JPH0656707B2 - 磁気テ−プカセット検査方法および装置 - Google Patents
磁気テ−プカセット検査方法および装置Info
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- JPH0656707B2 JPH0656707B2 JP62164688A JP16468887A JPH0656707B2 JP H0656707 B2 JPH0656707 B2 JP H0656707B2 JP 62164688 A JP62164688 A JP 62164688A JP 16468887 A JP16468887 A JP 16468887A JP H0656707 B2 JPH0656707 B2 JP H0656707B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/113—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気テープカセットに設けられる開閉可能な
カバーの開閉機能を検査する方法およびその検査装置に
関するものである。
カバーの開閉機能を検査する方法およびその検査装置に
関するものである。
(従来の技術) ビデオテープカセット等の磁気テープカセットには、一
般に、カセット不使用時磁気テープをホコリ、キズ等か
ら保護するためのカバーが設けられている。このカバー
は、開位置と閉位置とを取り得るようにカセット本体に
支持されていて、カセット使用時には開位置、カセット
不使用時には閉位置を取るようになっている。そして、
上記カバーは、スプリングにより常時閉位置方向に付勢
されていて、カセット不使用時カセットが単品で取り扱
われるときには自動的に閉位置を取る一方、カセット使
用時にはカセットが装填される記録再生装置の開放機構
により上記スプリングの弾性力に抗して開位置まで押圧
されるようになっている。さらに、上記カバーは、カセ
ットが単品で取り扱われる際不用意に開いてしまうこと
がないように、ロック部材によりロックされるようにな
っている。すなわち、このロック部材は、上記カバーが
閉位置にあるときこれと係合してこれを閉位置にロック
するロック位置と、この係合を解除するアンロック位置
とを取り得るようにカセット本体に支持され、かつスプ
リングにより常時ロック位置方向に付勢されている。こ
れにより、閉位置にあるカバーは、ロック部材によるロ
ックが解除されない限り閉位置に保持されることとな
る。ロック部材によるロックの解除は、カセット使用時
その記録再生装置のロック解除機構により上記スプリン
グの弾性力に抗してロック部材を押圧することによって
なされるようになっている。
般に、カセット不使用時磁気テープをホコリ、キズ等か
ら保護するためのカバーが設けられている。このカバー
は、開位置と閉位置とを取り得るようにカセット本体に
支持されていて、カセット使用時には開位置、カセット
不使用時には閉位置を取るようになっている。そして、
上記カバーは、スプリングにより常時閉位置方向に付勢
されていて、カセット不使用時カセットが単品で取り扱
われるときには自動的に閉位置を取る一方、カセット使
用時にはカセットが装填される記録再生装置の開放機構
により上記スプリングの弾性力に抗して開位置まで押圧
されるようになっている。さらに、上記カバーは、カセ
ットが単品で取り扱われる際不用意に開いてしまうこと
がないように、ロック部材によりロックされるようにな
っている。すなわち、このロック部材は、上記カバーが
閉位置にあるときこれと係合してこれを閉位置にロック
するロック位置と、この係合を解除するアンロック位置
とを取り得るようにカセット本体に支持され、かつスプ
リングにより常時ロック位置方向に付勢されている。こ
れにより、閉位置にあるカバーは、ロック部材によるロ
ックが解除されない限り閉位置に保持されることとな
る。ロック部材によるロックの解除は、カセット使用時
その記録再生装置のロック解除機構により上記スプリン
グの弾性力に抗してロック部材を押圧することによって
なされるようになっている。
ところで、磁気テープカセットにおいては、上記のよう
なカバーの開閉機能が正常に発揮されるようになってい
ることが、その品質、商品性等の観点から重要である
が、磁気テープカセットを製造する際上記スプリング等
の入れ忘れ、誤組付等があるとカバーの開閉機能が阻害
されることとなる。
なカバーの開閉機能が正常に発揮されるようになってい
ることが、その品質、商品性等の観点から重要である
が、磁気テープカセットを製造する際上記スプリング等
の入れ忘れ、誤組付等があるとカバーの開閉機能が阻害
されることとなる。
このため、従来、磁気テープカセットの製造工程中に検
査工程を設けて、カバーの開閉機能の検査を行ってい
る。
査工程を設けて、カバーの開閉機能の検査を行ってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のカバーの開閉機能の検査は、人手
によりカバーを開閉することによって行う感応検査であ
るため、検査結果にバラツキが生じ、しかも検査要員を
置くことが必要となり、品質、コスト両面で不都合なも
のとなっている。
によりカバーを開閉することによって行う感応検査であ
るため、検査結果にバラツキが生じ、しかも検査要員を
置くことが必要となり、品質、コスト両面で不都合なも
のとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであっ
て、カバー開閉機能の検査を自動的に行うことのできる
磁気テープカセット検査方法および装置を提供しようと
するものである。
て、カバー開閉機能の検査を自動的に行うことのできる
磁気テープカセット検査方法および装置を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明による磁気テープカセット検査方法は、ロック部
