JPS63214956A - カセツト着脱装置ロツク解除機構 - Google Patents

カセツト着脱装置ロツク解除機構

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Publication number
JPS63214956A
JPS63214956A JP62047582A JP4758287A JPS63214956A JP S63214956 A JPS63214956 A JP S63214956A JP 62047582 A JP62047582 A JP 62047582A JP 4758287 A JP4758287 A JP 4758287A JP S63214956 A JPS63214956 A JP S63214956A
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JP
Japan
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chassis
lock
cassette
sub
pin
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Pending
Application number
JP62047582A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Fujimori
晋也 藤森
Nobuyuki Kaku
信行 賀来
Takashi Sasaki
孝 佐々木
Yoshihiro Fukagawa
芳弘 深川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63214956A publication Critical patent/JPS63214956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置のカセット着脱装置に係り、
特に装置の部品点数を削減し、誤動作を防止するのに好
適な、カセット着脱装置のロック解除に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭59−221861号公報に記載
のように、カセット着脱装置を所定の位置にロックして
いるロック部材をロックが解除される方向に移動させる
ために、ロック部材とロック解除のための駆動源との間
を、スライダもしくはアーム等の中間部材で連結して動
作を伝える機構となっていた。また、誤動作防止機構等
が必要であった。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、ロック解除動作を行なわせるための駆
動源とロック部材とを連結するために、複数の中間部材
を必要とし、さらに誤動作防止機構を必要とするため部
品点数の削減に限界があり、また、動作が複雑になり、
メカニズムの信頼性が低下するなどの問題点があった。
本発明の目的は、カセット開口部とシリンダとをオーバ
ラップさせるローディング方式のVTRにおいて、部品
点数が少なく、動作が簡素で確実なカセット着脱装置ロ
ック解除機構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、カセット着脱装置を所定の位置で保持する
機構(以下、ロック機構と称す)を、カセット着脱装置
を搭載したサブシャーシ上に設けるとともに、シリンダ
を搭載したメインシャーシ上の所定の位置にロック解除
用のピン(シャフト)を植立し、ピンがロックを解除す
る方向にサブシャーシをアンローディングスライドさせ
ることにより、達成される。
〔作用〕 テープのアンローディング動作により、カセット着脱装
置を搭載したサブシャーシは、カセットをシリンダから
離す方向に移動する。サブシャーシ上に設けられたロッ
ク機構は、サブシャーシと一緒に移動し、アンローディ
ング完了時にはメインシャーシ上に植立された前記ピン
と係合する。
この状態からさらにサブシャーシが上記と同方向に所定
の距離移動すると、ロック状態にあるロック機構部材は
、係合しているメインシャーシ上のピンに押されるかた
ちとなり、ロック解除状態に至るまで回動する。このた
め、カセットを保持しているカセット着脱装置はロック
