】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 515 5-F CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 516 5-Br i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 517 5-Br CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 518 5-Br CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 519 5-CF3 i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 520 5-CF3 CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 521 5-CF3 CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 522 5- OCF3 i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 523 5- OCF3 CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 524 5- OCF3 CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 525 5- OCF2 H i-C3 -H7 H CH3 CH3 CH3 526 5- OCF2 H CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 527 5- OCF2 H CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 528 5-Cl i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 529 5-Cl i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 530 5-Cl i-C3 H7 H CH3 i-C3 H7 H 531 5-Cl i-C3 H7 H CH3 i-C3 H7 CH3 532 5-Cl i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 533 5-Cl i-C3 H7 H CH3 CH2 CF3 CH3 534 5-F i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 535 5-F i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 536 5-F i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表26】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 537 5-CF3 i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 538 5-CF3 i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 539 5-CF3 i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 540 5- OCF2 H i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 541 5- OCF2 H i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 542 5- OCF2 H i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 543 5- OCF3 i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 544 5- OCF3 i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 545 5- OCF3 i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 546 5-Cl i-C3 H7 H C2 H5 CH3 CH3 547 5-Cl i-C3 H7 H i-C3 H7 CH3 CH3 548 5-Cl i-C3 H7 H n-C3 H7 CH3 CH3 549 5-Cl i-C3 H7 H t-C4 H9 CH3 CH3 550 5-Cl i-C3 H7 H CF3 CH3 CH3 551mix 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p.,78.2℃ 552 5-Cl C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 23.01.6050 553 5-Cl n-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 24.01.5931 554 5-Cl i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 555 5-Cl n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 24.01.5931 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表27】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 556 5-Cl CN CH3 CH3 CH3 CH3 557a 5-Cl CO2 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 127.0℃ 557b アメ状 558 5-Cl CO2 CH3 C2 H5 CH3 CH3 CH3 559 5-Cl CO2 CH3 n-C3 H5 CH3 CH3 CH3 560mix 5-F CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 122.3℃ 561 5-F C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 562 5-F i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 563 5-F n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 CH3 564 5-F CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 565 5-F CN C2 H5 CH3 CH3 CH3 566 5-CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 567 5-CF3 C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 568 5-CF3 i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 569 5-CF3 n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 CH3 570 5-CF3 CN CH3 CH3 CH3 CH3 571 5-CF3 CO2 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 572 5- OCF3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 573 5- OCF3 C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 574 5- OCF3 i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 575 5- OCF3 CO2 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 576 5- OCF3 CN CH2 Ph CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表28】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 577 5- OCF2 H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 578 5- OCF2 H C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 579 5- OCF2 H i-C3 H7 CH CH3 CH3 CH3 580 5- OCF2 H CO2 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 581 5- OCF2 H CN CH3 CH3 CH3 CH3 582 5-Cl CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 583 5-Cl CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 584 5-Cl CH3 CH3 CH3 t-C4 H9 H 585 5-Cl C2 H5 CH3 CH3 C2 H5 CH3 586 5-Cl C2 H5 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 587 5-Cl C2 H5 CH3 CH3 t-C4 H9 H 588 5-Cl n-C3 H7 CH3 CH3 C2 H5 CH3 589 5-Cl n-C3 H7 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 590 5-Cl n-C3 H7 CH3 CH3 t-C4 H9 H 591 5-Cl CO2 CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 592 5-Cl CO2 CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 593 5-Cl CO2 CH3 CH3 CH3 t-C4 H9 H 594 5-F CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 595 5-F CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 596 5-F CH3 CH3 CH3 t-C4 H9 H 597 5- OCF3 CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 598 5- OCF3 CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表29】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 599 5- OCF3 CH3 CH3 CH3 t-C4 H9 H 600 5- OCF2 H CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 601 5- OCF2 H CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 602 5- OCF2 H CH3 CH3 CH3 t-C4 H9 H 603 5-Cl CO2 CH3 CH2 Ph CH3 CH3 CH3 604 5-Cl CO2 CH3 CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 605 5-Cl CN CH2 Ph CH3 CH3 CH3 606 5-Cl CN C2 H5 CH3 CH3 CH3 607 5-Cl 4-CH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p.,128.7℃ 608 5,6-Cl2 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p.,139.8℃ 609 5-F H H CH3 CH3 CH3 m.p.,122.3℃ 610 5- OCH3 H H CH3 CH3 CH3 m.p.,102.5℃ 611 5-Cl Ph H CH3 CH3 CH3 612 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 613 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 614 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 615 5-Cl 4-CH3 Ph H CH3 CH3 CH3 616 5-Cl 4- OCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 617 5-Cl 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 618 5-Cl 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 619 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 620 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表30】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 621 5-Cl 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 622 5-Cl 4- OCH2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 623 5-Cl 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 624 5-Cl 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 625 5-Cl 3-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 626 5-Cl 3-F-Ph H CH3 CH3 CH3 627 5-Cl 3-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 628 5-Cl 3- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 629 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 630 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 631 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 632 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 633 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 634 5-Cl 4-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 635 5-Cl 4-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 636 5-Cl 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 637 5-Cl 4-F-Ph H H CH3 CH3 638 5-Cl 4-F-Ph H C2 H5 CH3 CH3 639 5-Cl 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 640 5-Cl 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 641 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 642 5-F 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表31】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 643 5-F 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 644 5-F 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 645 5-F 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 646 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 647 5-F 4-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 648 5-F 4-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 649 5-F 4-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H 650 5-F 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 651 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 652 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 653 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 654 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 655 5- OCF2 CF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 656 5- OCH2 CF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 657 5- OCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 658 5- SCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 659 5-NO2 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 660 5-CN 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 661 4-CN 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 662 4-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 663 4-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 664 4-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表32】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 665 6-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 666 6-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 667 6-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 668 6-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 669 5-Cl H H CH3 CH3 CH3 m.p., 75.2℃ 670 5-Cl CH3 H CH3 CH3 CH3 671 5-Cl C2 H5 H CH3 CH3 CH3 672 5-Cl n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 673 5-Cl i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 674 5-Cl n-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 675 5-Cl CH2 CH (CH3 ) 2 H CH3 CH3 CH3 676 5-Cl CH2 CH=CH2 H CH3 CH3 CH3 677 5-Cl CH2 C ≡CH H CH3 CH3 CH3 678 5-Cl CH2 Ph H CH3 CH3 CH3 679 5-Cl CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 680 5-Cl CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 681 5-Cl CH2 CF3 H CH3 CH3 CH3 682 5-Cl CH2 OCH3 H CH3 CH3 CH3 683 5-Cl CO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 684 5-Cl CO2 C2 H5 H CH3 CH3 CH3 685 5-Cl CO2 CH2 CF3 H CH3 CH3 CH3 686 5-Cl CO2 Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表33】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 687 5-Cl SO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 688 5-Cl CON(CH3 ) 2 H CH3 CH3 CH3 689 5-Cl CONHCH3 H CH3 CH3 CH3 690 5-Cl CONHPh H CH3 CH3 CH3 691 5-F CH3 H CH3 CH3 CH3 692 5-F C2 H5 H CH3 CH3 CH3 693 5-F n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 694 5-F i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 695 5-F n-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 696 5-F CH2 CH=CH2 H CH3 CH3 CH3 697 5-F CH2 C ≡ CH H CH 3 CH 3 CH 3 698 5-F CH2 Ph H CH3 CH3 CH3 699 5-F CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 700 5-F CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 701 5-F CO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 702 5-Br C2 H5 H CH3 CH3 CH3 703 5-Br n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 704 5-Br i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 705 5- OCF2 H CH3 H CH3 CH3 CH3 706 5- OCF2 H C2 H5 H CH3 CH3 CH3 707 5- OCF2 H n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 708 5- OCF2 H i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表34】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 709 5- OCF2 H n-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 710 5- OCF2 H CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 711 5- OCF2 H CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 712 5- OCF2 H CO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 713 5-Cl i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 714 5-Cl i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 715 5-Cl i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 716 5-F i-C3 H7 H CH3 C2 H5 CH3 717 5-F i-C3 H7 H CH3 C2 H5 C2 H5 718 5-F i-C3 H7 H CH3 t-C4 H9 H 719 5-F i-C3 H7 H H CH3 CH3 720 5-F i-C3 H7 H C2 H5 CH3 CH3 721 5-F i-C3 H7 H n-C3 H7 CH3 CH3 722 5-F i-C3 H7 H i-C3 H7 CH3 CH3 723 5-F i-C3 H7 H CF3 CH3 CH3 724 5-F CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 725 5-F C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 726 5-F n-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 727 5-F i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 CH3 728 5-F n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 