材およびカバーに対する押圧動作ならびにカバーの位置
の検出動作を所定の手順で行うことにより上記目的達成
を図るようにしたものであり、また、本発明による磁気
テープカセット検査装置は、ロック解除手段および開放
手段ならびに位置検出手段を設けることにより上記各動
作を行うようにしたものである。
材およびカバーに対する押圧動作ならびにカバーの位置
の検出動作を所定の手順で行うことにより上記目的達成
を図るようにしたものであり、また、本発明による磁気
テープカセット検査装置は、ロック解除手段および開放
手段ならびに位置検出手段を設けることにより上記各動
作を行うようにしたものである。
すなわち、本発明による磁気テープカセット検査方法
は、開位置と閉位置とを取り得るようにカセット本体に
支持され、かつ前記閉位置方向にスプリング付勢された
カバーと、このカバーが前記閉位置にあるとき該カバー
と係合して該カバーを前記閉位置にロックするロック位
置と、この係合を解除するアンロック位置とを取り得る
ように前記カセット本体に支持され、かつ前記ロック位
置方向にスプリング付勢されたロック部材とを備えてな
る磁気テープカセットの前記カバーの開閉機能を検査す
る方法であって、前記ロック部材を前記アンロック位置
まで押圧した後この押圧を解除し、次に、前記カバーを
前記開位置方向に押圧した後この押圧を解除し、次に、
前記ロック部材を前記アンロック位置まで押圧し、この
状態で前記カバーを前記開位置まで押圧した後このカバ
ーに対する押圧を解除し、次に、前記カバーが前記閉位
置に復帰したか否かを検出するようにしたことを特徴と
するものである。
は、開位置と閉位置とを取り得るようにカセット本体に
支持され、かつ前記閉位置方向にスプリング付勢された
カバーと、このカバーが前記閉位置にあるとき該カバー
と係合して該カバーを前記閉位置にロックするロック位
置と、この係合を解除するアンロック位置とを取り得る
ように前記カセット本体に支持され、かつ前記ロック位
置方向にスプリング付勢されたロック部材とを備えてな
る磁気テープカセットの前記カバーの開閉機能を検査す
る方法であって、前記ロック部材を前記アンロック位置
まで押圧した後この押圧を解除し、次に、前記カバーを
前記開位置方向に押圧した後この押圧を解除し、次に、
前記ロック部材を前記アンロック位置まで押圧し、この
状態で前記カバーを前記開位置まで押圧した後このカバ
ーに対する押圧を解除し、次に、前記カバーが前記閉位
置に復帰したか否かを検出するようにしたことを特徴と
するものである。
また、本発明による磁気テープカセット検査装置は、前
記磁気テープカセットの前記カバーの開閉機能を検査す
る装置であって、前記ロック部材を前記アンロック位置
まで押圧するロック解除手段と、前記カバーを前記開位
置まで押圧する開放手段と、前記カバーの位置を検出す
る位置検出手段とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
記磁気テープカセットの前記カバーの開閉機能を検査す
る装置であって、前記ロック部材を前記アンロック位置
まで押圧するロック解除手段と、前記カバーを前記開位
置まで押圧する開放手段と、前記カバーの位置を検出す
る位置検出手段とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
(作用) 上記構成に示すように、カバーの開閉機能の検査は次の
手順で行われる。
手順で行われる。
すなわち、まず、ロック部材をアンロック位置まで押圧
した後この押圧を解除する。開閉機能が正常であれば、
上記押圧が解除されたときロック部材はロック位置に復
帰するが、ロック部材をロック位置方向に付勢するスプ
リング(以下、第1スプリングという。)あるいはロッ
ク部材の入れ忘れ、誤組付等のため開閉機能が正常でな
ければ、ロック位置に復帰しないこととなる。
した後この押圧を解除する。開閉機能が正常であれば、
上記押圧が解除されたときロック部材はロック位置に復
帰するが、ロック部材をロック位置方向に付勢するスプ
リング(以下、第1スプリングという。)あるいはロッ
ク部材の入れ忘れ、誤組付等のため開閉機能が正常でな
ければ、ロック位置に復帰しないこととなる。
次に、カバーを開位置方向に押圧した後この押圧を解除
する。開閉機能が正常であれば、カバーはロック部材に
より閉位置にロックされているため押圧されても移動し
ないが、第1スプリングあるいはロック部材に上記異常
があれば、カバーはロックされなくなるので押圧により
開位置方向に移動する。したがって、この時点で第1ス
プリングあるいはロック部材の異常を検出することが可
能となる。
する。開閉機能が正常であれば、カバーはロック部材に
より閉位置にロックされているため押圧されても移動し
ないが、第1スプリングあるいはロック部材に上記異常
があれば、カバーはロックされなくなるので押圧により
開位置方向に移動する。したがって、この時点で第1ス
プリングあるいはロック部材の異常を検出することが可
能となる。
次に、ロック部材をアンロック位置まで押圧し、この状
態でカバーを開位置まで押圧した後カバーに対する押圧
を解除する。このとき、ロック部材がアンロック位置に
ある状態でカバーの開放動作がなされるため、上記第1
スプリングおよびロック部材を除外した部分の開閉機能
が正常であれば、上記押圧が解除されたときカバーは閉
位置に復帰するが、カバーを閉位置方向に付勢するスプ
リング(以下、第2図スプリングという。)の入れ忘
れ、誤組付等のため開閉機能が正常でなければ、カバー
は閉位置に復帰しないこととなる。
態でカバーを開位置まで押圧した後カバーに対する押圧
を解除する。このとき、ロック部材がアンロック位置に
ある状態でカバーの開放動作がなされるため、上記第1
スプリングおよびロック部材を除外した部分の開閉機能
が正常であれば、上記押圧が解除されたときカバーは閉
位置に復帰するが、カバーを閉位置方向に付勢するスプ
リング(以下、第2図スプリングという。)の入れ忘