が解除され、シャーシから離れる方向へ移動する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
なお、図面は本発明のカセット着脱装置ロック解除機構
を、ビデオカメラとVTRデツキとが一体となった8ミ
リVTRに適用した場合の例を示している。
第2図は本発明の実施例による装置全体の斜視図である
。装置は撮影用レンズ1、その後の撮影部2、VTRデ
ツキ部3から成る。4は装置側面に取り付けられた撮影
用のビューファインダであり、5は録音用のマイクであ
る。
6は、カセット着脱装置であり、テープ走行時にはテー
プカセット7を所定の位置で保持し、さらにテープカセ
ット7を取り出す際には、図に示した矢印Aの方向へテ
ープカセット7を移動させる。10はカセット着脱装置
6の外側に取り付けられた外装である。
11はカセット着脱装置6.リール台8,9を搭載した
ザブシャーシである。テープカセット7をカセット着脱
装置6に挿入して、矢印Bの方向へ押し込むと、カセッ
ト着脱装置6はロック機構によってサブシャーシ11上
の所定の位置に保持される0本実施例の装置では、カセ
ット着脱装置6がロック機構によって保持された後、テ
ープローディングの際に、テープカセット7をシリンダ
に近付ける方向に、カセット着脱装置6を搭載したサブ
シャーシ11が移動する。12はサブシャーシ11に取
り付けられた外装である。外装工2の両端は、サブシャ
ーシ11がシリンダの方向へ移動してローディングが完
了した状態では、VTRデツキ部の外装工3の切欠部1
4にはまり込む。
次に本実施例の装置におけるローディング機構を第3図
、第4図によって説明する。第3図で、テープカセット
7(一点鎖線で表示)はカセット着脱装置によりサブシ
ャーシ11上の所定の位置に保持されている。この際、
テープカセット7の位置は、テープカセット7に設けら
れた位置決め用の穴と、サブシャーシ11に固定された
カムプレート15及びプレート16に植立された位置決
めピン17.18とを係合させることによって決定する
。テープカセット7が所定の位置で保持された後、ロー
ディングリング22はローディングモータ23に駆動さ
れて回動する。ローディングリング22に回動自在に取
り付けられた連結板(図示せず)を介してローディング
リング22に連結されたガイドローラ24.25は、ガ
イドロ−ラ案内部材26に案内されて移動し、磁気テー
プ21をシリンダ27に巻き付けていく、これと同時に
サブシャーシ11は図の矢印の方向へ移動する。(サブ
シャーシの移動機構は後に詳述する。
)この際、サブシャーシ11はメインシャーシ28に植
立されたシャフト29,30.31とサブシャーシ11
に設けた長穴32,33,34とを係合させることによ
り、長穴32,33,34を案内として移動する。サブ
シャーシ11の移動と連動して引き出しピン19及びガ
イドローラ20がテープカセット7から磁気テープ21
を引き出す。
第4図はローディングが完了した状態のローディング機
構部の平面図である。この状態で録画、再生が可能とな
る。ガイドローラ24.25はそれぞれガイドローラ保
持部材35.36によって所定の位置に保持されている
。磁気テープ21は、ガイドローラ24.37及び傾斜
ピン38によってシリンダ27に巻き付けられ、ピンチ
ローラ39によってキャプスタン40に圧着され、キャ
プスタン40の回転により走行する。
本実施例では、サブシャーシ11を第3図の矢印の方向
へ移動させる機構を有しており、この移動によってテー
プカセット7の諸口部とシリンダ27とがオーバラップ
するので、装置は大幅)こ小形化される。
次にカセット着脱装置!6に関して第5図から第7図に
よって説明する。サブシャーシ11は所定の位置にリー
ル台8,9を搭載している。41゜42はサブシャーシ
11の側面の折り曲げ部である。43.44はそれぞれ
側面41.42に設けられた案内用の長穴である。また
32,33.34はサブシャーシが移動する際に、メイ
ンシャーシ28に植立されたシャフト29,30.31
と係合する案内用の長穴である。
45はカセットステージである。カセットステージ45
は底面46と、側面47.48とから成り、53.54
はそれぞれ側面49.50に設けられた案内用の長穴で