CH3 729 5-F CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 730 5-F CH2 C ≡CH CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表35】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 731 5-F CO2 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 732 5-CF3 i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 733 5- OCF3 i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表36】 ( 表36および表37について A=O) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 734 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 735 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 736 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 737 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 738 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 739 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 CH3 CH3 740 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 741 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 742 5-Cl 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 743 5-F 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 744 5-Br 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表37】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 745 5-CF3 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 746 5- OCF3 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表38】 ( 表38および表39において A=S) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 747 5-Cl Ph H CH3 CH3 CH3 748 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 749 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 750 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 751 5-Cl 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 752 5-Cl 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 753 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 754 5-F Ph H CH3 CH3 CH3 755 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 756 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 757 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 758 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表39】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 759 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 760 5-CF3 Ph H CH3 CH3 CH3 761 5-CF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 762 5-CF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 763 5-CF3 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 764 5-CF3 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 765 5-CF3 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 766 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 767 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 768 5- OCF2 H 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 769 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 770 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 771 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 772 5-Cl 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 773 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 774 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 CH3 CH3 775 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 776 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 777 5-Cl 5-F-Ph H CH3 C2 H5 CH3 778 5-Cl 5-F-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 779 5-Cl 5-F-Ph H CH3 t-C4 H9 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表40】 ( 表40〜表43について A=CH2 CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 780 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 170.4℃ 781 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 782 5-Cl 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 783 4-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 樹脂状 784 4-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 785 6-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 124.4℃ 786 6-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 787 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 788 5-F 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 789 5-F 4-Cl-Ph H CH3 t-C4 H9 H 790 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CF3 H 791 5-F 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 792 5-F 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 793 5-F 4-Cl-Ph H n-C2 H7 CH3 CH3 794 5-F 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 795 5-F 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 796 5-F 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 797 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 798 5-F 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 799 5-F 4- SCH3 -Ph H CH3 CH3 CH3 800 5-F 4-CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表41】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 801 5-F 4- OCF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 802 5-F 4- OCF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 803 5-F 4- OCF2 CF2 H-Ph H CH3 CH3 CH3 804 5-F 4- OCH2 CF3 -Ph H CH3 CH3 CH3 805 5-F 4-NO2 -Ph H CH3 CH3 CH3 806 5-F 4-CN-Ph H CH3 CH3 CH3 807 5-F H H CH3 CH3 CH3 808 5-F CH3 H CH3 CH3 CH3 809 5-F C2 H5 H CH3 CH3 CH3 810 5-F n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 811 5-F i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 812 5-F n-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 813 5-F i-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 814 5-F CH2 CH=CH2 H CH3 CH3 CH3 815 5-F CH2 C ≡CH H CH3 CH3 CH3 816 5-F CH2 Ph H CH3 CH3 CH3 817 5-F CH2 Ph-4-Cl H CH3 CH3 CH3 818 5-F CH2 Ph-4-F H CH3 CH3 CH3 819 5-F CH2 CF3 H CH3 CH3 CH3 820 5-F CH2 OCH3 H CH3 CH3 CH3 821 5-F CO2 OH3 H CH3 CH3 CH3 822 5-F CO2 C2 H5 H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表42】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 823 5-F CO2 Ph H CH3 CH3 CH3 824 5-F CO2 CH2 CF3 H CH3 CH3 CH3 825 5-F SO2 CH3 H CH3 CH3 CH3 826 5-F CONHCH3 H CH3 CH3 CH3 827 5-F CON(CH3 ) 2 H CH3 CH3 CH3 828 5-F CONHPh H CH3 CH3 CH3 829 4-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 830 4-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 831 6-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 832 6-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 833 5-Br 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 834 5-Br 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 835 5-CH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 836 5-CH3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 837 5- OCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 838 5- SCH3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 839 5-CF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 840 5-CF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 841 5- OCF3 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 842 5- OCF3 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 843 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 844 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表43】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 845 5-NO2 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 846 5-CN 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 847 5-Cl 4- OCF2 H H CH3 CH3 CH3 848 5-F 4- OCF2 H H CH3 CH3 CH3 849 5-CF3 4- OCF2 H H CH3 CH3 CH3 850 5- OCF3 4- OCF2 H H CH3 CH3 CH3 851 H CH3 H CH3 CH3 CH3 m.p., 54.6℃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表44】 ( 表44および表45について A=CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 852 5-Cl 2-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 172.9℃ 853 5-Cl 2,6-Cl2 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 146.8℃ 854 5-Cl 3,4- F2 -Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 124.6℃ 855 5-Cl 4- OCH2 Ph-Ph H CH3 CH3 CH3 nD 24.01.5728 856a 5-Cl 4-Cl-Ph C2 H5 CH3 CH3 CH3 m.p., 116.9℃ 856b 5-Cl 4-Cl-Ph C2 H5 CH3 CH3 CH3 nD 25.51.6137 857a 5-Cl 4-Cl-Ph n-C3 H7 CH3 CH3 CH3 m.p., 156.1℃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表45】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 857b 5-Cl 4-Cl-Ph n-C3 H7 CH3 CH3 CH3 nD 25.51.6060 858a 5-Cl 4-Cl-Ph n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 m.p., 146.3℃ 858b 5-Cl 4-Cl-Ph n-C4 H9 CH3 CH3 CH3 nD 24.01.6067 859 5-Cl −(CH 2 ) 4 − CH3 CH3 CH3 nD 24.51.6271 860 5-Cl −(CH 2 ) 5 − CH3 CH3 CH3 nD 24.01.6249 861 5-Cl −(CH 2 ) 5 − CH3 CH3 CH3 nD 24.51.5952 862 5-Cl CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 24.01.5950 863 5-Cl CH2 CH=CH2 CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 nD 20.51.6040 864 5-Cl CH2 CH=CH2 H CH3 CH3 CH3 m.p., 111.6℃ 865 5-Cl CH2 C ≡CH H CH3 CH3 CH3 nD 25.01.6107 866 5-Cl CH2 C ≡CH CH2 C CH CH3 CH3 CH3 nD 24.01.6103 867 5- CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 58.6℃ OCF2 H 868 5-Cl CH2 CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 85.8℃ 869 5-F CH2 CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 870 5-Cl t-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 871 5-F t-C4 H9 H CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表46】 ( 表46および表47について A=O) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 872mix 5-Cl CH3 H CH3 CH3 CH3 m.p., 72.5℃ 873mix 5-Cl C2 H5 H CH3 CH3 CH3 m.p., 88.3℃ 874 5-Cl n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 875 5-Cl i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 876 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 877 5-Cl C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 878 5-Cl CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 81.7℃ 879 5-Cl CH2 C ≡CH CH3 CH3 CH3 CH3 m.p., 86.5℃ 880 5-F CH2 CH=CH2 H CH3 CH3 CH3 881 5-F CH2 C ≡CH H CH3 CH3 CH3 882 5-F CH2 C =CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 883 5- OCF2 H CH2 C =CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 884 5- OCF2 H CH2 C ≡CH H CH3 CH3 CH3 885 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 886 5- OCF2 H 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 887 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 888 5-Cl 4-Cl-Ph C2 H5 CH3 CH3 CH3 889 5-Cl 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 890 5-Cl 4-CF3 -Ph CH3 CH3 CH3 CH3 891 5-F 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表47】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 892 5-F 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 893 5-CF3 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 894 5-Cl 4-Cl-Ph CH2 CH=CH2 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表48】 ( 表48および表49について A=NR10) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R10 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 895 H CH3 CH 3 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 25.01.64 896 5-Cl CH3 CH 3 CH3 CH3 CH3 CH3 31 897 5-Cl C2 H5 C2 H5 CH3 CH3 CH3 CH3 898 5-Cl CH3 CH3 C2 H5 CH3 CH3 CH3 899 5-Cl CH3 CH3 i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 900 5-Cl CH3 CH3 CF3 CH3 CH3 CH3 901 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 C2 H5 902 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 903 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 904 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 905 5- OCF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表49】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R10 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 906 5- OCF2 CF2 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 907 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 908 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH2 CF3 909 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 COCH3 910 5-Cl CH3 CH3 CH3 C2 H5 CH3 CH3 911 5-Cl CH3 CH3 CH3 n-C3 H7 CH3 CH3 912 5-Cl CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 CH3 913 5-F CH3 CH3 CF3 CH3 CH3 CH3 914 5-F CH3 CH3 i-C3 H7 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表50】