れ、誤組付等のため開閉機能が正常でなければ、カバー
は閉位置に復帰しないこととなる。
次に、カバーが閉位置に復帰したか否かを検出する。第
2スプリングに上記異常があれば、この時点でこれを検
出することが可能となる。なお、カバー自体のカセット
本体への組付忘れ等があれば、カバーが閉位置に復帰す
ることはあり得ないので、カバーの異常をも同時に検出
することが可能となる。
2スプリングに上記異常があれば、この時点でこれを検
出することが可能となる。なお、カバー自体のカセット
本体への組付忘れ等があれば、カバーが閉位置に復帰す
ることはあり得ないので、カバーの異常をも同時に検出
することが可能となる。
上記カバーの開閉機能の検査においては、ロック部材を
アンロック位置まで押圧する動作はロック解除手段によ
り行い、カバーを開位置まで押圧する動作は開放手段に
より行い、カバーの位置の検出は位置検出手段により行
うようにすればよい。
アンロック位置まで押圧する動作はロック解除手段によ
り行い、カバーを開位置まで押圧する動作は開放手段に
より行い、カバーの位置の検出は位置検出手段により行
うようにすればよい。
(発明の効果) このように、本発明によれば、カバーの開閉機能の検査
を自動的に行うことが可能となるので、一定の基準で客
観的な検査を行うことが可能となり、製造された磁気テ
ープカセットの品質の安定化を図ることができ、また、
検査要員を置く必要がなくなり、磁気テープカセットの
製造コスト低減を図ることができる。さらに、検査の自
動化に伴い、検査工程をテープ巻込工程等他の工程内に
組み込むことも可能となるので、磁気テープカセットの
生産性向上をも図ることができる。
を自動的に行うことが可能となるので、一定の基準で客
観的な検査を行うことが可能となり、製造された磁気テ
ープカセットの品質の安定化を図ることができ、また、
検査要員を置く必要がなくなり、磁気テープカセットの
製造コスト低減を図ることができる。さらに、検査の自
動化に伴い、検査工程をテープ巻込工程等他の工程内に
組み込むことも可能となるので、磁気テープカセットの
生産性向上をも図ることができる。
(実施例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
述する。
第1および2図は、本発明による磁気テープカセット検
査装置の一実施例を示す斜視図である。
査装置の一実施例を示す斜視図である。
磁気テープカセット(ビデオテープカセット)1は、カ
セット本体2と、カバー3と、ロック部材4とを備えて
なり、カバー3は、開位置と閉位置とを取り得るように
カセット本体2に回動可能に支持され、かつ図示しない
第1スプリングによって閉位置方向に付勢されていて、
ロック部材4は、カバー3が閉位置にあるとき係合片4a
がカバー3と係合してカバー3を閉位置にロックするロ
ック位置と、この係合を解除するアンロック位置とを取
り得るようにカセット本体1に回動可能に支持され、か
つ図示しない第2スプリングによってロック位置方向に
付勢されている。したがって、磁気テープカセット1
は、外力が作用していないときには第1図に示すよう
に、カバー3は閉位置を、ロック部材4はロック位置を
取るようになっている。
セット本体2と、カバー3と、ロック部材4とを備えて
なり、カバー3は、開位置と閉位置とを取り得るように
カセット本体2に回動可能に支持され、かつ図示しない
第1スプリングによって閉位置方向に付勢されていて、
ロック部材4は、カバー3が閉位置にあるとき係合片4a
がカバー3と係合してカバー3を閉位置にロックするロ
ック位置と、この係合を解除するアンロック位置とを取
り得るようにカセット本体1に回動可能に支持され、か
つ図示しない第2スプリングによってロック位置方向に
付勢されている。したがって、磁気テープカセット1
は、外力が作用していないときには第1図に示すよう
に、カバー3は閉位置を、ロック部材4はロック位置を
取るようになっている。
磁気テープカセット検査装置10は、ロック解除手段11
と、開放手段12と、位置検出手段13とを備えてなり、磁
気テープカセット1を第1図に示す位置にセットした状
態で磁気テープカセット1のカバー3の開閉機能の検査
を行うようになっている。
と、開放手段12と、位置検出手段13とを備えてなり、磁
気テープカセット1を第1図に示す位置にセットした状
態で磁気テープカセット1のカバー3の開閉機能の検査
を行うようになっている。
ロック解除手段11は、シリンダ14と、このシリンダ14に
より往復動する解除ピン15とからなり、ロック部材4を
アンロック位置まで押圧することができるようになって
いる。なお、シリンダ14と解除ピン15との間には図示し
ない緩衝用スプリングが介装されていて、ロック部材4
は所定値以上の力では押圧されないようになっている。
より往復動する解除ピン15とからなり、ロック部材4を
アンロック位置まで押圧することができるようになって
いる。なお、シリンダ14と解除ピン15との間には図示し
ない緩衝用スプリングが介装されていて、ロック部材4
は所定値以上の力では押圧されないようになっている。
開放手段12は、シリンダ16と、このシリンダ16により往
復動する開放プレート17と、開放プレート17に近接して
配された光電スイッチ18と、シリンダ16および開放プレ
ート17間に介装された緩衝用スプリング19とからなり、
カバー3を開位置まで押圧することができるようになっ
ている。光電スイッチ18は、第2図に示すように、開放
プレート17がカバー3を開位置まで押圧したときONに
なる位置に配されている。また、緩衝用スプリング19
は、所定値以上の圧縮荷重により縮むようになってい
て、これにより、カバー3がロック部材4によってロッ
クされているときには、シリンダ16によって開放プレー
ト17を上方に移動させようとしても、開放プレート17が
カバー3に当接してカバー3から所定の反力を受けると
それ以上の上方移動は緩衝用スプリング19の圧縮作用に