ある。側面47.48の上端には、両側面47と48と
を継ぐように補強板55.56が取り付けられている。
57.58はリール台8,9に対する逃げ穴である。
カセットステージ45はリング59.60及び61.6
2によってサブシャーシ11に取り付けられている。リ
ンク59.60の一端の支点63゜64にはピンが植立
され、カセットステージ45の側面51,52に回動自
在に取り付けられている。また、他端の支点65.66
にもピンが植立され、サブシャーシ11の側面41,4
2に設けられた案内用の長穴43,44に移動自在に係
合している。リンク61,62の支点67,68はカセ
ット収納部45の側面49,50に設けられた案内用の
長穴53,54に移動自在に係合している。リンク61
.62の他の支点69.70は同期シャフト71に圧入
されている。同期シャフト71はサブシャーシ11の側
面41,42よりもやや中央寄りの位置に、サブシャー
シ11の面と垂直に立ち上げられた側面72,73に、
回動自在に支持されている。リンク61.62は同期シ
ャフト71によって連結されているので左右の同期が取
れる。また、リンク59とリンク61、及びリンク60
と62とは、それぞれのほぼ中央の位置でピン74,7
5により回動自在に連結されている。76.77はねじ
りばねであり、第6図で支点69を中心に時計方向に、
つまりカセット収納部45がサブシャーシ11から離れ
る方向に、リンク61.62を付勢している。
第5図でカセットステージ45の手前の口から、つまり
第6図の右方から、テープカセット7をカセットステー
ジ45に挿入してカセットステージ45をサブシャーシ
11の方向にねじりばね76゜77に逆って押し込むと
、リンク59,60の支点65,66及びリンク61,
62の支点67゜68はそれぞれ案内用の長穴43,4
4及び53゜54を案内として移動し、支点63,64
及び69.70は各支点を中心に回動する。このため。
リンク59とリンク61、及びリンク6oと62とは、
相方のリンクをそれぞれの中心付近で連結しているピン
74.75を支点として回動し、折りたたまれるように
なり、カセット収納部45はサブシャーシ11に近付く
方向へ、サブシャーシ11とほぼ垂直に移動する。
テープカセット7は、テープカセット7の底面80に設
けられた位置決め用の穴に位置決めピン17.18が挿
入され、また、サブシャーシ11からの高さを決める高
さ決めピン81.82がテープカセット7の底面に設け
られた基準面に接触することにより位置が決定される。
83.84はテープカセット7を位置決めピン15.1
6及び高さ決めピン81.82に圧着するための板バネ
である。板バネ83.84はカセットステージ45の側
面47.48から内側に立ち上がった取付部85.86
に取り付けられている。
78は、カセット着脱装置ロック機構である。
ロック機構78は、第5図に示す位置、つまり第4図の
左下端よりやや上方の位置にある。テープカセット7を
挿入した後第5図の位置からサブシャーシ11の方向に
押し込まれたカセットステージ45はロック機構78に
よって所定の位置で保持される。第7図はこのときの状
態を示す、79はカセットステージ45の底面46の所
定の位置に、ロック機構78の方向に向けて取り付けら
れた、カセット着脱装置ff6のロック用フックである
次にカセット着脱装置のロック機構78について第8図
、第9図によって説明する。ロック機構78は第5図に
示す位置に設けられている。87はロック用フック79
と係合するコロである。
88及び89はロック部材であり、コロ87の中心に設
けた穴9oにシャフト(図示せず)を通し。
シャフトの両端をロック部材88.89の上方に設けた
穴92,93に圧入することにより、コロ87をロック
部材88.89ではさむように回動自在に支持する。ま
た、94.95はロック部材88.89の下方に設けた
ロック部材支持用の穴であり、96はロック部材88.
89の下方の部分の双方の距離を一定に保つためのスペ
ーサである。97はロック部材89を、第9図において
ピン98を中心に1時計方向に付勢しているばねである
。ピン98をばね97、ロック部材89の穴95、スペ
ーサ96、ロック部材88の穴94の順に通して、サブ
シャーシ11のシリンダ27に向かって左側の側面41
の所定の位置に植立することにより、ロック部材88.