【表51】 (A=S) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 938 5-Cl CH3 H CH3 CH3 CH3 939 5-Cl C2 H5 H CH3 CH3 CH3 940 5-Cl n-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 941 5-Cl i-C3 H7 H CH3 CH3 CH3 942 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 23.41.6591 943 5-F CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 944 5-F CH3 CH3 C2 H5 CH3 CH3 945 5-F CH3 CH3 i-C3 H7 CH3 CH3 946 5-F CH3 CH3 CF3 CH3 CH3 947 5-Cl CH3 CH3 CF3 CH3 CH3 948 5-Cl CH3 CH3 i-C3 H7 CH3 CH3 949 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 C2 H5 950 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 n-C3 H7 951 5-Cl CH3 CH3 CH3 C2 H5 C2 H5 952 5-Br CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 953 5- OCF2 H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表52】 ( 表52および表53について A= SCH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 954 5-Cl Ph H CH3 CH3 CH3 955 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 130.5℃ 956 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 176.5℃ 957 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 958 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 959 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 CH3 CH3 960 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 961 5-Cl 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 962 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 C2 H5 963 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 n-C3 H7 964 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 965 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 966 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 967 5-F 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 968 5-F 4-Cl-Ph H CF3 CH3 CH3 969 5-F 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 970 5-F 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 971 5-F 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 972 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 C2 H5 973 5-Cl 4-F-Ph H CF3 CH3 CH3 974 5-Cl 4-F-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表53】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 975 5-Br 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 976 5-Br 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 977 5-Br 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 978 H 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 979 5-Cl 4-Cl-Ph H H CH3 CH3 980 5-Cl 4-F-Ph H H CH3 CH3 981 5-Cl CH3 CO2 CH3 H CH3 CH3 982 5-F CH3 CO2 CH3 H CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表54】 (A=NR10) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R10 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 983 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 984 5-Br 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 985 5-Br 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 986 6-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 987 4-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 988 6-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 989 4-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 990 5-Cl CH2 CF3 CH2 CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 991 5-F CH2 CF3 CH2 CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 992 H CH2 CF3 CH2 CF3 CH3 CH3 CH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表55】
【表56】
【表57】 (A=CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 1033 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OH C2 H5 油状固体 1034 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH3 H 1035 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 CH2 OCH3 H 1036 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH3 CH2 CH2 OCH3 nD 23.01.6127 1037 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 NHCH3 CH3 1038 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 N(CH3 ) 2 CH3 1039 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CN CH2 CN 1040 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 CN CH2 CH2 CN 1041 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 C ≡CH CH2 C ≡CH nD 23.51.5765 1042 5-Cl CH2 CH2 CN H CH3 CH3 CH3 1043 5-Cl CH2 CH2 CN CH3 CH3 CH3 CH3 nD 19.01.6094 1044 5-Cl CH2 CH2 CN CH2 CH3 CH3 CH3 CH3 1045 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH3 H 1046 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 CH2 OCH3 H 1047 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH2 CH2 OCH3 CH3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表58】 (A=CH2 CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 1048 5-Cl 3-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 103.1℃ 1049 5-Cl 3-F-Ph H CH3 CH3 CH3 1050 5-Cl 3-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 1051 5-Cl 4-F-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 1052 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 樹脂状 1053 5-Cl 4-Cl-Ph H CH2 CH3 CH3 CH3 1054 5-Cl 4-Cl-Ph H i-C3 H7 CH3 CH3 1055 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 1056 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 CH3 1057 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 1058 6-Cl 3-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 m.p., 133.2℃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表59】 (A=CRa Rb ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 Ra Rb 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 1059 H H H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 20.01.6220 1060 5-Cl H H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 1061 5-F H H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 1062 H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 nD 23.51.5927 1063 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 1064 5-F CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 1065 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 H 1066 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1067 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1068 5-Cl 4-Br-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1069 5-F 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1070 5-F 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1071 5-Br 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1072 5-Br 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1073 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 H 1074 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 CH3 H 1075 5-Cl 4-Cl-Ph H n-C3 H7 CH3 CH3 CH3 H 1076 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 CH3 H 1077 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 CH3 CH3 H 1078 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 C2 H5 CH3 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【表60】 (A=CRa Rb CH2 ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 化番 合 R1 R2 R3 R4 R5 R6 Ra Rb 物 性 物号 ──────────────────────────────────── 1079 H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 H nD 23.51.5765 1080 5-Cl CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 H 1081 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H 1082 5-Cl 4-Cl-Ph CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 H 1083 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 1084 5-Cl 4-Cl-Ph H C2 H5 CH3 CH3 CH3 H 1085 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 C2 H5 CH3 CH3 H 1086 5-Cl 4-Cl-Ph H CH3 n-C3 H7 CH3 CH3 H 1087 5-Cl 4-F-Ph H CH3 CH3 CH3 CH3 H ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0036】次に一般式〔IX〕の製造例を示す。 参考例1 2−(4−クロロフェニル)−5−フルオロ−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン ヒドラゾン
2.00g、トリエチルアミン0.17gのジクロロメタン(7
5ml)溶液に、氷冷下アセチルクロライド0.66gを滴下
した後、室温で1時間攪拌した。反応液をジクロロメタ
ン15mlで希釈し、氷水を注加し、抽出した。有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得
られた結晶物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、目的とする白色結晶の2−(4−クロロフェニ
ル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデ
ン−1−イリデン−N’−アセチル−ヒドラゾン2.23g
を得た。融点 114.2℃ このようにして製造できる一般式〔IX〕のいくつかを次
に示す。 5−クロロ−2−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−
インデン−1−イリデン−N’−トリフルオロアセチル
ヒドラゾン 融点123〜125℃ 5−クロロ−2−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−
インデン−1−イリデン−N’−クロロアセチルヒドラ
ゾン 融点173〜175℃ 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1
H−インデン−1−イリデン−N’−クロロアセチルヒ
ドラゾン 融点147〜148℃ 5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−N’−アセ
チルヒドラゾン 融点 149.4℃
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン ヒドラゾン
2.00g、トリエチルアミン0.17gのジクロロメタン(7
5ml)溶液に、氷冷下アセチルクロライド0.66gを滴下
した後、室温で1時間攪拌した。反応液をジクロロメタ
ン15mlで希釈し、氷水を注加し、抽出した。有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。得
られた結晶物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、目的とする白色結晶の2−(4−クロロフェニ
ル)−5−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H−インデ
ン−1−イリデン−N’−アセチル−ヒドラゾン2.23g
を得た。融点 114.2℃ このようにして製造できる一般式〔IX〕のいくつかを次
に示す。 5−クロロ−2−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−
インデン−1−イリデン−N’−トリフルオロアセチル
ヒドラゾン 融点123〜125℃ 5−クロロ−2−フェニル−2,3−ジヒドロ−1H−
インデン−1−イリデン−N’−クロロアセチルヒドラ
ゾン 融点173〜175℃ 5−クロロ−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−1
H−インデン−1−イリデン−N’−クロロアセチルヒ
ドラゾン 融点147〜148℃ 5−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−1H−インデン−1−イリデン−N’−アセ
チルヒドラゾン 融点 149.4℃
【0037】次に、一般式〔VIII〕で示されるケトン化
合物の製造例を示す。 参考例2 1)窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン52gと1.6
M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液319mlから調
製した、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)のT
HF(1l)溶液へ−45〜−40℃にて、4−クロロ
フェニル酢酸エチル97.3gのTHF(100ml)溶液を
滴下した。同温度にて、0.5時間攪拌した後、ヨウ化メ
チル73gを滴下し、滴下終了後、徐々に室温まで昇温
した。反応液を氷水へ注加し、エーテルで抽出し、有機
層を水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧
下にて濃縮し、得られた残渣を減圧蒸留し2−(4−ク
ロロフェニル)プロピオン酸エチル89.4g(bp108-114
℃/1.0mmHg)を 得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.30(d,2H)、
7.23(d,2H)、4.12(q,2H)、3.69(q,1H)、1.48(d,3H)、1.
20(t,3H) 2)窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン35gと1.6
M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液216mlから調
製したLDAのTHF(1l)溶液へ、−45〜−40
℃にて、1)で調製した2−(4−クロロフェニル)プ
ロピオン酸エチル70gのTHF(100ml)溶液を滴
下した。同温度にて0.5時間攪拌後、m−クロロベンジ
ルクロライド55.7gを滴下した。1)と同様の後処理を
行ない、得られた残渣のエタノール(700ml)溶液へ
40%水酸化ナトリウム水溶液40mlを加え、5時間加
熱還流した。室温まで冷却後、減圧下にて濃縮し、得ら
れた残渣を氷冷下、10%塩酸水へ徐々に滴下し、ジク
ロロメタンにて数回抽出した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下濃縮し、得られた結晶性残渣をヘキサン
にて洗浄し、2−(3−クロロベンジル)−2−(4−
クロロフェニル)プロピオン酸93gを白色結晶(融点
154.8℃)として得た。1 H−NMR(CDCl3 - DMSO-d6 /TMS) δ(ppm):9.7(m,1H) 、6.6-7.3(m,8H) 、3.13(q,2H)、
1.37(s,3H) 3)2)で調製した2−(3−クロロベンジル)−2−
(4−クロロフェニル)プロピオン酸10g、塩化チオ
ニル14gのヘキサン(100ml)溶液を5時間加熱還
流した後、室温まで冷却した。反応液を減圧下濃縮し、
得られた残渣を二硫化炭素(100ml)に溶解し、氷冷
した後、無水塩化アルミニウム4.2gを15分間隔で3
回に分けて加えた。室温に徐々に昇温した後、ジクロロ
メタン100mlで反応液を希釈し、20%塩酸氷水へ注
加し、2時間攪拌した。有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−クロロ−
2−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2,3−ジ
ヒドロ−1H−インデン−1−オン7.2gを白色結晶
(融点92.2℃)として得た。
合物の製造例を示す。 参考例2 1)窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン52gと1.6
M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液319mlから調
製した、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)のT
HF(1l)溶液へ−45〜−40℃にて、4−クロロ
フェニル酢酸エチル97.3gのTHF(100ml)溶液を
滴下した。同温度にて、0.5時間攪拌した後、ヨウ化メ
チル73gを滴下し、滴下終了後、徐々に室温まで昇温
した。反応液を氷水へ注加し、エーテルで抽出し、有機
層を水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧
下にて濃縮し、得られた残渣を減圧蒸留し2−(4−ク
ロロフェニル)プロピオン酸エチル89.4g(bp108-114
℃/1.0mmHg)を 得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.30(d,2H)、
7.23(d,2H)、4.12(q,2H)、3.69(q,1H)、1.48(d,3H)、1.
20(t,3H) 2)窒素雰囲気下、ジイソプロピルアミン35gと1.6
M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液216mlから調
製したLDAのTHF(1l)溶液へ、−45〜−40
℃にて、1)で調製した2−(4−クロロフェニル)プ
ロピオン酸エチル70gのTHF(100ml)溶液を滴
下した。同温度にて0.5時間攪拌後、m−クロロベンジ
ルクロライド55.7gを滴下した。1)と同様の後処理を
行ない、得られた残渣のエタノール(700ml)溶液へ
40%水酸化ナトリウム水溶液40mlを加え、5時間加
熱還流した。室温まで冷却後、減圧下にて濃縮し、得ら
れた残渣を氷冷下、10%塩酸水へ徐々に滴下し、ジク
ロロメタンにて数回抽出した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下濃縮し、得られた結晶性残渣をヘキサン
にて洗浄し、2−(3−クロロベンジル)−2−(4−
クロロフェニル)プロピオン酸93gを白色結晶(融点
154.8℃)として得た。1 H−NMR(CDCl3 - DMSO-d6 /TMS) δ(ppm):9.7(m,1H) 、6.6-7.3(m,8H) 、3.13(q,2H)、
1.37(s,3H) 3)2)で調製した2−(3−クロロベンジル)−2−
(4−クロロフェニル)プロピオン酸10g、塩化チオ
ニル14gのヘキサン(100ml)溶液を5時間加熱還
流した後、室温まで冷却した。反応液を減圧下濃縮し、
得られた残渣を二硫化炭素(100ml)に溶解し、氷冷
した後、無水塩化アルミニウム4.2gを15分間隔で3
回に分けて加えた。室温に徐々に昇温した後、ジクロロ
メタン100mlで反応液を希釈し、20%塩酸氷水へ注
加し、2時間攪拌した。有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧下に濃縮した。得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−クロロ−
2−(4−クロロフェニル)−2−メチル−2,3−ジ
ヒドロ−1H−インデン−1−オン7.2gを白色結晶
(融点92.2℃)として得た。
【0038】参考例3 1)5−クロロインダノン10g及び炭酸ジメチル6.0
mlのTHF(80ml)溶液へ、室温下、60% oil dis
persion の水素化ナトリウム5.0gを加え、12時間加
熱還流した。室温に放冷し、ヨウ化メチル5.0mlを加え
た後、再び12時間加熱還流した。得られた反応混合物
を、氷水に注加し、ジクロロメタン(300ml×3)で
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下
濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、メチル5−クロロ−2,3−ジヒドロ−
2−メチル−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボ
キシレート5.3gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.52(s,3H)、
2.96(d,1H)、3.68(s,3H)、3.69(d,1H)、7.40(d,1H)、7.
47(s,1H)、7.71(d,1H) 2)1)で得たメチル 5−クロロ−2,3−ジヒドロ
−2−メチル−1−オキソ−1H−インデン−2−カル
ボキシレート3.0gとアセトヒドラジド1.5g、モレキ
ュラーシーブス4Aのキシレン(25ml)溶液に、p−
トルエンスルホン酸−水和物0.05gを加え、50時間加
熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、メチル 5−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−2−メチル−1−アセチルヒド
ラジン−1H−インデン−2−カルボキシレート0.27g
を得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.53(d,1H)、
1.65(s,3H)、1.71(d,1H)、2.35(s,3H)、3.80(s,3H)、7.