より阻止されるため、カバー3を無理やり押圧して損壊
させてしまうような事態を未然に回避することができ
る。
復動する開放プレート17と、開放プレート17に近接して
配された光電スイッチ18と、シリンダ16および開放プレ
ート17間に介装された緩衝用スプリング19とからなり、
カバー3を開位置まで押圧することができるようになっ
ている。光電スイッチ18は、第2図に示すように、開放
プレート17がカバー3を開位置まで押圧したときONに
なる位置に配されている。また、緩衝用スプリング19
は、所定値以上の圧縮荷重により縮むようになってい
て、これにより、カバー3がロック部材4によってロッ
クされているときには、シリンダ16によって開放プレー
ト17を上方に移動させようとしても、開放プレート17が
カバー3に当接してカバー3から所定の反力を受けると
それ以上の上方移動は緩衝用スプリング19の圧縮作用に
より阻止されるため、カバー3を無理やり押圧して損壊
させてしまうような事態を未然に回避することができ
る。
位置検出手段13は、2組の光電スイッチ13aおよび13bか
らなり、カバー3が閉位置にあることを検出するように
なっている。すなわち、カバー3が閉位置にあるときに
は光電スイッチ13aがONでかつ光電スイック13bがOFFな
るが、カバー3が閉位置にないときには第2図に示すよ
うに両方ともOFFになり、またカバー3の組付忘れがあ
ったときには両方ともONになるようになっている。
らなり、カバー3が閉位置にあることを検出するように
なっている。すなわち、カバー3が閉位置にあるときに
は光電スイッチ13aがONでかつ光電スイック13bがOFFな
るが、カバー3が閉位置にないときには第2図に示すよ
うに両方ともOFFになり、またカバー3の組付忘れがあ
ったときには両方ともONになるようになっている。
上記磁気テープカセット検査装置10には、保持手段20が
付加されている。この保持手段20は、レバー21と、この
レバー21を支持する支持体22とからなり、レバー21の先
端部でカバー3を開位置に保持する保持位置と、この保
持を解除する解除位置とを取り得るように、カム駆動さ
れるようになっている。保持手段20によってカバー3を
開位置に保持することにより、カバー3の開閉機能の検
査を、磁気テープの巻取工程内において行うことができ
るようになっている。
付加されている。この保持手段20は、レバー21と、この
レバー21を支持する支持体22とからなり、レバー21の先
端部でカバー3を開位置に保持する保持位置と、この保
持を解除する解除位置とを取り得るように、カム駆動さ
れるようになっている。保持手段20によってカバー3を
開位置に保持することにより、カバー3の開閉機能の検
査を、磁気テープの巻取工程内において行うことができ
るようになっている。
次に本実施例による磁気テープカセット検査装置10の作
用について説明する。
用について説明する。
第1図に示すように、磁気テープカセット1が磁気テー
プカセット検査装置10に対して所定位置にセットされる
と、まず、ロック解除手段11が作動する。すなわち、シ
リンダ14により解除ピン15が一往復し、ロック部材4を
アンロック位置まで押圧した後この押圧を解除する。ロ
ック部材4およびこれをロック位置方向に付勢する第1
スプリングが正常に組み付けられていれば、上記押圧が
解除されたときロック部材4はロック位置に復帰する
が、ロック部材4あるいは第1スプリングの入れ忘れ、
誤組付等の不具合があれば、ロック部材4はロック位置
に復帰しないこととなる。
プカセット検査装置10に対して所定位置にセットされる
と、まず、ロック解除手段11が作動する。すなわち、シ
リンダ14により解除ピン15が一往復し、ロック部材4を
アンロック位置まで押圧した後この押圧を解除する。ロ
ック部材4およびこれをロック位置方向に付勢する第1
スプリングが正常に組み付けられていれば、上記押圧が
解除されたときロック部材4はロック位置に復帰する
が、ロック部材4あるいは第1スプリングの入れ忘れ、
誤組付等の不具合があれば、ロック部材4はロック位置
に復帰しないこととなる。
次に、開放手段12が作動する。すなわち、シリンダ16に
より開放プレート17が一往復し、カバー3を開位置方向
に押圧した後この押圧を解除する。開閉機能が正常であ
れば、カバー3はロック部材4により閉位置にロックさ
れているため押圧されても緩衝用スプリング19が圧縮変
形するのみでカバー3は移動しないが、ロック部材4あ
るいは第1スプリングに上記異常があれば、カバー3は
押圧により開位置方向に移動ため、第2図に示すよう
に、開放プレート17に近接した光電スイッチ18がONにな
った時点でロック部材4あるいは第1スプリングの異常
を検出することが可能となる。
より開放プレート17が一往復し、カバー3を開位置方向
に押圧した後この押圧を解除する。開閉機能が正常であ
れば、カバー3はロック部材4により閉位置にロックさ
れているため押圧されても緩衝用スプリング19が圧縮変
形するのみでカバー3は移動しないが、ロック部材4あ
るいは第1スプリングに上記異常があれば、カバー3は
押圧により開位置方向に移動ため、第2図に示すよう
に、開放プレート17に近接した光電スイッチ18がONにな
った時点でロック部材4あるいは第1スプリングの異常
を検出することが可能となる。
次に、ロック解除手段11および開放手段12が再び作動す
る。すなわち、ロック解除手段11によりロック部材4を
アンロック位置まで押圧し、この状態で開放手段12によ
りカバー3を開位置まで押圧した後カバー3に対する押
圧を解除する。このとき、ロック部材4がアンロック位
置にある状態でカバー3の開放動作がなされるため、第
1スプリングおよびロック部材4を除外した部分の開閉
機能が正常であれば、上記押圧が解除されたときカバー
3は閉位置に復帰するが、カバー3を閉位置方向に付勢
する第2スプリングの入れ忘れ、誤組付等のため開閉機
能が正常でなければ、カバー3は閉位置に復帰しないこ