89はサブシャーシ11の側面41に回動自在に支持さ
れる。
99は後述するように、99の端面104と、ロック部
材88の立ち上げ部103とが係合することによりロッ
ク部材88.89の回動を支持する部材(以下、ロック
支持部材と称す)であり、100はロック支持部材支持
用の穴である。また。
101はロック支持部材99を第9図においてピン10
2を中心に反時計方向に付勢するためのばねである。ば
ね101、ロック支持部材99も、ピン102によりサ
ブシャーシ11の側面41に回動自在に支持される。
カセット収納部45がサブシャーシ11から離れる方向
に上昇しているとき、ロック部材88゜89及びロック
支持部材99は第9図(σ)に示すような状態にある。
コロ87を支持しているロック部材88.89はばね9
7によって、ピン98を中心に時計方向に付勢されてい
る。また、ロック支持部材99はばね101によって、
ピン102を中心に反時計方向に付勢されている。ロッ
ク支持部材99は第9図(σ)の位置からさらに反時計
方向に回動する方向に付勢されているが、サブシャーシ
11の側面41に植立されたプレート105とロック支
持プレート99の端面106とが係合しているため第9
図(σ)の位置で静止している。ロック部材88.89
は第9図(σ)の位置からさらに時計方向に回動するよ
うに付勢されているが、ロック部材88の上方部から垂
直に立ち上がった立ち上げ部103と、ロック支持部材
99の端面104とが係合しているため、第9図(σ)
に示した位置で静止している。
カセット収納部45をサブシャーシ11の方向に押し込
むと、カセット収納部45の底面46の所定の位置に取
り付けられたロック用フック79がロック機構78に接
近してくる。やがてロック用フック79が第9図(σ)
の点線で示した位置に達すると、ロック用フック79の
端面107がコロ87と接し、また、ロック用フック7
9の先端部の端面108はロック支持部材99から垂直
に立ち上がった立ち上げ部109と接する。カセット収
納部45をさらに押し込むと、コロ87が端面107に
押されるため、ロック部材88゜89はピン98を中心
に反時計方向に回動し始める。同時に、ロック支持部材
99は、立ち上げ部109が端面108に押されるため
、ピン102を中心に時計方向へ回動する。さらにカセ
ット収納部45を押し込むとコロ87はロック用フック
79の雛型の部分の先端110を乗り越える。ところが
、ロック支持部材99は前述の時計方向への回動を続け
ており、ロック部材88の立ち上げ部103とロック支
持部材99の切欠部端面104とが係合しない位置まで
回動している。このためロック部材88.89は第9図
(σ)の位置からさらに時計方向へ回動し、第9図(b
)に示す位置に達する。カセット収納部45はリンク5
9.60及びリンク61.62を介して、バネ76.7
7によってサブシャーシ11から離れる方向に付勢され
ているためロック用フック79は第9図(b)で上方へ
付勢されているが、鍵部端面111とコロ87とが係合
しているため、図の位置で支持される。これによりカセ
ット着脱装置6はロック状態となる。また、ロック部材
88゜89が第9図(b)の位置まで回動したこと1こ
より、第9図(σ)では開放状態にあったカセット着脱
装W16のロック検知スイッチ112は、係合部材11
3がロック部材89のアーム114の先端から垂直に立
ち上がった立ち上げ部115によって押し込まれ、第9
図(b)に示すように通電状態になる。これによりカセ
ット着脱装置6のロック状態が検知される。
また、カセット着脱装置6のロックを解除する場合は、
後述するように1本発明の機構にょリアシロ−ディング
時のサブシャーシの動きを利用して、メインシャーシ上
に植立したピンによって第9図(b)の位置にあるロッ
ク部材88.89に反時計方向に回動する力を加える。
ロック部材88.89は反時計方向に回動し、やがてコ
ロ87がロック用フックの鍵部先端110を乗り越える
位置よりもさらに反時計方向に回動し続けるため、カセ
ット着脱装置6のロックは解除される。
サブシャーシ11と離れる方向に付勢されているカセッ
ト収納部45はロックが解除されて上昇する。このため
カセット収納部45の底面46に取り付けられたロック
用フック79は第9図(σ)の上方向へ移動する。バネ