29(m,2H)、7.60(d,1H)
mlのTHF(80ml)溶液へ、室温下、60% oil dis
persion の水素化ナトリウム5.0gを加え、12時間加
熱還流した。室温に放冷し、ヨウ化メチル5.0mlを加え
た後、再び12時間加熱還流した。得られた反応混合物
を、氷水に注加し、ジクロロメタン(300ml×3)で
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下
濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、メチル5−クロロ−2,3−ジヒドロ−
2−メチル−1−オキソ−1H−インデン−2−カルボ
キシレート5.3gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.52(s,3H)、
2.96(d,1H)、3.68(s,3H)、3.69(d,1H)、7.40(d,1H)、7.
47(s,1H)、7.71(d,1H) 2)1)で得たメチル 5−クロロ−2,3−ジヒドロ
−2−メチル−1−オキソ−1H−インデン−2−カル
ボキシレート3.0gとアセトヒドラジド1.5g、モレキ
ュラーシーブス4Aのキシレン(25ml)溶液に、p−
トルエンスルホン酸−水和物0.05gを加え、50時間加
熱還流した。反応混合物を減圧下濃縮した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、メチル 5−クロ
ロ−2,3−ジヒドロ−2−メチル−1−アセチルヒド
ラジン−1H−インデン−2−カルボキシレート0.27g
を得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.53(d,1H)、
1.65(s,3H)、1.71(d,1H)、2.35(s,3H)、3.80(s,3H)、7.
29(m,2H)、7.60(d,1H)
【0039】参考例4 1)33%水酸化ナトリウム水溶液(50ml)へm−ク
ロロチオフェノール 11.65gを加え、100℃に加熱し
て溶解した後、クロロ酢酸15.0gを滴下し、100℃で
1時間反応させた。室温に放冷した後、この混合物に希
硫酸を加えてジエチルエーテル(150ml、100ml、
50ml)で抽出した。エーテル層を合せて、5%炭酸ナ
トリウム水溶液(200ml)で抽出した。アルカリ性の
水層を合せ、それに濃硫酸を加えて強酸性とし、沈澱し
てくるm−クロロチオフェノキシ酢酸15.3gを得た。m.
p.75.7℃ 2)m−クロロチオフェノキシ酢酸5.00g(24.7mmol)
のクロロベンゼン(25ml)溶液に、室温下、三塩化リ
ン2.90mlを加えた後、激しく攪拌しつつ100℃で2時
間反応させた。室温に放冷し、無水塩化アルミニウム3.
70g(27.7mmol)を加え、室温下30分反応させた後、
100℃にて1.5時間攪拌した。室温に放冷した後、氷
水に注加し分液した。水層をトルエン(150ml×2)
で抽出した。有機層を合せて、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2,3−
ジヒドロ−ベンゾチオフラン−3−オン2.83g(15.3mm
ol 収率62%)を得た。 m.p.123.8℃ 3)6−クロロ−2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフラン
−3−オン0.75g、カリウムtert−ブトキシド3.0gお
よびヨードメタン5.0mlのベンゼン(10ml)溶液を、
4時間加熱還流した。室温に放冷した後、氷水に注加し
トルエン(100ml)で抽出した。有機層を水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して得ら
れた残渣をシリ カゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2 ,2−ジメチ
ル ベンゾチオフラン−3−オン0.64gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.56(s,6H)、
6.57(d,1H)、6.83(d,1H)、7.37(t,1H)、
ロロチオフェノール 11.65gを加え、100℃に加熱し
て溶解した後、クロロ酢酸15.0gを滴下し、100℃で
1時間反応させた。室温に放冷した後、この混合物に希
硫酸を加えてジエチルエーテル(150ml、100ml、
50ml)で抽出した。エーテル層を合せて、5%炭酸ナ
トリウム水溶液(200ml)で抽出した。アルカリ性の
水層を合せ、それに濃硫酸を加えて強酸性とし、沈澱し
てくるm−クロロチオフェノキシ酢酸15.3gを得た。m.
p.75.7℃ 2)m−クロロチオフェノキシ酢酸5.00g(24.7mmol)
のクロロベンゼン(25ml)溶液に、室温下、三塩化リ
ン2.90mlを加えた後、激しく攪拌しつつ100℃で2時
間反応させた。室温に放冷し、無水塩化アルミニウム3.
70g(27.7mmol)を加え、室温下30分反応させた後、
100℃にて1.5時間攪拌した。室温に放冷した後、氷
水に注加し分液した。水層をトルエン(150ml×2)
で抽出した。有機層を合せて、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2,3−
ジヒドロ−ベンゾチオフラン−3−オン2.83g(15.3mm
ol 収率62%)を得た。 m.p.123.8℃ 3)6−クロロ−2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフラン
−3−オン0.75g、カリウムtert−ブトキシド3.0gお
よびヨードメタン5.0mlのベンゼン(10ml)溶液を、
4時間加熱還流した。室温に放冷した後、氷水に注加し
トルエン(100ml)で抽出した。有機層を水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して得ら
れた残渣をシリ カゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2 ,2−ジメチ
ル ベンゾチオフラン−3−オン0.64gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):1.56(s,6H)、
6.57(d,1H)、6.83(d,1H)、7.37(t,1H)、
【0040】参考例5 1)エチルアルコール(50ml)に室温下、金属ナトリ
ウム1.5gを徐々に加え、5分間攪拌した後、室温下炭
酸ジエチル8.9ml(73mmol)を加えた。更に、攪拌し
つつ、4−クロロフェニル酢酸エチルエステル10gの
エチルアルコール(10ml)溶液を30分間にわたり滴
下した後、更に2時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、
残渣にジエチルエーテル150ml及び、10%の酢酸水
溶液150mlを加えて抽出し、水層を更に50mlのジエ
チルエーテルで洗浄した。有機層を合せ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、減圧下、濃縮した。得られた残さの全
量に、室温下、水25ml、ホルムアルデヒド水溶液(3
7%)8mlを加え、室温下激しく攪拌した。炭酸カリウ
ムの6.5g水溶液(36ml)を5分間にわたり加えた
後、4時間攪拌した。反応混合物をジエチルエーテルで
抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮
して、4−クロロフェニル−α−メチレン酢酸エチルエ
ステルの粗生成物10gを得た。 2)1)で得られた4−クロロフェニル−α−メチレン
酢酸エチルエステル4.2g、m−クロロチオフェノール
2.9g及びナトリウムエトキシド0.05gのエタノール
(20ml)溶液を室温下、12時間攪拌した。反応液を
濃縮し、残渣に水(150ml)を加え、エーテル(15
0ml)で抽出した。15%水酸化ナトリウム水溶液で2
度洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、濃
縮した。得られた残渣に88%ギ酸20ml、及びメタン
スルホン酸2.1mlを加え、8時間加熱還流した。この混
合物を室温に冷却し、水100mlへ注加し、ジクロロメ
タン150mlで抽出した。更に、水層をジクロロメタン
50mlで洗浄後、有機層を合せて無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、4−クロロフェニル−〔(3
−クロロフェニル)チオメチル〕酢酸5.3g、nD 23.6
1.5627を得た。 3)4−クロロフェニル−α−〔(3−クロロフェニ
ル)チオメチル〕酢酸2.0g、塩化チオニル5ml、及び
N,N−ジメチルホルムアミド一滴のヘキサン(10m
l)溶液を1時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮
し、得られた残渣に窒素気流下ジクロロエタン13mlを
加え、0℃下にて無水塩化アルミニウム1.0gを少量づ
つ加えた。0℃で1時間反応させた後、氷水に注加し塩
化メチレン(100ml、50ml×2)で抽出した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、7−クロロ−3
−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−4H−
1−ベンゾチオピラン−4−オンを得た。
ウム1.5gを徐々に加え、5分間攪拌した後、室温下炭
酸ジエチル8.9ml(73mmol)を加えた。更に、攪拌し
つつ、4−クロロフェニル酢酸エチルエステル10gの
エチルアルコール(10ml)溶液を30分間にわたり滴
下した後、更に2時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、
残渣にジエチルエーテル150ml及び、10%の酢酸水
溶液150mlを加えて抽出し、水層を更に50mlのジエ
チルエーテルで洗浄した。有機層を合せ、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、減圧下、濃縮した。得られた残さの全
量に、室温下、水25ml、ホルムアルデヒド水溶液(3
7%)8mlを加え、室温下激しく攪拌した。炭酸カリウ
ムの6.5g水溶液(36ml)を5分間にわたり加えた
後、4時間攪拌した。反応混合物をジエチルエーテルで
抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮
して、4−クロロフェニル−α−メチレン酢酸エチルエ
ステルの粗生成物10gを得た。 2)1)で得られた4−クロロフェニル−α−メチレン
酢酸エチルエステル4.2g、m−クロロチオフェノール
2.9g及びナトリウムエトキシド0.05gのエタノール
(20ml)溶液を室温下、12時間攪拌した。反応液を
濃縮し、残渣に水(150ml)を加え、エーテル(15
0ml)で抽出した。15%水酸化ナトリウム水溶液で2
度洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下、濃
縮した。得られた残渣に88%ギ酸20ml、及びメタン
スルホン酸2.1mlを加え、8時間加熱還流した。この混
合物を室温に冷却し、水100mlへ注加し、ジクロロメ
タン150mlで抽出した。更に、水層をジクロロメタン
50mlで洗浄後、有機層を合せて無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、4−クロロフェニル−〔(3
−クロロフェニル)チオメチル〕酢酸5.3g、nD 23.6
1.5627を得た。 3)4−クロロフェニル−α−〔(3−クロロフェニ
ル)チオメチル〕酢酸2.0g、塩化チオニル5ml、及び
N,N−ジメチルホルムアミド一滴のヘキサン(10m
l)溶液を1時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮
し、得られた残渣に窒素気流下ジクロロエタン13mlを
加え、0℃下にて無水塩化アルミニウム1.0gを少量づ
つ加えた。0℃で1時間反応させた後、氷水に注加し塩
化メチレン(100ml、50ml×2)で抽出した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、7−クロロ−3
−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−4H−
1−ベンゾチオピラン−4−オンを得た。
【0041】参考例6 1)4−クロロサリチル酸エチル9.45g、炭酸カリウム
10.3gのN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶
液へ、2−クロロプロピオン酸メチル6.9gを加え、室
温にて一晩攪拌した。反応液を水(200ml)に注加
し、エーテル(200ml×2)で抽出した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ
−2−(1−メトキシカルボニル)エトキシ安息香酸エ
チル8.4gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.65(d,1H)、
7.26(dd,1H) 、6.70(d,1H)、4.68(q,1H)、4.27(q,2H)、
3.66(s,3H)、1.55(d,3H)、1.30(t,3H) 2)4−クロロ−2−(1−メトキシカルボニル)エト
キシ安息香酸エチル7.3gおよび、60%オイルディス
パージョン水素化ナトリウム1.5gのテトラヒドロフラ
ン(70ml)溶液を30分間加熱還流し、徐々に室温ま
で冷却した。反応液を氷一塩化アンモニウム水溶液へ注
加し、エーテルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下濃縮して得られた残渣を、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2−メチル
−3(2H)−ベンゾフラノン1.8gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.42(d,1H)、
6.75-7.05(m,2H) 、4.52(q,1H)、1.35(d,3H)
10.3gのN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶
液へ、2−クロロプロピオン酸メチル6.9gを加え、室
温にて一晩攪拌した。反応液を水(200ml)に注加
し、エーテル(200ml×2)で抽出した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−クロロ
−2−(1−メトキシカルボニル)エトキシ安息香酸エ