ととなる。
る。すなわち、ロック解除手段11によりロック部材4を
アンロック位置まで押圧し、この状態で開放手段12によ
りカバー3を開位置まで押圧した後カバー3に対する押
圧を解除する。このとき、ロック部材4がアンロック位
置にある状態でカバー3の開放動作がなされるため、第
1スプリングおよびロック部材4を除外した部分の開閉
機能が正常であれば、上記押圧が解除されたときカバー
3は閉位置に復帰するが、カバー3を閉位置方向に付勢
する第2スプリングの入れ忘れ、誤組付等のため開閉機
能が正常でなければ、カバー3は閉位置に復帰しないこ
ととなる。
次に、位置検出手段13が動作して、カバー3が閉位置に
復帰したか否かを検出する。第2スプリングに上記異常
があれば、カバー3は閉位置に復帰していないので、カ
バー3による遮光のため光電スイッチ13aがOFFとなり、
この時点で異常を検出することが可能となる。なお、カ
バー3のカセット本体2への組付忘れ等があれば、光電
スイッチ13bはカバー3による遮光作用を受けることは
あり得ないのでONになり、これによりカバー3の異常を
も同時に検出することが可能となる。
復帰したか否かを検出する。第2スプリングに上記異常
があれば、カバー3は閉位置に復帰していないので、カ
バー3による遮光のため光電スイッチ13aがOFFとなり、
この時点で異常を検出することが可能となる。なお、カ
バー3のカセット本体2への組付忘れ等があれば、光電
スイッチ13bはカバー3による遮光作用を受けることは
あり得ないのでONになり、これによりカバー3の異常を
も同時に検出することが可能となる。
上記一連の動作によりカバー3の開閉機能の検査が完了
するわけであるが、この検査をテープ巻取工程内で行う
ことができるようにするため、保持手段20が作動するよ
うになっている。すなわち、開放手段12によりカバー3
が開位置まで押圧されたとき、保持手段20はカセット本
体2に接近してそのレバー21の先端部がカバー3の下側
に入り込み、開放手段12による押圧が解除された後もカ
バー3を開位置に保持するようになっている。このよう
にカバー3を開位置に保持した状態で所定のテープ巻取
動作を行った後、開放手段12の開放プレート17が第2図
に示す位置まで再び上昇し、その後保持手段20がカセッ
ト本体2から離れてカバー3に対する保持状態を解除
し、開放プレート17が下降してカバー3を閉位置まて静
かに回動させるようになっている。これにより、カバー
3を閉じる際、急激にカバー3を回動させることによっ
て生じる磁気テープ5の擦傷等を回避することができ
る。
するわけであるが、この検査をテープ巻取工程内で行う
ことができるようにするため、保持手段20が作動するよ
うになっている。すなわち、開放手段12によりカバー3
が開位置まで押圧されたとき、保持手段20はカセット本
体2に接近してそのレバー21の先端部がカバー3の下側
に入り込み、開放手段12による押圧が解除された後もカ
バー3を開位置に保持するようになっている。このよう
にカバー3を開位置に保持した状態で所定のテープ巻取
動作を行った後、開放手段12の開放プレート17が第2図
に示す位置まで再び上昇し、その後保持手段20がカセッ
ト本体2から離れてカバー3に対する保持状態を解除
し、開放プレート17が下降してカバー3を閉位置まて静
かに回動させるようになっている。これにより、カバー
3を閉じる際、急激にカバー3を回動させることによっ
て生じる磁気テープ5の擦傷等を回避することができ
る。
第3図は、磁気テープカセット検査装置10が組み込まれ
たテープ巻取装置30を示す平面図である。
たテープ巻取装置30を示す平面図である。
テープ巻取装置30は、リーダテープのみが巻き掛けられ
た1対のリールを内蔵する磁気テープカセット1を供給
する供給部31と、供給された磁気テープカセット1に、
原反ロール32から供給される磁気テープ5を巻き取る巻
取部33と、巻取りの完了した磁気テープカセット1を排
出する排出部34とからなり、磁気テープカセット検査装
置10は巻取部33に配されている。
た1対のリールを内蔵する磁気テープカセット1を供給
する供給部31と、供給された磁気テープカセット1に、
原反ロール32から供給される磁気テープ5を巻き取る巻
取部33と、巻取りの完了した磁気テープカセット1を排
出する排出部34とからなり、磁気テープカセット検査装
置10は巻取部33に配されている。
供給部31においては、コンベア35によって搬送されてき
た磁気テープカセット1を光電スイッチ36で検出すると
ストッパ37が上昇して該カセット1を制止するようにな
っている。制止されたカセット1のすぐ後ろのカセット
1はクランプ38によって待機させられるようになってい
る。そして、ストッパ37に制止された磁気テープカセッ
ト1は挿入シリンダ39によって巻取部33に供給されるよ
うになっている。
た磁気テープカセット1を光電スイッチ36で検出すると
ストッパ37が上昇して該カセット1を制止するようにな
っている。制止されたカセット1のすぐ後ろのカセット
1はクランプ38によって待機させられるようになってい
る。そして、ストッパ37に制止された磁気テープカセッ
ト1は挿入シリンダ39によって巻取部33に供給されるよ
うになっている。
巻取部33は、90°毎に間欠回転するインデックステーブ
ル40およびその周辺機器からなっている。インデックス
テーブル40には磁気テープカセット1を所定位置に位置
決めする4対の位置決め部材41が設けられていて、これ
ら位置決め部材41により磁気テープカセット1を保持し
てこれを90°間隔で配されたステーションA,B,C,
Dに順次一旦停止させることができるようになってい
る。そして、供給部31から挿入シリンダ39によって供給
される磁気テープカセット1はステーションAに停止し
た位置決め部材41にそのカセット本体2が挿入されて位
置決めされるようになっている。
ル40およびその周辺機器からなっている。インデックス