101により反時計方向に付勢されたロック支持部材9
9は立ち上げ部109をロック用フック79の端面10
8に押し込まれて、第9図(b)に示す位置にあったが
、ロック用フック79が上昇することにより、反時計方
向へ回動する。カセット収納部45が上昇した後、ロッ
ク部材88.89を反時計方向へ回動させるために加え
た力を除去すると、ロック部材88.89はバネ97に
よって時計方向に付勢されているため、ピン98を中心
に時計方向へ回動し始める。しかし第9図(σ)に示す
位置まで時計方向に回動するとロック部材88の立ち上
げ部103と、ロック支持部材99の切欠部端面104
とが係合するため、ロック部材88.89はそれ以上回
動せず、第9図(σ)の状態で静止する。この状態でロ
ック検知スイッチ112は開放となり、カセット収納部
45が上昇していることを検知し、また、ロック機構7
8は次にカセット収納部45がサブシャーシ11の方向
に押し込まれてロック動作を行なうための待機状態とな
っている。
次に本実施例によるサブシャーシ移動機構を第10図に
よって説明する。第10図(σ)はローディングが完了
したときのメインシャーシ28とサブシャーシ11及び
サブシャーシ移動機構116の状態を示している。つま
り第4図の状態を示しており、この状態で装置は録画・
再生が可能となる。117はローディングリング22を
介してローディングモータ23によって駆動される減速
系ギヤ列である。ギヤ118にはアーム119があり、
その先端にはアーム119と垂直にピン120が植立さ
れている。ピン120はカムプレート15に設けられた
カム穴121と係合している。
アンローディングの際、ローディングリング22はロー
ディングモータ23に駆動されて反時計方向へ回動する
。するとギヤ118も、ローディングリング21と連結
している減速系ギヤ列117を介して反時計方向へ回動
する。ギヤ118のアーム119に植立されたピン12
0も、反時計方向に回動するが、同時にカム面122を
下方向へ押す、このためサブシャーシ11はカムプレー
ト15を介して図の下方向への力を受ける。
サブシャーシ11上に設けた案内用長穴32゜33.3
4とメインシャーシ28に植立したシャフト29,30
.31とが係合しているので、サブシャーシ11は長穴
32,33,34を案内として、第10図(a)の矢印
の方向へ移動する。
第10図(b)はサブシャーシ11がアンローディング
完了の位置、つまり第3図の位置まで移動し終えた状態
を示している。ギヤ118は第10図(σ)の位置から
第10図(b)に示す位置まで回動している。
サブシャーシ11が移動を完了しても、ローディングリ
ング22と連結されたガイドローラ24゜25等の磁気
テープ案内部材はカセット開口部内の所定の位置まで戻
り切っていない。このためローディングリング22は第
10図(b)の状態からさらに反時計方向へ回動を続け
、ギヤ118も反時計方向へ回動する。ところがカム穴
121のカム面123及び124は、第10図(b)の
状態で回動中心125のギヤ118と同心円となるよう
に設けられている。このためピン120がカムプレート
15のカム面を図の下方向へ押す力は加わらず、ピン1
20は第10図(b)の位置から第10図(c)の位置
までから回すする。第10図(c)の状態でガイドロー
ラ19.20等の磁気テープ案内部材は、テープカセッ
ト7の開口部内の所定の位置まで帰還し、第4図に示す
状態となる。つまりこの状態で、アンローディングは完
了する。
第10図(d)はイジェクト状態を示す。アンローディ
ングが完了した第10図(c)の状態から、後述するロ
ック解除動作を行なわせるために、ギヤ118はローデ
ィングモータ23によってローディングリング22.ギ
ヤ列117を介して第10図(Q)の位置からさらに第
10図(d)の位置まで反時計方向に回動し、この際、
ピン120はカム穴121のカム面126に、図の下方
向に押す力を加えるので、サブシャーシ11は第10図
(c)の位置から第10図(d)の位置まで移動する。
この動作によって後述するメインシャーシ28上のピン
が、第9図(b)の位置にあるロック部材88.89に
、反時計方向に回動する力を加え、カセット着脱装置6
のロックが解除する。このためカセット収納部45はサ
ブシャーシ11から離れる方向に上昇する。ロックが解
除され、ロック検知スイッチ112が開放状態になった