チル8.4gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.65(d,1H)、
7.26(dd,1H) 、6.70(d,1H)、4.68(q,1H)、4.27(q,2H)、
3.66(s,3H)、1.55(d,3H)、1.30(t,3H) 2)4−クロロ−2−(1−メトキシカルボニル)エト
キシ安息香酸エチル7.3gおよび、60%オイルディス
パージョン水素化ナトリウム1.5gのテトラヒドロフラ
ン(70ml)溶液を30分間加熱還流し、徐々に室温ま
で冷却した。反応液を氷一塩化アンモニウム水溶液へ注
加し、エーテルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下濃縮して得られた残渣を、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、6−クロロ−2−メチル
−3(2H)−ベンゾフラノン1.8gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.42(d,1H)、
6.75-7.05(m,2H) 、4.52(q,1H)、1.35(d,3H)
【0042】参考例7 1)N−(2−カルボキシフェニル)グリシン25gの
無水酢酸(50ml)溶液へ、酢酸ナトリウム4.8gを加
え1時間加熱還流した。減圧下濃縮し、氷水へ注加し、
酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、N,O−ジアセチルインド
キシル3.6gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):8.50(m,1H)、
7.20-7.70(m,3H) 、2.51(s,3H)、2.30(s,3H) 2)N,O−ジアセチルインドキシル3.6gのエタノー
ル(20ml)溶液に亜硫酸ナトリウム3.6gの水(10
ml)溶液を加え、1時間加熱還流した。減圧下溶媒を約
10ml留去し、氷水へ注加した。酢酸エチルで抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥の後、減圧下濃縮して得ら
れた残差を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、N−アセチルインドキシル1.8gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):8.45(brd,1
H)、7.01-7.75(m,3H) 、4.24(s,2H)、2.30(s,3H) 3)N−アセチルインドキシル1.8gを用い、参考例4
の3)と同様の操作を行ないN −アセチル−2,2−
ジメチルインドキシル1.1gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.0-8.15(m,4
H)、2.49(s,3H)、1.60(s,6H) 4)N−アセチル−2,2−ジメチルインドキシル1.1
gのメタノール(5ml)溶液に、水酸化ナトリウム水溶
液(水酸化ナトリウム0.25gと水(5ml)より調製)を
加え、1時間加熱還流した。室温まで冷却し、氷水へ注
加し酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、2,2−ジメチルインドキ
シル0.75gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.36-7.62(m,2
H) 、6.58-6.80(m,2H) 、4.81(m,1H)、1.31(s,6H) 5)水素化ナトリウム0.2gのN,N−ジメチルホルム
アミド(5ml)溶液へ、2,2−ジメチルインドキシル
0.75gのN,N−ジメチルホルムミド(1ml)溶液を氷
冷下滴下し、5分間同温で攪拌した後、室温で15分間
攪拌した。室温下、ヨウ化メチル0.5gを滴下し、2時
間攪拌後、氷水へ注加し酢酸エチルで抽出した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,
2,N−トリメチルインドキシル0.7gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.0-7.5(m,2H)
、6.35-6.70(m,2H) 、2.75(s,3H)、1.06(s,6H)
無水酢酸(50ml)溶液へ、酢酸ナトリウム4.8gを加
え1時間加熱還流した。減圧下濃縮し、氷水へ注加し、
酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、N,O−ジアセチルインド
キシル3.6gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):8.50(m,1H)、
7.20-7.70(m,3H) 、2.51(s,3H)、2.30(s,3H) 2)N,O−ジアセチルインドキシル3.6gのエタノー
ル(20ml)溶液に亜硫酸ナトリウム3.6gの水(10
ml)溶液を加え、1時間加熱還流した。減圧下溶媒を約
10ml留去し、氷水へ注加した。酢酸エチルで抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥の後、減圧下濃縮して得ら
れた残差を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、N−アセチルインドキシル1.8gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):8.45(brd,1
H)、7.01-7.75(m,3H) 、4.24(s,2H)、2.30(s,3H) 3)N−アセチルインドキシル1.8gを用い、参考例4
の3)と同様の操作を行ないN −アセチル−2,2−
ジメチルインドキシル1.1gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.0-8.15(m,4
H)、2.49(s,3H)、1.60(s,6H) 4)N−アセチル−2,2−ジメチルインドキシル1.1
gのメタノール(5ml)溶液に、水酸化ナトリウム水溶
液(水酸化ナトリウム0.25gと水(5ml)より調製)を
加え、1時間加熱還流した。室温まで冷却し、氷水へ注
加し酢酸エチルで抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、2,2−ジメチルインドキ
シル0.75gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.36-7.62(m,2
H) 、6.58-6.80(m,2H) 、4.81(m,1H)、1.31(s,6H) 5)水素化ナトリウム0.2gのN,N−ジメチルホルム
アミド(5ml)溶液へ、2,2−ジメチルインドキシル
0.75gのN,N−ジメチルホルムミド(1ml)溶液を氷
冷下滴下し、5分間同温で攪拌した後、室温で15分間
攪拌した。室温下、ヨウ化メチル0.5gを滴下し、2時
間攪拌後、氷水へ注加し酢酸エチルで抽出した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,
2,N−トリメチルインドキシル0.7gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS) δ(ppm):7.0-7.5(m,2H)
、6.35-6.70(m,2H) 、2.75(s,3H)、1.06(s,6H)
【0043】次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表
わし、本発明化合物は表1〜表60の化合物番号で表わ
す。 製剤例1 乳剤 本発明化合物1〜1087の各々10部を、キシレン35部
およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、これにポ
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およ
びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、
よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。 製剤例2 水和剤 本発明化合物1〜1087の各々20部を、ラウリル硫酸ナ
トリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合
成含水酸化珪素微粉末20部および珪素土54部を混合
した中に加え、ジュースミキサーで攪拌混合して各々の
20%水和剤を得る。 製剤例3 粒剤 本発明化合物1〜1087の各々5部に、合成含水酸化珪素
微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、ベントナイト30部およびクレー55部を加え充分
攪拌混合する。ついで、これらの混合物に適当量の水を
加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して各
々の5%粒剤を得る。 製剤例4 粉剤 本発明化合物1〜1087の各々1部を適当量のアセトンに
溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.
3部およびクレー93.7部を加え、ジュースミキサーで攪
拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得
る。 製剤例5 フロアブル剤 本発明化合物1〜1087の各々20部とソルビタントリオ
レエート1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む
水溶液28.5部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕
(粒径3μ以下)した後、この中に、キサンタンガム0.
05部およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部
を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコー
ル10部を加えて攪拌混合して各々の20%水中懸濁剤
を得る。 製剤例6 油剤 本発明化合物1〜1087の各々0.1部をキシレン5部およ
びトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9
部に混合して各々の0.1%油剤を得る。 製剤例7 油性エアゾール 本発明化合物1〜1087の各々0.1部、テトラメスリン0.
2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10
部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エアゾール容器
に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を
通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充填して各
々の油性エアゾールを得る。 製剤例8 水性エアゾール 本発明化合物1〜1087の各々0.2部、d−アレスリン0.
2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、脱臭灯
油3.4部および乳化剤{アトモス300(アトラスケミ
カル社登録商標名)}1部を混合溶解したものと、純水
50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り
付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)4
0部を加圧充填して各々の水性エアゾールを得る。 製剤例9 蚊取線香 本発明化合物1〜1087の各々0.3gにd−アレスリン0.
3gを加え、アセトン20mlに溶解し、蚊取線香用担体
(タブ粉:粕粉:木粉を4:3:3の割合で混合)99.4
gと均一に攪拌混合した後、水120mlを加え、充分練
り合わせたものを成型乾燥して各々の蚊取線香を得る。 製剤例10 電気蚊取マット 本発明化合物1〜1087の各々0.4g、d−アレスリン0.
4gおよびピペロニルブトキサイド0.4gにアセトンを
加えて溶解し、トータルで10mlとする。この溶液0.5
mlを、2.5cm×1.5cm、厚さ0.3cmの電気マット用基剤
(コットンリンターとパルプの混合物のフィブリルを板
状に固めたもの)に均一に含浸させて、各々の電気蚊取
マットを得る。 製剤例11 燻煙剤 本発明化合物1〜1087の各々100mgを適量のアセトン
に溶解し、この溶液を多孔セラミック板(4.0×4.0×
1.2cm)にしみ込ませ、各々の燻煙剤を得る。 製剤例12 毒餌 本発明化合物1〜1087の各々10mgをアセトン0.5mlに
溶解し、この溶液を動物用固型飼料粉末(飼育繁殖用固
型飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品名)5g
に処理し、均一に混合する。ついでアセトンを風乾し、
各々の0.5%毒餌を得る。
わし、本発明化合物は表1〜表60の化合物番号で表わ
す。 製剤例1 乳剤 本発明化合物1〜1087の各々10部を、キシレン35部
およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、これにポ
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およ
びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、
よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。 製剤例2 水和剤 本発明化合物1〜1087の各々20部を、ラウリル硫酸ナ
トリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合
成含水酸化珪素微粉末20部および珪素土54部を混合
した中に加え、ジュースミキサーで攪拌混合して各々の
20%水和剤を得る。 製剤例3 粒剤 本発明化合物1〜1087の各々5部に、合成含水酸化珪素
微粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、ベントナイト30部およびクレー55部を加え充分
攪拌混合する。ついで、これらの混合物に適当量の水を
加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して各
々の5%粒剤を得る。 製剤例4 粉剤 本発明化合物1〜1087の各々1部を適当量のアセトンに
溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.