テーブル40には磁気テープカセット1を所定位置に位置
決めする4対の位置決め部材41が設けられていて、これ
ら位置決め部材41により磁気テープカセット1を保持し
てこれを90°間隔で配されたステーションA,B,C,
Dに順次一旦停止させることができるようになってい
る。そして、供給部31から挿入シリンダ39によって供給
される磁気テープカセット1はステーションAに停止し
た位置決め部材41にそのカセット本体2が挿入されて位
置決めされるようになっている。
ステーションAにおいては、磁気テープカセット1のカ
バー3を開放してこれをインデックステーブル40に設け
られた保持手段20により開位置に保持する動作がなされ
る。
バー3を開放してこれをインデックステーブル40に設け
られた保持手段20により開位置に保持する動作がなされ
る。
ステーションBにおいては、磁気テープカセット1のカ
セット本体2からリーダテープ6を引き出し、かつリー
ダテープ6を磁気テープ5と所定部位で接合することが
できるようにリーダテープ6を適当に巻き上げてセンタ
出しをする巻取準備動作がなされる。上記引出動作は、
第4図に示すように、インデックステーブル40に設けら
れた1対の引出レバー42が回動して、その先端部に設け
られたピン43でリーダテープ6を所定位置まで引き出す
ことによってなされ、また上記センタ出し動作は、リー
ル7の回転軸と係合するパルスモータ(図示せず)によ
ってなされるようになっている。
セット本体2からリーダテープ6を引き出し、かつリー
ダテープ6を磁気テープ5と所定部位で接合することが
できるようにリーダテープ6を適当に巻き上げてセンタ
出しをする巻取準備動作がなされる。上記引出動作は、
第4図に示すように、インデックステーブル40に設けら
れた1対の引出レバー42が回動して、その先端部に設け
られたピン43でリーダテープ6を所定位置まで引き出す
ことによってなされ、また上記センタ出し動作は、リー
ル7の回転軸と係合するパルスモータ(図示せず)によ
ってなされるようになっている。
ステーションCにおいては、引き出されたリーダテープ
6を切断して、その切断された一方のリーダテープ6の
端部と、原反ロール32から供給される磁気テープ5の端
部とを接合し、所定長の磁気テープ5を巻き取った後、
磁気テープ5を切断して、その端部を上記切断された他
方のリーダテープ6の端部に接合する一連の巻取動作が
なされる。上記切断および接合動作は、インデックステ
ーブル40の近傍に配された切断接合装置44によってなさ
れ、また磁気テープ5の巻取りは適当なドライブモータ
によってなされるが、これらについては、特開昭58-175
172号公報、特開昭61-254449号公報等に開示された公知
の方法によってなされるので詳細説明は省略する。
6を切断して、その切断された一方のリーダテープ6の
端部と、原反ロール32から供給される磁気テープ5の端
部とを接合し、所定長の磁気テープ5を巻き取った後、
磁気テープ5を切断して、その端部を上記切断された他
方のリーダテープ6の端部に接合する一連の巻取動作が
なされる。上記切断および接合動作は、インデックステ
ーブル40の近傍に配された切断接合装置44によってなさ
れ、また磁気テープ5の巻取りは適当なドライブモータ
によってなされるが、これらについては、特開昭58-175
172号公報、特開昭61-254449号公報等に開示された公知
の方法によってなされるので詳細説明は省略する。
ステーションDにおいては、引出レバー42によって引き
出されたリーダテープ6(および磁気テープ5)を巻き
取った後カバー3を遮蔽し、その後、排出部34を構成す
る排出シリンダ45により磁気テープカセット1をガイド
部材46に沿ってテープ巻取装置30から排出する動作がな
される。上記カバー3を遮蔽する際には、保持手段20を
カバー3から遠ざけて保持状態を解除する動作がなされ
る。
出されたリーダテープ6(および磁気テープ5)を巻き
取った後カバー3を遮蔽し、その後、排出部34を構成す
る排出シリンダ45により磁気テープカセット1をガイド
部材46に沿ってテープ巻取装置30から排出する動作がな
される。上記カバー3を遮蔽する際には、保持手段20を
カバー3から遠ざけて保持状態を解除する動作がなされ
る。
次に、テープ巻取装置30に組み込まれた磁気テープカセ
ット検査装置10について説明する。
ット検査装置10について説明する。
磁気テープカセット検査装置10が、第1図に示すように
ロック解除手段11、開放手段12および位置検出手段13を
備えてなることはすでに述べたとおりであるが、これら
各構成要素は、第3図における巻取部33に対して次のよ
うな位置に組み込まれている。すなわち、ロック解除手
段11はインデックステーブル40のステーションA近傍
に、開放手段12はインデックステーブル40のステーショ
ンAおよびD近傍に、位置検出手段13はインデックステ
ーブル40のステーションD近傍に、それぞれ配設されて
いる。各構成要素の作用はすでに述べたとおりである
が、第3図に示すテープ巻取装置30においては、カバー
3の開放動作と遮蔽動作が異なるステーションで行われ
るため、開放手段12が2箇所に設けられている。
ロック解除手段11、開放手段12および位置検出手段13を
備えてなることはすでに述べたとおりであるが、これら
各構成要素は、第3図における巻取部33に対して次のよ
うな位置に組み込まれている。すなわち、ロック解除手
段11はインデックステーブル40のステーションA近傍
に、開放手段12はインデックステーブル40のステーショ
ンAおよびD近傍に、位置検出手段13はインデックステ
ーブル40のステーションD近傍に、それぞれ配設されて
いる。各構成要素の作用はすでに述べたとおりである
が、第3図に示すテープ巻取装置30においては、カバー
3の開放動作と遮蔽動作が異なるステーションで行われ
るため、開放手段12が2箇所に設けられている。
上記実施例に示したロック解除手段11および開放手段12