らローディングリング22の反時計方向への回動を止め
て1時計方向に回動させる。すると、ギヤ118も時計
方向に回動し、ピン120がカム面127を図の上方向
へ押すためサブシャーシ11は第10図(d)の位置か
ら、シリンダ27の方向へ戻り始める。サブシャーシ1
1が第10図(Q)の位置まで戻ったときに、メインシ
ャーシ28面上、ローディングリング22の裏側に設け
られたモード検知機構(図示せず)によってローディン
グリング22の回動位置を検知して、ローディングリン
グ22の時計方向の回転を停止させる。このため、サブ
シャーシ11は第10図(Q)の状態で静止する。
さらに、ローディングの際には1以上に記したアンロー
ディングの動作と反対の動作を行う、第10図(c)の
状態でカセット着脱装置6がロックされると、ローディ
ングリング22はローディングモータ23に駆動されて
時計方向へ回動する。
ギヤ118もギヤ列117を介して時計方向へ回動する
。第10図(C)の状態から第10図(b)の状態まで
はギヤ118はカム面に力を加えず時計方向にから回す
し、サブシャーシ11は移動しない、この間にガイドロ
ーラ24.25等の磁気テープ案内部材は磁気テープ2
1を引き出しシリンダ27に巻き付は始める。第10図
(b)の状態から第10図(σ)の状態に致るまでにギ
ャ117はさらに時計方向に回動する。この際、ピン1
20はカム穴121に沿って図の左から右方向へ移動す
ると同時にカム面128を図の上方向に向って押す、こ
のためサブシャーシ11はシリンダ27の方向へ移動し
、第10図(a)に示すローディング完了状態に敗る。
次に、本発明の実施例によるカセット着脱装置ロック解
除機構について第1図、第11図によって説明する。第
1図はカセット着脱装置6のロック機構78を第10図
の左方向から見た側面図である。また、第11図は、第
1図の各状態でのロック機構78を、サブシャーシ11
垂直上方向から見た平面図である。
第1図(σ)はカセット着脱装置6がロックされ、ロー
ディングが完了した状態、つまり第10図(σ)の状態
でのザブシャーシ11.メインシャーシ28、及びロッ
ク機構78の様子を示した側面図である。また、第11
図(σ)は第1図(σ)の状態を示す平面図である。第
1図(σ)において、ロック機構78はロック状態にあ
り。
カセット着脱装置6を搭載したサブシャーシ11は移動
可能な範囲内で、最もシリンダ27に接近した位置にあ
る。第10図に示したようにメインシャーシ28の1図
の左下の部分に切欠部129を設ける。ロック機構78
は、第1図(σ)の状態では二の切欠部129の位置に
収納されている。
130はメインシャーシ28の切欠部129の側面13
1の所定の位置に垂直に植立されたロック解除用のピン
である。また、第11図(σ)は第1図(σ)の状態を
示す平面図である。28はメインシャーシ、129はメ
インシャーシの切欠部でここにロック機構78が収納さ
れている。41はサブシャーシ11の側面であり98,
102は側面41に植立されたピンである。ピン98は
ロック部材88.89を支持しており、ピン102はロ
ック支持部材99を支持している。97゜101はそれ
ぞれロック部材89、ロック支持部材99を付勢するバ
ネである。103はロック支持部材99と係合する。ロ
ック部材88の立ち上げ部である。83はロック支持部
材99の立ち上げ部であり、114はロック部材89の
アーム115はアーム114の先端に設けられた立ち上
げ部である。第11図(y)はローディング状態でのロ
ック機構78の平面図であり、ロック解除用のピン13
0とロック解除用にロック部材89に設けられた立ち上
げ部132とは、図に示すように離れた位置にある。
アンローディングの際にはカセット着脱装置6及びロッ
ク機構78を搭載したサブシャーシ11は第1図(σ)
及び第11図(σ)の位置から図の矢印の方向へ移動す
る。第1図(b)及び第11図(b)はロック解除直前
の状態、つまり第10図(b)から第10図(c)の状
態を示す。
このとき、ロック解除用のピン130と、ロック部材6
4から垂直に立ち上がった立ち上げ部132とは図に示
すように接触している。
サブシャーシ11が第1図(b)及び第11図(b)の
位置からさらに図の矢印の方向へ移動すると、サブシャ
ーシ11の側面35に取り付けられたロック機構78も