3部およびクレー93.7部を加え、ジュースミキサーで攪
拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得
る。 製剤例5 フロアブル剤 本発明化合物1〜1087の各々20部とソルビタントリオ
レエート1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む
水溶液28.5部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕
(粒径3μ以下)した後、この中に、キサンタンガム0.
05部およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部
を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコー
ル10部を加えて攪拌混合して各々の20%水中懸濁剤
を得る。 製剤例6 油剤 本発明化合物1〜1087の各々0.1部をキシレン5部およ
びトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9
部に混合して各々の0.1%油剤を得る。 製剤例7 油性エアゾール 本発明化合物1〜1087の各々0.1部、テトラメスリン0.
2部、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10
部および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エアゾール容器
に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を
通じて噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充填して各
々の油性エアゾールを得る。 製剤例8 水性エアゾール 本発明化合物1〜1087の各々0.2部、d−アレスリン0.
2部、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、脱臭灯
油3.4部および乳化剤{アトモス300(アトラスケミ
カル社登録商標名)}1部を混合溶解したものと、純水
50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り
付け、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)4
0部を加圧充填して各々の水性エアゾールを得る。 製剤例9 蚊取線香 本発明化合物1〜1087の各々0.3gにd−アレスリン0.
3gを加え、アセトン20mlに溶解し、蚊取線香用担体
(タブ粉:粕粉:木粉を4:3:3の割合で混合)99.4
gと均一に攪拌混合した後、水120mlを加え、充分練
り合わせたものを成型乾燥して各々の蚊取線香を得る。 製剤例10 電気蚊取マット 本発明化合物1〜1087の各々0.4g、d−アレスリン0.
4gおよびピペロニルブトキサイド0.4gにアセトンを
加えて溶解し、トータルで10mlとする。この溶液0.5
mlを、2.5cm×1.5cm、厚さ0.3cmの電気マット用基剤
(コットンリンターとパルプの混合物のフィブリルを板
状に固めたもの)に均一に含浸させて、各々の電気蚊取
マットを得る。 製剤例11 燻煙剤 本発明化合物1〜1087の各々100mgを適量のアセトン
に溶解し、この溶液を多孔セラミック板(4.0×4.0×
1.2cm)にしみ込ませ、各々の燻煙剤を得る。 製剤例12 毒餌 本発明化合物1〜1087の各々10mgをアセトン0.5mlに
溶解し、この溶液を動物用固型飼料粉末(飼育繁殖用固
型飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品名)5g
に処理し、均一に混合する。ついでアセトンを風乾し、
各々の0.5%毒餌を得る。
【0044】次に本発明化合物が殺虫、殺ダニ剤の有効
成分として有用であることを試験例により示す。なお、
本発明化合物は表1〜表60の化合物番号で示す。 試験例1(ハスモンヨトウに対する殺虫試験) 直径9cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷
き、製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水に
よる希釈液(500ppm)2mlを、ハスモンヨトウ用人工
飼料13gに浸み込ませた。その中にハスモンヨトウ4
令幼虫10頭を放ち、6日後にその生死を調査し、死虫
率を求めた。その結果を表61〜64に示す。
成分として有用であることを試験例により示す。なお、
本発明化合物は表1〜表60の化合物番号で示す。 試験例1(ハスモンヨトウに対する殺虫試験) 直径9cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷
き、製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水に
よる希釈液(500ppm)2mlを、ハスモンヨトウ用人工
飼料13gに浸み込ませた。その中にハスモンヨトウ4
令幼虫10頭を放ち、6日後にその生死を調査し、死虫
率を求めた。その結果を表61〜64に示す。
【表61】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率(%) ─────────────────────────────── 1 100 8 100 9 100 10 100 12 100 14 100 26 100 30 100 45 100 46 100 60 100 64 100 89 100 91 100 95 100 132 100 145 100 146 100 270a 100 270b 100 271a 100 271b 100 318 100 ───────────────────────────────
【表62】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率(%) ─────────────────────────────── 322 100 326 100 330 100 346 100 347 100 348 100 372 100 441 100 436 100 438 100 439 100 447 100 448 100 449 100 450 100 451 100 479 100 480 100 481 100 482 100 487 100 506 100 551mix 100 552 100 ───────────────────────────────
【表63】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率(%) ─────────────────────────────── 553 100 555 100 560mix 100 607 100 608 100 780 100 783 100 785 100 853 100 856a 100 856b 100 857a 100 857b 100 858a 100 858b 100 860 100 867 100 868 100 926 100 955 100 993mix 100 1018 100 1036 100 1041 100 ───────────────────────────────
【表64】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率(%) ─────────────────────────────── 1043 100 1048 100 1052 100 1079 100 ─────────────────────────────── 無 処 理 0 ───────────────────────────────
【0045】試験例2(コナガに対する殺卵および羽化
阻害試験) 播種後5〜6日の大根芽出しを羽化後1〜3日令のコナ
ガ成虫多数を放飼したゲージ内に入れ採卵させ、芽出し
1本あたりの産卵数が15〜20個となった時点でゲー
ジから取り出した。製剤例1に準じて供試化合物を乳剤
にし、その水による希釈液(50ppm)に、採卵させた大
根芽出し2本と未採卵の大根芽出し2本の計4本を30
秒間浸漬し、風乾した後、これを直径5.5cmのポリエチ
レンカップに入れ、6日後の殺卵および殺幼虫活性を調
査した。効果判定基準は、 A:100% B: 90%以上100%未満 C: 90%未満とした。その結果を表65〜67に示
す。
阻害試験) 播種後5〜6日の大根芽出しを羽化後1〜3日令のコナ
ガ成虫多数を放飼したゲージ内に入れ採卵させ、芽出し
1本あたりの産卵数が15〜20個となった時点でゲー
ジから取り出した。製剤例1に準じて供試化合物を乳剤
にし、その水による希釈液(50ppm)に、採卵させた大
根芽出し2本と未採卵の大根芽出し2本の計4本を30
秒間浸漬し、風乾した後、これを直径5.5cmのポリエチ
レンカップに入れ、6日後の殺卵および殺幼虫活性を調
査した。効果判定基準は、 A:100% B: 90%以上100%未満 C: 90%未満とした。その結果を表65〜67に示
す。
【表65】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率 ─────────────────────────────── 1 A 8 A 9 A 10 A 12 A 14 A 26 A 30 A 45 A 46 A 60 A 64 A 89 A 91 A 95 A 132 A 145 A 270a A 270b A 271a A 271b A 322 A 326 A 330 A ───────────────────────────────
【表66】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率 ─────────────────────────────── 347 A 348 A 436 A 437 A 438 A 439 A 441 A 447 A 448 A 449 A 450 A 451 A 481 A 482 A 506 A 552 A 553 A 608 A 780 A 783 A 785 A 856a A 856b A 857b A ───────────────────────────────
【表67】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率 ─────────────────────────────── 1048 A ─────────────────────────────── 無 処 理 C ───────────────────────────────
【0046】試験例3(アカイエカに対する殺虫試験) 製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、それを水で希
釈し、その液0.7mlを100mlのイオン交換水に加えた
(有効成分濃度3.5ppm)。その中にアカイエカ終令幼虫
20頭放ち、8日後の羽化阻害度を調査した。効果判定
基準は、 A:羽化阻害度90%以上 B:羽化阻害度80%以上90%未満 C:羽化阻害度80%未満とした。その結果を表68〜
71に示す。
釈し、その液0.7mlを100mlのイオン交換水に加えた
(有効成分濃度3.5ppm)。その中にアカイエカ終令幼虫
20頭放ち、8日後の羽化阻害度を調査した。効果判定
基準は、 A:羽化阻害度90%以上 B:羽化阻害度80%以上90%未満 C:羽化阻害度80%未満とした。その結果を表68〜
71に示す。
【表68】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 羽 化 阻 害 度 ─────────────────────────────── 1 A 4 A 6 A 8 A 9 A ───────────────────────────────
【表69】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 羽 化 阻 害 度 ─────────────────────────────── 10 A 12 A 14 A 26 A 30 A 45 A 46 A 60 A 64 A 89 A 91 A 92 A 95 A 132 A 145 A 146 A 263 A 270a A 270b A 271a A 271b A 318 A 322 A 326 A ───────────────────────────────
【表70】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 羽 化 阻 害 度 ─────────────────────────────── 330 A 340 A 347 A 372 A 436 A 438 A 439 A 441 A 448 A 449 A 450 A 451 A 479 A 480 A 481 A 482 A 487 A 505 A 506 A 553 A 555 A 560mix A 608 A 780 A ───────────────────────────────
【表71】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 羽 化 阻 害 度 ─────────────────────────────── 783 A 785 A 856a A 856b A 857b A 859 A 860 A 879 A 955 A 993mix A 1041 A 1048 A 1052 A 1062 A 1079 A ─────────────────────────────── 無 処 理 C ───────────────────────────────
【0047】試験例4(サザンコーンルートワームに対
する殺虫試験) 直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷
き、製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水に
よる希釈液(50ppm)1mlを濾紙上に滴下し、餌として
コーンの芽出しを1個入れた。その中に、サザンコーン
ルートワームの卵を約30個入れ、蓋をして8日後にふ
化した幼虫の生死を調査し、死虫率を求めた。その結果
を表72に示す。
する殺虫試験) 直径5.5cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷
き、製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水に
よる希釈液(50ppm)1mlを濾紙上に滴下し、餌として
コーンの芽出しを1個入れた。その中に、サザンコーン
ルートワームの卵を約30個入れ、蓋をして8日後にふ
化した幼虫の生死を調査し、死虫率を求めた。その結果
を表72に示す。
【表72】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 死虫率(%) ─────────────────────────────── 1 100 89 100 95 100 132 100 271b 100 322 100 447 100 448 100 481 100 482 100 485 100 506 100 552 100 553 100 555 100 560 100 867 100 993mix 100 1059 100 1062 100 1079 100 ─────────────────────────────── 無 処 理 0 ───────────────────────────────
【0048】 試験例5(Heliothis virescens に対する殺幼虫試験) 製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤の、水によ
る希釈液(50ppm)400μlを直径5.5cmのポリエチ
レンカップ内に調整した2.0gのH.virescens用人工飼
料にしみ込ませた。その中にH.virescens 3令幼虫1頭
を放した。1薬剤当り10頭を用い、6日後にその生死