は、共にシリンダ駆動により作動する構成のものである
が、これらはカム駆動等他の駆動手段により作動させる
ようにしてもよい。また、位置検出手段13についても、
光電スイッチ13a,13b以外の光学的手段、あるいは機械
的、磁気的、電気的手段等を採用するようにしてもよ
い。
は、共にシリンダ駆動により作動する構成のものである
が、これらはカム駆動等他の駆動手段により作動させる
ようにしてもよい。また、位置検出手段13についても、
光電スイッチ13a,13b以外の光学的手段、あるいは機械
的、磁気的、電気的手段等を採用するようにしてもよ
い。
なお、テープ巻取装置として、第3図に示すような、イ
ンデックステーブル40を用いたテープ巻取装置30を採用
することにより、テープ巻取工程における磁気テープ5
の巻取動作およびその前後の動作を分割して同時に行う
ことが可能となるので、テープ巻取工程のサイクルタイ
ムの短縮を図ることができる。そして、このテープ巻取
装置30に磁気テープカセット検査装置10を組み込むこと
により、テープ巻取工程とは別に検査工程を独立して設
ける必要がなく、テープ巻取工程において磁気テープカ
セット1のカバー3の開閉機能の検査をも同時に行うこ
とができる。
ンデックステーブル40を用いたテープ巻取装置30を採用
することにより、テープ巻取工程における磁気テープ5
の巻取動作およびその前後の動作を分割して同時に行う
ことが可能となるので、テープ巻取工程のサイクルタイ
ムの短縮を図ることができる。そして、このテープ巻取
装置30に磁気テープカセット検査装置10を組み込むこと
により、テープ巻取工程とは別に検査工程を独立して設
ける必要がなく、テープ巻取工程において磁気テープカ
セット1のカバー3の開閉機能の検査をも同時に行うこ
とができる。
もっとも、本実施例による磁気テープカセット検査装置
10は、テープ巻取装置30とは別に独立して設けるように
してもよいことはもちろんであり、この場合にもカバー
3の開閉機能の検査を自動的に行うことができ、検査効
率の向上を図ることができる。
10は、テープ巻取装置30とは別に独立して設けるように
してもよいことはもちろんであり、この場合にもカバー
3の開閉機能の検査を自動的に行うことができ、検査効
率の向上を図ることができる。
第1図は本発明による磁気テープカセット検査装置の一
例を示す斜視図、 第2図は該装置の作用を示す第1図と同様の図、 第3図は該装置が組み込まれたテープ巻取装置を示す平
面図、 第4図は該テープ巻取装置の一部を構成する引出レバー
の作用を示す斜視図である。 1…磁気テープカセット 2…カセット本体、3…カバー 4…ロック部材、11…ロック解除手段 12…開放手段、13…位置検出手段
例を示す斜視図、 第2図は該装置の作用を示す第1図と同様の図、 第3図は該装置が組み込まれたテープ巻取装置を示す平
面図、 第4図は該テープ巻取装置の一部を構成する引出レバー
の作用を示す斜視図である。 1…磁気テープカセット 2…カセット本体、3…カバー 4…ロック部材、11…ロック解除手段 12…開放手段、13…位置検出手段
Claims (2)
- 【請求項1】開位置と閉位置とを取り得るようにカセッ
ト本体に支持され、かつ前記閉位置方向にスプリング付
勢されたカバーと、このカバーが前記閉位置にあるとき
該カバーと係合して該カバーを前記閉位置にロックする
ロック位置と、この係合を解除するアンロック位置とを
取り得るように前記カセット本体に支持され、かつ前記
ロック位置方向にスプリング付勢されたロック部材とを
備えてなる磁気テープカセットの前記カバーの開閉機能
を検査する方法であって、 前記ロック部材を前記アンロック位置まで押圧した後こ
の押圧を解除し、次に、前記カバーを前記開位置方向に
押圧した後この押圧を解除し、次に、前記ロック部材を
前記アンロック位置まで押圧し、この状態で前記カバー
を前記開位置まで押圧した後このカバーに対する押圧を
解除し、次に、前記カバーが前記閉位置に復帰したか否
かを検出するようにしたことを特徴とする磁気テープカ
セット検査方法。 - 【請求項2】開位置と閉位置とを取り得るようにカセッ
ト本体に支持され、かつ前記閉位置方向にスプリング付
勢されたカバーと、前記閉位置にある前記カバーと係合
して該カバーを前記閉位置にロックするロック位置とこ
の係合を解除するアンロック位置とを取り得るように前
記カセット本体に支持され、かつ前記ロック位置方向に
スプリング付勢されたロック部材とを備えてなる磁気テ
ープカセットの前記カバーの開閉機能を検査する装置で
あって、 前記ロック部材を前記アンロック位置まで押圧するロッ
ク解除手段と、前記カバーを前記開位置まで押圧する開
放手段と、前記カバーの位置を検出する位置検出手段と
を備えてなることを特徴とする磁気テープカセット検査
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62164688A JPH0656707B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 磁気テ−プカセット検査方法および装置 |
US07/212,380 US4899245A (en) | 1987-07-01 | 1988-06-27 | Method of checking magnetic tape cassette lid opening operation |
DE3822306A DE3822306A1 (de) | 1987-07-01 | 1988-07-01 | Verfahren und einrichtung zur pruefung einer magnetbandkassette |