第1図(b)及び第11図(b)の位置から矢印の方向
へ移動しようとする。
ところが、ロック解除用ピン130とロック部材89の
立ち上げ部132とが係合しているために。
ロック部材88.89には、反時計方向に回動させる力
が加わる。ピン98はサブシャーシ11と一緒に矢印方
向へ移動するが、ロック部材88゜89はピン98を中
心に反時計方向へ回動する。
このためサブシャーシ11が所定の距離を移動するとロ
ック機構78は第9図に関して記述した動作に従ってロ
ックが解除される。第1図(Q)及び第11図(c)は
このときのロック機構78の様子を示している。ロック
検知スイッチは、このとき開放状態となる。
第1図(d)及び第11図(d)はロック機構78のロ
ックが解除されてカセット収納部45が上昇した後にサ
ブシャーシ11が第1図(b)及び第11図(b)の位
置まで戻った状態を示す。
ロック解除用のピン130とロック部材89の立ち上げ
部132とはこのとき図に示す位置関係にあり、接触し
ていない。ロック機構78は再びカセット収納部45が
サブシャーシ11の方向に押し込まれて、ロック動作を
行なうための待機状態となる。
本実施例によれば、サブシャーシ11の移動動作にロッ
ク解除のためのモードを設けることにより、メインシャ
ーシ28に植立されたピン130によってロック機構7
8のロックを解除するので、部品点数が削減出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カセット着脱装置のロック解除におい
て、ロック解除用の駆動源とロック部材とを継ぐ中間部
材を必要としないので1部品点数が削減出来る。また、
ロック解除用のピンが、サブシャーシの移動により、テ
ープ走行中はロック機構から離れるので、誤動作が防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置全体を示す斜視図、第
2図、第3図はそれぞれデツキ部の平面図、第4図はカ
セット着脱装置斜視図、第5図。 第6図はそれぞれカセット着脱装置儂面図、第7図はロ
ック機構部斜視図、第8図はロック機構部側面図、第9
図はサブシャーシ移動機構平面図、第10図はロック解
除機構側面図、第11図はロック解除機構平面図である
。 6・・・カセット着脱装置、28・・・メインシャーシ
。 11・・・サブシャーシ、15・・・カムプレート、2
2・・・ローディングリング、23・・・ローディング
モータ、55・・・ロック機構、88.89・・・ロッ
ク部材。 99・・・ロック支持部材、116・・・減速系ギヤ列
。 117・・・ギヤ、119・・・カム係合ピン、120
・・・カム穴、130・・・ロック解除用ピン、132
・・・ロック解除用立ち上げ部。 (’゛、r)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリンダ(27)を搭載したメインシャーシ(28
    )と、テープカセット(7)を収納するためのカセット
    着脱装置(6)を搭載したサブシャーシ(11)と、該
    サブシャーシ(11)を録画・再生時における所定の位
    置とイジェクト時における所定の位置との間で前記メイ
    ンシャーシ(28)上を移動させ、かつ前記各位置でサ
    ブシャーシ(11)を保持するためのサブシャーシ移動
    機構と、前記カセット着脱装置(6)をサブシャーシ(
    11)上で所定の位置に保持するためのロック機構(7
    8)とを有して成る磁気記録再生装置において、前記メ
    インシャーシ(28)上にピン(130)を植立してお
    くと共に、前記サブシャーシ(11)がアンローディン
    グの移動を完了したとき、該サブシャーシ(11)上に
    設けた前記ロック機構(78)のロック部材(89、1
    32)をメインシャーシ(28)上の前記ピン(130
    )と当接させてロックを解除するようにしたことを特徴
    とするカセット着脱装置ロック解除機構。
JP62047582A 1987-03-04 1987-03-04 カセツト着脱装置ロツク解除機構 Pending JPS63214956A (ja)

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