を調査して、死虫率を求めた。その結果を表73に示
す。
る希釈液(50ppm)400μlを直径5.5cmのポリエチ
レンカップ内に調整した2.0gのH.virescens用人工飼
料にしみ込ませた。その中にH.virescens 3令幼虫1頭
を放した。1薬剤当り10頭を用い、6日後にその生死
を調査して、死虫率を求めた。その結果を表73に示
す。
【表73】 ──────────────────────────────────── 供 試 化 合 物 濃度(ppm) 死虫率(%) ──────────────────────────────────── 8 50 100 60 50 100 64 50 100 95 50 100 270a 50 100 447 50 100 482 50 100 ─────────────────────────────────── 無 処 理 − 0 ───────────────────────────────────
【0049】試験例6(ニセナミハダニに対する試験) 播種7日後の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)に、一
葉当り10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、2
5℃の恒温室に置いた。6日後、製剤例1に準じて供試
験化合物を乳剤にし、それを水で有効成分500ppm に
希釈した薬液をターンテーブル上で1鉢当り15ml散布
し、同時に同液2mlを土壌灌注した。8日後にそれぞれ
の植物のハダニによる被害程度を調査した。効果判定基
準は − :ほとんど被害が認められない。 + :少し被害が認められる。 ++:無処理区と同様の被害が認められる。 とした。その結果を表74に示す。
葉当り10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、2
5℃の恒温室に置いた。6日後、製剤例1に準じて供試
験化合物を乳剤にし、それを水で有効成分500ppm に
希釈した薬液をターンテーブル上で1鉢当り15ml散布
し、同時に同液2mlを土壌灌注した。8日後にそれぞれ
の植物のハダニによる被害程度を調査した。効果判定基
準は − :ほとんど被害が認められない。 + :少し被害が認められる。 ++:無処理区と同様の被害が認められる。 とした。その結果を表74に示す。
【表74】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 効 果 判 定 ─────────────────────────────── 271b − 340 − 553 − 859 − 860 − 878 − 879 − ─────────────────────────────── 無 処 理 ++ ───────────────────────────────
【0050】 試験例7(トビイロウンカに対する殺虫試験) 製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水による
200倍希釈液(500ppm)に、イネ茎(長さ約5cm)
を1分間浸漬した。風乾後、ろ紙を敷き、1mlのイオン
交換水を滴下したポリエチレンカップ(直径5.5cm) 内
に、イネ茎を入れ、トビイロウンカ幼虫を30〜40頭
放ち、6日後にその生死を調査し、死虫率(%)を求め
た。効果判定基準は、 A:死虫率>90% B:死虫率80〜90% C:死虫率<80% とした。その結果を表75に示す。
200倍希釈液(500ppm)に、イネ茎(長さ約5cm)
を1分間浸漬した。風乾後、ろ紙を敷き、1mlのイオン
交換水を滴下したポリエチレンカップ(直径5.5cm) 内
に、イネ茎を入れ、トビイロウンカ幼虫を30〜40頭
放ち、6日後にその生死を調査し、死虫率(%)を求め
た。効果判定基準は、 A:死虫率>90% B:死虫率80〜90% C:死虫率<80% とした。その結果を表75に示す。
【表75】 ─────────────────────────────── 供 試 化 合 物 効 果 判 定 ─────────────────────────────── 95 A 863 A 895 A ─────────────────────────────── 無 処 理 C ───────────────────────────────
【0051】
【発明の効果】本発明化合物は、優れた殺虫、殺ダニ効
力を有し、殺虫、殺ダニ剤として種々の用途に供し得
る。
力を有し、殺虫、殺ダニ剤として種々の用途に供し得
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 255/58 9357−4H 255/66 9357−4H 317/30 7419−4H 323/48 7419−4H 327/46 8619−4H C07D 209/40 9283−4C 209/42 9283−4C 307/82 333/66 (72)発明者 諫山 真二 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (26)
- 【請求項1】 一般式 化1 【化1】 〔式中、R1 は、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、アジド基、OR 7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、OC(O)R7 基、OCO2 R7 基、OC
(O)NR7 R8基、NR8 C(O)R7 基、NR8 C
(O)NR7 R8 基、OSO2 R7 基またはNR8 SO
2 R7 基を表わすか、またはa=2の時、R1 は各々ハ
ロゲン原子若しくはメチル基で置換されてもよいOCH
2 O、OCH2 CH2 OまたはCH 2 CH2 Oにより5
員環または6員環を形成してもよい。R2 は水素原子、
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 シクロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、
C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル
基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 アルコキ
シ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ
(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シアノアルキル
基、C1 〜C6 アルコキシカルボニル(C1 〜C4 )ア
ルキル基、OR7基、S(O)R7 基、NR7 R8 基、
シアノ基、CO2 R7 基、C(O)R7 基、C(O)N
R7 R8 基、C(S)NR7 R8 基、C(S)R7 基、
C(S)SR7 基、一般式 化2 【化2】 の基または一般式 化3 【化3】 の基を表わすか、またはハロゲン原子、メチル基もしく
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C7
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6
アルケニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C
6 アルキニル基、C 2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、一般式 化4 【化4】 の基または一般式 化5 【化5】 の基を表わすか、またはR2 とR3 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケ
ニル基、C2 〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アル
キニル基、C2 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、ジ(C
1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基、
C1 〜C6 アルキルカルボニル基、C1 〜C6 ハロアル
キルカルボニル基または一般式 化6 【化6】 の基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C2 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、
C2 〜C 6 シアノアルキル基またはC2 〜C6 アルキニ
ル基を表わすか、またはR5 とR 6 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個含
む3〜6員環を形成するC 2 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C
6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜
C4 )アルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル(C
1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 アルケニル基、C2
〜C6 ハロアルケニル基、C2 〜C6 アルキニル基、C
2 〜C6 ハロアルキニル基、C3 〜C6 アルコキシ(C
1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1
〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ニトロアルキル基、C
2 〜C6 シアノアルキル基、C1 〜C 6 アルコキシカル
ボニル(C1 〜C4 )アルキル基、C3 〜C6 シクロア
ルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、一般式
化7 【化7】 の基または一般式 化8 【化8】 の基を表わす。R8 は水素原子、C1 〜C4 アルキル
基、C2 〜C4 アルケニル基またはC2〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R9 は、R7 、ハロゲン原子、シアノ基、ニト
ロ基、アジド基、OR7 基、S(O)n R7 基、NR7
R8 基、C(O)R7 基、CO2 R7 基、C(O)NR
7 R8 基、SO2 NR7 R8 基、OC(O)R7 基、O
CO2 R7 基、OC(O)NR7 R8 基、NR8 C
(O)R7 基、NR8 C(O)NR7 R8 基、OSO 2
R7 基またはNR8 SO2 R7 基を表わすか、またはm
=2の時、R9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル基で
置換されてもよいOCH2 O、OCH2 CH2Oまたは
CH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成しても
よい。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般式
化9 【化9】 の基、S(O)n R7 基、C(O)R7 基、CO2 R7
基、C(O)NR7 R8基、C(S)NR7 R8 基、C
(S)R7 基、P(O)(OR7 )2 基、P(S)(O
R7 )2 基または、P(O)(R7 )(OR7 )基を表
わし、R10がC(O)R7 基、C(O)NR7 R8 基ま
たはC(S)NR7 R8 基以外の時は、R 7 は水素原子
以外の置換基を表わす。Aは、(CH2 )t 、酸素原
子、S(O)n 、NR10、OCH2 またはS(O)n C
H2 を表わし、各々の炭素原子に結合した水素原子は、
ハロゲン原子、C 1 〜C6 アルキル基、C3 〜C6 シク
ロアルキル基、C3 〜C6 ハロシクロアルキル基、C3
〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル基、C2
〜C4 アルコキシカルボニル基または一般式 化10 【化10】 の基で置換されていてもよい。Wはハロゲン、シアノ
基、ニトロ基、C1 〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロ
アルキル基、C1 〜C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロ
アルコキシ基、C1 〜C 2 アルキルチオ基、C1 〜C2
ハロアルキルチオ基、C1 〜C2 アルキルスルホニル基
またはC1 〜C2 ハロアルキルスルホニル基を表わす。
aは1〜4の整数を表わし、mは0〜3の整数を表わ
し、tは1〜3の整数を表わし、nは0〜2の整数を表
わし、pは0〜5の整数を表わす。〕で示されるヒドラ
ゾン系化合物。 - 【請求項2】〔AはCH2 、CH2 CH2 、酸素原子、
硫黄原子、NR10、OCH2 またはSCH2 を表わし、
これら各々の炭素原子に結合した水素原子はC1 〜C6
アルキル基または一般式 化11 【化11】 の基で置換されていてもよいものを表わす〕である、請
求項1記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項3】〔R1 とR9 は各々独立しては、R7 、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、OR7 基、SR7 基
または、NR7 R8 基を表わすか、またはa,m=2の
時、R1 またはR9 は各々ハロゲン原子若しくはメチル
基で置換されてもよいOCH 2 O、OCH2 CH2 Oま
たはCH2 CH2 Oにより5員環または6員環を形成し
てもよい。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C
1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 シクロアルキル
基、C3 〜C6 シクロアルキル(C1 〜C4 )アルキル
基、C3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニ
ル基、C3 〜C6 アルキニル基、C3 〜C6 ハロアルキ
ニル基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル
基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル
基、C2 〜C6 シアノアルキル基、CO2 R7 基、C
(O)NR7 R8 基、一般式 化12 【化12】 の基または一般式 化13 【化13】 の基を表わすか、またはハロゲン原子、メチル基もしく
はトリフルオロメチル基で置換されてもよいC3 〜C6
シクロアルキル基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C
6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6
アルケニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C
6 アルキニル基、C 3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜
C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6
アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C6 シ
アノアルキル基、または一般式 化14 【化14】 の基を表わすか、またはR2 とR3 とが両端で結合する
ことにより、ハロゲン原子若しくはメチル基で置換され
てもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1個含
む3〜6員環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わ