US07/398,551 US4947277A (en) | 1987-07-01 | 1989-08-25 | System for checking the opening and closing function of cassette cover |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62164688A JPH0656707B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 磁気テ−プカセット検査方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6410480A JPS6410480A (en) | 1989-01-13 |
JPH0656707B2 true JPH0656707B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=15797965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62164688A Expired - Fee Related JPH0656707B2 (ja) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | 磁気テ−プカセット検査方法および装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4899245A (ja) |
JP (1) | JPH0656707B2 (ja) |
DE (1) | DE3822306A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2527370B2 (ja) * | 1989-08-22 | 1996-08-21 | 富士写真フイルム株式会社 | カセット機能検査装置 |
IT1249241B (it) * | 1991-02-22 | 1995-02-21 | Tapematic Spa | Dispositivo per l'apertura di un elemento di protezione di una cassetta a nastro |
JPH05182408A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-23 | Otari Kk | 巻き取り装置及び巻き取り組立体 |
US5836006A (en) * | 1993-03-19 | 1998-11-10 | Tecmar Technologies, Inc. | Apparatus for identifying a mis-oriented tape cassette in a loader mechanism |
EP2103934B1 (de) * | 2008-03-20 | 2019-04-17 | F. Hoffmann-La Roche AG | Verfahren zum Herstellen einer diagnostischen Bandeinheit |
CN112915402A (zh) * | 2019-12-06 | 2021-06-08 | 医科达(北京)医疗器械有限公司 | 用于放射治疗设备的盖 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544844A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-13 | Osaka Transformer Co Ltd | Method of nonconsumable electrode arc welding |
JPS5946071B2 (ja) * | 1982-04-07 | 1984-11-10 | 小谷電機株式会社 | 磁気テ−プ巻き込み装置 |
JPS60151865A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツト装着装置 |
JPS60151866A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツト装着装置 |
JPS61254449A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-12 | Otani Denki Kk | テ−プ巻き取り装置 |
JP2544345B2 (ja) * | 1986-04-09 | 1996-10-16 | 株式会社日立製作所 | カセツト装着装置 |
JPS63214954A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-07 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1987
- 1987-07-01 JP JP62164688A patent/JPH0656707B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-06-27 US US07/212,380 patent/US4899245A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-01 DE DE3822306A patent/DE3822306A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-08-25 US US07/398,551 patent/US4947277A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4947277A (en) | 1990-08-07 |
DE3822306A1 (de) | 1989-01-12 |
JPS6410480A (en) | 1989-01-13 |
US4899245A (en) | 1990-02-06 |
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