す。R4 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基またはC1
〜C6 ハロアルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アル
キル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケ
ニル基、C3 〜C6 ハロアルケニル基、C3 〜C6 アル
キニル基、C3 〜C6 ハロアルキニル基、C1 〜C6 ア
ルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6アルキ
ルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
コキシ(C1 〜C 4 )アルキル基、C1 〜C6 ハロアル
キルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、C2〜C6 シアノ
アルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル基、C1 〜
C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基または、
ジ(C1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキ
ル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基ま
たはC3〜C6 アルキニル基を表わすか、またはR5 と
R6 とが両端で結合することにより、メチル基で置換さ
れてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜2個
含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を表
わす。R7 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜
C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル基、C3 〜
C4 アルキニル基、C1 〜C6 アルコキシ(C1 〜
C 4 )アルキル基、C1 〜C6 アルキルチオ(C1 〜C
4 )アルキル基、一般式化15 【化15】 の基または一般式 化16 【化16】 の基を表わす。R8 は水素原子、C1 〜C4 アルキル
基、C3 〜C4 アルケニル基またはC3〜C4 アルキニ
ル基を表わすか、またはR7 とR8 とが両端で結合する
ことにより、各々ハロゲン原子若しくはメチル基で置換
されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を0〜1
個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレン基を
表わす。R10は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、一般
式 化17 【化17】 の基、C(O)R7 基または、CO2 R7 基を表わし、
R10がCO2 R7 基の時は、R7 は水素原子以外の置換
基を表わす。Wはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、C1
〜C2 アルキル基、C1 〜C2 ハロアルキル基、C1 〜
C2 アルコキシ基、C1 〜C2 ハロアルコキシ基また
は、C 1 〜C2 アルキルチオ基を表わす。aは1〜2の
整数を表わし、mは0〜2の整数を表わし、nは0〜2
の整数を表わし、pは0〜2の整数を表わす。〕であ
る、請求項2記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項4】〔R1 およびR9 は各々独立して、R7 、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基またはOR7 基を表
わすか、あるいはaまたはmが2に等しい時、R1 また
はR 9 は各々ハロゲン原子もしくはメチル基で置換され
ていてもよいOCH2 Oにより5員環を形成してもよ
い。R2 は水素原子、C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C
6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アルケニル基、C3 〜C
4 アルキニル基、C2 〜C6 シアノアルキル基、CO2
R7 基、一般式 化18 【化18】 の基または一般式 化19 【化19】 の基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C6 アルキル
基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 アルケニル
基、C3 〜C6 アルキニル基またはC2 〜C6 シアノア
ルキル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結
合することにより、メチル基で置換されていてもよい環
内に酸素原子もしくは硫黄原子を0〜1個含む3〜6員
環を形成するC1 〜C5 アルキレン基を表わす。R4 は
水素原子またはC1 〜C6 アルキル基を表わす。R5 は
C1 〜C6 アルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C
3 〜C6 アルケニル基、C3 〜C6 アルキニル基、C1
〜C6 アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、C2 〜C
6 シアノアルキル基、C2 〜C6 ヒドロキシアルキル
基、C1 〜C4 アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキル
基または、ジ(C1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C
4 )アルキル基を表わす。R6 は水素原子、C1 〜C6
アルキル基、C2 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C6 ア
ルケニル基またはC3 〜C6 アルキニル基、C1 〜C6
アルコキシ(C1〜C4 )アルキル基を表わすか、また
はR5 とR6 とが両端で結合することにより、メチル基
で置換されてもよい環内に酸素原子若しくは硫黄原子を
0〜1個含む3〜6員環を形成するC2 〜C5 アルキレ
ン基を表わす。R7 は水素原子、C1 〜C3 アルキル基
またはC1 〜C3 ハロアルキル基を表わす。R10は水素
原子、C1 〜C4 アルキル基または(C1 〜C4 アルコ
キシ)カルボニル基を表わす。〕である、請求項3記載
のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項5】〔AはCH2 、CH2 CH2 、酸素原子、
硫黄原子、NR10またはSCH2 を表わし、CH2 およ
びCH2 CH2 の炭素原子に結合した水素原子は、メチ
ル基または一般式 化20 【化20】 の基で置換されてもよく、Aが酸素原子、硫黄原子また
はNR10の時、R2 およびR3 は一般式 化21 【化21】 の基以外のものを表わす〕である、請求項4記載のヒド
ラゾン系化合物。 - 【請求項6】〔R1 、R9 およびWは、各々独立して水
素原子、メチル基、トリフルオロメチル基、フッ素原
子、塩素原子、臭素素子、シアノ基、メトキシ基、トリ
フルオロメトキシ基、またはジフルオロメトキシ基を表
わすか、あるいは、aまたはmが2に等しい時、R1 ま
たはR9 はメチレンジオキシ基またはジフルオロメチレ
ンジオキシ基を表わす。R2 は水素原子、C1 〜C6 ア
ルキル基、C1 〜C6 ハロアルキル基、C3 〜C4 アル
ケニル基、C3 〜C4 アルキニル基、一般式 化22 【化22】 の基または一般式化 23 【化23】 の基を表わす。R3 は水素原子、C1 〜C3 アルキル
基、C3 〜C4 アルケニル基または、C 3 〜C4 アルキ
ニル基を表わすか、あるいはR2 とR3 とが両端で結合
することにより、5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わす。R4 は水素原子またはC1 〜C6 ア
ルキル基を表わす。R5 はC1 〜C6 アルキル基、C3
〜C4 アルケニル基、C3 〜C4 アルキニル基またはC
1 〜C3 アルコキシ(C1 〜C3 )アルキル基を表わ
す。〕である、請求項5記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項7】AがCH2 またはCH2 CH2 を表わし、
各々の炭素原子に結合した水素原子は、メチル基または
一般式 化24 【化24】 の基で置換されてもよい、請求項6記載のヒドラゾン系
化合物。 - 【請求項8】Aが酸素原子、硫黄原子またはNR10を表
わし一般式 化25 【化25】 以外のものである請求項6記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項9】AがSCH2 である請求項6記載のヒドラ
ゾン系化合物。 - 【請求項10】AがCH2 である請求項6記載のヒドラ
ゾン系化合物。 - 【請求項11】Aが一般式 化26 【化26】 である請求項6記載のヒドラゾン系化合物。
- 【請求項12】〔R2 がC1 〜C6 アルキル基、アリル
基、プロパルギル基または一般式 化27 【化27】 の基を表わし、R3 が、水素原子またはC1 〜C3 アル
キル基を表わすか、あるいは、R2 とR3 とが両端で結
合することにより5〜6員環を形成するC4 〜C5 アル
キレン基を表わし、R4 が水素原子またはC1 〜C4 ア
ルキル基を表わし、R5 がC1〜C6 アルキル基、アリ
ル基またはプロパルギル基を表わし、R6 がC1 〜C6
アルキル基を表わす。〕である、請求項10のヒドラゾ
ン系化合物。 - 【請求項13】R1 、R9 およびWが各々独立して、水
素原子、メチル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、
メトキシ基またはジフルオロメトキシ基である請求項1
2記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項14】〔R2 およびR3 は各々独立して水素原
子またはC1 〜C3 のアルキル基を表わし、R4 は水素
原子またはC1 〜C4 アルキル基を表わし、R5 は、C
1 〜C 6 アルキル基、アリル基またはプロパルギル基を
表わし、R6 は、C1 〜C6 アルキル基を表わす。〕で
ある、請求項11記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項15】R1 およびWが各々独立して、水素原
子、メチル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メト
キシ基またはジフルオロメトキシ基である、請求項14
記載のヒドラゾン系化合物。 - 【請求項16】式 化28 【化28】 で示される化合物。
- 【請求項17】式 化29 【化29】 で示される化合物。
- 【請求項18】式 化30 【化30】 で示される化合物。
- 【請求項19】請求項1記載のヒドラゾン系化合物を有
効成分として含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ
剤。 - 【請求項20】一般式 化31 【化31】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaは請求項
1と同じ意味を表わす。〕で示される化合物。 - 【請求項21】R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaが
各々請求項5に定義されたものである請求項20記載の
化合物。 - 【請求項22】R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaが
各々請求項7に定義されたものである請求項20記載の
化合物。 - 【請求項23】R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaが
各々請求項10に定義されたものである請求項20記載
の化合物。 - 【請求項24】R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaが
各々請求項12に定義されたものである請求項20記載
の化合物。 - 【請求項25】R1 、R2 、R3 、R4 、Aおよびaが
各々請求項13に定義されたものである請求項20記載
の化合物。 - 【請求項26】式 化32 【化32】 で示される化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9467493A JPH0656754A (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-21 | ヒドラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13161692 | 1992-04-23 | ||
JP4-131616 | 1992-04-23 | ||
JP9467493A JPH0656754A (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-21 | ヒドラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656754A true JPH0656754A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=26435948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9467493A Pending JPH0656754A (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-21 | ヒドラゾン系化合物、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤およびその製造中間体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656754A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016125622A1 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-11 | 住友化学株式会社 | ベンゾオキサゾール化合物及びその有害節足動物防除用途 |
WO2016125621A1 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-11 | 住友化学株式会社 | ベンゾイミダゾール化合物及びその有害節足動物防除用途 |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP9467493A patent/JPH0656754A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016125622A1 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-11 | 住友化学株式会社 | ベンゾオキサゾール化合物及びその有害節足動物防除用途 |
WO2016125621A1 (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-11 | 住友化学株式会社 | ベンゾイミダゾール化合物及びその有害節足動物防除用途 |
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